JP4866013B2 - 文字画像生成プログラム、そのシステム、及びその方法 - Google Patents

文字画像生成プログラム、そのシステム、及びその方法 Download PDF

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Description

本発明は、文字画像の作成に関する。
携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)等の携帯機器の普及が著しい。そのため、携帯機器に用いられている携帯型機器搭載用フラットパネル型表示装置で表示するための文字画像が注目されている。
従来、携帯機器では、処理能力が低いことから、内部に予め搭載されて表示させる文字としてドットフォントを用いていた。従来、組み込み機器の処理能力及びグラフィック性能が低かった。そのため、必要とされる文字画像をそのままメモリ内部に記憶させ、それを画面に展開するだけで済むドットフォントの利用が効率的であった。
しかしながら、ドットフォントによる2値画像での文字表現では、デザイン性のある文字画像を表現する性能がなかった。
図26は、ドットフォントを使用する場合での解像度の変化に伴って発生するジャギーを示す。同図に示すように、解像度が低く(ドット数が大きく)なるほど、表示される文字は粗くなっていく。
市場に出回っている携帯電話の液晶パネル解像度は、細かいもので、140ppi程度である。液晶画面で見やすいとされる約3.5ミリメートルの文字を表示する場合、上記パネル上で1文字の構成画素は20ドット×20ドット程度である。日本語文字ストローク数(辺の数)は、画数の多いもので10〜12程度になる。したがって、ストローク数の多い複雑な文字を表示する際には、一部を省略する等、文字自身の変形をしなければならなかった。
最近、組み込み機器等に用いられる液晶パネルの解像度が170dpiを超え、CPUの処理能力もクロック数100〜200MHzと10年前のPCレベルとなった。そのため、グラフィック用ライブラリが動作できるようになってきた。携帯電話においても、デザイン性のある文字画像への要求が高まってきた。さらに、画面の精細化に伴い、文字画像の容量も肥大し、記憶容量の不足という問題も生じてきた。このような観点から、近年、組み込み機器にアウトラインフォントを搭載するニーズが高まってきている。
さて、文字デザインを忠実に再現しようとすると、文字を構成する曲線をデータ化し、供給する文字サイズに応じて文字形状を再現する方法が一般的である。アウトラインフォントは、このような方法の一例である(例えば、特許文献1、特許文献2。)。
アウトラインフォントの輪郭線は、直線および近似曲線としてデータ化されている。近似曲線として代表的なものには、ベジェ曲線、スプライン曲線等がある。ベジェ曲線の場合、データは、始点と、終点と、その間を内挿するための制御点の数点とを利用する。これらの点を用いて閉曲線を求め、その閉曲線内部を塗潰すことにより文字画像を生成する。
図27は、ベジェ曲線の関数表現により表された文字の一例を示す。同図に示すように、「愛」という漢字は、複数の点と、その点間の曲線とにより構成される。以下では、アウトラインフォントの輪郭を生成する曲線生成方法として、代表的なベジェ曲線の生成方法について説明する。
図28は、組み込み機器で再生されるベジェ曲線の再生処理のフローの一例を示す。以下では、図29及び図30を参照しながら、図28について説明する。まずは、組み込み機器内部の制御装置は、予め設定されている始点、終点、及び制御点のデータを読み込む(ステップ201、以下ステップを「S」と称する)。
図29は、ベジェ曲線の関数表現を説明するための図である。ベジェ曲線は、例えばPostScriptフォント等で使用される曲線である。使用されるベジェ関数は、例えば、3次の近似曲線を表す関数である。曲線の始点を(x1,x2)、終点を(x4,y4),曲線の制御点2点を(x2,y2)、(x3,y3)とすると、ペジェ曲線上の座標、すなわち文字座標系上の座標(x,y)は、下記のように表される。
x=(1−t)31+3(1−t)2tx2+3(1−t)t23+t34 (1)
y=(1−t)31+3(1−t)2ty2+3(1−t)t23+t34 (2)
0≦t≦1 (3)
図30は、ベジェ曲線の細分化方法を説明するための図である。ベジェ曲線は、式(1)〜(3)に示すように、tをパラメータとして曲線を構成する座標を計算していく。実際の計算では、曲線の始点、終点、制御点のそれぞれを2分して、曲線を細分化していき、制御点の座標を求める。それから、各制御点間の距離を求め、その距離が表示器の画素サイズ以下の場合に計算を終了する。また、その距離が画素サイズより大きければ、制御点間をさらに細分化して、座標位置を求める。
図30を詳述する。まず、始点P1,制御点P2,制御点P3、終点P4とする。これらの点間の中点を計算する(S202)ことにより、P1−P2間の中点P5、P2−P3間の中点P6、P3−P4間の中点P7が得られる。さらに、P5−P6間の中点P8、P6−P7間の中点P9を算出し、P8−P9間の中点P10を算出する。
このP10を分割線1側では終点として用い、また、分割線2側では始点として用いる(S203)。すなわち、分割線1側では、始点P1,制御点P5,制御点P8、終点P10となる。また、分割線2側では、始点P10,制御点P9,制御点P7、終点P4となる。
そして、始点−終点間の距離(長さ)を計算し(S204)、その長さが、表示器の画素サイズ以下になるまで、S202〜S204を繰り返す(S205)。このように、閉曲線は、順次細分化していき、細分化した曲線の長さを常に監視し、その長さが、画素単位以下になるまで細分化を行ったら、細分化を中止する。
アウトラインフォントは、上記のように、いくつかの制御点情報から輪郭を生成する。パソコンは十分な処理速度を有しているので、文字輪郭(アウトライン)生成にかかる時間を人間が感知しない程度にすることが可能である。
特開平05−019739号公報 特開平05−143742号公報 特願2004−146452号公報 James D.Foley 他 "コンピュータグラフィクス理論と実践" オーム社 奥村晴彦 他、"Java(登録商標)によるアルゴリズム事典"、技術評論社 窪田 悟、"液晶ディスプレイの生態学"、労働科学研究所出版部 窪田 悟、"小型反射型LCDの文字サイズ、文字画素構成、画素密度と読み取りやすさとの関係"、映像情報メディア学会誌、55巻、10号、pp.1363−1366、2001.10 Kathryn T.Spoehr,Stephen W.Lehmkuhle,芋坂直行他訳、"視角の情報処理<見ることのソフトウェア>"、サイエンス社、1986
しかしながら、携帯電話のような組込み機器は、パソコン程の処理能力がない。例えば、携帯電話は、パソコンと比較して動作周波数で1/10以下であり、実際の処理能力はさらに劣化する。そのため、パソコン同様の生成方法では、文字画像を人間の視覚により検出できる時間(0.2秒以内)内で表示できない場合が多く、処理の高速化が課題である。
アウトラインフォントの生成過程の中で、アウトライン生成処理及び階調化処理は、処理時間のかかる過程である。アウトライン生成処理は、細分化した線の距離計算を輪郭分行う必要がある。また階調化も同様輪郭分計算する必要がある。
上記の課題に鑑み、本発明では、アウトラインフォントの生成時間を短縮する文字画像生成プログラム、そのシステム、及びその方法を提供する。さらに、階調化演算処理時間を短縮する文字画像生成プログラム、そのシステム、及びその方法を提供する。
本発明にかかる文字コード及びフォント情報を含む文字情報からアウトラインフォントを生成し、所定の画素数を有する表示器に表示させる処理を、コンピュータに実行させる文字画像生成プログラムは、前記文字情報を取得する取得処理と、前記文字情報に対応する文字輪郭情報が格納されている文字輪郭情報格納手段から該文字輪郭情報を取得し、前記文字輪郭情報により表される曲線を細分化する細分化処理と、前記細分化された曲線の両端の座標間の差分を算出する差分算出処理と、前記差分の各座標成分と所定の閾値とを比較する比較処理と、前記比較処理により前記閾値以下であると判定された座標成分とは異なる座標成分の示す方向について前記細分化された曲線の一端から他端に向かって該異なる座標成分方向の座標を画素サイズ単位で増分し、前記閾値以下であると判定された座標成分の座標について一定であるまたは線形一次関数に従うことにより、前記画素単位毎に順次座標を算出して、該各画素における輪郭線の座標とする輪郭線座標算出処理と、をコンピュータに実行させ、前記差分は、第1の座標成分と第2の座標成分とからなる直交2軸の文字座標系で表され、前記細分化処理は、前記比較処理により前記第1の座標成分及び前記第2の座標成分のうちのいずれかの値が前記閾値以下であると判定された場合、前記細分化を終了する。
このように構成することによって、文字画像の生成の処理速度の向上を図ることができる。
また、本発明にかかる上記の前記文字画像生成プログラムは、さらに、前記細分化された前記曲線の両端の前記座標に基づいて、該両端間の傾きを算出する傾き算出処理をコンピュータに実行させ、前記輪郭線座標算出処理は、前記傾きを前記線形一次関数の傾きとすることにより、前記画素単位毎に順次座標を算出して、該各画素における輪郭線の座標とする。
このように構成することによって、閾値を2以上に設定することができる。
また、本発明にかかる上記の前記文字画像生成プログラムは、さらに、前記輪郭線座標算出処理による算出結果に基づいて、前記文字輪郭を形成する画素の階調を設定する文字輪郭階調設定処理をコンピュータに実行させ、前記文字輪郭階調設定処理は、前記文字輪郭を形成する1画素であって前記表示器の1画素の面積と該1画素内で前記輪郭線座標算出処理により算出された輪郭線座標について一定とする直線により切り取られる部分からなる矩形との面積比、前記文字輪郭を形成する1画素であって前記表示器の1画素の面積と前記文字輪郭を形成する画素内で前記輪郭線により切り取られる部分との面積比、または前記輪郭線座標について一定とする直線または前記線形一次関数に従った輪郭線により表される前記文字輪郭を形成する各画素における中心線と該各画素における中心線の一端から該中心線と該輪郭線との交点までの長さとの比に応じて、前記階調を算出する。
このように構成することによって、文字画像の品質劣化を抑制することができる。
また、本発明にかかる文字コード及びフォント情報を含む文字情報からアウトラインフォントを生成し、所定の画素数を有する表示器に表示させる文字画像生成システムは、前記文字情報を取得する取得手段と、前記文字情報に対応する文字輪郭情報が格納されている文字輪郭情報格納手段と、前記文字輪郭情報により表される曲線を細分化する細分化手段と、前記細分化された曲線の両端の座標間の差分を算出する差分算出手段と、前記差分の各座標成分と所定の閾値とを比較する比較手段と、前記比較手段により前記閾値以下であると判定された座標成分とは異なる座標成分の示す方向について前記細分化された曲線の一端から他端に向かって該異なる座標成分方向の座標を画素サイズ単位で増分し、前記閾値以下であると判定された座標成分の座標について一定であるまたは線形一次関数に従うことにより、前記画素単位毎に順次座標を算出して、該各画素における輪郭線の座標とする輪郭線座標算出手段と、を備え、前記差分は、第1の座標成分と第2の座標成分とからなる直交2軸の文字座標系で表され、前記細分化手段は、前記比較手段により前記第1の座標成分及び前記第2の座標成分のうちのいずれかの値が前記閾値以下であると判定された場合、前記細分化を終了する。
このように構成することによって、文字画像の生成の処理速度の向上を図ることができる。
また、本発明にかかる文字コード及びフォント情報を含む文字情報からアウトラインフォントを生成し、所定の画素数を有する表示器に表示させる文字画像生成方法は、前記文字情報を取得し、前記文字情報に対応する文字輪郭情報が格納されている文字輪郭情報格納手段から該文字輪郭情報を取得し、前記文字輪郭情報により表される曲線を細分化し、前記細分化された曲線の両端の座標間の差分を算出し、前記差分の各座標成分と所定の閾値とを比較し、前記比較の結果、前記閾値以下であると判定された座標成分とは異なる座標成分の示す方向について前記細分化された曲線の一端から他端に向かって該異なる座標成分方向の座標を画素サイズ単位で増分し、前記閾値以下であると判定された座標成分の座標について一定であるまたは線形一次関数に従うことにより、前記画素単位毎に順次座標を算出して、該各画素における輪郭線の座標とする文字画像生成方法であって、前記差分は、第1の座標成分と第2の座標成分とからなる直交2軸の文字座標系で表され、前記細分化において、前記比較の結果、前記第1の座標成分及び前記第2の座標成分のうちのいずれかの値が前記閾値以下であると判定された場合、前記細分化を終了する。
このように構成することによって、文字画像の生成の処理速度の向上を図ることができる。
本発明を用いることにより、組込み機器に搭載された表示装置において、文字画像品質劣化を抑制しつつ処理速度の向上を図ることができる。
図1は、本発明における文字画像生成システムの構成概念図を示す。文字画像生成システム100は、取得手段101、細分化手段102、差分算出手段103、比較手段104、輪郭線座標算出手段105、文字輪郭階調設定手段106、文字輪郭情報格納手段107、傾き算出手段108、対応表格納手段109から構成される。
取得手段101は、文字コード及びフォント情報を含む文字情報を取得する。文字輪郭情報格納手段107には、文字情報に対応する文字輪郭情報(アウトラインデータ)が格納されている。
細分化手段102は、取得手段101により取得された文字情報に対応する文字輪郭情報を文字輪郭情報格納手段107から読み出して、その文字輪郭情報により表される曲線を細分化する。傾き算出手段108は、前記細分化された前記曲線の両端の前記座標に基づいて、該両端間の傾きを算出する。
差分算出手段103は、細分化手段102により細分化された曲線の両端の始点(x1,y1)と終点(x2,y2)の座標間の差分(Δx=|x1−x2|と、Δy=|y1−y2|)を算出する。なお、差分については、図8で詳述する。比較手段104は、差分算出手段103により算出された差分Δx,Δyと所定の閾値(または限度値)とを比較する。
輪郭線座標算出手段105は、比較手段104による比較結果に基づいて、前記画素単位毎に順次座標を算出して、該各画素における輪郭線の座標とする。後述するように、ここで得られる輪郭線は、定数関数または線形一次関数で得られる。文字輪郭階調設定手段106は、前記輪郭線座標算出手段による算出結果に基づいて、前記文字輪郭を形成する画素の階調を設定する。
対応表格納手段109は、輪郭線座標算出手段105により得られた輪郭線に基づいて算出された値に対応する対応表が格納されている。よって、文字輪郭階調設定手段106は、この対応表に基づいて、前記文字輪郭を形成する画素の階調を設定してもよい。
このようにして、アウトラインフォントを生成することができる。
本発明によれば、文字座標系における2つの直交する座標情報を用いて、アウトライン曲線を細分化する限度値を設定し、限界値までで、細分化処理を終了することで、文字作成処理のオーバーヘッドを削減することができる。
つまり、従来はアウトラインフォントを表示させる場合、人間の視覚では認識することができない数ドット以下の変化までも再現していたため、必要以上にリソースを消費し、処理時間がかかっていた。
よって、本発明を用いることにより、曲線を細分化する限度値(閾値)を設定することができるので、細分化された曲線の両端の座標間の差分Δx,Δyとその限度値との大きさを比較することで、アウトライン曲線の細分化を制限することができる。
また、細分化を制限して、始点、終点間に関して得られる輪郭線は、始点から終点方向に向かって、画素単位毎にインクリメントして得られ、定数関数または線形一次関数となる。このようにして、曲線を直線に近似することができる。このように曲線を直線に近似しても問題がない理由については、図5で後述する。
さて、本発明によれば、輪郭計算をする際に、始点、終点間を、画素サイズ毎にインクリメントして輪郭座標を求めることができる。
また、本発明によれば、輪郭計算をする際に始点終点の座標から傾きを求めて計算する。
また、本発明によれば、輪郭座標を求める際に、画素の中心線と輪郭線の交点を用いる。
また、本発明によれば、輪郭座標を求める際に、画素の中心線と始点終点の座標から傾きを利用して計算した輪郭線との交点を用いる。
また、本発明によれば、輪郭座標位置により切り取られる文字座標面積により文字輪郭の階調値を求める。
また、本発明によれば、輪郭直線と文字座標各辺により切り取られる面積から文字輪郭の階調値を求める。
また、本発明によれば、輪郭直線と画素の中心線と輪郭線の交点位置により文字輪郭の階調値を求める。
また、本発明によれば、輪郭位置と、座標の属性との比例配分で、階調値を計算する。
また、本発明によれば、輪郭位置と、座標の属性との対応表を用いて、階調値を計算する、
また、本発明によれば、液晶特性に応じて、階調値を設定する。
また、本発明によれば、文字座標系を表示座標系の64倍以上に細分化することで、印刷品質を実現する解像度を提供する。
図2は、本発明における文字画像生成システムの構成の一例を示す。文字画像生成システム1は、少なくとも、入力手段2、計算手段5、記憶手段9、表示手段14から構成される。
入力手段は、テキストデータ及びフォント情報を取得する。入力手段2は、例えばテキストデータ、フォント情報を記憶した文書データファイル3を読み込む読み込み装置でもよい。または、入力手段2は、キー操作によりテキスト及びフォント情報を入力するキーボード4等でもよい。なお、フォント情報は、フォントから文字画像(グリフ)を作成する際に用いるもので、少なくともフォントの種類、フォント修飾データ(例:太字、長体等)、文字サイズを含む。
記憶手段9には、フォントメモリ10、限度値設定情報格納部11、対応表格納部12、画像メモリ13等が含まれる。フォントメモリ10は、文字フォント(文字作成データ)を記憶している。画像メモリ13は、計算手段5により生成された文字画像を一時的に記憶したり、複数の文字で構成された文字画像を一次的に記憶したりする。
記憶手段9では、限度値設定情報を記録する。限度値は、細分化する際の各座標の差分値の限度値を設定する。限度値は、最低で1画素である。対応表格納部12は、1画素に占める輪郭線の面積割合に対応する階調値が格納されている対応表が記憶されている。さらに、記憶装置9には、本発明にかかるプログラムが記憶されている。また、記憶装置9には、表示器の画素座標系を細分化した文字座標系が格納されている。すなわち、表示器の1画素を細分化した座標系を文字座標として取り扱う。
なお、フォントメモリ10、限度値設定情報格納部11、対応表格納部12、及び画像メモリ13は、1つの記憶装置に存在していてもよいし、複数の記憶装置に存在していても良い。
計算手段5では、少なくとも、アウトラインデータの読込み、輪郭生成方法の選択、文字輪郭の生成、文字画像の作成が行われる。計算手段5は、アウトラインデータ読み込み手段6、文字輪郭生成手段7、文字画像作成手段8を備えている。まず、計算手段5は、入力手段2により入力されたテキストデータを文字コードに変換する。
次に、計算手段5は、文字コードとフォント情報に基づいて、入力テキストに対応する文字作成データ(アウトラインデータ)をフォントメモリ10から呼び出す。アウトラインデータとは、例えば、ベジェ曲線の場合では、始点、終点、制御点等のパラメータをいう。
次に、そのアウトラインデータを取得した計算機5において、アウトラインデータ読み込み手段6は、その取得したアウトラインデータを読み込む。次に、文字輪郭作成手段7は、その読み込まれたアウトラインデータに基づいて文字輪郭を作成し、階調化処理を行う。次に、文字画像作成手段8は、文字輪郭作成手段7により作成されたアウトライン(文字輪郭線)を画像メモリ13に書き込み、輪郭内部を塗り潰す。
表示手段14は、作成された文字画像を表示するために用いる。すなわち、画像メモリ13に書き込まれた文字画像が表示手段14に表示される。なお、携帯機器に搭載される表示手段の場合、軽量である必要から液晶パネルを用いる場合が多い。
図3は、アウトラインフォントの文字画像作成過程を示す。文字画像生成システム1において、まず、計算手段5は、上述したように、入力手段2より入力されたフォントデータ、UNICODEに基づいて、フォントメモリ10から曲線データを取得する。そして、アウトラインデータ読み込み手段6は、そのアウトラインデータを読み込む(S1)。
そして、文字輪郭生成手段7は、そのアウトラインデータに基づいて、アウトラインを作成する(S2)。これにより、文字座標系において文字輪郭が再現される。文字座標系とは、例えば、ベジェ曲線の場合では、上記の式(1)〜式(3)により表される文字座標系のことをいう。
次に、文字輪郭生成手段7は、そのアウトラインに対して階調化処理を行う(S3)。階調化処理は、アンチエイリアシングとして行うものである。すなわち、文字を高精細に表示するためには、図6に示すように、輪郭の各画素を階調化する方法が一般的である。
その後、文字画像作成手段8は、その階調化処理がされたアウトラインを画像メモリ13に書き込む(S4)。さらに、文字画像作成手段8は、そのアウトラインで作成された輪郭を形成する閉曲線内部の塗潰しを行う(S5)。
なお、このようなアウトラインの作成方法に類似するものとして、文字中心線をデータとして保有し、この中心線を太らせることで文字画像を作成する方式(ストロークフォント)もある。
図4は、図3のS3の輪郭の階調化を説明するための図である。細分化を中止した点の位置座標により、画素を切り取る部分の面積に応じて、その位置における階調値を決定する。同図では、各画素における輪郭線上の座標(x,y)を算出し、それより各画素に対する輪郭線により切り取られている部分の面積比に基づいて階調値を設定する。
さて、本発明では、輪郭を細分化する際に、始点−終点間の差分(Δx,Δy)について細分化の限度値を設定する。X軸方向の差分ΔxとY軸方向の差分Δyのうちのいずれかが限度値以下になった場合に、細分化処理を終了する。これにより、細分化に必要な処理時間の軽減を図る。
さらに、本発明では、細分化した曲線について輪郭座標を計算する際は、細分化して得られた始点と終点の差分情報に基づいて、限度値以下の差分の軸方向と直交する方向に、始点から座標を画素サイズ毎にインクリメントすることにより、輪郭座標を計算する。
また、本発明では、文字画像は、文字デザインを保存するために、少なくとも1つの画素を64×64に分割した文字座標系で表現する。本発明では、輪郭座標は、この文字座標系で計算される。また、本発明では、輪郭座標を計算後、その画素の階調値を求める。その階調値は、輪郭座標と画素とに基づいた比により設定する。
このようなことにより、本発明は、文字細分化の際に、距離計算を省略することで高速化を図ることができる。
さて、携帯機器に搭載される表示パネルのサイズは、可搬性の要求からほぼ一定サイズである。そして、そのような表示パネルに表示される文字のサイズも読み易いサイズ(約3.5mm)が存在し、使用するサイズの変更もその前後の一定範囲にある。
したがって、液晶の解像度情報が判れば、携帯機器で使用される文字を構成する画素数も一意に決まる。例えば、3mm〜4mmのサイズの文字を200ppiの表示パネルで使用する場合、文字画像は24〜36ドット(画素)で構成される。
文字の輪郭を構成する線素(ベジェ曲線で言えば、始点−終点間の曲線で示される1単位のこと)も、最長で画素数の90%程度である。線素を細分化していくと、さらに線素長が短くなる。
数画素以下の線素の場合、ベジェ等の近似曲線を用いると、制御点座標が文字座標系内で最大にとった場合でも、線素の曲率の変化は、直線と比べても大きな差はない。表示パネルにおいて数ドット以下の変化は認識しにくい人間の視覚特性(図5参照)(非特許文献5参照)を利用し、曲線を直線近似して扱うことが可能である。
図5は、人間の目の解像度に関するグラフである。図5において、横軸は空間周波数(サイクル/度)、縦軸はコントラスト感受性を示す。画像データを色(濃度、輝度など)の分布図と考えた場合、その分布を波として捉えることができる。例えば、明暗を交互に繰り返すパターン(波)を考え、その繰り返しを周波数として捉える。このとき、この周波数を空間周波数という。この空間周波数が低いと明暗パターンの幅は広くなり、逆に空間周波数が高いと明暗パターンの幅は狭くなる。
図5に示すように、空間周波数が約5[サイクル/度]をピークに、コントラストは低下する。コントラストは低下するということは、明暗の差の区別がしにくいことを示している。すなわち、人間の目は高空間周波数側に行くほど知覚し難い。
したがって、上述の通り、表示パネルにおいて数ドット以下の変化は認識しにくい人間の視覚特性を利用することにより、曲線を直線近似して扱うことが可能である。すなわち、線素の始点及び終点から、その座標間の差分を計算し、予め設定した差分値サイズの線素について、始点、終点間を直線近似することができる。
そこで、本発明では、表示パネルにおいて数ドット以下の変化は認識しにくい人間の視覚特性を利用し、曲線を直線近似させる。これについて図6で説明する。
図6は、本発明における曲線を直線近似させることについて説明するための図である。図6(a)は、例えば、ベジェ曲線を細分化している途中の様子を拡大して示している。図30で説明したように、ベジェ曲線は延々と曲線を細分化していく。しかしながら、表示パネルにおいて数ドット以下の曲線を再現しても、図5で説明したように人間の視覚特性のため、その曲線に近似させた直線とを判別することができない。したがって、図6(a)で示される曲線を、図6(b)で示すように、直線で表現してもよい。こうすることで、曲線近似計算のオーバーヘッドを回避し、処理時間軽減が可能になる。
それでは、以下に本発明の実施形態について説明する。なお、本発明は、例としてベジェ曲線の細分化方法を用いて説明するが、これに限定されず、その他のアウトライン生成方法にも用いることができる。
<第1の実施形態>
本実施形態では、文字座標系における2つの直交する座標系であるXY座標系情報を用いて、曲線を細分化する限度値を設定して、細分化処理を終了することについて説明する。
図7は、本実施形態におけるアウトラインフォントの作成フローを示す。本フローは、文字輪郭作成手段7により実行されるフローである。まず、細分化を終了させるための始点と終点の差分の限度値を設定する(S11)。始点と終点の差分について、図8を用いて説明する。
図8は、本実施形態における始点と終点の差分Δx,Δyを示す。始点(x1,y1)、終点(x2,y2)とする。このとき、X座標について差分Δx=|x1−x2|が得られる。また、Y座標について差分Δy=|y1−y2|が得られる。以下では、Δx,Δyを始点と終点の差分という。それでは、図7の説明に戻る。
S11において、始点と終点の差分Δx,Δyについて限度値を設定しているが、この限度値は、ΔxまたはΔyが収まる画素数を示している。例えば、図6(a)の曲線は、縦6画素、横2画素に収まっている。
この限度値は人間の目の解像度と表示器の分解能とで決まる。図5によれば、例えば、80サイクル/度でコントラストが10以下となり、人間の目で検出しにくい。この場合を限度値に設定するとする。表示器の分解能が、r ppi(pixel per inch)、観察距離 L cmとすると、限度値uは、
u=L x tan(1/(80x2))/(25.4/r)
となる。
例えば、L=0.5cm、r=150ppiとすると、u=3.17となるので、限度値uとしては、3以下で設定すればよい。
次に、フォントデータから輪郭を構成する1線素の始点、終点、制御点のデータを読み込む(S12)。それから、図30で説明したように、始点と制御点、制御点と制御点、制御点と終点の各中点座標を計算する(S13)。そして、図30で説明したように、細分化のためにそれぞれの各中点を、始点、終点に変更する(S14)。
細分化した線素の始点−終点間の直交2軸の差分Δx及びΔyを計算する(S15)。計算した差分値Δx及びΔyを、S21で設定した限度値uと比較する(S16)。S16での比較の結果、Δx及びΔyのうちいずれかの値が限度値u以下になった場合(S16で「Yes」へ進む)、細分化を中止する。
Δx及びΔyの両方とも限度値uよりも大きい場合(S16で「No」へ進む)、さらに、始点と制御点、制御点と制御点、制御点と終点の各中点座標を計算し、それぞれの座標を中点に変更することで、さらに細分化を行う(S13〜S15を繰り返す)。
細分化を中止したら、限度値以下にならなかった軸方向について、S17及びS18により、始点−終点間を、画素サイズ毎にインクリメントして輪郭座標を計算する。まず、限度値以下にならなかった軸方向について、変更された始点から変更された終点まで画素サイズ毎に増分する(S17)。例えば、始点(x1,y1)、終点(x2,y2)の場合、Δyが限度値以下になった場合(Δxは限度値以下になっていない)、X軸方向について画素サイズ毎に増分すると、x1+1,x1+2、x1+3,・・・,x1+n(n≦x2)となる。このようにして、文字座標内での輪郭点座標を決定していく(S18)。なお、S17,S18は、細分化された各区間(始点−終点間)について実行される。
図9は、本実施形態におけるアウトラインフォントの各線素を拡大した図を示す。同図において、細分化を終了した時点での輪郭座標の位置は、十字の交点で示される。
なお、本実施形態では、限度値以下にならなかった軸方向について始点から終点に向かって増分するが、その結果、終点の位置にずれが生じる。例えば、始点(x1,y1)、終点(x2,y2)とした場合、始点からx座標軸方向に座標をインクリメントすると、(x1+1,y1)、(x1+2,y1)、(x1+3,y1)、・・・・、(x2,y1)となる。そうすると、終点が(x2,y1)と(x2,y2)となり、y2−y1のズレが生じる。この場合、y2−y1が1画素以内に収まるように、限度値を設定すればよい。
以上より、文字座標系における2つの直交する座標情報を用いて、曲線を細分化する限度値を設定し、限度値までで細分化処理を終了することができる。これにより、細分化処理回数を制限することができるので、表示速度の高速化を図ることができ、文字作成処理のオーバーヘッドを削減することができる。
さらに、一方向のみについて画素サイズ分ずつ増分して座標を算出しているので、処理の高速化を図ることができる。また、この座標群より得られる輪郭線は、定数関数である。
<第2の実施形態>
第1の実施形態では輪郭計算をする際に、XY座標系のうちいずれかの座標系方向について、始点−終点間を画素サイズ毎にインクリメントして輪郭座標を求めたが、本実施形態では、輪郭計算をする際に始点と終点の座標から傾きを求めて計算する。なお、特に言及しない部分は第1の実施形態と同様である。
図10は、本実施形態におけるアウトラインフォントの作成フローを示す。本フローは、文字輪郭作成手段7により実行されるフローである。まず、細分化を終了させるための始点と終点の差分の限度値uを2以上で設定する(S11a)。S11aは、図7のS11において限度値uを2以上に設定すればよい。
次に、第1の実施形態と同様に、フォントデータから輪郭を構成する1線素の始点、終点、制御点のデータを読み込む(S12)。始点と制御点、制御点と制御点、制御点と終点の各中点座標を計算し(S13)、細分化のためそれぞれの各中点を始点、終点に変更する(S14)。
細分化した線素の始点、終点の直交2軸の差分Δx及びΔyを計算する(S15)。計算した差分値Δx及びΔyを、S11aで設定した限度値と比較する。S15の比較の結果、Δx及びΔyのうちいずれかの値が、限度値u以下になった場合、細分化を中止する。
Δx及びΔyの両方とも限度値uよりも大きい場合(S16で「No」へ進む)、さらに、始点と制御点、制御点と制御点、制御点と終点の各中点座標を計算し、それぞれの座標を中点に変更することで、さらに細分化を行う(S13〜S15を繰り返す)。
細分化を中止したら、限度値以下にならなかった軸方向について、S21〜S23により輪郭座標の計算を実施する。まず、始点−終点間の傾きΔy/Δxを算出する(S21)。次に、限度値以下にならなかった軸方向について、変更された始点から変更された終点まで画素サイズ毎に増分する(S22)。そして、輪郭線をその傾きを有する直線とみなし、文字座標内での輪郭点座標を決定していく(S22)。
例えば、始点(x1,y1)、終点(x2,y2)の場合、Δyが限度値以下になったとき(Δxは限度値以下になっていない)、X軸方向について画素サイズ毎に増分すると、x1+1,x1+2、x1+3,・・・,x1+n(n<x2)となる。そうすると、傾きが得られているから、各X座標に対応するY座標も取得される。なお、S21〜S23は、細分化された各区間(始点−終点間)について実行される。
以上より、輪郭計算をする際に始点終点の座標から傾きを求めて計算することにより、一方向のみについて画素サイズ分ずつ増分することで2次元座標を算出している。これにより、所定画素分インクリメントして得られた点と、本来の終点の座標が一致するので、限度値に大きい値を設定することができる。なお、この座標群より得られる輪郭線は、線形一次関数である。
<第3の実施形態>
本実施形態は、輪郭座標を求める際に、XY座標系のうちいずれかの座標系方向について画素サイズ毎にインクリメントしてプロットする点を各画素の中心の座標とする。なお、特に言及しない部分は第1または第2の実施形態と同様である。
図11は、本実施形態におけるアウトラインフォントの作成フローを示す。本フローは、文字輪郭作成手段7により実行されるフローである。第1の実施形態と同様に、細分化を終了させるための始点と終点の差分の限度値を設定する(S11)。次に、第1の実施形態と同様に、フォントデータから輪郭を構成する1線素の始点、終点、制御点のデータを読み込む(S12)。始点と制御点、制御点と制御点、制御点と終点の各中点座標を計算し(S13)、細分化のためそれぞれの各中点を始点、終点に変更する(S14)。
細分化した線素の始点、終点の直交2軸の差分Δx及びΔyを計算する(S15)。計算した差分値Δx及びΔyを、S11aで設定した限度値と比較する。S15の比較の結果、Δx及びΔyのうちいずれかの値が、限度値u以下になった場合、細分化を中止する。
Δx及びΔyの両方とも限度値uよりも大きい場合(S16で「No」へ進む)、さらに、始点と制御点、制御点と制御点、制御点と終点の各中点座標を計算し、それぞれの座標を中点に変更することで、さらに細分化を行う(S13〜S15を繰り返す)。
細分化を中止したら、限度値以下にならなかった軸方向について、S31〜S32により輪郭座標の計算を実施する。本実施形態では、限度値以上の軸方向について、始点−終点間のそれぞれの画素の中心の座標をとり、限度値以下の軸方向についての座標を算出することにより(S32)、輪郭線座標を計算する(S32)。これについて、図12を用いて説明する。なお、S31〜S32は、細分化された各区間(始点−終点間)について実行される。
図12は、本実施形態における輪郭線座標の取得方法を示す。本実施形態では、限度値以下とならなかった軸方向について、始点から終点まで画素サイズ毎に座標を増分する。このとき、各画素の中心座標(ここでの中心座標とは、その増分する方向についての中心座標)をとるようにする。
例えば、始点(x1,y1)、終点(x2,y2)とすると、Δyが限度値以下になったとき(Δxは限度値以下になっていない)、X軸方向の輪郭線座標を取得することになる。このとき、始点の属する画素の隣の画素から連続する各画素のX座標の中心座標x1h,x2h,x3h,x4h,x5h,・・・,xnh(n≦x2)を取得する。このとき、各X座標に対応するY座標は始点のY座標y1とする。この処理を始点から終点を越えない範囲で画素サイズ毎に増分して行う。なお、終点のY座標系においては、y2−y1のズレが生じる。この場合、y2−y1が1画素以内に収まるように、限度値を設定すればよい。
以上より、細分化処理回数を制限することができるので、表示速度の高速化を図ることができ、文字作成処理のオーバーヘッドを削減することができる。
さらに、一方向のみについて画素サイズ分ずつ増分して座標を算出しているので、処理の高速化を図ることができる。また、この座標群より得られる輪郭線は、定数関数である。
<第4の実施形態>
本実施形態は、第2の実施形態と第3の実施形態とを組み合わせたものである。
図13は、本実施形態におけるアウトラインフォントの作成フローを示す。本フローは、文字輪郭作成手段7により実行されるフローである。細分化を終了させるための始点と終点の差分の限度値uを2以上で設定する(S11a)。S11aは、図7のS11において限度値uを2以上に設定すればよい。
次に、第1の実施形態と同様に、フォントデータから輪郭を構成する1線素の始点、終点、制御点のデータを読み込む(S12)。始点と制御点、制御点と制御点、制御点と終点の各中点座標を計算し(S13)、細分化のためそれぞれの各中点を始点、終点に変更する(S14)。
細分化した線素の始点、終点の直交2軸の差分Δx及びΔyを計算する(S15)。計算した差分値Δx及びΔyを、S11aで設定した限度値と比較する。S15の比較の結果、Δx及びΔyのうちいずれかの値が、限度値u以下になった場合、細分化を中止する。
Δx及びΔyの両方とも限度値uよりも大きい場合(S16で「No」へ進む)、さらに、始点と制御点、制御点と制御点、制御点と終点の各中点座標を計算し、それぞれの座標を中点に変更することで、さらに細分化を行う(S13〜S15を繰り返す)。
細分化を中止したら、限度値以下にならなかった軸方向について、S21,S41,S42により輪郭座標の計算を実施する。なお、S21,S41,S42は、細分化された各区間(始点−終点間)について実行される。では、これらの処理について詳述する。
まず、始点−終点間の傾きΔy/Δxを算出する(S21)。次に、第3の実施形態と同様にして、限度値以上の軸方向について、始点−終点間のそれぞれの画素の中心の座標をとる。また、限度値以下の軸方向について、その中心座標に対応する座標は傾きΔy/Δxにより算出される(S41)。このようにして、輪郭線座標を計算する(S42)。なお、この座標群より得られる輪郭線は、線形一次関数である。
図14は、本実施形態により得られるアウトラインフォントの各線素を拡大した図を示す。図は細分化を終了した時点での、輪郭座標の位置を十字の交点で示している。各文字画素において、輪郭線と中心線との交点を輪郭位置座標とする。
以上より、第2の実施形態と同様にアウトライン再生の精度を向上させ、かつ、表示速度の高速化を図ることができ、文字作成処理のオーバーヘッドを削減することができる。
<第5の実施形態>
本実施形態では、第1の実施形態により算出された輪郭線座標を用いて、文字輪郭における階調値を決定する。
図15は、本実施形態におけるアウトラインフォント作成して輪郭線に階調を設定するフローを示す。本フローは、文字輪郭作成手段7により実行されるフローである。同図において、第1の実施形態を実行して輪郭線座標を取得する(図7のS11〜S18)。その後、輪郭線座標で決定される矩形面積に応じて階調計算を行う(S51)。S51の処理について、図16を用いて説明する。
図16は、本実施形態における階調を決定するための面積計算の方法を示す。同図は、輪郭線と画素の中心線との交点位置までの比率で全画素の面積配分を計算し、これを階調値とするものである。
図16(a)では、1画素のX座標の中心座標をx1hとし、x1hに対応する輪郭線上のY座標y1を算出する。そして、矩形部分の面積(=1画素の1辺の長さ×y1)を算出する。そうすると、図16(b)に示すように、1画素に対する矩形部分の面積比は、(矩形部分の面積)/(1画素の面積)となる。そこで、
階調値=全階調値×(矩形部分の面積)/(1画素の面積)
として階調値を算出することができる。たとえば、画素1に対して、面積配分が0.5である場合には、全階調値255に対して128を階調値とする。
図17は、本実施形態により得られるアウトラインフォントの各線素について、階調値を算出する際の矩形面積を示す。
なお、文字座標系を表示座標系の64倍以上に細分化することで、それに相応して階調値も細分化するため、印刷品質を実現する解像度をえることができる。
以上より、各画素に対する矩形部分の面積比に基づいて、階調値を算出することができる。
図18は、本実施形態におけるアウトラインフォント作成して輪郭線に階調を設定するフローを示す。本フローは、文字輪郭作成手段7により実行されるフローである。同図において、第2の実施形態を実行して輪郭線座標を取得する(図10のS11a〜S23)。その後、輪郭線と文字画像の各辺とで切り取られる面積を算出し(S61)、階調値を算出する(S62)。
図19は、本実施形態における階調を決定するための面積計算の方法を示す。本実施形態では、文字輪郭を形成する輪郭線と各画素の文字画像内にある辺とで囲まれる面積(斜線部分)を算出する。このとき、1画素に対する斜線部分の面積比は、(斜線部分の面積)/(1画素の面積)となる。そこで、
階調値=全階調値×(斜線部分の面積)/(1画素の面積)
として階調値を算出することができる。たとえば、画素1に対して、面積配分が0.5である場合には、全階調値255に対して128を階調値とする。
図20は、本実施形態により得られるアウトラインフォントの各線素について、階調値を算出する際の輪郭線と文字画像の各辺とで切り取られる面積を示す。
以上より、各画素に対する斜線部分の面積比に基づいて、階調値を算出することができる。
<第7の実施形態>
本実施形態では、第3の実施形態により算出された輪郭線座標を用いて、文字輪郭における階調値を決定する。
図21は、本実施形態におけるアウトラインフォント作成して輪郭線に階調を設定するフローを示す。本フローは、文字輪郭作成手段7により実行されるフローである。同図において、第3の実施形態を実行して輪郭線座標を取得する(図11のS11〜S32)。交点の位置座標と中心線の長さの比を算出し(S71)、比の計算値に比例する階調値を算出する(S72)。
図22は、本実施形態における階調を決定するための面積計算の方法を示す。同図は、画素中心線を1として、輪郭線と画素の中心線との交点位置までの比率を計算し、階調値とするものである。
まず、1画素のX座標の中心座標をx1hとし、x1hに対応する輪郭線上のY座標y1を算出する。輪郭線と画素の中心線との交点位置までの比率はy1/1である。
そこで、階調値=全階調値×(y1/1)として階調値を算出することができる。たとえば、たとえば、画素サイズ1に対し、輪郭線と画素の中心線との交点位置までの比率が0.5なら、全階調値255に対して、128を階調値とする。
以上より、各画素における輪郭線と画素の中心線との交点位置までの比率に基づいて、階調値を算出することができる。
<第8の実施形態>
図23は、本実施形態におけるアウトラインフォント作成して輪郭線に階調を設定するフローを示す。本フローは、文字輪郭作成手段7により実行されるフローである。同図において、第6の実施形態を実行して輪郭線座標を取得して、輪郭線と文字画像の各辺とで切り取られる面積を算出する(S11a〜S61)。そして、1画素の面積に対する輪郭線と文字画像の各辺とで切り取られる面積の面積比を算出する。そして、図24または図25の対応表に基づいて、その面積比から階調値を算出する(S81)。
なお、面積比の算出は、第6の実施形態と同様にして行う。そうすると、図19では画素に対する斜線部分の面積比は、(斜線部分の面積)/(1画素の面積)となる。
図24は、本実施形態における階調値を決定するための対応表の一例(その1)である。図24は、面積と階調値の関係が線形比例の場合の対応表の例である。面積比率が2/255であれば、階調値を2とする。
また、面積と階調値の関係が非線形の場合でもよい。したがって、液晶表示装置特有の特性、たとえば、γ特性値を用いて、階調値を求めてもよい。
図25は、本実施形態における階調値を決定するための対応表の一例(その2)である。この対応表は、γ面積比に対応する階調値がγ特性となるようにしたものである。例えば、面積比率が0.006であれば、階調値を5とする。
以上より、表示環境や用途に応じて対応表を選択することにより、最適な階調で輪郭線を表示させることができる。
なお、第1〜第8の実施形態は、用途に応じて組み合わせることが可能である。
(付記1)
文字コード及びフォント情報を含む文字情報からアウトラインフォントを生成し、所定の画素数を有する表示器に表示させる文字画像生成システムであって、
前記文字情報を取得する取得手段と、
前記文字情報に対応する文字輪郭情報が格納されている文字輪郭情報格納手段と、
前記文字輪郭情報により表される曲線を細分化する細分化手段と、
前記細分化された曲線の両端の座標間の差分を算出する差分算出手段と、
前記差分と所定の閾値とを比較する比較手段と、
前記比較結果に基づいて、前記画素単位毎に順次座標を算出して、該各画素における輪郭線の座標とする輪郭線座標算出手段と、
を備えることを特徴とする文字画像生成システム。
(付記2)
前記差分は、第1の成分と第2の成分とからなる直交2軸座標系で表され、
前記細分化手段は、前記比較手段により第1の成分及び第2の成分のうちのいずれかの値が前記閾値以下であると判定された場合、前記細分化を終了する
ことを特徴とする付記1に記載の文字画像生成システム。
(付記3)
前記輪郭線座標算出手段は、前記比較手段により前記閾値以下であると判定された成分とは異なる成分の示す方向について、前記細分化された曲線の一端から他端に向かって前記画素単位毎に順次座標を算出する
ことを特徴とする付記2に記載の文字画像生成システム。
(付記4)
前記文字画像生成システムは、さらに、
前記細分化された前記曲線の両端の前記座標に基づいて、該両端間の傾きを算出する傾き算出手段を備え、
前記輪郭線座標算出手段は、前記傾きに基づいて、前記画素単位毎に順次座標を算出して、該各画素における輪郭線の座標とする
ことを特徴とする付記1に記載の文字画像生成システム。
(付記5)
前記閾値は、2以上であることを特徴とする付記4に記載の文字画像生成システム。
(付記6)
前記各画素ごとに算出される前記座標は、前記比較手段により前記閾値以下であると判定された成分とは異なる成分の示す方向についての該各画素の中心座標である
ことを特徴とする付記3に記載の文字画像生成システム。
(付記7)
前記輪郭線座標算出手段により算出される座標は、前記表示器の前記画素により表される画素座標系を細分化した座標系である文字座標系である
ことを特徴とする付記1に記載の文字画像生成システム。
(付記8)
前記文字座標系は、前記画素座標系を少なくとも64分割に細分化する
ことを特徴とする付記7に記載の文字画像生成システム。
(付記9)
前記文字画像生成システムは、さらに、
前記輪郭線座標算出手段による算出結果に基づいて、前記文字輪郭を形成する画素の階調を設定する文字輪郭階調設定手段
を備えることを特徴とする付記1,または4に記載の文字画像生成システム。
(付記10)
前記文字輪郭階調設定手段は、前記輪郭線座標算出手段により算出された輪郭線座標を1辺に含む矩形の面積に基づいて、前記階調を算出する
ことを特徴とする付記9に記載の文字画像生成システム。
(付記11)
前記文字輪郭階調設定手段は、前記文字輪郭を形成する1画素の面積と前記矩形の面積との面積比に基づいて、前記階調を算出する
ことを特徴とする付記10に記載の文字画像生成システム。
(付記12)
前記文字画像生成システムは、さらに、
前記文字輪郭を形成する1画素の面積と前記矩形の面積との面積比に対応する階調値が設定された対応表が格納された対応表格納手段を備え、
前記文字輪郭階調設定手段は、前記対応表に基づいて前記階調を設定する
ことを特徴とする付記11に記載の文字画像生成システム。
(付記13)
前記文字輪郭階調設定手段は、前記文字輪郭を形成する画素内で前記輪郭線により切り取られる部分の面積に基づいて、前記階調を算出する
ことを特徴とする付記9に記載の文字画像生成システム。
(付記14)
前記文字輪郭階調設定手段は、前記文字輪郭を形成する1画素の面積と前記切り取られる部分の面積との面積比に基づいて、前記階調を算出する
ことを特徴とする付記13に記載の文字画像生成システム。
(付記15)
前記文字画像生成システムは、さらに、
前記文字輪郭を形成する1画素の面積と前記切り取られる部分の面積との面積比に対応する階調値が設定された対応表が格納された対応表格納手段を備え、
前記文字輪郭階調設定手段は、前記対応表に基づいて前記階調を設定する
ことを特徴とする付記14に記載の文字画像生成システム。
(付記16)
前記文字画像生成システムは、さらに、
前記輪郭線座標算出手段による算出結果に基づいて、前記文字輪郭を形成する画素の階調を設定する文字輪郭階調設定手段
を備えることを特徴とする付記6に記載の文字画像生成システム。
(付記17)
前記文字輪郭階調設定手段は、前記輪郭線により表される前記文字輪郭を形成する各画素の中心線と該輪郭線との交点に基づいて、前記階調を算出する
ことを特徴とする付記16に記載の文字画像生成システム。
(付記18)
前記中心線は前記画素の1辺の長さと等しく、
前記文字輪郭階調設定手段は、前記中心線と該中心線の一端から前記交点までの長さとの比に基づいて、前記階調を算出する
ことを特徴とする付記17に記載の文字画像生成システム。
(付記19)
前記文字画像生成システムは、さらに、
前記中心線と該中心線の一端から前記交点までの長さとの比に対応する階調値が設定された対応表が格納された対応表格納手段を備え、
前記文字輪郭階調設定手段は、前記対応表に基づいて前記階調を設定する
ことを特徴とする付記18に記載の文字画像生成システム。
(付記20)
前記表示器が液晶表示装置の場合、前記対応表は該液晶表示装置の特性に応じて設定されることを特徴とする付記12,15,または18に記載の文字画像生成システム。
(付記21)
文字コード及びフォント情報を含む文字情報からアウトラインフォントを生成し、所定の画素数を有する表示器に表示させる処理を、コンピュータに実行させる文字画像生成プログラムであって、
前記文字情報を取得する取得処理と、
前記文字情報に対応する文字輪郭情報が格納されている文字輪郭情報格納手段から該文字情報を取得し、前記文字輪郭情報により表される曲線を細分化する細分化処理と、
前記細分化された曲線の両端の座標間の差分を算出する差分算出処理と、
前記差分と所定の閾値とを比較する比較処理と、
前記比較結果に基づいて、前記画素単位毎に順次座標を算出して、該各画素における輪郭線の座標とする輪郭線座標算出処理と、
をコンピュータに実行させる文字画像生成プログラム。
(付記22)
前記差分は、第1の成分と第2の成分とからなる直交2軸座標系で表され、
前記細分化処理は、前記比較処理により第1の成分及び第2の成分のうちのいずれかの値が前記閾値以下であると判定された場合、前記細分化を終了する
ことを特徴とする付記21に記載の文字画像生成プログラム。
(付記23)
前記輪郭線座標算出処理は、前記比較処理により前記閾値以下であると判定された成分とは異なる成分の示す方向について、前記細分化された曲線の一端から他端に向かって前記画素単位毎に順次座標を算出する
ことを特徴とする付記22に記載の文字画像生成プログラム。
(付記24)
前記文字画像生成プログラムは、さらに、
前記細分化された前記曲線の両端の前記座標に基づいて、該両端間の傾きを算出する傾き算出処理をコンピュータに実行させ、
前記輪郭線座標算出処理は、前記傾きに基づいて、前記画素単位毎に順次座標を算出して、該各画素における輪郭線の座標とする
ことを特徴とする付記21に記載の文字画像生成プログラム。
(付記25)
前記閾値は、2以上であることを特徴とする付記24に記載の文字画像生成プログラム。
(付記26)
前記各画素ごとに算出される前記座標は、前記比較処理により前記閾値以下であると判定された成分とは異なる成分の示す方向についての該各画素の中心座標である
ことを特徴とする付記23に記載の文字画像生成プログラム。
(付記27)
前記輪郭線座標算出処理により算出される座標は、前記表示器の前記画素により表される画素座標系を細分化した座標系である文字座標系である
ことを特徴とする付記21に記載の文字画像生成プログラム。
(付記28)
前記文字座標系は、前記画素座標系を少なくとも64分割に細分化する
ことを特徴とする付記27に記載の文字画像生成プログラム。
(付記29)
前記文字画像生成プログラムは、さらに、
前記輪郭線座標算出処理による算出結果に基づいて、前記文字輪郭を形成する画素の階調を設定する文字輪郭階調設定処理
をコンピュータに実行させる付記21,または24に記載の文字画像生成プログラム。
(付記30)
前記文字輪郭階調設定処理は、前記輪郭線座標算出処理により算出された輪郭線座標を1辺に含む矩形の面積に基づいて、前記階調を算出する
ことを特徴とする付記29に記載の文字画像生成プログラム。
(付記31)
前記文字輪郭階調設定処理は、前記文字輪郭を形成する1画素の面積と前記矩形の面積との面積比に基づいて、前記階調を算出する
ことを特徴とする付記30に記載の文字画像生成プログラム。
(付記32)
前記文字輪郭階調設定処理は、前記文字輪郭を形成する1画素の面積と前記矩形の面積との面積比に対応する階調値が設定された対応表に基づいて前記階調を設定する
ことを特徴とする付記31に記載の文字画像生成プログラム。
(付記33)
前記文字輪郭階調設定処理は、前記文字輪郭を形成する画素内で前記輪郭線により切り取られる部分の面積に基づいて、前記階調を算出する
ことを特徴とする付記29に記載の文字画像生成プログラム。
(付記34)
前記文字輪郭階調設定処理は、前記文字輪郭を形成する1画素の面積と前記切り取られる部分の面積との面積比に基づいて、前記階調を算出する
ことを特徴とする付記33に記載の文字画像生成プログラム。
(付記35)
前記文字輪郭階調設定処理は、前記文字輪郭を形成する1画素の面積と前記切り取られる部分の面積との面積比に対応する階調値が設定された対応表に基づいて前記階調を設定する
ことを特徴とする付記34に記載の文字画像生成プログラム。
(付記36)
前記文字画像生成プログラムは、さらに、
前記輪郭線座標算出処理による算出結果に基づいて、前記文字輪郭を形成する画素の階調を設定する文字輪郭階調設定処理
をコンピュータに実行させる付記26に記載の文字画像生成プログラム。
(付記37)
前記文字輪郭階調設定処理は、前記輪郭線により表される前記文字輪郭を形成する各画素の中心線と該輪郭線との交点に基づいて、前記階調を算出する
ことを特徴とする付記36に記載の文字画像生成プログラム。
(付記38)
前記中心線は前記画素の1辺の長さと等しく、
前記文字輪郭階調設定処理は、前記中心線と該中心線の一端から前記交点までの長さとの比に基づいて、前記階調を算出する
ことを特徴とする付記37に記載の文字画像生成プログラム。
(付記39)
前記文字輪郭階調設定処理は、前記中心線と該中心線の一端から前記交点までの長さとの比に対応する階調値が設定された対応表に基づいて前記階調を設定する
ことを特徴とする付記38に記載の文字画像生成プログラム。
(付記40)
前記表示器が液晶表示装置の場合、前記対応表は該液晶表示装置の特性に応じて設定されることを特徴とする付記32,35,または38に記載の文字画像生成プログラム。
(付記41)
文字コード及びフォント情報を含む文字情報からアウトラインフォントを生成し、所定の画素数を有する表示器に表示させる文字画像生成方法であって、
前記文字情報を取得し、
前記文字情報に対応する文字輪郭情報が格納されている文字輪郭情報格納手段から該文字情報を取得し、前記文字輪郭情報により表される曲線を細分化し、
前記細分化された曲線の両端の座標間の差分を算出し、
前記差分と所定の閾値とを比較し、
前記比較結果に基づいて、前記画素単位毎に順次座標を算出して、該各画素における輪郭線の座標とする
ことを特徴とする文字画像生成方法。
(付記42)
前記差分は、第1の成分と第2の成分とからなる直交2軸座標系で表され、
前記比較の結果、第1の成分及び第2の成分のうちのいずれかの値が前記閾値以下であると判定された場合、前記曲線の細分化を終了する
ことを特徴とする付記41に記載の文字画像生成方法。
(付記43)
前記輪郭線の座標を算出する場合、前記比較により前記閾値以下であると判定された成分とは異なる成分の示す方向について、前記細分化された曲線の一端から他端に向かって前記画素単位毎に順次座標を算出する
ことを特徴とする付記42に記載の文字画像生成方法。
(付記44)
前記文字画像生成方法は、さらに、
前記細分化された前記曲線の両端の前記座標に基づいて、該両端間の傾きを算出し、
前記輪郭線の座標を算出する場合、前記傾きに基づいて、前記画素単位毎に順次座標を算出して、該各画素における輪郭線の座標とする
ことを特徴とする付記41に記載の文字画像生成方法。
(付記45)
前記閾値は、2以上であることを特徴とする付記44に記載の文字画像生成方法。
(付記46)
前記各画素ごとに算出される前記座標は、前記比較により前記閾値以下であると判定された成分とは異なる成分の示す方向についての該各画素の中心座標である
ことを特徴とする付記43に記載の文字画像生成方法。
(付記47)
前記算出される輪郭線の座標は、前記表示器の前記画素により表される画素座標系を細分化した座標系である文字座標系である
ことを特徴とする付記41に記載の文字画像生成方法。
(付記48)
前記文字座標系は、前記画素座標系を少なくとも64分割に細分化することを特徴とする付記47に記載の文字画像生成方法。
(付記49)
前記文字画像生成方法は、さらに、
前記算出された輪郭線に基づいて、前記文字輪郭を形成する画素の階調を設定する
ことを特徴とする付記41,または44に記載の文字画像生成方法。
(付記50)
前記輪郭線の座標を1辺に含む矩形の面積に基づいて、前記階調を算出する
ことを特徴とする付記49に記載の文字画像生成方法。
(付記51)
前記文字輪郭を形成する1画素の面積と前記矩形の面積との面積比に基づいて、前記階調を算出する
ことを特徴とする付記50に記載の文字画像生成方法。
(付記52)
前記文字輪郭を形成する1画素の面積と前記矩形の面積との面積比に対応する階調値が設定された対応表に基づいて前記階調を設定する
ことを特徴とする付記51に記載の文字画像生成方法。
(付記53)
前記文字輪郭を形成する画素内で前記輪郭線により切り取られる部分の面積に基づいて、前記階調を算出する
ことを特徴とする付記49に記載の文字画像生成方法。
(付記54)
前記文字輪郭を形成する1画素の面積と前記切り取られる部分の面積との面積比に基づいて、前記階調を算出する
ことを特徴とする付記53に記載の文字画像生成方法。
(付記55)
前記文字輪郭を形成する1画素の面積と前記切り取られる部分の面積との面積比に対応する階調値が設定された対応表に基づいて前記階調を設定する
ことを特徴とする付記54に記載の文字画像生成方法。
(付記56)
前記文字画像生成方法は、さらに、
前記算出された輪郭線に基づいて、前記文字輪郭を形成する画素の階調を設定する
ことを特徴とする付記46に記載の文字画像生成方法。
(付記57)
前記輪郭線により表される前記文字輪郭を形成する各画素の中心線と該輪郭線との交点に基づいて、前記階調を算出する
ことを特徴とする付記56に記載の文字画像生成方法。
(付記58)
前記中心線は前記画素の1辺の長さと等しく、
前記中心線と該中心線の一端から前記交点までの長さとの比に基づいて、前記階調を算出する
ことを特徴とする付記57に記載の文字画像生成方法。
(付記59)
前記中心線と該中心線の一端から前記交点までの長さとの比に対応する階調値が設定された対応表に基づいて前記階調を設定する
ことを特徴とする付記58に記載の文字画像生成方法。
(付記60)
前記表示器が液晶表示装置の場合、前記対応表は該液晶表示装置の特性に応じて設定されることを特徴とする付記52,55,または58に記載の文字画像生成方法。
本発明における文字画像生成システムの構成概念図を示す。 本発明における文字画像生成システムの構成の一例を示す。 アウトラインフォントの文字画像作成過程を示す。 輪郭の階調化を説明するための図である。 人間の目の解像度に関するグラフである。 本発明における曲線を直線近似させることについて説明するための図である。 第1の実施形態におけるアウトラインフォントの作成フローを示す。 第1の実施形態における始点と終点の差分Δx,Δyを示す。 第1の実施形態におけるアウトラインフォントの各線素を拡大した図を示す。 第2の実施形態におけるアウトラインフォントの作成フローを示す。 第3の実施形態におけるアウトラインフォントの作成フローを示す。 第3の実施形態における輪郭線座標の取得方法を示す。 第4の実施形態におけるアウトラインフォントの作成フローを示す。 第4の実施形態により得られるアウトラインフォントの各線素を拡大した図を示す。 第5の実施形態におけるアウトラインフォント作成して輪郭線に階調を設定するフローを示す。 第5の実施形態における階調を決定するための面積計算の方法を示す。 第5の実施形態により得られるアウトラインフォントの各線素について、階調値を算出する際の矩形面積を示す。 第6の実施形態におけるアウトラインフォント作成して輪郭線に階調を設定するフローを示す。 第6の実施形態における階調を決定するための面積計算の方法を示す。 第6の実施形態により得られるアウトラインフォントの各線素について、階調値を算出する際の輪郭線と文字画像の各辺とで切り取られる面積を示す。 第7の実施形態におけるアウトラインフォント作成して輪郭線に階調を設定するフローを示す。 第7の実施形態における階調を決定するための面積計算の方法を示す。 第8の実施形態におけるアウトラインフォント作成して輪郭線に階調を設定するフローを示す。 第8の実施形態における階調値を決定するための対応表の一例(その1)である。 第8の実施形態における階調値を決定するための対応表の一例(その2)である。 従来におけるドットフォントを使用する場合での解像度の変化に伴って発生するジャギーを示す。 従来におけるベジェ曲線の関数表現により表された文字の一例を示す。 従来における組み込み機器で再生されるベジェ曲線の再生処理のフローの一例を示す。 従来におけるベジェ曲線の関数表現を説明するための図である。 従来におけるベジェ曲線の細分化方法を説明するための図である。
符号の説明
100 文字画像生成システム
101 取得手段
102 細分化手段
103 差分算出手段
104 比較手段
105 輪郭線座標算出手段
106 文字輪郭階調設定手段
107 文字輪郭情報格納手段
108 傾き算出手段
109 対応表格納手段
1 文字画像生成システム
2 入力手段
5 計算手段
6 アウトラインデータ読み込み手段
7 文字輪郭生成手段
8 文字画像作成手段
9 記憶手段
10 フォントメモリ
11 限度値設定情報格納部
12 対応表格納部
13 画像メモリ
14 表示手段

Claims (5)

  1. 文字コード及びフォント情報を含む文字情報からアウトラインフォントを生成し、所定の画素数を有する表示器に表示させる処理を、コンピュータに実行させる文字画像生成プログラムであって、
    前記文字情報を取得する取得処理と、
    前記文字情報に対応する文字輪郭情報が格納されている文字輪郭情報格納手段から該文字輪郭情報を取得し、前記文字輪郭情報により表される曲線を細分化する細分化処理と、
    前記細分化された曲線の両端の座標間の差分を算出する差分算出処理と、
    前記差分の各座標成分と所定の閾値とを比較する比較処理と、
    前記比較処理により前記閾値以下であると判定された座標成分とは異なる座標成分の示す方向について前記細分化された曲線の一端から他端に向かって該異なる座標成分方向の座標を画素サイズ単位で増分し、前記閾値以下であると判定された座標成分の座標について一定であるまたは線形一次関数に従うことにより、前記画素単位毎に順次座標を算出して、該各画素における輪郭線の座標とする輪郭線座標算出処理と、
    をコンピュータに実行させ、
    前記差分は、第1の座標成分と第2の座標成分とからなる直交2軸の文字座標系で表され、
    前記細分化処理は、前記比較処理により前記第1の座標成分及び前記第2の座標成分のうちのいずれかの値が前記閾値以下であると判定された場合、前記細分化を終了する
    ことを特徴とする文字画像生成プログラム。
  2. 前記文字画像生成プログラムは、さらに、
    前記細分化された前記曲線の両端の前記座標に基づいて、該両端間の傾きを算出する傾き算出処理をコンピュータに実行させ、
    前記輪郭線座標算出処理は、前記傾きを前記線形一次関数の傾きとすることにより、前記画素単位毎に順次座標を算出して、該各画素における輪郭線の座標とする
    ことを特徴とする請求項1に記載の文字画像生成プログラム。
  3. 前記文字画像生成プログラムは、さらに、
    前記輪郭線座標算出処理による算出結果に基づいて、前記文字輪郭を形成する画素の階調を設定する文字輪郭階調設定処理
    をコンピュータに実行させ、
    前記文字輪郭階調設定処理は、前記文字輪郭を形成する1画素であって前記表示器の1画素の面積と該1画素内で前記輪郭線座標算出処理により算出された輪郭線座標について一定とする直線により切り取られる部分からなる矩形との面積比、前記文字輪郭を形成する1画素であって前記表示器の1画素の面積と前記文字輪郭を形成する画素内で前記輪郭線により切り取られる部分との面積比、または前記輪郭線座標について一定とする直線または前記線形一次関数に従った輪郭線により表される前記文字輪郭を形成する各画素における中心線と該各画素における中心線の一端から該中心線と該輪郭線との交点までの長さとの比に応じて、前記階調を算出する
    請求項1に記載の文字画像生成プログラム。
  4. 文字コード及びフォント情報を含む文字情報からアウトラインフォントを生成し、所定の画素数を有する表示器に表示させる文字画像生成システムであって、
    前記文字情報を取得する取得手段と、
    前記文字情報に対応する文字輪郭情報が格納されている文字輪郭情報格納手段と、
    前記文字輪郭情報により表される曲線を細分化する細分化手段と、
    前記細分化された曲線の両端の座標間の差分を算出する差分算出手段と、
    前記差分の各座標成分と所定の閾値とを比較する比較手段と、
    前記比較手段により前記閾値以下であると判定された座標成分とは異なる座標成分の示す方向について前記細分化された曲線の一端から他端に向かって該異なる座標成分方向の座標を画素サイズ単位で増分し、前記閾値以下であると判定された座標成分の座標について一定であるまたは線形一次関数に従うことにより、前記画素単位毎に順次座標を算出して、該各画素における輪郭線の座標とする輪郭線座標算出手段と、
    を備え、
    前記差分は、第1の座標成分と第2の座標成分とからなる直交2軸の文字座標系で表され、
    前記細分化手段は、前記比較手段により前記第1の座標成分及び前記第2の座標成分のうちのいずれかの値が前記閾値以下であると判定された場合、前記細分化を終了する
    ことを特徴とする文字画像生成システム。
  5. 文字コード及びフォント情報を含む文字情報からアウトラインフォントを生成し、所定の画素数を有する表示器に表示させる文字画像生成方法であって、
    前記文字情報を取得し、
    前記文字情報に対応する文字輪郭情報が格納されている文字輪郭情報格納手段から該文字輪郭情報を取得し、前記文字輪郭情報により表される曲線を細分化し、
    前記細分化された曲線の両端の座標間の差分を算出し、
    前記差分の各座標成分と所定の閾値とを比較し、
    前記比較の結果、前記閾値以下であると判定された座標成分とは異なる座標成分の示す方向について前記細分化された曲線の一端から他端に向かって該異なる座標成分方向の座標を画素サイズ単位で増分し、前記閾値以下であると判定された座標成分の座標について一定であるまたは線形一次関数に従うことにより、前記画素単位毎に順次座標を算出して、該各画素における輪郭線の座標とする文字画像生成方法であって、
    前記差分は、第1の座標成分と第2の座標成分とからなる直交2軸の文字座標系で表され、
    前記細分化において、前記比較の結果、前記第1の座標成分及び前記第2の座標成分のうちのいずれかの値が前記閾値以下であると判定された場合、前記細分化を終了する
    ことを特徴とする文字画像生成方法。
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