JP2014035089A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】季節や使用地域に対応して自動で室内機の内部の清掃を行うことが可能な空気調和機を提供する。
【解決手段】空気調和機は室内機に送風機と、室内熱交換器と、室内空気に含まれる塵埃を捕集するフィルターと、フィルターの清掃装置と、イオン発生装置と、電波時計と、各種の設定や動作指令を指示することが可能なリモコンと、を備え、自動でフィルターに付着した塵埃を除去する自動フィルター掃除機能と自動でイオンを室内機の内部に充満させて脱臭、除菌を行う自動内部清浄機能とよる自動清掃運転が可能であって、電波時計から得られる月日情報に加えてリモコンを用いてユーザーが設定した使用地域情報に基づき、自動フィルター掃除機能及び自動内部清浄機能による自動清掃運転を実行する。
【選択図】図6

Description

本発明は空気調和機に関する。
従来、空気調和機には通常の冷房運転や暖房運転などと異なる特別な機能、例えばフィルター掃除機能による自動清掃運転を実行するものがある。このような空気調和機が特許文献1及び2に開示されている。
特許文献1に記載された空気調和機は運転積算時間が所定期間を経過した後、エアフィルターに付着した塵埃を除去して清掃する自動清掃運転を実行している。特許文献2に記載された空気調和機は人体検知センサを備え、通常運転中、第1所定期間に人の不在を検知すると省電力運転を行い、第1所定期間より長い第2所定期間に人の不在を検知するとフィルター清掃等の自動清掃運転を実行している。このようにして、フィルターへの塵埃の体積を防止して十分な風量を確保し、空調能力の安定化を図っている。
特開2007−255841号公報 特開2008−224132号公報
空気調和機の室内機の内部の清掃は空気調和機の使用頻度が比較的高い時期や空気調和機の使用地域の気候に合わせて重点的に行うことが効果的である。しかしながら、このことについて上記従来の空気調和機では配慮がなされていない。これにより、空気調和機の使用頻度が比較的低い時期が過ぎ、次に空気調和機による空気調和運転を開始するときに塵埃の吹き出しや不快な臭いが発生する虞があることが問題となっていた。
本発明は、上記の点に鑑みなされたものであり、季節や使用地域に対応して自動で室内機の内部の清掃を行うことが可能な空気調和機を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明は、室内機に、室内空気を循環させる送風機と、前記送風機が循環させる空気との間で熱交換を行う室内熱交換器と、前記送風機が循環させる空気に含まれる塵埃を捕集するフィルターと、前記フィルターに付着した塵埃を除去する清掃装置と、前記送風機が循環させる空気にイオンを放出するイオン発生装置と、各種の設定及び動作指令の指示や運転情報の表示が可能な操作器と、を備え、自動で前記フィルターに付着した塵埃を除去する自動フィルター掃除機能と自動で前記イオンを前記室内機の筐体内に充満させて脱臭、除菌を行う自動内部清浄機能との少なくとも一方を有する空気調和機において、前記筐体または前記操作器に設けた電波時計を備えるとともに、前記電波時計から得られる月日情報に基づき、または前記月日情報に加えて前記操作器を用いてユーザーが設定した使用地域情報に基づき、前記自動フィルター掃除機能及び/または前記自動内部清浄機能による自動清掃運転を実行することを特徴としている。
この構成によれば、空気調和機は電波時計から月日情報を得る。そして、空気調和機は季節に対応して自動フィルター掃除機能や自動内部清浄機能による自動清掃運転を実行する。さらに、空気調和機は月日情報に加えて使用地域情報も得る。そして、空気調和機はその使用地域における季節に対応して自動フィルター掃除機能や自動内部清浄機能による自動清掃運転を実行する。
また、上記構成の空気調和機において、前記電波時計から得られる月日情報に基づき、または前記月日情報に加えて前記操作器を用いてユーザーが設定した使用地域情報に基づき、空気調和機の不使用期間が予め設定した所定期間を経過したとき、前記自動フィルター掃除機能及び/または前記自動内部清浄機能による自動清掃運転を実行することを特徴としている。
この構成によれば、季節を考慮したうえで空気調和機が長期間使用されていないと判断されたとき、または季節及び使用地域を考慮したうえで空気調和機が長期間使用されていないと判断されたときに自動フィルター掃除機能や自動内部清浄機能による自動清掃運転が実行される。
なお、ここで述べた「所定期間」は自動清掃運転を実行するタイミングに関する予め設定した任意の期間であり、例えば10日間、14日間などといった期間として構わない。後述する実施形態ではこの「所定時間」を「14日」と設定しているが、このような時間に限定されるわけではない。この「所定時間」は操作器等を用いて任意の期間に設定できるようにしても良い。
また、上記構成の空気調和機において、前記自動フィルター掃除機能及び前記自動内部清浄機能による自動清掃運転の実行条件や実行方法を季節や期間、使用地域に対応付けて配列したテーブルを予め記憶する記憶部を備えることを特徴としている。
この構成によれば、空気調和機は予め記憶したテーブルに基づいてその使用地域における季節や期間に対応して自動フィルター掃除機能や自動内部清浄機能による自動清掃運転を実行する。
本発明の構成によれば、季節や使用地域に対応して自動で室内機の内部の清掃を行うことが可能な空気調和機を提供することができる。
本発明の実施形態の空気調和機の室内機の外観斜視図である。 本発明の実施形態の空気調和機の室内機の概略断面図である。 本発明の実施形態の空気調和機の室内機の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態の空気調和機のリモコンの正面図である。 本発明の実施形態の空気調和機の室内機の内部の自動清掃運転の実行条件や実行方法を季節や期間、使用地域に対応付けて配列した表である。 本発明の実施形態の空気調和機の室内機の内部の自動清掃に係る運転フローを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図1〜図6に基づき説明する。
最初に、本発明の実施形態の空気調和機について、図1〜図5を用いてその構造及び動作を説明する。図1は空気調和機の室内機の外観斜視図、図2は室内機の概略断面図、図3は室内機の構成を示すブロック図、図4は空気調和機のリモコンの正面図である。なお、図2における室内機に対する左方を室内と対向する側であって室内機の前方と称する。また、室内機に関する横方向は図2の紙面奥行き方向とする。
図1に示す室内機1は図示しない室外機とともにセパレート型の空気調和機Aとして構成されている。室内機1は水平方向に延びる横長の形態をなし、合成樹脂製の筐体10の内部に図2に示す送風機11及び室内熱交換器12を収容している。
送風機11は筐体10の形状に沿って水平方向に横長に延びるクロスフローファン(図示せず)と、これを回転させる電動機(図示せず)とを備える。
室内熱交換器12はクロスフローファン同様に水平方向に延び、3個が組み合わされて構成されている。3個の室内熱交換器12は送風機11のクロスフローファンの上方や前方を覆うように配置されている。室内熱交換器12には室外機に収容された図示しない圧縮機から冷媒が送り込まれる。
送風機11は室内空気を循環させる。室内熱交換器12は送風機11が循環させる空気との間で熱交換を行う。
図2に示すように、筐体10の天面の部分に吸込口13が形成されている。吸込口13は多数のスリットで構成されている。筐体10の前面下部には正面から見て横長の矩形をなす吹出口14が形成されている。送風機11と吹出口14との間には送風機11から送り出された空気が通る通風路15が形成されている。送風機11を駆動すると、吸込口13から筐体10内に吸い込まれた室内空気が室内熱交換器12を通過し、通風路15を通って吹出口14から室内に向かって吹き出される。
吸込口13のすぐ内側にはフィルター16が配置されている。フィルター16は室内熱交換器12の上方を覆い、吸込口13を通じて筐体10の内部に吸い込まれる室内空気に含まれる塵埃を捕集する。フィルター16は横方向両側端部に設けられた不図示のガイドレール上に載置され、不図示のフィルター駆動モータによってガイドレールに沿って上下に移動可能になっている。図2にはその移動経路を二点鎖線で描画している。
筐体10の内部の前面側上部及び側面部(図1における左端部)にはフィルター16の清掃装置40が配置されている。清掃装置40は吸気ダクト41、回転ブラシ42、ファンユニット43及び排気ダクト44を備えている。
吸気ダクト41は断面略円形をなし、室内機1の前面側上部であってフィルター16の前方に配置されて横方向に延びている。吸気ダクト41にはフィルター16に対向する不図示の吸込口が形成され、内部に横方向に延びる回転ブラシ42を収容している。
回転ブラシ42は筐体10のファンユニット43を設けた側面部と対向する側面部(図1における右端部)に設けた不図示のブラシモータに連結されている。回転ブラシ42はブラシモータを駆動することにより回転し、フィルター16に捕集されて付着した塵埃を叩き出す。
ファンユニット43は筐体10の内部の側面部に設けられ、ハウジング43a内に収容した不図示のファン及びファンモータを備えている。ハウジング43aの、ファンの吸気側に配した不図示の吸気口は吸気ダクト41に接続されて内部が連通している。ハウジング43aの、ファンの排気側に配した不図示の排気口は排気ダクト44に接続されて内部が連通している。ファンはファンモータを駆動することにより回転し、吸気ダクト41から排気ダクト44に向かって流通する空気流を発生させる。
排気ダクト44は断面略円形をなし、ファンユニット43のハウジング43aの排気口から屋外に向かって延びている。
吹出口14にはルーバー18が配置されている。ルーバー18は室内機1の運転停止時に吹出口14を塞いで閉鎖する外装部材を兼ねており、吹出口14同様に正面から見て横長の矩形をなしている。ルーバー18は上辺部に設けた水平方向に延びる軸部18aが回転中心となり下辺側を揺動可能にして筐体10に支持されている。室内機1の運転時、ルーバー18は吹出口14を開放して送風機11が送り出す空気の吹き出し方向を変更可能である。ルーバー18は電動式であって、後述するリモコン30によって向きを調整することもできる。
通風路15の吹出口14のすぐ内側にはイオン発生装置19が配置されている。イオン発生装置19はイオンを放出するための放電に用いる電極やその他電子部品がハウジング内に収容されてパッケージ化されている。イオン発生装置19は通風路15に隣接させて形成された図示しない収納部に対して着脱可能にして収納される。イオン発生装置19は通風路15に臨む複数の電極を有し、通風路15を流通する空気に対して電極で放電により発生させたイオンを含ませるように放出する。
イオン発生装置19の正放電電極、負放電電極には交流波形またはインパルス波形から成る電圧が印加される。正放電電極には正電圧が印加され、コロナ放電による水素イオンが空気中の水分と結合して主としてH+(H2O)mから成る正イオンを発生する。負放電電極には負電圧が印加され、コロナ放電による酸素イオンが空気中の水分と結合して主としてO2 -(H2O)nから成る負イオンを発生する。ここで、m、nは任意の自然数である。H+(H2O)m及びO2 -(H2O)nは空気中の浮遊菌や臭い成分の表面で凝集してこれらを取り囲む。
そして、式(1)〜(3)に示すように、衝突により活性種である[・OH](水酸基ラジカル)やH22(過酸化水素)を微生物等の表面上で凝集生成して浮遊菌や臭い成分を破壊する。ここで、m’、n’は任意の自然数である。したがって、イオン発生装置19は通風路15を流通する空気に対して正放電電極及び負放電電極で放電により発生させた正イオン及び負イオンを含ませるように放出することにより、例えば室内の脱臭や除菌を行うことができる。
+(H2O)m+O2 -(H2O)n→・OH+1/2O2+(m+n)H2O ・・・(1)
+(H2O)m+H+(H2O)m’+O2 -(H2O)n+O2 -(H2O)n’
→ 2・OH+O2+(m+m'+n+n')H2O ・・・(2)
+(H2O)m+H+(H2O)m’+O2 -(H2O)n+O2 -(H2O)n’
→ H22+O2+(m+m'+n+n')H2O ・・・(3)
なお、本実施形態ではイオン発生装置19によって正イオン及び負イオンを発生しているが、マイナスイオンのみを発生しても良い。
また、本発明において、イオンには帯電微粒子水も含むものとする。このとき、イオン発生装置19は静電霧化装置からなり、静電霧化装置によってラジカル成分を含む帯電微粒子水が生成される。すなわち、静電霧化装置に設けた放電電極をペルチェ素子により冷却することで放電電極の表面に結露水が生じる。次に、放電電極にマイナスの高電圧を印加すると、結露水から帯電微粒子水が生成される。また、放電電極からは帯電微粒子水とともに空気中に放出される負イオンも発生する。
室内機1は室外機を含む空気調和機A全体の動作制御のために、筐体10内に図3に示す制御部20を収容している。制御部20は図示しない演算部や記憶部21等を備え、記憶部21等に記憶、入力されたプログラム、データに基づき送風機11やルーバー18、イオン発生装置19、室外機に収容された圧縮機などの構成要素を制御して一連の空調運転を実現する。
また、室内機1は電波時計22を備えている。電波時計22は月日及び時刻情報を含む標準電波を受信し、自動で時刻を修正する機能を有する時計である。空気調和機Aは電波時計22により正確な月日及び時刻を知ることができ、運転時間などの各種時間を把握することができる。
また、空気調和機Aは、図4に示す遠隔操作のための操作器であるリモコン30を備えている。リモコン30は赤外線等を利用して室内機1の制御部20に対して運転モード等の各種の設定や動作指令などを送信して指示したり、運転情報を表示したりすることが可能である。
リモコン30は縦長の筐体31を有し、図4における上側に表示部32を備え、下側に操作部33を備えている。表示部32には液晶パネルなどで構成される表示パネルが設けられている。操作部33は蓋部34を備える。蓋部34は、図4における下端に設けられたヒンジ部35を介して開閉可能に筐体31に支持されている。操作部33はその表面や蓋部34によって覆われる内側部分に、各種操作ボタンやインジケーターランプが分散されて配置されている。
上記構成の空気調和機Aにおいて冷房運転や暖房運転などの空気調和運転が指示されると、吸込口13を通じて筐体10の内部に吸い込まれる室内空気はフィルター16により塵埃が捕集される。塵埃が除去された空気は室内熱交換器12と熱交換を行い、通風路15を通って吹出口14から室内に向かって吹き出される。
また、空気調和機Aは自動でフィルター16に付着した塵埃を除去する自動フィルター掃除機能と、自動でイオンを室内機1の筐体10内に充満させて脱臭、除菌を行う自動内部清浄機能との清掃運転を実行することができる。
自動フィルター掃除機能による清掃運転が指示されると、清掃装置40のフィルター駆動モータ、ブラシモータ及びファンモータが駆動される。フィルター駆動モータの駆動によりフィルター16がガイドレール上を上下に移動する。ブラシモータの駆動により回転ブラシ42が回転し、上下移動するフィルター16に付着した塵埃が回転ブラシ42により叩き出される。ファンモータの駆動によりファンが回転し、吸気ダクト41に気流が発生する。
フィルター16に付着した塵埃は気流とともに吸気ダクト41の吸込口から吸い込まれてファンユニット43に向かって流通する。吸気ダクト41を流通する塵埃は気流とともにファンユニット43のハウジング43a内に吸気口から流入し、さらに排気口から流出する。ファンユニット43から流出した塵埃を含む気流は排気ダクト44を流通して屋外に排出される。
なお、フィルター16は室内機1の前面に設けられた開閉パネル17を開放することによりユーザー自身が取り出して掃除することもできる。
自動内部清浄機能による清掃運転が指示されると、ルーバー18が駆動されて吹出口14が閉鎖される。続いて、イオン発生装置19が作動されて通風路15の空気にイオンが放出される。吹出口14が閉鎖されているので、放出されたイオンは室内機1の筐体10内に充満する。これにより、室内機1の内部の脱臭や除菌を行うことができる。
清掃運転はリモコン30等を用いてユーザー自身が発する指示を受けて実行するようにしても良いし、以下で説明する自動清掃運転を実行するようにしても良い。
空気調和機Aには、空調運転を実行したか否かにかかわらず、自動フィルター掃除機能と自動内部清浄機能との自動清掃運転を例えば14日おきに実行する所謂「通常の自動清掃運転」が予め設定されている。なお、この14日という間隔はリモコン30等を用いて任意の期間に設定することができる。
一方、この空気調和機Aは電波時計22から得られる月日情報に基づき、自動フィルター掃除機能及び自動内部清浄機能による自動清掃運転を実行することができる。
さらに、空気調和機Aはリモコン30を用いてユーザーによる空気調和機Aの使用地域の設定を受け付ける。そして、空気調和機Aは電波時計22から得られる月日情報に加えてユーザーが設定した使用地域情報に基づき、自動フィルター掃除機能及び自動内部清浄機能による自動清掃運転を実行することができる。
これらの室内機1の内部の清掃に係る自動清掃運転に関して、空気調和機Aは例えば記憶部21に図5に示すようなテーブルを予め記憶している。図5は室内機1の内部の自動清掃運転の実行条件や実行方法を季節や期間、使用地域に対応付けて配列した表である。季節及び期間については例えば「春」、「菜種梅雨」、「初夏」、「梅雨」、「真夏」、「初秋」、「秋の長雨」、「晩秋」及び「冬」が予め設定されている。使用地域については例えば「北海道」、「東北」、「北関東」、「南関東」、「甲信」、「北陸新潟」、「東海」、「近畿」、「山陰」、「山陽四国」、「九州」及び「沖縄」が予め設定されている。
図5の(1)は花粉除去重視の自動清掃運転を表している。花粉除去重視の自動清掃運転では通常の自動清掃運転と比較してイオンによる自動内部清浄の運転頻度が高く設定され、さらに清掃時間が長く設定されている。図5によれば、この自動清掃運転は特定の地域、例えば北は関東から南は九州までの地域において春に実行される。
図5の(2)は乾燥重視、カビ発生防止の自動清掃運転を表している。乾燥重視、カビ発生防止の自動清掃運転では自動フィルター掃除機能、自動内部清浄機能ともに通常の自動清掃運転と比較して運転頻度が高く設定され、さらに清掃時間が長く設定されている。図5によれば、この自動清掃運転は特定の地域、例えば関東や東海、近畿、九州などの地域において菜種梅雨、秋の長雨の季節に実行される。また、例えば東北や甲信、北陸、沖縄などの地域において梅雨の季節に実行される。また、例えば東北、北陸、新潟及び山陰では冬にも実行される。
図5の(3)は乾燥重視、カビ発生防止の作用をさらに強めた自動清掃運転を表している。この自動清掃運転では自動フィルター掃除機能、自動内部清浄機能ともに上記(2)の自動清掃運転よりさらに運転頻度が高く設定され、清掃時間が長く設定されている。図5によれば、この自動清掃運転は特定の地域、例えば関東や東海、近畿、九州などの地域において梅雨の季節に実行される。また、例えば沖縄では初夏に実行される。
図5の(4)は省エネモードの自動清掃運転を表している。省エネモードの自動清掃運転では自動清掃を空調運転停止時に毎回実行せず、5日おきに実行する。図5によれば、この自動清掃運転は特定の地域、例えば北は関東から南は沖縄までの地域において真夏に実行される。また、例えば北海道や関東、東海、近畿、九州などの地域において冬に実行される。
空気調和機Aは図5の(1)、(2)、(3)の自動清掃運転を、月日情報及び使用地域情報に基づき、空気調和機Aの不使用期間が予め設定した所定期間、例えば14日を経過したときに実行する。また、空気調和機Aは図5の(4)の自動清掃運転を、月日情報及び使用地域情報に基づき、例えば5日おきに実行する。なお、これら14日、5日という期間はリモコン30等を用いて任意の期間に設定することができる。
次に、空気調和機Aの室内機1の自動内部清掃に係る運転フローについて、図6に示すフローに沿って説明する。図6は空気調和機Aの室内機1の内部の自動清掃に係る運転フローを示すフローチャートである。
空気調和機Aが運転を停止しているとき(図6のスタート)、所定のタイミングで制御部20は運転を停止した後、例えば14日が経過したか否かを判定する(図6のステップ#101)。空気調和機Aが運転停止後、14日経過した場合(ステップ#101のYes)、制御部20は電波時計22から得た本日の月日情報と、ユーザーが予め設定した使用地域情報とに基づき、予め記憶したテーブル(図5)の(1)、(2)、(3)のいずれかに一致するか否かを判定する(ステップ#102)。
図5の(1)、(2)、(3)のいずれかに一致する場合(ステップ#102のYes)、制御部20は月日及び使用地域に対応して、(1)花粉除去重視の自動清掃運転、または(2)乾燥重視、カビ発生防止の自動清掃運転、または(3)乾燥重視、カビ発生防止の作用をさらに強めた自動清掃運転をそれぞれ実行する(ステップ#103)。自動清掃運転を終了すると、再びステップ#101に戻る。
また、ステップ#102において、図5の(1)、(2)、(3)のいずれにも一致しない場合(ステップ#102のNo)、制御部20は通常の自動清掃運転を実行する(ステップ#104)。自動清掃運転を終了すると、再びステップ#101に戻る。
一方、ステップ#101において、空気調和機Aが運転停止後、14日経過していない場合(ステップ#101のNo)、制御部20は電波時計22から得た本日の月日情報と、ユーザーが予め設定した使用地域情報とに基づき、予め記憶したテーブル(図5)の(4)に一致するか否かを判定する(ステップ#105)。
図5の(4)に一致する場合(ステップ#105のYes)、制御部20は(4)花粉除去重視の自動清掃運転を実行する(ステップ#106)。自動清掃運転を終了すると、再びステップ#101に戻る。図5の(4)に一致しない場合(ステップ#105のNo)、何もせず再びステップ#101に戻る。
上記のように、空気調和機Aは電波時計22から得られる月日情報に加えてリモコン30を用いてユーザーが設定した使用地域情報に基づき、自動フィルター掃除機能及び自動内部清浄機能による自動清掃運転を実行する。これにより、空気調和機Aはその使用地域における季節に対応して自動フィルター掃除機能や自動内部清浄機能による自動清掃運転を実行することができる。
また、空気調和機Aは月日情報及び使用地域情報に基づき、空気調和機Aの不使用期間が予め設定した所定期間(例えば14日)を経過したとき、自動フィルター掃除機能及び自動内部清浄機能による自動清掃運転を実行する。これにより、季節及び使用地域を考慮したうえで空気調和機Aが長期間使用されていないと判断されたときに自動フィルター掃除機能や自動内部清浄機能による自動清掃運転を実行することができる。
そして、空気調和機Aは自動フィルター掃除機能及び自動内部清浄機能による自動清掃運転の実行条件や実行方法を季節や期間、使用地域に対応付けて配列した図5に示すテーブルを予め記憶する記憶部21を備える。これにより、空気調和機Aは予め記憶した図5に示すテーブルに基づいてその使用地域における季節や期間に対応して自動フィルター掃除機能や自動内部清浄機能による自動清掃運転を実行することができる。
このようにして、本発明の上記実施形態の構成によれば、季節や使用地域に対応して自動で室内機の内部の清掃を行うことが可能な空気調和機Aを提供することができる。その結果、室内機1の内部に塵埃が長期間にわたって付着した状態であったり、不快な臭いが充満している状態であったりすることを防止して、室内機1の内部を清潔に保つことができる。したがって、次に空気調和機Aによる空気調和運転を開始するときに塵埃の吹き出しや不快な臭いが発生することを防止して、好適な空気調和を行うことが可能である。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
例えば、本実施形態において電波時計22は室内機1の筐体10内に設けることとしたが、リモコン30に設けても良い。また、リモコン30として説明した操作器は室内機1自体に設けられているものとしても良い。
本発明は、空気調和機において利用可能である。
A 空気調和機
1 室内機
10 筐体
11 送風機
12 室内熱交換器
13 吸込口
14 吹出口
15 通風路
16 フィルター
18 ルーバー
19 イオン発生装置
20 制御部
21 記憶部
22 電波時計
30 リモコン(操作器)
40 清掃装置

Claims (3)

  1. 室内機に、室内空気を循環させる送風機と、前記送風機が循環させる空気との間で熱交換を行う室内熱交換器と、前記送風機が循環させる空気に含まれる塵埃を捕集するフィルターと、前記フィルターに付着した塵埃を除去する清掃装置と、前記送風機が循環させる空気にイオンを放出するイオン発生装置と、各種の設定及び動作指令の指示や運転情報の表示が可能な操作器と、を備え、自動で前記フィルターに付着した塵埃を除去する自動フィルター掃除機能と自動で前記イオンを前記室内機の筐体内に充満させて脱臭、除菌を行う自動内部清浄機能との少なくとも一方を有する空気調和機において、
    前記筐体または前記操作器に設けた電波時計を備えるとともに、
    前記電波時計から得られる月日情報に基づき、または前記月日情報に加えて前記操作器を用いてユーザーが設定した使用地域情報に基づき、前記自動フィルター掃除機能及び/または前記自動内部清浄機能による自動清掃運転を実行することを特徴とする空気調和機。
  2. 前記電波時計から得られる月日情報に基づき、または前記月日情報に加えて前記操作器を用いてユーザーが設定した使用地域情報に基づき、空気調和機の不使用期間が予め設定した所定期間を経過したとき、前記自動フィルター掃除機能及び/または前記自動内部清浄機能による自動清掃運転を実行することを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記自動フィルター掃除機能及び前記自動内部清浄機能による自動清掃運転の実行条件や実行方法を季節や期間、使用地域に対応付けて配列したテーブルを予め記憶する記憶部を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気調和機。
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