JP4627617B2 - 着色組成物、カラーフィルタの製造方法およびブラックマトリックス基板の製造方法 - Google Patents

着色組成物、カラーフィルタの製造方法およびブラックマトリックス基板の製造方法 Download PDF

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    • C09B67/00Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
    • C09B67/006Preparation of organic pigments

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カラー液晶表示装置、カラー撮像管素子等に用いられるカラーフィルタおよびブラックマトリックスの製造に使用される着色組成物、およびこれを用いたカラーフィルタの製造方法およびブラックマトリックス基板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶ディスプレイ(LCD)を構成するカラーフィルタの製造においては、塗布液を透明基板上に塗布し、乾燥時の膜厚が約1〜3μmの均一な塗膜を形成する必要があり、塗布方式としては、スピンコート法が一般的に用いられている。
スピンコート法は、透明基板を一定の回転数で回転させながら、透明基板上に塗布液を滴下し、遠心力によって塗布液を薄く延ばし、塗布液粘度や回転数等によって決まる膜厚の塗膜を透明基板の表面に形成する塗布方法である。
【0003】
スピンコート法には大気開放型および密閉カップ式があるが、いずれの方式でも、透明基板の回転中心部分および周辺部分の塗布膜厚が、その中間部分に比べて厚くなりすぎるという欠点がある。この欠点を解消し、スピンコート法により塗布した場合に中心部と周縁部との膜厚差が小さく、表面平滑性に優れた塗膜を形成しうる組成物として、顔料、バインダーポリマーおよび感放射線化合物が、特定の有機溶剤に溶解または分散されてなるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
前記組成物を用いることにより塗膜の膜厚差は小さくなるが、スピンコート法では、透明基板の上に滴下した塗布液のうち透明基板の表面に塗布されるのは数%に過ぎず、残りの90数%の塗布液は透明基板から排出されるため、無駄が多いという欠点があり、近年の基板サイズの大型化に伴って、この欠点が大きな問題となっている。
このようなスピンコート法の欠点を解消するため、近年はダイコート法が検討されている(例えば、特許文献2〜4参照)。ダイコート法は、スピンコート法に比べて塗布液の無駄が少ないことに加え、塗布ヘッド先端まで、塗布液の供給回路がすべて密閉系であるという長所を有する。
【0005】
【特許文献1】
特開平6−3521公報
【特許文献2】
特開平7−168015公報
【特許文献3】
特開2000−193818公報
【特許文献4】
特開2001−195004公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ダイコート法では、ヘッド先端のスリット開口部において塗布液が外気に曝されているため、ヘッド先端で塗布液の乾燥、固化が起こりやすく、塗布液の固化物がスリットノズルの詰まりやガラス板上に塗布した塗膜の縦スジムラ(塗布方向の縦状の塗布スジ)の発生原因となる。また、塗布液の固化物がヘッド先端部から脱離し、塗布した塗膜に異物として持ち込まれる等の塗布品質低下を招くという欠点がある。さらに、このような欠陥が発生した場合、塗布ヘッドを装置本体から取り外し分解清掃する必要が生じる場合も少なくない。分解清掃を行った場合には、装置停止から復帰までにかなりの時間を要するため、稼働率の低下も無視できない。
【0007】
また、この問題は、スピンコート法に適した組成物の転用では解決することが難しい。
そこで、本発明は、塗布装置における塗布液吐出口先端部で固化し難く、塗布欠陥の発生防止に好適な着色組成物、それを用いたカラーフィルタの製造方法およびブラックマトリックス基板の製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明における着色組成物は、有機溶剤として、760mmHgにおける沸点が100℃以上160℃未満の有機溶剤と760mmHgにおける沸点が171℃以上203℃未満の有機溶剤とを組み合わせて用いると共に、760mmHgにおける沸点が171℃以上203℃未満の有機溶剤を着色組成物中に適当量含有させ、25℃における粘度が4.1mPa・s以上7.0mPa・s以下であることにより、塗布装置の塗布液吐出口先端部における乾燥、固化を防止し、塗布ムラ等の塗膜欠陥の発生をなくしたものである。
【0009】
すなわち、本発明における着色組成物は、透明樹脂、モノマーもしくはオリゴマーと、色素と、有機溶剤とを含有する着色組成物であって、前記有機溶剤が760mmHgにおける沸点が100℃以上160℃未満の有機溶剤(a)と、760mmHgにおける沸点が171℃以上203℃未満の有機溶剤(b)からなり、有機溶剤(b)の含有量が着色組成物の全量を基準として5〜20重量%であり、かつ25℃における粘度が4.1mPa・s以上7.0mPa・s以下であることを特徴とする着色組成物である。
【0010】
また、本発明におけるカラーフィルタの製造方法は、透明基板上にダイコート方式の塗布装置を用いて、前記着色組成物を塗布し、フィルタセグメントを形成するものである。
また、本発明におけるブラックマトリックス基板の製造方法は、透明基板上にダイコート方式の塗布装置を用いて、前記着色組成物を塗布し、ブラックマトリックスを形成するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
まず、本発明における着色組成物について具体的に説明する。
本発明における25℃における粘度が4.1mPa・s以上7.0mPa・s以下である着色組成物は、透明樹脂、モノマーもしくはオリゴマーと、色素と、有機溶剤とを含有する。そして、着色組成物が塗布装置の塗布液吐出口先端部で乾燥し、固化することによる塗布欠陥を防止するため、有機機溶剤は、760mmHgにおける沸点が100℃以上160℃未満の有機溶剤(a)と、760mmHgにおける沸点が171℃以上203℃未満の有機溶剤(b)からなる。また、有機溶剤(b)の含有量は、着色組成物の全量を基準として5〜20重量%である。
【0012】
有機溶剤(a)は、760mmHgにおける沸点が100℃以上160℃未満のものであるが、これらのうちでも沸点が130℃以上160℃未満のものが好ましい。沸点が100℃未満の有機溶剤を用いる場合は、着色組成物を透明基板上に塗布した際に、有機溶剤の蒸発により、塗布ムラ等の塗布欠陥が生じやすくなり均一な塗膜が得られない。
【0013】
有機溶剤(b)は、760mmHgにおける沸点が171℃以上203℃未満のものである。また、有機溶剤(b)の含有量は、着色組成物の全量を基準として5〜20重量%である。沸点が203℃以上の有機溶剤を用いる場合、あるいは有機溶剤(b)の含有量が20重量%を超える場合は、塗布された塗膜をプレベークする際に、有機溶剤が充分に蒸発せずに乾燥塗膜内に残存し、タック(乾燥塗膜表面の粘着性)が残ることがある。その結果、塗膜表面に埃が付着しやすくなる他、プロキシミティ露光機においてはマスクが汚染されることがある。また、乾燥塗膜中に有機溶剤が多量に残存していると、現像中に乾燥塗膜がガラス基板、特に表面にSiO膜を有するガラス基板から剥離してしまうことがある。
【0014】
有機溶剤(a)としては2−ヘプタノン(760mmHgにおける沸点(以下、bpという。)150.2℃)、4−ヘプタノン(bp144.1℃)、シクロヘキサノン(bp155.7℃)、酢酸n−ブチル(bp126.3℃)、酢酸イソブチル(bp116.3℃)、酢酸イソアミル(bp142.0℃)、酢酸n−アミル(bp142.0℃)、メチルイソブチルケトン(bp119℃)、n−ブチルアルコール(bp117.7℃)、エチレングリコールモノエチルエーテル(bp135.1℃)、エチレングリコールジエチルエーテル(bp121.4℃)、エチレングリコールモノメチルエーテル(bp124.5℃)、エチレングリコールモノプロピルエーテル(bp151.4℃)、エチレングリコールモノイソプロピルエーテル(bp141.8℃)、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート(bp144.5℃)、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート(bp156.3℃)、プロピレングリコールモノメチルエーテル(bp121.0℃)、プロピレングリコールモノエチルエーテル(bp132.8℃)、プロピレングリコールモノプロピルエーテル(bp149.8℃)、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(bp146℃)、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート(bp158℃)、N,N−ジメチルホルムアミド(bp153.0℃)、1,2,3−トリクロロプロパン(bp156.9℃)、o−クロロトルエン(bp159.3℃)、o−キシレン(bp144.4℃)、m−キシレン(bp139.1℃)等が挙げられる。これらは、単独でまたは2種以上混合して用いられる。
【0015】
有機溶剤(b)としては3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール(bp174℃)、エチレングリコールモノブチルエーテル(bp171.2℃)、エチレングリコールモノブチルエーテルアセテート(bp191.5℃)、ジエチレングリコールモノメチルエーテル(bp194.0℃)、ジエチレングリコールモノエチルエーテル(bp202.0℃)、ジエチレングリコールジエチルエーテル(bp188.4℃)、プロピレングリコールジアセテート(bp190.0℃)、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル(bp187.2℃)、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル(bp197.8℃)、ジプロピレングリコールジメチルエーテル(bp175℃)、3−メトキシブチルアセテート(bp172.5℃)、3−メトキシ−3−メチルブチルアセテート(bp188℃)、N−メチルピロリドン(bp202℃)、o−ジエチルベンゼン(bp183.4℃)、m−ジエチルベンゼン(bp181.1℃)、p−ジエチルベンゼン(bp183.8℃)、o−ジクロロベンゼン(bp180.5℃)、m−ジクロロベンゼン(bp173.0℃)、n−ブチルベンゼン(bp183.3℃)、sec−ブチルベンゼン(bp178.3℃)、メチルシクロヘキサノール(bp174℃)等が挙げられる。これらは、単独でまたは2種以上混合して用いられる。
【0016】
本発明の着色組成物に含まれる色素としては、有機または無機の顔料を、単独でまたは2種類以上混合して用いることができる。顔料のなかでは、発色性が高く、且つ耐熱性の高い顔料、特に耐熱分解性の高い顔料が好ましく、通常は有機顔料が用いられる。
以下に、本発明の着色組成物に使用可能な有機顔料の具体例を、カラーインデックス番号で示す。
【0017】
赤色フィルタセグメントを形成するための赤色着色組成物には、例えばC.I. Pigment Red 7、9、14、41、48:1、48:2、48:3、48:4、81:1、81:2、81:3、97、122、123、146、149、168、177、178、180、184、185、187、192、200、202、208、210、215、216、217、220、223、224、226、227、228、240、246、254、255、264、272等の赤色顔料を用いることができる。赤色着色組成物には、黄色顔料、オレンジ顔料を併用することができる。
【0018】
イエロー色フィルタセグメントを形成するためのイエロー色着色組成物には、例えばC.I. Pigment Yellow 1、2、3、4、5、6、10、12、13、14、15、16、17、18、20、24、31、32、34、35、35:1、36、36:1、37、37:1、40、42、43、53、55、60、61、62、63、65、73、74、77、81、83、86、93、94、95、97、98、100、101、104、106、108、109、110、113、114、115、116、117、118、119、120、123、125、126、127、128、129、137、138、139、147、148、150、151、152、153、154、155、156、161、162、164、166、167、168、169、170、171、172、173、174、175、176、177、179、180、181、182、185、187、188、193、194、199等の黄色顔料を用いることができる。
【0019】
オレンジ色フィルタセグメントを形成するためのオレンジ色着色組成物には、例えばC.I. Pigment orange 36、43、51、55、59、61等のオレンジ色顔料を用いることができる。
緑色フィルタセグメントを形成するための緑色着色組成物には、例えばC.I. Pigment Green 7、10、36、37等の緑色顔料を用いることができる。緑色着色組成物には黄色顔料を併用することができる。
【0020】
青色フィルタセグメントを形成するための青色着色組成物には、例えばC.I. Pigment Blue 15、15:1、15:2、15:3、15:4、15:6、16、22、60、64等の青色顔料を用いることができる。青色着色組成物には、C.I. Pigment Violet 1、19、23、27、29、30、32、37、40、42、50等の紫色顔料を併用することができる。
【0021】
シアン色フィルタセグメントを形成するためのシアン色着色組成物には、例えばC.I. Pigment Blue15:1、15:2、15:4、15:3、15:6、16、81等の青色顔料を用いることができる。
マゼンタ色フィルタセグメントを形成するためのマゼンタ色着色組成物には、例えばC.I. Pigment Violet 1、19、C.I. Pigment Red144、146、177、169、81等の紫色顔料および赤色顔料を用いることができる。マゼンタ色着色組成物には、黄色顔料を併用することができる。
【0022】
ブラックマトリックスを形成するための黒色着色組成物には、例えばカーボンブラック、アニリンブラック、アントラキノン系黒色顔料、ペリレン系黒色顔料、具体的には C.I. ピグメントブラック1、6、7、12、20、31等を用いることができる。黒色着色組成物には、赤色顔料、青色顔料、緑色顔料の混合物を用いることもできる。黒色顔料としては、価格、遮光性の大きさからカーボンブラックが好ましく、カーボンブラックは、樹脂などで表面処理されていてもよい。また、色調を調整するため、黒色着色組成物には、青色顔料や紫色顔料を併用することができる。
【0023】
また、無機顔料としては、硫酸バリウム、亜鉛華、硫酸鉛、黄色鉛、亜鉛黄、べんがら(赤色酸化鉄(III))、カドミウム赤、群青、紺青、酸化クロム緑、コバルト緑、アンバー、チタンブラック、合成鉄黒、酸化チタン、四酸化鉄などの金属酸化物粉や、金属硫化物粉や、金属粉等が挙げられる。無機顔料は、彩度と明度のバランスを取りつつ良好な塗布性、感度、現像性等を確保するために、有機顔料と組み合わせて用いられる。
本発明の着色組成物には、調色のため、耐熱性を低下させない範囲内で染料を含有させることができる。
【0024】
色素担体は、上述したように、透明樹脂、その前駆体またはそれらの混合物により構成される。透明樹脂は、可視光領域の400〜700nmの全波長領域において透過率が好ましくは80%以上、より好ましくは95%以上の樹脂である。透明樹脂には、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、および感光性樹脂が含まれ、その前駆体には、放射線照射により硬化して透明樹脂を生成するモノマーもしくはオリゴマーが含まれ、これらを単独で、または2種以上混合して用いることができる。
【0025】
熱可塑性樹脂としては、例えば、ブチラール樹脂、スチレンーマレイン酸共重合体、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン系樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル系樹脂、アルキッド樹脂、ポリスチレン、ポリアミド樹脂、ゴム系樹脂、環化ゴム系樹脂、セルロース類、ポリエチレン、ポリブタジエン、ポリイミド樹脂等が挙げられる。また、熱硬化性樹脂としては、例えば、エポキシ樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、ロジン変性マレイン酸樹脂、ロジン変性フマル酸樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、フェノール樹脂等が挙げられる。
【0026】
感光性樹脂としては、水酸基、カルボキシル基、アミノ基等の反応性の置換基を有する線状高分子にイソシアネート基、アルデヒド基、エポキシ基等の反応性置換基を有する(メタ)アクリル化合物やケイヒ酸を反応させて、(メタ)アクリロイル基、スチリル基等の光架橋性基を該線状高分子に導入した樹脂が用いられる。また、スチレン−無水マレイン酸共重合物やα−オレフィン−無水マレイン酸共重合物等の酸無水物を含む線状高分子をヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート等の水酸基を有する(メタ)アクリル化合物によりハーフエステル化したものも用いられる。
【0027】
モノマーおよびオリゴマーとしては、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、β−カルボキシエチル(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、1, 6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテルジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールAジグリシジルエーテルジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテルジ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、トリシクロデカニル(メタ)アクリレート、エステルアクリレート、メチロール化メラミンの(メタ)アクリル酸エステル、エポキシ(メタ)アクリレート、ウレタンアクリレート等の各種アクリル酸エステルおよびメタクリル酸エステル、(メタ)アクリル酸、スチレン、酢酸ビニル、ヒドロキシエチルビニルエーテル、エチレングリコールジビニルエーテル、ペンタエリスリトールトリビニルエーテル、(メタ)アクリルアミド、N−ヒドロキシメチル(メタ)アクリルアミド、N−ビニルホルムアミド、アクリロニトリル等が挙げられる。これらは、単独でまたは2種類以上混合して用いることができる。
【0028】
着色組成物には、該組成物を紫外線照射により硬化する場合には、光重合開始剤等が添加される。
光重合開始剤としては、4−フェノキシジクロロアセトフェノン、4−t−ブチル−ジクロロアセトフェノン、ジエトキシアセトフェノン、1−(4−イソプロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)−ブタン−1−オン等のアセトフェノン系光重合開始剤、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンジルジメチルケタール等のベンゾイン系光重合開始剤、ベンゾフェノン、ベンゾイル安息香酸、ベンゾイル安息香酸メチル、4−フェニルベンゾフェノン、ヒドロキシベンゾフェノン、アクリル化ベンゾフェノン、4−ベンゾイル−4’−メチルジフェニルサルファイド等のベンゾフェノン系光重合開始剤、チオキサンソン、2−クロルチオキサンソン、2−メチルチオキサンソン、イソプロピルチオキサンソン、2,4−ジイソプロピルチオキサンソン等のチオキサンソン系光重合開始剤、2,4,6−トリクロロ−s−トリアジン、2−フェニル−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−(p−メトキシフェニル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−(p−トリル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−ピペロニル−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2,4−ビス(トリクロロメチル)−6−スチリル−s−トリアジン、2−(ナフト−1−イル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−(4−メトキシ−ナフト−1−イル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2,4−トリクロロメチル−(ピペロニル)−6−トリアジン、2,4−トリクロロメチル(4’−メトキシスチリル)−6−トリアジン等のトリアジン系光重合開始剤、ボレート系光重合開始剤、カルバゾール系光重合開始剤、イミダゾール系光重合開始剤等が用いられる。
【0029】
上記光重合開始剤は、単独でまたは2種以上混合して用いることができるが、増感剤として、α−アシロキシエステル、アシルフォスフィンオキサイド、メチルフェニルグリオキシレート、ベンジル、9,10−フェナンスレンキノン、カンファーキノン、エチルアンスラキノン、4,4’−ジエチルイソフタロフェノン、3,3’,4,4’−テトラ(t−ブチルパーオキシカルボニル)ベンゾフェノン、4,4’−ジエチルアミノベンゾフェノン等の化合物を併用することもできる。
【0030】
本発明の着色組成物は、色素または2種以上の色素からなる色素組成物を、必要に応じて上記光重合開始剤と共に、色素担体および有機溶剤中に三本ロールミル、二本ロールミル、サンドミル、ニーダー、アトライター等の各種分散手段を用いて微細に分散して製造することができる。また、2種以上の色素を含む着色組成物は、各色素を別々に色素担体および有機溶剤中に微細に分散したものを混合して製造することもできる。色素を色素担体および有機溶剤中に分散する際には、適宜、樹脂型顔料分散剤、界面活性剤、色素誘導体等の分散助剤を含有させることができる。分散助剤は、顔料の分散に優れ、分散後の顔料の再凝集を防止する効果が大きいので、分散助剤を用いて顔料を色素担体および有機溶剤中に分散してなる着色組成物を用いた場合には、透明性に優れたカラーフィルタが得られる。
【0031】
樹脂型顔料分散剤としては、顔料に吸着する性質を有する顔料親和性部位と、色素担体と相溶性のある部位とを有し、顔料に吸着して顔料の色素担体への分散を安定化する働きをするものである。樹脂型顔料分散剤として具体的には、ポリウレタン、ポリアクリレートなどのポリカルボン酸エステル、不飽和ポリアミド、ポリカルボン酸、ポリカルボン酸(部分)アミン塩、ポリカルボン酸アンモニウム塩、ポリカルボン酸アルキルアミン塩、ポリシロキサン、長鎖ポリアミノアマイドリン酸塩、水酸基含有ポリカルボン酸エステルや、これらの変性物、ポリ(低級アルキレンイミン)と遊離のカルボキシル基を有するポリエステルとの反応により形成されたアミドやその塩などの油性分散剤、(メタ)アクリル酸−スチレン共重合体、(メタ)アクリル酸−(メタ)アクリル酸エステル共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドンなどの水溶性樹脂や水溶性高分子化合物、ポリエステル系、変性ポリアクリレート系、エチレンオキサイド/プロピレンオキサイド付加化合物、燐酸エステル系等が用いられ、これらは単独でまたは2種以上を混合して用いることができる。
【0032】
界面活性剤としては、ラウリル硫酸ソーダ、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ、スチレン−アクリル酸共重合体のアルカリ塩、ステアリン酸ナトリウム、アルキルナフタリンスルホン酸ナトリウム、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウム、ラウリル硫酸モノエタノールアミン、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ラウリル硫酸アンモニウム、ステアリン酸モノエタノールアミン、ステアリン酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、スチレン−アクリル酸共重合体のモノエタノールアミン、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸エステルなどのアニオン性界面活性剤;ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート、ポリエチレングリコールモノラウレートなどのノニオン性界面活性剤;アルキル4級アンモニウム塩やそれらのエチレンオキサイド付加物などのカオチン性界面活性剤;アルキルジメチルアミノ酢酸ベタインなどのアルキルベタイン、アルキルイミダゾリンなどの両性界面活性剤が挙げられ、これらは単独でまたは2種以上を混合して用いることができる。
【0033】
色素誘導体としては、有機色素に置換基を導入した化合物であり、有機色素には、一般に色素とは呼ばれていないナフタレン系、アントラキノン系等の淡黄色の芳香族多環化合物も含まれる。色素誘導体としては、特開昭63−305173号公報、特公昭57−15620号公報、特公昭59−40172号公報、特公昭63−17102号公報、特公平5−9469号公報等に記載されているものを使用でき、これらは単独でまたは2種類以上を混合して用いることができる。
【0034】
本発明の着色組成物には、組成物の経時粘度を安定化させるために貯蔵安定剤を含有させることができ、また、透明基板との密着性を高めるためにシランカップリング剤等の密着向上剤を含有させることもできる。貯蔵安定剤としては、例えばベンジルトリメチルクロライド、ジエチルヒドロキシアミンなどの4級アンモニウムクロライド、乳酸、シュウ酸などの有機酸およびそのメチルエーテル、t−ブチルピロカテコール、テトラエチルホスフィン、テトラフェニルフォスフィンなどの有機ホスフィン、亜リン酸塩等が挙げられる。
【0035】
シランカップリング剤としては、ビニルトリス(β−メトキシエトキシ)シラン、ビニルエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン等のビニルシラン類、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン等の(メタ)アクリルシラン類、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)メチルトリメトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリエトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)メチルトリエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン等のエポキシシラン類、N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルメチルジエトキシシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−フェニル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−フェニル−γ−アミノプロピルトリエトキシシラン等のアミノシラン類、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリエトキシシラン等のチオシラン類等が挙げられる。
【0036】
着色組成物は、グラビアオフセット用印刷インキ、水無しオフセット印刷インキ、シルクスクリーン印刷用インキ、溶剤現像型あるいはアルカリ現像型着色レジスト材の形態で調製することができる。着色レジスト材は、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂または感光性樹脂と、モノマーと、光重合開始剤と、有機溶剤とを含有する組成物中に色素を分散させたものである。
【0037】
色素は、フィルタセグメントおよびブラックマトリックスをフォトリソグラフ法により形成する場合には、着色組成物中に1.5〜15重量%の割合で含有されることが好ましい。また、フィルタセグメントおよびブラックマトリックスを印刷法により形成する場合には、着色組成物中に1.5〜45重量%の割合で含有されることが好ましい。また、色素は、最終フィルタセグメントおよびブラックマトリックス中に好ましくは10〜50重量%、より好ましくは20〜45重量%の割合で含有され、その残部は、色素担体により提供される樹脂質バインダーから実質的になる。
【0038】
本発明の着色組成物は、遠心分離、焼結フィルタ、メンブレンフィルタ等の手段にて、5μm以上の粗大粒子、好ましくは1μm以上の粗大粒子、さらに好ましくは0.5μm以上の粗大粒子および混入した塵の除去を行うことが好ましい。
また、本発明の着色組成物は、塗布ムラを発生することなく、均一な塗膜を得るために、25℃におけるE型粘度計を用いて回転数20rpmで測定した粘度が10mPa・s以下になるように調整することが好ましく、1mPa・s以上8mPa・s以下になるように調整することがより好ましい。
【0039】
つぎに、本発明の着色組成物を用いたカラーフィルタおよびブラックマトリックス基板の製造方法について説明する。
カラーフィルタは、透明基板上にフィルタセグメントを具備するものであり、該フィルタセグメントは、ダイコート方式の塗布装置を用いて本発明の着色組成物を塗布することにより透明基板上に形成される。
また、ブラックマトリックス基板は、透明基板上にブラックマトリックスを具備する物であり、該ブラックマトリックスは、ダイコート方式の塗布装置を用いて本発明の着色組成物を塗布することにより透明基板上に形成される。
【0040】
透明基板としては、ソーダ石灰ガラス、低アルカリ硼珪酸ガラス、無アルカリアルミノ硼珪酸ガラスなどのガラス板や、ポリカーボネート、ポリメタクリル酸メチル、ポリエチレンテレフタレートなどの樹脂板が用いられる。また、ガラス板や樹脂板の表面には、パネル化後の液晶駆動のために、酸化インジウム、酸化錫などからなる透明電極が形成されていてもよい。
フィルタセグメントおよびブラックマトリックスの乾燥膜厚は、0.2〜10μmであることが好ましく、より好ましくは0.2〜5μmである。塗布膜を乾燥させる際には、減圧乾燥機、コンベクションオーブン、IRオーブン、ホットプレート等を使用してもよい。
【0041】
フォトリソグラフィー法による各色フィルタセグメントおよびブラックマトリックスの形成は、下記の方法で行う。すなわち、溶剤現像型あるいはアルカリ現像型着色レジスト材として調製した着色組成物を、透明基板上に、ダイコート方式の塗布装置を用いて、乾燥膜厚が0.2〜10μmとなるように塗布する。必要により乾燥された膜には、この膜と接触あるいは非接触状態で設けられた所定のパターンを有するマスクを通して紫外線露光を行う。その後、溶剤またはアルカリ現像液に浸漬するか、もしくはスプレーなどにより現像液を噴霧して未硬化部を除去し所望のパターンを形成してカラーフィルタおよびブラックマトリックス基板を製造することができる。さらに、着色レジスト材の重合を促進するため、必要に応じて加熱を施すこともできる。フォトリソグラフィー法によれば、印刷法より精度の高いカラーフィルタおよびブラックマトリックス基板が製造できる。
【0042】
現像に際しては、アルカリ現像液として炭酸ナトリウム、水酸化ナトリウム等の水溶液が使用され、ジメチルベンジルアミン、トリエタノールアミン等の有機アルカリを用いることもできる。また、現像液には、消泡剤や界面活性剤を添加することもできる。
現像処理方法としては、シャワー現像法、スプレー現像法、ディップ(浸漬)現像法、パドル(液盛り)現像法等を適用することができる。
なお、紫外線露光感度を上げるために、上記着色レジスト材を塗布乾燥後、水溶性あるいはアルカリ可溶性樹脂、例えばポリビニルアルコールや水溶性アクリル樹脂等を塗布乾燥し、酸素による重合阻害を防止する膜を形成した後、紫外線露光を行うこともできる。
【0043】
【実施例】
以下に、実施例により本発明をより具体的に説明するが、本発明はその要旨を超えない限り以下の実施例に限定されるものではない。
なお、実施例および比較例中、「部」とは「重量部」を意味する。
まず、実施例および比較例で用いたアクリル樹脂溶液の調製について説明する。樹脂の分子量は、GPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィ)により測定したポリスチレン換算の重量平均分子量である。
【0044】
(アクリル樹脂溶液の調製)
反応容器にシクロヘキサノン800部を入れ、容器に窒素ガスを注入しながら100℃に加熱して、同温度で下記モノマーおよび熱重合開始剤の混合物を1時間かけて滴下して重合反応を行った。
スチレン 60.0部
メタクリル酸 60.0部
メチルメタクリレート 65.0部
ブチルメタクリレート 65.0部
アゾビスイソブチロニトリル 10.0部
滴下後さらに100℃で3時間反応させた後、アゾビスイソブチロニトリル2.0部をシクロヘキサノン50部で溶解させたものを添加し、さらに100℃で1時間反応を続けてアクリル樹脂の溶液を得た。アクリル樹脂の重量平均分子量は、約40000であった。
室温まで冷却した後、樹脂溶液約2gをサンプリングして180℃、20分加熱乾燥して不揮発分を測定し、先に合成した樹脂溶液に不揮発分が20重量%になるようにシクロヘキサノンを添加してアクリル樹脂溶液を調製した。
【0045】
[実施例1]
下記の組成の混合物を均一に撹拌混合した後、直径1mmのガラスビーズを用いて、サンドミルで5時間分散した後、5μmのフィルタで濾過し銅フタロシアニン分散体を作製した。
ε型銅フタロシアニン顔料(C.I. Pigment Blue 15:6) 12.0部
(BASF製「ヘリオゲンブルーL−6700F」)
分散剤(ゼネカ社製「ソルスパース20000」) 2.4部
アクリル樹脂溶液 28.1部
シクロヘキサノン 57.5部
ついで、下記組成の混合物を均一になるように攪拌混合した後、1μmのフィルタで濾過して、青色レジスト材を得た。
銅フタロシアニン分散体 45.0部
アクリル樹脂溶液 12.5部
トリメチロールプロパントリアクリレート 4.8部
(新中村化学社製「NKエステルATMPT」)
光重合開始剤(チバガイギー社製「イルガキュアー907」) 2.5部
増感剤(保土ヶ谷化学社製「EAB−F」) 0.2部
シクロヘキサノン 25.0部
ジプロピレングリコールモノメチルエーテル 10.0部
【0046】
[実施例2〜3、5〜8、参考例1、2および比較例1〜4]
顔料、分散剤、樹脂、モノマー、光重合開始剤、増感剤、溶剤の組成を表1に示す割合(レジスト材全量を100とした重量比)に変更した以外は、実施例1と同様にして各色レジスト材を得た。
【表1】
Figure 0004627617
【0047】
Figure 0004627617
【0048】
Figure 0004627617
【0049】
実施例1〜3、5〜8、参考例1、2および比較例1〜4で得られたレジスト材の25℃における粘度をE型粘度計(トキメック社製)を用い回転数20rpmで測定した。また、得られたレジスト材を図1に示す構成の塗工装置を用いて、図2に示すようにガラス基板上に塗布し、得られた塗工基板を70℃で20分間プレベークして乾燥塗膜を得た。得られた乾燥塗膜の縦スジムラ(塗布方向の縦状の塗布スジ)を目視観察により評価した。
評価のランクは次の通りである。
○:全く縦スジムラが認められない。
△:わずかに縦スジムラが認められる。
×:顕著に縦スジムラが認められる。
【0050】
また、塗膜の乾燥性をJIS−K5600に準じて評価した。評価のランクは次の通りである。
○:全くタックが認められない。
△:わずかにタックが認められる。
×:顕著にタックが認められる。
その結果を表2に示す。
【0051】
【表2】
Figure 0004627617
【0052】
実施例1〜3,5〜8で得られた塗膜は、塗布ヘッド先端でレジスト材が固化しなかったため、縦スジムラの発生が全くなく均一な塗膜であった。また塗膜表面のタックも認められなかった。
参考例1で得られた塗膜は、縦スジムラの発生がなく均一な塗膜であったが、わずかにタックが認められた。
参考例2で得られた塗膜は、塗膜表面のタックは認められなかったが、わずかに縦スジムラの発生があった。
一方、比較例1,2で得られた塗膜は、レジスト材が塗布ヘッド先端で固化したため、顕著な縦スジムラが発生し、不均一な塗膜であった。また、比較例3,4で得られた塗膜は、縦スジムラの発生はなかったが、乾燥が不十分であり、塗膜表面に顕著なタックが認められた。
【0053】
【発明の効果】
本発明の着色組成物を用いると、塗布液の固化による縦スジムラを生ずることなく、均一な塗膜を形成することができる。また、本発明の着色組成物を用いると、塗膜中に有機溶剤を多量に残存することなく、タックフリーな乾燥塗膜を得ることができる。
従って、本発明の着色組成物を用いることにより、設備稼働率が向上するとともに、高品質なカラーフィルタおよびブラックマトリックス基板を歩留まりよく製造することが可能となる。
【0054】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例で用いたダイコート方式の塗布装置の概略図。
【図2】図1の塗布装置(ダイコータ)による塗布状態を示す斜視図。
【符号の説明】
1:塗布ヘッド
2:フロントリップ
3:リアリップ
4:マニホールド
5:スリット
6:配管
7:バルブ
8:定量ポンプ
9:フィルター
10:塗布液タンク
11:塗膜
12:塗工基板
13:搬送ステージ

Claims (5)

  1. 透明樹脂、モノマーもしくはオリゴマーと、色素と、有機溶剤とを含有する着色組成物であって、前記有機溶剤が760mmHgにおける沸点が100℃以上160℃未満の有機溶剤(a)と、760mmHgにおける沸点が171℃以上203℃未満の有機溶剤(b)からなり、有機溶剤(b)の含有量が着色組成物の全量を基準として5〜20重量%であり、かつ25℃における粘度が4.1mPa・s以上7.0mPa・s以下であることを特徴とするダイコート方式の塗布装置に用いる着色組成物。
  2. 有機溶剤(b)が、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、およびN−メチルピロリドンからなる群から選ばれるいずれかであることを特徴とする請求項1に記載のダイコート方式の塗布装置に用いる着色組成物。
  3. 少なくとも透明樹脂と、色素と、760mmHgにおける沸点が100℃以上160℃未満の有機溶剤(a)とを分散して色素分散体を得る工程(i)、ついで、少なくとも該色素分散体と、モノマーもしくはオリゴマーと、光重合開始剤と、760mmHgにおける沸点が171℃以上203℃未満の有機溶剤(b)を混合する工程(ii)により、有機溶剤(b)の含有量が着色組成物の全量を基準として5〜20重量%であり、かつ25℃における粘度が4.1mPa・s以上7.0mPa・s以下である着色組成物を得ることを特徴とするダイコート方式の塗布装置に用いる請求項1または2に記載の着色組成物の製造方法。
  4. 透明基板上にダイコート方式の塗布装置を用いて、請求項1または2に記載の着色組成物を塗布し、フィルタセグメントを形成するカラーフィルタの製造方法。
  5. 透明基板上にダイコート方式の塗布装置を用いて、請求項1または2に記載の着色組成物を塗布し、ブラックマトリックスを形成するブラックマトリックス基板の製造方法。
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