JP2015006225A - 脱臭機 - Google Patents

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克弘 大野
Katsuhiro Ono
克弘 大野
喜内 一彰
Kazuaki Kinai
一彰 喜内
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Abstract

【課題】放熱板にヒータから離れた部分があっても、触媒フィルタへの放熱を確保し、触媒フィルタへの放熱に寄与しない放熱板の周縁部への伝熱を抑えて、触媒フィルタの加熱効率を高める脱臭機を提供すること。
【解決手段】放熱板351は、ヒータ352が当接されヒータ352から加わる熱を放熱板351全体に伝熱する伝熱促進部351aと、伝熱促進部351aと連続的に形成され触媒フィルタ33に対向する触媒フィルタ対向部351bと、触媒フィルタ対向部351bから連続的に延長される延長部351cとを備え、触媒フィルタ対向部351bは、空気の通風を確保する複数の通風孔351dを有し、延長部351cは、ヒータ352から伝熱促進部351aを介して放熱板351の周縁部351eへの伝熱を抑止する複数の伝熱抑止孔351fを有し、延長部351cには、伝熱抑止孔351fを閉塞し通風を遮断する遮風材37を当接させた。
【選択図】図4

Description

本発明は、加熱再生型の触媒フィルタを用いて空気を脱臭する脱臭機に関する。
従来、室内などの閉塞空間内の空気を脱臭フィルタに通して脱臭する脱臭機が用いられている。特に、近年では、この脱臭フィルタに加熱再生型の触媒フィルタが用いられ、触媒フィルタをヒータで加熱することにより、吸着した臭気成分を分解して臭気吸着機能を再生できるようにしたものがある。
この種の脱臭機能を備えた装置としては、空気を脱臭する脱臭フィルタの面積に比べて小型の加熱装置(ヒータ)を用いる場合は、脱臭フィルタを回転させる回転機構を備えることによって脱臭フィルタ全体を加熱可能とし、触媒の臭気吸着機能を再生する脱臭機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1による装置にあっては、触媒フィルタを回転させる回転機構を具備する必要があった。このため、回転機構の分だけ部品点数が多くなり、製造コストがかかるという課題があった。
そこで、本出願人は、特願2012−195472に示すような、ヒータの熱を放熱板を介して触媒フィルタ全体に放熱する脱臭機を検討している。
特開2002−306579号公報
しかしながら、放熱板を介して放熱する場合、ヒータから離れた部分にはヒータの熱が伝熱し難い場合があり、触媒フィルタへの放熱が十分に得られないおそれがある。本発明は上記問題点に鑑み、放熱板にヒータから離れた部分があっても、触媒フィルタへの放熱を確保しつつ、触媒フィルタへの放熱に寄与しない放熱板の周縁部への伝熱を抑えることで、触媒フィルタの加熱効率を高めることができる脱臭機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の脱臭機は、臭気成分を吸着分解する触媒フィルタと、触媒フィルタを加熱して臭気成分の分解を促進する加熱ユニットとを備えたものであって、加熱ユニットは、触媒フィルタを加熱するヒータと、ヒータから伝達された熱を触媒フィルタに放熱する放熱板と、ヒータを放熱板に当接した状態で保持するヒータ保持部とを備え、放熱板は、ヒータが当接されるとともにヒータから加わる熱を放熱板全体に伝熱するための伝熱促進部と、伝熱促進部と連続的に形成されるとともに触媒フィルタに対向する触媒フィルタ対向部と、触媒フィルタ対向部から連続的に延長される延長部とを備え、触媒フィルタ対向部は、触媒フィルタを通過する空気の通風を確保するための複数の通風孔を有し、延長部は、ヒータから伝熱促進部を介して放熱板の周縁部への伝熱を抑止するための複数の伝熱抑止孔を有し、放熱板に備えた延長部には、伝熱抑止孔を閉塞し通風を遮断するための遮風材を当接させたことを特徴とする。
本発明の脱臭機によれば、放熱板は、伝熱促進部と伝熱促進部に連続的に形成される触媒フィルタ対向部を備えているため、放熱板にヒータから離れた部分があっても、伝熱促進部を介して触媒フィルタへの放熱を確保することができる。さらに、放熱板は、触媒フィルタ対向部から連続的に延長される延長部を備え、延長部には、放熱板の周縁部への伝熱を抑止するための複数の伝熱抑止孔を有し、伝熱抑止孔を閉塞し通風を遮断するための遮風材を当接させたので、触媒フィルタへの放熱に寄与しない放熱板の周縁部への伝熱を抑えることができる。したがって、触媒フィルタの加熱効率を高めることができる。
本発明の一実施形態を示す脱臭機を正面斜め上方から見た斜視図である。 図1に示す脱臭機の中央部から縦断したX−X線に沿った断面図である。 図2に示す脱臭機の触媒フィルタを含む脱臭ユニットの分解斜視図である。 図3に示す脱臭ユニットの触媒フィルタを加熱する加熱部の分解斜視図である。 図4に示す加熱部を組み立てて中央部から縦断したY−Y線に沿った断面図である。
以下、本発明にかかる脱臭機の実施形態について図面を参照して説明する。なお、本実施形態では、加湿機能付脱臭機を例にあげて説明するが、必ずしも加湿機能は必要ではなく、脱臭機能を有するものであればよい。
まず、図1から図5は本発明にかかる脱臭機1の一実施形態を示している。図1は、本発明の一実施形態を示す脱臭機1を正面斜め上方から見た斜視図である。この脱臭機1は、図1に示すように、合成樹脂パネルで成形された直方体状の筺体を有し、この筺体の前面パネル17に設けられた空気吸込口11から導入した空気を、上面に設けられた空気吹出口12から放出する間に、空気の脱臭処理と加湿処理とが行われるようになっている。空気吹出口12の上方には、回動可能なルーバ13が配置され、ルーバ13の開閉角度を変えることで空気の吹き出し方向を適宜調節することができる。図1および図2に示すルーバ13は、閉じた位置にあるが、この状態でも空気吹出口12が開口しているため、上方へは空気を吹き出すことができる。吹き出し方向に角度を付けたい場合は、ルーバ13を所望の角度まで引き上げることにより、ルーバ13の下面に沿って空気を吹き出すことができる。
また、脱臭機1の筺体の上面部には、空気吹出口12の側方に位置して脱臭機1を操作する操作パネル19が設けられている。さらに、脱臭機1の筺体の側面側は、前面パネル17と辺で接する側面パネル18で覆われている。
図2は、図1に示す脱臭機1の中央部から縦断したX−X線に沿った断面図である。脱臭機1の筺体の内部は、図2に示すように、空気吸込口11から導入した空気を空気吹出口12まで案内する送風路10が形成され、この送風路10の途中には、送風路10内の空気を空気吸込口11から空気吹出口12に向かって流通させるための送風機50が設けられている。送風機50は、ファンモータ50aとシロッコファン50bとで構成されている。もちろん、この送風機50には、シロッコファン50bを用いることが好ましいが、これに限定されず、空気を流通させる機能を有するものであればよい。例えば、ラジアルファンや軸流ファン、もしくはそれ以外のファンを用いてもよい。
また、空気吸込口11と送風機50との間の送風路10には、プレフィルタ20、集塵フィルタ21、脱臭ユニット30、ユニットガイド39、および加湿ユニット40などが配置されている。さらに、送風機50と空気吹出口12との間の送風路10には、オゾンを発生させて空気の殺菌と脱臭を行うオゾナイザ60が配置されている。なお、オゾナイザ60以外にマイナスイオンを発生させるイオナイザが配置されていてもよい。
本実施形態における脱臭機1の特徴的な構成は、図2に示す脱臭ユニット30の構成にある。この脱臭ユニット30の構成については、後述する図3〜図5を用いて詳細に説明するが、触媒フィルタ33と加熱ユニット35と遮風材37とに対し、風上側と風下側から挟んで断熱を行う通気性を備えた板状断熱材32、36が配置されると共に、外周面を環状に囲って断熱を行う環状断熱材34が配置されている。
図3は、図2に示す脱臭機1の触媒フィルタ33を含む脱臭ユニット30の分解斜視図であり、この脱臭ユニット30は、図3に示すように、臭気成分を吸着して分解する触媒フィルタ33と、この触媒フィルタ33を加熱して吸着した臭気成分の分解を促進する加熱ユニット35と、空気吸込口11から導入した空気の通風を遮断する遮風材37と、これらの触媒フィルタ33、加熱ユニット35および遮風材37を挟むように両側に配置された通気性を有する一対の板状断熱材32、36と、これらの触媒フィルタ33、加熱ユニット35、遮風材37および板状断熱材32、36の外周を囲って配置される環状断熱材34と、板状断熱材32、36および環状断熱材34の通風方向両側を覆って配置される一対の遮熱板31とにより構成されている。この遮熱板31は、多数の透孔によって通気性が確保された金属製のパンチングプレートで形成されている。
触媒フィルタ33は、心材部分に蜂の巣(ハニカム)構造を取り入れて板状に形成した通気性を有するハニカムコアボードであり、ここではアルミ合金で構成され、その表面に、酸化マンガンなどの金属酸化物やプラチナなどの貴金属の触媒を所定の厚さに形成(触媒層)されている。なお、吸着材としては、活性炭や各種セラミックス粉末などをさらに添加することが好ましい。さらには、抗菌剤や防かび剤などが添加されることも好ましい。そして、触媒フィルタ33は、基本的に吸着した臭気成分の分解を加熱により促進できる構造(加熱再生型)であればよく、その他の加熱再生構造を有する触媒フィルタであってもよい。
このように、脱臭ユニット30は、触媒フィルタ33と加熱ユニット35と遮風材37との周囲が板状遮熱材32、36と環状断熱材34とで覆われ、さらにその外側が多数の透孔によって通気性が確保された遮熱板31で覆われているため、加熱部35による加熱時の熱が他の部材に影響を与えることを極力防止することができると共に、触媒フィルタ33全体を加熱することが可能となり、加熱再生時間を短縮することができる。
図4は、図3に示す脱臭ユニット30の触媒フィルタ33を加熱する加熱ユニット35の分解斜視図であり、図5は、図4に示す加熱ユニット35を組み立てて中央部から縦断したY−Y線に沿った断面図である。加熱ユニット35は、図4に示すように、触媒フィルタ33を加熱するヒータとしてのPTCヒータ352と、PTCヒータ352から伝達された熱を触媒フィルタ33に放熱する放熱板351と、PTCヒータ352を放熱板351に当接した状態で保持するヒータ保持部353とを備えている。
放熱板351は、触媒フィルタ33を加熱して触媒フィルタ33が吸着した臭気成分の分解を促進する際に、PTCヒータ352から伝達された熱が放熱板351全体に伝わり易いように鋼板が用いられているが、熱伝導率の高い銅やアルミなどの金属を用いてもよい。放熱板351は、PTCヒータ352が当接されるとともにPTCヒータ352から加わる熱を放熱板351全体に伝熱するための伝熱促進部351aと、伝熱促進部351aと連続的に形成されるとともに触媒フィルタ33に対向する触媒フィルタ対向部351bと、触媒フィルタ対向部351bから連続的に延長される延長部351cとを備えている。
伝熱促進部351aは、放熱板351の中央部に配置され、放熱板351の上下方向(O−A方向)に延在する凹み部になっていて、PTCヒータ352が収容されるようにPTCヒータ352の一側面である当接面352aが当接されている。伝熱促進部351aへのPTCヒータ352の固定には、ヒータ保持部353を用いている。
触媒フィルタ対向部351bは、その上下方向の長さ寸法が、伝熱促進部351aが延在する上下方向の上端側351a1と下端側351a2の間の長さ寸法と略同じになるように形成されている。また、触媒フィルタ対向部351bは、伝熱促進部351aから左右方向(O−B方向)に連続的に形成されている。触媒フィルタ対向部351bには、空気の通風を確保するための複数の通風孔351dがパンチング加工によって形成されている。
延長部351cは、伝熱促進部351aが延在する上下方向の上端側351a1および下端側351a2と、触媒フィルタ対向部351bの上下方向の上端側351b1および下端側351b2のそれぞれから、さらに上下方向に延長するように連続的に形成されている。延長部351cは、触媒フィルタ33とは対向せず遮風材37と当接している。延長部351cには、PTCヒータ352から伝熱促進部351aを介して放熱板351の周縁部351eへの伝熱を抑止するための複数の伝熱抑止孔351fが形成されている。この伝熱抑止孔351fは、伝熱促進部351aと周縁部351eが接近する箇所に形成され、触媒フィルタ対向部351bの通風孔351dよりも大きな孔に形成されている。
また、延長部351cには、伝熱抑止孔351fを閉塞し、空気吸込口11から導入した空気の通風を遮断するための遮風材37を当接させている。なお、延長部351cに形成された伝熱抑止孔351fは、通風孔351dと同一の孔をパンチング加工によって形成してもよい。この場合は、伝熱抑止孔351fは、通風孔351dの形成と同時に形成できるので、放熱板351の製造コストを低減することができる。
ヒータ保持部353は、図4に示すように、触媒フィルタ33と接触する接触面353c、353dと、接触面353cと接触面353dとの間に段差部353gを介して触媒フィルタ33と接触しない非接触面353aとを備えている。図5に示すように、接触面353c、353dの裏面は、PTCヒータ352と接触せず、非接触面353aの裏面は、PTCヒータ352の他側面である反対面352bと接触する構造になっている。PTCヒータ352からの熱は、ヒータ保持部353の厚さ方向から触媒フィルタ33に直接伝わらないため、触媒フィルタ33が局所的に高温になるのを防止できる。なお、ヒータ保持部353は、接触面353c、353dと非接触面353aとを備えているが、この実施形態に限らす、触媒フィルタ33の局所的な高温が脱臭機として許容できる温度範囲のものであれば、段差部を設けずに全体が接触面になった構造でもよい。
また、PTCヒータ352は、温度が上がるにつれて電気抵抗値が上がる特性を利用して自己の温度を制御する素子である。このため、PTCヒータ352は、これまでヒータ温度を検出していたサーミスタが不要になることから、コストを低減することができる。このPTCヒータ352は、図4に示すように、リード線引出面352dからリード線352eが引き出され、放熱板351の伝熱促進部351aの上部に設けられたリード線引出孔351gから引き出され、図示しない本体制御部と接続される。そして、PTCヒータ352の当接面352aは、放熱板351の伝熱促進部351aに当接される。この時、放熱板351の伝熱促進部351aの一部を切り欠いてヒータストッパ351hとなる爪部を形成し、その爪部を折曲げることでPTCヒータ352を係止する。
放熱板351の伝熱促進部351aに当接したPTCヒータ352は、PTCヒータ352の反対面352bと側面352cとをヒータ保持部353で覆って、ヒータ保持部353の伝熱部353bに設けられたビス穴353b1、353b2を使い、図示しないビスによりビス止め固定される。その際、ヒータ保持部353の非接触面353aの一部を切り欠いてヒータストッパ353fとなる爪部を形成し、その爪部を折曲げることでPTCヒータ352のリード線引出面352dを係止する。
以上のように構成された脱臭ユニット30は、図2に示すように、脱臭機1の筺体の内部に、集塵フィルタ21とユニットガイド39との間に組み込まれている。このため、脱臭機1の空気吸込口11から流入した空気(矢印A)は、プレフィルタ20を通って集塵フィルタ21で塵埃が除かれ(矢印B)、脱臭ユニット30の触媒フィルタ33でアンモニアやメチルメルカプタン等の臭気成分やホルムアルデヒド等の有害成分が取り除かれる脱臭処理が行われた後、ユニットガイド39を通って加湿ユニット40へ送られる。加湿ユニット40では、湿潤した加湿フィルタの中を空気が通過する間に水が気化することで、空気の加湿処理が行われる。
臭気成分や有害成分が取り除かれ加湿された空気は、図2に示すように、送風機50のシロッコファン50bにより上方の送風路10に送られる(矢印C)。送風路10の途中に設けられたオゾナイザ60には、脱臭処理と加湿処理が行われた後の空気(矢印C)にオゾンを発生させる機能を有し、オゾナイザ60によって空気の除菌消臭処理が行われる。このように、脱臭処理、加湿処理、およびオゾン生成処理された空気は、空気吹出口12から室内に放出される。
以上説明してきたように、本実施形態における脱臭機1によれば、PTCヒータ352などの小型のヒータを用いて加熱再生型の触媒フィルタ33を加熱する場合であっても、放熱板351およびヒータ保持部353を介して触媒フィルタ33全体を加熱することができる。
さらに、本実施形態における脱臭機1によれば、放熱板351は、上下方向(O−A方向)において、伝熱促進部351aが触媒フィルタ対向部351bと同等の長さを有している。このため、図4の矢印Dに示すように、PTCヒータ352から放熱板351に伝達される熱は伝熱促進部351aを伝わり、この伝熱促進部351aにより上下方向いっぱいまで(例えば、上端側351a1から下端側351a2の範囲)伝熱する。さらに、伝熱促進部351aを介して左右方向に熱が伝わる。このように、伝熱促進部351aを介して放熱板351全体に熱が伝わることで、PTCヒータ352から離れた触媒フィルタ対向部351bの隅部351b3にも効果的に熱が伝わり、放熱板351の触媒フィルタ対向部351b全体が効率よく加熱され、触媒フィルタ33への放熱を確保することができる。
放熱板351は、触媒フィルタ対向部351bと連続的に形成される延長部351cを備え、この延長部351cに通風孔351dよりも大きな伝熱抑止孔351fが形成されている。このため、伝熱促進部351aと放熱板351の周縁部351eとの間に伝熱抑止孔351fを配置するようにしたので、PTCヒータ352から伝熱促進部351dに伝達される熱が、触媒フィルタ33への放熱に寄与しない放熱板351の周縁部351eに伝わるのを抑えることができ、放熱板351の周縁部351eから外部に熱が逃げてしまうことを防止することができる。
また、遮風材37が延長部351cに伝熱抑止孔351fを閉塞するように当接されている。このため、空気吸込口11から導入した空気が伝熱抑止孔351fから通風されず、PTCヒータ352から伝達される熱が伝熱抑止孔351fから放熱されてしまうのを防止することができる。
したがって、本実施形態の脱臭機1によれば、放熱板351の触媒フィルタ33と対向する部分にPTCヒータ352から離れた部分があっても、触媒フィルタ33への放熱を確保しつつ、触媒フィルタ33への放熱に寄与しない放熱板351の周縁部351eへの伝熱を抑えることで、触媒フィルタ33の加熱効率を高めることができる。
なお、本実施形態における脱臭機1では、伝熱促進部351aは、放熱板351の中央部に配置され、放熱板351の上下方向に延在するようにしたが、本発明はこれに限らず、放熱板351の中央部に配置され、放熱板351の左右方向に延在するようにしてもよい。また、延長部351cは、伝熱促進部351aが延在する上下方向の一端側351a1および他端側351a2から、さらに上下方向に延長するように連続的に形成されているが、本発明はこれに限らず、伝熱促進部351aが延在する左右方向の一端側および他端側から、さらに延長するように連続的に形成されてもよい。また、遮風材37の替わりに、伝熱抑止孔351fの通風を防ぎつつ伝熱抑止孔351fへの伝熱を抑えるための断熱材を用いてもよい。
1 脱臭機
10 送風路
11 空気吸込口
12 空気吹出口
13 ルーバ
17 前面パネル
18 側面パネル
19 操作パネル
20 プレフィルタ
21 集塵フィルタ
30 脱臭ユニット
31 遮熱板
32 板状断熱材
33 触媒フィルタ
34 環状断熱材
35 加熱ユニット
351 放熱板
351a 伝熱促進部
351a1 上端側
351a2 下端側
351b 触媒フィルタ対向部
351b1 上端側
351b2 下端側
351b3 隅部
351c 延長部
351d 通風孔
351e 周縁部
351f 伝熱抑止孔
351g リード線引出孔
351h ヒータストッパ
352 PTCヒータ(ヒータ)
352a 当接面
352b 反対面
352c 側面
352d リード線引出面
352e リード線
353 ヒータ保持部
353a 非接触面
353b 伝熱部
353b1、353b2 ビス穴
353c、353d 接触面
353f ヒータストッパ
353g 段差部
36 板状断熱材
37 遮風材
39 ユニットガイド
40 加湿ユニット
50 送風機
50a 送風ファン
50b シロッコファン
60 オゾナイザ

Claims (4)

  1. 臭気成分を吸着分解する触媒フィルタと、同触媒フィルタを加熱して臭気成分の分解を促進する加熱ユニットとを備えた脱臭機であって、
    前記加熱ユニットは、前記触媒フィルタを加熱するヒータと、前記ヒータから伝達された熱を前記触媒フィルタに放熱する放熱板と、前記ヒータを前記伝熱促進部に当接した状態で保持するヒータ保持部とを備え、
    前記放熱板は、前記ヒータが当接されるとともに前記ヒータから加わる熱を前記放熱板全体に伝熱するための伝熱促進部と、同伝熱促進部と連続的に形成されるとともに前記触媒フィルタに対向する触媒フィルタ対向部と、同触媒フィルタ対向部から連続的に延長される延長部とを備え、
    前記触媒フィルタ対向部は、前記触媒フィルタを通過する空気の通風を確保するための複数の通風孔を有し、前記延長部は、前記ヒータから前記伝熱促進部を介して前記放熱板の周縁部への伝熱を抑止するための複数の伝熱抑止孔を有し、
    前記放熱板に備えた前記延長部には、前記伝熱抑止孔を閉塞し通風を遮断するための遮風材を当接させたことを特徴とする脱臭機。
  2. 前記伝熱促進部は、前記放熱板の中央部に配置され前記放熱板の左右方向または上下方向のいずれか一方に延在していることを特徴とする請求項1記載の脱臭機。
  3. 前記伝熱抑止孔は、前記伝熱促進部から放熱板の周縁部に近い部分に設けられることを特徴とする請求項2記載の脱臭機。
  4. 前記延長部は、前記伝熱促進部が延在する方向の一端側および他端側から連続的に延長されていることを特徴とする請求項2記載の脱臭機。
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