JP4627113B2 - 健康器具 - Google Patents

健康器具 Download PDF

Info

Publication number
JP4627113B2
JP4627113B2 JP2000593271A JP2000593271A JP4627113B2 JP 4627113 B2 JP4627113 B2 JP 4627113B2 JP 2000593271 A JP2000593271 A JP 2000593271A JP 2000593271 A JP2000593271 A JP 2000593271A JP 4627113 B2 JP4627113 B2 JP 4627113B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
user
torso
leg
present
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000593271A
Other languages
English (en)
Inventor
文男 片根
英昭 崎津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PROTEC CO., LTD.
Original Assignee
PROTEC CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PROTEC CO., LTD. filed Critical PROTEC CO., LTD.
Application granted granted Critical
Publication of JP4627113B2 publication Critical patent/JP4627113B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61HPHYSICAL THERAPY APPARATUS, e.g. DEVICES FOR LOCATING OR STIMULATING REFLEX POINTS IN THE BODY; ARTIFICIAL RESPIRATION; MASSAGE; BATHING DEVICES FOR SPECIAL THERAPEUTIC OR HYGIENIC PURPOSES OR SPECIFIC PARTS OF THE BODY
    • A61H1/00Apparatus for passive exercising; Vibrating apparatus; Chiropractic devices, e.g. body impacting devices, external devices for briefly extending or aligning unbroken bones
    • A61H1/02Stretching or bending or torsioning apparatus for exercising
    • A61H1/0218Drawing-out devices
    • A61H1/0229Drawing-out devices by reducing gravity forces normally applied to the body, e.g. by lifting or hanging the body or part of it
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61HPHYSICAL THERAPY APPARATUS, e.g. DEVICES FOR LOCATING OR STIMULATING REFLEX POINTS IN THE BODY; ARTIFICIAL RESPIRATION; MASSAGE; BATHING DEVICES FOR SPECIAL THERAPEUTIC OR HYGIENIC PURPOSES OR SPECIFIC PARTS OF THE BODY
    • A61H1/00Apparatus for passive exercising; Vibrating apparatus; Chiropractic devices, e.g. body impacting devices, external devices for briefly extending or aligning unbroken bones
    • A61H1/02Stretching or bending or torsioning apparatus for exercising
    • A61H1/0218Drawing-out devices
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61HPHYSICAL THERAPY APPARATUS, e.g. DEVICES FOR LOCATING OR STIMULATING REFLEX POINTS IN THE BODY; ARTIFICIAL RESPIRATION; MASSAGE; BATHING DEVICES FOR SPECIAL THERAPEUTIC OR HYGIENIC PURPOSES OR SPECIFIC PARTS OF THE BODY
    • A61H2201/00Characteristics of apparatus not provided for in the preceding codes
    • A61H2201/16Physical interface with patient
    • A61H2201/1602Physical interface with patient kind of interface, e.g. head rest, knee support or lumbar support
    • A61H2201/1619Thorax
    • A61H2201/1621Holding means therefor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S482/00Exercise devices
    • Y10S482/907Stretching

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Pain & Pain Management (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Rehabilitation Therapy (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)

Description

技術分野
本発明は、人体の胴部を支持し、下半身の重さで腰椎を牽引する健康器具に関する。
背景技術
従来より、患者を横臥させる寝台と、この患者を寝台上に固定する固定用ベルトと、患者の足首に取り付けられる取付用ベルトと、この取付用ベルトに吊り下げられた重りとを備える腰痛治療用の寝台が知られている。この種の腰痛治療用の寝台では、重りによって腰部を牽引しながら、曲がった背骨を真っ直ぐに伸ばして腰痛を治療する。
しかし、この種の腰痛治療用の寝台では、患者を横臥させた状態で腰部を牽引するために、治療中の患者の活動が制約されるとともに、ベルトを装着するために第三者の補助が必要であり、人件費がかかっていた。また、医師や理学療法士の経験によって牽引重量を調節しているが、牽引重量が重過ぎたり軽過ぎたりして、その調節が面倒であった。さらに、寝台を設置するために、相当の面積を確保する必要があった。
本発明は、上述した従来技術の課題をすべて解消し得る健康器具、すなわち人体の胴部を着座姿勢にて確実に支持し、下半身の重さで腰椎を牽引する画期的な健康器具の提供を目的とする。
発明の開示
本発明は、使用者(患者)の胴部を支持し、下半身の重さで腰椎を牽引する健康器具であり、器具本体と、この器具本体に装着され使用者の胴部を左右から抱き込み支持する曲げ変形自在な胴支持手段と、使用者が着座するための座部とを備えている。
器具本体は、胴支持手段を装着するためのベースを構成する部材である。胴支持手段は、曲げ変形自在な構成であることが特徴となっている。座部は、例えば器具本体とは別体の椅子で構成することができる。また、座部を器具本体と一体化して全体として背もたれ付きの椅子形状に形成することもできる。
この発明の腰痛治療器は、例えば、次にようにして簡易に腰痛治療を実施することができる。すなわち、使用者は、まず座部に座わって着座姿勢をとり、この姿勢で胴支持手段を人体の胴部に巻き付ける。このとき、人体の胴部がほぼ胴支持手段の高さ位置にくるように座部の高さが調節されていることが好ましい。胴支持手段は、曲げ変形自在な構成のため、人体の胴部にフィットして確実に人体胴部を支持することができる。
次いで、座部を下げるか、あるいは使用者の着座位置から撤去して、使用者の臀部を宙に浮かせた状態とすれば、下半身の体重により腰椎が牽引されて、腰痛治療が施される。このとき、人体胴部が胴支持手段により支持されているので、腰椎以外の骨(例えば、脊椎)に牽引力が作用することがなく、もっぱら腰椎のみを集中的に牽引することができ、効果的な腰痛治療が可能である。
上記のように座部の高さ調整を行うためには、座部を昇降動作させる機構を備える必要がある。また、座部を固定し、胴支持手段を上下方向に移動可能な構成としても、使用者を着座位置から臀部を宙に浮かせる状態に移行させることが可能である。すなわち、胴支持手段と座部とは、上下方向に相対移動可能となっていればよい。
また、座部を、使用者の着座位置から撤去可能な椅子により構成しても、使用者を着座位置から臀部を宙に浮かせる状態に移行させることが可能である。
さて、胴支持手段と座部とを、上下方向に相対移動可能な構成とした場合には、その移動距離の調節によって、腰椎に作用する負荷を任意に調節することができる。すなわち、使用者が座部に着座した姿勢のときは腰椎に負荷がかかっておらず、使用者の臀部に対して座部が下降するにしたがって、腰椎に作用する負荷が徐々に大きくなり、使用者の臀部が座部から完全に離間した状態において、腰椎に作用する負荷がもっとも大きくなる。
そこで、腰椎に作用する負荷を客観的なデータをもとに調節可能とするために、座部にかかる使用者の体重を検出する重量検出手段を備えてもよい。座部にかかる使用者の体重の減少に反比例して、腰椎に作用する負荷が大きくなっていく。したがって、重量検出手段により検出した重量データをもとに、腰椎に作用する負荷を調節することが可能となる。
上記構成の本発明において、胴支持手段は、複数の支持部材を回動自在に連結してなる胴支持アームを内蔵した構成とすることができる。これにより、胴支持手段は、曲げ変形自在(この構成では、屈曲自在)な構成となり、人体の胴部にフィットして確実に人体胴部を支持する状態を形成できる。
ここで、胴支持アームは、人体の背部を支持する支持部材から人体の腹部を支持する支持部材にかけて、段階的に高さを低くすることが好ましい。これにより、腹部の圧迫を軽減することができる。
さらに、胴支持手段は、胴支持アームの内面側に柔軟性を有する人体保護部材を装着し、これら胴支持アームおよび人体保護部材を、被覆部材で被覆するとともに、被覆部材の内面に接触抵抗の大きな材料からなる滑り止め部材を装着した構成を含むことができる。このように構成すれば、人体保護部材によって使用者の胴部を柔らかく包み込むことができ、使用者に苦痛を感じさせることなく快適な腰痛治療が施すことができる。また、滑り止め部材によって胴支持手段に対する人体のすべりを防止して、適正な胴部の支持状態を持続することが可能となる。
この構成において、人体保護部材は、人体腹部の圧迫を軽減するために、少なくとも人体腹部を支持する部位を、他の部位よりも厚くすることが好ましい。
また、胴支持手段に、使用者の胴部を温熱する加熱手段を備えれば、腰椎の牽引とともに腰部の温熱治療を同時に施すことが可能となり、一層好ましい治療効果が期待できる。胴支持手段に、使用者の胴部に低周波を伝える低周波発生手段を備えれば、腰椎の牽引とともに腰部の低周波治療を同時に施すことも可能となる。
本発明の健康器具は、上述した構成に加え、使用者の脚部を吊り下げ保持する脚吊り手段を備えることもできる。この脚吊り手段は、例えば、支持体と、この支持体に滑車を介して吊り下げられた紐状体と、この紐状体の下端部に装着され使用者の脚部を保持するレッグホルダとを備え、レッグホルダが紐状体の操作により高さ調整自在な構成とすることができる。
脚吊り手段は、使用者の膝や足首などを上方に吊り上げるためのもので、胴支持手段により人体胴部を支持した状態にて、膝や足首などを上方に吊り上げ、宙づりになった脚を左右に回せば、腰椎にねじり作用が加わり、一層効果的な腰椎治療が可能となる。
ここで、使用者に対する足吊り手段の前後方向位置を調整可能とすれば、使用者の脚の長さに合わせて適正な位置に足吊り手段を配置することができる。また、滑車、紐状体およびレッグホルダを含むユニットを2組備え、左右の脚をそれぞれ別個に吊り下げてもよい。このように構成すれば、例えばそれぞれの脚を異なった高さ位置に吊り下げたり、それぞれの脚を交互に動かしたりすることで、種々の刺激を腰椎に与えることが可能となる。
また、本発明の健康器具は、使用者の脚部を昇降させる脚部運動手段を備えることもできる。この脚部運動手段は、例えば、器具本体の前方に配置され使用者の脚を支持する脚部支持部と、この脚部支持部を昇降する昇降機構とを含む構成とすることができる。
脚部運動手段は、使用者の脚部に上下方向の運動を与えることによって、腰椎に適度な刺激を与え、腰椎の治療効果を増進するための手段である。例えば、使用者の膝や足首などを脚部支持部に載せ、昇降機構によって脚に上下方向の運動を与えることで、腰椎に適度な刺激を与えることができる。
この脚部運動手段は、脚部支持部を2つ備え、昇降機構がこれら2つの脚部支持部を並行してまたは交互に昇降させる構成とすれば、各脚部支持部に分けて載せられた左右の脚に対して、それぞれ独自に上下運動を与えることができるので、種々の刺激を腰椎に与えることが可能となる。
また、本発明の健康器具は、使用者の顎部を保持して頸椎を牽引する頸椎牽引手段を備えることもできる。この頸椎牽引手段は、例えば、支持体と、この支持体に滑車を介して吊り下げられた紐状体と、この紐状体の先端部に装着した使用者の頸部を保持する顎ホルダと、紐状体の基端部に引っ張り荷重を作用させる加重機構とを備えた構成とすることができる。
この頸椎牽引手段は、頸椎に関連した障害、例えば、鞭打ち症や肩凝りなどの治療に効果を奏する。使用者は、顎ホルダを顎部に装着すれば、加重機構によって顎部が適度に引っ張られ、その結果、頸椎が牽引される。
また、本発明の健康器具は、使用者の肩部を保持する肩吊り手段を備えることもできる。この肩吊り手段は、例えば、支持体と、この支持体に吊り下げられた紐状体と、この紐状体の下端部に設けた肩装着部とを備えた構成とすることができる。
この肩吊り手段は、胴支持手段に支持され宙に浮いた状態の使用者の人体が下方にずり落ちるのを防止する補助的機能を有している。すなわち、使用者の肩部を肩装着部で保持し、紐状体によって吊り下げた状態を形成することにより、使用者の人体が下方にずり落ちるのを確実に防止することができる。
また、本発明の健康器具は、使用者が腕、脚または上半身を用いて引っ張り運動を行うためのリハビリテーション手段を備えることもできる。このリハビリテーション手段は、例えば、支持体と、この支持体に滑車を介して吊り下げられた紐状体と、この紐状体の先端部に装着した操作部と、この操作部の引っ張り操作に対する任意の抵抗力を紐状体に作用させる抵抗機構とを備えた構成とすることができる。
このリハビリテーション手段は、例えば、使用者が操作部を握って引っ張り操作を繰り返すことにより、抵抗機構により加えられる適度な抵抗力に抗する腕の運動が行え、筋力の回復などを図ることが可能となる。
発明を実施するための最良の形態
本発明に係る好ましい実施の形態について図面を参照しながら説明する。
〔第1実施形態〕
図1は本発明の第1実施形態に係る健康器具の正面図である。図2は本発明の第1実施形態に係る健康器具の側面図である。
本発明の第1実施形態に係る健康器具は、人体の胴部を支持し、下半身の重さで腰椎を牽引する装置である。健康器具は、図1および図2に示すように、器具本体1と、胴支持体2(胴支持手段)と、椅子3と、脚吊り具4(脚吊り手段)とを備えている。
器具本体1は、基台フレーム10と、この基台フレーム10から上方に延出する支柱11(支持体)を有し、支柱11は椅子3の背面側をとおり、上部で前方側へ湾曲している。
胴支持体2は、人体の胴部を抱き込み支持する屈曲可能な構成部材である。胴支持体2は、内側(使用者が着座する側)に屈曲可能であり、使用者の胴部に巻き付き、特に肋骨より下部で骨盤より上部の領域を包み込む。この胴支持体2は、図3〜図6に示すように、複数の支持部材20を連結部材21により連結してなる胴支持アーム2A、挟み込み防止部材22、人体保護部材23,24、弾性部材25,被覆部材26、滑り止め部材27および締結ベルト28を主な要素部品として構成されている。
支持部材20は、図5に示すように、両側面が開口した箱型の骨材であり、金属板を折曲げおよび溶接して作られている。各支持部材20は、図4に示すように、中央部にある支持部材20から両端部にある支持部材20に向かって、高さ寸法を徐々に小さくしてある。特に、本実施形態では、図4に示すように、胴支持アーム2Aの上面高さが、先端部に向かって段階的に低くなるように、各支持部材20の高さ寸法を設定してある。
図3に示すように、先端部に近い支持部材20には、ベルト案内環20a,20bが溶接されており、中央部にある支持部材20には、ベルト固定環20c,20dと、装着筒20e,20fとが溶接されている。
支持部材20は、上記装着筒20e,20fを支柱11に嵌め込み、図示しない締結具によって、任意の高さ位置に固定される。
連結部材21は、隣り合う支持部材20を互いに回動自在に連結する蝶番を構成する。連結部材21は、いずれも略同一構造であり、図5に示すように、隣接する支持部材20の双方に溶接されている。
ここで、連結部材21は、各支持部材20の内側縁部に溶接してあるので、各支持部材20間を内側へ回動させることはできるが、外側への回動は各支持部材20が干渉して阻止される。
挟み込み防止部材22は、隣り合う支持部材20間の間隙部に人体などが挟まれることを防止するために設けてある。この挟み込み防止部材22は、図3に示すように、互いに連結された支持部材20の回転領域をカバーする略扇形の金属板により構成してあり、図5に示すように、支持部材20の対角をなす上側端部と下側端部とにそれぞれ溶接されている。
人体保護部材23,24は、人体の胴部を柔らかく包み込むための弾性部材であり、ウレタン樹脂などの柔軟性のある樹脂材で構成されている。このうち、人体保護部材23は、図6に示すように、支持部材20の内側面に貼り付けてあり、型崩れを防止するために、やや硬めの材質をした樹脂材で構成されている。
また、人体保護部材24は、支持部材20と人体保護部材23の上面から、人体保護部材の正面をまわり、支持部材20と人体保護部材23の下面にかけて貼り付けてある。この人体保護部材24、人体保護部材23よりも柔らかい材質をした樹脂材で構成されている。
ここで、人体保護部材23は、図3に示すように、中央部の支持部材20よりも先端部側の支持部材20の方が段階的に厚くなっている。
図4に仮想線で示すように、隣り合う支持部材20間の裏面側の間隙部には、ウレタン樹脂などからなる弾性部材25が挿入してある。この弾性部材25は、上記裏面側の間隙部に、後述する被覆部材26等が挟み込まれるのを防止している。しかも、弾性部材25は、支持部材20を内側へ回動するように付勢しており、この付勢力により各支持部材20間がある程度屈曲した姿勢を保つようになっている。
被覆部材26には、耐アルコール性および耐ベンジン性などを備え、抗菌加工がされたビニルレザーなどが用いられる。被覆部材26は、図6に示すように、支持部材20および人体保護部材24の全体を被覆する。ただし、装着筒20e,20fは、被覆部材26から露出している。
この被覆部材26は、図6に示すように、角部(特に上端角部)を避けて、胴支持体2の上面および下面において縫製されている。
滑り止め部材27は、人体胴部との間の接触抵抗を増大させて、この人体胴部との間の滑りを防止するための部材であり、エンボス加工されたゴムシートなどが用いられている。滑り止め部材27は、被覆部材26の内側の表面に貼り合わされており、被覆部材26とともに、胴支持体2の上面および下面で縫い合わされている。
ベルト28は、胴支持体2を人体胴部に締め付けるためのものである。ベルト28は、図3および図4に示すベルト固定環20c,20dに一方の端部が固定されており、他方の端部がベルト案内環20a,20bをとおして、図2に示すように、被覆部材26の先端部から露出している。
椅子3は、図1,図2に示すように、基台フレーム10の中央部に配置されている。この椅子3は、油圧または空気圧をもって座部3aが上下方向に移動可能となっており、操作ペダル30または操作レバー31により昇降操作を行い、任意の高さにロックすることができる。この種の昇降機能を有する椅子3は、従来から周知のため、詳細な構造説明は省略する。ただし、使用者が足または手により昇降操作をすることができるように、操作ペダル30と操作レバー31とを設けたことは、本実施形態の新規な構成である。
支柱11には、胴支持体2の直ぐ上部位置に、背もたれ32が装着してある。支柱11の直立部分は、鉛直線よりやや傾斜させてあり、この傾斜に沿って背もたれ32も後方に傾斜している。これにより、使用者は、背もたれに寄りかかったとき、僅かに仰向けの姿勢となる。
脚吊り具4は、支柱11に取り付けられた滑車41と、この滑車41に巻き掛けられた吊り紐42と、この吊り紐42に取り付けられ、脚部を支持するレッグホルダ43と、レッグホルダ43の高さ位置を固定するストッパ44とを備えている。
この脚吊り具4は、モビライゼーションと称する複合腰痛治療を実施するためのもので、使用者の足首や膝をレッグホルダ43で支持し、吊り紐で持ち上げて人体脚部を宙に浮かせる機能を有している。
すなわち、吊り紐42は、ストッパ44の操作により下端が昇降自在となっており、ストッパ44を解除して、吊り紐42を引っ張ることにより下端に取り付けてあるレッグホルダ43が上昇し、一方、吊り紐42を逆方向に戻すことによりレッグホルダ43が下降する。
滑車41は、支柱11に着脱自在であり、脚吊り具4をオプションとして提供することができるようになっている。また、滑車41は支柱11に対して前後方向に位置調整可能となっており、これにより使用者の脚の長さに合わせて適正な位置に脚吊り具4を位置決めすることができる。
次に、本発明の第1実施形態に係る健康器具の使用方法を説明する。
図7は本発明の第1実施形態に係る健康器具の使用方法を説明するための図である。ここでは、モビライゼーションと称する複合腰痛治療を実施するための方法を説明する。
まず、椅子3は座部3aをもっとも上昇した位置にしておく。胴支持体2は、この高さ位置で使用者が座部3aに着座したとき、人体胴部とほぼ同じ高さとなる位置に固定してある。また、レッグホルダ43は、あらかじめ下降させておき、座部3aに着座した姿勢で、使用者が容易に膝や足首へ同ホルダ43を装着できるようにする。
使用者は、座部3aに着座した後、レッグホルダ43を膝や足首に装着し、続いて胴支持体2を内側に引き寄せて胴回りに巻き付けるとともに、ベルト28を締結する。胴支持体2は、ベルト28を締結することにより、人体胴部を包み込んだ状態を保持する。
次いで、操作レバー31を操作して座部3aを下降させると、人体服部が胴支持体2により支持され、腰椎に下半身の体重が作用するため、腰椎が引き伸ばされる。なお、補助者の手を借りて、椅子3を臀部から離間するまで下降させたほうが、一層確実に腰椎へ下半身の体重を作用させることができ好ましい。
モビライゼーションを行うには、ストッパ44を解除して吊り紐42を引っ張り、レッグホルダ43を任意の高さまで上昇させる。本発明者らの実験によれば、人体胴部と膝部、および膝部と脛部が、それぞれ略90°の角度を保つ状態が、モビライゼーションにもっとも適した姿勢であった。ただし、同じ姿勢を長時間保つと疲れが生じるため、適宜レッグホルダ43の高さを変更したり、レッグホルダ43による支持箇所を変更(例えば、膝から足首へ変更)したりすることも、快適な腰痛治療を持続する上で好ましい。
モビライゼーションは、上記のとおり人体脚部を吊した状態にて、人体脚部を左右に回転させる操作であり、これにより人体下部の体重により引き伸ばされている腰椎にねじり方向の力が作用して、一層効果的に腰痛を治療することが可能となる。
腰痛治療を終えるときは、操作レバー31を操作して椅子3の座部3aを上昇させて臀部に接触させる。次いで、レッグホルダ43を下げて脚を床面に降ろすとともに、ベルト28の締結を解除して胴支持体2を人体胴部から開放する。
上述した本発明の第1実施形態に係る健康器具は、以下に記載する効果を有する。
(a) 本発明の第1実施形態では、胴支持体2により人体胴部を支持し、患者の下半身の体重で腰椎を牽引するために、過度の荷重で腰椎を牽引することがなく、電力も必要としないので、安全に使用することができる。
(b) 本発明の第1実施形態では、隣り合う支持部材20を連結部材21によって互いに回動自在に連結することにより、胴支持体2を屈曲可能に構成したので、人体胴部の形状や胴回りの大きさに関わらず、人体胴部を略均一に包み込み支持することができる。このために、人体を確実に支持することができる。
(c) 本発明の第1実施形態では、従来の腰痛治療寝台に比べて設置面積を小さくでき、病院などの治療スペースを有効活用することができる。
(d) 本発明の第1実施形態では、支持部材20が、人体腹部を支持する先端部にいくにしたがって順次高さを低くしてあるので、人体胴部に対する胴支持体2のフィット感を向上させて、異物との接触感や腹部への圧迫感が少ない。したがって、使用者に苦痛を与えることなく腰痛治療を継続することができる。
(e) 本発明の第1実施形態では、支持部材20の上側端部と下側端部とに挟み込み防止部材22を取り付けたので、隣り合う支持部材20間の間隙部に、人体の一部や、人体保護部材24、被覆部材26などが挟み込まれるのを防止することができる。
(f) 本発明の第1実施形態では、支持部材20の内側に人体保護部材23を張り付けている。このために、胴支持体2によって人体胴部を柔らかく包み込み、人体支持力を十分に保持することができるとともに、芯当たりや圧迫感を解消することができる。また、胴支持体2で人体胴部を多少強く締め付けても、人体保護部材23によって腹部に加わる圧力が分散されて、圧迫感を緩和することができる。
(g) 本発明の第1実施形態では、人体保護部材23が、人体腹部を支持する先端部側を厚くしてあるので、締め付けによる人体腹部のへこみに対応して、胴支持体2をフィットさせることができる。
(h) 本発明の第1実施形態では、被覆部材26の内側の表面に滑り止め部材27を設けたので、胴支持体2と人体胴部との間の接触抵抗を増大して滑りを防止し、人体を確実に支持することができる。
(i)本発明の第1実施形態では、胴支持体2の角部を避けて、滑り止め部材27および被覆部材26を縫製したので、縫製箇所の人体への接触による異物感を与えることが少ない。
(j) 本発明の第1実施形態では、患者の脚部を脚吊り具4によって吊るし、椅子3から腰部を浮かせた状態で、いわゆるモビライゼーションを行うことができ、腰痛治療の効果を高めることができる。
なお、脚吊り具4を使用せず、胴支持体2で人体胴部を支持し、臀部を椅子3から浮かせた状態とするだけでも、腰椎に下半身の体重がある程度作用し、腰椎が引き伸ばされて腰痛治療の効果を奏することができる。
〔第2実施形態〕
図8は本発明の第2実施形態に係る健康器具の正面図である。図9は本発明の第2実施形態に係る健康器具の側面図である。以下では、図1〜図7に示す部材と同一の部材は、同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
本発明の第2実施形態では、第1実施形態の脚吊り具4に代えて、顎装着具5(頸椎牽引手段)を支柱11(支持体)に装着してある。
顎装着具5は、人体の顎部を支持して頸椎を牽引するためのものであり、鞭打ち症や肩凝りなどの治療に効果を奏する。この顎装着具5も、脚吊り具4と同様、オプションとして提供することができるようになっている。
この顎装着具5は、支柱11に着脱自在に取り付けられた滑車51a,51bと、これら滑車51a,51bに巻き掛けられたワイヤ52と、このワイヤ52の先端に取り付けられ、人体顎部に装着される顎ホルダ53と、ピン54aの挿入位置を調節することによって、顎ホルダ53に加わる荷重を調整する荷重調整器54とを備えている。荷重調整器54は、ボルト等の締結具より支柱11に固定されている。
次に、本発明の第2実施形態に係る健康器具の使用方法を説明する。
使用者は、荷重調整器54により顎ホルダ53に加わる荷重を調整した後、椅子3の座部3aに着座して、顎ホルダ53を顎部に装着する。これにより、荷重調整器54の荷重がワイヤ52を介して顎ホルダ53に伝わり、使用者の頸椎を牽引することができる。
顎装着具5を使用した頸椎の牽引治療に際して、既述した胴支持体2の使用は必須ではないが、胴支持体2を併用すれば、人体胴部を支持した状態で顎部を牽引するために、上半身の骨だけが牽引されて、更に治療効果を向上させることができる。
〔第3実施形態〕
図10は本発明の第3実施形態に係る健康器具の斜視図である。図11Aは同健康器具の正面図、図11Bは同健康器具の側面図である。以下では、図1〜図7に示す部材と同一または相当する部材は、同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
本発明の第3実施形態に係る健康器具は、第1実施形態の脚吊り具4に代えて、肩吊り具6(肩吊り手段)を備えた構成となっている。肩吊り具6は、支柱11(支持体)に吊り下げられたベルト部60と、このベルト部60の下部に形成した肩装着部61とを有しており、ベルト部60は、長さ調整ができるようになっている。肩装着部61には、後述するように人体の脇下に装着したとき、使用者の異物感や牽引時の苦痛を和らげるため、クッション部材が巻き付けてある。
なお、本実施形態では、肩吊り具6の両端を一定の間隔(例えば、使用者の肩幅に相当する間隔)をあけて支持するために、支柱11(支持体)の形態を変更してある(例えば、図10参照)。また、胴支持体2は、全長にわたり一定の高さに形成してあるが、先に示した第1実施形態の構成を採用してもよい。
次に、本発明の第3実施形態に係る健康器具の使用方法について、図12を参照して説明する。
使用者は、椅子3の座部3aに着座した姿勢で、胴支持体2を人体胴部に巻き付け、次いで肩吊り具6の肩装着部61を人体の脇下に装着する。さらに、椅子3を下げて、下半身が宙に浮いた状態を形成する。これにより、第1実施形態と同様に、下半身の体重により腰椎が牽引される。
この第3実施形態の健康器具によれば、胴支持体2により使用者の人体胴部を支持し、更に肩吊り具6で人体の上半身を吊っているので、人体が下方にずり落ちるのを確実に防止できる。
しかも、肩吊り具6により人体の肩部を上方に牽引するので、肩痛の症状の一つである胸郭出口症候群の牽引型および圧迫型の肩痛を緩和することができる。
この肩吊り具6も、オプションとして提供することができるようになっている。
〔第4実施形態〕
図13Aは本発明の第4実施形態に係る健康器具の側面図である。以下では、図1〜図7に示す部材と同一の部材は、同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
本発明の第2実施形態では、第1実施形態の脚吊り具4に代えて、脚部昇降器7(脚部運動手段)を器具本体1の前方に配置してある。
脚部昇降器7は、使用者の脚部に上下方向の運動を与えることによって、腰椎に適度な刺激を与え、腰椎の治療効果を増進するためのものである。
脚部昇降器7は、図13Bに示すように、昇降機構70に備えられた一対の駆動軸71a,71bの上端部に、それぞれ脚部支持部72a、72bを装着した構成となっている。
昇降機構70は、駆動軸71a,71bをそれぞれ独立して上下方向に駆動することができる。駆動軸71a,71bの独立した駆動は、例えば、駆動源(電動モータや油圧シリンダ等)を個別に揃えるか、駆動源から動力をクラッチを介して駆動軸71a,71bに伝えるようにすることで実現することができる。
脚部支持部72a、72bは、例えば、人体の膝や足首を載せるのに適した形状(例えば、円柱状)に形成してある。この脚部支持部72a、72bは、金属またはプラスチック製のパイプで構成できる他、柔軟性のある樹脂材で成形することもできる。
使用者は、椅子3の座部3aに着座した姿勢で、胴支持体2を内側に引き寄せて胴回りに巻き付けるとともに、ベルト28を締結する。胴支持体2は、ベルト28を締結することにより、人体胴部を包み込んだ状態を保持する。
次いで、膝や足首などを脚部支持部72a、72bへ左右別々に載せる。
その後、操作レバー31を操作して座部3aを下降させると、人体胴部が胴支持体2により支持され、腰椎に下半身の体重が作用するため、腰椎が引き伸ばされる。
さらに、昇降機構を作動させて脚部支持部72a、72bを昇降させることにより、脚が上下方向に運動して腰椎に適度な刺激を与えることができる。このとき、脚部支持部72a、72bを別個に駆動することで、左右の脚をそれぞれ独自に運動させることもできる。なお、この脚部昇降器7も、オプションとして提供することができるようになっている。
〔第5実施形態〕
図14Aは本発明の第5実施形態に係る健康器具の側面図である。以下では、図1〜図7に示す部材と同一または相当する部材は、同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
本発明の第5実施形態に係る健康器具は、第1実施形態の脚吊り具4に代えて、負荷引張り具8(リハビリテーション手段)を支柱11(支持体)に装着してある。この負荷引張り具8は、オプションとして提供することができるようになっており、腰椎の牽引とは別個に、腕や脚のリハビリテーションを実施するのに適している。
負荷引張り具8は、支柱11(支持体)に着脱自在に取り付けられた滑車81a,81bと、これら滑車81a,81bに巻き掛けられたワイヤ82と、このワイヤ82の先端に取り付けられ操作部83と、器具本体1の背面側に装着した抵抗器84とを含む構成となっている。
操作部83は、図14Bに示すように把持し易い取手形状に形成してある。なお、脚のリハビリテーションに使用する場合は、この操作部83を脚の保持に適した形状(例えば、第1実施形態のレッグホルダ43のような形状)に形成することが好ましい。
滑車81aは、支柱11に沿って前後方向に固定位置を調整可能となっており、使用者の腕の長さ等に合わせて適正な位置に固定することができる。
抵抗器84は、ワイヤ82に張力を付与するもので、永久磁石の磁力を利用したものや、弦巻ばねのばね力を利用した者ものなど、公知となっている各種の張力付与機構を利用することができる。この抵抗器84は、ワイヤ82に張力を付与すると同時に、ワイヤ82を巻き取る機能を有していることが好ましい。なお、第2実施形態で用いた荷重調整器54も、抵抗器84として利用することができる。
使用者は、椅子3の座部3aに着座した姿勢で操作部83を握り、ワイヤ82を引っ張る運動を繰り返すことで、腕の筋力回復を図ることができる。また、操作部83を握ったまま、前屈姿勢をとるなどして人体の上半身に関する筋力回復を図ることができる。さらに、脚を操作部83に引っかけて脚力にてワイヤ82を引っ張るようにすれば、脚の筋力回復を図ることができる。
〔第6実施形態〕
図15は本発明の第6実施形態に係る健康器具の斜視図、図16は同じく正面断面図である。以下では、図1〜図7に示す部材と同一または相当する部材は、同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
本発明の第6実施形態に係る健康器具は、器具本体1を安楽椅子形状に形成することにより、通常は安楽椅子として使用し得る構成としたものである。図16に示すように、器具本体1の内部は、材木などで組み立てられた骨材100の周囲に、ウレタン樹脂などの柔軟性を有するクッション部材101を設けた構成となっている。器具本体1の表面は、合成皮革など表面材で被覆して高級感をかもし出すようにすれば、一般家庭の居間などにも違和感なく配置することができて好ましい。また、器具本体1の底部に、キャスター102を取り付ければ、移動にも便利である。
胴支持体2は、器具本体1の背面(背もたれ)の上部に装着してある。胴支持体2の構成は、図3乃至図6に基づき既に説明した第1実施形態のものと同様である。
座部3aは、器具本体1の着座位置に配置してあり、器具本体1の内部に設けた空気圧式の昇降器103によって昇降する構成としてある。昇降器103は、器具本体1の肘掛け部に設けた操作レバー104の押圧操作により作動する仕組みになっている。すなわち、操作レバー104を抑圧操作すると、リンク機構105を介して昇降器103の空気抜き部103aが押されて、昇降器103が昇降自在となる。なお、リンク機構105は、ばね部材106によって支点105aを中心とする図示時計方向に付勢されており、操作レバー104の抑圧を解除したとき、自動的に空気抜き部103aの抑圧を解除する方向に移動する。
使用者は、座部3aを上昇させた状態で、胴支持体2を人体胴部に巻き付け、続いて操作レバー104を抑圧操作して座部3aを下降させれば、胴部が胴支持体2に支えられた状態で腰椎に下半身の体重が作用するので、腰椎の治療を容易に実行することができる。
〔他の実施形態〕
本発明は、上述した実施形態に限定するものではなく、例えば、以下に記載するような種々の変形または応用が可能である。
(1) 上述した実施形態では、座部3aを昇降式としたが、図17に示す如く、椅子3を使用者の着座位置から簡単に撤去可能な構成とすれば、座部3aは昇降式である必要はない。
(2) 胴支持体2が器具本体1に対して昇降するように構成すれば、座部3aを昇降させる必要もなく、また椅子3を撤去する必要もなくなる。
(3) 第1実施形態で用いた脚吊り具4を、図18に示す如く、滑車41と、吊り紐42と、レッグホルダ43と、ストッパ44とを含むユニットが2組備えられた構成とすれば、使用者の左右の脚をそれぞれ別個のレッグホルダ43で保持して、モビライゼーションを実施することが可能となる。
このように構成すれば、例えばそれぞれの脚を異なった高さ位置に吊り下げたり、それぞれの脚を交互に動かしたりすることで、種々の刺激を腰椎に与えることが可能となる。
(4) 脚吊り具4を支える支持体は、図19に示す如く、器具本体1とは別体の支柱110で構成することができる。同様に第2実施形態で用いた顎装着具5、第3実施形態で用いた肩吊り具6、第5実施形態で用いた負荷引張り具8も、器具本体1とは別体の支持体で支持することができる。
(5) 図20に示す如く、座部3aの上面に重量検出センサ120を設け、座部3aにかかる使用者の体重を検出するようにしてもよい。座部3aにかかる使用者の体重の減少に反比例して、腰椎に作用する負荷は大きくなっていく。したがって、重量検出センサ120により検出した重量データをもとに、腰椎に作用する負荷を調節することが可能となる。重量データを表示するモニタ121は、例えば、支柱11に取り付けて、使用者に見える位置に配置しておけばよい。
(6) 図21に示す如く、胴支持体2の内部または内側表面に、ヒータ130などの加熱手段を設けて、腰椎の牽引と同時に温熱治療をも行える構成としてもよい。また、胴支持体2の内部または内側表面に、導電板131を配置し、この導電板に低周波の微弱電流を流して腰椎の牽引と同時に低周波治療をも行える構成としてもよい。
(7) 胴支持体2を構成する支持部材20は、金属材に限定するものではなく、硬質プラスチックなどによって構成してもよい。また、胴支持体2の人体保護部材23として、ウレタン樹脂などの柔軟性のある樹脂材に代えて、水などの液体やジェルなどを封入したパックを用いて、人体胴部へのフィット感を向上させてもよい。
(8) 胴支持体2を人体胴部へ自動的に装着する電動機構を組み込むこともできる。また、胴支持体2または椅子3を自動的に昇降させる電動機構を組み込むことも可能である。
(9) 使用者は、図22に示すようなコルセット140を人体胴部に装着して、胴支持体2を巻き付けるようにしてもよい。コルセット140は、ウレタン樹脂等の柔軟性のある帯材を内包した本体141の外側表面に、エンボス加工したゴムシートや面ファスナー等の接触部材142を貼り付けてあり、この接触部材142が胴支持体2の滑り止め部材27と接触して、大きな接触抵抗を得る構成としてある。本体141の両端には締結ベルト143が取り付けてあり、この締結ベルト143を締結することで、人体胴部にコルセット140を装着することができる
(10) 本発明の実施形態では、腰痛治療器に適用した場合を例に挙げて説明したが、本発明の健康器具はこれに限定するものではなく、肢体不自由者のためのリハビリテーション補助器具にも適用することができる。
産業上の利用可能性
以上説明したように、本発明によると、人体胴部を抱き込み支持する曲げ変形自在な胴支持手段を備えるので、人体の胴部を確実に支持した状態で、腰椎を牽引することができ、腰痛治療に有用である。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明の第1実施形態に係る健康器具の正面図である。
図2は、本発明の第1実施形態に係る健康器具の側面図である。
図3は、本発明の第1実施形態に係る健康器具の胴支持体を示す平面図である。
図4は、本発明の第1実施形態に係る健康器具の胴支持体を示す背面図である。
図5は、本発明の第1実施形態に係る健康器具の支持部材の斜視図である。
図6は、本発明の第1実施形態に係る健康器具の胴支持体の断面図である。
図7は、本発明の第1実施形態に係る健康器具の使用方法を説明する図である。
図8は、本発明の第2実施形態に係る健康器具の正面図である。
図9は、本発明の第2実施形態に係る健康器具の側面図である。
図10は、本発明の第3実施形態に係る健康器具の斜視図である。
図11Aは、本発明の第3実施形態に係る健康器具の正面図である。
図11Bは、本発明の第3実施形態に係る健康器具の側面図である。
図12は、本発明の第3実施形態に係る健康器具の使用方法を説明する図である。
図13Aは、本発明の第4実施形態に係る健康器具の側面図である。
図13Bは、本発明の第4実施形態に係る健康器具の脚部昇降器を示す正面図である。
図14Aは、本発明の第5実施形態に係る健康器具の側面図である。
図14Bは、本発明の第5実施形態に係る健康器具の操作部を示す正面図である。
図15は、本発明の第6実施形態に係る健康器具の斜視図である。
図16は、本発明の第6実施形態に係る健康器具の正面断面図である。
図17は、本発明の他の実施形態に係る健康器具を説明するための側面図である。
図18は、本発明の更に他の実施形態に係る健康器具を説明するための正面図である。
図19は、本発明の更に他の実施形態に係る健康器具を説明するための正面図である。
図20は、本発明の更に他の実施形態に係る健康器具を説明するための側面図である。
図21は、本発明の更に他の実施形態に係る健康器具を説明するための断面図である。
図22は、本発明の各実施形態に係る健康器具と併用可能なコルセットを示す斜視図である。

Claims (1)

  1. 床面に置かれる器具本体と、
    前記器具本体に装着され、使用者の臀部を宙に浮かせた状態で、当該使用者の胴部を左右から抱き込み支持して前記器具本体に当該使用者の胴部を正面に向けた状態で固定する、曲げ変形自在な胴支持と、
    前記使用者の脚部を紐状体で吊り上げて宙づりにした姿勢を形成する脚吊りと、を備え、
    前記胴支持体によって前記使用者の胴部前記器具本体に固定した状態で、前記脚吊り具によって宙づりにされた使用者の脚部全体を、前記器具本体に固定された胴部に対して左右に回したとき、当該使用者の腰椎にねじり作用が加わる構成であることを特徴とする腰痛治療器。
JP2000593271A 1999-01-18 2000-01-18 健康器具 Expired - Fee Related JP4627113B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP88299 1999-01-18
JP19963299 1999-07-13
PCT/JP2000/000189 WO2000041657A1 (fr) 1999-01-18 2000-01-18 Instrument de soin

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010118711A Division JP2010188171A (ja) 1999-01-18 2010-05-24 腰痛治療器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP4627113B2 true JP4627113B2 (ja) 2011-02-09

Family

ID=26333995

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000593271A Expired - Fee Related JP4627113B2 (ja) 1999-01-18 2000-01-18 健康器具
JP2010118711A Withdrawn JP2010188171A (ja) 1999-01-18 2010-05-24 腰痛治療器

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010118711A Withdrawn JP2010188171A (ja) 1999-01-18 2010-05-24 腰痛治療器

Country Status (3)

Country Link
US (3) US6790194B1 (ja)
JP (2) JP4627113B2 (ja)
WO (1) WO2000041657A1 (ja)

Families Citing this family (47)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4627113B2 (ja) * 1999-01-18 2011-02-09 株式会社プロテック 健康器具
FR2824273B1 (fr) * 2001-05-04 2003-06-20 Talo Jean Louis Dispositif pour l'exercice musculaire d'un individu
SE524392C2 (sv) * 2002-12-19 2004-08-03 Ylva Dalen Human kroppsstödjande anordning med bäckenstöd och fjädrande sits
JPWO2005000172A1 (ja) * 2003-06-26 2006-08-03 株式会社プロテック 健康器具
KR100517505B1 (ko) * 2003-07-22 2005-09-28 삼성전자주식회사 디스크 카트리지의 로딩 장치
KR100490437B1 (ko) * 2003-07-22 2005-05-18 삼성전자주식회사 디스크 카트리지의 로딩장치
US7775949B2 (en) * 2004-02-21 2010-08-17 Vq Actioncare, Llc Shoulder stretcher assembly
US7255666B2 (en) * 2004-09-03 2007-08-14 Cardenas Anthony J Multi-function swing apparatus for total-body exercise, stretching, yoga, spinal traction, gymnastics, inversion therapy, spinal manipulation and weightless coupling and sky chair
US7303517B2 (en) * 2004-09-27 2007-12-04 Raffaele Martini Pandozy Motorized inversion gravity machine for the body
FR2882525A1 (fr) * 2005-02-25 2006-09-01 Yvan Lanovsky Appareil pour la mise en extension de la colonne vertebrale et du dos, utilisable par les particuliers,kinesiherapeutes salles de gymnastique, hopitaux, maisons de retraite
US7479568B2 (en) * 2005-11-30 2009-01-20 Chevron Oronite Company Llc Process for making alkaline earth metal borated sulfonates
US20070161479A1 (en) * 2006-01-10 2007-07-12 Harris Donald T Knee-stretching Device and Treatment Methods
US20070266913A1 (en) * 2006-05-17 2007-11-22 Balt, Inc. Workstation
US7846080B2 (en) * 2007-01-12 2010-12-07 Boren John P Machine and method for head, neck and, shoulder stretching
US20080176716A1 (en) * 2007-01-12 2008-07-24 Boren John P Vertical Lumbar Stretching Machine and Method
US20080288004A1 (en) * 2007-05-16 2008-11-20 Genesis Biosystems Corporation Tissue suspension device
US7909748B2 (en) * 2008-10-31 2011-03-22 Reebok International Ltd. Exercise apparatus
US8075463B2 (en) * 2009-04-22 2011-12-13 Implus Footcare, Llc Exercise device
US8235877B2 (en) * 2010-03-05 2012-08-07 Boren John P Apparatus and method of gravity-assisted spinal stretching
EP2555721A1 (en) * 2010-04-07 2013-02-13 Nicholas John Bovell Spinal traction device
US8523743B1 (en) * 2010-11-08 2013-09-03 The Blue Rooster Inc. Stretching machine with dual cable drum
KR20130127561A (ko) * 2011-03-14 2013-11-25 히로시 타구치 요통치료 기구
KR101345799B1 (ko) * 2012-09-18 2014-01-16 주식회사 두비원 에어리얼 요가 장치
US9630048B2 (en) 2013-03-15 2017-04-25 Arqex Outdoor Fitness Systems, Llc Variable resistance band assembly and method of using the same
US9555278B2 (en) 2013-03-15 2017-01-31 Arqfx Outdoor Fitness Systems, Llc Strength training and stretching system and resistance band assembly for use therewith
USD753246S1 (en) 2013-03-15 2016-04-05 Arqex Outdoor Fitness Systems, Llc Strength training and stretching machine
US9724553B2 (en) 2013-03-15 2017-08-08 Arqex Outdoor Fitness Systems, Llc Resistance band assembly and a method of varying a resistive force applied thereby
US9555280B2 (en) 2013-03-15 2017-01-31 Arqex Outdoor Fitness Systems, Llc Attachment assembly for an exercise device and an exercise device incorporating the same
USD745939S1 (en) 2013-03-15 2015-12-22 Arqex Outdoor Fitness Systems, Llc Strength training and stretching machine with adjustable arms
US9314658B2 (en) * 2013-03-15 2016-04-19 Arqex Outdoor Fitness Systems, Llc Strength training and stretching system
US9682267B2 (en) 2013-03-15 2017-06-20 Arqex Outdoor Fitness Systems, Llc Insert for use with a resistance band assembly and a method of using the same
US9499069B2 (en) * 2013-06-20 2016-11-22 Elwha Llc Systems and methods for adjusting the position of a wheelchair occupant
CN103340733A (zh) * 2013-07-17 2013-10-09 张曙光 一种人体脊椎垂直牵引器
WO2015102551A1 (en) * 2013-12-31 2015-07-09 Tekeoglu İbrahim Backache treatment chair
US10238565B2 (en) * 2014-09-25 2019-03-26 Anton K. Simson Patient lifting apparatus
USD777850S1 (en) 2015-01-16 2017-01-31 Arqex Outdoor Fitness Systems, Llc Variable resistance band
CN105167444A (zh) * 2015-07-11 2015-12-23 岑清 健身椅
US20170172836A1 (en) * 2015-12-04 2017-06-22 George E. Johnson, SR. Joint rehabilitation apparatus
JP2017176826A (ja) * 2016-03-24 2017-10-05 公立大学法人青森県立保健大学 介達牽引用装着具、介達牽引用システム、介達牽引システム、介達牽引用装着具使用方法、および介達牽引方法
US10195098B2 (en) * 2016-09-22 2019-02-05 Gordon Roeder Decompression chair for lower back
US20180311526A1 (en) * 2017-04-27 2018-11-01 Malcolm R. Eddy Mobility enhancement system having a force multiplier
BR102018004389A2 (pt) * 2018-03-05 2019-09-17 Fernanda Aparecida De Toledo Silva Sarantakos Órtese com tensionamento ativo para membros superiores.
CN113081439B (zh) * 2021-03-26 2022-12-27 太和县人民医院 一种骨科护理用牵引支架
CN113425556A (zh) * 2021-07-14 2021-09-24 邱治春 悬吊净化甲胄及其使用方法
JP7165458B1 (ja) * 2022-04-27 2022-11-04 株式会社ポイントラグ 腰部牽引コルセット
CN115770158B (zh) * 2022-11-28 2024-05-17 海安市人民医院 一种便于换药可辅助锻炼的护理支架
USD1022085S1 (en) 2023-05-22 2024-04-09 Dane Hoover Exercise bench

Citations (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3167068A (en) * 1961-02-27 1965-01-26 John W Carr Upright lumbo-sacral traction system
JPS5188095U (ja) * 1975-01-13 1976-07-14
JPS5516175U (ja) * 1978-07-20 1980-02-01
JPS55103849A (en) * 1979-02-05 1980-08-08 Shimadzu Corp Retractor for treatment
JPS5745917U (ja) * 1980-08-29 1982-03-13
JPS58159742A (ja) * 1982-03-19 1983-09-22 山内 壽馬 頚椎関節圧迫牽引装置
US4603689A (en) * 1985-03-15 1986-08-05 Horner John A Patient operated device and method for applying traction to the lower back vertebra of a patient in a seated position
JPS6259013U (ja) * 1985-09-25 1987-04-13
JPH01178013U (ja) * 1988-06-07 1989-12-20
JPH02500647A (ja) * 1986-10-24 1990-03-08 リージェンツ オブ ザ ユニバーシティ オブ ミネソタ 重力式腰椎牽引装置
JPH0239712U (ja) * 1988-09-13 1990-03-16
JPH0315462A (ja) * 1989-04-28 1991-01-23 Kenichi Azuma 腰を伸ばせる健康座いす
JPH06233791A (ja) * 1993-02-05 1994-08-23 Miyoshi Tekkosho:Yugen 腰部牽引装置
US5403270A (en) * 1993-08-16 1995-04-04 Schipper; Hirsh L. Lumbar traction apparatus and method of use
JPH0718741U (ja) * 1993-09-14 1995-04-04 靖雄 鈴木 低周波治療器
JP3017248U (ja) * 1995-03-29 1995-10-24 株式会社サンメディカル 腰部加圧用腹帯
JPH11347A (ja) * 1997-06-12 1999-01-06 Komura Seisakusho:Kk 健康治療機器

Family Cites Families (58)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US30601A (en) * 1860-11-06 weight
US951560A (en) * 1909-08-17 1910-03-08 Ilda Eaton Surgical chair.
US1356365A (en) * 1919-10-08 1920-10-19 Hosmer Edward Everett Spinal traction-chair
US1347913A (en) * 1919-12-24 1920-07-27 Harold J Rink Apparatus for rectifying spinal deformities
US1527754A (en) * 1923-06-08 1925-02-24 Sylvester J Simon Relaxation chair
US1803556A (en) * 1929-12-10 1931-05-05 John J Nugent Spinal extensor
US2274574A (en) * 1938-08-16 1942-02-24 Gustav A Zerne Vascular and joint exerciser
US2183265A (en) * 1939-03-16 1939-12-12 William J Maloney Bed service
US2572040A (en) * 1948-03-29 1951-10-23 Roland A Labbe Massage chair
US2633125A (en) * 1951-06-18 1953-03-31 Yellin Louis Intermittent cervical traction apparatus
US2665685A (en) * 1952-07-30 1954-01-12 Kaufman Manuel Traction device
US2828735A (en) * 1956-06-19 1958-04-01 Belton S Thompson Traction device
US3403675A (en) * 1964-11-16 1968-10-01 John W. Carr Universal dynamic traction carriage
US3640571A (en) * 1969-09-12 1972-02-08 Michael Keropian Trunk support for sitting patients
US3675646A (en) * 1970-08-31 1972-07-11 Joseph D Corcoran Traction cradle appliance
DE2163827A1 (de) * 1972-02-08 1973-06-20 Static S P A Societa Italiana Geraet zur durchfuehrung von kontinuierlichen oder intermittierenden zug- und/ oder drehbehandlungen der genickwirbel
JPS5745917A (en) 1980-09-02 1982-03-16 Nissin Electric Co Ltd Condenser
US4396012A (en) * 1980-10-27 1983-08-02 John Cobiski Vertical traction harness
US4531514A (en) * 1983-06-10 1985-07-30 Mcdonald J Ralph Orthopedic traction apparatus
US4583532A (en) * 1984-10-15 1986-04-22 Jones J Paul Back traction device
JPS6259013A (ja) 1985-09-09 1987-03-14 Mitsubishi Plastics Ind Ltd インサ−ト金具を埋設した発泡成形品の製造方法
US4688557A (en) * 1985-11-13 1987-08-25 Bradstreet Manufacturing Services, Inc. Therapeutic traction chair
US4813746A (en) * 1987-08-27 1989-03-21 Mulholland Designs, Inc. Wheelchair pelvic support arms
US4860733A (en) * 1988-02-04 1989-08-29 Parker Jr Alonzo E Oscillating reclining chair
US4903355A (en) * 1989-07-28 1990-02-27 Hickerson Karen M V Torso sling for a hoist for lifting and supporting a physically disabled person
US5031605A (en) * 1989-10-05 1991-07-16 Michael Mills Medical gin pole
US4999862A (en) * 1989-10-13 1991-03-19 Hefty James C Wheelchair mounted invalid lift
US5088476A (en) * 1990-02-28 1992-02-18 Spinal Designs International, Inc. Gravity traction device with a safety strap and base support and method
US5105803A (en) * 1990-02-28 1992-04-21 Spinal Designs International, Inc. Gravity traction device with a base support
NL9001040A (nl) * 1990-05-01 1991-12-02 Linido Bv Gehandicaptenstoel.
US5040523A (en) * 1990-08-23 1991-08-20 Jaeger Industrial Co., Ltd. Structure of physical traction machine
US5380269A (en) * 1991-08-26 1995-01-10 Urso; Charles L. Back treatment device
US5224924A (en) * 1991-08-26 1993-07-06 Urso Charles I Back treatment device
US5165123A (en) * 1991-08-27 1992-11-24 Colpron Ishmael C Wheelchair overhead lifting apparatus
US5176706A (en) * 1991-09-06 1993-01-05 Lee Jong W Spinal curvature correction device
US5171317A (en) * 1992-04-24 1992-12-15 Corcoran Joseph D Readily adjustable therapeutic traction chair
US5303716A (en) * 1992-11-12 1994-04-19 Breg, Inc. Portable device for rehabilitative exercise of the leg
US5290219A (en) * 1992-11-30 1994-03-01 Hetrick Beryl W Therapy machine
US5366277A (en) * 1992-12-21 1994-11-22 Hopital Marie-Enfant Modular pediatric seating system
US5333333A (en) * 1993-01-06 1994-08-02 Mah Gordon B J Transportation, sanitation and therapy system for handicapped people
US5379468A (en) * 1993-04-26 1995-01-10 Cassidy; Joseph P. Patient-handling apparatus
JP2795134B2 (ja) 1993-06-30 1998-09-10 鹿島建設株式会社 鋼管柱と梁の仕口構造
JPH07114789B2 (ja) * 1993-08-26 1995-12-13 工業技術院長 上肢動作補助機構
US5437609A (en) * 1993-09-17 1995-08-01 Leonard; David K. Chiropractic articulating traction chair
US5387186A (en) * 1993-10-15 1995-02-07 Edland; Mitchell R. Self-standing traction apparatus
US5378225A (en) * 1993-11-09 1995-01-03 Chatman, Jr.; Jules Heated back support
GB9402656D0 (en) * 1994-02-11 1994-04-06 Mangar Aids Ltd Apparatus for moving disabled persons
US5492496A (en) * 1994-04-22 1996-02-20 Walker; Lesa R. Abdominal support garment
IL114473A (en) * 1995-07-05 2000-07-16 Backup Orthopedics Ltd Apparatus for relieving back strain
US5575765A (en) * 1995-12-28 1996-11-19 Foster; Steven K. Traction apparatus and method
US5651764A (en) * 1996-03-05 1997-07-29 Chiu; Shui-Shang Portable apparatus for reforming spine
US5971901A (en) * 1996-12-04 1999-10-26 Shaw; George B. Exercise machine
US5893818A (en) * 1998-08-14 1999-04-13 Zahiri; Christopher A. Axial loading apparatus for strengthening the spine
JP4627113B2 (ja) * 1999-01-18 2011-02-09 株式会社プロテック 健康器具
US6213558B1 (en) * 1999-06-22 2001-04-10 Beneficial Designs Pelvic stabilization device
US6368296B1 (en) * 1999-09-17 2002-04-09 Daniel T. Cassidy Belt apparatus for human pelvis
US6513824B2 (en) * 2000-06-28 2003-02-04 Steven C. DuBose Combination lift mechanism and wheelchair
US6679510B2 (en) * 2002-01-25 2004-01-20 Max C. Perena Walking assistance device

Patent Citations (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3167068A (en) * 1961-02-27 1965-01-26 John W Carr Upright lumbo-sacral traction system
JPS5188095U (ja) * 1975-01-13 1976-07-14
JPS5516175U (ja) * 1978-07-20 1980-02-01
JPS55103849A (en) * 1979-02-05 1980-08-08 Shimadzu Corp Retractor for treatment
JPS5745917U (ja) * 1980-08-29 1982-03-13
JPS58159742A (ja) * 1982-03-19 1983-09-22 山内 壽馬 頚椎関節圧迫牽引装置
US4603689A (en) * 1985-03-15 1986-08-05 Horner John A Patient operated device and method for applying traction to the lower back vertebra of a patient in a seated position
JPS6259013U (ja) * 1985-09-25 1987-04-13
JPH02500647A (ja) * 1986-10-24 1990-03-08 リージェンツ オブ ザ ユニバーシティ オブ ミネソタ 重力式腰椎牽引装置
JPH01178013U (ja) * 1988-06-07 1989-12-20
JPH0239712U (ja) * 1988-09-13 1990-03-16
JPH0315462A (ja) * 1989-04-28 1991-01-23 Kenichi Azuma 腰を伸ばせる健康座いす
JPH06233791A (ja) * 1993-02-05 1994-08-23 Miyoshi Tekkosho:Yugen 腰部牽引装置
US5403270A (en) * 1993-08-16 1995-04-04 Schipper; Hirsh L. Lumbar traction apparatus and method of use
JPH0718741U (ja) * 1993-09-14 1995-04-04 靖雄 鈴木 低周波治療器
JP3017248U (ja) * 1995-03-29 1995-10-24 株式会社サンメディカル 腰部加圧用腹帯
JPH11347A (ja) * 1997-06-12 1999-01-06 Komura Seisakusho:Kk 健康治療機器

Also Published As

Publication number Publication date
US6790194B1 (en) 2004-09-14
JP2010188171A (ja) 2010-09-02
US20050020954A1 (en) 2005-01-27
US20050020953A1 (en) 2005-01-27
US7510539B2 (en) 2009-03-31
WO2000041657A1 (fr) 2000-07-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4627113B2 (ja) 健康器具
KR101110212B1 (ko) 억제, 재위치, 견인 및 운동 장치와 그 방법
US6749548B2 (en) Restraint and exercise device
WO1999004735A1 (fr) Lit pour incliner ou retenir un sujet tete en bas en mecanotherapie automatique
JP5500623B2 (ja) 腰椎牽引装置
JP2006345882A (ja) 牽引装置
KR100420965B1 (ko) 척추 교정용 의자
KR20090055662A (ko) 체중 견인방식에 의한 척추 교정 기구
US11395755B2 (en) Method for applying spinal traction
JPWO2005000172A1 (ja) 健康器具
JP4139769B2 (ja) 拘束及び運動装置
JP3229852B2 (ja) 腰痛の治療若しくは予防のための装置
JP3836857B2 (ja) 整体装置
JP2000210318A (ja) 腰痛治療器具
JP2015009133A (ja) 重力を利用する腰痛又は配隋損傷痛改善具
KR200270421Y1 (ko) 척추 교정용 의자
KR200270422Y1 (ko) 척추 교정용 의자
JPH0717298Y2 (ja) 座椅子式身体牽引装置
WO2003051159A1 (en) Chair for spinal therapy
JPH0632094Y2 (ja) 局部伸ばし装置
SI22235A (sl) Priprava za razbremenjevanje hrbtenice
KR20130035210A (ko) 다목적 슬링
JP3119762U (ja) 健康器具
JPH0475657A (ja) 下肢臀部昇降装置
JP2005095580A (ja) ぶら下がり健康器。

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070116

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091201

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100201

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100224

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100524

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100604

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20100713

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100811

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101012

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101104

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101104

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131119

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4627113

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees