JP4629211B2 - 能動的な油圧式制振取付台、および自動車 - Google Patents

能動的な油圧式制振取付台、および自動車 Download PDF

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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F13/00Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs
    • F16F13/04Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper
    • F16F13/26Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper characterised by adjusting or regulating devices responsive to exterior conditions
    • F16F13/264Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper characterised by adjusting or regulating devices responsive to exterior conditions comprising means for acting dynamically on the walls bounding a working chamber

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、動車エンジンに取り付けられ、このエンジンの振動の作用を打ち消すための逆振動を発生する能動的な油圧式制振取付台と、この取付台を含む自動車とに関する。
【0002】
特に、本発明は、2つの剛性要素の間に能動的な油圧式の制振取付台を置くことによって、これら2つの剛性要素の間で振動を減衰させる方法に関し、この取付台は、
互いに連結されるべき2つの剛性要素にそれぞれ一体化されている第1および第2の剛性支持要素と、 これら2つの剛性支持要素を連結し、かつ、ある容積の液体が充填されている作業チャンバを部分的に形成するエラストマー体と、 液体が充填されている絞り通路を通して作業チャンバに連結されている、液体が充填されている補償チャンバを部分的に形成する可撓壁と、 第2の剛性支持要素と一体であり、作業チャンバと補償チャンバとの間に置かれており、かつ、第1の調整ノズルを含む剛性隔壁と、 剛性隔壁の第1の調整ノズルを閉じる励起装置であって、作業チャンバ内に収容されている液体と連通している第1の面と、作業チャンバから隔離されている第2の面とを有し、かつ、少なくとも休止位置と阻止位置との間を剛性隔壁に対して垂直方向に移動可能であるように取り付けられている励起装置と、
励起装置の移動を制御するために励起装置を制御装置に連結することが可能な連結部と、
を含む、能動的な油圧式制振取付台に関する。
【0003】
【従来の技術】
この公知の方法は、一般的に車両の走行時に生じるように、励起装置が止め子に突き当たって特定の位置に阻止されるようにその励起装置が作動させられる時に、比較的高い振動数と比較的低い振幅とを有する振動(例えば、20Hzを越える振動数と1mm未満の振幅とを有する振動)が主として制振取付台の第1の支持要素と第2の支持要素との間で伝達されるという欠点を有する。
【0004】
実際には、作業チャンバを補チャンバに連結する絞り通路は、比較的低い振動数(例えば、20Hz未満の振動数)と比較的大きい振幅(例えば、1mmを越える振幅)の振動運動の作用を減衰させるような寸法を有するが、この絞り通路は、高振動数の振動に関しては、かなりの度合いで密閉導管として作用することになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の主たる目的は、この欠点を軽減することである。
【0006】
この目的のために、本発明の、能動的な油圧式制振取付台は、
剛性隔壁に対して垂直方向に移動可能である弁装置によって閉じられる第2の調整ノズルによって剛性隔壁が貫通されており、この弁装置は、作業チャンバ内に収容されている液体に接触している第1の面と、作業チャンバから隔離されている第2の面とを有し、かつ、弁装置の移動が第1および第2の止め装置によって制限されていることと、
励起装置の休止位置は、励起装置が第2の止め装置を剛性隔壁に押し付ける位置であり、励起装置の阻止位置は、励起装置が第2の止め装置を下方に引っ張る位置であることと、
第2の止め装置自体は、第1に、第2の止め装置が弁装置に対して突き当たってこの弁装置を第1の止め装置に押し当ててロックする休止位置と、第2に、第2の止め装置が第1の止め装置から離れており、かつ弁装置にある量の自由遊隙を与える作動位置との間で、剛性隔壁に対して垂直方向に移動可能であることと、
第2の止め装置は、その休止位置に向かって弾性的に偏倚されていることと、
第2の止め装置は、空動きを伴う機械的リンクによって励起装置に連結されており、
機械的リンクは、励起装置がその阻止位置にある時には第2の止め装置をその作動位置に保持することが可能である。
【0007】
この構成の結果として、連結解除が実現され、それによって、特に自動車の走行中において、励起装置が起動されていない時の高振動数における制振取付台の動的な剛性が低下させられる。弁に起因する作業チャンバの容積の変動の振幅が、逆振動を発生するために励起装置が交番運動の形で移動させられる時(一般的には、自動車エンジンがアイドリング中である時)の励起装置に起因する容積の変動の振幅よりも著しく小さいので、この連結解除は、励起装置による作業チャンバ内の逆振動の発生を妨げることなしに実現される。
【0013】
本発明による制振取付台の好ましい実施様態では、必要に応じて、次の構成の1つおよび/またはその他をさらに追加して使用することが可能である。
【0014】
励起装置の第2の面は、外部空気源に連結されることが可能な連結部を含む密閉された空気チャンバと連通する。
【0015】
励起装置は、ハウジングに封止状に連結されておりかつ空気チャンバをケーシングと共に形成する可撓膜である。
【0016】
空気チャンバのハウジングは補チャンバ内に収容されている。
【0017】
可撓膜はエラストマーで作られており、この膜は、空気チャンバのハウジングから剛性隔壁に向かって突き出ておりかつ第2の止め装置をその休止位置に弾性的に付勢する周囲丸縁を含み、この丸縁は、第2の止め装置がその休止位置から作動位置に移動させられる時に第2の止め装置の圧力を受けて弾性的に圧縮可能である。
【0019】
第1の調整ノズルが、作業チャンバ内に開く第1の端部と、励起装置と連通する第2の端部の間で、剛性隔壁に対して垂直に延びる管状ダクトで形成され、前記管状ダクトが第2の止め装置に対して固定されている。
【0020】
励起装置が、ケーシングにこれと密に接続され、ケーシングとともに空気チャンバを形成する可撓膜である。
【0026】
弁装置の第2の面は、補チャンバと連通する。
【0027】
第2の調整ノズルは環状の形状であり、第1の調整ノズルの周囲に配置されており、弁装置が、第1の止め装置と第2の止め装置との間において第2の調整ノズルの内側に配置されているリングを形成する。
【0028】
励起装置の第1の面は、10Hzから90Hzの共振振動数を示すような寸法を有する、第1の調整ノズルである追加の絞り通路を通して作業チャンバと連通する。
【0029】
第1の止め装置は剛性隔壁と一体である固定壁であり、この追加の絞り通路は、固定壁と、第2の止め装置を形成する剛性プレートとの間に形成されている。
【0030】
エラストマー体は、第1に、第1の剛性支持要素と一体である頂点と、第2に、第2の剛性支持要素と一体であり、かつ剛性隔壁と一体である環状の基部との間を中央軸線に沿って延びる鐘形の側壁を有し、エラストマー体の頂点は、少なくとも半径方向において第1の剛性支持要素の両側において凹んでおり、したがって、この頂点は、半径方向において側壁よりも剛性が低い剪断プラグを形成する。
【0031】
中間剛性補強要素が剪断変形プラグと側壁との間においてエラストマー体内に埋め込まれており、この中間剛性補強要素は剪断プラグを取り囲んでおり、かつ、第1の剛性支持要素の半径方向変位を制限する。
【0032】
これに加えて、本発明の他の目的は、
車体と、
励起装置の第2の面が空気チャンバと連通している、上記定義の通りの少なくとも1つの油圧式の制振取付台によって車体上に取り付けられている自動車エンジンと、
自動車エンジンがアイドリングしている時には、励起装置によって逆振動が作業チャンバ内に発生させられるように、空気チャンバの内側で得られる気体圧力を周期的に変化させることと、自動車エンジンがアイドリング回転速度よりも速い回転速度で回転している時には、空気チャンバ内に永続的な部分真空を発生させて、励起装置をその阻止位置に維持することが可能である制御装置によって空気チャンバに連結されている部分真空源と
を含む自動車によって達成される。
【0034】
【発明の実施の形態】
添付図面を参照しながら行う、本発明の非限定的な具体例として示す本発明の3つの実施形態に関する後述の説明から、本発明の他の特徴と利点とが明らかになるだろう。この各々の添付図面では、同じ参照番号が同一または類似の要素を示している。
【0035】
以下の説明では、用語「高い」、「低い」、「下部の」、「上部の」、「水平の」、「垂直の」は、説明をより明瞭にするという目的のためだけに使用されているのであって、本発明による装置の使用における最も一般的な位置を指し、本発明を限定するものではない。
【0036】
図1は、油圧式制振取付台1を介して内燃機関Mが車体V上に取り付けられている自動車を非常に概略的に示している。
【0037】
図2に示す本発明の第1の実施形態では、油圧式の制振取付台1は、動力装置Mと車体Vにそれぞれ固定されるようになっている第1および第2の剛性支持要素(以下、「支持要素」と称す)2、3を含む。
【0038】
ここで考察する例では、第1の支持要素2は、垂直軸線Zを中心としており、かつ、動力装置Mへの取付を可能にするねじ山付き穴4を有するプラグの形状を有し、一方、第2の支持要素3は、同様に軸線Zを中心としたスチールリングによって形成されている。
【0039】
これら2つの支持要素2,3は、動力装置Mの重量に起因する静的荷重を吸収するのに十分な圧縮に対する耐久性を有する比較的厚いエラストマー体5によって互いに接続されている。このエラストマー体5は、プラグ2と一体化されている頂点部分6と、リング3と一体化されている環状の基部7の間を延びる形の側壁を有する。
【0040】
エラストマー体5の頂点6は、頂部が開口し、かつプラグ2を取り囲む環状の凹み8を有することが好ましく、または、必要に応じて、プラグ2の周囲に円弧状に配置されている複数の凹みを有することが有利である。したがって、プラグ2を保持するエラストマー体5の頂点6は、エラストマー体5の側壁よりも低い半径方向剛性を有する剪断変形プラグを形成し、その結果として、頂点6はエラストマー体5の他の部分から半径方向の連結が解除されている。このようにして、支持要素2と3の間における半径方向の振動の伝達が制限される。エラストマー体5は、頂部が開口している剛性金属カップの形状を有し、かつエラストマー体5の中に埋め込まれている中間補強要素9によって補強されており、このカップ9は環状スリット8の周囲とプラグ2の下方とに配置されていることが有利である。また、カップ9は、プラグ2の横方向の可撓を制限する。
【0041】
また、第2の支持要素3は、液体が充填されている作業チャンバAをエラストマー体5と共に形成する剛性隔壁10の周囲を囲む。
【0042】
ここで考察している具体例では、この隔壁10は、軽合金で鋳造された本体11を含み、この本体自体は、
カラー12の周囲の一部分にわたって円弧状に延びる頂部開口スロート13が凹みの形で内側に形成されている、軸線Zを中心としたカラー12と、
カラー12から半径方向内方に延びる通路14と、
通路14の内側端部と一体であり、かつ、必要に応じて、カラー12の周囲に配置されている半径方向の補助支持体(図示していない)によってカラー12に連結されている内側カラー15とを含む。
【0043】
カラー15の下部環状端縁は、剛性ケーシングを形成するように圧着によって底部壁16に固定されており、一方、可撓性エラストマー膜17はカラー15の内周に接着によって固定されており、それによって、通路14によって形成されておりかつ支持要素3内に形成されている穴19を通して制振取付台の外側に開口している空気導管18だけに連通する密閉空気チャンバPを形成する。
【0044】
また、剛性隔壁10は、本体11と同様に軽合金で鋳造することが可能であり、かつ作業チャンバAの方向に本体11を覆うカバー20を含む。
【0045】
カバー20は、エラストマー体5の基部7によって形成され、かつ第2の支持要素3の上部部分によって補強されている肩部22に封止するように接触する形で取り付けられている、連続した環状外側部分21を含む。
【0046】
カバー20のこの環状外側部分21は、剛性隔壁10の本体11内に形成されているスロート13の上部部分を閉じて、液体が充填されている絞り通路Cをこのスロート13と共に形成し、この絞り通路Cは、
第1に、カバー20の環状外側部分21内の穴23と、エラストマー体5の基部7の内側部分内に形成されている凹み24とを通して、作業チャンバAと連通する第1の端部と、
第2に、剛性隔壁10と、隔壁10の下方に配置されているベロー形の可撓性エラストマー壁26との間に形成されている、液体が充填されている補チャンバBと連通するように、カラー12内に形成された凹み25を通してカラー12の内側に半径方向に開口する第2の端部との間を延びている。
【0047】
また、カバー20は、環状外側部分21の内部に向かって半径方向に延びており、かつ軸線Zを中心として円弧状に配置されている一連の穴によって形成されている環状格子27も含む。このカバー20は、格子27の内周と同じ高さに、軸線Zを中心とするカラー28を有し、このカラー28は、エラストマー膜17の一部を形成する環状丸縁29に対向して軸方向下向きに突き出し、一方、丸縁29は軸方向上向きに突き出している。
【0048】
カラー28と丸縁29との間には剛性可動プレート30が配置されており、このプレート30は軸線Zを中心とする環状の形状を有し、軸線Zに対して垂直な平面内を延びる。この可動プレート30は、その外周上に、上述の格子27に対向して配置されている格子31を形成する、円弧状に分布した一連の軸方向穴を含む。これらの格子27、31は、格子27と格子31の間に軸方向に閉じ込められているエラストマー輪によって形成された弁32によって閉じられる環状調整ノズル45を形成する。
【0049】
制振取付台の休止位置では、図1の左側部分に示すように、エラストマー丸縁29は可動プレート30をカバーのカラー28と弁32とに押し付けて、この弁を格子27と格子31との間に固定する。
【0050】
また、軸方向フック指片33は可動プレート30の内周に留められており、この指片はこの内周上に円弧状に分布しており、平らなプラスチックプレート34または膜17の中央部分内に埋め込まれた別の補強物と一体に形成されている。
【0051】
各フック指片33は、半径方向外方に突き出すフック35をその上端に有し、このフック35は、制振取付台が図1の左側部分に示されている休止位置にある時に、可動プレート30の上方のある高さhに配置されている。この高さhは、空気チャンバPの底部壁16から膜17を隔てる高さHよりも小さい。
【0052】
フック35は、剛性隔壁10のカバー20の隆起した中央部分36内に収容されている。この隆起した中央部分36は、その中央部に、軸線Zを中心とするカラー37を有し、このカラー37の内側には、底部が開口しているスロート38が形成されている。また、カラー37の下端は閉鎖プレート39に圧着されており、この閉鎖プレート39は、第1に、カバー20内に形成されているオリフィス41を通して作業チャンバAと連通する第1の端部と、第2に、膜17と剛性隔壁10の間に形成された中間チャンバDと連通しており、かつ、この連通が閉鎖プレート39内に形成されたオリフィス40を通して生じる第2の端部との間に軸線Zを中心とした円の円弧の形で延びる絞り通路Eを、スロート38と共に形成する。
【0053】
最後に、薄板金ケーシング42が、下方から可撓壁26を取り囲むことによって制振取付台を完成させ、このケーシング42の周縁43は、剛性隔壁10の本体のカラー12上に載る可撓壁26に取り付けられており、第2の支持要素3の下部端縁は、制振取付台を構成するアセンブリを完成させるように、ケーシング42の外側フランジ43の下に圧着されている。
【0054】
ケーシング42の底部は、特に、車体Vまたは自動車にこのケーシング42を固定するための植込みボルト44を有する固定手段を含み、こうして第2の支持要素3を車体Vと一体化させる。
【0055】
ケーシング42の下方とプラグ2の内側とにそれぞれ形成されたスロート47、48の中に嵌め込まれているループ状に形成された非伸長性ストラップ46のような移動制限装置が、軸線Zに対して平行な支持要素2、3の相対的な可撓が制限されることを可能にすることが有利である。
【0056】
最後に、空気通路14が、エンジンの吸気口管路52、すなわち外気と連通することが可能な外部空気回路49に連結されている。吸気口管路52、すなわち外気に対する回路49の連通は、自動車の車載コンピュータのような制御回路51または類似の手段によって制御される三方電磁弁50によって行われる。
【0057】
上述の制振取付台は次のように動作する。
【0058】
制振取付台が装着されている自動車が作動していない時には、この取付台は、図1の左側部分に示されているその休止位置にとどまる。
【0059】
自動車のエンジンが始動してアイドリング状態にあり、したがって、一般的には20Hzから80Hzの間の、または、さらには10Hzから90Hzの間の振動数を有する振動運動を、プラグ2の高さで生じさせる時には、空気チャンバPは、制御回路51によって制御される電磁弁50によって部分真空と大気圧とを交互に受ける。これは可撓膜17の振動運動を生じ、こうした振動は、エンジン振動の作用を打ち消すことを目的とした逆振動を中間チャンバDの中に引き起す。
【0060】
こうした逆振動は、エンジンの回転速度と、アイドリング回転速度における振動に影響を与えることが可能な様々なパラメータ(エアコンディショニングの動作、電流消費、エンジン温度等)とに関連し、予め定義済みのプログラムにしたがって制御回路51によって最適化され、この制御回路51は、例えば、
電磁弁50に送られる信号の周期的関係(電磁弁が空気チャンバPを部分真空状態に保つ間の時間と、振動周期の合計持続時間との間の関係)を操作することによって制御される、膜17の振動の振幅と、
例えば上死点に達する1つのシリンダ[内のピストン]によって記録されるエンジンの回転に対して電磁弁50の起動サイクル各々の開始時点を操作することによって制御される、膜17の振動の位相
といったパラメータを操作する。
【0061】
したがって、膜17によって中間チャンバDの中に引き起された振動は、絞り通路Eを経由して、例えば10Hzから90Hzの範囲内にあり、かつアイドリング回転速度の振動数に実質的に一致する共振振動数を有するような寸法を有する作業チャンバAに伝達される。
【0062】
したがって、絞り通路Eの存在は、第1に、膜17によって引き起される逆振動が増幅されることを可能にし、第2に、振動のより高い倍振動が除去されることを可能にし、それによって電磁弁50の制御を単純化する。
【0063】
エンジンのアイドリング時には、少なくともアイドリング時間の大部分において、膜17が受ける振動の振幅は、より低い高さから膜17の休止位置に関連した上述の高さhへと膜17が移動するような振幅であり、したがって、弁32は阻止されたままであり、上述の逆振動の作用を妨害しない。
【0064】
これとは対照的に、自動車が走行中である時には、図1の右側部分に示す通りに、空気チャンバPを永続的な部分真空状態にするように、電磁弁50が起動させられる。この結果として、可撓膜17が、底部壁16に突き当たって相当程度まで平らになる。この突き当たり状態では、フック指片33のフック35は可動壁30を下方に引っ張り、環状丸縁29を押しつぶし、したがって、一般的に約0.5mmから約1mmの大きさであるわずかな垂直方向の遊隙を弁32にもたらす。
【0065】
したがって、自動車が走行中、弁32は、高振動数で低振幅(例えば、20Hzまたは50Hzを越える振動数と、1mm未満の振幅)の振動に関して、支持要素2と支持要素3との間の軸方向の連結を解除し、一方、絞り通路Cは、一般的には20Hz未満の共振振動数を発生させ、それによって自動車の走行のために生じる比較的低い振動数(例えば、20Hz未満の振動数)でかつ比較的高い振幅(例えば、1mmより大きい振幅)の小刻みな運動を減衰させるような寸法を有する。
【0066】
本発明の範囲を逸脱することなしに中間チャンバDと絞り通路Eとを省略することが可能であり、この場合には、膜17が作業チャンバAと直接に連通するということに留意されたい。
【0067】
さらに、ピストンまたはこれに類似した装置のような他のいずれかの励起装置を膜17の代わりに使用することも可能であろう。また、膜17または別の励起装置の制御を上述の通りの空気圧手段によって行うことが好ましいが、本発明の範囲を逸脱することなしに電気機械手段および/または電磁手段によって行うことも可能である。
【0068】
図3に示されている本発明の第2の実施形態は、本発明の第1の実施形態の構成と動作とに非常に類似した構成と動作とを有し、したがって、ここでは、この第2の実施形態を詳細には説明しない。
【0069】
この第2の実施形態は、閉鎖プレート39は省略されており、カバー20の中央部分36は、フック指片33と係合するカラー38の中央に位置した中空空間をカラー38の下方に形成し、可動プレート30は、可動プレート30がその休止位置にある時に剛性隔壁10のカバー20と協働して絞り通路Eを形成し、この可動プレート30は、絞り通路Eを中間チャンバDと連通させるオリフィス53を含む(自動車が走行状態にある時には、図3の右側部分に示すように、カバー20と可動プレート30との間の接触がもはや封止部を形成しないが、この場合には、中間チャンバDと作業チャンバAとの間には液体の交換が全く生じないか実質的に生じないので、このことは重要ではない)という点においてだけ、第1の実施形態と異なっている。
【0070】
図4に示されている本発明の第3の実施形態は、上述の第2の実施形態に類似しており、したがって、この第3の実施形態についても詳細には説明しない。
【0071】
この本発明の第3の実施形態は、
プレート30は、カラー28と、膜17の周縁を補強する剛性補強要素54との間に不動に締め付けられることによって軸方向に固定されており、この膜はカラー15には接合されておらず、カラー15とプレート30の間で支持要素54を軸方向に締め付けることだけによって保持されており、
膜17は上述の弾性丸縁29を備えておらず、
弁32は、格子27と格子31との間に永続的な自由遊隙を伴って取り付けられており、この自由遊隙は、エンジンがアイドリング中である時に膜17の振動によって生じる作業チャンバAの容積の変動の振幅ΔVの20%を越えないように、弁32の振動によって生じる作業チャンバAの容積の変動の振幅δVに関して十分に制限されており、したがって、弁32は、膜17によって生じる逆振動を非常にわずかな程度しか抑制せず、
膜17の補強要素34は、フック指片33を含んではおらず、
さらに、副次的には、空気チャンバPを形成するケーシングを形成するように、基部16がカラー15と一体に形成されている
という点で、第2の実施形態と異なっている。
【0072】
最後に、図5に示される本発明の第4の実施形態も上述した各実施形態に類似しているが、下記の点で異なっている。
【0073】
空気チャンバPが、ケーシング、すなわちカバー42の底部42aと、ケーシング42にきつく嵌まる剛性補強リング17aを外周に有利には備えているエラストマー膜17で形成されている。
【0074】
エラストマー膜17の中央補強板34および板34の指部33、例えば金属で実現してもよい(勿論、板34と指部33は本実施形態ではプラスチックで実現することができ、これらの要素は上記の実施形態では金属でも実施することができ)。
【0075】
剛性リング55がカバー42の環状の側壁42bにきつく嵌まっており、剛性リング55は例えば軽合金またはプラスック材料で実現され、リング55は側壁42bに嵌まり、エラストマー膜17の外周に当たる環状のリム56と、剛性壁10に近接して位置し、上記の可動板30に液が漏れないように接触するエラストマー製の圧縮リング58を有する、径が小さい上部の環状のリム57を有している。
【0076】
チャンバBを形成する可撓壁26が、内周がリング55に接着された環状の形状を有している。
【0077】
可動板30が、絞り通路、すなわちノズルEを形成し、作業チャンバAと連通する上部端61と中間油圧チャンバDと連通する下部端62の間を延びる管60に対して動かないようになっており、管60の下部端62は指部33間に係合された外側フランジ63を有し、エラストマーリップ58を圧縮し、連結解除弁部材32を自由にしこれによって連結解除弁部材32が可動板30と、ここでは単純な切欠き鋼板によって構成された、剛性隔壁10のカバー20の間で自由に振動することになる永久的な部分真空を空気チャンバが受けたときに、これら指部33によって形成されたフック35が、フランジ63に当たって管60と可動板30を下方に動かす。
【0078】
空気の自由空間64が可撓壁26とリング55で形成されて、側壁42bにくり抜いて形成された1つまたはいくつかの穴65を通して大気に連通している。
【0079】
第4の実施形態では、連結解除弁部材32は、高い振動数において音響的フィルタリングのすぐれた効率を得ることを可能にする比較的大きな表面積を有してもよい。さらに、膜17はチャンバPが部分真空を受けたときに大きな力を発生することを可能にする比較的大きな表面積をそれ自体有していてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による制振取付台を取り付けることが可能な自動車の概略図である。
【図2】 制振取付台の励起膜を図の左側部分では休止位置で示し、図の右側部分では停止位置で示す、本発明の第1の実施形態による制振取付台の縦断面図である。
【図3】 制振取付台の励起膜を図の左側部分では休止位置で示し、図の右側部分では停止位置で示す、本発明の第2の実施形態による制振取付台の縦断面図である。
【図4】 制振取付台の励起膜を図の左側部分では休止位置で示し、図の右側部分では停止位置で示す、本発明の第3の実施形態による制振取付台の縦断面図である。
【図5】 制振取付台の励起膜を図の左側部分では休止位置で示し、図の右側部分では停止位置で示す、本発明の第4の実施形態による制振取付台の縦断面図である。
【符号の説明】
1 能動的な油圧式の制振取付台
2 第1の剛性支持要素(プラグ)
3 第2の剛性支持要素
4 ねじ山付き穴
5 エラストマー体
6 頂点
7 環状基部
8 環状スリット
9 中間剛性補強要素(カップ)
10 剛性隔壁
11 剛性隔壁本体
12 カラー
13 スロート(第2の支持要素)
14 通路
15 内側カラー
16 底部壁
17 可撓性エラストマー膜
18 空気導管
19 穴
20 カバー
21 カバーの環状外側部分
22 肩
23 穴
24 凹み
25 凹み
26 可撓壁
27 環状格子
28 カラ
29 周囲丸縁、エラストマー丸縁
30 剛性可動プレート
31 格子
32 弁装置
33 フック指片
34 プラスチックプレート
35 フック
36 カバー中央部分
37 カラー
38 スロー
39 閉鎖プレート
40 オリフィス
41 オリフィス
42 薄板金ケーシング
43 外側フランジ
44 植込みボルト
45 環状の調整ノズル
46 非伸長性ストラップ
47 スロート
48 スロート
49 外部空気回路
50 三方電磁弁
51 制御回路(コンピュータ)
52 吸気口管路
53 オリフィス
54 剛性補強要素
55 剛性リング
56、57 環状リム
58 圧縮リング
60 管
61 上部端
62 下部端
63 外側フランジ
64 自由空間
65 穴
A 作業チャンバ
B 補償チャンバ
C 絞り通路
D 中間チャンバ
E 絞り通路
H、h 高さ
M 内燃機関
P 空気チャンバ
V 車体
Z 縦軸線

Claims (14)

  1. 能動的な油圧式の制振取付台であって、この取付台は2つの剛性要素(M、V)の間に置かれるようになっており、
    互いに連結されるべき前記2つの剛性要素にそれぞれ一体にされるようになっている第1および第2の剛性支持要素(2、3)と、
    前記2つの剛性支持要素(2、3)を連結し、かつ、液体が充填されている作業チャンバ(A)を部分的に形成するエラストマー体(5)と、
    液体が充填されている絞り通路(C)を通して前記作業チャンバ(A)に連結されている、液体が充填されている補償チャンバ(B)を部分的に形成する可撓壁(26)と、
    前記第2の剛性支持要素(3)と一体であり、前記作業チャンバ(A)と前記補償チャンバ(B)との間に置かれており、かつ、第1の調整ノズル(E)を含む剛性隔壁(10)と、
    前記剛性隔壁(10)の前記第1の調整ノズル(E)を閉じる励起装置(17)であって、前記作業チャンバ(A)内に収容されている液体に連通している第1の面と、前記作業チャンバ(A)から隔離されている第2の面とを有し、かつ、少なくとも休止位置と阻止位置との間を前記剛性隔壁(10)に対して垂直方向に移動可能であるように取り付けられている励起装置(17)と、
    前記励起装置(17)の移動を制御するために前記励起装置(17)を制御装置(50)に連結することが可能な連結部(18)と、
    を含む、
    能動的な油圧式の制振取付台において、
    前記剛性隔壁(10)に対して垂直方向に移動可能である弁装置(32)によって閉じられる第2の調整ノズル(45)によって前記剛性隔壁(10)が貫通されており、この弁装置(32)は、前記作業チャンバ(A)内に収容されている液体に接触している第1の面と、前記作業チャンバ(A)から隔離されている第2の面とを有し、かつ、前記弁装置(32)の移動が第1および第2の止め装置(20、30)によって制限されていることと、
    前記励起装置(17)の前記休止位置は、前記励起装置(17)が前記第2の止め装置(30)を前記剛性隔壁(10)に押し付ける位置であり、前記励起装置(17)の前記阻止位置は、前記励起装置(17)が前記第2の止め装置(30)を下方に引っ張る位置であることと、
    前記第2の止め装置(30)自体は、第1に、前記第2の止め装置(30)が前記弁装置(32)に対して突き当たってこの弁装置(32)を前記第1の止め装置(20)に押し当ててロックする休止位置と、第2に、前記第2の止め装置(30)が前記第1の止め装置(20)から離れており、かつ前記弁装置(32)にある量の自由遊隙を与える作動位置との間で、前記剛性隔壁(10)に対して垂直方向に移動可能であることと、
    前記第2の止め装置(30)は、その休止位置に向かって弾性的に偏倚されていることと、
    前記第2の止め装置(30)は、空動きを伴う機械的リンク(33)によって前記励起装置(17)に連結されており、
    前記機械的リンク(33)は、前記励起装置(17)がその阻止位置にある時には前記第2の止め装置(30)をその作動位置に保持することが可能である、
    ことを特徴とする、能動的な油圧式の制振取付台。
  2. 前記励起装置(17)の前記第2の面は、外部空気源(52)に連結されることが可能な連結部(18)を有する密閉された空気チャンバ(P)と連通する、請求項に記載の制振取付台。
  3. 前記励起装置(17)が、ケーシング(15、16)にこれを封止するように連結され、かつ前記空気チャンバ(P)を前記ケーシング(15、16)と共に形成する可撓膜である、請求項に記載の制振取付台。
  4. 前記空気チャンバ(P)の前記ケーシング(15、16)が前記補償チャンバ(B)内に収容されている、請求項に記載の制振取付台。
  5. 前記可撓膜(17)はエラストマーで作られており、前記空気チャンバ(P)の前記ケーシング(15、16)から前記剛性隔壁(10)に向かって突き出す周囲丸縁(29)を含み、この丸縁(29)は、前記第2の止め装置(30)をその休止位置に弾性的に付勢し、かつ、前記丸縁(29)は、前記第2の止め装置(30)がその休止位置から作動位置に移動させられる時に前記第2の止め装置(30)の圧力を受けて弾性的に圧縮可能である、請求項またはに記載の制振取付台。
  6. 前記第1の調整ノズル(E)が、前記作業チャンバ(A)内に開く第1の端部(61)と、前記励起装置(17)と連通する第2の端部(62)の間で、前記剛性隔壁(10)に対して垂直に延びる管状ダクト(60)で形成され、前記管状ダクト(60)が前記第2の止め装置(30)に対して固定されている、請求項記載の制振取付台。
  7. 前記励起装置(17)が、ケーシング(42)にこれと密に接続され、前記ケーシング(42)とともに前記空気チャンバ(P)を形成する可撓膜である、請求項記載の制振取付台。
  8. 前記弁装置(32)の前記第2の面が、前記補償チャンバ(B)と連通する、請求項からのいずれか1項に記載の制振取付台。
  9. 前記第2の調整ノズル(45)が環状の形状を有し、前記第1の調整ノズル(E)の周囲に配置されており、前記弁装置(32)は、前記第1の止め装置(20)と前記第2の止め装置(30)との間において前記第2の調整ノズル(45)の内側に配置されているリングを形成する、請求項からのいずれか1項に記載の制振取付台。
  10. 前記励起装置(17)の前記第1の面は、10Hzから90Hzの共振振動数を有するような寸法をもつ、前記第1の調整ノズル(E)である追加の絞り通路(E)を通して、前記作業チャンバ(A)と連通する、請求項からのいずれか1項に記載の制振取付台。
  11. 前記第1の止め装置(20)は前記剛性隔壁(10)と一体である固定壁(20)であり、前記追加の絞り通路(E)は、前記固定壁(20)と、前記第2の止め装置(30)を形成する剛性プレート(30)との間に形成されている、請求項10に記載の制振取付台。
  12. 前記エラストマー体(5)は、第1に、前記第1の剛性支持要素(2)と一体である頂点(6)と、第2に、前記第2の剛性支持要素(3)と一体であり、かつ前記剛性隔壁(10)と一体である環状基部(7)との間を中央軸線(Z)に沿って延びる鐘形の側壁を有し、前記エラストマー体(5)の前記頂点(6)は、少なくとも半径方向において前記第1の剛性支持要素(2)の両側に凹みを有し、その結果として、前記頂点(6)は、前記半径方向において前記側壁よりも低い剛性を有する剪断プラグを形成する、請求項から11のいずれか1項に記載の制振取付台。
  13. 中間剛性補強要素(9)が前記剪断プラグ(6)と前記側壁との間において前記エラストマー体(5)内に埋め込まれており、この中間剛性補強要素(9)は前記剪断プラグ(6)を取り囲み、かつ、前記第1の剛性支持要素(2)の半径方向変位を制限する、請求項12に記載の制振取付台。
  14. 車体(V)と、
    前記励起装置(17)の前記第2の面が空気チャンバ(P)と連通している、請求項から13のいずれか1項に記載の少なくとも1つの油圧式の制振取付台(1)によって前記車体上に取り付けられている自動車エンジン(M)と、
    制御装置(50、51)によって前記空気チャンバ(P)に連結されている部分真空源(52)であって、前記自動車エンジン(M)がアイドリングしている時に前記励起装置(17)によって逆振動が前記作業チャンバ(A)内で発生させられるように前記空気チャンバ(P)の内側で得られる気体圧力を周期的に変化させることと、前記自動車エンジン(M)がアイドリング回転速度よりも速い回転速度で回転している時に前記空気チャンバ(P)内に永続的な部分真空を発生させ、前記励起装置(17)をその阻止位置に維持することとが可能である制御装置(50、51)によって前記空気チャンバ(P)に連結されている部分真空源(52)と、
    を有する自動車。
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