JP2003191016A - 金型クランプ方法およびその装置 - Google Patents

金型クランプ方法およびその装置

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JP2003191016A
JP2003191016A JP2001392047A JP2001392047A JP2003191016A JP 2003191016 A JP2003191016 A JP 2003191016A JP 2001392047 A JP2001392047 A JP 2001392047A JP 2001392047 A JP2001392047 A JP 2001392047A JP 2003191016 A JP2003191016 A JP 2003191016A
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fluid
fluid cylinder
tank
die
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Kyoichiro Ogawa
恭一郎 小川
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Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
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Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
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    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D5/00Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves
    • B21D5/02Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves on press brakes without making use of clamping means
    • B21D5/0209Tools therefor
    • B21D5/0236Tool clamping

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 金型開放時の圧力低下時間を短縮させると共
に油温状態に限らず、確実に金型が抜けるようにした金
型クランプ装置を提供することにある。 【解決手段】 金型ホルダ5に設けられた流体シリンダ
である油圧シリンダ7を作動させてこの油圧シリンダ7
に装着されたピストンロッド9の押圧力の加減で前記金
型ホルダ5に対して金型であるパンチ3をクランプせし
めたり、あるいはアンクランプせしめる金型クランプ装
置において、流体である油圧が収容されているタンク2
1と前記油圧シリンダ7とが連結されている配管17の
途中に、前記タンク21側から、モータ23に直結され
た双方向回転型ポンプ25、前記油圧を前記油圧シリン
ダ7側または前記タンク21側へ流すためのソレノイド
29を備えた切換バルブ27を順に設けてなることを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばワークに
折り曲げ加工を行うプレスブレーキにおける金型として
のパンチを金型ホルダにクランプしたり、あるいはアン
クランプしたりする金型クランプ方法およびその装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば図4に示されているよう
に、ワークに折り曲げ加工を行うプレスブレーキにおけ
る上下動自在なラムとしての上部テーブル101の下部
には金型としての例えばパンチ103が金型ホルダ10
5に着脱可能に設けられている。より詳細には、前記金
型ホルダ105には油圧シリンダ107が設けられてい
て、この油圧シリンダ107にはピストンロッド109
が装着されている。このピストンロッド109の先端に
は突起部111が形成され、一体化されている。そし
て、この突起部111に対向した前記パンチ103の側
面には前記突起部111を係脱せしめてパンチ103を
前記金型ホルダ105にクランプしたり、あるいはアン
クランプしたりするための係合凹部であるV溝113が
形成されている。
【0003】前記油圧シリンダ107のシリンダ室11
5には圧油を送排せしめるための配管117の一端が接
続されていると共に配管117の他端はフィルタ119
を介してタンク121に連通されている。そして、前記
配管117の途中には前記タンク121側からモータ1
23に直結された一方向回転型ポンプ125およびチエ
ック弁127が順に設けられている。このチエック弁1
27が設けられた図4における上方の配管117の途中
には別の配管129の一端が接続されていると共に配管
129の他端が前記タンク121に連通されている。し
かも、前記配管129の途中には金型開放のための切換
えバルブ131が設けられていると共にこの切換えバル
ブ131にはソレノイド133が備えられている。
【0004】上記構成により、モータ123を駆動せし
めると、一方向回転型ポンプ125が作動し、タンク1
21内の油が配管117に汲み上げられ、チエック弁1
27を経て油圧シリンダ107のシリンダ室115に圧
油が供給される。すると、ピストンロッド109が図4
において右方へ移動し、ピストンロッド109の先端で
ある突起部111がパンチ103に形成されたV溝11
3に押圧されて係合されてクランプされることになる。
【0005】また、モータ123の駆動を停止せしめる
と共に切換えバルブ131のソレノイド133をオフせ
しめると、油圧シリンダ107におけるシリンダ室11
5内の圧油が配管117、129を経てタンク121へ
戻されることにより、ピストンロッド109が図4にお
いて左方へ戻され、ピストンロッド109の先端である
突起部111がパンチ103に形成されたV溝113よ
り外れてアンクランプされることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術において切換えバルブ131にて圧力を大気に開
放しても、配管長、各部品の圧損、油の粘性の問題か
ら、金型保持装置のシリンダ室115内の圧力が低下す
るのに時間がかかるという問題がある。また、油温の変
化によって、油の粘性に違いが現れる。そのため、低温
時には金型が抜けない可能性があった。
【0007】この発明は上述の課題を解決するためにな
されたもので、その目的は、金型開放時の圧力低下時間
を短縮させると共に油温状態に限らず、確実に金型が抜
けるようにした金型クランプ方法およびその装置を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の金型クランプ方法は、金型
ホルダに設けられた流体シリンダを作動させてこの流体
シリンダに装着されたピストンロッドの押圧力の加減で
前記金型ホルダに対して金型をクランプせしめたり、あ
るいはアンクランプせしめる金型クランプ方法におい
て、モータを前記流体シリンダの加圧方向へ回転駆動せ
しめて双方向回転型ポンプを作動せしめることにより、
タンクから流体をくみ上げ前記流体シリンダへ流体を送
り、前記流体シリンダ内の圧力を高めてピストンロッド
の押圧力により前記金型ホルダに対して金型をクランプ
せしめると共に、モータを前記流体シリンダの加圧方向
とは反対方向へ逆回転駆動せしめて双方向ポンプを作動
せしめることにより、前記流体シリンダ内の流体をタン
クに逃がして流体シリンダ内の圧力を低下させてピスト
ンロッドの押圧力を弱めて前記金型ホルダに対して金型
をアンクランプせしめることを特徴とするものである。
【0009】したがって、モータを流体シリンダの加圧
方向へ回転駆動せしめて双方向回転型ポンプを作動せし
めることにより、タンクから流体をくみ上げ前記流体シ
リンダへ流体を送り、前記流体シリンダ内の圧力を高め
てピストンロッドの押圧力により前記金型ホルダに対し
て金型がクランプされる。また、モータを前記流体シリ
ンダの加圧方向とは反対方向へ逆回転駆動せしめて双方
向ポンプを作動せしめることにより、前記流体シリンダ
内の流体をタンクに逃がして流体シリンダ内の圧力を低
下させてピストンロッドの押圧力を弱めて前記金型ホル
ダに対して金型がアンクランプされる。
【0010】而して、双方向回転型ポンプを搭載したこ
とにより、金型を開放するときに金型を保持する流体シ
リンダの作動流体を双方向回転型ポンプにて、強制的に
タンクに作動流体が戻される。これにより、配管長、タ
ンクの位置、各部の圧損、例えば油温、油の粘性の影響
が少なく流体シリンダ内の圧力を低下させる時間の短縮
が図られる。また、金型のアンクランプ時に、金型を外
すまでの時間が短縮され、作業性が向上される。
【0011】請求項2によるこの発明の金型クランプ装
置は、金型ホルダに設けられた流体シリンダを作動させ
てこの流体シリンダに装着されたピストンロッドの押圧
力の加減で前記金型ホルダに対して金型をクランプせし
めたり、あるいはアンクランプせしめる金型クランプ装
置において、流体が収容されているタンクと前記流体シ
リンダとが連結されている配管の途中に、前記タンク側
から、モータに直結された双方向回転型ポンプ、前記流
体を前記流体シリンダ側または前記タンク側へ流すため
のソレノイドを備えた切換バルブを順に設けてなること
を特徴とすることを特徴とするものである。
【0012】したがって、請求項1と同様に、モータを
流体シリンダの加圧方向へ回転駆動せしめて双方向回転
型ポンプを作動せしめることにより、タンクから流体を
くみ上げ前記流体シリンダへ流体を送り、前記流体シリ
ンダ内の圧力を高めてピストンロッドの押圧力により前
記金型ホルダに対して金型がクランプされる。また、モ
ータを前記流体シリンダの加圧方向とは反対方向へ逆回
転駆動せしめて双方向ポンプを作動せしめることによ
り、前記流体シリンダ内の流体をタンクに逃がして流体
シリンダ内の圧力を低下させてピストンロッドの押圧力
を弱めて前記金型ホルダに対して金型がアンクランプさ
れる。
【0013】而して、双方向回転型ポンプを搭載したこ
とにより、金型を開放するときに金型を保持する流体シ
リンダの作動流体を双方向回転型ポンプにて、強制的に
タンクに作動流体が戻される。これにより、配管長、タ
ンクの位置、各部の圧損、例えば油温、油の粘性の影響
が少なく流体シリンダ内の圧力を低下させる時間の短縮
が図られる。また、金型のアンクランプ時に、金型を外
すまでの時間が短縮され、作業性が向上される。
【0014】請求項3によるこの発明の金型クランプ装
置は、請求項2記載の金型クランプ装置において、前記
モータおよび切換バルブのソレノイドを制御せしめる制
御装置を備えてなることを特徴とするものである。
【0015】したがって、前記モータおよび切換バルブ
のソレノイドを制御せしめる制御装置を備えられている
から、この制御装置により自動的にクランプ、アンクラ
ンプが行われる。
【0016】請求項4によるこの発明の金型クランプ装
置は、請求項3記載の金型クランプ装置において、前記
切換バルブのソレノイドをオン、オフせしめる操作スイ
ッチが、前記制御装置に接続されていることを特徴とす
るものである。
【0017】したがって、前記切換バルブのソレノイド
をオン、オフせしめる操作スイッチが、前記制御装置に
接続されているから、操作スイッチを作動せしめること
で、自動的にクランプ、アンクランプが行われる。
【0018】請求項5によるこの発明の金型クランプ装
置は、請求項1、2、3または4記載の金型クランプ装
置において、前記金型がパンチであることを特徴とする
ものである。
【0019】したがって、金型をパンチとすることによ
り、パンチのクランプ、アンクランプに特に有効的であ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。
【0021】図1を参照するに、ワークに折り曲げ加工
を行うプレスブレーキにおける上下動自在なラムとして
の上部テーブル1の下部には金型としての例えばパンチ
3が金型ホルダ5に着脱可能に設けられている。より詳
細には、前記金型ホルダ5には流体シリンダとしての例
えば油圧シリンダ7が設けられていて、この油圧シリン
ダ7にはピストンロッド9が装着されている。このピス
トンロッド9の先端には突起部11が形成され、一体化
されている。そして、この突起部11に対向した前記パ
ンチ103の側面には前記突起部11を係脱せしめてパ
ンチ3を前記金型ホルダ5にクランプしたり、あるいは
アンクランプしたりするための係合凹部であるV溝13
が形成されている。
【0022】前記油圧シリンダ7のシリンダ室15には
圧油を送排せしめるための配管17の一端が接続されて
いると共に配管17の他端はフィルタ19を介してタン
ク21に連通されている。そして、前記配管17の途中
には前記タンク21側からモータ23に直結された双方
向回転型ポンプ25および切換えバルブ27が順に設け
られている。この切換えバルブ27にはソレノイド29
が備えられている。前記切換えバルブ27の図1におい
て上方の配管17の途中には別の配管31の一端が接続
されていると共に配管31の他端が前記タンク21に連
通されていると共にこの配管31の途中にはリリーフ弁
33が設けられている。
【0023】前記切換えバルブ27の図1において上方
の配管17の途中には、さらに別の配管35の一端が接
続されていると共に配管35の他端には圧力センサ37
が連結されている。さらに、前記切換えバルブ27と双
方向回転型ポンプ25との間における前記配管17の途
中には、別の配管39の一端が接続されていると共に配
管39の他端が前記タンク21に連通されていると共に
この配管39の途中にはチェック弁41が設けられてい
る。
【0024】前記モータ23、切換えバルブ27などを
制御せしめる制御装置43が設けられている。この制御
装置43にはアンプ45を介して前記モータ23に連結
されていると共に切換えバルブ27のソレノイド29に
接続されている。また、前記制御装置43には操作スイ
ッチ47が接続されていると共に前記圧力センサ37に
接続されている。
【0025】上記構成により、図2に示されている状態
において、操作スィッチ47を開にすることにより、制
御装置43によりアンプ45を経てモータ23が正方向
に駆動回転されて、双方向回転型ポンプ25が正方向に
回転作動し、タンク21内の油が配管17に汲み上げら
れる。また、制御装置43により切換えバルブ27のソ
レノイド29がオンして切換えバルブ27が図2に示さ
れている状態に切換えられる。
【0026】したがって、配管17に汲み上げられた圧
油は、切換えバルブ27のチエック弁を経て配管17を
通り、油圧シリンダ7のシリンダ室15に圧油が供給さ
れる。すると、ピストンロッド9が図2において右方へ
移動し、ピストンロッド9の先端である突起部11がパ
ンチ3に形成されたV溝13に押圧されて係合されてク
ランプされることになる。
【0027】また、図3に示されている状態において、
制御装置43によりアンプ45を経てモータ23が逆方
向に駆動回転されて、双方向回転型ポンプ25が逆方向
に回転作動される。また、制御装置43により切換えバ
ルブ27のソレノイド29がオフして切換えバルブ27
が図3に示されている状態に切換えられる。
【0028】したがって、油圧シリンダ7におけるシリ
ンダ室15内の圧油が配管17、切換えバルブ27を経
て強制的にタンク21へ戻されることにより、ピストン
ロッド9が図3において左方へ戻され、ピストンロッド
9の先端である突起部11がパンチ3に形成されたV溝
13より外れてアンクランプされることになる。
【0029】而して、双方向回転型ポンプ25を搭載し
たことにより、金型であるパンチ3を開放するときにパ
ンチ3を保持する油圧シリンダ7の作動流体である圧油
を双方向回転型ポンプ25にて、強制的にタンク21に
圧油が戻される。これにより、配管長、タンク21の位
置、各部の圧損、例えば油温、油の粘性の影響が少なく
油圧シリンダ7のシリンダ室15の圧力を低下させる時
間の短縮を図ることができる。また、パンチ3のアンク
ランプ時に、パンチ3を外すまでの時間を短縮すること
ができると共に、作業性を向上させることができる。
【0030】また、前記モータ23および切換バルブ2
7のソレノイド29を制御せしめる制御装置43が備え
られているから、この制御装置43により自動的にクラ
ンプ、アンクランプを行うことができる。前記切換バル
ブ27ソレノイド29をオン、オフせしめる操作スイッ
チ47が、前記制御装置43に接続されているから、操
作スイッチ47を作動せしめることで、自動的にクラン
プ、アンクランプを行うことができる。
【0031】さらに、金型をパンチ3とすることによ
り、パンチ3のクランプ、アンクランプを特に有効的に
行うことができる。
【0032】なお、この発明は前述した実施の形態に限
定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他
の態様で実施し得るものである。
【0033】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態の説明か
ら理解されるように、請求項1の発明によれば、モータ
を流体シリンダの加圧方向へ回転駆動せしめて双方向回
転型ポンプを作動せしめることにより、タンクから流体
をくみ上げ前記流体シリンダへ流体を送り、前記流体シ
リンダ内の圧力を高めてピストンロッドの押圧力により
前記金型ホルダに対して金型がクランプされる。また、
モータを前記流体シリンダの加圧方向とは反対方向へ逆
回転駆動せしめて双方向ポンプを作動せしめることによ
り、前記流体シリンダ内の流体をタンクに逃がして流体
シリンダ内の圧力を低下させてピストンロッドの押圧力
を弱めて前記金型ホルダに対して金型がアンクランプさ
れる。
【0034】而して、双方向回転型ポンプを搭載したこ
とにより、金型を開放するときに金型を保持する流体シ
リンダの作動流体を双方向回転型ポンプにて、強制的に
タンクに作動流体が戻される。これにより、配管長、タ
ンクの位置、各部の圧損、例えば油温、油の粘性の影響
が少なく流体シリンダ内の圧力を低下させる時間の短縮
を図ることができる。また、金型のアンクランプ時に、
金型を外すまでの時間が短縮され、作業性を向上させる
ことができる。
【0035】請求項2の発明によれば、請求項1と同様
に、モータを流体シリンダの加圧方向へ回転駆動せしめ
て双方向回転型ポンプを作動せしめることにより、タン
クから流体をくみ上げ前記流体シリンダへ流体を送り、
前記流体シリンダ内の圧力を高めてピストンロッドの押
圧力により前記金型ホルダに対して金型がクランプされ
る。また、モータを前記流体シリンダの加圧方向とは反
対方向へ逆回転駆動せしめて双方向ポンプを作動せしめ
ることにより、前記流体シリンダ内の流体をタンクに逃
がして流体シリンダ内の圧力を低下させてピストンロッ
ドの押圧力を弱めて前記金型ホルダに対して金型がアン
クランプされる。
【0036】而して、双方向回転型ポンプを搭載したこ
とにより、金型を開放するときに金型を保持する流体シ
リンダの作動流体を双方向回転型ポンプにて、強制的に
タンクに作動流体が戻される。これにより、配管長、タ
ンクの位置、各部の圧損、例えば油温、油の粘性の影響
が少なく流体シリンダ内の圧力を低下させる時間の短縮
を図ることができる。また、金型のアンクランプ時に、
金型を外すまでの時間が短縮され、作業性を向上させる
ことができる。
【0037】請求項3の発明によれば、前記モータおよ
び切換バルブのソレノイドを制御せしめる制御装置が備
えられているから、この制御装置により自動的にクラン
プ、アンクランプを行うことができる。
【0038】請求項4の発明によれば、前記切換バルブ
のソレノイドをオン、オフせしめる操作スイッチが、前
記制御装置に接続されているから、操作スイッチを作動
せしめることで、自動的にクランプ、アンクランプを行
うことができる。
【0039】請求項5の発明によれば、金型をパンチと
することにより、パンチのクランプ、アンクランプを特
に有効的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】金型であるパンチをクランプ、アンクランプせ
しめる金型クランプ装置の構成図である。
【図2】クランプ動作の説明図である。
【図3】アンクランプ動作の説明図である。
【図4】従来の金型であるパンチをクランプ、アンクラ
ンプせしめる金型クランプ装置の構成図である。
【符号の説明】
1 上部テーブル 3 パンチ(金型) 7 油圧シリンダ(流体シリンダ) 9 ピストンロッド 11 突起部 13 V溝(係合凹部) 15 シリンダ室 17 配管 21 タンク 23 モータ 25 双方向回転型ポンプ 27 切換えバルブ 29 ソレノイド 35 配管 37 圧力センサ 43 制御装置 45 アンプ 47 操作スィッチ
フロントページの続き Fターム(参考) 3H089 BB01 BB14 CC01 DA02 DA14 DB33 DB44 DB48 EE36 FF07 GG02 JJ03 4E050 FA01 FB06 FC02 4E063 BA07 DA02 DA18 DA20 FA09 FA10 LA01 LA11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型ホルダに設けられた流体シリンダを
    作動させてこの流体シリンダに装着されたピストンロッ
    ドの押圧力の加減で前記金型ホルダに対して金型をクラ
    ンプせしめたり、あるいはアンクランプせしめる金型ク
    ランプ方法において、モータを前記流体シリンダの加圧
    方向へ回転駆動せしめて双方向回転型ポンプを作動せし
    めることにより、タンクから流体をくみ上げ前記流体シ
    リンダへ流体を送り、前記流体シリンダ内の圧力を高め
    てピストンロッドの押圧力により前記金型ホルダに対し
    て金型をクランプせしめると共に、モータを前記流体シ
    リンダの加圧方向とは反対方向へ逆回転駆動せしめて双
    方向ポンプを作動せしめることにより、前記流体シリン
    ダ内の流体をタンクに逃がして流体シリンダ内の圧力を
    低下させてピストンロッドの押圧力を弱めて前記金型ホ
    ルダに対して金型をアンクランプせしめることを特徴と
    する金型クランプ方法。
  2. 【請求項2】 金型ホルダに設けられた流体シリンダを
    作動させてこの流体シリンダに装着されたピストンロッ
    ドの押圧力の加減で前記金型ホルダに対して金型をクラ
    ンプせしめたり、あるいはアンクランプせしめる金型ク
    ランプ装置において、流体が収容されているタンクと前
    記流体シリンダとが連結されている配管の途中に、前記
    タンク側から、モータに直結された双方向回転型ポン
    プ、前記流体を前記流体シリンダ側または前記タンク側
    へ流すためのソレノイドを備えた切換バルブを順に設け
    てなることを特徴とすることを特徴とする金型クランプ
    装置。
  3. 【請求項3】 前記モータおよび切換バルブのソレノイ
    ドを制御せしめる制御装置を備えてなることを特徴とす
    る請求項2記載の金型クランプ装置。
  4. 【請求項4】 前記切換バルブのソレノイドをオン、オ
    フせしめる操作スイッチが、前記制御装置に接続されて
    いることを特徴とする請求項3記載の金型クランプ装
    置。
  5. 【請求項5】 前記金型がパンチであることを特徴とす
    る請求項2、3または4記載の金型クランプ装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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