JP4622920B2 - マシニングセンタ及び流体圧発生装置並びにクランプ方法 - Google Patents
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Description
以下、本発明を縦型マシニングセンタに具体化した第1の実施形態を図1〜図3を参照しながら説明する。
(1)ワークWが支持されるテーブル13と、テーブル13上に支持されたワークWに対して作業を行う主軸16とが、テーブル13に対する垂直方向と、前記垂直方向と直交する面内とで相対移動可能に構成されるとともに、作動流体によって駆動される流体圧機器(流体圧シリンダ22,23)がテーブル13上に備えられている。テーブル13上には流体圧機器に供給される作動流体を加圧するための流体圧発生機構30が設けられ、流体圧発生機構30を主軸16の作動を利用して駆動させる。従って、流体圧機器専用の駆動源を設ける必要がなく、流路37を短くできるとともに流路37がテーブル13の移動に支障を来さないようにすることができる。
(6)クランプ部材21はアジャストボルト28を備えているため、異なる形状や大きさのワークWに対応することができる。
次に、本発明を具体化した第2の実施形態を図4を参照しながら説明する。なお、第2の実施形態は、ポンプユニット及び流体圧発生機構の構成が第1の実施形態と異なっており、その他の構成は同様であるため、同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。
(10)流体圧発生機構43は駆動軸(ロッド44)の往復移動により流体圧を発生させるポンプであり、ロッド44の端部44aがテーブル13の往復移動時にマシニングセンタ11の所定位置に固定された当接部50との当接により往復移動可能に構成されている。従って、主軸16側の構成と無関係に流体圧発生機構43を駆動することができる。また、クランプ作業の終了を待たずに、テーブル13の移動によりワークWのクランプ作業を行っている間に、加工作業に必要な工具20を主軸16に装着することができる。
なお、上記各実施形態は以下のような別の実施形態(別例)に変更してもよい。
・ 支持プレート14を設けずに、クランプ装置15及びポンプユニット31,42をテーブル13上に直接固定する構成としてもよい。
・ 流体圧発生機構30,43は、作動流体として気体(例えば、空気)を使用するものであってもよい。
・ リリースバルブ39を手動で操作するようにしてもよい。
・ マシニングセンタは、縦型マシニングセンタに限らず、横型マシニングセンタに適用してもよい。
(a) 前記流体圧器機及び前記流体圧発生機構は、前記テーブル上に固定された支持プレート上に設けられている。
Claims (9)
- ワークが支持されるテーブルと、前記テーブル上に支持されたワークに対して作業を行う主軸とが、相対移動可能に構成されるとともに、作動流体によって駆動される流体圧機器が前記テーブル上に備えられたマシニングセンタにおいて、
前記流体圧機器に供給される作動流体を加圧するための流体圧発生機構が前記テーブル上に設けられ、前記流体圧発生機構を前記主軸の作動及び前記テーブルの移動の少なくとも一方を利用して駆動させ、
前記流体圧機器は前記ワークを保持するクランプ部材をクランプ位置と非クランプ位置とに作動させるばね付単動シリンダであり、
前記流体圧発生機構を構成するポンプの吐出口と前記ばね付単動シリンダのポートとを連結する流路の途中には作動流体のポンプ側への逆流を防止する逆止め弁が設けられ、前記流路の前記逆止め弁より前記ばね付単動シリンダ寄りには前記流路を大気と連通されたタンクに連通させる分岐路が設けられ、前記分岐路の途中には該分岐路を前記タンクに連通させる開放状態と、連通を遮断する遮断状態とに切り換え可能なリリースバルブが設けられ、前記リリースバルブは常には遮断状態に保持されるとともに前記主軸の軸方向への移動を利用して開放状態へ切り換え可能に構成されていることを特徴とするマシニングセンタ。 - 前記流体圧発生機構は駆動軸の回転により流体圧を発生させるポンプであり、前記駆動軸は、その端部が前記主軸に着脱可能に装着される回転用ツールを介して前記主軸に連結されることにより、前記主軸と共に回転可能に構成されている請求項1に記載のマシニングセンタ。
- 前記流体圧発生機構は駆動軸の往復移動により流体圧を発生させるポンプであり、前記駆動軸は、その端部が前記主軸の軸方向への往復移動時に、前記主軸、該主軸に装着された状態で回転停止させられた工具、前記主軸を支持して主軸と一体に往復移動する主軸支持部分、又は該主軸支持部分に取着された押圧用部材によって押圧されることにより、前記主軸の軸方向へ往復移動可能に構成されている請求項1に記載のマシニングセンタ。
- 前記テーブルは該テーブルを支持するマシニングセンタ本体に対して相対移動可能に設けられ、前記流体圧発生機構は駆動軸の往復移動により流体圧を発生させるポンプであり、前記駆動軸は、その端部が前記テーブルの往復移動時に前記マシニングセンタ本体側に設けられた当接部と当接することにより、前記テーブルの往復移動方向へ往復移動可能に構成されている請求項1に記載のマシニングセンタ。
- ワークが支持されるマシニングセンタのテーブル上に設けられ、作動流体によって駆動される流体圧機器に供給される作動流体を加圧する流体圧発生装置であって、
前記流体圧発生装置は、前記テーブル上に設けられた流体圧発生機構を備え、流体圧発生機構は駆動軸を有し、前記駆動軸は回転又は軸方向への往復移動により流体圧を発生させるように構成されるとともに、流体圧発生装置の外部から作用される力により回転又は軸方向への往復移動可能に構成されており、
前記流体圧発生機構は駆動軸の往復移動により流体圧を発生させるポンプであり、前記駆動軸は、その端部が前記テーブルの往復移動時に前記テーブルを支持するマシニングセンタ本体側に設けられた当接部と当接することにより、前記テーブルの往復移動方向へ往復移動可能に構成されていることを特徴とする流体圧発生装置。 - ワークが支持されるテーブルと、前記ワークを作動流体によって駆動されるクランプ部材で固定支持するクランプ装置と、着脱交換可能に装着された工具により前記ワークに対して作業を行う主軸とを備え、前記主軸が、前記テーブルに対して相対移動可能に構成されたマシニングセンタにおいてワークをクランプするクランプ方法であって、
前記クランプ装置は、前記ワークに当接してクランプする押圧部と、該押圧部にクランプ動作及びクランプ解除動作を行わせる流体圧シリンダとを備えており、
前記流体圧シリンダに作動流体を供給する流体圧発生機構は、前記主軸の作動及び前記テーブルの移動の少なくとも一方を利用して駆動される駆動軸の駆動により流体圧を発生させるポンプであり、前記ポンプの吐出口と前記流体圧シリンダのポートとを連結する流路の途中には作動流体のポンプ側への逆流を防止する逆止め弁と、前記主軸により操作可能なリリースバルブとが設けられており、
前記クランプ装置により前記ワークをクランプするクランプ作業は、前記主軸の作動及び前記テーブルの移動の少なくとも一方を利用して前記ポンプを駆動して流体圧を発生させる流体圧発生工程と、作動流体を前記流体圧シリンダに供給して前記押圧部を前記ワークに当接させるクランプ工程とを備え、
前記クランプ装置によりクランプされた前記ワークのクランプを解除するクランプ解除作業は、前記主軸により前記リリースバルブを操作して、前記流体圧シリンダに供給されている作動流体の圧力を解除する圧力解除工程を備えていることを特徴とするクランプ方法。 - 前記流体圧発生機構は、駆動軸の回転により流体圧を発生させるポンプであり、前記流体圧発生工程においては、前記駆動軸の端部が前記主軸に着脱可能に装着される回転用ツールを介して前記主軸に連結されることにより、前記駆動軸は前記主軸と共に回転される請求項6に記載のクランプ方法。
- 前記流体圧発生機構は、駆動軸の往復移動により流体圧を発生させるポンプであり、前記流体圧発生工程においては、前記駆動軸の端部が前記主軸の軸方向への往復移動時に、前記主軸、該主軸に装着された状態で回転停止させられた工具、前記主軸を支持して主軸と一体に往復移動する主軸支持部分、又は該主軸支持部分に取着された押圧用部材によって押圧されることにより、前記駆動軸は前記主軸の軸方向へ往復移動される請求項6に記載のクランプ方法。
- 前記テーブルはマシニングセンタ本体に対して相対移動可能に設けられ、前記流体圧発生機構は、駆動軸の往復移動により流体圧を発生させるポンプであり、前記流体圧発生工程においては、前記駆動軸の端部が前記テーブルの往復移動時に前記テーブルを支持するマシニングセンタ本体側に設けられた当接部と当接することにより、前記駆動軸は前記テーブルの往復移動方向へ往復移動される請求項6に記載のクランプ方法。
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