JP4628986B2 - 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、リッチブラック等を使用した背景画像中に明度の高い図形が配置された被処理画像に対して、キックバック処理を行う画像処理装置、画像処理方法、およびプログラムに関する。
従来より、カラー印刷用の画像は、複数の色要素(例えば、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の各色要素)により構成され、色要素ごとに制作された印刷版により印刷用紙上に印刷される。そして、カラー印刷用の画像において黒色を表現するときには、K色だけではなく、他の色要素も加えてより深い黒色(いわゆる「リッチブラック」)を表現することがある。
このようなカラー印刷用の画像において、リッチブラックを使用した背景画像中に白抜き文字が配置されている場合、印刷用紙上において各印刷版の印刷位置が僅かにずれると、K色以外の色要素(例えばC,M,Y)が白抜き文字の中へはみ出してしまう。このような不具合を防止するため、製版前の画像処理工程においては、白抜き文字の周囲の所定幅の領域においてK色以外の色要素を消去する処理(以下、「キックバック処理」と称する)が行われている。キックバック処理は、版ズレに起因する画像の劣化を防止するための画像処理であるトラップ処理の一種として処理される。
従来のトラップ処理に関する技術は、例えば特許文献1に開示されている。
特開2004−34636号公報
しかしながら、従来のキックバック処理では、背景画像がイメージである場合(背景画像中のK色の濃度値が一定ではない場合)にも、白抜き文字の周囲の領域においてK色以外の色要素を一律に消去していた。このため、K色の濃度値が低い領域においては白抜き文字が太ったように見え、画像の外観上好ましくない場合があった。例えば、図6のような被処理画像30に対してキックバック処理を行う場合、文字32の周囲のM色を消去すると、図13のように、被処理画像30中において文字32の上半分が太ったように見えてしまう。
これは、リッチブラックを使用した背景画像中に白抜き文字が配置される場合に特有の問題ではなく、相対的に明度の低い主色要素と相対的に明度の高い副色要素とにより構成される背景画像中に明度の高い図形が配置される被処理画像に対してキックバック処理を行う場合に、一般的に生じ得る問題である。
本発明は、このような問題に鑑みなされたものであり、背景画像がイメージである場合にも、図形の周囲において好適にキックバック処理を行うことができる画像処理装置、画像処理方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、相対的に明度の低い主色要素と相対的に明度の高い副色要素とにより構成される背景画像の中に図形が配置された被処理画像に対して、前記図形の周囲の副色要素を消去する処理を行う画像処理装置であって、前記図形の周囲の各位置において、前記主色要素の濃度値に基づいて前記副色要素の消去の要否を判断する判断手段と、前記判断手段の判断結果に基づいて、前記副色要素の消去を実行する消去手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の画像処理装置であって、前記判断手段は、前記図形の周囲の各位置において、前記主色要素の濃度値を基準濃度値と比較することにより、前記副色要素の消去の要否を判断することを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の画像処理装置であって、前記基準濃度値を設定する基準濃度値設定手段を更に備えることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項2または請求項3に記載の画像処理装置であって、前記図形の周囲において前記主色要素の濃度値が前記基準濃度値以上となる領域の比率を基準比率と比較する比較手段と、前記比較手段の比較結果に基づいて、前記消去手段による消去処理を取り消す取り消し手段と、を更に備えることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項4に記載の画像処理装置であって、前記基準比率を設定する基準比率設定手段を更に備えることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1から請求項5までのいずれかに記載の画像処理装置であって、前記図形とその周囲の所定幅の領域とを含む閉領域を切り出す切り出し手段を更に備え、前記判断手段および前記消去手段は、前記切り出し手段により切り出された前記閉領域に対してそれぞれ処理を行うことを特徴とする。
請求項に係る発明は、相対的に明度の低い主色要素と相対的に明度の高い副色要素とにより構成される背景画像の中に図形が配置された被処理画像に対して、図形の周囲の副色要素を消去する処理を行う画像処理方法であって、前記図形の周囲の各位置において、前記主色要素の濃度値に基づいて前記副色要素の消去の要否を判断する判断工程と、前記判断工程における判断結果に基づいて、前記副色要素の消去を実行する消去工程と、を有することを特徴とする。
請求項に係る発明は、相対的に明度の低い主色要素と相対的に明度の高い副色要素とにより構成される背景画像の中に図形が配置された被処理画像に対して、図形の周囲の副色要素を消去する処理を行うためのプログラムであって、コンピュータに、前記図形の周囲の各位置において、前記主色要素の濃度値に基づいて前記副色要素の消去の要否を判断する判断手順と、前記判断手段の判断結果に基づいて、前記副色要素の消去を実行する消去手順と、を実行させることを特徴とする。
請求項1〜に記載の発明によれば、画像処理装置は、図形の周囲の各位置において主色要素の濃度値に基づいて副色要素の消去の要否を判断する判断手段と、判断手段の判断結果に基づいて、副色要素の消去を実行する消去手段と、を備える。このため、主色要素の濃度値が所定の条件を満たす箇所においてのみ、限定的に副色要素の消去を行うことができる。したがって、背景画像がイメージである場合にも、図形の周囲において好適にキックバック処理を行うことができる。
特に、請求項2に記載の発明によれば、判断手段は、図形の周囲の各位置において、主色要素の濃度値を基準濃度値と比較することにより、副色要素の消去の要否を判断する。このため、主色要素の濃度値が高い箇所においてのみ、限定的に副色要素の消去を行うことができる。したがって、背景画像がイメージである場合にも、図形の周囲において好適にキックバック処理を行うことができる。
特に、請求項3に記載の発明によれば、画像処理装置は、基準濃度値を設定する基準濃度値設定手段を更に備える。このため、印刷の種類や被処理画像の種類に応じて基準濃度値を最適値に設定することができる。
特に、請求項4に記載の発明によれば、画像処理装置は、図形の周囲において主色要素の濃度値が基準濃度値以上となる領域の比率を基準比率と比較する比較手段と、比較手段の比較結果に基づいて、消去手段による消去処理を取り消す取り消し手段と、を更に備える。このため、1つの図形の周囲において部分的に実行される処理を、必要に応じて取り消すことができる。したがって、1つの図形の周囲において部分的に処理がされているとかえって外観品質を低下させてしまうような場合にも対応することができる。
特に、請求項5に記載の発明によれば、画像処理装置は、基準比率を設定する基準比率設定手段を更に備える。このため、印刷の種類や被処理画像の種類に応じて基準比率を最適値に設定することができる。
特に、請求項6に記載の発明によれば、画像処理装置は、図形とその周囲の所定幅の領域とを含む閉領域を切り出す切り出し手段を更に備え、判断手段および消去手段は、切り出し手段により切り出された閉領域に対してそれぞれ処理を行う。このため、被処理画像全体に対して処理を行う必要はなく、画像処理の効率が向上する。
また、請求項に記載の発明によれば、画像処理方法は、図形の周囲の各位置において、主色要素の濃度値に基づいて副色要素の消去の要否を判断する判断工程と、判断工程における判断結果に基づいて、副色要素の消去を実行する消去工程と、を有する。このため、主色要素の濃度値が所定の条件を満たす箇所においてのみ、限定的に副色要素の消去を行うことができる。したがって、背景画像がイメージである場合にも、図形の周囲において好適にキックバック処理を行うことができる。
また、請求項に記載の発明によれば、プログラムは、コンピュータに、図形の周囲の各位置において、主色要素の濃度値に基づいて副色要素の消去の要否を判断する判断手順と、判断手段の判断結果に基づいて、副色要素の消去を実行する消去手順と、を実行させる。このため、主色要素の濃度値が所定の条件を満たす箇所においてのみ、限定的に副色要素の消去を行うことができる。したがって、背景画像がイメージである場合にも、図形の周囲において好適にキックバック処理を行うことができる。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
<1.画像処理装置の構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る画像処理装置10を含む製版システム1の構成を示したブロック図である。製版システム1は、主として画像処理装置10と製版装置20とを有しており、これらの装置をLAN50を介して接続した構成となっている。画像処理装置10は、演算処理部11、記憶部12、表示部13、操作部14、および通信部15を備えた一般的なコンピュータにより構成されている。これらの各部はバスライン16を介して電気的に接続されており、相互にデータの送受信を行うことができる。
演算処理部11は、CPUまたはMPUにより構成され、記憶部12に格納されたプログラム12cおよび操作部14から入力された指示に基づいて所定の演算処理を行うことにより、画像処理を実行する。具体的には、後述するIDドロー処理、関係図形の登録、トラップルールの適用、トラップ図形の作成等の各処理が、演算処理部11において実行される。記憶部12は、ROM、RAM、ハードディスク等により構成され、画像処理に必要な種々のデータを保存する。例えば、記憶部12には、後述する基準濃度値12aや基準比率12bの情報が保存されている。また、記憶部12には、演算処理部11に画像処理を実行させるためのプログラム12cが格納されている。
表示部13は、液晶ディスプレイやCRT等の表示デバイスにより構成され、オペレータに対して画像や種々の情報を表示する。操作部14は、キーボードやマウス等により構成され、オペレータからの操作入力を受け付ける。例えば、オペレータは、操作部14を操作することにより、記憶部12に保持されている基準濃度値12aや基準比率12bの値を任意に設定することができる。通信部15は、画像処理装置10をLAN50に接続するためのインターフェイス機能を有する。例えば、LAN50を経由して伝送された被処理画像は、通信部15を介して画像処理装置10へ入力される。また、画像処理装置10において画像処理された被処理画像は、通信部15を介してLAN50へ出力される。
製版装置20は、画像処理後の被処理画像を色要素ごとに印刷版に記録し、カラー印刷に使用される複数の印刷版を製造する。製版装置20は、例えば、印刷版を保持しつつ主走査方向に回転するドラムや、印刷版に対してレーザ光線を射出しつつ副走査方向に移動する記録ヘッド等により構成される。
<2.画像処理装置による画像処理>
続いて、上記の画像処理装置10において実行される画像処理について、図2〜図5のフローチャートおよび図6〜図12の画像例を参照しつつ説明する。以下の画像処理において処理対象となる被処理画像は、複数のオブジェクト(図形)が配置されたカラー印刷用の画像であり、例えばPortable Document FormatやPostScript(登録商標)の形式で記述された画像データとして製版システム1へ入稿される。
図2は、画像処理装置10における画像処理の全体的な流れを示したフローチャートである。製版システム1に被処理画像が入稿されると、入稿された被処理画像は、LAN50を経由して伝送され、通信部15を介して画像処理装置10へ入力される(ステップS11)。画像処理装置10は、被処理画像のフォーマットやヘッダの記述内容が以後の画像処理に適合したものとなっているか否かをチェックする。そして、画像処理に適合していないと判断した場合には、被処理画像の入力を拒否するとともに表示部13にその旨を表示する。また、画像処理に適合していると判断した場合には、被処理画像の入力を許可する。
図6は、画像処理装置10へ入力された被処理画像の例を示した図である。図6の被処理画像30は、図7の概念図に示したように、背景画像31の上位側に「F」形の白抜きの文字32を配置した画像である。背景画像31の下半分にはM色100%とK色100%とにより構成されたリッチブラックが使用されており、背景画像31の上半分にはM色100%のみが使用されている。すなわち、背景画像31は、K色の濃度値が一定ではない「イメージ」となっている。また、文字32は、背景画像31を構成する色要素を有さない明度の高い「白抜き図形」となっている。被処理画像30を色要素ごとに分解すると、図8のようにM版画像33とK版画像34とが生成される。
図2に戻り、画像処理装置10は、入力された被処理画像についてIDドロー処理を行う(ステップS12)。IDドロー処理では、画像処理装置10は、被処理画像を構成するオブジェクトにそれぞれ識別のためのIDを付与し、ビットマップ上において各オブジェクトが占めるピクセルに当該オブジェクトのIDを記述していく。図6の被処理画像30についてIDドロー処理を行う場合、被処理画像30のうち相対的に下位に配置されているオブジェクトである背景画像31にID「1」が付与され、相対的に上位に配置されているオブジェクトである文字32にID「2」が付与されるものとすると、図9に示したように、ビットマップ40上において背景画像31に対応するピクセルにはID「1」が記述され、文字32に対応するピクセルにはID「2」が記述される。
続いて、画像処理装置10は、画像を構成するオブジェクトごとに隣接する下位のオブジェクト(関係図形)を登録する(ステップS13)。具体的には、上記のビットマップを縦横に走査しつつ各ピクセルに記述されたIDを読み取る。そして、対象とするオブジェクトに含まれるピクセルと隣接し、かつ、対象とするオブジェクトのIDよりも小さいIDが記述されているピクセルがある場合には、そのピクセルを含むオブジェクトを関係図形として登録する。図9のビットマップ40では、文字32(ID:2)に対して背景画像31(ID:1)が関係図形として登録される。
その後、画像処理装置10は、被処理画像を構成するオブジェクトとその関係図形との間に適用すべきトラップ処理の種類(トラップルール)を決定する(ステップS14)。図3は、トラップルールの適用工程の流れをより詳細に示したフローチャートである。まず、画像処理装置10は、トラップルール未適用のオブジェクトを選択する(ステップS21)。そして、当該オブジェクトが明度の高い図形であるか(ステップS22)、当該オブジェクトに登録されている関係図形があるか(ステップS23)、当該オブジェクトの関係図形がイメージであるか(ステップS24)、をそれぞれ調べ、全ての項目に該当する場合には、当該オブジェクトと関係図形との間に適用するトラップ処理として「キックバック処理」を選択する(ステップS25)。一方、上記の項目のうち1つでも該当しない場合には、当該オブジェクトと関係図形との間に適用するトラップ処理として「他のトラップ処理」を選択する(ステップS26)。
例えば、被処理画像30ついてトラップルールの適用を行う場合、ステップS21において文字32を選択すると、文字32は明度の高い白抜き図形であり、文字32には関係図形として背景画像31が登録されており、かつ、背景画像31はイメージであるため、文字32と背景画像31との間に適用するトラップ処理として「キックバック処理」が選択される。その後、画像処理装置10は、トラップルール未適用のオブジェクトが残っているかどうかを調べ(ステップS27)、トラップルールを適用していないオブジェクトが残っている場合には、ステップS21に戻って当該オブジェクトについてトラップルールの適用を行う。
ステップS27においてトラップルール未適用のオブジェクトが残っていない場合には、図2のフローチャートに戻り、画像処理装置10は、被処理画像を構成する各オブジェクトについてトラップ図形の作成を行う(ステップS15)。図4は、トラップ図形の作成工程の流れをより詳細に示したフローチャートである。まず、画像処理装置10は、トラップ図形未作成のオブジェクトを選択し(ステップS31)、選択されたオブジェクトに適用されているトラップルールの種類を調べる(ステップS32)。選択されたオブジェクトに適用されているトラップルールが「キックバック処理」である場合には、下記のステップS33〜S35を実行することにより、キックバック処理を行う。
キックバック処理においては、まず、選択されたオブジェクトとその周囲の所定幅の領域とを含む閉領域を生成し(ステップS33)、その閉領域を被処理画像から切り出す(ステップS34)。例えば、被処理画像30において文字32を選択すると、図10に示したように、文字32とその周囲の所定幅の領域とを含む閉領域32aが生成され、被処理画像30から閉領域32aが切り出される。
そして、画像処理装置10は、切り出した閉領域に対して、色要素の消去処理を行う(ステップS35)。図5は、色要素の消去処理の流れをより詳細に示したフローチャートである。まず、画像処理装置10は、閉領域内の未処理ピクセルを選択し(ステップS41)、選択されたピクセルにおいて相対的に明度の低い色要素に相当するK色の濃度値を、記憶部12に記憶されている基準濃度値12aと比較する(ステップS42)。そして、選択されたピクセルのK色の濃度値が基準濃度値12a以上である場合には、当該ピクセルにおいてK色以外の色要素の消去が必要と判断し(ステップS43)、当該ピクセルのK色以外の色要素の濃度値を消去する(ステップS44)。一方、選択したピクセルにおけるK色の濃度値が基準濃度値12a未満である場合には、当該ピクセルにおいてK色以外の色要素の消去は不要と判断する(ステップS45)。これにより、K色の濃度値が高い領域についてのみ、キックバック処理が選択的に実行されることとなる。
例えば、基準濃度値12aが「95%」に設定されているものとして、上記の閉領域32aに対して色要素の消去処理を行う場合について、図11を参照しつつ、説明する。画像処理装置10は、閉領域32a中のリッチブラックのピクセルを選択すると、当該ピクセルにおけるK色の濃度値は100%であり、基準濃度値12a以上であるため、M色の消去が必要と判断する。したがって、当該ピクセルのM色の濃度値を0%に書き換える。また、画像処理装置10は、閉領域32a中のM色のピクセルを選択すると、当該ピクセルにおけるK色の濃度値は0%であり、基準濃度値12a未満であるため、M色の消去は不要と判断する。したがって、当該ピクセルのM色の濃度値を100%のまま維持する。
その後、画像処理装置10は、閉領域内に未処理のピクセルが残っているかどうかを調べ(ステップS46)、未処理のピクセルが残っている場合には、ステップS41に戻って当該ピクセルについて色要素の消去処理を行う。一方、未処理のピクセルが残っていない場合には、次に、閉領域内の白抜き図形の周囲の全ピクセルのうち、K色の濃度値が基準濃度値12a以上となっていたピクセルの比率を調べ、当該比率を記憶部12に記憶されている基準比率12bと比較する(ステップS47)。そして、K色の濃度値が基準濃度値12a以上となっていたピクセルの比率が基準比率12b以上である場合には、上記のステップS44で実行された色要素の消去処理を維持する。一方、K色の濃度値が基準濃度値12a以上となっていたピクセルの比率が基準比率12b未満である場合には、上記のステップS44で実行された色要素の消去処理を取り消す(ステップS48)。すなわち、色要素の消去処理がされた閉領域の画像を破棄し、消去処理前の閉領域の画像を返す。
その後、図4のフローチャートに戻り、画像処理装置10は、処理後の閉領域を被処理画像上に配置する(ステップS36)。これにより、被処理画像中のオブジェクトの周囲において、K色の濃度値が高い領域についてのみキックバック処理がされた画像が生成される。例えば、図11のように処理された閉領域32aを被処理画像30上に配置すると、図12に示したように、文字32の下半分の周囲においてのみM色の消去処理がされた画像が生成される。文字32の上半分の周囲においてはM色の消去処理はされていないため、文字32の上半分が太ったように見えることはなく、外観上の不都合は生じない。
一方、上記のステップS32において、選択されたオブジェクトに適用されているトラップルールが「他のトラップ処理」である場合には、当該トラップルールに従いトラップ処理を行う(ステップS37)。その後、画像処理装置10は、トラップ図形未作成のオブジェクトが残っているかどうかを調べ(ステップS38)、トラップ図形未作成のオブジェクトが残っている場合には、ステップS31に戻って当該オブジェクトについてトラップ図形の作成を行う。
ステップS38において、トラップ図形未作成のオブジェクトが残っていない場合には、図2のフローチャートに戻り、画像処理装置10は、画像処理後の被処理画像を出力する(ステップS16)。被処理画像は、通信部15を介して出力され、LAN50を経由して製版装置20へ転送される。製版装置20は、受信した被処理画像に基づき、色要素ごとに印刷版を作成する。
以上のように、この画像処理装置10は、文字の周囲の各位置においてK色の濃度値を基準濃度値12aと比較することにより、他の色要素の消去の要否を判断する。そして、その判断結果に基づいて色要素の消去処理を実行する。このため、K色の濃度値が高い領域においてのみ、限定的に色要素の消去処理を行うことができる。したがって、背景画像がイメージである場合に、文字の周囲において好適にキックバック処理を行うことができる。
また、画像処理装置10では、オペレータが操作部14から入力操作を行うことにより、記憶部12に保持されている基準濃度値12aを任意に設定することができる。このため、印刷の種類や被処理画像の種類に応じて基準濃度値を最適値に設定することができる。
また、画像処理装置10は、文字の周囲においてK色の濃度値が基準濃度値12a以上となる領域の比率を基準比率12bと比較し、その比較結果に基づいて色要素の消去処理を取り消す。このため、1つの文字の周囲において部分的に実行されるキックバック処理を、必要に応じて取り消すことができる。これにより、1つの文字の周囲において部分的にキックバック処理がされているとかえって外観品質を低下させてしまうような場合にも対応することができる。
また、画像処理装置10では、オペレータが操作部14から入力操作を行うことにより、記憶部12に保持されている基準比率12bを任意に設定することができる。このため、印刷の種類や被処理画像の種類に応じて基準比率を最適値に設定することができる。
また、画像処理装置10は、文字とその周囲の所定幅の領域とを含む閉領域を切り出し、切り出された閉領域に対して判断処理および色要素の消去処理を行う。このため、被処理画像全体に対して処理を行う必要はなく、画像処理の効率が向上する。
<3.変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記の例に限定されるものではない。例えば、上記の被処理画像30は、K色とM色とにより構成される背景画像中に白抜きの文字32が配置されたものであったが、K色の代わりに明度の低い特色を使用してもよい。また、M色だけではなく、C色やY色が使用されていてもよい。すなわち、背景画像は、相対的に明度の低い主色要素(K色,特色など)と相対的に明度の高い副色要素(C色,M色,Y色など)とにより構成されていればよい。また、背景画像中に配置される図形は、上記の文字に限定されるものではなく、白抜きの図形やストロークであってもよい。また、複数の副色要素が使用されている場合には、図形中に一部の副色要素が残っていてもよい。もちろん、被処理画像中に配置される図形の数は1つに限定されるものではなく、複数であってもよい。
また、上記の画像処理装置10は、K色の濃度値を基準濃度値12aと比較することにより、他の色要素の消去の要否を判断したが、本発明の判断処理は、必ずしも基準濃度値12aとの比較によるものでなくてもよい。例えば、図形の周囲の各位置において、主色要素の濃度値と副色要素の濃度値とのバランスを調べ、その結果に基づいて副色要素の消去の要否を判断してもよい。すなわち、本発明の判断処理は、少なくとも主色要素の濃度値に基づく判断処理であればよい。
画像処理装置を含む製版システムの構成を示したブロック図である。 画像処理の全体的な流れを示したフローチャートである。 トラップルール適用工程の流れを示したフローチャートである。 トラップ図形作成工程の流れを示したフローチャートである。 色要素消去処理の流れを示したフローチャートである。 画像処理装置へ入力される被処理画像の例を示した図である。 被処理画像をオブジェクトごとに分解した図である。 被処理画像を色要素ごとに分解した図である。 IDドロー処理により生成されるビットマップの例を示した図である。 被処理画像からの閉領域が切り出しについて示した図である。 閉領域に対する色要素の消去処理について示した図である。 画像処理後の被処理画像の例を示した図である。 従来の画像処理後の被処理画像の例を示した図である。
符号の説明
1 製版システム
10 画像処理装置
11 演算処理部
12 記憶部
12a 基準濃度値
12b 基準比率
12c プログラム
13 表示部
14 操作部
15 通信部
20 製版装置
30 被処理画像
31 背景画像
32 文字
32a 閉領域
33 M版画像
34 K版画像
50 LAN

Claims (8)

  1. 相対的に明度の低い主色要素と相対的に明度の高い副色要素とにより構成される背景画像の中に図形が配置された被処理画像に対して、前記図形の周囲の副色要素を消去する処理を行う画像処理装置であって、
    前記図形の周囲の各位置において、前記主色要素の濃度値に基づいて前記副色要素の消去の要否を判断する判断手段と、
    前記判断手段の判断結果に基づいて、前記副色要素の消去を実行する消去手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置であって、
    前記判断手段は、前記図形の周囲の各位置において、前記主色要素の濃度値を基準濃度値と比較することにより、前記副色要素の消去の要否を判断することを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項2に記載の画像処理装置であって、
    前記基準濃度値を設定する基準濃度値設定手段を更に備えることを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載の画像処理装置であって、
    前記図形の周囲において前記主色要素の濃度値が前記基準濃度値以上となる領域の比率を基準比率と比較する比較手段と、
    前記比較手段の比較結果に基づいて、前記消去手段による消去処理を取り消す取り消し手段と、
    を更に備えることを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項4に記載の画像処理装置であって、
    前記基準比率を設定する基準比率設定手段を更に備えることを特徴とする画像処理装置。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれかに記載の画像処理装置であって、
    前記図形とその周囲の所定幅の領域とを含む閉領域を切り出す切り出し手段を更に備え、
    前記判断手段および前記消去手段は、前記切り出し手段により切り出された前記閉領域に対してそれぞれ処理を行うことを特徴とする画像処理装置。
  7. 相対的に明度の低い主色要素と相対的に明度の高い副色要素とにより構成される背景画像の中に図形が配置された被処理画像に対して、図形の周囲の副色要素を消去する処理を行う画像処理方法であって、
    前記図形の周囲の各位置において、前記主色要素の濃度値に基づいて前記副色要素の消去の要否を判断する判断工程と、
    前記判断工程における判断結果に基づいて、前記副色要素の消去を実行する消去工程と、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  8. 相対的に明度の低い主色要素と相対的に明度の高い副色要素とにより構成される背景画像の中に図形が配置された被処理画像に対して、図形の周囲の副色要素を消去する処理を行うためのプログラムであって、
    コンピュータに、
    前記図形の周囲の各位置において、前記主色要素の濃度値に基づいて前記副色要素の消去の要否を判断する判断手順と、
    前記判断手段の判断結果に基づいて、前記副色要素の消去を実行する消去手順と、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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