JP2002165104A - トラッピング処理装置および方法 - Google Patents

トラッピング処理装置および方法

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JP2002165104A JP2000356455A JP2000356455A JP2002165104A JP 2002165104 A JP2002165104 A JP 2002165104A JP 2000356455 A JP2000356455 A JP 2000356455A JP 2000356455 A JP2000356455 A JP 2000356455A JP 2002165104 A JP2002165104 A JP 2002165104A
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trapping
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 版ずれが生じてもオブジェクトが実際のもの
と同程度の大きさに見えるトラッピング処理を行う装置
および方法を提供する。 【解決手段】 印刷すべきカラー画像においてトラッピ
ング処理を行うべき境界Zを抽出し(図4(a))、こ
の境界Zの両側それぞれに対してトラッピング処理を行
うべきトラップ領域A1,B1を指定し(図4
(b))、このトラップ領域A1,B1それぞれに対し
てトラップ色を指定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の色成分の重
ね合わせで画像を印刷する際の版ずれに起因する白抜け
の発生を抑制するトラッピング処理を行う装置および方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カラー画像の印刷は、複数の色成分(通
常はC(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー)お
よびK(ブラック)の4色)の重ね合わせで行われるの
が一般的である。例えば、ゼログラフィ技術に基づくカ
ラー画像印刷では、CMYKのうちの何れかの第1の色
成分のトナーを用いて出力用紙上に印刷し、続いて第2
の色成分のトナーを用いて重ねて該出力用紙上に印刷
し、以下同様に第3,第4の色成分のトナーを用いて更
に重ねて該出力用紙上に印刷する。インクジェット技術
に基づくカラー画像印刷でも、CMYKの4つの色成分
を重ね合わせ用紙上に印刷する。このような複数の色成
分の重ね合わせでカラー画像を印刷する場合には、1枚
の出力用紙上に複数の色成分それぞれで印刷される画像
の位置がずれる場合がある。この現象を版ずれと言う。
【0003】版ずれが起きると白抜けが生じる場合があ
る。図5は、版ずれに因る白抜けを説明する図である。
同図(a)に示すように、本来は境界Zで接している2
つの領域A,Bを考える。各画素におけるCMYKの網
点面積率を(C(%),M(%),Y(%),K(%))で表して、
一方の領域Aの色が(100,0,0,0)であると
し、他方の領域Bの色が(0,0,60,0)であると
する。そして、シアン画像とイエロー画像との間で版ず
れが起きると、同図(b)に示すように、領域Aおよび
領域Bそれぞれの色が重なって色が(100,0,6
0,0)である領域Cが生じる他、色が(0,0,0,
0)である白色領域Dが生じる。この白色領域Dが生じ
る現象を白抜けと言う。このような版ずれに因る白抜け
が生じると、出力用紙上に印刷されたカラー画像の品質
が劣悪なものとなる。
【0004】そこで、版ずれに起因する白抜けの発生を
抑制する為にトラッピング処理を行うことが提案されて
いる(例えば、特開平11−34406号公報、特開2
000−106628号公報および特開2000−16
5693号公報を参照)。図6および図7は、従来のト
ラッピング技術を説明する図である。
【0005】図6(a)では、本来は境界Zで接してい
る2つの領域A,Bのうち前景オブジェクトに相当する
領域Bの周囲(境界Zの外側の領域Aの部分)にトラッ
プ領域A1を指定して、このトラップ領域A1の色を、
元の領域Aおよび領域Bそれぞれの色を重ねた色(10
0,0,60,0)とする。この技術をスプレッドと言
う。このとき、シアン画像とイエロー画像との間で版ず
れが起きると、図6(b)に示すように、トラップ領域
A1の形状が変化するものの、白抜けが生じない。
【0006】一方、図7(a)では、本来は境界Zで接
している2つの領域A,Bのうち背景に相当する領域A
の周囲(境界Zの内側の領域Bの部分)にトラップ領域
B1を指定して、このトラップ領域B1の色を、元の領
域Aおよび領域Bそれぞれの色を重ねた色(100,
0,60,0)とする。この技術をチョークと言う。こ
のとき、シアン画像とイエロー画像との間で版ずれが起
きると、図7(b)に示すように、トラップ領域B1の
形状が変化するものの、白抜けが生じない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のトラッピング処理技術では、版ずれが生じたときの
オブジェクトが実際より拡大または縮小して見える場合
があり、画質が低下する場合がある。例えば、スプレッ
ド技術を採用した図6(a)において、背景に相当する
領域Aの色を(100,0,0,0)とし、前景オブジ
ェクトに相当する領域Bの色を(0,0,60,0)と
すると、版ずれが生じたときの前景オブジェクトは実際
より拡大して見える。一方、チョーク技術を採用した図
7(a)において、背景に相当する領域Aの色を(10
0,0,0,0)とし、前景オブジェクトに相当する領
域Bの色を(0,0,60,0)とすると、版ずれが生
じたときの前景オブジェクトは実際より縮小して見え
る。
【0008】本発明は、上記問題点を解消する為になさ
れたものであり、版ずれが生じてもオブジェクトが実際
のものと同程度の大きさに見えるトラッピング処理を行
う装置および方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るトラッピン
グ処理装置は、複数の色成分の重ね合わせでカラー画像
を印刷する際の版ずれに起因する白抜けの発生を抑制す
るトラッピング処理を行う装置であって、カラー画像に
おいてトラッピング処理を行うべき境界を抽出する境界
抽出手段と、境界抽出手段により抽出された境界の両側
それぞれに対してトラッピング処理を行うべきトラップ
領域を指定する領域指定手段と、領域指定手段により指
定される各トラップ領域に対してトラップ色を指定する
色指定手段と、を備えることを特徴とする。
【0010】本発明に係るトラッピング処理方法は、複
数の色成分の重ね合わせでカラー画像を印刷する際の版
ずれに起因する白抜けの発生を抑制するトラッピング処
理を行う方法であって、カラー画像においてトラッピン
グ処理を行うべき境界を抽出する境界抽出ステップと、
境界抽出ステップで抽出された境界の両側それぞれに対
してトラッピング処理を行うべきトラップ領域を指定す
る領域指定ステップと、領域指定ステップで指定される
各トラップ領域に対してトラップ色を指定する色指定ス
テップと、を備えることを特徴とする。
【0011】本発明に係るトラッピング処理装置(トラ
ッピング処理方法)によれば、カラー画像においてトラ
ッピング処理を行うべき境界が、境界抽出手段により
(境界抽出ステップにおいて)抽出される。そして、こ
の境界抽出手段により(境界抽出ステップにおいて)抽
出された境界の両側それぞれに対してトラッピング処理
を行うべきトラップ領域が、領域指定手段により(領域
指定ステップにおいて)指定される。また、この領域指
定手段により(領域指定ステップにおいて)指定される
各トラップ領域に対してトラップ色が、色指定手段によ
り(色指定ステップにおいて)指定される。このよう
に、カラー画像においてトラッピング処理を行うべき境
界の両側それぞれに対してトラップ領域とトラップ色と
が指定されるので、カラー画像の印刷の際に版ずれが生
じても、色抜けの発生が抑制され、また、オブジェクト
が実際のものと同程度の大きさに見える。
【0012】本発明に係るトラッピング処理装置では、
領域指定手段は、境界抽出手段により抽出された境界の
両側それぞれの色の組み合わせに応じて、境界抽出手段
により抽出された境界の両側または一方の側に対して複
数のトラップ領域を指定することを特徴とする。また、
本発明に係るトラッピング処理方法では、領域指定ステ
ップにおいて、境界抽出ステップで抽出された境界の両
側それぞれの色の組み合わせに応じて、境界抽出ステッ
プで抽出された境界の両側または一方の側に対して複数
のトラップ領域を指定することを特徴とする。このよう
に、カラー画像においてトラッピング処理を行うべき境
界の両側または一方の側に対して複数のトラップ領域を
指定することにより、カラー画像の印刷の際の版ずれに
因るオブジェクトの見かけ上の拡大または縮小が更に抑
制される。
【0013】本発明に係るトラッピング処理装置では、
領域指定手段は、境界抽出手段により抽出された境界の
両側それぞれの色の組み合わせに応じて、境界抽出手段
により抽出された境界の両側または一方の側に対して1
つまたは複数のトラップ領域を指定することを特徴とす
る。また、本発明に係るトラッピング処理方法では、領
域指定ステップにおいて、境界抽出ステップで抽出され
た境界の両側それぞれの色の組み合わせに応じて、境界
抽出ステップで抽出された境界の両側または一方の側に
対して1つまたは複数のトラップ領域を指定することを
特徴とする。このように、カラー画像においてトラッピ
ング処理を行うべき境界の一方の側に対して1つのトラ
ップ領域を指定する場合を含むことにより、トラッピン
グ処理が容易になる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明にお
いて同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を
省略する。
【0015】図1は、本実施形態に係るトラッピング処
理装置1の概略構成図である。このトラッピング処理装
置1は、CMYKの4色の色成分の重ね合わせでカラー
画像を印刷する際の版ずれに起因する白抜けの発生を抑
制するトラッピング処理を行う装置であり、例えば、カ
ラー画像を印刷する印刷装置に含まれ、或いは、カラー
画像を印刷する印刷装置へ当該画像データを送信するク
ライアント装置に含まれる。このトラッピング処理装置
1は、境界抽出手段10、領域指定手段20および色指
定手段30を備える。
【0016】図2は、本実施形態に係るトラッピング処
理方法を説明するフローチャートである。このトラッピ
ング処理方法は、CMYKの4色の色成分の重ね合わせ
でカラー画像を印刷する際の版ずれに起因する白抜けの
発生を抑制するトラッピング処理を行う方法であり、例
えば、カラー画像を印刷する印刷装置において実行さ
れ、或いは、カラー画像を印刷する印刷装置へ当該画像
データを送信するクライアント装置において実行され
る。このトラッピング処理方法は、境界抽出ステップS
1、領域指定ステップS2および色指定ステップS3を
備える。境界抽出ステップS1は、トラッピング処理装
置1の境界抽出手段10により行われる処理である。領
域指定ステップS2は、トラッピング処理装置1の領域
指定手段20により行われる処理である。また、色指定
ステップS3は、トラッピング処理装置1の色指定手段
30により行われる処理である。なお、領域指定ステッ
プS2および色指定ステップS3は、順次に行われても
よいが、並列的に行われてもよい。
【0017】境界抽出手段10は(境界抽出ステップS
1では)、印刷すべきカラー画像においてトラッピング
処理を行うべき境界を抽出する。具体的には、境界抽出
手段10は、カラー画像における全ての隣接(縦および
横だけでなく斜めにも隣接する場合も含む。)する2つ
画素の組み合わせについて、一方の第1の画素の色(C
1,M1,Y1,K1)と他方の第2の画素の色(C
2,M2,Y2,K2)とを比較する。そして、第1の
画素のCMYKの4色の色成分のうち0でない何れかの
色成分が第2の画素で0であり、且つ、第2の画素のC
MYKの4色の色成分のうち0でない何れかの色成分が
第1の画素で0であるときに、境界抽出手段10は、第
1の画素と第2の画素との間にトラッピング処理を行う
べき境界が存在すると判断する。境界抽出手段10は、
カラー画像における全ての隣接する2つ画素の組み合わ
せについてこのような判断を行って、カラー画像におい
てトラッピング処理を行うべき境界を抽出する。なお、
第1の画素の色と第2の画素の色とが上記条件を満たす
場合であっても、何れかの画素の明度が所定の閾値より
大きいときには、境界抽出手段10は、第1の画素と第
2の画素との間にトラッピング処理を行うべき境界が存
在しないと判断するのが好適である(詳細については後
述する。)。
【0018】図3は、本実施形態に係るトラッピング処
理装置1の境界抽出手段10による処理内容を説明する
図である。この図において、2次元配列された多数の矩
形枠それぞれは画素を表しており、太線は或る一定色の
領域Aと他の一定色の領域Bとの境界を表している。図
3(a)に示すように、領域A内の第1の画素の色が
(80,0,0,0)であり、領域B内の第2の画素の
色が(80,20,0,0)であれば、C1≠0,C2
≠0 であるので、版ずれが起きても白抜けが生じない
から、境界抽出手段10は、これら第1の画素と第2の
画素との間にはトラッピング処理を行うべき境界が存在
しないと判断する。一方、図3(b)に示すように、領
域A内の第1の画素の色が(80,0,0,0)であ
り、領域B内の第2の画素の色が(0,20,0,0)
であれば、C1≠0,C2=0,M1=0,M2≠0
であるので、版ずれが起きると白抜けが生じる可能性が
あるから、境界抽出手段10は、これら第1の画素と第
2の画素との間にトラッピング処理を行うべき境界Zが
存在すると判断する。
【0019】領域指定手段20は(領域指定ステップS
2では)、境界抽出手段10により抽出された境界Zの
両側それぞれに対してトラッピング処理を行うべきトラ
ップ領域を指定する。図4は、本実施形態に係るトラッ
ピング処理装置1の領域指定手段20による処理内容を
説明する図である。図4(a)は、トラップ領域指定前
の元のカラー画像を示しており、この元のカラー画像で
は、色が(80,0,0,0)である領域Aと、色が
(0,20,0,0)である領域Bとが、境界Zで接し
ている。この境界Zは、トラッピング処理を行うべき境
界であると境界抽出手段10により判断されたものであ
る。図4(b)には、領域指定手段20により指定され
たトラップ領域A1およびB1が示されている。この図
に示すように、トラップ領域A1は境界Zに接して領域
Aの側に設けられており、トラップ領域B1は境界Zに
接して領域Bの側に設けられている。トラップ領域A1
の幅dA1とトラップ領域B1の幅dB1との和(dA1+d
B1)は、CMYKそれぞれの色成分の印刷の際の版ずれ
の程度を考慮して、版ずれが起きても白抜けが生じない
ように決定される。そして、色指定手段30は(色指定
ステップS3では)、領域指定手段20により指定され
るトラップ領域A1およびB1それぞれに対してトラッ
プ色を指定する。各トラップ色は、印刷装置やトナーま
たはインクなどの性質に応じて、版ずれが生じたときに
オブジェクトの形状が出来るだけ崩れないように決定さ
れる。
【0020】また、領域指定手段20は、境界抽出手段
10により抽出された境界Zの両側それぞれの色の組み
合わせに応じて、境界抽出手段10により抽出された境
界Zの両側または一方の側に対して複数のトラップ領域
を指定するのも好適である。例えば、図4(c)には、
境界Zに接して領域Bの側に対して1つのトラップ領域
B1を指定する一方で、境界Zに接して領域Aの側に対
して2つのトラップ領域A1,A2を指定する場合が示
されている。この場合、トラップ領域A1は境界Zに接
して領域Aの側に設けられ、トラップ領域A2はトラッ
プ領域A1に接して領域Aの側に設けられる。また、例
えば、図4(d)には、境界Zに接して領域Aの側に対
して2つのトラップ領域A1,A2を指定するととも
に、境界Zに接して領域Bの側に対しても2つのトラッ
プ領域B1,B2を指定する場合が示されている。この
場合、トラップ領域B1は境界Zに接して領域Bの側に
設けられ、トラップ領域B2はトラップ領域B1に接し
て領域Bの側に設けられる。これらの場合も、各トラッ
プ領域の幅の和は、CMYKそれぞれの色成分の印刷の
際の版ずれの程度を考慮して、版ずれが起きても白抜け
が生じないように決定される。そして、色指定手段30
は、領域指定手段20により指定されるトラップ領域A
1,A2,B1(およびB2)それぞれに対してトラッ
プ色を指定する。このときも、各トラップ色は、版ずれ
が生じたときにオブジェクトの形状が出来るだけ崩れな
いように決定される。
【0021】なお、領域指定手段20は、境界抽出手段
10により抽出された境界Zの両側それぞれの色の組み
合わせによっては、境界抽出手段10により抽出された
境界Zの一方の側に対して1つトラップ領域を指定して
もよい。すなわち、図4(e)に示すように境界Zに接
して領域Aの側にトラップ領域A1を指定するのみでも
よいし、また、図4(f)に示すように境界Zに接して
領域Bの側にトラップ領域B1を指定するのみでもよ
い。これらの場合も、トラップ領域の幅は、CMYKそ
れぞれの色成分の印刷の際の版ずれの程度を考慮して、
版ずれが起きても白抜けが生じないように決定される。
そして、色指定手段30は、領域指定手段20により指
定されるトラップ領域A1またはB1に対してトラップ
色を指定する。このときも、トラップ色は、版ずれが生
じたときにオブジェクトの形状が出来るだけ崩れないよ
うに決定される。
【0022】次に、境界抽出手段10による境界Zの抽
出、領域指定手段20によるトラップ領域の指定、およ
び、色指定手段30によるトラップ色の指定について、
更に詳細に説明する。トラップ領域の指定に際しては、
境界Zの両側にある領域AおよびBそれぞれの色をCI
E-L*a*b*表色系で表現した明度L*を用いる。領域
Aの明度をL*Aとし、領域Bの明度をL*Bとする。明度
L*A,L*Bそれぞれは0以上100以下の値を取り得
る。
【0023】L*A>90 且つ L*B>90 であれば、
領域AおよびBそれぞれの明度が大きく、版ずれが起き
て白抜けが生じてもその白抜けが目立たないので、境界
抽出手段10は、領域Aと領域Bとの境界はトラッピン
グ処理の必要がないと判断する。一方、L*A≦90 ま
たは L*B≦90 であって、領域AのCMYKの4色の
色成分のうち0でない何れかの色成分が領域Bで0であ
り、且つ、領域BのCMYKの4色の色成分のうち0で
ない何れかの色成分が領域Aで0であるときに、境界抽
出手段10は、領域Aと領域Bとの境界Zはトラッピン
グ処理の必要があると判断する。
【0024】そして、領域Aの明度L*Aと領域Bの明度
L*Bとの差の絶対値が0以上10未満であれば、領域A
およびBそれぞれの明度の差が小さく、版ずれが生じた
ときにオブジェクトの形状の崩れが小さいので、領域指
定手段20は、境界抽出手段10により抽出された境界
Zの何れか一方の側に対して1つのトラップ領域を指定
する(図4(e)または(f))。
【0025】また、領域Aの明度L*Aと領域Bの明度L
*Bとの差の絶対値が10以上60未満であれば、領域指
定手段20は、境界抽出手段10により抽出された境界
Zの両側それぞれに対して1つのトラップ領域を指定す
る。すなわち、領域指定手段20は、境界Zに接して領
域Aの側にトラップ領域A1を指定し、境界Zに接して
領域Bの側にトラップ領域B1を指定する(図4
(b))。そして、色指定手段30は、領域AのCMY
Kの4色の色成分のうち0でない何れかの色成分が領域
Bで0であるときに、領域Aの該色成分の10%の値を
領域Bの色に加えたものをトラップ領域B1の色とす
る。また、色指定手段30は、領域BのCMYKの4色
の色成分のうち0でない何れかの色成分が領域Aで0で
あるときに、領域Bの該色成分の10%の値を領域Aの
色に加えたものをトラップ領域A1の色とする。例え
ば、領域Aの色が(100,0,0,0)であり、領域
Bの色が(0,0,80,0)であれば、トラップ領域
A1の色は、領域BのY色成分の10%の値8を領域A
の色に加えた色(100,0,8,0)となり、トラッ
プ領域B1の色は、領域AのC色成分の10%の値10
を領域Bの色に加えた色(10,0,80,0)とな
る。
【0026】また、領域Aの明度L*Aと領域Bの明度L
*Bとの差の絶対値が60以上90未満であれば、領域指
定手段20は、境界抽出手段10により抽出された境界
Zの両側それぞれに対して2つのトラップ領域を指定す
る。すなわち、領域指定手段20は、境界Zに接して領
域Aの側にトラップ領域A1およびA2を順に指定し、
境界Zに接して領域Bの側にトラップ領域B1およびB
2を順に指定する(図4(d))。そして、色指定手段
30は、領域AのCMYKの4色の色成分のうち0でな
い何れかの色成分が領域Bで0であるときに、領域Aの
該色成分の10%の値を領域Bの色に加えたものをトラ
ップ領域B1の色とし、領域Aの該色成分の5%の値を
領域Bの色に加えたものをトラップ領域B2の色とす
る。また、色指定手段30は、領域BのCMYKの4色
の色成分のうち0でない何れかの色成分が領域Aで0で
あるときに、領域Bの該色成分の10%の値を領域Aの
色に加えたものをトラップ領域A1の色とし、領域Bの
該色成分の5%の値を領域Aの色に加えたものをトラッ
プ領域A2の色とする。例えば、領域Aの色が(10
0,0,0,0)であり、領域Bの色が(0,0,8
0,0)であれば、トラップ領域A1の色は、領域Bの
Y色成分の10%の値8を領域Aの色に加えた色(10
0,0,8,0)となり、トラップ領域A2の色は、領
域BのY色成分の5%の値4を領域Aの色に加えた色
(100,0,4,0)となり、トラップ領域B1の色
は、領域AのC色成分の10%の値10を領域Bの色に
加えた色(10,0,80,0)となり、また、トラッ
プ領域B2の色は、領域AのC色成分の5%の値5を領
域Bの色に加えた色(5,0,80,0)となる。
【0027】なお、領域Aの明度L*Aと領域Bの明度L
*Bとの差の絶対値が60以上90未満であるときには、
領域指定手段20は、その差の値に応じた数のトラップ
領域を指定するのが好適である。例えば、L*A−L*B
値が60以上70未満であれば、領域指定手段20は、
境界Zに接して領域Aの側に3つのトラップ領域A1〜
A3を順に指定し、境界Zに接して領域Bの側にも3つ
のトラップ領域B1〜B3を順に指定する。L*A−L*B
の値が70以上80未満であれば、領域指定手段20
は、境界Zに接して領域Aの側に2つのトラップ領域A
1,A2を順に指定し、境界Zに接して領域Bの側に4
つのトラップ領域B1〜B4を順に指定する。また、L
*A−L*Bの値が80以上90未満であれば、領域指定手
段20は、境界Zに接して領域Aの側に1つのトラップ
領域A1を指定し、境界Zに接して領域Bの側に6つの
トラップ領域B1〜B6を順に指定する。そして、領域
Aおよび領域Bの何れかの側に3以上のトラップ領域を
指定する場合には、色指定手段30は、境界Zから離れ
たトラップ領域ほど、トラップ色に付加される色成分の
値を小さくして、元の領域の色に近づけていく。
【0028】本実施形態では、カラー画像においてトラ
ッピング処理を行うべき境界Zの両側それぞれに対して
トラップ領域A1,B1とトラップ色が指定されるの
で、カラー画像の印刷の際に版ずれが生じても、色抜け
の発生が抑制され、また、オブジェクトが実際のものと
同程度の大きさに見える。また、境界Zの両側または一
方の側に対して複数のトラップ領域を指定することによ
り、カラー画像の印刷の際の版ずれに因るオブジェクト
の見かけ上の拡大または縮小が更に抑制される。また、
境界Zの一方の側に対して1つのトラップ領域を指定す
る場合を含むことにより、トラッピング処理が容易にな
る。
【0029】なお、本実施形態に係るトラッピング処理
装置1が印刷装置に含まれる場合には、トラッピング処
理を行うべき境界の抽出、トラップ領域の指定およびト
ラップ色の指定の各処理は、クライアント装置から印刷
装置へ送られてきたカラー画像データに基づいて作成さ
れたラスタデータに基づいて行われるのが好適である。
また、本実施形態に係るトラッピング処理装置1がクラ
イアント装置に含まれる場合には、各処理は、そのクラ
イアント装置上のアプリケーションソフトまたはプリン
タドライバにより行われる。
【0030】
【発明の効果】以上、詳細に説明したとおり、本発明に
よれば、カラー画像においてトラッピング処理を行うべ
き境界が抽出され、この境界の両側それぞれに対してト
ラッピング処理を行うべきトラップ領域が指定され、ま
た、各トラップ領域に対してトラップ色が指定される。
このように、カラー画像においてトラッピング処理を行
うべき境界の両側それぞれに対してトラップ領域とトラ
ップ色とが指定されるので、カラー画像の印刷の際に版
ずれが生じても、色抜けの発生が抑制され、また、オブ
ジェクトが実際のものと同程度の大きさに見える。ま
た、カラー画像においてトラッピング処理を行うべき境
界の両側または一方の側に対して複数のトラップ領域を
指定する場合には、カラー画像の印刷の際の版ずれに因
るオブジェクトの見かけ上の拡大または縮小が更に抑制
される。また、カラー画像においてトラッピング処理を
行うべき境界の一方の側に対して1つのトラップ領域を
指定する場合を含む場合には、トラッピング処理が容易
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るトラッピング処理装置1の概
略構成図である。
【図2】本実施形態に係るトラッピング処理方法を説明
するフローチャートである。
【図3】本実施形態に係るトラッピング処理装置1の境
界抽出手段10による処理内容を説明する図である。
【図4】本実施形態に係るトラッピング処理装置1の領
域指定手段20による処理内容を説明する図である。
【図5】版ずれに因る白抜けを説明する図である。
【図6】従来のトラッピング技術を説明する図である。
【図7】従来のトラッピング技術を説明する図である。
【符号の説明】
1…トラッピング処理装置、10…境界抽出手段、20
…領域指定手段、30…色指定手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C262 AA24 AA29 AB15 AC07 CA07 DA06 EA04 EA08 5B057 AA11 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC01 CE17 DB02 DB06 DB09 DC16 DC25 5C077 LL01 MP08 PP33 PP35 PP37 PP39 PP43 SS02 5C079 HB03 KA03 LA01 LA02 LA10 LA24 NA00 NA02 NA27

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の色成分の重ね合わせでカラー画像
    を印刷する際の版ずれに起因する白抜けの発生を抑制す
    るトラッピング処理を行う装置であって、 前記カラー画像においてトラッピング処理を行うべき境
    界を抽出する境界抽出手段と、 前記境界抽出手段により抽出された境界の両側それぞれ
    に対してトラッピング処理を行うべきトラップ領域を指
    定する領域指定手段と、 前記領域指定手段により指定される各トラップ領域に対
    してトラップ色を指定する色指定手段と、 を備えることを特徴とするトラッピング処理装置。
  2. 【請求項2】 前記領域指定手段は、前記境界抽出手段
    により抽出された境界の両側それぞれの色の組み合わせ
    に応じて、前記境界抽出手段により抽出された境界の両
    側または一方の側に対して複数のトラップ領域を指定す
    る、ことを特徴とする請求項1記載のトラッピング処理
    装置。
  3. 【請求項3】 前記領域指定手段は、前記境界抽出手段
    により抽出された境界の両側それぞれの色の組み合わせ
    に応じて、前記境界抽出手段により抽出された境界の両
    側または一方の側に対して1つまたは複数のトラップ領
    域を指定する、ことを特徴とする請求項1記載のトラッ
    ピング処理装置。
  4. 【請求項4】 複数の色成分の重ね合わせでカラー画像
    を印刷する際の版ずれに起因する白抜けの発生を抑制す
    るトラッピング処理を行う方法であって、 前記カラー画像においてトラッピング処理を行うべき境
    界を抽出する境界抽出ステップと、 前記境界抽出ステップで抽出された境界の両側それぞれ
    に対してトラッピング処理を行うべきトラップ領域を指
    定する領域指定ステップと、 前記領域指定ステップで指定される各トラップ領域に対
    してトラップ色を指定する色指定ステップと、 を備えることを特徴とするトラッピング処理方法。
  5. 【請求項5】 前記領域指定ステップにおいて、前記境
    界抽出ステップで抽出された境界の両側それぞれの色の
    組み合わせに応じて、前記境界抽出ステップで抽出され
    た境界の両側または一方の側に対して複数のトラップ領
    域を指定する、ことを特徴とする請求項4記載のトラッ
    ピング処理方法。
  6. 【請求項6】 前記領域指定ステップにおいて、前記境
    界抽出ステップで抽出された境界の両側それぞれの色の
    組み合わせに応じて、前記境界抽出ステップで抽出され
    た境界の両側または一方の側に対して1つまたは複数の
    トラップ領域を指定する、ことを特徴とする請求項4記
    載のトラッピング処理方法。
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