JP4628280B2 - 除湿機の制御方法 - Google Patents
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Description
図1は本発明の実施の形態1に係る除湿機の模式的縦断面図、図2は図1のA−A断面図、図3は図1の操作部の平面図、図4は図1の外観斜視図、図5は図1の冷凍サイクル手段の説明図、図6は電気回路のブロック図である。
この隔壁3の上流側の幅方向(図の紙面に垂直方向)の一方の側には、蒸発器11と対向して第1の送風機12が配設されており、この第1の送風機12は隔壁3の下流側に設けた支持腕14に取付けたモータ13によって駆動される。そして、隔壁3の上流側には第1の風路15が形成されている。
第2の仕切板5の下部には圧縮機21が設置されており、また圧縮機21の近傍にはドレンパイプ6の開口部に臨んで水タンク22が後述の扉9により出し入れ可能に配置されている。
また、図4において、2は上部吸込み口2aと下部吸込み口2bの前面に着脱可能に装着されたガード、8は上下のフィルタ2a,2bを清掃する際にガード2を取外すための手掛け部、9は水タンク22を出し入れするための扉、24は室内の温度及び湿度を検出する温湿度センサーである。なお、この温湿度センサー24は筐体1の前面に限定するものではなく、側面などに設けてもよい。
[除湿運転]
図1−図6において、先ず、操作部26の運転スイッチ27をONすると、圧縮機21がONして電磁弁38が閉じる。これにより、圧縮機21が作動し、冷媒が圧縮されて高温、高圧となった冷媒が凝縮器16に送られて放熱され、常温、高圧の冷媒となる。この冷媒は減圧器37により減圧されて蒸発器11に送られ、低温、定圧となった冷媒は圧縮機21に送られ、以後この動作を繰り返す。
これにより、除湿されかつ冷却された空気と温風が吹出し口7から吹出し、室内の空気を除湿する。このとき、操作部26の表示部31に現在の温度又は湿度と温度が表示される。
図7,図8に示すように、運転スイッチ27をONして圧縮機21を駆動し、電磁弁38を開放する。これにより、圧縮機21からの高温、高圧の冷媒は、電磁弁38を経て蒸発器11に送られ、蒸発器11を加熱して除湿運転により蒸発器11のフィンに溜った水分を加熱する。そして、若干温度が低下した冷媒は圧縮機21に戻り、以下、この動作を繰り返す。このとき、第1,第2の送風機12,17は停止しており、したがって、外気を吸引することがなく、吹出し口7から空気を吹出すこともない。
図9,図10に示すように、圧縮機21をOFF状態にし、第1の送風機12を駆動する。これにより、上部吸込み口2aから第1のフィルタ10aを介して吸引された外気は、除湿運転により蒸発器11のフィンの間に溜められ、蒸発器加熱運転によって加熱された水分を蒸発させる。このため、上部吸込み口2aから吸引された空気は湿気を含んだ空気となり、矢印で示すように、第1の風路15を経て吹出し口7から室内に放出される。なお、この間、第2の送風機は停止しているが、必要に応じて駆動してもよい。
そして、これら吹出し口7から吹き出して除湿された空気と温風が、被乾燥物40を乾燥すると共に、被乾燥物40に付着した臭い成分を分離する(第1の除湿工程)。
これにより、被乾燥物40には、加湿運転により蒸発して吹出し口7から吹き出した水分(図に破線で示す)が被乾燥物40の繊維のすき間に入り込み、臭い成分を吸着する(加湿工程)。
これにより、被乾燥物40は乾燥されると共に、臭い成分を含んだ水分は揮発して被乾燥物40から分離し、脱臭される。なお、揮発して被乾燥物40から分離した臭い成分の一部は室内に放出されるが、これは除湿機の第1,第2のフィルタ10a,10bに捕捉されるので、室内に漂うことはない。
被乾燥物40を乾燥するにあたり、除湿機の筐体1に設けた温湿度センサ24により検知した室内の温度によっては、除湿運転(第1の乾燥工程)のステップS−4aにおいて、第2の風路20に設けた加熱手段23に通電し、第2の送風機17によって送風された温風をより高温に加熱し、吹出し口7から吹出して被乾燥物40にあたる風の温度を上昇させるようにしたものである。
また、加湿運転が終わって再び除湿運転(第2の除湿工程)に移行する際は、室内の温度の状態に応じて、再び加熱手段23に通電する(ステップS−11a)。これにより、室内の温度が低い場合でも、被乾燥物40を確実に乾燥し脱臭することができる。
温湿度センサ24によって検出した室内の湿度が高いため、運転スイッチ27をONして除湿運転を行っているときに、被乾燥物40を乾燥する場合は、除湿機の上に被乾燥物40を吊し、それまでに所定の時間(例えば、15分)除湿運転を行ったかどうかを検知する(ステップS−21)。この運転時間は、例えば操作部26に設けたタイマー32の設定により行い、又は水タンク22に溜った水の重量又は水位の変化(除湿運転により、蒸発器11に付着した水分が落下して、水タンク22内の水量が増加する)、あるいは、蒸発器11に設けた温度センサによって蒸発器11の温度の変化を検知するなど、適宜の手段を用いることができる。
これにより、被乾燥物40は乾燥されると共に、臭い成分を含んだ水分は揮発して被乾燥物40から分離し、脱臭される。
図16は本発明の実施の形態2に係る除湿機の模式的縦断面図である。なお、実施の形態1と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略する。
実施の形態1においては、蒸発器11と凝縮器16に対応してそれぞれ第1の送風機12及び第2の送風機17を設けた場合を示したが、本実施の形態においては、蒸発器11と凝縮器16に対して1台の送風機12aを設けたものである。
図7は本発明の実施の形態3に係る除湿機の模式的縦断面図である。なお、実施の形態1,2と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略する。
実施の形態1,2においては、蒸発器11及び凝縮器16を筐体1の上下方向に設置し、これに伴って吹込み口2a,2bとフィルタ10a,10bをそれぞれ設けた場合を示したが、本実施の形態は、蒸発器11及び凝縮器16を筐体1の前後方向に並設し、吸込み口2及びフィルタ10をそれぞれ1つにしたものである。
実施の形態1〜3では、被乾燥物40の乾燥及び脱臭にあたり、冷凍サイクル手段35の圧縮機21を駆動し、電磁弁38を開放して圧縮機21から高温、高圧の冷媒を蒸発器11に送り、蒸発器11を加熱して蒸発器11に溜った水を加熱する蒸発器加熱運転を行う場合について説明したが、本実施の形態は、蒸発器11又はその近傍に例えば電気抵抗ヒータの如き蒸発器加熱手段を設け、冷凍サイクル手段35による蒸発器加熱運転を行うことなく、蒸発器11のフィンに溜った水分を加熱するようにしたものである。
そして、温度センサで検知した水分の温度が所定の温度(例えば、45℃程度)になったときは加湿運転を行い、ついて除湿運転を行うようにしたものである。
本実施の形態においても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
Claims (2)
- 外気の吸込み口と吹出し口を有する筐体内に設けられ冷媒配管により順次接続された圧縮機、凝縮器、減圧器、蒸発器、該蒸発器を加熱する蒸発器加熱モード又は蒸発器加熱手段、及び前記圧縮機と蒸発器の間に接続された電磁弁からなる冷凍サイクル手段と、前記吸込み口から吸引した外気を前記蒸発器を通過させて吹出し口から吹出し、また、前記吸込み口から吸引した外気を前記凝縮器を通過させて吹出し口から吹出す送風手段と、前記冷凍サイクル手段、送風手段を制御する制御手段とを備え、該制御手段に、被乾燥物を乾燥し脱臭する除湿運転又は温風運転−加湿運転−除湿運転又は温風運転の運転モードを設け、
前記除湿運転により被乾燥物を乾燥する第1の除湿工程と、前記蒸発器加熱運転又は蒸発器加熱手段により蒸発器に付着した水分を加熱する蒸発器加熱工程と、前記加湿運転により前記蒸発器に付着した水分を被乾燥物に付着させて該被乾燥物に付着した臭い成分を吸着させる加湿工程と、前記除湿運転により前記被乾燥物を乾燥すると共に該被乾燥物に付着した臭い成分を吸着した水分を該乾燥物から分離させる第2の除湿工程を順次行うことを特徴とする除湿機の制御方法。 - 前記第1の除湿工程、蒸発器加熱工程、加湿工程及び第2の除湿工程を順次行う運転を開始するにあたり、これら運転を開始する前に一定時間以上室内空気の除湿運転を行っていた場合は、前記第1の除湿工程を省略することを特徴とする請求項1記載の除湿機の制御方法。
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