JP5593702B2 - 工作機械 - Google Patents
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Description
圧油を供給する油圧ポンプと、
加工時において工具に対して相対移動する治具ベースと、
圧油により作動する複数の油圧シリンダと、
前記油圧シリンダの作動により前記治具ベースに対して前記工作物を位置決めする複数の位置決め部材と、
前記治具ベースまたは前記油圧シリンダに設けられ、外力により切り換えられることにより前記油圧ポンプの圧油をそれぞれの前記油圧シリンダに供給し、複数の前記位置決め部材による前記工作物の位置決め状態をそれぞれ制御する複数の手動バルブと、
前記油圧ポンプと前記治具ベースとの間を連結し、前記油圧ポンプから前記治具ベースへ圧油を供給する主供給管と、
前記主供給管とそれぞれの前記油圧シリンダとを連結し、前記治具ベースに供給された圧油をそれぞれの前記油圧シリンダへ分配するように前記主供給管を前記治具ベースにおいて分岐した複数の枝管と、
前記手動バルブに当接し前記手動バルブを切り換える操作部材と、
前記操作部材を前記治具ベースおよび前記位置決め部材に対して相対移動可能な移動手段と、
を備え、
前記移動手段は、前記工作機械に前記工作物を搬入出する搬送装置であり、
前記手動バルブは、前記治具ベースまたは前記油圧シリンダのうち、前記搬送装置の可動領域内に位置する部位に設けられ、前記搬送装置の作動により前記操作部材から加えられる外力によって切り換えられることである。
前記操作部材は、前記搬送装置に設けられ、前記工作物を把持する前記把持爪であり、
前記手動バルブは、前記搬送装置の作動により前記把持爪から加えられる外力によって切り換えられることである。
請求項3に係る発明の特徴は、請求項1または2において、
前記搬送装置は、NCデータに基づいて作動することにより前記操作部材を移動し、複数の前記手動バルブを予め設定された規定の順序で切り換えを行うことで前記工作物を位置決めした状態にし、複数の前記手動バルブを前記規定の順序とは逆の順序で切り換えを行うことで前記工作物を移動可能な状態にすることである。
圧油を供給する油圧ポンプと、
加工時において工具に対して相対移動する治具ベースと、
圧油により作動する複数の油圧シリンダと、
前記油圧シリンダの作動により前記治具ベースに対して前記工作物を位置決めする複数の位置決め部材と、
前記治具ベースまたは前記油圧シリンダに設けられ、外力により切り換えられることにより前記油圧ポンプの圧油をそれぞれの前記油圧シリンダに供給し、複数の前記位置決め部材による前記工作物の位置決め状態をそれぞれ制御する複数の手動バルブと、
前記油圧ポンプと前記治具ベースとの間を連結し、前記油圧ポンプから前記治具ベースへ圧油を供給する主供給管と、
前記主供給管とそれぞれの前記油圧シリンダとを連結し、前記治具ベースに供給された圧油をそれぞれの前記油圧シリンダへ分配するように前記主供給管を前記治具ベースにおいて分岐した複数の枝管と、
前記手動バルブに当接し前記手動バルブを切り換える操作部材と、
前記操作部材を前記治具ベースおよび前記位置決め部材に対して相対移動可能な移動手段と、
を備え、
前記手動バルブは、前記治具ベースまたは前記油圧シリンダのうち、前記移動手段の可動領域内に位置する部位に設けられ、前記移動手段の作動により前記操作部材から加えられる外力によって切り換えられ、
前記移動手段は、NCデータに基づいて作動することにより前記操作部材を移動し、複数の前記手動バルブを予め設定された規定の順序で切り換えを行うことで前記工作物を位置決めした状態にし、複数の前記手動バルブを前記規定の順序とは逆の順序で切り換えを行うことで前記工作物を移動可能な状態にすることである。
複数の前記位置決め部材による前記工作物の位置決め状態をそれぞれ検知する複数の検知手段と、
複数の前記検知手段により検知された前記位置決め状態に基づいて前記治具ベースに対する前記工作物の着座状態を確認し、前記工作物の着座確認信号を出力する着座確認手段と、
をさらに備えることである。
<実施形態>
(工作機械1の構成)
本実施形態の工作機械1について、図1〜図3を参照して説明する。工作機械1は、図1に示すように、圧油を供給するポンプユニット10と、第一ワーククランプ20と、第二ワーククランプ40と、ワークサポート60と、着座検知装置80を備える。第一ワーククランプ20、第二ワーククランプ40、および、ワークサポート60は、本発明の「位置決め部材」に相当する。
上述した工作機械1によると、工作機械1は、油圧シリンダ31,51,71の作動により工作物Wを位置決めする複数の位置決め部材(第一ワーククランプ20、第二ワーククランプ40、ワークサポート60)と、当該位置決め部材による工作物Wの位置決め状態を制御する複数の手動バルブ32,52,72とを備える構成となっている。そして、複数の油圧シリンダ31,51,71は、治具プレート4bにおいて分岐した複数の枝管16,17,18にそれぞれ連結される。さらに、油圧シリンダ31,51,71に圧油を供給して位置決め状態を制御するバルブは、外力により切り換え可能な手動バルブ32,52,72としている。
本実施形態において、手動バルブ32,52,72に当接して切り換える操作部材をローダ90の把持爪96とした。さらに、把持爪96の移動手段をローダ90とした。これに対して、例えば、工作機械1がマシニングセンタである場合に、工具3を保持する主軸と、工作物Wを工具3に対して相対移動させる送り軸とを含む駆動軸を移動手段としてもよい。この時、操作部材は、工具3そのもの、または、工具3が主軸に保持される部位と同様の軸部を有するバルブ操作専用ロッドとしてもよい。このような構成において、例えば、治具装置の段取り換えにおいてNCデータの工具交換指令により、主軸にバルブ操作専用ロッドを保持させる。そして、NCデータに移動指令により、バルブ操作専用ロッドを手動バルブ32,52,72の操作レバーに当接させて、さらなる移動指令により切り換え操作を行う。
4:プレートクランプ装置、 4a:治具ベース、 4b:治具プレート
10:ポンプユニット、 11:油圧ポンプ、 12:モータ
13:駆動回路、 14:タンク
15:主供給管、 15a:給油管、 15b:排油管、 16〜18:枝管
20:第一ワーククランプ(位置決め部材)、 21:第一ワーククランプ本体部
22:第一クランプアーム
30:第一ワーククランプ用油圧ユニット、 31:油圧シリンダ
32:手動バルブ、 32a:操作レバー、 33:逆止弁、 34:安全弁
35:圧力計
40:第二ワーククランプ(位置決め部材)、 41:第二ワーククランプ本体部
42:第二クランプアーム
50:第二ワーククランプ用油圧ユニット、 51:油圧シリンダ
52:手動バルブ、 53:逆止弁、 54:安全弁、 55:圧力計
60:ワークサポート(位置決め部材)、 61:ワークサポート本体部
62:支持部
70:ワークサポート用油圧ユニット、 71:油圧シリンダ
72:手動バルブ、 73:逆止弁、 74:安全弁、 75:圧力計
80:着座検知装置、 81:接触式センサ(検知手段)
82:着座確認回路(着座確認手段)
90:ローダ、 91:ローダビーム、 92:ローディングユニット
93:ローダアーム、 94:ローダハンド、 95:アクチュエータ
96:把持爪
W:工作物
Claims (6)
- 圧油を供給する油圧ポンプと、
加工時において工具に対して相対移動する治具ベースと、
圧油により作動する複数の油圧シリンダと、
前記油圧シリンダの作動により前記治具ベースに対して前記工作物を位置決めする複数の位置決め部材と、
前記治具ベースまたは前記油圧シリンダに設けられ、外力により切り換えられることにより前記油圧ポンプの圧油をそれぞれの前記油圧シリンダに供給し、複数の前記位置決め部材による前記工作物の位置決め状態をそれぞれ制御する複数の手動バルブと、
前記油圧ポンプと前記治具ベースとの間を連結し、前記油圧ポンプから前記治具ベースへ圧油を供給する主供給管と、
前記主供給管とそれぞれの前記油圧シリンダとを連結し、前記治具ベースに供給された圧油をそれぞれの前記油圧シリンダへ分配するように前記主供給管を前記治具ベースにおいて分岐した複数の枝管と、
前記手動バルブに当接し前記手動バルブを切り換える操作部材と、
前記操作部材を前記治具ベースおよび前記位置決め部材に対して相対移動可能な移動手段と、
を備え、
前記移動手段は、前記工作機械に前記工作物を搬入出する搬送装置であり、
前記手動バルブは、前記治具ベースまたは前記油圧シリンダのうち、前記搬送装置の可動領域内に位置する部位に設けられ、前記搬送装置の作動により前記操作部材から加えられる外力によって切り換えられることを特徴とする工作機械。 - 請求項1において、
前記操作部材は、前記搬送装置に設けられ、前記工作物を把持する前記把持爪であり、
前記手動バルブは、前記搬送装置の作動により前記把持爪から加えられる外力によって切り換えられることを特徴とする工作機械。 - 請求項1または2において、
前記搬送装置は、NCデータに基づいて作動することにより前記操作部材を移動し、複数の前記手動バルブを予め設定された規定の順序で切り換えを行うことで前記工作物を位置決めした状態にし、複数の前記手動バルブを前記規定の順序とは逆の順序で切り換えを行うことで前記工作物を移動可能な状態にすることを特徴とする工作機械。 - 圧油を供給する油圧ポンプと、
加工時において工具に対して相対移動する治具ベースと、
圧油により作動する複数の油圧シリンダと、
前記油圧シリンダの作動により前記治具ベースに対して前記工作物を位置決めする複数の位置決め部材と、
前記治具ベースまたは前記油圧シリンダに設けられ、外力により切り換えられることにより前記油圧ポンプの圧油をそれぞれの前記油圧シリンダに供給し、複数の前記位置決め部材による前記工作物の位置決め状態をそれぞれ制御する複数の手動バルブと、
前記油圧ポンプと前記治具ベースとの間を連結し、前記油圧ポンプから前記治具ベースへ圧油を供給する主供給管と、
前記主供給管とそれぞれの前記油圧シリンダとを連結し、前記治具ベースに供給された圧油をそれぞれの前記油圧シリンダへ分配するように前記主供給管を前記治具ベースにおいて分岐した複数の枝管と、
前記手動バルブに当接し前記手動バルブを切り換える操作部材と、
前記操作部材を前記治具ベースおよび前記位置決め部材に対して相対移動可能な移動手段と、
を備え、
前記手動バルブは、前記治具ベースまたは前記油圧シリンダのうち、前記移動手段の可動領域内に位置する部位に設けられ、前記移動手段の作動により前記操作部材から加えられる外力によって切り換えられ、
前記移動手段は、NCデータに基づいて作動することにより前記操作部材を移動し、複数の前記手動バルブを予め設定された規定の順序で切り換えを行うことで前記工作物を位置決めした状態にし、複数の前記手動バルブを前記規定の順序とは逆の順序で切り換えを行うことで前記工作物を移動可能な状態にすることを特徴とする工作機械。 - 請求項1〜4の何れか一項において、
複数の前記位置決め部材による前記工作物の位置決め状態をそれぞれ検知する複数の検知手段と、
複数の前記検知手段により検知された前記位置決め状態に基づいて前記治具ベースに対する前記工作物の着座状態を確認し、前記工作物の着座確認信号を出力する着座確認手段と、
をさらに備えることを特徴とする工作機械。 - 請求項5において、
前記検知手段は、前記治具ベースの所定位置に位置決めされた前記工作物との接触を検知することにより、前記位置決め状態を検知する接触式センサであることを特徴とする工作機械。
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