JP4623023B2 - ガスセンサの特性評価方法 - Google Patents
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Description
このような問題のない方法として、大気をテスト用のガスとして用いてガスセンサの特性評価を行う方法がある。即ち、この評価方法は、ガスセンサが大気中の酸素濃度を検出したときに出力する大気出力を測定することにより、そのガスセンサの特性を評価するものである。
しかしながら、上記の方法の場合、ガスセンサを排気系に取り付けると共に、実際にエンジンを始動させ運転する必要がある。そのため、ガスセンサの特性評価を簡易的に行うことができるものではない。
しかし、ガス流れのない状態で測定を行った場合には以下の問題が生じる。即ち、センサ素子を活性温度に達するまで加熱する際に、センサ素子を覆う素子カバーの内部に付着した水分が蒸発して、素子カバーの内部に水蒸気が広がる。これにより、センサ素子周囲の大気における酸素濃度が低下してしまう。そのため、本来の大気出力よりも小さい出力が測定されてしまうという問題がある。
上記ガスセンサが大気中の酸素濃度を検出したときに出力する大気出力を求めるに当って、
上記ガスセンサを大気中において運動させることにより、上記素子カバーの内部へ大気を強制的に供給しながら、上記大気出力を測定することを特徴とするガスセンサの特性評価方法にある(請求項1)。
上記ガスセンサの評価方法においては、上記素子カバーの内部へ大気を強制的に供給しながら、上記大気出力を測定する。そのため、測定時において、素子カバーの内部における水分が蒸発して水蒸気が発生しても、素子カバーの内部に大気が強制的に供給されるために、水蒸気は素子カバーの外部へ押し出される。これにより、素子カバーの内部、即ちセンサ素子の周囲には、純粋な大気が供給されるため、精確な大気出力を測定することができる。
上記ガスセンサが大気中の酸素濃度を検出したときに出力する大気出力を求めるに当って、
上記素子カバーを外部から加熱した後、上記大気出力を測定することを特徴とするガスセンサの特性評価方法にある。
上記ガスセンサの特性評価方法においては、上記素子カバーを外部から加熱した後、上記大気出力を測定する。そのため、大気出力の測定前に、素子カバーの内部に付着した水分を蒸発させておくことができる。これにより、大気出力の測定時において、センサ素子を活性温度まで加熱する際、素子カバー内に水蒸気が発生することを抑制することができる。
そのため、素子カバー内、即ちセンサ素子の周囲には、純粋な大気が供給され、精確な大気出力の測定を行うことができる。
上記ガスセンサが大気中の酸素濃度を検出したときに出力する大気出力を求めるに当って、
大気を供給された上記センサ素子が活性温度に到達してから所定時間経過した時点において上記ガスセンサが出力した出力値を仮想大気出力として測定し、
該仮想大気出力を基に本来の上記大気出力を算出することを特徴とするガスセンサの特性評価方法にある。
上記ガスセンサの評価方法においては、大気を供給された上記センサ素子が活性温度に到達してから所定時間経過した時点において上記ガスセンサが出力した出力値を仮想大気出力として測定する。ここで、上記仮想大気出力は、本来の大気出力即ちガスセンサ安定時の大気出力に対して一定の関係を有する。そのため、仮想大気出力を基に本来の上記大気出力(ガスセンサが安定状態にあるときに得られる大気出力)を算出することが可能であり、本来の大気出力を簡易かつ精確に求めることができる。
この場合には、上記素子カバーの内部へ大気を容易に充分に供給することができるため、ガスセンサの大気出力を精確かつ簡易に求めることができる。
これにより、大気がガスセンサに対して相対的に移動することとなり、上記素子カバーの内部へ大気を容易に供給することができるため、簡易にガスセンサの大気出力を精確に求めることができる。
また、上記ガスセンサの大気中における運動は、例えば、揺動させたり、走行させたり、回転させたりすることによって行うことができる。
この場合にも、内燃機関を始動する必要がないので、簡易にガスセンサの大気出力を精確に求めることができる。
この場合には、上記素子カバーの内部の水分を充分に短時間で除去することができる。そのため、早期に精確なガスセンサの大気出力を測定することができる。
この場合には、特に精確なガスセンサの大気出力を測定することができる。
なお、素子カバーの内部の水分が完全に蒸発したか否かは、例えば、ガスセンサの重量の変化によって確認することができる。また、予め種々の環境下におかれていた複数のガスセンサで、水分が完全に蒸発し出力が安定するまでの時間を測定しておき、その最大時間を水分が完全に蒸発するまでの時間として判断してもよい。
この場合には、上記仮想大気出力と上記ガスセンサ安定時の大気出力との間の差が小さく、両者の関係が安定している。そのため、仮想大気出力を基に、本来の大気出力を精確に算出することができる。
この場合には、上記仮想大気出力と上記ガスセンサ安定時の大気出力との間の関係がより安定しているため、仮想大気出力を基に、本来の大気出力を一層精確に算出することができる。
この場合には、精度の高い補正を行うことができ、大気出力の算出精度を向上させることができる。
この場合には、上記補正を、より高い精度で行うことができ、大気出力の算出精度を一層向上させることができる。
この場合にも、精度の高い補正を行うことができ、大気出力の算出精度を向上させることができる。
本発明の参考例にかかるガスセンサの特性評価方法につき、図1、図2を用いて説明する。
本例のガスセンサの特性評価方法は、図1に示すごとく、被測定ガス中の酸素濃度を検出するセンサ素子2と、該センサ素子2を覆うと共に通気孔31を設けた素子カバー3とを有するガスセンサ1の特性を評価する方法である。
なお、素子カバー3は、必ずしも二重カバー構造となっている必要はなく、一重でも、三重以上であってもよい。
なお、本発明は、積層型のセンサ素子に限らず、有低筒状の固体電解質体の内側面と外側面とにそれぞれ基準電極と測定電極とを設けることにより形成された、コップ型のセンサ素子を用いたガスセンサに適用することもできる。
上記ガスセンサの特性評価方法においては、素子カバー3の内部へ大気を強制的に供給しながら、上記大気出力を測定する。そのため、測定時において、素子カバー3の内部における水分が蒸発して水蒸気が発生しても、素子カバー3の内部に大気が強制的に供給されるために、水蒸気は素子カバー3の外部へ押し出される。これにより、素子カバー3の内部、即ちセンサ素子2の周囲には、純粋な大気が供給されるため、精確な大気出力を測定することができる。
本例は、図3に示すごとく、ガスセンサ1を大気中において運動させることにより、素子カバー3の内部へ大気を強制的に供給しながら、大気出力を測定する、ガスセンサの特性評価方法の例である。
すなわち、ガスセンサ1を大気中においてワイヤー41にて吊り下げ、振り子のように揺動させる。これにより、通気孔31を通って大気が素子カバー3の内部へ供給される。この状態を続けながら、大気出力を測定する。
その他は、参考例1と同様である。
その他、参考例1と同様の作用効果を有する。
なお、ガスセンサ1の大気中における運動は、上記のような揺動のほかに、例えば、走行させたり、回転させたりすることによって行うこともできる。
本例は、図4に示すごとく、ガスセンサ1を内燃機関の排気系に設置した状態で内燃機関をクランキングして、排気系に大気を送風することにより、素子カバー3の内部へ大気を強制的に供給しながら、大気出力を測定する、ガスセンサの特性評価方法の例である。
即ち、例えば、図4に示すごとく、車両用のエンジン51に、エキゾーストマニホールド52を介して接続された排気管53に、ガスセンサ1を取付ける。そして、エンジン51のクランキングを行うことにより、排気管53内に大気を送風する。これにより、排気管53内に配置されたガスセンサ1の素子カバー3の内部に、大気を強制的に供給する。この状態を続けながら、大気出力を測定する。
その他は、参考例1と同様である。
その他、参考例1と同様の作用効果を有する。
本例は、図5に示すごとく、素子カバー3を外部から加熱した後に大気出力を測定する、ガスセンサの特性評価方法の例である。
即ち、素子カバー3の部分が加熱炉61の内部に配されるように、ガスセンサ1を加熱炉61に取付ける。そして、加熱炉61によって素子カバー3を加熱した後、ガスセンサ1の大気出力を測定する。
なお、素子カバー3の内部の水分が完全に蒸発したか否かは、例えば、ガスセンサ1の重量の変化によって確認することができる。また、予め種々の環境下におかれていた複数のガスセンサで、水分が完全に蒸発し出力が安定するまでの時間を測定しておき、その最大時間を水分が完全に蒸発するまでの時間として判断してもよい。
その他は、参考例1と同様である。
本例のガスセンサの特性評価方法においては、素子カバー3を外部から加熱した後、大気出力を測定する。そのため、大気出力の測定前に、素子カバー3の内部に付着した水分を蒸発させておくことができる。これにより、大気出力の測定時において、センサ素子2を活性温度まで加熱する際、素子カバー3内に水蒸気が発生することを抑制することができる。
そのため、素子カバー3内、即ちセンサ素子2の周囲には、純粋な大気が供給され、精確な大気出力の測定を行うことができる。
また、素子カバー3の加熱は、素子カバー3の内部の水分が完全に蒸発するまで行うため、特に精確なガスセンサ1の大気出力を測定することができる。
その他、参考例1と同様の作用効果を有する。
本例は、図6、図7に示すごとく、高湿度環境下に置かれていたガスセンサによって、大気中の酸素濃度を検出したときの測定値の推移を確認した例である。
即ち、まず、ガスセンサを温度35℃、湿度95%の高温多湿の恒温槽に20時間放置する。その後、、ガスセンサを恒温槽から取出し、すぐにガスセンサを排気管に装着する。このときの排気管の温度は20℃である。次いで、ガスセンサのヒータを通電すると共に、測定を開始する。そして、測定をヒータ通電開始から10分間続ける。なお、ヒータは、センサ素子が活性状態となるように制御し、センサ素子における電極間のインピーダンスが28Ωで一定となるように制御する。
以上の測定を2つのガスセンサ(試料1、2)について行い、それぞれの結果を図6、図7に示す。試料1の結果を図6に、試料2の結果を図7に示す。
また、素子カバー3の軸方向長さE1は21.8mm、内側カバー301の底部と外側カバー302の底部との間の隙間E2は0.5mmである。
また、内側カバー301の側部の通気孔31の中心と底部との間の距離E3は16mm、外側カバー302の側部の通気孔31の中心と底部との間の距離E4は4.5mmである。
一方、1時間室温放置後における大気出力の測定値(曲線B)は、測定開始から約200秒後の時点から安定している。また、安定に至るまでの間の出力値の落ち込みも比較的小さい。
それ故、このようなガスセンサについて、大気出力を測定して特性評価を行う場合には、時間が大幅にかかってしまう。また、早期に大気出力を測定しようとすると、精確な大気出力が得られず、適切な特性評価を行うことが困難となる。
そこで、この時点における大気出力を仮想大気出力として測定し、これを適切に補正することにより、本来の大気出力を推定することができる。
また、複数の試験用のガスセンサを用いて仮想大気出力と安定時の大気出力との関係を求めることにより、一層精度の高い補正を行うことができる。
そこで、本例のように高湿度環境下に置かれていた試料2の大気出力の測定結果(曲線A)を利用して、かかる試料2においても、活性直後における測定値の落ち込みの小さい区間が存在することに着目する。
その後、大気出力の測定値は、落ち込み始め、ピークから変化量が3%となる時点が、図9における矢印a3の時点であって、ヒータ通電開始から110秒後の時点である。
即ち、得られる仮想大気出力が、本来の大気出力と充分に相関が取れる値となるため、仮想大気出力を補正することによって、精確な大気出力を求めることができる。
更に望ましくは、矢印a1からa2の時点まで、即ち、センサ素子が活性温度に達してからその後30秒後までの間に、仮想大気出力を測定することにより、更に安定した精確な大気出力を求めることが可能となる。
本例は、図10〜図13に示すごとく、素子カバー3の内部に水を注入した状態で、ガスセンサ1の大気出力を測定した例である。
本例においては、2種類の水の付着パターンについて検証した。即ち試料3として、素子カバー3の内側カバー301内の底部に水Wを0.1mL注入したものを用意した。また、試料4として、第1絶縁碍子111の先端部におけるセンサ素子2の保持部に水Wを0.1mL注入したものを用意した。
図12、図13から分かるように、測定開始から、約250秒程度が経過するまでは、極端に大気出力の測定値(曲線A)が低下する。
それ故、本例のように、素子カバー内に水滴が浸入した場合などには、センサ素子の活性点から70秒後までの時点における測定値を補正して、本来の大気出力を求めることも困難である。
従って、本例のような状態に置かれたガスセンサについても適切な特性評価を行うことができるようにするには、上述した実施例1、参考例1〜3の方法を用いる必要が特にある。
本例は、図14、図15に示すごとく、上記参考例1において示したガスセンサの特性評価方法を用いて大気出力を測定した例である。
本例においては、2個のガスセンサ(試料5、6)を用いて、以下の異なる2種類の試験パターンにて試験を行った。
なお、送風機4によるガスセンサ1への送風は、送風機4とガスセンサ1との間の距離を150mm、風速を2m/秒として行った。
次いで、このガスセンサ(試料6)を、1時間、大気中で冷却後、ガスセンサ(試料6)に対して特に大気を送風することなく、ガスセンサによる大気出力の測定を行った。
一方、曲線A(送風なし)は、活性直後の時点においては、本来の大気出力よりも低い値で推移し、その後、本来の大気出力と同等の値を維持している。特に、図14に示す試料5において、この傾向が明確に見られる。
ただし、試料6については、活性直後の時点においても、曲線Aは、本来の大気出力に近い値となっている。これは、「送風あり」の状態で測定した後の試料6に対して「送風なし」の状態で測定したため、測定開始時点から素子カバー内における水分量が比較的少なくなっていたためであると考えられる。
本例は、図16、図17に示すごとく、上記実施例1において示したガスセンサの評価方法を用いて、大気出力を測定した場合の効果を確認した例である。
即ち、まず、外部からの加熱を施していない通常の状態のガスセンサを用いて、上記実験例3と同様の方法で大気出力を測定した。
次いで、このガスセンサを24時間室温にて放置した後、ガスセンサの素子カバーの部分を加熱炉に配置して(図5参照)、素子カバーを300℃にて1時間加熱した。その後、ガスセンサを加熱炉より取出し、大気出力を測定した。大気出力の測定方法は、上述した実験例1〜3に示した方法に準ずる。
同図において、破線の曲線Aが通常状態のガスセンサの大気出力の測定値を表し、実線の曲線Bが加熱処理後のガスセンサの大気出力の測定値を表す。また、一点鎖線の曲線Cは、センサ素子のインピーダンスを示す。
そして、この試験を2つのガスセンサについて行った。
同図に示すごとく、加熱を行わなかったときの大気出力の測定値に対して、100℃、200℃、300℃の何れの温度で加熱したときの大気出力の測定値も高い値となった。そして、100℃、200℃の何れの温度で加熱した場合でも、300℃の温度で加熱した場合と同等の測定値を得ることができた。これは、2つの試料の何れについても同様であった。
この結果から、少なくとも100℃以上の温度で加熱処理することにより、ガスセンサのヒータ通電開始後61〜67秒後(活性後21〜27秒後)の時点において大気出力を測定しても、充分に本来の大気出力を得ることができることが分かる。
本例は、図18〜図21に示すごとく、大気出力の測定前における加熱温度を、上記実施例4よりも低くした場合の効果について確認した例である。
即ち、大気出力の測定前に、ガスセンサを、それぞれ、25℃、35℃、45℃の恒温槽に1時間放置した後、ガスセンサのヒータ通電を開始して、大気出力の測定を行った。ここで、測定順序としては、まず、恒温槽の温度を35℃とした試験、次いで、25℃、最後に45℃とした試験を行った。各試験の間には、各1時間の室温での冷却期間を置いた。
各図において、曲線Aが25℃放置後の大気出力の測定値を表し、曲線Bが35℃放置後の大気出力の測定値を表し、曲線Dが45℃放置後の大気出力の測定値を表す。また、一点鎖線の曲線Cは、センサ素子のインピーダンスを示す。
図18が、本来の大気出力の低い試料7についての結果であり、図20は、図18における活性点付近の大気出力の詳細を表すものである。また、図19が、一般的な本来の大気出力を有する試料7についての結果であり、図21は、図19における活性点付近の大気出力の詳細を表すものである。
この結果から、大気出力の測定前における素子カバーの加熱温度を45℃以上とすることにより、活性直後の時点において精確な大気出力を得ることができることが分かる。
本例は、図22に示すごとく、種々の環境下に置かれていた複数のガスセンサによって、大気出力の測定を行った。そして、各ガスセンサについて、ガスセンサのヒータ通電開始から61〜67秒後の大気出力の測定値と、595〜600秒後の大気出力の測定値との間の関係を調べた。
その結果を、図22に示す。
そして、下記に示す試料及び測定条件によって得られた測定値を、それぞれの記号にて図22にプロットしてある。
プロット「○」は、大気出力が規格内における任意の値となるガスセンサを排気管に装着しない状態で大気出力の測定を行ったものである。
プロット「◆」は、温度90℃、湿度95%の環境下に17時間放置したガスセンサを排気管に装着しない状態で大気出力の測定を行ったものである。
プロット「◇」は、温度90℃、湿度95%の環境下に1時間放置したガスセンサを排気管に装着しない状態で大気出力の測定を行ったものである。
プロット「×」は、ガスセンサを室温環境において排気管に装着した状態で大気出力の測定を行ったものである。
プロット「+」は、ガスセンサを温度0℃の環境において排気管に装着した状態で大気出力の測定を行ったものである。
プロット「*」は、ガスセンサを温度35℃の環境において排気管に装着した状態で大気出力の測定を行ったものである。
プロット「★」は、温度35℃、湿度95%の環境下に20時間放置したガスセンサを排気管に装着した状態で大気出力の測定を行ったものである。
従って、上記の関係式を用いることにより、ヒータ通電開始から61〜67秒後に測定した仮想大気出力を、595〜600秒後の大気出力の測定値、即ち本来の大気出力に近い値に変換することができる。
2 センサ素子
3 素子カバー
31 通気孔
4 送風機
Claims (1)
- 被測定ガス中の酸素濃度を検出するセンサ素子と、該センサ素子を覆うと共に通気孔を設けた素子カバーとを有するガスセンサの特性を評価する方法であって、
上記ガスセンサが大気中の酸素濃度を検出したときに出力する大気出力を求めるに当って、
上記ガスセンサを大気中において運動させることにより、上記素子カバーの内部へ大気を強制的に供給しながら、上記大気出力を測定することを特徴とするガスセンサの特性評価方法。
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