JP4625269B2 - 文字画像生成装置,文字画像生成方法,表示制御装置,文字画像生成プログラムおよび表示制御プログラム - Google Patents

文字画像生成装置,文字画像生成方法,表示制御装置,文字画像生成プログラムおよび表示制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、表示装置にベクトルフォントの文字画像を表示させるために用いて好適な、文字画像生成装置,文字画像生成方法,表示制御装置,文字画像生成プログラムおよび表示制御プログラムに関する。
携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)等の携帯型情報処理装置は、CPU(Central Processing Unit)の処理能力やグラフィック処理能力が低いので、一般に、その文字の表示にドットフォントを用いている。
図19はドットフォントの例を示す図である。ドットフォントは文字画像を点の有無の情報として表わすものであり、予めメモリ等に記憶したドットフォントを画面に展開するだけでよく、複雑な演算処理を行なうことなく文字画像を表示することができるので、上述の如く処理能力が低い携帯型情報処理装置において効率的である。しかしながら、図19に示すように、ドットフォントの2値画像による文字表現では、デザイン性のある文字画像を表現することができない。
さて、「小型反射型LCD の文字サイズ,文字画素構成,画素密度と読み取りやすさとの関係」(窪田悟著;映像情報メディア学会誌,55 巻,10 号,pp.1363-1366 ,2001.10)においては、液晶画面では約3.5mmの文字が見易いとされている。
例えば、携帯電話に用いられる液晶パネルの表示解像度は、一般に140dpi(dot per inch)程度であり、この140dpi程度の液晶パネルに約3.5mmの文字を表示する場合には、1文字の構成画素が20ドット×20ドット程度になる。又、日本語文字のストローク数(辺の数)は、画数の多いもので10〜12程度になる。従って、ストローク数の多い複雑な文字を携帯電話の液晶パネルに表示する際には、文字の一部を省略する等、文字自身を変形させる必要がある。
最近になって、携帯型情報処理装置等の組込機器に表示解像度が180dpiを超える液晶パネルが用いられるようになり、又、グラフィック用ライブラリを動作させることができる程度の処理能力(10年程前のPCと同等のレベル)を有する携帯型情報処理装置も出てきた。そして、携帯電話においてもデザイン性のある文字画像への要求が高まってきた。
一方、ドットフォントにおいては、ドット数が多い精細なフォントはデータ量が多くなるので、携帯型情報処理装置の表示画面の精細化に伴い文字画像容量が肥大し、これによりフォントデータの格納に要する記憶容量不足が問題になっている。
さて、文字デザインを忠実に再現しようとすると、文字を構成する曲線をデータ化し、供給する文字サイズに応じて、文字形状を再現する方法が一般的である。アウトラインフォントはこのような方法の一例である。このようなアウトラインフォントを組込機器に搭載するニーズが高まってきている。図20はアウトラインフォントの例を示す図である。
アウトラインフォントの文字画像作成過程を、図21に示すフローチャート(ステップA10〜A50)に従って説明する。
先ず、フォントデータやUNICODE,曲線データ等のアウトラインデータをフォントメモリ等から読み込み(ステップA10)、このアウトラインデータに基づいてアウトラインを作成する(ステップA20)。そして、作成したアウトラインに基づいてアンチエイリアジングデータを作成し(ステップA30)、アウトラインの書き込み(文字輪郭の再現)を行なう(ステップA40)。そして、この輪郭内部の塗潰しを行なうことにより(ステップA50)、文字画像が作成される。
さて、アウトラインフォントの輪郭線は、直線および近似曲線としてデータ化されている。又、近似曲線として代表的なものにベジェ曲線やスプライン曲線がある。例えば、ベジェ曲線を用いて文字画像を生成する場合には、始点,終点およびこれらの間を内挿するための制御点数点をデータとして用い、これらの点を用いて閉曲線を求めた後、閉曲線内部を塗潰すことにより文字画像を生成するようになっている。すなわち、アウトラインフォントにおいては、いくつかの制御点情報に基づいて文字輪郭が生成されるのである。
図22はベジェ曲線の関数表現を示す図である。ベジェ曲線は、一般にポストスクリプト(PostScript)フォント等で使用される曲線であり、このベジェ曲線において使用されるベジェ関数は3次の近似曲線を表す関数である。ここで、図22に示すように、曲線の始点を(x1,y1),終点を(x4,y4),曲線の2つの制御点をそれぞれ(x2,y2),(x3,y3)とすると、ベジェ曲線は、以下の式(1),(2)によって表わされる。
x=(1−t)31+3(1−t)2tx2+3(1−t)t23+t34 ・・・(1)
y=(1−t)31+3(1−t)2ty2+3(1−t)t23+t34 ・・・(2)
ただし、0≦t≦1
図23はスプライン曲線の関数表現を示す図である。スプライン曲線は、一般にトゥルータイプ(TrueType)フォント等で使用される近似曲線であり、このスプライン曲線において使用されるスプライン関数は、2次の近似曲線を表す関数である。ここで、図23に示すように、曲線の始点を(x1,y1),終点を(x3,y3),曲線の制御点を(x2,y2)とすると、スプライン曲線は、以下の式(3),(4)によって表わされる。
x=(1−t)21+2t(1−t)x2+tx3 ・・・(3)
y=(1−t)21+2t(1−t)y2+ty3 ・・・(4)
ただし、0≦t≦1
なお、上述したアウトラインフォントに類似した手法で文字画像を形成するフォントとして、グリフ形状を、その画線の骨格線のベクトルによって表現するストロークフォントがある。このストロークフォントは、例えば文字中心線をデータとして保有し、この中心線を太らせることで文字画像を作成するものである。
窪田悟著 「小型反射型LCD の文字サイズ,文字画素構成,画素密度と読み取りやすさとの関係」(映像情報メディア学会誌,55 巻,10 号,pp.1363-1366 ,2001.10)
一般に、情報処理装置において文字表示を行なうに際して、文字画像の生成から表示装置への表示までの処理を、人間が検知可能な時間(約0.2秒)よりも短い時間内に行なうことが望ましい。
しかしながら、従来のアウトラインフォントの生成手法では、輪郭線(アウトライン)の生成をベジェ曲線およびスプライン曲線のいずれの曲線を用いて行なう場合においても、2次式もしくは3次式の計算処理を行なわなければならず、アウトラインの生成処理に時間がかかるという課題がある。特に、携帯電話等の携帯型情報処理装置は処理能力が低いので、アウトラインフォントの文字画像の表示に際してアウトラインの生成処理に時間がかかる。
アウトラインフォントの生成過程において、特に処理時間がかかる工程であるアウトライン生成処理を短時間で行なうことが望まれている。
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、ベクトルフォントの文字画像の生成にかかる処理時間を短縮することができるようにした文字画像生成装置,文字画像生成方法,表示制御装置,文字画像生成プログラムおよび表示制御プログラムを提供することを目的とする。
このため、本発明の文字画像生成装置(請求項1)は、複数の線素を組み合わせることにより形成される文字形状基本線に基づいて文字画像を生成するベクトルフォントについて、表示装置に表示するための該文字画像を生成する文字画像生成装置であって、該文字形状基本線における該線素に相当する部分基本線を生成する部分基本線生成手段を複数種類そなえるとともに、該文字画像を生成するためのベクトルフォントデータを格納するベクトルフォントデータ格納部と、該ベクトルフォントデータ格納部に格納された該ベクトルフォントデータにおける線素の始点と終点との座標を参照し、表示対象文字にかかる該部分基本線について、その始点と終点とのx座標の差の絶対値とy座標の差の絶対値のうち大きい方の線長を算出する部分基本線長算出部と、該表示装置の表示性能としての解像度、所定サイズ以下の線素の曲率変化を視覚では認識できないという人間の視覚特性とに基づき、該表示装置において人間が曲率変化を視認困難な線素長を該表示装置上のドット数に換算した閾値情報と、該部分基本線長算出部によって算出され該表示装置上のドット数に換算した該部分基本線長とを比較して、前記複数種類の部分基本線生成手段の中から一の該部分基本線生成手段を選択する部分基本線生成手段選択部と、前記文字形状基本線を形成する複数の線素のそれぞれについて、該部分基本線生成手段選択部によって選択された該部分基本線生成手段により当該線素にかかる該部分基本線を生成して、該文字画像の文字形状を生成する文字形状生成部と、該文字形状生成部によって生成された該文字形状に基づいて、該文字画像を生成する文字画像生成部とをそなえ、該複数の種類の部分基本線生成手段として、曲線にかかる線素を直線近似する直線近似計算手段と、曲線にかかる線素を曲線近似する曲線近似計算手段とをそなえ、該部分基本線生成手段選択部が、該部分線長算出部によって算出された該線長が該閾値情報よりも小さい場合には、該部分基本線生成手段として直線近似計算手段を選択し、該部分線長算出部によって算出された該線長が該閾値情報以上の場合には、該部分基本線生成手段として該曲線近似計算手段を選択することを特徴としている。
また、本発明の文字画像生成方法(請求項2)は、複数の線素を組み合わせることにより形成される文字形状基本線に基づいて文字画像を生成するベクトルフォントについて、表示装置に表示するための該文字画像を生成する文字画像生成方法であって、該文字画像を生成するためのベクトルフォントデータにおける線素の始点と終点との座標を参照し、表示対象文字にかかる該部分基本線について、その始点と終点とのx座標の差の絶対値とy座標の差の絶対値のうち大きい方の線長を算出する部分基本線長算出ステップと、該表示装置の表示性能としての解像度、所定サイズ以下の線素の曲率変化を視覚では認識できないという人間の視覚特性とに基づき、該表示装置において人間が曲率変化を視認困難な線素長を該表示装置上のドット数に換算した閾値情報と、該部分基本線長算出ステップにおいて算出され該表示装置上のドット数に換算した該部分基本線長とを比較して、該文字形状基本線における該線素に相当する部分基本線を生成する複数種類の部分基本線生成手段の中から一の該部分基本線生成手段を選択する部分基本線生成手段選択ステップと、前記文字形状基本線を形成する複数の線素のそれぞれについて、該部分基本線生成手段選択ステップにおいて選択された該部分基本線生成手段により当該線素にかかる該部分基本線を生成して、該文字画像の文字形状を生成する文字形状生成ステップと、該文字形状生成ステップにおいて生成された該文字形状に基づいて、該文字画像を生成する文字画像生成ステップとをそなえ、該複数の種類の部分基本線生成手段として、曲線にかかる線素を直線近似する直線近似計算手段と、曲線にかかる線素を曲線近似する曲線近似計算手段とをそなえ、該部分基本線生成手段選択ステップにおいて、該部分線長算出ステップにおいて算出された該線長が該閾値情報よりも小さい場合には、該部分基本線生成手段として直線近似計算手段を選択し、該部分線長算出ステップにおいて算出された該線長が該閾値情報以上の場合には、該部分基本線生成手段として該曲線近似計算手段を選択することを特徴としている。
さらに、本発明の表示制御装置(請求項3)は、複数の線素を組み合わせることにより形成される文字形状基本線に基づいて文字画像を生成するベクトルフォントについて、該文字画像を表示装置に表示するための制御を行なう表示制御装置であって、該文字形状基本線における該線素に相当する部分基本線を生成する部分基本線生成手段を複数種類そなえるとともに、該文字画像を生成するためのベクトルフォントデータを格納するベクトルフォントデータ格納部と、該ベクトルフォントデータ格納部に格納された該ベクトルフォントデータにおける線素の始点と終点との座標を参照し、表示対象文字にかかる該部分基本線について、その始点と終点とのx座標の差の絶対値とy座標の差の絶対値のうち大きい方の線長を算出する部分基本線長算出部と、該表示装置の表示性能としての解像度、所定サイズ以下の線素の曲率変化を視覚では認識できないという人間の視覚特性とに基づき、該表示装置において人間が曲率変化を視認困難な線素長を該表示装置上のドット数に換算した閾値情報と、該部分基本線長算出部によって算出され該表示装置上のドット数に換算した該部分基本線長とを比較して、前記複数種類の部分基本線生成手段の中から一の該部分基本線生成手段を選択する部分基本線生成手段選択部と、前記文字形状基本線を形成する複数の線素のそれぞれについて、該部分基本線生成手段選択部によって選択された該部分基本線生成手段により当該線素にかかる該部分基本線を生成して、該文字画像の文字形状を生成する文字形状生成部と、該文字形状生成部によって生成された該文字形状に基づいて、該文字画像を生成する文字画像生成部と、該文字画像生成部によって生成された文字画像を該表示装置に表示するように制御する表示制御部とをそなえ、該複数の種類の部分基本線生成手段として、曲線にかかる線素を直線近似する直線近似計算手段と、曲線にかかる線素を曲線近似する曲線近似計算手段とをそなえ、該部分基本線生成手段選択部が、該部分線長算出部によって算出された該線長が該閾値情報よりも小さい場合には、該部分基本線生成手段として直線近似計算手段を選択し、該部分線長算出部によって算出された該線長が該閾値情報以上の場合には、該部分基本線生成手段として該曲線近似計算手段を選択することを特徴としている。
また、本発明の文字画像生成プログラム(請求項4)は、複数の線素を組み合わせることにより形成される文字形状基本線に基づいて文字画像を生成するベクトルフォントについて、表示装置に表示するための該文字画像を生成する文字画像生成機能をコンピュータに実行させるための文字画像生成プログラムであって、該文字画像を生成するためのベクトルフォントデータにおける線素の始点と終点との座標を参照し、表示対象文字にかかる該部分基本線について、その始点と終点とのx座標の差の絶対値とy座標の差の絶対値のうち大きい方の線長を算出する部分基本線長算出ステップと、該表示装置の表示性能としての解像度、所定サイズ以下の線素の曲率変化を視覚では認識できないという人間の視覚特性とに基づき、該表示装置において人間が曲率変化を視認困難な線素長を該表示装置上のドット数に換算した閾値情報と、該部分基本線長算出ステップにおいて算出され該表示装置上のドット数に換算した該部分基本線長とを比較して、該文字形状基本線における該線素に相当する部分基本線を生成する複数種類の部分基本線生成手段の中から一の該部分基本線生成手段を選択する部分基本線生成手段選択ステップと、前記文字形状基本線を形成する複数の線素のそれぞれについて、該部分基本線生成手段選択ステップにおいて選択された該部分基本線生成手段により当該線素にかかる該部分基本線を生成して、該文字画像の文字形状を生成する文字形状生成ステップと、該文字形状生成ステップにおいて生成された該文字形状に基づいて、該文字画像を生成する文字画像生成ステップとを該コンピュータに実行させるとともに、該複数の種類の部分基本線生成手段として、曲線にかかる線素を直線近似する直線近似計算手段と、曲線にかかる線素を曲線近似する曲線近似計算手段とをそなえ、該部分基本線生成手段選択ステップにおいて、該部分線長算出ステップにおいて算出された該線長が該閾値情報よりも小さい場合には、該部分基本線生成手段として直線近似計算手段を選択し、該部分線長算出ステップにおいて算出された該線長が該閾値情報以上の場合には、該部分基本線生成手段として該曲線近似計算手段を選択するように該コンピュータを実行させることを特徴としている。
さらに、本発明の表示制御プログラム(請求項5)は、複数の線素を組み合わせることにより形成される文字形状基本線に基づいて文字画像を生成するベクトルフォントについて、該文字画像を表示装置に表示するための制御を行なう表示制御機能をコンピュータに実行させるための表示制御プログラムであって、該文字画像を生成するためのベクトルフォントデータを格納するベクトルフォントデータ格納ステップと、該ベクトルフォントデータ格納ステップにおいて格納された該ベクトルフォントデータにおける線素の始点と終点との座標を参照し、表示対象文字にかかる該部分基本線について、その始点と終点とのx座標の差の絶対値とy座標の差の絶対値のうち大きい方の線長を算出する部分基本線長算出ステップと、該表示装置の表示性能としての解像度、所定サイズ以下の線素の曲率変化を視覚では認識できないという人間の視覚特性とに基づき、該表示装置において人間が曲率変化を視認困難な線素長を該表示装置上のドット数に換算した閾値情報と、該部分基本線長算出ステップにおいて算出され該表示装置上のドット数に換算した該部分基本線長とを比較して、該文字形状基本線における該線素に相当する部分基本線を生成する複数種類の部分基本線生成手段の中から一の該部分基本線生成手段を選択する部分基本線生成手段選択ステップと、前記文字形状基本線を形成する複数の線素のそれぞれについて、該部分基本線生成手段選択ステップにおいて選択された該部分基本線生成手段により当該線素にかかる該部分基本線を生成して、該文字画像の文字形状を生成する文字形状生成ステップと、該文字形状生成ステップにおいて生成された該文字形状に基づいて、該文字画像を生成する文字画像生成ステップと、該文字画像生成ステップにおいて生成された該文字画像を該表示装置に表示するように制御する表示制御ステップとを該コンピュータに実行させるとともに、該複数の種類の部分基本線生成手段として、曲線にかかる線素を直線近似する直線近似計算手段と、曲線にかかる線素を曲線近似する曲線近似計算手段とをそなえ、該部分基本線生成手段選択ステップにおいて、該部分線長算出ステップにおいて算出された該線長が該閾値情報よりも小さい場合には、該部分基本線生成手段として直線近似計算手段を選択し、該部分線長算出ステップにおいて算出された該線長が該閾値情報以上の場合には、該部分基本線生成手段として該曲線近似計算手段を選択するように該コンピュータを実行させることを特徴としている。
以上詳述したように、本発明によれば、以下の効果ないし利点が得られる。
(1)ベクトルフォントの文字形状の生成にかかる処理時間を短縮させることができる(請求項1〜請求項5)。
(2)表示装置に表示される文字画像の品質を向上させることができる(請求項1〜請求項5)。
(3)表示装置に対する適用性を高くすることができ、利便性が高く且つ経済的である(請求項1〜請求項5)。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(A)第1実施形態の説明
図1および図2は本発明の第1実施形態としての表示システムを示すもので、図1はその機能構成を示すブロック図、図2は本第1実施形態の表示システムのハードウェア構成を示すブロック図である。
本第1実施形態の表示システム1aは、例えば、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)等の情報処理装置にそなえられ、図1に示すように、表示装置2および表示制御部(表示制御装置)3aをそなえて構成されている。本表示システム1aは表示装置2にベクトルフォントの文字画像(グリフ:glyph)を表示するようになっており、本第1実施形態においては、ベクトルフォントとしてアウトラインフォントの文字画像を表示する例を示す。
なお、アウトラインデータを利用して形成されるフォントをアウトラインフォントと呼び、本明細書中においては、骨格線(文字中心線等)を構成する個別曲線の再現データを利用して形成されるストロークフォントと区別するものとする。
表示装置2は、表示対象である文字画像等を表示するものであって、例えばカラー液晶ディスプレイによって実現される。
表示制御部(文字画像生成部)3aは、上述した表示装置2に文字画像を表示するために文字画像の生成およびその表示制御を行なうものであり、図1に示すように、部分基本線生成手段31,部分基本線長算出部32,閾値算出部33,部分基本線生成手段選択部34,文字形状生成部35,文字画像生成部36,表示装置情報格納部37,閾値設定情報格納部38およびベクトルフォントデータ格納部39をそなえて構成されている。
ベクトルフォントデータ格納部39は、ベクトルフォントの文字画像を形成するための情報(ベクトルフォントデータ)を格納するものであり、本第1実施形態においては、アウトラインフォントを生成するためのアウトラインデータ(文字作成データ)を格納するようになっている。
図3(a),(b)はそれぞれアウトラインフォントを説明するための図であり、図3(a)はアウトラインフォントで表わされた文字の例を示す図、図3(b)は図3(a)に示す文字のアウトライン(輪郭線;文字形状基本線)を示す図である。アウトラインは、文字画像の形状を特定するものであり、複数の線素(部分基本線,個別曲線)をつなぎ合わせることにより構成されている。なお、図3(b)中における黒点は線素の端点(サンプル点)を示している。
そして、ベクトルフォントデータ格納部39は、アウトラインを構成する各線素についての始点位置(始点座標),終点位置(終点座標)および制御点位置(制御点座標)を格納するようになっている。例えば、曲線データとして、前述した式(1),(2)に示すベジェ曲線が用いられる場合に、曲線の始点を(x1,y1),終点を(x4,y4),曲線の2つの制御点をそれぞれ(x2,y2),(x3,y3)とすると、ベクトルフォントデータ格納部39には、x1,x2,x3,x4,y1,y2,y3,y4の各座標値がアウトラインデータとして記憶されるようになっている。
そして、図3(b)に示すアウトラインの内側を塗りつぶすことにより、図3(a)に示すように文字画像が生成されるのである。
部分基本線生成手段31は、線素の画像を生成するための手法(アウトライン生成手法)であり、特に曲線の線素に対して、例えば、ベジェ曲線(曲線近似関数)やスプライン曲線(曲線近似関数)を用いた近似曲線生成(曲線近似計算手段)を行なう手法や、直線近似を行なうことによって、かかる線素に対応するアウトライン(部分アウトライン;部分基本線)を生成する手法である。なお、直線近似手法は、線素の始点と終点とを直線で結ぶことにより始点と終点との間を直線近似するものであり、その詳細は後述する。
そして、本表示システム1aにおいては、複数種類の部分基本線生成手段31がそなえられ、これらの複数種類の部分基本線生成手段31の中から選択された手法で、その線素に対応する部分のアウトラインが生成される。
表示装置情報格納部37は、表示装置2の表示解像度に関する情報(表示装置情報,表示性能)を格納するものであり、例えば、表示解像度を示す数値(単位;dpi(dot per inch))やその逆数を格納するようになっている。なお、本表示システム1aにおいて、複数種類の表示装置2が用いられる場合には、それらの複数の表示装置2のそれぞれについての表示装置情報を、当該表示装置2を特定するための情報(製品番号等)に関連付けて保存することが望ましい。
閾値設定情報格納部38は、人間が曲率変化を視認困難な線素長を示す閾値設定情報を格納するものである。
図4はコントラスト感受性と空間周波数との関係を示す図(K.Tスペアー,S.W。レムク−ル“視覚の情報処理”から抜粋)である。
一般に、携帯電話やPDA等の携帯機器に搭載される表示パネル(表示装置2)のサイズは、可搬性の要求等からほぼ一定サイズである。一方で、文字サイズについては読み易いサイズ(約3.5mm)が存在し、使用するサイズの変更もその前後の一定範囲において行なわれる。従って、表示パネルの表示解像度が判れば、携帯機器で使用される文字を構成する画素数を一意に決定することができる。
例えば、3mm〜4mmのサイズの文字を200dpiの液晶表示パネルで表示する場合には、文字画像は24×24〜36×36ドットで構成される。又、アウトラインを構成する線素も最長でドット数の90%程度であり、数ドットで表わされる線素も多く存在する。
このような線素長が数ドット以下の線素について、ベジェ等の近似曲線を用いる場合に、制御点座標を文字座標系内で最大にとった場合でも、線素の曲率の変化は直線と比べても大きな差はない(図4および「視角の情報処理<見ることのソフトウェア> Kathryn T. Spoehr,Stephen W. Lehmkuhle著,芋坂直行他訳,サイエンス社,1986」を参照)。
このため、予め設定したサイズ(数ドット以下)の線素(曲線)を、その線素の始点,終点間を直線近似して表わしても、人間の視覚ではその差異(曲率変化)を認識することができない。これにより、人間に視覚的な差異を感じさせることなく曲線の線素を直線近似することが可能である。本発明においては、上述の如き、表示パネルにおいて数ドット以下の変化は認識しにくいという人間の視覚特性を利用して近似曲線を直線近似する。
閾値設定情報には、人間の眼の解像度から文字輪郭の曲率変化を認識し難いサイズが設定されるようになっている。具体的には、人間の眼が概ね2,3分の視角を認識することが困難であることに基づいて、直線と曲線との差を見極めにくい線素サイズ(例えば0.4〜0.6mm)で設定する。なお、閾値を短くするほど文字品質は良くなるが、その線素の表示にかかる処理速度が遅くなる。
図5および図6はそれぞれ本第1実施形態としての表示システム1aにおいて用いられる閾値設定情報の例を示す図である。図5はフォントタイプ(タイプフェース)毎に閾値設定情報を設定してテーブル状に示した例(閾値設定テーブル)を示す図である。例えば、直線性が高い線素を多く含むゴシック等のタイプフェースでは線素曲率の変化が少ないので、図5に示す例においては、閾値設定情報として0.5mmを設定しており、ストロークが曲線になりやすいタイプフェース(教科書体等)については、閾値設定情報として0.4mmを設定している。
この図5に示す閾値設定テーブルに基づいて、例えばゴシックのアウトラインフォントの文字画像を生成する場合には、個々の線素について、線素長が0.5mmよりも小さい場合には直線近似を行ない、線素長が0.5mm以上の場合には、元の近似曲線(本実施形態では、例えばベジェ曲線)を用いて当該線素にかかるアウトラインを作成する。
このように、フォントタイプ毎に閾値を設定することにより、例えば、文字入力手段11等によりフォントタイプの変更を行なうことにより、閾値設定が自動的に行なわれ、アウトラインフォントの文字表示を最適な状態で行なうことができる。
図6は文字画数毎に閾値設定情報を設定してテーブル状に示した例(閾値設定テーブル)を示す図である。一般に、文字画数が多いほど線素数が少なくなり、文字画数が少ないほど線素数が多くなる。線素数が多いほど長い曲線の使用が少なくなるので、図6に示すように文字画数に対応させて閾値設定情報を設定することも有効である。
閾値算出部33は、表示装置情報格納部37に格納された表示装置情報と、閾値設定情報格納部38に格納された閾値設定情報とに基づいて、各フォントや文字画数に対応する閾値を算出するものである。具体的には、閾値設定情報がL(単位;mm),表示装置2の表示解像度がD(単位;dpi)の場合に、以下の式(5)を用いて閾値T(単位;ドット)を算出する。
T=L÷(25.4/D) ・・・(5)
部分基本線長算出部32は、ベクトルフォントデータ格納部39に格納されたアウトラインデータに基づいて線素の長さ(線素長)を算出するものであり、例えば、線素の始点座標(x1,y1)と終点座標(x4,y4)とに基づいて、|x1−x4|(x1とx4との差の絶対値)と|y1−y4|(x1とx4との差の絶対値)とをそれぞれ算出し、大きい方の値を線素長として用いる。又、この部分基本線長算出部32は、算出した線素長を上記式(5)を用いてドット数に換算するようになっている。すなわち、部分基本線長算出部32は、線素の始点,終点および制御点の各位置に基づいて、その線素を内包するドット数を算出するのである。
部分基本線生成手段選択部34は、閾値算出部33によって算出された閾値と、部分基本線長算出部32によって算出された線素長とに基づいて、複数種類の部分基本線生成手段31の中から一の部分基本線生成手段を選択するものである。具体的には、部分基本線生成手段選択部34は、例えば、図5や図6に示した閾値設定テーブルを参照して、部分基本線長算出部32によって算出された線素長(ドット数)が閾値算出部33によって算出された閾値(ドット数)よりも小さい場合に、部分基本線生成手段として直線近似手法を選択し、部分基本線長算出部32によって算出された線素長が閾値算出部33によって算出された閾値以上の場合に、部分基本線生成手段として、予めベクトルフォントデータ格納部39に格納されているアウトラインデータとして用いられる関数曲線(例えばベジェ曲線)を用いた近似曲線生成手法を選択するようになっている。
文字形状生成部35は、アウトラインを形成する複数の線素のそれぞれについて、部分基本線生成手段選択部34によって選択された部分基本線生成手段によりその線素にかかる部分アウトライン(部分基本線)の画像を生成するものであり、その文字(表示対象文字)のアウトラインを構成する全ての線素についてそれぞれ部分アウトラインの画像形成を行なうことにより、その文字画像全体のアウトライン(文字形状)を生成するようになっている。
文字画像生成部36は、文字形状生成部35によって生成された文字形状に基づいて、文字画像を生成するものである。本第1実施形態においては、文字形状生成部35によって生成されたアウトライン内を塗りつぶすことにより文字画像を生成するようになっている。
本第1実施形態の表示システム1aのより具体的な構成を図2に示す。この図2に示すように、表示システム1aは、文字入力手段11,計算手段12,記憶装置13および表示装置2をそなえて構成されている。
文字入力手段11は、表示装置2に表示させる文字を特定するための情報(文字情報)として、テキストデータやフォント情報を入力するためのものであり、例えば、文字情報を記憶した文書ファイル11aやキーボード11b等によって構成される。この文字入力手段11は、コンピュータシステムにおけるキーボード,マウスやフロッピー(登録商標)ディスクドライブ等の入力機能をそなえる種々のデバイスの他、コンテンツビューワー等のアプリケーションにおけるAPI(Application Program Interface)によって実現される。
なお、文字入力手段11によって入力されたテキストデータはアウトラインデータ読込部12aによって文字コードに変換されるようになっている。又、フォント情報はフォントから文字画像を作成する際に用いられるものであって、少なくとも、フォントの種類,フォント修飾データ(太字や長体等)および文字サイズを含むものである。
記憶装置13は、フォントメモリ13a,画像メモリ13bおよびデータメモリ13cをそなえて構成されている。フォントメモリ13aはベクトルフォントの文字画像を形成するための情報(アウトラインデータ,文字フォント)や文字画像を記憶するものであり、コンピュータシステムにおけるハードディスクやメモリ等の種々の記憶装置に相当するものである。
本実施形態においては、フォントメモリ13aには、アウトラインフォントの文字画像を形成するためのフォント情報として、フォントサイズ(文字画像サイズ;例えば5ポイント等)やフォント種類(例えば明朝,ゴシック等),フォント修飾データ(例えば太字,長体等),フォント修飾の有無等の種々の条件(フォント情報)に対応するアウトラインデータを記憶するようになっており、前述したベクトルフォントデータ格納部39として機能するようになっている。
画像メモリ13bは、文字画像生成部36(文字画像作成部12d)によって生成された文字画像の一次記憶や、複数の文字で構成された文字画像の一次記憶を行なうものであり、コンピュータシステムにおけるメモリに相当するものである。
データメモリ13cは、前述した表示装置情報や閾値設定情報を格納するものであり、表示装置情報格納部37および閾値設定情報格納部38として機能するものである。
表示装置2は、画像メモリ13bに展開(格納)された文字画像を表示するようになっており、計算手段12によって制御(表示制御)されるようになっている。
計算手段12は種々の計算を行なうものであり、コンピュータシステムにおけるCPU(Central Processing Unit)に相当するものである。又、計算手段12は、図2に示すように、アウトラインデータ読込部12a,輪郭生成方法選択部12b,文字輪郭生成部12cおよび文字画像作成部12dをそなえて構成され、前述した表示制御部3aに相当するものである。
アウトラインデータ読込部12aは、文字入力手段11によって表示装置2に表示を指示された文字について、テキストデータを文字コードに変換するとともに、その文字情報(テキストデータ,フォント情報)に基づいて、文字コードやフォント情報を用いてフォントメモリ13aからアウトラインデータや文字画像を呼び出すものである。
輪郭生成方法選択部12bは、記憶装置13に格納された表示装置情報や閾値設定情報,アウトラインデータ等に基づいて、閾値の算出を行なうとともに文字のアウトラインを構成する線素毎に線素長を算出し、その線素にかかる部分のアウトラインを生成するための部分基本線生成手段を選択するものであり、前述した部分基本線長算出部32,閾値算出部33,部分基本線生成手段31,部分基本線生成手段選択部34として機能するようになっている。
文字輪郭生成部12cは、輪郭生成方法選択部12bによって選択された部分基本線生成手段によって各線素にかかる部分アウトラインを生成して、その文字のアウトラインを生成するものであり、前述した文字形状生成部35として機能するようになっている。
文字画像作成部12dは、文字輪郭生成部12cによって生成されたアウトライン内を塗りつぶすことにより文字画像を生成するものであり、前述した文字画像生成部36として機能するようになっている。
上述の如く構成された本発明の第1実施形態としての表示システム1aにおけるアウトラインフォントの文字生成手法を、図8〜図11を参照しながら、図7に示すフローチャート(ステップB10〜B140)に従って説明する。なお、図8は本表示システム1aに入力される文字情報とそのキャラクターコードの例を示す図、図9〜図11はそれぞれ本表示システム1aにおける曲線近似手法を説明するための図である。
文字入力手段11によって表示対象の文字についてのテキストデータやフォント情報が入力されると(ステップB10)、アウトラインデータ読込部12aが、これらの入力された文字情報に基づいて、文字コード(キャラクターコード)化を行なう(図8参照)。なお、図8に示す例においては、フォントサイズ(Size):5ポイント(points),フォントタイプ(Type):ゴシック(Gothic)およびセリフの有無(Serif);無し(none)からなるフォント情報と、文字「α」を示す文字コード(0x83bf)からなる情報とが文字情報として入力された例を示している。
また、アウトラインデータ読込部12aはフォント情報に基づいて文字画像に利用するフォントの選択を行ない(ステップB20)、選択されたフォントについて、フォントメモリ13aからアウトラインデータを読み込む(ステップB30,図9参照)。
輪郭生成方法選択部12b(閾値算出部33)は、データメモリ13cから表示装置2に関する表示装置情報を読み込んで(ステップB40)、この表示装置情報および使用するフォントに基づいて、閾値設定情報を参照して閾値(アウトライン長閾値)の算出を行なう(ステップB50)。
また、輪郭生成方法選択部12b(部分基本線長算出部32)が、表示対象の線素の線素長を算出(ドット数解析)し(ステップB60,図10参照)、算出された線素長とステップB50において算出した閾値とを比較して、部分基本線生成手段31の選択を行なう(ステップB70)。
文字輪郭生成部12c(文字形状生成部35)は、この比較・選択の結果に従って、例えば線素長が閾値以上の場合には、元の近似曲線を用いて当該線素にかかるアウトラインを作成し(ステップB80)、又、線素長が閾値よりも小さい場合には、線素の始点,終点間を直線近似して当該線素にかかるアウトラインを作成する(ステップB90,図11参照)。
文字輪郭作成部12cは、文字を構成する全ての線素について部分アウトラインの作成を行なったか否かを確認して(ステップB100)、全ての線素について部分アウトラインの作成を行なっていない場合には(ステップB100のNOルート参照)、ステップB60に戻る。又、全ての線素について部分アウトラインの作成が行なわれると(ステップB100のYESルート参照)、アウトラインが完成する(ステップB110)。
文字画像作成部12dは、生成されたアウトラインの内側を塗りつぶして文字画像を生成する(ステップB120)。このようにして生成された文字画像は画像メモリ13bに展開されて(ステップB130)、表示装置2に表示される(ステップB140)。
なお、上述の如く生成された文字画像は、記憶装置13(フォントメモリ13aや画像メモリ13b等)に一時的に保存しておき、当該文字について再度の表示を行なう場合には、再度文字画像の生成を行なう代わりに、この一時的に保存した文字画像を用いて表示を行なうことが望ましく、これにより再表示時におけるアウトラインフォントの表示速度を高速化することができる。
このように、本発明の第1実施形態としての表示システム1aによれば、線素長が、人間が直線と曲線との差を見極めにくい線素サイズ(例えば0.4〜0.6mm以下)である場合に、その線素の始点,終点間を直線近似することによってアウトラインを生成するので、アウトラインの作成にかかるCPU12の負荷を軽減することができ、曲線近似計算のオーバーヘッドを回避してアウトラインの生成時間を短縮させることができる。
また、このような直線近似を行なった場合においても、生成されたアウトラインにおいては、人間の視覚ではその差異(曲率変化)を認識することができず、人間に視覚的な差異を感じさせることなく曲線の線素を直線近似することが可能である。すなわち、生成されるアウトラインにおいては、文字品質を低下させることがない。
また、データメモリ13c(閾値設定情報格納部38)に、閾値設定情報として、人間が直線と曲線との差を見極めにくい線素サイズ(例えば0.4〜0.6mm)をそのまま設定することができ、利便性が高い。
さらに、表示装置2の表示画面サイズに対応させて閾値を変更することにより、使用する表示装置2に対する適用性を高くすることができる。
(B)第2実施形態の説明
本発明の第2実施形態としての表示システム1bも、第1実施形態の表示システム1aと同様に、携帯電話やPDA等の情報処理装置にそなえられ、図1に示すように、表示装置2および表示制御部3bをそなえて構成されている。
図12は本発明の第2実施形態としての表示システム1bにおいて用いられる閾値設定情報の例を示す図であり、フォントタイプ(タイプフェース)毎に閾値設定情報を設定してテーブル状に示した例(閾値設定テーブル)を示す図である。なお、以下、図中、既述の符号と同一の符号は同一もしくは略同一の部分を示しているので、その詳細な説明は省略する。
本発明の第2実施形態としての表示システム1b(図1,図2参照)においては、表示制御部3bが、第1実施形態の表示制御部3aの部分基本線生成手段31において、更に、制御点の間引きを行なう手法をそなえている。この制御点の間引きは、例えば、ベジェ制御点を2点から1点に間引く(丸める)ものであり、例えば、2点間の平均値をとることによって実現することができる。
図12に示す閾値設定テーブルの例においては、タイプフェース名に対応させて2種類の閾値設定情報(閾値設定情報1および閾値設定情報2)がそなえられており、閾値設定情報1が図5に示した閾値設定テーブルと同様に直線近似手法の選択にかかるものである。又、閾値設定情報2は、上述した制御点間引き手法の選択にかかるものである。
この図12に示す例においては、個々の線素について、線素長が、第2閾値設定情報より小さく且つ第1閾値設定情報以上の場合には制御点間間引きを行ない、第1閾値設定情報よりも小さい場合には直線近似を行ない、第2閾値設定情報以上の場合には元の近似曲線を用いて当該線素にかかるアウトラインを作成するようになっている。
例えば、ゴシックのアウトラインフォントの文字画像を生成する場合には、個々の線素について、線素長が、0.75mmより小さく且つ0.5mm以上の場合には制御点間間引きを行ない、0.5mmよりも小さい場合には直線近似を行ない、0.75mm以上の場合には元の近似曲線を用いて当該線素にかかるアウトラインを作成する。
上述の如く構成された、本第2実施形態の表示システム1bにおけるアウトラインフォントの文字生成手法を、図13に示すフローチャート(ステップB10〜B140,C150)に従って説明する。なお、図中、既述の符号と同一の符号をそなえるステップは同一もしくは略同一の処理・工程を示しているので、その詳細な説明は省略する。
文字輪郭生成部12c(文字形状生成部35)は、ステップB70における比較・選択の結果に従って、線素長が、閾値設定情報2より小さく且つ閾値設定情報1以上の場合には制御点間間引きを行ない(ステップC150)、閾値設定情報1よりも小さい場合には直線近似を行ない(ステップB90)、閾値設定情報2以上の場合には、元の近似曲線を用いて当該線素にかかるアウトラインを作成するのである(ステップB80)。
このように、本発明の第2実施形態としての表示システム1bによれば、上述した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる他、部分基本線生成手段31として、直線近似手法および元の近似曲線の利用に加えて、制御点の間引きを行なう手段をそなえているので、曲線の線素について、例えば線素長に対してより最適な部分基本線生成手段31を選択してアウトラインの生成を行なうことができ、表示装置2に表示される文字画像の品質を向上させたり、アウトラインの生成にかかる処理時間を短縮させたりすることができる。
なお、本第2実施形態においては、部分基本線生成手段31として、直線近似手法および元の近似曲線の利用に加えて、制御点の間引きを行なう手段をそなえているが、これに限定されるものではなく、部分基本線生成手段31として他の手法を用いてもよい。例えば、制御点の間引きを行なう手法に代えて、スプライン曲線(曲線近似関数)を用いた近似曲線生成(曲線近似計算手段)をそなえ、個々の線素について、線素長が、第2閾値設定情報より小さく且つ第1閾値設定情報以上の場合にはスプライン曲線を用いて近似曲線の近似を行ない、第1閾値設定情報よりも小さい場合には直線近似を行ない、第2閾値設定情報以上の場合には元の近似曲線(ベジェ曲線)を用いて当該線素にかかるアウトラインを作成する。
このように、元の近似曲線がベジェ曲線であって、線素長が特定の閾値設定情報(閾値)に相当する場合に、元の近似曲線であるベジェ曲線よりも次数の少ない式で表わされるスプライン曲線を用いて曲線近似を行なうことにより、計算ステップ数を削減することができ、アウトラインの生成に要するCPU12の負荷を軽減することができるとともに、その処理時間を短縮することができる。
(C)第3実施形態の説明
図14は本発明の第3実施形態としての表示システム1cの機能構成を示すブロック図である。
本発明の第3実施形態としての表示システム1cも、第1実施形態の表示システム1aと同様に、携帯電話やPDA等の情報処理装置にそなえられ、図14に示すように、表示装置2および表示制御部3cをそなえて構成されている。
上述した第1および第2実施形態の表示システム1a、1bにおいては、データメモリ13c(表示装置情報格納部37)に、表示装置情報として表示装置2の表示解像度を格納しているが、本第3実施形態の表示システム1cにおいては、表示制御部3cは、表示解像度に代えて表示装置2の表示画面サイズと表示画素数とを表示装置情報として格納するようになっており、更に、図14に示すように、表示解像度算出部40をそなえて構成されている。
この表示解像度算出部40は、表示装置2における表示画面サイズおよび画素数に基づいて表示装置2の表示解像度を算出するようになっている。
具体的には、表示解像度算出部40は、以下の式(4)を用いて、表示装置2の表示画面サイズZ(単位;インチ)および画素数Nに基づいて、解像度rを算出するようになっている。
解像度r=N×5/Z ・・・(4)
(だたし、画面比率=4:3の場合)
このように、本第3実施形態としての表示システム1cにおいては、表示装置2の表示解像度が不明である場合においても、表示装置2の表示画面サイズと表示画素数とに基づいて表示解像度を算出することができ利便性が高い。
また、表示装置2の表示画面サイズに対応させて閾値を変更することにより、
(D)第4実施形態の説明
図15および図16は本発明の第4実施形態としての表示システム1dを示すもので、図15はその機能構成を示すブロック図、図16はそのハードウェア構成を示すブロック図である。
本発明の第4実施形態としての表示システム1dも、第1実施形態の表示システム1aと同様に、携帯電話やPDA等の情報処理装置にそなえられ、図15に示すように、表示装置2および表示制御部3dをそなえて構成されている。
本第4実施形態の表示システム1dにおいては、表示制御部3dは、図15に示すように、第1実施形態の表示制御部3aにおける閾値算出部33と閾値設定情報格納部38とを除去して構成するとともに、閾値格納部41をそなえて構成されている。具体的には、図16に示すように、データメモリ13cに格納されている閾値設定情報を除去するとともに、フォントメモリ13aに閾値テーブルをそなえて構成されている。
この閾値テーブル(閾値情報)は、表示装置2の表示画面サイズおよび表示画素数に対して、予め算出した閾値を対応付けることにより構成するものである。そして、本第4実施形態の表示システム1dにおいては、部分基本線生成手段選択部34(輪郭生成方法選択部12b)が、表示画面サイズや表示画素数に基づいて、フォントメモリ13aに格納された閾値テーブルを参照することにより、閾値を取得することができるようになっている。
これにより、CPU12により閾値の算出を行なう必要がなく、アウトラインの生成に要するCPU12の負荷を軽減することができるとともに、その処理時間を短縮することができる。
また、表示装置2の画素サイズ(表示画素数)に対応して閾値を変更することにより、表示装置2に対する適用性が高くなる。
(E)第5実施形態の説明
本発明の第5実施形態としての表示システム1eは、第1実施形態の表示システム1aと同様に、携帯電話やPDA等の情報処理装置にそなえられ、図1に示すように、表示装置2および表示制御部3eをそなえて構成されている。
図17(a),(b),(c),(d)はそれぞれ本発明の第5実施形態としての表示システム1eにおいて用いるパターン画像の例を示す図である。
本第5実施形態の表示システム1eにおいては、表示制御装置3eは、図17(a)〜(d)に示すような複数種類のパターン画像をそなえている。このパターン画像は、表示装置2の表示画面におけるドット配列に対応する所定サイズ(図17(a)〜(d)に示す例においては4ドット×4ドット)のマトリクス領域において、当該マトリクスの一方端(図17(a)〜(d)では左端)の列における任意の点を始点とするとともに、その他方端(図17(a)〜(d)では右端)の列における任意の点を終点として、これらの始点と終点とを種々の経路を介して繋いで構成した線の画像であり、アウトラインを構成する線素に対応するもの(以下、線素のパターン画像という場合がある)である。
なお、パターン画像は図17(a)〜(d)に示す例に限定されるものではなく、始点や終点,制御点等が異なる種々のパターンを用意するものである。又、これらのパターン画像は、図17(a)〜(d)に示すような4ドット×4ドットのサイズのマトリクスに限定されるものではなく、3ドット×3ドット,5ドット×5ドット,5ドット×4ドット等、種々のサイズのマトリクスとして構成することができる。又、これらのマトリクスは90度,180度,270度等の所定の角度で回転させて用いることもできる。
すなわち、本第5実施形態の表示システム1eにおいては、予め、図17(a)〜(d)に示すような線素のパターン画像が種々用意され、部分基本線生成手段31が、線素の始点位置(座標)や終点位置(座標),制御点位置(座標)を参照して、これらのパターン画像の中から線素に対応するパターン画像(例えば、始点位置および終点位置がそれぞれ一致するとともに、制御点位置が最も近似するパターン画像)を選択して、そのパターン画像を当該線素に対応する部分のアウトラインとして用いるようになっている(パターン画像置換手段)。なお、これらのパターン画像は、例えば記憶装置13等におけるパターン画像メモリ(図示省略)等に保存されるようになっている。
上述の如く構成された、本第5実施形態の表示システム1eにおけるアウトラインフォントの文字生成手法を図18に示すフローチャート(ステップB10〜B80,D90,B100〜B140)に従って説明する。なお、図中、既述の符号と同一の符号をそなえるステップは同一もしくは略同一の処理・工程を示しているので、その詳細な説明は省略する。
文字輪郭生成部12c(文字形状生成部35)は、ステップB70における比較・選択の結果に従って、線素長が閾値(閾値設定情報)より小さい場合には、パターン画像置換手段により線素に対応するパターン画像を選択・取得して、このパターン画像をアウトラインとして用いる(ステップD90)。又、線素長が閾値(閾値設定情報)よりも大きい場合には、元の近似曲線を用いて当該線素にかかるアウトラインを作成するのである(ステップB80)。
このように、本第5実施形態としての表示システム1eにおいては、線素長が、閾値(閾値設定情報)より小さい場合には、パターン画像置換手段により線素に対応するパターン画像を選択・取得して、このパターン画像をアウトラインとして用いるので、曲線近似計算等を行なう必要がなく、アウトラインの生成に要するCPU12の負荷を軽減することができるとともに、その処理時間を短縮することができる。
また、パターン画像を用いることにより、直線近似に比べて一定の近似曲線を表現することができる。
(F)その他
そして、情報処理装置のCPU(Central Processing Unit)が、表示制御プログラムや文字画像生成プログラムを実行することにより、上述した部分基本線生成手段31,部分基本線長算出部32,閾値算出部33,部分基本線生成手段選択部34,文字形状生成部35,文字画像生成部36,表示装置情報格納部37,閾値設定情報格納部38およびベクトルフォントデータ格納部39,アウトラインデータ読込部12a,輪郭生成方法選択部12b,文字輪郭生成部12c,文字画像作成部12dおよび表示解像度算出部40として機能するようになっている。
なお、これらの部分基本線生成手段31,部分基本線長算出部32,閾値算出部33,部分基本線生成手段選択部34,文字形状生成部35,文字画像生成部36,表示装置情報格納部37,閾値設定情報格納部38およびベクトルフォントデータ格納部39,アウトラインデータ読込部12a,輪郭生成方法選択部12b,文字輪郭生成部12c,文字画像作成部12dおよび表示解像度算出部40としての機能を実現するためのプログラム(表示制御プログラムや文字画像生成プログラム)は、例えばフレキシブルディスク,CD−ROM,CD−R,CD−R/W,DVD,DVD−R,DVD−R/W,磁気ディスク,光ディスク,光磁気ディスク等の、コンピュータ読取可能な記録媒体に記録された形態で提供される。そして、コンピュータはその記録媒体からプログラムを読み取って内部記憶装置または外部記憶装置に転送し格納して用いる。又、そのプログラムを、例えば磁気ディスク,光ディスク,光磁気ディスク等の記憶装置(記録媒体)に記録しておき、その記憶装置から通信経路を介してコンピュータに提供するようにしてもよい。
部分基本線生成手段31,部分基本線長算出部32,閾値算出部33,部分基本線生成手段選択部34,文字形状生成部35,文字画像生成部36,表示装置情報格納部37,閾値設定情報格納部38およびベクトルフォントデータ格納部39,アウトラインデータ読込部12a,輪郭生成方法選択部12b,文字輪郭生成部12c,文字画像作成部12dおよび表示解像度算出部40としての機能を実現する際には、内部記憶装置(本実施形態では情報処理装置のRAMやROM)に格納されたプログラムがコンピュータのマイクロプロセッサ(本実施形態ではCPU12)によって実行される。このとき、記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータが読み取って実行するようにしてもよい。
なお、本実施形態において、コンピュータとは、ハードウェアとオペレーティングシステムとを含む概念であり、オペレーティングシステムの制御の下で動作するハードウェアを意味している。又、オペレーティングシステムが不要でアプリケーションプログラム単独でハードウェアを動作させるような場合には、そのハードウェア自体がコンピュータに相当する。ハードウェアは、少なくとも、CPU等のマイクロプロセッサと、記録媒体に記録されたコンピュータプログラムを読み取るための手段とをそなえており、本実施形態においては、表示制御装置3a,3b,3c,3d,3eがコンピュータとしての機能を有しているのである。
さらに、本実施形態における記録媒体としては、上述したフレキシブルディスク,CD−ROM,CD−R,CD−R/W,DVD,DVD−R,DVD−R/W,磁気ディスク,光ディスク,光磁気ディスクのほか、ICカード,ROMカートリッジ,磁気テープ,パンチカード,コンピュータの内部記憶装置(RAMやROMなどのメモリ),外部記憶装置等や、バーコードなどの符号が印刷された印刷物等のコンピュータ読取可能な種々の媒体を利用することができる。
そして、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば、上述した各実施形態においては、ベクトルフォントの例としてアウトラインフォントの文字画像を表示する例を示しているが、これに限定されるものではなく、ベクトルフォントとしてストロークフォントの文字画像の表示に適用してもよい。本発明をストロークフォントに適用する場合には、文字の骨格線を文字形状基本線として、この骨格線が複数の線素により構成される。
また、上述した各実施形態においては、部分基本線生成手段選択部34が、部分基本線長算出部32によって算出された線素長と閾値算出部33によって算出された閾値とをドット数に換算して比較しているが、これに限定されるものではなく、mmやインチ等の長さの単位で比較してもよい。
なお、本発明の各実施形態が開示されていれば、本発明の文字画像生成装置,文字画像生成方法,表示制御装置,文字画像生成プログラムおよび表示制御プログラムを当業者によって実施・製造することが可能である。
(G)付記
(付記1) 複数の線素を組み合わせることにより形成される文字形状基本線に基づいて文字画像を生成するベクトルフォントについて、表示装置に表示するための該文字画像を生成する文字画像生成装置であって、
該文字形状基本線における該線素に相当する部分基本線を生成する部分基本線生成手段を複数種類そなえるとともに、
該文字画像を生成するためのベクトルフォントデータを格納するベクトルフォントデータ格納部と、
該ベクトルフォントデータ格納部に格納された該ベクトルフォントデータに基づいて、表示対象文字にかかる該部分基本線の線長を算出する部分基本線長算出部と、
該表示装置の表示性能と人間の視覚特性とに基づいて設定される閾値情報と、該部分基本線長算出部によって算出された該部分基本線長とに基づいて、前記複数種類の部分基本線生成手段の中から一の該部分基本線生成手段を選択する部分基本線生成手段選択部と、
前記文字形状基本線を形成する複数の線素のそれぞれについて、該部分基本線生成手段選択部によって選択された該部分基本線生成手段により当該線素にかかる該部分基本線を生成して、該文字画像の文字形状を生成する文字形状生成部と、
該文字形状生成部によって生成された該文字形状に基づいて、該文字画像を生成する文字画像生成部とをそなえることを特徴とする、文字画像生成装置。
(付記2) 前記表示装置の表示性能として、該表示装置の表示解像度に関する表示装置情報を格納する、表示装置情報格納部と、
該閾値情報として、該人間が曲率変化を視認困難な線素長を示す閾値設定情報を格納する、閾値設定情報格納部と、
該表示装置情報格納部に格納された該表示装置情報と、該閾値設定情報格納部に格納された閾値設定情報とに基づいて、閾値を算出する閾値算出部と、
該部分基本線生成手段選択部が、該閾値算出部によって算出された該閾値と、該部分基本線長算出部によって算出された該部分基本線長とに基づいて、前記複数種類の部分基本線生成手段の中から一の該部分基本線生成手段を選択することを特徴とする、付記1記載の文字画像生成装置。
(付記3)該表示装置情報が、前該表示装置における表示画面サイズおよび画素数であり、前記表示画面サイズおよび画素数に基づいて前記表示装置の表示解像度を算出する表示解像度算出部をそなえることを特徴とする、付記2記載の文字画像生成装置。
(付記4) 該閾値情報を前記表示装置の表示性能と該人間が曲率変化を視認困難な線素長とに基づいて予め算出して、当該閾値情報を前記表示装置の表示性能に関連付けて格納する閾値情報記憶部をそなえ、
該部分基本線生成手段選択部が、該閾値情報記憶部に格納された該閾値情報と該部分基本線長とに基づいて、前記複数種類の部分基本線生成手段の中から一の該部分基本線生成手段を選択することを特徴とする、付記1記載の文字画像生成装置。
(付記5) 前記複数種類の部分基本線生成手段のうち少なくとも一の部分基本線生成手段が、曲線にかかる線素を直線近似する直線近似計算手段であることを特徴とする、付記1〜付記4のいずれか1項に記載の文字画像生成装置。
(付記6) 前記複数種類の部分基本線生成手段のうち少なくとも一の部分基本線生成手段が、曲線にかかる線素を曲線近似する曲線近似計算手段であることを特徴とする、付記1〜付記5のいずれか1項に記載の文字画像生成装置。
(付記7) 前記複数種類の部分基本線生成手段が、次数の異なる複数種類の曲線近似計算手段をそなえるとともに、
該部分基本線生成手段選択部が、低次の曲線近似計算手段を選択することを特徴とする、付記6記載の文字画像生成装置。
(付記8) 予め、該線素の始点位置,終点位置および制御点位置に対応させて、該線素に対応する該部分基本線のパターン画像を複数種類そなえるとともに、
記複数種類の部分基本線生成手段のうち一の部分基本線生成手段が、該パターン画像を該部分基本線として用いるパターン画像置換手段であり、
該文字形状生成部が、前記文字形状基本線を形成する線素について、その始点位置および終点位置が等しく、且つ、制御点位置が近似するパターン画像を用いて当該線素にかかる該部分基本線を生成することを特徴とする、付記1〜付記7のいずれか1項に記載の文字画像生成装置。
(付記9) 該ベクトルフォントがアウトラインフォントであり、該文字形状基本線が該文字画像の輪郭線であることを特徴とする、付記1〜付記8のいずれか1項に記載の文字画像生成装置。
(付記10) 該ベクトルフォントがストロークフォントであり、該文字形状基本線が該文字画像の骨格線であることを特徴とする、付記1〜付記8のいずれか1項に記載の文字画像生成装置。
(付記11) 複数の線素を組み合わせることにより形成される文字形状基本線に基づいて文字画像を生成するベクトルフォントについて、表示装置に表示するための該文字画像を生成する文字画像生成方法であって、
該文字画像を生成するためのベクトルフォントデータに基づいて、表示対象文字にかかる該部分基本線の線長を算出する部分基本線長算出ステップと、
該表示装置の表示性能と人間の視覚特性とに基づいて設定される閾値情報と、該部分基本線長算出ステップにおいて算出された該部分基本線長とに基づいて、該文字形状基本線における該線素に相当する部分基本線を生成する複数種類の部分基本線生成手段の中から一の該部分基本線生成手段を選択する部分基本線生成手段選択ステップと、
前記文字形状基本線を形成する複数の線素のそれぞれについて、該部分基本線生成手段選択ステップにおいて選択された該部分基本線生成手段により当該線素にかかる該部分基本線を生成して、該文字画像の文字形状を生成する文字形状生成ステップと、
該文字形状生成ステップにおいて生成された該文字形状に基づいて、該文字画像を生成する文字画像生成ステップとをそなえることを特徴とする、文字画像生成方法。
(付記12) 前記表示装置の表示性能としての該表示装置の表示解像度に関する表示装置情報と、該閾値情報としての該人間が曲率変化を視認困難な線素長を示す閾値設定情報とに基づいて、閾値を算出する閾値算出ステップと、
該部分基本線生成手段選択ステップにおいて、該閾値算出ステップにおいて算出された該閾値と、該部分基本線長算出ステップにおいて算出された該部分基本線長とに基づいて、前記複数種類の部分基本線生成手段の中から一の該部分基本線生成手段を選択することを特徴とする、付記11記載の文字画像生成方法。
(付記13) 該表示装置情報が、前該表示装置における表示画面サイズおよび画素数
であり、前記表示画面サイズおよび画素数に基づいて前記表示装置の表示解像度を算出する表示解像度算出ステップをそなえることを特徴とする、付記12記載の文字画像生成方法。
(付記14) 該閾値情報を前記表示装置の表示性能と該人間が曲率変化を視認困難な線素長とに基づいて予め算出して、当該閾値情報を前記表示装置の表示性能に関連付けて格納する閾値情報記憶ステップをそなえ、
該部分基本線生成手段選択ステップにおいて、該閾値情報記憶ステップにおいて格納された該閾値情報と該部分基本線長とに基づいて、前記複数種類の部分基本線生成手段の中から一の該部分基本線生成手段を選択することを特徴とする、付記11記載の文字画像生成方法
(付記15) 複数の線素を組み合わせることにより形成される文字形状基本線に基づいて文字画像を生成するベクトルフォントについて、該文字画像を表示装置に表示するための制御を行なう表示制御装置であって、
該文字形状基本線における該線素に相当する部分基本線を生成する部分基本線生成手段を複数種類そなえるとともに、
該文字画像を生成するためのベクトルフォントデータを格納するベクトルフォントデータ格納部と、
該ベクトルフォントデータ格納部に格納された該ベクトルフォントデータに基づいて、表示対象文字にかかる該部分基本線の線長を算出する部分基本線長算出部と、
該表示装置の表示性能と人間の視覚特性とに基づいて設定される閾値情報と、該部分基本線長算出部によって算出された該部分基本線長とに基づいて、前記複数種類の部分基本線生成手段の中から一の該部分基本線生成手段を選択する部分基本線生成手段選択部と、
前記文字形状基本線を形成する複数の線素のそれぞれについて、該部分基本線生成手段選択部によって選択された該部分基本線生成手段により当該線素にかかる該部分基本線を生成して、該文字画像の文字形状を生成する文字形状生成部と、
該文字形状生成部によって生成された該文字形状に基づいて、該文字画像を生成する文字画像生成部と、
該文字画像生成部によって生成された文字画像を該表示装置に表示するように制御する表示制御部とをそなえることを特徴とする、表示制御装置。
(付記16) 複数の線素を組み合わせることにより形成される文字形状基本線に基づいて文字画像を生成するベクトルフォントについて、該文字画像を表示装置に表示するための制御を行なう表示制御方法であって、
該文字画像を生成するためのベクトルフォントデータを格納するベクトルフォントデータ格納ステップと、
該ベクトルフォントデータ格納ステップにおいて格納された該ベクトルフォントデータに基づいて、表示対象文字にかかる該部分基本線の線長を算出する部分基本線長算出ステップと、
該表示装置の表示性能と人間の視覚特性とに基づいて設定される閾値情報と、該部分基本線長算出ステップにおいて算出された該部分基本線長とに基づいて、該文字形状基本線における該線素に相当する部分基本線を生成する複数種類の部分基本線生成手段の中から一の該部分基本線生成手段を選択する部分基本線生成手段選択ステップと、
前記文字形状基本線を形成する複数の線素のそれぞれについて、該部分基本線生成手段選択ステップにおいて選択された該部分基本線生成手段により当該線素にかかる該部分基本線を生成して、該文字画像の文字形状を生成する文字形状生成ステップと、
該文字形状生成ステップにおいて生成された該文字形状に基づいて、該文字画像を生成する文字画像生成ステップと、
該文字画像生成ステップにおいて生成された該文字画像を該表示装置に表示するように制御する表示制御ステップとをそなえることを特徴とする、表示制御方法。
(付記17) 複数の線素を組み合わせることにより形成される文字形状基本線に基づいて文字画像を生成するベクトルフォントについて、表示装置に表示するための該文字画像を生成する文字画像生成機能をコンピュータに実行させるための文字画像生成プログラムであって、
該文字画像を生成するためのベクトルフォントデータに基づいて、表示対象文字にかかる該部分基本線の線長を算出する部分基本線長算出ステップと、
該表示装置の表示性能と人間の視覚特性とに基づいて設定される閾値情報と、該部分基本線長算出ステップにおいて算出された該部分基本線長とに基づいて、該文字形状基本線における該線素に相当する部分基本線を生成する複数種類の部分基本線生成手段の中から一の該部分基本線生成手段を選択する部分基本線生成手段選択ステップと、
前記文字形状基本線を形成する複数の線素のそれぞれについて、該部分基本線生成手段選択ステップにおいて選択された該部分基本線生成手段により当該線素にかかる該部分基本線を生成して、該文字画像の文字形状を生成する文字形状生成ステップと、
該文字形状生成ステップにおいて生成された該文字形状に基づいて、該文字画像を生成する文字画像生成ステップとを該コンピュータに実行させることを特徴とする、文字画像生成プログラム。
(付記18) 複数の線素を組み合わせることにより形成される文字形状基本線に基づいて文字画像を生成するベクトルフォントについて、表示装置に表示するための該文字画像を生成する文字画像生成機能をコンピュータに実行させるための文字画像生成プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であって、
該文字画像生成プログラムが、
該文字画像を生成するためのベクトルフォントデータに基づいて、表示対象文字にかかる該部分基本線の線長を算出する部分基本線長算出ステップと、
該表示装置の表示性能と人間の視覚特性とに基づいて設定される閾値情報と、該部分基本線長算出ステップにおいて算出された該部分基本線長とに基づいて、該文字形状基本線における該線素に相当する部分基本線を生成する複数種類の部分基本線生成手段の中から一の該部分基本線生成手段を選択する部分基本線生成手段選択ステップと、
前記文字形状基本線を形成する複数の線素のそれぞれについて、該部分基本線生成手段選択ステップにおいて選択された該部分基本線生成手段により当該線素にかかる該部分基本線を生成して、該文字画像の文字形状を生成する文字形状生成ステップと、
該文字形状生成ステップにおいて生成された該文字形状に基づいて、該文字画像を生成する文字画像生成ステップとを該コンピュータに実行させることを特徴とする、文字画像生成プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
(付記19) 複数の線素を組み合わせることにより形成される文字形状基本線に基づいて文字画像を生成するベクトルフォントについて、該文字画像を表示装置に表示するための制御を行なう表示制御機能をコンピュータに実行させるための表示制御プログラムであって、
該文字画像を生成するためのベクトルフォントデータを格納するベクトルフォントデータ格納ステップと、
該ベクトルフォントデータ格納ステップにおいて格納された該ベクトルフォントデータに基づいて、表示対象文字にかかる該部分基本線の線長を算出する部分基本線長算出ステップと、
該表示装置の表示性能と人間の視覚特性とに基づいて設定される閾値情報と、該部分基本線長算出ステップにおいて算出された該部分基本線長とに基づいて、該文字形状基本線における該線素に相当する部分基本線を生成する複数種類の部分基本線生成手段の中から一の該部分基本線生成手段を選択する部分基本線生成手段選択ステップと、
前記文字形状基本線を形成する複数の線素のそれぞれについて、該部分基本線生成手段選択ステップにおいて選択された該部分基本線生成手段により当該線素にかかる該部分基本線を生成して、該文字画像の文字形状を生成する文字形状生成ステップと、
該文字形状生成ステップにおいて生成された該文字形状に基づいて、該文字画像を生成する文字画像生成ステップと、
該文字画像生成ステップにおいて生成された該文字画像を該表示装置に表示するように制御する表示制御ステップとを該コンピュータに実行させることを特徴とする、表示制御プログラム。
(付記20) 複数の線素を組み合わせることにより形成される文字形状基本線に基づいて文字画像を生成するベクトルフォントについて、該文字画像を表示装置に表示するための制御を行なう表示制御機能をコンピュータに実行させるための表示制御プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であって、
該表示制御プログラムが、
該文字画像を生成するためのベクトルフォントデータを格納するベクトルフォントデータ格納ステップと、
該ベクトルフォントデータ格納ステップにおいて格納された該ベクトルフォントデータに基づいて、表示対象文字にかかる該部分基本線の線長を算出する部分基本線長算出ステップと、
該表示装置の表示性能と人間の視覚特性とに基づいて設定される閾値情報と、該部分基本線長算出ステップにおいて算出された該部分基本線長とに基づいて、該文字形状基本線における該線素に相当する部分基本線を生成する複数種類の部分基本線生成手段の中から一の該部分基本線生成手段を選択する部分基本線生成手段選択ステップと、
前記文字形状基本線を形成する複数の線素のそれぞれについて、該部分基本線生成手段選択ステップにおいて選択された該部分基本線生成手段により当該線素にかかる該部分基本線を生成して、該文字画像の文字形状を生成する文字形状生成ステップと、
該文字形状生成ステップにおいて生成された該文字形状に基づいて、該文字画像を生成する文字画像生成ステップと、
該文字画像生成ステップにおいて生成された該文字画像を該表示装置に表示するように制御する表示制御ステップとを該コンピュータに実行させることを特徴とする、表示制御プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
表示装置にベクトルフォントを表示させる種々の機器や用途に適用できる。
本発明の第1実施形態としての表示システムの機能構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態としての表示システムのハードウェア構成を示すブロック図である。 (a),(b)はそれぞれアウトラインフォントを説明するための図である。 コントラスト感受性と空間周波数との関係を示す図である。 本第1実施形態としての表示システムにおいて用いられる閾値設定情報の例を示す図である。 本第1実施形態としての表示システムにおいて用いられる閾値設定情報の例を示す図である。 本発明の第1実施形態としての表示システムにおけるアウトラインフォントの文字生成手法を説明するためのフローチャートである。 本発明の第1実施形態としての表示システムに入力される文字情報とそのキャラクターコードの例を示す図である。 本発明の第1実施形態としての表示システムにおける曲線近似手法を説明するための図である。 本発明の第1実施形態としての表示システムにおける曲線近似手法を説明するための図である。 本発明の第1実施形態としての表示システムにおける曲線近似手法を説明するための図である。 本発明の第2実施形態としての表示システムにおいて用いられる閾値設定情報の例を示す図である。 本発明の第2実施形態としての表示システムにおけるアウトラインフォントの文字生成手法を説明するためのフローチャートである。 本発明の第3実施形態としての表示システムの機能構成を示すブロック図である。 本発明の第4実施形態としての表示システムの機能構成を示すブロック図である。 本発明の第4実施形態としての表示システムのハードウェア構成を示すブロック図である。 (a),(b),(c),(d)はそれぞれ本発明の第5実施形態としての表示システムにおいて用いるパターン画像の例を示す図である。 本発明の第5実施形態としての表示システムにおけるアウトラインフォントの文字生成手法を説明するためのフローチャートである。 ドットフォントの例を示す図である。 アウトラインフォントの例を示す図である。 アウトラインフォントの文字画像作成過程を説明するためのフローチャートである。 ベジェ曲線の関数表現を示す図である。 スプライン曲線の関数表現を示す図である。
符号の説明
1a,1b,1c,1d,1e 表示システム
2 表示装置
3a,3b,3c,3d,3e 表示制御装置(文字画像生成装置)
11 文字入力手段
11a 文書ファイル
11b キーボード
12 計算手段
12a アウトラインデータ読込部
12b 輪郭生成方法選択部
12c 文字輪郭生成部
12d 文字画像作成部
13 記憶装置
13a フォントメモリ
13b 画像メモリ
13c データメモリ
31 部分基本線生成手段
32 部分基本線長算出部
33 閾値算出部
34 部分基本線生成手段選択部
35 文字形状生成部
36 文字画像生成部
37 表示装置情報格納部
38 閾値設定情報格納部
39 ベクトルフォントデータ格納部
40 表示解像度算出部
41 閾値情報格納部

Claims (5)

  1. 複数の線素を組み合わせることにより形成される文字形状基本線に基づいて文字画像を生成するベクトルフォントについて、表示装置に表示するための該文字画像を生成する文字画像生成装置であって、
    該文字形状基本線における該線素に相当する部分基本線を生成する部分基本線生成手段を複数種類そなえるとともに、
    該文字画像を生成するためのベクトルフォントデータを格納するベクトルフォントデータ格納部と、
    該ベクトルフォントデータ格納部に格納された該ベクトルフォントデータにおける線素の始点と終点との座標を参照し、表示対象文字にかかる該部分基本線について、その始点と終点とのx座標の差の絶対値とy座標の差の絶対値のうち大きい方の線長を算出する部分基本線長算出部と、
    該表示装置の表示性能としての解像度、所定サイズ以下の線素の曲率変化を視覚では認識できないという人間の視覚特性とに基づき、該表示装置において人間が曲率変化を視認困難な線素長を該表示装置上のドット数に換算した閾値情報と、該部分基本線長算出部によって算出され該表示装置上のドット数に換算した該部分基本線長とを比較して、前記複数種類の部分基本線生成手段の中から一の該部分基本線生成手段を選択する部分基本線生成手段選択部と、
    前記文字形状基本線を形成する複数の線素のそれぞれについて、該部分基本線生成手段選択部によって選択された該部分基本線生成手段により当該線素にかかる該部分基本線を生成して、該文字画像の文字形状を生成する文字形状生成部と、
    該文字形状生成部によって生成された該文字形状に基づいて、該文字画像を生成する文字画像生成部とをそなえ
    該複数の種類の部分基本線生成手段として、曲線にかかる線素を直線近似する直線近似計算手段と、曲線にかかる線素を曲線近似する曲線近似計算手段とをそなえ、
    該部分基本線生成手段選択部が、該部分線長算出部によって算出された該線長が該閾値情報よりも小さい場合には、該部分基本線生成手段として直線近似計算手段を選択し、該部分線長算出部によって算出された該線長が該閾値情報以上の場合には、該部分基本線生成手段として該曲線近似計算手段を選択することを特徴とする、文字画像生成装置。
  2. 複数の線素を組み合わせることにより形成される文字形状基本線に基づいて文字画像を生成するベクトルフォントについて、表示装置に表示するための該文字画像を生成する文字画像生成方法であって、
    該文字画像を生成するためのベクトルフォントデータにおける線素の始点と終点との座標を参照し、表示対象文字にかかる該部分基本線について、その始点と終点とのx座標の差の絶対値とy座標の差の絶対値のうち大きい方の線長を算出する部分基本線長算出ステップと、
    該表示装置の表示性能としての解像度、所定サイズ以下の線素の曲率変化を視覚では認識できないという人間の視覚特性とに基き、該表示装置において人間が曲率変化を視認困難な線素長を該表示装置上のドット数に換算した閾値情報と、該部分基本線長算出ステップにおいて算出され該表示装置上のドット数に換算した該部分基本線長とを比較して、該文字形状基本線における該線素に相当する部分基本線を生成する複数種類の部分基本線生成手段の中から一の該部分基本線生成手段を選択する部分基本線生成手段選択ステップと、
    前記文字形状基本線を形成する複数の線素のそれぞれについて、該部分基本線生成手段選択ステップにおいて選択された該部分基本線生成手段により当該線素にかかる該部分基本線を生成して、該文字画像の文字形状を生成する文字形状生成ステップと、
    該文字形状生成ステップにおいて生成された該文字形状に基づいて、該文字画像を生成する文字画像生成ステップとをそなえ
    該複数の種類の部分基本線生成手段として、曲線にかかる線素を直線近似する直線近似計算手段と、曲線にかかる線素を曲線近似する曲線近似計算手段とをそなえ、
    該部分基本線生成手段選択ステップにおいて、該部分線長算出ステップにおいて算出された該線長が該閾値情報よりも小さい場合には、該部分基本線生成手段として直線近似計算手段を選択し、該部分線長算出ステップにおいて算出された該線長が該閾値情報以上の場合には、該部分基本線生成手段として該曲線近似計算手段を選択することを特徴とする、文字画像生成方法。
  3. 複数の線素を組み合わせることにより形成される文字形状基本線に基づいて文字画像を生成するベクトルフォントについて、該文字画像を表示装置に表示するための制御を行なう表示制御装置であって、
    該文字形状基本線における該線素に相当する部分基本線を生成する部分基本線生成手段を複数種類そなえるとともに、
    該文字画像を生成するためのベクトルフォントデータを格納するベクトルフォントデータ格納部と、
    該ベクトルフォントデータ格納部に格納された該ベクトルフォントデータにおける線素の始点と終点との座標を参照し、表示対象文字にかかる該部分基本線について、その始点と終点とのx座標の差の絶対値とy座標の差の絶対値のうち大きい方の線長を算出する部分基本線長算出部と、
    該表示装置の表示性能としての解像度、所定サイズ以下の線素の曲率変化を視覚では認識できないという人間の視覚特性とに基づき、該表示装置において人間が曲率変化を視認困難な線素長を該表示装置上のドット数に換算した閾値情報と、該部分基本線長算出部によって算出され該表示装置上のドット数に換算した該部分基本線長とを比較して、前記複数種類の部分基本線生成手段の中から一の該部分基本線生成手段を選択する部分基本線生成手段選択部と、
    前記文字形状基本線を形成する複数の線素のそれぞれについて、該部分基本線生成手段選択部によって選択された該部分基本線生成手段により当該線素にかかる該部分基本線を生成して、該文字画像の文字形状を生成する文字形状生成部と、
    該文字形状生成部によって生成された該文字形状に基づいて、該文字画像を生成する文字画像生成部と、
    該文字画像生成部によって生成された文字画像を該表示装置に表示するように制御する表示制御部とをそなえ
    該複数の種類の部分基本線生成手段として、曲線にかかる線素を直線近似する直線近似計算手段と、曲線にかかる線素を曲線近似する曲線近似計算手段とをそなえ、
    該部分基本線生成手段選択部が、該部分線長算出部によって算出された該線長が該閾値情報よりも小さい場合には、該部分基本線生成手段として直線近似計算手段を選択し、該部分線長算出部によって算出された該線長が該閾値情報以上の場合には、該部分基本線生成手段として該曲線近似計算手段を選択することを特徴とする、表示制御装置。
  4. 複数の線素を組み合わせることにより形成される文字形状基本線に基づいて文字画像を生成するベクトルフォントについて、表示装置に表示するための該文字画像を生成する文字画像生成機能をコンピュータに実行させるための文字画像生成プログラムであって、
    該文字画像を生成するためのベクトルフォントデータにおける線素の始点と終点との座標を参照し、表示対象文字にかかる該部分基本線について、その始点と終点とのx座標の差の絶対値とy座標の差の絶対値のうち大きい方の線長を算出する部分基本線長算出ステップと、
    該表示装置の表示性能としての解像度、所定サイズ以下の線素の曲率変化を視覚では認識できないという人間の視覚特性とに基づき、該表示装置において人間が曲率変化を視認困難な線素長を該表示装置上のドット数に換算した閾値情報と、該部分基本線長算出ステップにおいて算出され該表示装置上のドット数に換算した該部分基本線長とを比較して、該文字形状基本線における該線素に相当する部分基本線を生成する複数種類の部分基本線生成手段の中から一の該部分基本線生成手段を選択する部分基本線生成手段選択ステップと、
    前記文字形状基本線を形成する複数の線素のそれぞれについて、該部分基本線生成手段選択ステップにおいて選択された該部分基本線生成手段により当該線素にかかる該部分基本線を生成して、該文字画像の文字形状を生成する文字形状生成ステップと、
    該文字形状生成ステップにおいて生成された該文字形状に基づいて、該文字画像を生成する文字画像生成ステップとを該コンピュータに実行させるとともに、
    該複数の種類の部分基本線生成手段として、曲線にかかる線素を直線近似する直線近似計算手段と、曲線にかかる線素を曲線近似する曲線近似計算手段とをそなえ、
    該部分基本線生成手段選択ステップにおいて、該部分線長算出ステップにおいて算出された該線長が該閾値情報よりも小さい場合には、該部分基本線生成手段として直線近似計算手段を選択し、該部分線長算出ステップにおいて算出された該線長が該閾値情報以上の場合には、該部分基本線生成手段として該曲線近似計算手段を選択するように該コンピュータを実行させることを特徴とする、文字画像生成プログラム。
  5. 複数の線素を組み合わせることにより形成される文字形状基本線に基づいて文字画像を生成するベクトルフォントについて、該文字画像を表示装置に表示するための制御を行なう表示制御機能をコンピュータに実行させるための表示制御プログラムであって、
    該文字画像を生成するためのベクトルフォントデータを格納するベクトルフォントデータ格納ステップと、
    該ベクトルフォントデータ格納ステップにおいて格納された該ベクトルフォントデータにおける線素の始点と終点との座標を参照し、表示対象文字にかかる該部分基本線について、その始点と終点とのx座標の差の絶対値とy座標の差の絶対値のうち大きい方の線長を算出する部分基本線長算出ステップと、
    該表示装置の表示性能としての解像度、所定サイズ以下の線素の曲率変化を視覚では認識できないという人間の視覚特性とに基づき、該表示装置において人間が曲率変化を視認困難な線素長を該表示装置上のドット数に換算した閾値情報と、該部分基本線長算出ステップにおいて算出され該表示装置上のドット数に換算した該部分基本線長とを比較して、該文字形状基本線における該線素に相当する部分基本線を生成する複数種類の部分基本線生成手段の中から一の該部分基本線生成手段を選択する部分基本線生成手段選択ステップと、
    前記文字形状基本線を形成する複数の線素のそれぞれについて、該部分基本線生成手段選択ステップにおいて選択された該部分基本線生成手段により当該線素にかかる該部分基本線を生成して、該文字画像の文字形状を生成する文字形状生成ステップと、
    該文字形状生成ステップにおいて生成された該文字形状に基づいて、該文字画像を生成する文字画像生成ステップと、
    該文字画像生成ステップにおいて生成された該文字画像を該表示装置に表示するように制御する表示制御ステップとを該コンピュータに実行させるとともに、
    該複数の種類の部分基本線生成手段として、曲線にかかる線素を直線近似する直線近似計算手段と、曲線にかかる線素を曲線近似する曲線近似計算手段とをそなえ、
    該部分基本線生成手段選択ステップにおいて、該部分線長算出ステップにおいて算出された該線長が該閾値情報よりも小さい場合には、該部分基本線生成手段として直線近似計算手段を選択し、該部分線長算出ステップにおいて算出された該線長が該閾値情報以上の場合には、該部分基本線生成手段として該曲線近似計算手段を選択するように該コンピュータを実行させることを特徴とする、表示制御プログラム。
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