JP2003240265A - 除湿機 - Google Patents

除湿機

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JP2003240265A
JP2003240265A JP2002039479A JP2002039479A JP2003240265A JP 2003240265 A JP2003240265 A JP 2003240265A JP 2002039479 A JP2002039479 A JP 2002039479A JP 2002039479 A JP2002039479 A JP 2002039479A JP 2003240265 A JP2003240265 A JP 2003240265A
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air
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dried
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Seijiro Takano
清次郎 高野
Akihiro Kobayashi
晃廣 小林
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Corona Corp
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Corona Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】衣類乾燥しながら脱臭して、衣類乾燥時に発生
する洗濯物特有の嫌なニオイを防止出来る除湿機を提供
する。 【解決手段】冷凍サイクルとドレンタンク18とを備
え、送風ファン11の駆動で吸込口5から吸込んだ空気
を蒸発器9にて冷却することで空気中の水分を結露さ
せ、その後凝縮器10にて加熱し乾燥空気を前記送風フ
ァン11の送風で吹出口6より排出すると共に、前記蒸
発器9で発生した結露水を前記ドレンタンク18に収容
する除湿機で、前記吹出口6から排出される加熱した乾
燥空気で衣類乾燥を行うと共に、少なくともこの衣類乾
燥時には負イオンを発生させる負イオン発生手段35を
備え、更に前記吸込口5には臭気の吸着作用を有する脱
臭手段8を設けたことで、瞬時に多量の臭気が吸着され
て、洗濯物の嫌なニオイがなくなり、室内での衣類乾燥
が良好に行われるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は枠体内に冷凍サイ
クルとドレンタンクを備え、吸込空気を除湿し乾燥空気
を吹出し衣類の乾燥も行う除湿機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種の除湿機は、枠体内に内
蔵した冷凍サイクルを運転して室内の除湿は勿論、吹出
口から排出される乾燥空気を利用して、室内に洗濯後に
干した衣類を乾燥させる機能も有し、多機能で便利なも
のであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの従来のも
のでは、室内のタバコのニオイや特に室内に洗濯物を干
すと該洗濯物から独特の嫌なニオイの元であるアンモニ
ア、酪酸が放出されるものであり、特にワンル−ムのマ
ンションやアパ−トに住む人にとってはこの室内干しに
よるニオイが大きな問題であり、1台で洗濯物を乾燥し
ながら脱臭も出来る器具が切望されていた。
【0004】
【問題点を解決するための手段】この発明はこの点に着
目し上記欠点を解決する為、特にその構成を、冷凍サイ
クルとドレンタンクとを備え、送風ファンの駆動で吸込
口から吸込んだ空気を蒸発器にて冷却することで空気中
の水分を結露させ、その後凝縮器にて加熱し乾燥空気を
前記送風ファンの送風で吹出口より排出すると共に、前
記蒸発器で発生した結露水を前記ドレンタンクに収容す
る除湿機に於いて、前記吹出口から排出される加熱した
乾燥空気で衣類乾燥を行うと共に、少なくともこの衣類
乾燥時には負イオンを発生させる負イオン発生手段を備
え、更に前記吸込口には臭気の吸着作用を有する脱臭手
段を設けたものである。
【0005】これにより、室内の除湿は勿論、室内での
喫煙で発生したタバコのニオイ分子及び、室内に干され
た洗濯物から放出される嫌なニオイの元であるアンモニ
ア、酪酸等の正イオンに帯電しているニオイ分子をそれ
ぞれ負イオンで取り囲んで中和し、脱臭手段に吸着され
やすい状態とすることで、瞬時に多量の臭気が吸着され
て、室内のタバコのニオイや洗濯物の嫌なニオイがなく
なり、室内での衣類乾燥が良好に行われるものである。
【0006】請求項2では、前記脱臭手段は、炭の成分
を含有したフイルタ−で構成したので、負イオンで中和
したニオイ成分を良好に吸着出来ると共に、この吸着し
たニオイ成分のニオイを抑えて臭気を防止出来、しかも
水洗いで何度も繰り返し使用出来て極めて便利である。
【0007】請求項3では、冷凍サイクルとは別に負イ
オンのみを単独で発生させるイオンスイッチを備えると
共に、この負イオンの発生状態を表示する表示手段を設
けたので、除湿運転や衣類乾燥に関係なく、負イオンを
発生させて自由に室内の脱臭を行うことが出来極めて使
用勝手が良いものであり、しかもこの運転状態は表示手
段で表示されるので、目に見えない負イオンが発生して
脱臭が行われていることを容易に知ることが出来るもの
である。
【0008】請求項4では、前記負イオン発生手段は、
乾燥する洗濯物の量に応じて負イオンの発生量を増減す
るので、洗濯物の量が多く嫌なニオイも多く発生する時
には、負イオンも多くして脱臭効果を上げれば、確実に
嫌なニオイを防止して常に快適な空間を維持出来るもの
である。
【0009】請求項5及び6では、前記負イオン発生手
段は、洗濯物の乾燥進度に応じて負イオンの発生量を順
次減少させるようにしたので、洗濯物の乾燥進度に従っ
て減少するニオイ成分量に対応して、負イオンの量も減
少させることで、無駄のない脱臭が行え経済的であり且
つ省エネにもなるものである。
【0010】請求項7では、前記負イオン発生手段は、
電気集塵式の空気清浄機能の集塵部を兼用させること
で、負イオンの発生と電気集塵とが1つの部品で行え、
部品点数が少なくて済むと共に、安価に提供出来るもの
である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図面
をもとに説明すれば、1は除湿機の枠体で底板2上に前
方の前ケース3と後方の後ケース4とを設けて本体の外
郭を構成している。5は前記枠体1背面上部に形成され
た吸込口で、前記後ケース4に横長のスリットを多数備
えた開口が設けられている。6は前記枠体1上面に設け
た吹出口で、開いた時に風向板を兼ねる開閉自在の蓋7
によって乾燥空気の吹出方向を前斜め上方向から後ろ斜
め上方向まで自由にかえることができるものである。
【0012】前記吸込口5の内側には備長炭を粉砕しそ
の炭の成分を繊維フイルタ−に含有させて構成し、ニオ
イ分子を強力に吸着しながらニオイを抑えるフィルタ−
から成る脱臭手段8を備えおり、更にこの脱臭手段8は
水洗いで汚れが落ち吸着力が再生されて繰り返し使用出
来るものである。又脱臭手段8の内側にはフィンチュー
ブ式の熱交換器からなる蒸発器9を備え、吸込空気を冷
却することにより空気中の水分を結露させ除湿を行う。
【0013】前記蒸発器9の更に下流には蒸発器9と同
じくフィンチューブ式の熱交換器からなる凝縮器10を
備え、蒸発器9にて冷却された空気の加熱を行う。前記
凝縮器10下流には送風ファン11及びこの送風ファン
11を駆動するファンモータ12を設け、前記吸込口5
と吹出口6の間に形成した送風経路13の送風を行うも
のである。
【0014】前記前ケース3の内側でファンモータ12
との間にはケーシング14を備え、送風を吹出口6側へ
導くものである。又前記凝縮器10と送風ファン11の
間には効率的に送風ファン11へ送風を導くために中央
に送風口を備えた仕切板15を設け、蒸発器9の下方に
は結露水を受けるドレン皿16を設けている。17は一
方をこのドレン皿16の底面に接続し、他方をドレンタ
ンク18の上部に位置させた排水路で、前記ドレン皿1
6で集めた結露水を前記ドレンタンク18へ導くもので
ある。
【0015】19は前記ドレン皿16下方に設けられ、
前記ドレンタンク18が収納されるタンク収納室で、前
面の前ケース3下方に開口部20を備え前方から水平方
向に前記ドレンタンク18を抜き差しすることでドレン
タンク18の着脱を行うものであり、タンク18装着時
には開口部20をタンク18前面が塞ぎ、前記前ケース
3とほぼ平坦に形成される。一方タンク18の中央には
透明な樹脂材料から成る水位確認窓21が設けられ、タ
ンク18装着時に於いてタンク18内の水位が明瞭に確
認できるものである。
【0016】又前記ドレンタンク18の前面側の下端部
中央を内側に凹ませてタンク着脱用の取手部22を形成
し、タンク18内上部には満水検知用のフロート23を
備えている。
【0017】24は前記送風経路13の下方で枠体1の
下部の機械室25に設けた圧縮機で、前記凝縮器10と
減圧装置(図示せず)と蒸発器9を順次冷媒配管で連通
し冷凍サイクルを形成している。
【0018】26はマイクロスイッチ等の水位検知手段
で、前記機械室25とタンク収納室19の間の仕切板2
7に固定され、空のタンク18が装着されると前記フロ
ート23より延出される作動アーム28が上面に突出し
たボタン29を押圧し運転スタンバイ状態を形成する。
除湿機運転後前記ドレンタンク18内に徐々に結露水
が溜まる事で水位が上昇し、満水時フロート23の浮力
で回動軸30を支点にして前記作動アーム28が回動
し、前記ボタン29の押圧が解除されることによって満
水を検知して制御装置31に満水信号を送るものであ
る。
【0019】32は前記吹出口6の内側の送風経路13
に設けられたヒーターで、冬期間に室温が低くなり除湿
の効率が低下する事を防止したり、衣類乾燥時に通電し
て吹き出し空気を加熱して乾燥時間を短縮するものであ
る。33は前記脱臭手段8と蒸発器9の間に設けられた
室温センサで、吸込口5から吸い込まれた室内空気の温
度を検知して、前記制御装置31へ信号を送るものであ
る。34は前記室温センサ33と同じく脱臭手段8と蒸
発器9の間に設けられた湿度センサで、吸込空気の湿度
を検知して前記制御装置31へ信号を送るものである。
【0020】35は吹出口6近傍の送風経路13に備え
られた直流高電圧式のイオナイザ−から成る負イオン発
生手段で、放電針に直流の高電圧を印加することで該放
電針先端から負イオンを発生させるもので、ここでは最
大発生量約10万個/CCのものを使用し、通常は約5
万個/CC発生する。又この負イオン発生手段35は、
ヒ−タ−32に指が触れないように送風経路13内に張
られた防護網36より吹出口6側で、放電針を送風に対
して垂直に成るようにして取り付けられている。
【0021】37は前記前ケース3の上部に設けた操作
部で、除湿運転と負イオンの発生とを同時に開始させる
運転スイッチ38やタイマースイッチ39や負イオンの
発生運転のみを単独で行わせるイオンスイッチ40等の
押圧式のボタンスイッチと横長の液晶表示部41が背面
に備えた操作部基板42に固定されている。
【0022】前記液晶表示部41内は現在の湿度を表示
する「2桁の数字」や、負イオン発生運転中である事を
知らせる「イオン」や、前記ドレンタンク18が満量で
水位検知手段26が作動した事を知らせる「満水」や、
タイマー運転の作動時間や残時間を知らせる「1桁の数
字」等の文字を前記制御装置31の指令により表示する
ものである。
【0023】43は前記操作部37とドレンタンク18
の間に設けられた縦長のカラー表示器で、透明樹脂によ
り形成されたレンズと、このレンズの上部に備えた赤色
LED44と青色LED45によって表示を行うもので
あり、湿度が60%より低い低湿度での運転中は、視覚
的に後退作用のある後退色の青色で点灯することで、低
湿度の安定運転を視覚的に表現し、且つ湿度が60%以
上の高湿度での運転中は、視覚的に進出作用のある進出
色の赤色に点灯することで、除湿機がヒ−タ−32通電
のフルパワーで稼働中である事を表現し、前記ドレンタ
ンク18の満水時には赤色の点滅をすることで、タンク
18の水捨てを使用者に促すものであり、負イオンの単
独発生運転時を青色の点灯で表示し表示手段も兼ねてい
るものである。
【0024】図3のブロック図によって制御の説明をす
れば、マイクロコンピュータ等から成る前記制御装置3
1の入力側に前記室温センサ33、湿度センサ34、水
位検知手段26、操作部基板42が接続され、出力側に
は前記圧縮機24、ファンモータ12、ヒーター32、
負イオン発生手段35、カラー表示器43が接続され、
入力側からのあらゆる信号を判断して冷凍サイクルの運
転や表示等を行うものである。
【0025】46は湿度表示手段で前記湿度センサ34
からの信号を判断し、操作部基板42を経由して前記液
晶表示部41に現在湿度のデジタル表示を行うと共に、
カラ−表示器43の点灯色の制御を行うものである。
【0026】47は満水表示手段で前記水位検知手段2
6からの信号を判断し、操作部基板42を経由して前記
液晶表示部41に「満水」の表示を行うと共に、カラー
表示器42に赤色の点滅を行わせるものである。
【0027】次にこの一実施例の作動について説明すれ
ば、今運転スイッチ38の押圧で圧縮機24や送風ファ
ン11等が駆動し冷凍サイクルが運転されると共に、制
御装置31からの信号で負イオン発生手段35も駆動し
て負イオンを約5万個/CC発生し、送風ファン11の
送風で吹出口6から室内に放出するものであり、蒸発器
9では送風ファン11の駆動で吸込口5から吸引した室
内空気を冷却し結露させて除湿し、ドレン水をドレンタ
ンク18に貯め、除湿後の空気は凝縮器10を通し加熱
して乾燥空気として前した如く負イオンと共に室内に放
出するものである。
【0028】従って、室内に衣類乾燥しない通常の除湿
時には、負イオン発生手段35から発生した負イオンは
そのまま室内に放出され、部屋の大きさにもよるが室内
のイオンバランスを、正イオン約30個/CC以下に対
して負イオン約3,000〜5,000個/CCの自然
界と同じ量として、爽快感や疲労回復、イライラ防止の
効果を発揮させるものであり、又この時喫煙が行われれ
ば、タバコのニオイ分子をこの負イオンが取り囲み吸着
されやすい状態として、送風ファン11による吸引で脱
臭手段8に瞬時に且つ容易に吸着し、室内を短時間に脱
臭することが出来るものである。
【0029】更に洗濯物Aを室内に干して衣類乾燥を行
う場合には、この洗濯物Aの下に除湿機を持って行き吹
出口6を洗濯物Aに向ければ、前記した通り吹出口6か
ら加熱された乾燥空気が吹き出され、又場合によっては
ヒ−タ−32に通電して高温の温風を供給して乾燥の促
進を計ることが出来るものである。
【0030】一方この衣類乾燥時にも吹出口6からは温
風と共に負イオンが放出されており、この負イオンは洗
濯物Aのニオイの原因であるアンモニア、酪酸を取り囲
み吸着されやすい状態として、脱臭手段8に吸着させて
脱臭し、洗濯物Aの嫌なニオイを除去することで快適な
室内環境を造ることが出来るものであり、特にワンル−
ムのマンションやアパ−トで室内に洗濯物Aを干して
も、衣類乾燥しながら脱臭して良好な環境を維持出来る
ものである。
【0031】次に冷凍サイクルの運転を停止している状
態で、イオンスイッチ40を押圧すれば、負イオン発生
手段35及び送風ファン11のみが駆動して、負イオン
が室内に放出され、イオンバランスを調節して快適な環
境造っても良く、又これと同時に室内に浮遊するニオ
イ、ゴミを中和して脱臭手段8に吸着させて、室内を清
浄な空気で満たすようにしても良いものであり、自由に
行われるものであり、又この駆動状態は離れた所からで
も見えるようにカラ−表示器43に青色で表示され、運
転状態を容易に知ることが出来極めて使用勝手が良いも
のである。
【0032】更に脱臭手段8を構成するフィルタ−は、
炭成分を含有しているので、微細な気泡にニオイ成分を
吸着して離さないから、短時間に多量の吸着が可能であ
り且つ脱臭効果で吸着したニオイ成分が臭うこともない
ものであり、又この脱臭手段8は水洗いで吸着したゴミ
が洗い流され吸着力が再生されて繰り返し使用可能で、
極めて便利である。
【0033】次に他の実施例を示す図4、5について、
上記した一実施例と同一部分には同一符号を付し説明を
省略して相違部分のみ説明する。48は乾燥する洗濯物
Aの量を選択する選択スイッチで、「多い」・「中」・
「少ない」の表示に対応してそれぞれ3つのスイッチを
設け、乾燥しようとする洗濯物Aに一番近いと思われる
スイッチを選択して押圧すれば、制御装置31から押圧
されたスイッチに対応した信号を電圧可変回路49に出
力し、電圧可変回路49が負イオン発生手段35に供給
する電圧を可変して、洗濯物Aの量が多い時程負イオン
の発生量を多くすることで、常に一定の脱臭効果を得る
ようにしたものである。
【0034】又湿度センサ34による検出湿度に応じ
て、制御装置31を介して電圧可変回路48から負イオ
ン発生手段35へ供給される電圧を可変することで、衣
類乾燥初期で湿度が高い時には負イオン量を多くし脱臭
効果を高め、その後検出湿度が低下するにつれて即ち衣
類が乾燥するにつれて負イオン量を少なくするようにす
れば、衣類の乾燥進度に応じて脱臭効果を調節出来、効
率良く脱臭することで経済的であり省エネにもなるもの
である。
【0035】尚、湿度センサ34を使用しないやり方と
しては、衣類乾燥開始と共に経過時間をカウントするタ
イマ等を備え、電圧可変回路48を介して負イオン発生
手段35を制御して、衣類乾燥の経過時間に応じて負イ
オンの発生量を減少させれば、湿度センサ34を使用し
なくとも上記の効果を得ることが出来るものである。
【0036】次に負イオン発生手段35を空気清浄機能
を有するものに兼用させた図6の実施例を説明すれば、
50は空気清浄を行う静電式の集塵部で、約+2kvの
直流電源に接続された多数のアルミ板を送風方向に平行
に並べた放電対極51と、この放電対極51の間に約−
2kvの直流電源に接続された線又は針状電極で形成さ
れる第1放電極52、第2放電極53とで構成され、空
気中の目に見えない塵やタバコの煙を第1放電極52で
帯電し放電対極51にて捕捉して空気清浄を行うと共
に、第2放電極53で負イオンを発生しニオイ成分を取
り囲んだものも放電対極51に吸着させるものである。
【0037】そしてこの集塵部50は、枠体1内に送風
経路13とは別経路で送風ファン11の送風を案内する
経路を形成して、その途中に設けるようにすることで、
除湿と衣類乾燥をしながら空気清浄及び脱臭が行え、多
機能製品でありながら部品点数とコストを抑えながら安
価に提供出来るものである。
【0038】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、室内の
除湿は勿論、室内での喫煙で発生したタバコのニオイ分
子及び、室内に干された洗濯物から放出される嫌なニオ
イの元であるアンモニア、酪酸をそれぞれ負イオンで取
り囲んで中和し、脱臭手段に吸着されやすい状態とする
ことで、瞬時に多量の臭気が吸着されて、室内のタバコ
のニオイや洗濯物の嫌なニオイがなくなり、室内での衣
類乾燥が良好に行われるものであり、特にワンル−ムの
マンションやアパ−トの居住環境で、室内干しが余儀な
くされている場合には、その効果は大なるものである。
【0039】請求項2によれば、負イオンで中和したニ
オイ成分を良好に吸着出来ると共に、この吸着したニオ
イ成分のニオイを抑えて臭気を防止出来、しかも水洗い
で何度も繰り返し使用出来て極めて便利である。
【0040】請求項3によれば、除湿運転や衣類乾燥に
関係なく、負イオンを発生させて自由に室内の脱臭を行
うことが出来極めて使用勝手が良いものであり、しかも
この運転状態は表示手段で表示されるので、目に見えな
い負イオンが発生して脱臭が行われていることを容易に
知ることが出来るものである。
【0041】請求項4によれば、洗濯物の量が多く嫌な
ニオイも多く発生する時には、負イオンも多くして脱臭
効果を上げれば、確実に嫌なニオイを防止して常に快適
な空間を維持出来るものである。
【0042】請求項5及び6によれば、洗濯物の乾燥進
度に従って減少するニオイ成分量に対応して、負イオン
の量も減少させることで、無駄のない脱臭が行え経済的
であり且つ省エネにもなるものである。
【0043】請求項7によれば、負イオンの発生と電気
集塵とが1つの部品で行え、部品点数が少なくて済むと
共に、安価に提供出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す除湿機の斜視図。
【図2】同除湿機の衣類乾燥状態を示す概略断面図。
【図3】同電気回路のブロック図。
【図4】選択スイッチを設けた他の実施例を示す電気回
路のブロック図。
【図5】図4の要部説明図。
【図6】負イオン発生手段を集塵部で兼用した他の実施
例の説明図。
【符号の説明】
5 吸込口 6 吹出口 8 脱臭手段 9 蒸発器 10 凝縮器 11 送風ファン 18 ドレンタンク 34 湿度センサ 35 負イオン発生手段 40 イオンスイッチ 43 カラ−表示器(表示手段) 50 集塵部 A 洗濯物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F24F 11/02 105 F26B 9/06 P 4L019 F26B 9/06 F24F 1/02 381B 381Z Fターム(参考) 3L050 AA10 BD05 BE00 BF07 3L051 BA02 BC01 BC10 3L060 AA05 AA07 CC07 CC08 CC13 DD06 DD08 EE25 EE45 3L061 BC04 BD03 3L113 AA05 AC08 AC25 AC87 BA14 CA08 CA09 CB35 CB38 CB40 DA30 4L019 BB00 BB03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍サイクルとドレンタンクとを備え、
    送風ファンの駆動で吸込口から吸込んだ空気を蒸発器に
    て冷却することで空気中の水分を結露させ、その後凝縮
    器にて加熱し乾燥空気を前記送風ファンの送風で吹出口
    より排出すると共に、前記蒸発器で発生した結露水を前
    記ドレンタンクに収容する除湿機に於いて、前記吹出口
    から排出される加熱した乾燥空気で衣類乾燥を行うと共
    に、少なくともこの衣類乾燥時には負イオンを発生させ
    る負イオン発生手段を備え、更に前記吸込口には臭気の
    吸着作用を有する脱臭手段を設けた事を特徴とする除湿
    機。
  2. 【請求項2】 前記脱臭手段は、炭の成分を含有したフ
    イルタ−で構成した事を特徴とする請求項1記載の除湿
    機。
  3. 【請求項3】 前記冷凍サイクルとは別に負イオンのみ
    を単独で発生させるイオンスイッチを備えると共に、こ
    の負イオンの発生状態を表示する表示手段を設けた事を
    特徴とする請求項1及び2記載の除湿機。
  4. 【請求項4】 前記負イオン発生手段は、乾燥する洗濯
    物の量に応じて負イオンの発生量を増減する事を特徴と
    する請求項1から3記載の除湿機。
  5. 【請求項5】 前記負イオン発生手段は、洗濯物の乾燥
    進度に応じて負イオンの発生量を順次減少させる事を特
    徴とする請求項1から4記載の除湿機。
  6. 【請求項6】 前記負イオン発生手段は、計時手段によ
    る時間の経過或いは、湿度センサによる検出湿度の減少
    に応じて、負イオンの発生量を順次減少させる事を特徴
    とする請求項1から5記載の除湿機。
  7. 【請求項7】 前記負イオン発生手段は、電気集塵式の
    空気清浄機能の集塵部を兼用した事を特徴とする請求項
    1から6記載の除湿機。
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Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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