JP2000317556A - 板材加工機におけるクランプ回避方法及びその装置 - Google Patents
板材加工機におけるクランプ回避方法及びその装置Info
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- JP2000317556A JP2000317556A JP11133251A JP13325199A JP2000317556A JP 2000317556 A JP2000317556 A JP 2000317556A JP 11133251 A JP11133251 A JP 11133251A JP 13325199 A JP13325199 A JP 13325199A JP 2000317556 A JP2000317556 A JP 2000317556A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 回避動作によるガタやクランプずれが発生せ
ず、小さなサイズのワークにも使用可能でクランプとし
ての剛性を向上する。 【解決手段】 クランプ回避装置49のクランプボディ
固定部53に対して昇降自在なクランプボディ可動部5
5を引張用弾性体61を介してクランプボディ固定部5
3に懸吊する。クランプベース71はクランプボディ可
動部55の下部に進退自在であるのでクランプベース7
1の動作が滑らかで剛性が高く、回避動作機構のコンパ
クト化が図られる。通常時はクランプベース71の前進
端位置で、クランプボディ可動部55の上部に設けたジ
ョー回避用駆動装置により、クランプベース71の先端
の上、下クランプジョー75,77が作動してワークW
をクランプする。クランプ回避時はジョー回避用駆動装
置によりクランプボディ可動部55が引張用弾性体61
の付勢力に抗して下方へ移動して下クランプジョー77
がワークWから下方へ回避されクランプベース71が後
退される。
ず、小さなサイズのワークにも使用可能でクランプとし
ての剛性を向上する。 【解決手段】 クランプ回避装置49のクランプボディ
固定部53に対して昇降自在なクランプボディ可動部5
5を引張用弾性体61を介してクランプボディ固定部5
3に懸吊する。クランプベース71はクランプボディ可
動部55の下部に進退自在であるのでクランプベース7
1の動作が滑らかで剛性が高く、回避動作機構のコンパ
クト化が図られる。通常時はクランプベース71の前進
端位置で、クランプボディ可動部55の上部に設けたジ
ョー回避用駆動装置により、クランプベース71の先端
の上、下クランプジョー75,77が作動してワークW
をクランプする。クランプ回避時はジョー回避用駆動装
置によりクランプボディ可動部55が引張用弾性体61
の付勢力に抗して下方へ移動して下クランプジョー77
がワークWから下方へ回避されクランプベース71が後
退される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、板材加工機におけ
るクランプ回避方法及びその装置に関する。
るクランプ回避方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、板材加工機としての例えばタレッ
トパンチプレスには、図11に示されているようにタレ
ットパンチプレス301の上部フレーム(図示省略)に
は多数のパンチPを着脱交換自在に備えた上部タレット
303が回転自在に装着されており、下部フレーム(図
示省略)には上記の多数のパンチPと対向した位置に多
数のダイDが交換自在に備えられた下部タレット305
が回転自在に装着されている。
トパンチプレスには、図11に示されているようにタレ
ットパンチプレス301の上部フレーム(図示省略)に
は多数のパンチPを着脱交換自在に備えた上部タレット
303が回転自在に装着されており、下部フレーム(図
示省略)には上記の多数のパンチPと対向した位置に多
数のダイDが交換自在に備えられた下部タレット305
が回転自在に装着されている。
【0003】また、板材のワークWをクランプするクラ
ンプ装置307を備えると共にクランプされたワークW
をパンチング加工位置Kに対して前後左右方向に移動位
置決めするワーク移動位置決め装置(図示省略)が設け
られている。
ンプ装置307を備えると共にクランプされたワークW
をパンチング加工位置Kに対して前後左右方向に移動位
置決めするワーク移動位置決め装置(図示省略)が設け
られている。
【0004】従来、クランプ装置307としては、図1
1に示されているようにパンチング加工位置Kでクラン
プ装置307のそれ自体がパンチングされないように旋
回して回避する旋回式クランプ回避装置309がある。
1に示されているようにパンチング加工位置Kでクラン
プ装置307のそれ自体がパンチングされないように旋
回して回避する旋回式クランプ回避装置309がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の旋回
式クランプ回避装置309においては、回避動作範囲が
大きいためにタレット内での回避動作が不可能であるた
めにワークサイズが1400mm以上のワークWにしか使用で
きず、また、旋回式であるために回避動作時の衝撃が大
きく、ワークずれやガタが発生するという問題点があっ
た。
式クランプ回避装置309においては、回避動作範囲が
大きいためにタレット内での回避動作が不可能であるた
めにワークサイズが1400mm以上のワークWにしか使用で
きず、また、旋回式であるために回避動作時の衝撃が大
きく、ワークずれやガタが発生するという問題点があっ
た。
【0006】また、上記の旋回式クランプ回避装置30
9は部品点数が多いためにクランプするときの剛性が低
くなり、また組み立て時の調整が困難であるという問題
点があった。
9は部品点数が多いためにクランプするときの剛性が低
くなり、また組み立て時の調整が困難であるという問題
点があった。
【0007】本発明は上述の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的は、回避動作によるガタやクラン
プずれが発生せず、また小さなサイズのワークにも使用
可能であり、さらにクランプとしての剛性を向上し得る
を提供することにある。
れたもので、その目的は、回避動作によるガタやクラン
プずれが発生せず、また小さなサイズのワークにも使用
可能であり、さらにクランプとしての剛性を向上し得る
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の板材加工機におけるクラン
プ回避方法は、板材加工機で加工すべきワークをクラン
プするクランプ装置のクランプボディ固定部に対して昇
降自在なクランプボディ可動部を引張用弾性体を介して
クランプボディ固定部に懸吊し、前記クランプボディ可
動部の下部に進退自在に設けたクランプベースを前進せ
しめて前方端位置で通常時にロックすると共に後退方向
へ回避する時にロック解除し、通常時は前記クランプベ
ースの前方端位置で、前記クランプボディ可動部の上部
に設けたジョー回避用駆動装置により、クランプベース
の先端に備えた上クランプジョーを上下動せしめて下ク
ランプジョーに対してワークをクランプせしめ、 クラ
ンプ回避時は前記ジョー回避用駆動装置によりクランプ
ボディ可動部を前記引張用弾性体の付勢力に抗して前記
クランプボディ固定部に対して下方へ移動せしめて下ク
ランプジョーをワークから下方へ回避せしめた後にクラ
ンプベースを後退せしめることを特徴とするものであ
る。
に請求項1によるこの発明の板材加工機におけるクラン
プ回避方法は、板材加工機で加工すべきワークをクラン
プするクランプ装置のクランプボディ固定部に対して昇
降自在なクランプボディ可動部を引張用弾性体を介して
クランプボディ固定部に懸吊し、前記クランプボディ可
動部の下部に進退自在に設けたクランプベースを前進せ
しめて前方端位置で通常時にロックすると共に後退方向
へ回避する時にロック解除し、通常時は前記クランプベ
ースの前方端位置で、前記クランプボディ可動部の上部
に設けたジョー回避用駆動装置により、クランプベース
の先端に備えた上クランプジョーを上下動せしめて下ク
ランプジョーに対してワークをクランプせしめ、 クラ
ンプ回避時は前記ジョー回避用駆動装置によりクランプ
ボディ可動部を前記引張用弾性体の付勢力に抗して前記
クランプボディ固定部に対して下方へ移動せしめて下ク
ランプジョーをワークから下方へ回避せしめた後にクラ
ンプベースを後退せしめることを特徴とするものであ
る。
【0009】したがって、クランプベースがクランプボ
ディ可動部の下部に前後方向に進退自在であるので、ク
ランプベースの動作が滑らかで剛性が高く、回避動作機
構のコンパクト化が図られると共に大ストロークの回避
動作が行われる。
ディ可動部の下部に前後方向に進退自在であるので、ク
ランプベースの動作が滑らかで剛性が高く、回避動作機
構のコンパクト化が図られると共に大ストロークの回避
動作が行われる。
【0010】また、クランプボディ可動部がフローティ
ングするのでワークの変形が防止され、クランプ回避時
に下クランプジョーがワークから離れるように下降され
るので確実な回避動作が行われる。
ングするのでワークの変形が防止され、クランプ回避時
に下クランプジョーがワークから離れるように下降され
るので確実な回避動作が行われる。
【0011】さらに、クランプベースが後退することに
より上下クランプジョーがタレットから離れる方向に円
滑な回避動作が行われるので、クランプ装置は小さなワ
ークに対してもタレット内で容易に回避される。
より上下クランプジョーがタレットから離れる方向に円
滑な回避動作が行われるので、クランプ装置は小さなワ
ークに対してもタレット内で容易に回避される。
【0012】請求項2によるこの発明の板材加工機にお
けるクランプ回避装置は、板材加工機で加工すべきワー
クをクランプするクランプ装置のクランプボディ固定部
に対してクランプボディ可動部を昇降自在に設けると共
に前記クランプボディ可動部を引張用弾性体を介してク
ランプボディ固定部に懸吊し、前記クランプボディ可動
部の下部にクランプベースを前後方向に進退せしめるク
ランプベース駆動装置を設け、このクランプベースの前
方端位置を通常時にロックし且つ後退方向へ回避時にロ
ック解除すべくロック部材を駆動せしめるロック部材駆
動装置を前記クランプボディ可動部に設け、前記クラン
プベースの先端にワークをクランプする下クランプジョ
ーとこの下クランプジョーにワークを上方から押圧離反
自在に上下動する上クランプジョーを設け、この上クラ
ンプジョーを昇降せしめるジョー開閉駆動部と、前記下
クランプジョーをワークから下方へ回避すべく前記クラ
ンプボディ可動部を前記クランプボディ固定部に対して
下方へ移動せしめるジョー回避駆動部とを備えたジョー
回避用駆動装置を前記クランプボディ可動部に設けてな
ることを特徴とするものである。
けるクランプ回避装置は、板材加工機で加工すべきワー
クをクランプするクランプ装置のクランプボディ固定部
に対してクランプボディ可動部を昇降自在に設けると共
に前記クランプボディ可動部を引張用弾性体を介してク
ランプボディ固定部に懸吊し、前記クランプボディ可動
部の下部にクランプベースを前後方向に進退せしめるク
ランプベース駆動装置を設け、このクランプベースの前
方端位置を通常時にロックし且つ後退方向へ回避時にロ
ック解除すべくロック部材を駆動せしめるロック部材駆
動装置を前記クランプボディ可動部に設け、前記クラン
プベースの先端にワークをクランプする下クランプジョ
ーとこの下クランプジョーにワークを上方から押圧離反
自在に上下動する上クランプジョーを設け、この上クラ
ンプジョーを昇降せしめるジョー開閉駆動部と、前記下
クランプジョーをワークから下方へ回避すべく前記クラ
ンプボディ可動部を前記クランプボディ固定部に対して
下方へ移動せしめるジョー回避駆動部とを備えたジョー
回避用駆動装置を前記クランプボディ可動部に設けてな
ることを特徴とするものである。
【0013】したがって、請求項1記載の作用と同様で
あり、クランプベースがクランプボディ可動部の下部に
前後方向に進退自在であるので、クランプベースの動作
が滑らかで剛性が高く、回避動作機構のコンパクト化が
図られると共に大ストロークの回避動作が行われる。
あり、クランプベースがクランプボディ可動部の下部に
前後方向に進退自在であるので、クランプベースの動作
が滑らかで剛性が高く、回避動作機構のコンパクト化が
図られると共に大ストロークの回避動作が行われる。
【0014】また、クランプボディ可動部がフローティ
ングするのでワークの変形が防止され、クランプ回避時
に下クランプジョーがワークから離れるように下降され
るので確実な回避動作が行われる。
ングするのでワークの変形が防止され、クランプ回避時
に下クランプジョーがワークから離れるように下降され
るので確実な回避動作が行われる。
【0015】さらに、クランプベースが後退することに
より上下クランプジョーがタレットから離れる方向に円
滑な回避動作が行われるので、クランプ装置は小さなワ
ークに対してもタレット内で容易に回避される。
より上下クランプジョーがタレットから離れる方向に円
滑な回避動作が行われるので、クランプ装置は小さなワ
ークに対してもタレット内で容易に回避される。
【0016】請求項3によるこの発明の板材加工機にお
けるクランプ回避装置は、板材加工機で加工すべきワー
クをクランプするクランプ装置のクランプボディ固定部
に対してクランプボディ可動部をリニアガイドを介して
昇降自在に設けると共に前記クランプボディ可動部を引
張用弾性体を介してクランプボディ固定部に懸吊し、前
記クランプボディ可動部の下部にクランプベースを前後
方向に進退せしめるクランプベース駆動装置を設け、こ
のクランプベースの前方端位置を通常時にロックし且つ
後退方向へ回避時にロック解除すべくロック部材を駆動
せしめるロック部材駆動装置を前記クランプボディ可動
部に設け、前記クランプベースの先端にワークをクラン
プする下クランプジョーとこの下クランプジョーにワー
クを上方から押圧離反自在にヒンジを介して上下動する
上クランプジョーを設け、この上クランプジョーの前記
ヒンジより後方端部にフック部を設け、このフック部に
前方端位置で係脱可能な係合部材を昇降せしめるジョー
開閉駆動部と、前記下クランプジョーをワークから下方
へ回避すべく前記クランプボディ可動部を前記クランプ
ボディ固定部に対して下方へ移動せしめるジョー回避駆
動部とを備えたジョー回避用駆動装置を前記クランプボ
ディ可動部に設けてなることを特徴とするものである。
けるクランプ回避装置は、板材加工機で加工すべきワー
クをクランプするクランプ装置のクランプボディ固定部
に対してクランプボディ可動部をリニアガイドを介して
昇降自在に設けると共に前記クランプボディ可動部を引
張用弾性体を介してクランプボディ固定部に懸吊し、前
記クランプボディ可動部の下部にクランプベースを前後
方向に進退せしめるクランプベース駆動装置を設け、こ
のクランプベースの前方端位置を通常時にロックし且つ
後退方向へ回避時にロック解除すべくロック部材を駆動
せしめるロック部材駆動装置を前記クランプボディ可動
部に設け、前記クランプベースの先端にワークをクラン
プする下クランプジョーとこの下クランプジョーにワー
クを上方から押圧離反自在にヒンジを介して上下動する
上クランプジョーを設け、この上クランプジョーの前記
ヒンジより後方端部にフック部を設け、このフック部に
前方端位置で係脱可能な係合部材を昇降せしめるジョー
開閉駆動部と、前記下クランプジョーをワークから下方
へ回避すべく前記クランプボディ可動部を前記クランプ
ボディ固定部に対して下方へ移動せしめるジョー回避駆
動部とを備えたジョー回避用駆動装置を前記クランプボ
ディ可動部に設けてなることを特徴とするものである。
【0017】したがって、請求項2記載の作用にさらに
加えて、上クランプジョーがヒンジを介して下クランプ
ジョーに対して上下動されるので、上クランプジョーの
後方端側に設けたフック部が上方へ引き上げられるとき
にワークがクランプされ、フック部が下げられるときに
アンクランプされる。しかも、フック部がジョー開閉駆
動部の係合部材にクランプベースの前方端位置で係脱可
能であるので、回避時にはフック部がジョー開閉駆動部
の係合部材から容易に抜脱される。
加えて、上クランプジョーがヒンジを介して下クランプ
ジョーに対して上下動されるので、上クランプジョーの
後方端側に設けたフック部が上方へ引き上げられるとき
にワークがクランプされ、フック部が下げられるときに
アンクランプされる。しかも、フック部がジョー開閉駆
動部の係合部材にクランプベースの前方端位置で係脱可
能であるので、回避時にはフック部がジョー開閉駆動部
の係合部材から容易に抜脱される。
【0018】請求項4によるこの発明の板材加工機にお
けるクランプ回避装置は、請求項2又は3記載の板材加
工機におけるクランプ回避装置において、前記クランプ
ボディ固定部に突き当て部を設けると共に、前記ジョー
回避用駆動装置が前記係合部材を昇降せしめる下部ピス
トンと、前記クランプボディ固定部の突き当て部に下方
から当接可能な上部ロッドを昇降せしめる上部ピストン
と、この上部ピストンと前記下部ピストンとを互いに離
反せしめる方向に付勢力を有する圧縮弾性体と、この圧
縮弾性体の付勢力に抗して上部ピストンを下降せしめる
上部加圧室と、下部ピストンを上昇せしめる下部ピスト
ンを備えてなることを特徴とするものである。
けるクランプ回避装置は、請求項2又は3記載の板材加
工機におけるクランプ回避装置において、前記クランプ
ボディ固定部に突き当て部を設けると共に、前記ジョー
回避用駆動装置が前記係合部材を昇降せしめる下部ピス
トンと、前記クランプボディ固定部の突き当て部に下方
から当接可能な上部ロッドを昇降せしめる上部ピストン
と、この上部ピストンと前記下部ピストンとを互いに離
反せしめる方向に付勢力を有する圧縮弾性体と、この圧
縮弾性体の付勢力に抗して上部ピストンを下降せしめる
上部加圧室と、下部ピストンを上昇せしめる下部ピスト
ンを備えてなることを特徴とするものである。
【0019】したがって、通常時には、上部ピストンが
上部加圧室により下降されて上部ロッドが突き当て部か
ら離反されるのでクランプボディ可動部がフローティン
グ状態にあり、下部加圧室により下部ピストンが上昇さ
れてワークが上下クランプジョーによりクランプされ
る。
上部加圧室により下降されて上部ロッドが突き当て部か
ら離反されるのでクランプボディ可動部がフローティン
グ状態にあり、下部加圧室により下部ピストンが上昇さ
れてワークが上下クランプジョーによりクランプされ
る。
【0020】クランプ回避時には、下部ピストンが圧縮
弾性体の付勢力により下降されて下部ロッドが下降する
ことにより上クランプジョーがワークをアンクランプ
し、上部ピストンが圧縮弾性体の付勢力により上昇され
て上部ロッドが突き当て部に突き当てられるのでクラン
プボディ可動部が下降されて下クランプジョーがワーク
から干渉しないように下げられ、上下クランプジョーが
容易に後退される。
弾性体の付勢力により下降されて下部ロッドが下降する
ことにより上クランプジョーがワークをアンクランプ
し、上部ピストンが圧縮弾性体の付勢力により上昇され
て上部ロッドが突き当て部に突き当てられるのでクラン
プボディ可動部が下降されて下クランプジョーがワーク
から干渉しないように下げられ、上下クランプジョーが
容易に後退される。
【0021】請求項5によるこの発明の板材加工機にお
けるクランプ回避装置は、請求項2又は3記載の板材加
工機におけるクランプ回避装置において、前記ジョー回
避用駆動装置がピストンを介して上部加圧室と下部加圧
室とを備えた回避用アクチュエータからなると共にこの
回避用アクチュエータのピストンに第1上部ロッドを設
け、この第1上部ロッドの作動により開放し且つ常時閉
塞する第1メカバルブを設け、前記ロック部材駆動装置
がピストンを介して上部加圧室と下部加圧室とを備えた
ロック用アクチュエータからなると共にこのロック用ア
クチュエータのピストンに第2上部ロッドを設け、この
第2上部ロッドの作動により開放し且つ常時閉塞する第
2メカバルブを設け、前記第1メカバルブと前記回避用
アクチュエータの下部加圧室に流体圧を供給する第1管
路を連通すると共に前記第2メカバルブと前記ロック用
アクチュエータの下部加圧室に流体圧を供給する第2管
路を連通し、前記第1メカバルブを前記ロック用アクチ
ュエータの上部加圧室に第3管路を介して連通すると共
に前記第2メカバルブを前記回避用アクチュエータの上
部加圧室に第4管路を介して連通してなることを特徴と
するクランプ回避装置。
けるクランプ回避装置は、請求項2又は3記載の板材加
工機におけるクランプ回避装置において、前記ジョー回
避用駆動装置がピストンを介して上部加圧室と下部加圧
室とを備えた回避用アクチュエータからなると共にこの
回避用アクチュエータのピストンに第1上部ロッドを設
け、この第1上部ロッドの作動により開放し且つ常時閉
塞する第1メカバルブを設け、前記ロック部材駆動装置
がピストンを介して上部加圧室と下部加圧室とを備えた
ロック用アクチュエータからなると共にこのロック用ア
クチュエータのピストンに第2上部ロッドを設け、この
第2上部ロッドの作動により開放し且つ常時閉塞する第
2メカバルブを設け、前記第1メカバルブと前記回避用
アクチュエータの下部加圧室に流体圧を供給する第1管
路を連通すると共に前記第2メカバルブと前記ロック用
アクチュエータの下部加圧室に流体圧を供給する第2管
路を連通し、前記第1メカバルブを前記ロック用アクチ
ュエータの上部加圧室に第3管路を介して連通すると共
に前記第2メカバルブを前記回避用アクチュエータの上
部加圧室に第4管路を介して連通してなることを特徴と
するクランプ回避装置。
【0022】したがって、流体圧が第1管路を経て供給
されると、回避用アクチュエータの下部加圧室に流体圧
が供給されるので、第1上部ロッドが上昇して第1メカ
バルブに突き当たって作動するときに回避用アクチュエ
ータのピストンの上昇に伴って上、下クランプジョーが
ワークをクランプする。第1メカバルブは第1上部ロッ
ドの作動により開放されるので流体圧が第3管路を経て
ロック用アクチュエータの第2上部加圧室に供給される
ために、ロック用アクチュエータのピストンと共にロッ
ク部材が下降されてクランプベースがロックされる。
されると、回避用アクチュエータの下部加圧室に流体圧
が供給されるので、第1上部ロッドが上昇して第1メカ
バルブに突き当たって作動するときに回避用アクチュエ
ータのピストンの上昇に伴って上、下クランプジョーが
ワークをクランプする。第1メカバルブは第1上部ロッ
ドの作動により開放されるので流体圧が第3管路を経て
ロック用アクチュエータの第2上部加圧室に供給される
ために、ロック用アクチュエータのピストンと共にロッ
ク部材が下降されてクランプベースがロックされる。
【0023】また、流体圧が第2管路を経て供給される
と、ロック用アクチュエータの下部加圧室に流体圧が供
給されるので、第2上部ロッドが上昇して第2メカバル
ブに突き当たって作動するときにロック部材が上昇され
てクランプベースがアンロックされる。第2メカバルブ
は第2上部ロッドの作動により開放されるので流体圧が
第4管路を経て回避用アクチュエータの第1上部加圧室
に供給されるために、回避用アクチュエータのピストン
の下降に伴って上、下クランプジョーがワークをアンク
ランプする。
と、ロック用アクチュエータの下部加圧室に流体圧が供
給されるので、第2上部ロッドが上昇して第2メカバル
ブに突き当たって作動するときにロック部材が上昇され
てクランプベースがアンロックされる。第2メカバルブ
は第2上部ロッドの作動により開放されるので流体圧が
第4管路を経て回避用アクチュエータの第1上部加圧室
に供給されるために、回避用アクチュエータのピストン
の下降に伴って上、下クランプジョーがワークをアンク
ランプする。
【0024】請求項6によるこの発明の板材加工機にお
けるクランプ回避装置は、請求項2又は3記載の板材加
工機におけるクランプ回避装置において、前記クランプ
ベース駆動装置が、クランプベースに設けた第1ラック
と、この第1ラックに噛合する第1ピニオンと、この第
1ピニオンに噛合する第2ピニオンと、この第2ピニオ
ンに噛合して往復移動可能な第2ラックとからなること
を特徴とするものである。
けるクランプ回避装置は、請求項2又は3記載の板材加
工機におけるクランプ回避装置において、前記クランプ
ベース駆動装置が、クランプベースに設けた第1ラック
と、この第1ラックに噛合する第1ピニオンと、この第
1ピニオンに噛合する第2ピニオンと、この第2ピニオ
ンに噛合して往復移動可能な第2ラックとからなること
を特徴とするものである。
【0025】したがって、第2ラックが往復移動される
と、この往復動作により第2ピニオン、第1ピニオン、
第1ラックを介して伝達されてクランプベースが容易に
前後方向に駆動される。
と、この往復動作により第2ピニオン、第1ピニオン、
第1ラックを介して伝達されてクランプベースが容易に
前後方向に駆動される。
【0026】請求項7によるこの発明の板材加工機にお
けるクランプ回避装置は、請求項2又は3記載の板材加
工機におけるクランプ回避装置において、前記クランプ
ベース駆動装置が、クランプベースに設けた第1ラック
と、この第1ラックに噛合する第1ピニオンと、この第
1ピニオンに噛合する第2ピニオンと、この第2ピニオ
ンに噛合して往復移動可能な第2ラックとからなり、前
記ロック部材駆動装置が、第2ラックの背面に第3ラッ
クを設けると共にこの第3ラックに噛合する第4ラック
を前記ロック部材に設けてなることを特徴とするもので
ある。
けるクランプ回避装置は、請求項2又は3記載の板材加
工機におけるクランプ回避装置において、前記クランプ
ベース駆動装置が、クランプベースに設けた第1ラック
と、この第1ラックに噛合する第1ピニオンと、この第
1ピニオンに噛合する第2ピニオンと、この第2ピニオ
ンに噛合して往復移動可能な第2ラックとからなり、前
記ロック部材駆動装置が、第2ラックの背面に第3ラッ
クを設けると共にこの第3ラックに噛合する第4ラック
を前記ロック部材に設けてなることを特徴とするもので
ある。
【0027】したがって、第2ラックが往復移動される
と、この往復動作によりロック部材がクランプベースを
ロック、アンロックするよう作動し、同時に第2ピニオ
ン、第1ピニオン、第1ラックを介して伝達されてクラ
ンプベースが容易に前後方向に駆動される。つまり、単
に第2ラックが往復移動されるだけでクランプベースの
進退動作とロック部材の駆動が行われ、クランプベース
は前進されるとロックされ、後退されるときはアンロッ
クされる。
と、この往復動作によりロック部材がクランプベースを
ロック、アンロックするよう作動し、同時に第2ピニオ
ン、第1ピニオン、第1ラックを介して伝達されてクラ
ンプベースが容易に前後方向に駆動される。つまり、単
に第2ラックが往復移動されるだけでクランプベースの
進退動作とロック部材の駆動が行われ、クランプベース
は前進されるとロックされ、後退されるときはアンロッ
クされる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明のクランプ回避装置
の実施の形態について、板材加工機としての例えばタレ
ットパンチプレスを例にとって図面を参照して説明す
る。
の実施の形態について、板材加工機としての例えばタレ
ットパンチプレスを例にとって図面を参照して説明す
る。
【0029】図5及び図6を参照するに、本実施の形態
に係わるタレットパンチプレス1は、ベース3の両側に
立設したサイドフレーム5,7に上部フレーム9の両側
が支持された態様の本体フレーム11の構造に構成され
ている。前記上部フレーム9の下部には、多種類のパン
チPを着脱交換自在に備えた円盤状の上部タレット13
が回転自在に装着されている。
に係わるタレットパンチプレス1は、ベース3の両側に
立設したサイドフレーム5,7に上部フレーム9の両側
が支持された態様の本体フレーム11の構造に構成され
ている。前記上部フレーム9の下部には、多種類のパン
チPを着脱交換自在に備えた円盤状の上部タレット13
が回転自在に装着されている。
【0030】ベース3の上面には、上部タレット13に
対向した下部タレット15が回転自在に装着されてお
り、この下部タレット15には、多種類のパンチPと対
向した多数のダイDが円弧状に配置され且つ着脱交換自
在に装着されている。前記上部タレット13の軸心と下
部タレット15の軸心とは同一軸心に配置されており、
この上部タレット13と下部タレット15は同方向へ同
期して回転される。
対向した下部タレット15が回転自在に装着されてお
り、この下部タレット15には、多種類のパンチPと対
向した多数のダイDが円弧状に配置され且つ着脱交換自
在に装着されている。前記上部タレット13の軸心と下
部タレット15の軸心とは同一軸心に配置されており、
この上部タレット13と下部タレット15は同方向へ同
期して回転される。
【0031】上部フレーム9の下面におけるほぼ中央部
には、ラム17が上下動自在に装着されている。上部タ
レット13および下部タレット15の回転によってラム
17の下方へ割出し位置決めされたパンチPは、例えば
上部フレーム9に水平に軸承されたクランク軸19の回
転によりコネクテイングロッドを介してラム17が上下
動されるラム17によって打圧され、加工位置Kに移動
位置決めされた板状のワークWがパンチPとダイDとの
協働によりパンチング加工される。
には、ラム17が上下動自在に装着されている。上部タ
レット13および下部タレット15の回転によってラム
17の下方へ割出し位置決めされたパンチPは、例えば
上部フレーム9に水平に軸承されたクランク軸19の回
転によりコネクテイングロッドを介してラム17が上下
動されるラム17によって打圧され、加工位置Kに移動
位置決めされた板状のワークWがパンチPとダイDとの
協働によりパンチング加工される。
【0032】なお、タレットパンチプレス1にはワーク
Wを前後左右方向へ移動位置決めするためのワーク移動
位置決め装置21が設けられており、そのクランプ装置
23にワークWが把持されている。このワーク移動位置
決め装置21は制御装置(図示省略)によって制御され
ワークWをパンチPとダイDとの間の適宜位置へ位置決
めするものである。
Wを前後左右方向へ移動位置決めするためのワーク移動
位置決め装置21が設けられており、そのクランプ装置
23にワークWが把持されている。このワーク移動位置
決め装置21は制御装置(図示省略)によって制御され
ワークWをパンチPとダイDとの間の適宜位置へ位置決
めするものである。
【0033】ワーク移動位置決め装置21はタレットパ
ンチプレス1の図6において右下側に配設されている。
ワーク移動位置決め装置21はタレットパンチプレス1
の機械全幅にほぼ等しい長さのキャレッジベース25が
テーブルフレーム27に設けられたキャレッジベース用
リニアガイド29上をY方向に移動可能に設けられてお
り、キャレッジベース25はY軸送り用ボールねじ31
とY軸送り用駆動手段としての例えばY軸サーボモータ
33とからなるY軸送り機構によりY方向に移動自在に
設けられている。なお、Y軸サーボモータ33は制御装
置に電気的に接続されている。
ンチプレス1の図6において右下側に配設されている。
ワーク移動位置決め装置21はタレットパンチプレス1
の機械全幅にほぼ等しい長さのキャレッジベース25が
テーブルフレーム27に設けられたキャレッジベース用
リニアガイド29上をY方向に移動可能に設けられてお
り、キャレッジベース25はY軸送り用ボールねじ31
とY軸送り用駆動手段としての例えばY軸サーボモータ
33とからなるY軸送り機構によりY方向に移動自在に
設けられている。なお、Y軸サーボモータ33は制御装
置に電気的に接続されている。
【0034】なお、キャレッジベース25は水平に設置
されたセンタテーブル35上を図6において右側からパ
ンチング加工位置Kまで移動自在であり、キャレッジベ
ース25の下部にはサイドテーブル37がセンタテーブ
ル35の左右に分割された形で固定され、キャレッジベ
ース25の移動に伴って前後方向(Y方向)に移動自在
である。
されたセンタテーブル35上を図6において右側からパ
ンチング加工位置Kまで移動自在であり、キャレッジベ
ース25の下部にはサイドテーブル37がセンタテーブ
ル35の左右に分割された形で固定され、キャレッジベ
ース25の移動に伴って前後方向(Y方向)に移動自在
である。
【0035】キャレッジベース25にはタレットパンチ
プレス1に面する側面にキャレッジ用リニアガイド39
が図5に示されているように設けられており、キャレッ
ジベース25の側面にはクランプ装置23を備えている
キャレッジ41が前記キャレッジ用リニアガイド39に
沿って左右方向(X方向)にスライド自在に設けられて
いる。
プレス1に面する側面にキャレッジ用リニアガイド39
が図5に示されているように設けられており、キャレッ
ジベース25の側面にはクランプ装置23を備えている
キャレッジ41が前記キャレッジ用リニアガイド39に
沿って左右方向(X方向)にスライド自在に設けられて
いる。
【0036】このキャレッジ41のほぼ中央を貫いてキ
ャレッジベース25の側面に設けたキャレッジ用ボール
ねじ43が図6に示されているように配設され、伝動機
構45を介してキャレッジ用駆動手段としての例えばX
軸サーボモータ47で駆動回転される。キャレッジ41
はキャレッジ用ボールねじ43の回転でキャレッジベー
ス25の長さ方向に自在にいわゆるX軸移動されてワー
クWのX軸方向の位置決めと送りが行われる。なお、X
軸サーボモータ47は制御装置に電気的に接続されてい
る。
ャレッジベース25の側面に設けたキャレッジ用ボール
ねじ43が図6に示されているように配設され、伝動機
構45を介してキャレッジ用駆動手段としての例えばX
軸サーボモータ47で駆動回転される。キャレッジ41
はキャレッジ用ボールねじ43の回転でキャレッジベー
ス25の長さ方向に自在にいわゆるX軸移動されてワー
クWのX軸方向の位置決めと送りが行われる。なお、X
軸サーボモータ47は制御装置に電気的に接続されてい
る。
【0037】以上のように、タレットパンチプレス1に
装着したパンチPと下部タレット15に装着したダイD
との間に、板状のワークWが位置決めされた後に、ラム
17によってパンチPが打圧されることにより、パンチ
PとダイDによってワークWにパンチング加工が行われ
る。
装着したパンチPと下部タレット15に装着したダイD
との間に、板状のワークWが位置決めされた後に、ラム
17によってパンチPが打圧されることにより、パンチ
PとダイDによってワークWにパンチング加工が行われ
る。
【0038】次に、本発明の実施の形態の主要部に係わ
るタレットパンチングにおけるクランプ回避装置につい
て図面を参照して説明する。
るタレットパンチングにおけるクランプ回避装置につい
て図面を参照して説明する。
【0039】図1及び図2を参照するに、上記のクラン
プ装置23にはクランプ回避装置49が備えられてお
り、このクランプ回避装置49はクランプボディ51の
一部を構成するクランプボディ固定部53が必要に応じ
てキャレッジ41に対して左右方向(X方向)に移動し
て位置決めできるように摺動自在に装着されているが、
通常時はキャレッジ41に固定されている。
プ装置23にはクランプ回避装置49が備えられてお
り、このクランプ回避装置49はクランプボディ51の
一部を構成するクランプボディ固定部53が必要に応じ
てキャレッジ41に対して左右方向(X方向)に移動し
て位置決めできるように摺動自在に装着されているが、
通常時はキャレッジ41に固定されている。
【0040】上記のクランプボディ固定部53の前方端
面にはクランプボディ51の一部を構成するクランプボ
ディ可動部55がリニアガイド57を介して昇降自在に
設けられている。クランプボディ固定部53には下方へ
貫通する挿孔59が設けられ、この挿孔59に引張用弾
性体としての例えば懸吊用スプリング61の上端が固定
されて配置されており、この懸吊用スプリング61の下
端には懸吊用シャフト63が回転自在に設けられ、この
懸吊用シャフト63の下端のねじ部65にクランプボデ
ィ可動部55が螺着されている。
面にはクランプボディ51の一部を構成するクランプボ
ディ可動部55がリニアガイド57を介して昇降自在に
設けられている。クランプボディ固定部53には下方へ
貫通する挿孔59が設けられ、この挿孔59に引張用弾
性体としての例えば懸吊用スプリング61の上端が固定
されて配置されており、この懸吊用スプリング61の下
端には懸吊用シャフト63が回転自在に設けられ、この
懸吊用シャフト63の下端のねじ部65にクランプボデ
ィ可動部55が螺着されている。
【0041】つまり、クランプボディ可動部55は通常
時に高さ方向の所定位置へ位置決めされるように懸吊用
スプリング61を介してクランプボディ固定部53に懸
吊されたフローティング状態にある。なお、クランプボ
ディ可動部55の高さ方向は懸吊用シャフト63を回転
することにより上記のねじ部65で容易に所望の高さ位
置へ調整される。
時に高さ方向の所定位置へ位置決めされるように懸吊用
スプリング61を介してクランプボディ固定部53に懸
吊されたフローティング状態にある。なお、クランプボ
ディ可動部55の高さ方向は懸吊用シャフト63を回転
することにより上記のねじ部65で容易に所望の高さ位
置へ調整される。
【0042】クランプボディ可動部55の下部には切欠
部67が設けられており、この切欠部67の下部に図2
に示されているように前後方向(Y方向)に延伸した2
つのリニアガイドブロック69がほぼ水平面に並行して
設けられている。2つのリニアガイドブロック69の間
にはクランプベース71がリニアガイド73によりY方
向に進退自在に設けられている。
部67が設けられており、この切欠部67の下部に図2
に示されているように前後方向(Y方向)に延伸した2
つのリニアガイドブロック69がほぼ水平面に並行して
設けられている。2つのリニアガイドブロック69の間
にはクランプベース71がリニアガイド73によりY方
向に進退自在に設けられている。
【0043】さらに、クランプベース71の先端には、
図1及び図2に示されているようにワークWをクランプ
する下クランプジョー75が設けられており、この下ク
ランプジョー75にワークWを上方から押圧離反自在に
上下動する上クランプジョー77がクランプベース71
にヒンジ79を介して設けられている。
図1及び図2に示されているようにワークWをクランプ
する下クランプジョー75が設けられており、この下ク
ランプジョー75にワークWを上方から押圧離反自在に
上下動する上クランプジョー77がクランプベース71
にヒンジ79を介して設けられている。
【0044】上記のクランプベース71を進退移動せし
めるためのクランプベース駆動装置81としては、図2
に示されているように回転駆動装置としての例えばロー
タリアクチュエータ83がクランプボディ可動部55に
取り付けられており、このロータリアクチュエータ83
の駆動軸85にピニオン87が設けられており、このピ
ニオン87に噛合するラック89がクランプベース71
の上面にY方向に延伸して設けられている。
めるためのクランプベース駆動装置81としては、図2
に示されているように回転駆動装置としての例えばロー
タリアクチュエータ83がクランプボディ可動部55に
取り付けられており、このロータリアクチュエータ83
の駆動軸85にピニオン87が設けられており、このピ
ニオン87に噛合するラック89がクランプベース71
の上面にY方向に延伸して設けられている。
【0045】図2を参照するに、クランプベース71の
前進位置を通常時にロックし且つ後退方向へ回避時には
ロック解除するためのロック部材としての例えばショッ
トピン91がクランプボディ可動部55に昇降自在に設
けられており、ショットピン91はロック部材駆動装置
93としての例えばロックシリンダ95のピストンロッ
ド97に連結されている。また、ロックシリンダ95に
はロックピストン99を上方へ付勢せしめるロック解除
用スプリング101が設けられている。なお、ロックピ
ストン99の上部には上部加圧室103が形成され、ロ
ックピストン99の下部には下部加圧室105が形成さ
れる。
前進位置を通常時にロックし且つ後退方向へ回避時には
ロック解除するためのロック部材としての例えばショッ
トピン91がクランプボディ可動部55に昇降自在に設
けられており、ショットピン91はロック部材駆動装置
93としての例えばロックシリンダ95のピストンロッ
ド97に連結されている。また、ロックシリンダ95に
はロックピストン99を上方へ付勢せしめるロック解除
用スプリング101が設けられている。なお、ロックピ
ストン99の上部には上部加圧室103が形成され、ロ
ックピストン99の下部には下部加圧室105が形成さ
れる。
【0046】また、クランプベース71の上面にはクラ
ンプベース71の前進位置でショットピン91の先端に
係合してロックされるための係合穴部107が設けられ
ている。
ンプベース71の前進位置でショットピン91の先端に
係合してロックされるための係合穴部107が設けられ
ている。
【0047】上クランプジョー77のヒンジ79より後
方端部には、図2において左右に2つのフック部109
が所定の間隔を介して並行して上方に突設されており、
上記の2つの各フック部109は図1に示されているよ
うに前方端に開口する係合凹部111が設けられてい
る。
方端部には、図2において左右に2つのフック部109
が所定の間隔を介して並行して上方に突設されており、
上記の2つの各フック部109は図1に示されているよ
うに前方端に開口する係合凹部111が設けられてい
る。
【0048】また、このフック部109の係合凹部11
1に係合離脱可能な係合部材としての例えばフックピン
113を昇降自在に備えたジョー回避用駆動装置115
がクランプボディ可動部55の上部に設けられている。
1に係合離脱可能な係合部材としての例えばフックピン
113を昇降自在に備えたジョー回避用駆動装置115
がクランプボディ可動部55の上部に設けられている。
【0049】ジョー回避用駆動装置115としては、例
えば図1に示されているようにフローティングシリンダ
117が用いられており、このフローティングシリンダ
117には内部に下部ピストン119と上部ピストン1
21が備えられ、この上部ピストン121と下部ピスト
ン119との間で互いに離反せしめる方向に付勢し且つ
懸吊用スプリング61より大きい付勢力を有する圧縮弾
性体としての例えば圧縮スプリング123が備えられて
いる。また、上部ピストン121を上記の圧縮スプリン
グ123の付勢力に抗して下方へ加圧するための上部加
圧室125が設けられており、下部ピストン119を上
記の圧縮スプリング123の付勢力に抗して上方へ加圧
するための下部加圧室127が設けられている。
えば図1に示されているようにフローティングシリンダ
117が用いられており、このフローティングシリンダ
117には内部に下部ピストン119と上部ピストン1
21が備えられ、この上部ピストン121と下部ピスト
ン119との間で互いに離反せしめる方向に付勢し且つ
懸吊用スプリング61より大きい付勢力を有する圧縮弾
性体としての例えば圧縮スプリング123が備えられて
いる。また、上部ピストン121を上記の圧縮スプリン
グ123の付勢力に抗して下方へ加圧するための上部加
圧室125が設けられており、下部ピストン119を上
記の圧縮スプリング123の付勢力に抗して上方へ加圧
するための下部加圧室127が設けられている。
【0050】上記のフック部109を昇降せしめるジョ
ー開閉駆動部としては、下部ピストン119の下部ロッ
ド129の先端に図2に示されているように上記のフッ
クピン113がほぼ水平方向に延伸され、フック部10
9の係合凹部111に係合離脱可能な状態で備えられて
いる。
ー開閉駆動部としては、下部ピストン119の下部ロッ
ド129の先端に図2に示されているように上記のフッ
クピン113がほぼ水平方向に延伸され、フック部10
9の係合凹部111に係合離脱可能な状態で備えられて
いる。
【0051】また、クランプボディ可動部55を前記ク
ランプボディ固定部53に対して下方へ移動せしめるジ
ョー回避駆動部としては、上部ピストン121にはフロ
ーティングシリンダ117の上壁面から上方へ突出され
て上下動する上部ロッド131が設けられており、この
上部ロッド131の上端はクランプボディ固定部53の
上部に前方(図1において右方)へ突設されている突当
て部133に下方から当接可能に設けられている。
ランプボディ固定部53に対して下方へ移動せしめるジ
ョー回避駆動部としては、上部ピストン121にはフロ
ーティングシリンダ117の上壁面から上方へ突出され
て上下動する上部ロッド131が設けられており、この
上部ロッド131の上端はクランプボディ固定部53の
上部に前方(図1において右方)へ突設されている突当
て部133に下方から当接可能に設けられている。
【0052】図3を参照するに、フローティングシリン
ダ117の上部加圧室125及び下部加圧室127は第
1エア供給管路135を介して第1ソレノイドバルブ1
37を経て圧縮エア供給源に連通されている。
ダ117の上部加圧室125及び下部加圧室127は第
1エア供給管路135を介して第1ソレノイドバルブ1
37を経て圧縮エア供給源に連通されている。
【0053】また、クランプベース71を前進せしめる
方向にロータリアクチュエータ83を正転せしめる正転
室139にエアを供給するために、この正転室139は
正転用エア供給管路141を介して第1固定絞り付逆止
め弁143から第2ソレノイドバルブ145を経て圧縮
エア供給源に連通されている。また、ロックシリンダ9
5の上部加圧室103は第2固定絞り付逆止め弁147
を経て上記の正転用エア供給管路141に連通されてい
る。
方向にロータリアクチュエータ83を正転せしめる正転
室139にエアを供給するために、この正転室139は
正転用エア供給管路141を介して第1固定絞り付逆止
め弁143から第2ソレノイドバルブ145を経て圧縮
エア供給源に連通されている。また、ロックシリンダ9
5の上部加圧室103は第2固定絞り付逆止め弁147
を経て上記の正転用エア供給管路141に連通されてい
る。
【0054】一方、クランプベース71を後退せしめる
方向にロータリアクチュエータ83を逆転せしめる逆転
室149にエアを供給するために、この逆転室149は
逆転用エア供給管路151を介して第2ソレノイドバル
ブ145を経て圧縮エア供給源に連通されている。ま
た、ロックシリンダ95の下部加圧室105は第3固定
絞り付逆止め弁153を経て上記の逆転用エア供給管路
151に連通されている。
方向にロータリアクチュエータ83を逆転せしめる逆転
室149にエアを供給するために、この逆転室149は
逆転用エア供給管路151を介して第2ソレノイドバル
ブ145を経て圧縮エア供給源に連通されている。ま
た、ロックシリンダ95の下部加圧室105は第3固定
絞り付逆止め弁153を経て上記の逆転用エア供給管路
151に連通されている。
【0055】上記構成により、クランプベース71の前
進移動時について説明すると、フローティングシリンダ
117の上部加圧室125及び下部加圧室127の圧縮
エアは第1ソレノイドバルブ137の作動により第1エ
ア供給管路135を介して排出されているので、上部ピ
ストン121が圧縮スプリング123の付勢力により上
方へ持ち上げられているために上部ロッド131の上端
がクランプボディ固定部53の突当て部133に突き当
てられ、圧縮スプリング123は懸吊用スプリング61
より付勢力が大きいのでクランプボディ可動部55が懸
吊用スプリング61の付勢力に抗して下方へ押し下げら
れ、下クランプジョー75の位置がワークWに干渉しな
い位置に下げられた状態にある。
進移動時について説明すると、フローティングシリンダ
117の上部加圧室125及び下部加圧室127の圧縮
エアは第1ソレノイドバルブ137の作動により第1エ
ア供給管路135を介して排出されているので、上部ピ
ストン121が圧縮スプリング123の付勢力により上
方へ持ち上げられているために上部ロッド131の上端
がクランプボディ固定部53の突当て部133に突き当
てられ、圧縮スプリング123は懸吊用スプリング61
より付勢力が大きいのでクランプボディ可動部55が懸
吊用スプリング61の付勢力に抗して下方へ押し下げら
れ、下クランプジョー75の位置がワークWに干渉しな
い位置に下げられた状態にある。
【0056】また、下部ピストン119も圧縮スプリン
グ123の付勢力により下方へ押し下げられるので下部
ロッド129も下げられた位置にあり、このとき下部ロ
ッド129の先端のフックピン113は所定の高さ位置
に位置している。
グ123の付勢力により下方へ押し下げられるので下部
ロッド129も下げられた位置にあり、このとき下部ロ
ッド129の先端のフックピン113は所定の高さ位置
に位置している。
【0057】一方、第2ソレノイドバルブ145の作動
により圧縮エア供給源からの圧縮エアが正転用エア供給
管路141を経て第1固定絞り付逆止め弁143におけ
る逆止め弁を通過してロータリアクチュエータ83の正
転室139に供給されるので、ロータリアクチュエータ
83が正転され、クランプベース71が前進移動する。
により圧縮エア供給源からの圧縮エアが正転用エア供給
管路141を経て第1固定絞り付逆止め弁143におけ
る逆止め弁を通過してロータリアクチュエータ83の正
転室139に供給されるので、ロータリアクチュエータ
83が正転され、クランプベース71が前進移動する。
【0058】このとき、ロックシリンダ95の上部加圧
室103には第2固定絞り付逆止め弁147により圧縮
エアが流入されないためにロック解除用スプリング10
1の付勢力によりロックシリンダ95のロックピストン
99が上方へ移動されているので、ショットピン91は
上昇された状態にある。つまり、ショットピン91の先
端はクランプベース71の係合穴部107から離脱され
ているのでロック解除された状態にある。
室103には第2固定絞り付逆止め弁147により圧縮
エアが流入されないためにロック解除用スプリング10
1の付勢力によりロックシリンダ95のロックピストン
99が上方へ移動されているので、ショットピン91は
上昇された状態にある。つまり、ショットピン91の先
端はクランプベース71の係合穴部107から離脱され
ているのでロック解除された状態にある。
【0059】クランプベース71が図1において二点鎖
線の位置から実線へ前進移動すると、上クランプジョー
77のフック部109の係合凹部111が所定の高さ位
置にあるフックピン113に係合される。
線の位置から実線へ前進移動すると、上クランプジョー
77のフック部109の係合凹部111が所定の高さ位
置にあるフックピン113に係合される。
【0060】次に通常時について説明すると、上記のよ
うにフック部109の係合凹部111がフックピン11
3に係合された後にクランプベース71が前方端位置で
前進動作が停止するので、ロータリアクチュエータ83
が回転停止となるために、正転用エア供給管路141の
圧縮エアの圧力が高くなる。したがって、この圧縮エア
は第2固定絞り付逆止め弁147における絞りを経てロ
ックシリンダ95の上部加圧室103へ流入され、ロッ
クピストン99がロック解除用スプリング101の付勢
力に抗して加圧されて下方へ移動するのでショットピン
91も下降し、ショットピン91の先端部がクランプベ
ース71の係合穴部107へ挿入されて係合しクランプ
ベース71がロックされる。
うにフック部109の係合凹部111がフックピン11
3に係合された後にクランプベース71が前方端位置で
前進動作が停止するので、ロータリアクチュエータ83
が回転停止となるために、正転用エア供給管路141の
圧縮エアの圧力が高くなる。したがって、この圧縮エア
は第2固定絞り付逆止め弁147における絞りを経てロ
ックシリンダ95の上部加圧室103へ流入され、ロッ
クピストン99がロック解除用スプリング101の付勢
力に抗して加圧されて下方へ移動するのでショットピン
91も下降し、ショットピン91の先端部がクランプベ
ース71の係合穴部107へ挿入されて係合しクランプ
ベース71がロックされる。
【0061】その後、第1ソレノイドバルブ137の作
動により圧縮エア供給源からの圧縮エアが第1エア供給
管路135を介してフローティングシリンダ117の上
部加圧室125及び下部加圧室127に供給されると、
上部ピストン121が圧縮スプリング123の付勢力に
抗して下方へ加圧されるために上部ロッド131の上端
がクランプボディ固定部53の突当て部133から離反
されるので、クランプボディ可動部55は懸吊用スプリ
ング61の付勢力により持ち上げられて懸吊される状態
になる。換言すれば、クランプボディ可動部55がクラ
ンプボディ固定部53に対してリニアガイド57により
上下動自由に懸吊用スプリング61で懸吊されたフロー
ティング状態になり、下クランプジョー75はワークW
の下面に接触する程度に干渉する位置まで持ち上げられ
る。
動により圧縮エア供給源からの圧縮エアが第1エア供給
管路135を介してフローティングシリンダ117の上
部加圧室125及び下部加圧室127に供給されると、
上部ピストン121が圧縮スプリング123の付勢力に
抗して下方へ加圧されるために上部ロッド131の上端
がクランプボディ固定部53の突当て部133から離反
されるので、クランプボディ可動部55は懸吊用スプリ
ング61の付勢力により持ち上げられて懸吊される状態
になる。換言すれば、クランプボディ可動部55がクラ
ンプボディ固定部53に対してリニアガイド57により
上下動自由に懸吊用スプリング61で懸吊されたフロー
ティング状態になり、下クランプジョー75はワークW
の下面に接触する程度に干渉する位置まで持ち上げられ
る。
【0062】また、下部ピストン119が圧縮スプリン
グ123の付勢力に抗して上方へ加圧されて下部ロッド
129が上昇されるので、下部ロッド129の先端のフ
ックピン113によりフック部109が持ち上げられる
のでヒンジ79を介して上クランプジョー77が下降し
て下クランプジョー75との協働でワークWがクランプ
される。
グ123の付勢力に抗して上方へ加圧されて下部ロッド
129が上昇されるので、下部ロッド129の先端のフ
ックピン113によりフック部109が持ち上げられる
のでヒンジ79を介して上クランプジョー77が下降し
て下クランプジョー75との協働でワークWがクランプ
される。
【0063】つまり、フローティングシリンダ117の
上部加圧室125及び下部加圧室127へ圧縮エアの供
給状態が第1ソレノイドバルブ137の作動で調整され
ることにより、下部ピストン119が上下動されて下部
ロッド129のフックピン113によりフック部109
を介して上クランプジョー77がワークWをクランプす
べく下クランプジョー75に対して開閉動作が行われ
る。なお、この開閉動作が行われるときは下部ピストン
119のストロークとほぼ同じストロークで上部ピスト
ン121が上下動するとしても上部ロッド131は突当
て部133に突き当たらない範囲で行われる。
上部加圧室125及び下部加圧室127へ圧縮エアの供
給状態が第1ソレノイドバルブ137の作動で調整され
ることにより、下部ピストン119が上下動されて下部
ロッド129のフックピン113によりフック部109
を介して上クランプジョー77がワークWをクランプす
べく下クランプジョー75に対して開閉動作が行われ
る。なお、この開閉動作が行われるときは下部ピストン
119のストロークとほぼ同じストロークで上部ピスト
ン121が上下動するとしても上部ロッド131は突当
て部133に突き当たらない範囲で行われる。
【0064】以上のように、通常時はクランプベース7
1がショットピン91によりロックされた安定状態でジ
ョー回避用駆動装置115のジョー開閉駆動部によりワ
ークWがクランプ及びアンクランプされると共にクラン
プボディ可動部55が懸吊用スプリング61によりフロ
ーティングするのでワークWの変形が防止される。
1がショットピン91によりロックされた安定状態でジ
ョー回避用駆動装置115のジョー開閉駆動部によりワ
ークWがクランプ及びアンクランプされると共にクラン
プボディ可動部55が懸吊用スプリング61によりフロ
ーティングするのでワークWの変形が防止される。
【0065】次にクランプ回避時について説明すると、
第1ソレノイドバルブ137の作動により上部加圧室1
25及び下部加圧室127の圧縮エアが第1エア供給管
路135を経て排出されるので、圧縮スプリング123
の付勢力により下部ピストン119と共に下部ロッド1
29が下方へ移動して上クランプジョー77がワークW
をアンクランプすると同時に、上部ピストン121と共
に上部ロッド131が上昇して上部ロッド131の上端
がクランプボディ固定部53の突当て部133に下方か
ら突き当たるので、圧縮スプリング123の大きい付勢
力によりクランプボディ可動部55が懸吊用スプリング
61の付勢力に抗して下方へ押し下げられる。
第1ソレノイドバルブ137の作動により上部加圧室1
25及び下部加圧室127の圧縮エアが第1エア供給管
路135を経て排出されるので、圧縮スプリング123
の付勢力により下部ピストン119と共に下部ロッド1
29が下方へ移動して上クランプジョー77がワークW
をアンクランプすると同時に、上部ピストン121と共
に上部ロッド131が上昇して上部ロッド131の上端
がクランプボディ固定部53の突当て部133に下方か
ら突き当たるので、圧縮スプリング123の大きい付勢
力によりクランプボディ可動部55が懸吊用スプリング
61の付勢力に抗して下方へ押し下げられる。
【0066】したがって、クランプベース71が前進し
てワークWが上、下クランプジョー77,75によりク
ランプされるときは、図4(A)に示されているように
下クランプジョー75がワークWに干渉する所定の位置
でワークWをクランプするが、クランプベース71の前
進移動時と回避時は、図4(B)に示されているように
上、下クランプジョー77,75が開放されてアンクラ
ンプ状態にあり、しかもこのアンクランプ時にはクラン
プボディ可動部55が圧縮スプリング123の付勢力に
より押し下げられるので2点鎖線で示されているように
下クランプジョー75がワークWに干渉しないよう矢印
の方向に少し下がる。
てワークWが上、下クランプジョー77,75によりク
ランプされるときは、図4(A)に示されているように
下クランプジョー75がワークWに干渉する所定の位置
でワークWをクランプするが、クランプベース71の前
進移動時と回避時は、図4(B)に示されているように
上、下クランプジョー77,75が開放されてアンクラ
ンプ状態にあり、しかもこのアンクランプ時にはクラン
プボディ可動部55が圧縮スプリング123の付勢力に
より押し下げられるので2点鎖線で示されているように
下クランプジョー75がワークWに干渉しないよう矢印
の方向に少し下がる。
【0067】次に、圧縮エア供給源からの圧縮エアは図
3に示されているように第2ソレノイドバルブ145の
作動により正転用エア供給管路141から逆転用エア供
給管路151へ切り換えられる。
3に示されているように第2ソレノイドバルブ145の
作動により正転用エア供給管路141から逆転用エア供
給管路151へ切り換えられる。
【0068】その結果、正転用エア供給管路141内の
圧力が低下するのでロックシリンダ95の上部加圧室1
03の圧縮エアは第2固定絞り付逆止め弁147におけ
る逆止め弁を経て急速に排出されると共に、逆転用エア
供給管路151に供給された圧縮エアが第3固定絞り付
逆止め弁153における逆止め弁を経て急速にロックシ
リンダ95の下部加圧室105へ流入されるために、こ
の下部加圧室105の加圧力とロック解除用スプリング
101の付勢力によりロックシリンダ95のロックピス
トン99が上方へ急速に移動される。
圧力が低下するのでロックシリンダ95の上部加圧室1
03の圧縮エアは第2固定絞り付逆止め弁147におけ
る逆止め弁を経て急速に排出されると共に、逆転用エア
供給管路151に供給された圧縮エアが第3固定絞り付
逆止め弁153における逆止め弁を経て急速にロックシ
リンダ95の下部加圧室105へ流入されるために、こ
の下部加圧室105の加圧力とロック解除用スプリング
101の付勢力によりロックシリンダ95のロックピス
トン99が上方へ急速に移動される。
【0069】したがって、ショットピン91は急速に上
昇されるために、ショットピン91の先端がクランプベ
ース71の係合穴部107から離脱されロック解除され
る。その後、圧縮エア供給源からの圧縮エアは逆転用エ
ア供給管路151を経てロータリアクチュエータ83の
逆転室149に供給されるので、ロータリアクチュエー
タ83が逆転され、クランプベース71が後退移動す
る。
昇されるために、ショットピン91の先端がクランプベ
ース71の係合穴部107から離脱されロック解除され
る。その後、圧縮エア供給源からの圧縮エアは逆転用エ
ア供給管路151を経てロータリアクチュエータ83の
逆転室149に供給されるので、ロータリアクチュエー
タ83が逆転され、クランプベース71が後退移動す
る。
【0070】以上のように、回避時はジョー回避用駆動
装置115のジョー回避駆動部により下クランプジョー
75がワークWから離れるように下方へ回避されるので
次に下クランプジョー75が前進し、ワークWを再びク
ランプするときにワークWに傷を付けることなく、しか
もクランプベース71がクランプボディ可動部55の下
部に前後方向に進退自在であるので、クランプベース7
1が滑らかに急速にしかも大ストロークの回避動作で後
退移動可能であるので小さなワークWに対しても確実に
上部、下部タレット13,15内から回避される。
装置115のジョー回避駆動部により下クランプジョー
75がワークWから離れるように下方へ回避されるので
次に下クランプジョー75が前進し、ワークWを再びク
ランプするときにワークWに傷を付けることなく、しか
もクランプベース71がクランプボディ可動部55の下
部に前後方向に進退自在であるので、クランプベース7
1が滑らかに急速にしかも大ストロークの回避動作で後
退移動可能であるので小さなワークWに対しても確実に
上部、下部タレット13,15内から回避される。
【0071】また、クランプベース71が進退自在であ
ることから、クランプベース71の剛性を高く設けるこ
とができ、回避動作機構のコンパクト化にも寄与する。
ることから、クランプベース71の剛性を高く設けるこ
とができ、回避動作機構のコンパクト化にも寄与する。
【0072】なお、この発明は前述した実施の形態に限
定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他
の態様で実施し得るものである。本実施の形態では板材
加工機としてタレットパンチプレスを例にとって説明し
たがその他のパンチプレスあるいはレーザ加工機などの
その他の板材加工機であっても構わない。
定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他
の態様で実施し得るものである。本実施の形態では板材
加工機としてタレットパンチプレスを例にとって説明し
たがその他のパンチプレスあるいはレーザ加工機などの
その他の板材加工機であっても構わない。
【0073】また、図7及び図8を参照するに、クラン
プベース駆動装置81における他の実施の形態として
は、クランプベース71上の第1ラック155に噛合し
てクランプベース71を進退移動せしめる第1ピニオン
157が複数の歯車159の組合せにより回転されるよ
うに構成され、この上記の歯車159を駆動せしめる駆
動歯車として第2ピニオン161を用い、この第2ピニ
オン161がシリンダ又はリニアモータ等の駆動装置に
より上下動する第2ラック163により回転駆動される
ように構成しても構わない。
プベース駆動装置81における他の実施の形態として
は、クランプベース71上の第1ラック155に噛合し
てクランプベース71を進退移動せしめる第1ピニオン
157が複数の歯車159の組合せにより回転されるよ
うに構成され、この上記の歯車159を駆動せしめる駆
動歯車として第2ピニオン161を用い、この第2ピニ
オン161がシリンダ又はリニアモータ等の駆動装置に
より上下動する第2ラック163により回転駆動される
ように構成しても構わない。
【0074】また、図9を参照するに、ロック部材駆動
装置93における他の実施の形態としては、上記の図7
及び図8における構成に加えて例えば第2ラック163
を備えた昇降ラック部材165の背面に第3ラック16
7が設けられ、この第3ラック167に噛合する第3ピ
ニオン169を介してショットピン91に設けられた第
4ラック171に噛合されるように構成されても構わな
い。
装置93における他の実施の形態としては、上記の図7
及び図8における構成に加えて例えば第2ラック163
を備えた昇降ラック部材165の背面に第3ラック16
7が設けられ、この第3ラック167に噛合する第3ピ
ニオン169を介してショットピン91に設けられた第
4ラック171に噛合されるように構成されても構わな
い。
【0075】このときは、図9に示されているように例
えばクランプベース71の係合穴部107にショットピ
ン91の先端が係合されてロック状態にあるとき、昇降
ラック部材165が下降すると、第2ピニオン161と
第3ピニオン169がそれぞれ矢印の方向に回転するの
でショットピン91が上昇して先端が係合穴部107か
ら離反してロック解除となる。と同時に第2ピニオン1
61及び第1ピニオン157の回転によりクランプベー
ス71が後退移動される。
えばクランプベース71の係合穴部107にショットピ
ン91の先端が係合されてロック状態にあるとき、昇降
ラック部材165が下降すると、第2ピニオン161と
第3ピニオン169がそれぞれ矢印の方向に回転するの
でショットピン91が上昇して先端が係合穴部107か
ら離反してロック解除となる。と同時に第2ピニオン1
61及び第1ピニオン157の回転によりクランプベー
ス71が後退移動される。
【0076】図10を参照するに、ジョー回避用駆動装
置115およびロック部材駆動装置93の組合せの他の
実施の形態としては、前述した実施の形態のジョー回避
用駆動装置115の回避駆動部としてのフローティング
シリンダ117に換えて回避用アクチュエータ173が
設けられ、前述した実施の形態のロック部材駆動装置9
3としてのロックシリンダ95に換えてロック用アクチ
ュエータ175が設けられており、いずれのアクチュエ
ータ173,175においてもピストン177,179
に連動し且つ各アクチュエータ173,175から上方
へ突出する第1,第2上部ロッド181,183が備え
られている。
置115およびロック部材駆動装置93の組合せの他の
実施の形態としては、前述した実施の形態のジョー回避
用駆動装置115の回避駆動部としてのフローティング
シリンダ117に換えて回避用アクチュエータ173が
設けられ、前述した実施の形態のロック部材駆動装置9
3としてのロックシリンダ95に換えてロック用アクチ
ュエータ175が設けられており、いずれのアクチュエ
ータ173,175においてもピストン177,179
に連動し且つ各アクチュエータ173,175から上方
へ突出する第1,第2上部ロッド181,183が備え
られている。
【0077】また、各アクチュエータ173,175の
上方には各第1,第2上部ロッド181,183がそれ
ぞれ当接離反可能な第1,第2メカバルブ185,18
7が設けられている。なお、各第1,第2メカバルブ1
85,187は常時閉塞されているが、各第1,第2上
部ロッド181,183で押されるとバルブが開放され
るように構成されている。
上方には各第1,第2上部ロッド181,183がそれ
ぞれ当接離反可能な第1,第2メカバルブ185,18
7が設けられている。なお、各第1,第2メカバルブ1
85,187は常時閉塞されているが、各第1,第2上
部ロッド181,183で押されるとバルブが開放され
るように構成されている。
【0078】さらに、流体圧供給源からの例えば圧縮エ
アは図示せざる切換電磁弁を経て流体圧を供給する第1
管路および第2管路としての例えば第1エア管路189
と第2エア管路191に切り換えられる。第1エア管路
189は分岐して第1メカバルブ185および回避用ア
クチュエータ173の第1下部加圧室193に連通され
ており、上記の第1メカバルブ185は第3管路として
の例えば第3エア管路195を経てロック用アクチュエ
ータ175の第2上部加圧室197に連通されている。
アは図示せざる切換電磁弁を経て流体圧を供給する第1
管路および第2管路としての例えば第1エア管路189
と第2エア管路191に切り換えられる。第1エア管路
189は分岐して第1メカバルブ185および回避用ア
クチュエータ173の第1下部加圧室193に連通され
ており、上記の第1メカバルブ185は第3管路として
の例えば第3エア管路195を経てロック用アクチュエ
ータ175の第2上部加圧室197に連通されている。
【0079】一方、第2エア管路191は分岐して第2
メカバルブ187とロック用アクチュエータ175の第
2下部加圧室199に連通されており、上記の第2メカ
バルブ187は第4管路としての例えば第4エア管路2
01を経て回避用アクチュエータ173の第1上部加圧
室203に連通されている。
メカバルブ187とロック用アクチュエータ175の第
2下部加圧室199に連通されており、上記の第2メカ
バルブ187は第4管路としての例えば第4エア管路2
01を経て回避用アクチュエータ173の第1上部加圧
室203に連通されている。
【0080】なお、上記の回避用アクチュエータ173
のピストン177の下方には第1下部ロッド205が設
けられており、この第1下部ロッド205の下端は前述
した実施の形態と同様に上クランプジョー77の後端側
に係合するように構成されている。
のピストン177の下方には第1下部ロッド205が設
けられており、この第1下部ロッド205の下端は前述
した実施の形態と同様に上クランプジョー77の後端側
に係合するように構成されている。
【0081】また、上記のロック用アクチュエータ17
5のピストン179の下方には第2下部ロッド207が
設けられており、この第2下部ロッド207は前述した
実施の形態と同様にショットピン91に連結されてお
り、このショットピン91の下端はクランプベース71
の係合穴部107に係合するように構成されている。
5のピストン179の下方には第2下部ロッド207が
設けられており、この第2下部ロッド207は前述した
実施の形態と同様にショットピン91に連結されてお
り、このショットピン91の下端はクランプベース71
の係合穴部107に係合するように構成されている。
【0082】したがって、圧縮エア供給源からの圧縮エ
アが第1エア管路189を経て供給されると、回避用ア
クチュエータ173の第1下部加圧室193に供給され
るので、ピストン177と共に第1上部ロッド181お
よび第1下部ロッド205が上昇する。第1下部ロッド
205は上クランプジョー77を引き上げてワークWが
クランプされると共に第1上部ロッド181は第1メカ
バルブ185に突き当たる。したがって、第1メカバル
ブ185は開放されて圧縮エアが第3エア管路195を
経てロック用アクチュエータ175の第2上部加圧室1
97に供給されるので、ピストン179が下降するのに
伴って第2下部ロッド207と共にショットピン91が
下降され、クランプベース71がロックされる。この場
合は回避用アクチュエータ173が作動してからロック
用アクチュエータ175が作動する。
アが第1エア管路189を経て供給されると、回避用ア
クチュエータ173の第1下部加圧室193に供給され
るので、ピストン177と共に第1上部ロッド181お
よび第1下部ロッド205が上昇する。第1下部ロッド
205は上クランプジョー77を引き上げてワークWが
クランプされると共に第1上部ロッド181は第1メカ
バルブ185に突き当たる。したがって、第1メカバル
ブ185は開放されて圧縮エアが第3エア管路195を
経てロック用アクチュエータ175の第2上部加圧室1
97に供給されるので、ピストン179が下降するのに
伴って第2下部ロッド207と共にショットピン91が
下降され、クランプベース71がロックされる。この場
合は回避用アクチュエータ173が作動してからロック
用アクチュエータ175が作動する。
【0083】また、圧縮エア供給源からの圧縮エアが第
2エア管路191を経て供給されると、ロック用アクチ
ュエータ175の第2下部加圧室199に供給されるの
で、ピストン179と共に第2上部ロッド183が上昇
するのに伴ってショットピン91が上昇し、クランプベ
ース71がアンロックされる。また、第2上部ロッド1
83が第2メカバルブ187に突き当たり、第2メカバ
ルブ187は第2上部ロッド183により開放されて圧
縮エアが第4エア管路201を経て回避用アクチュエー
タ173の第1上部加圧室203に供給されるので、ピ
ストン177が下降するのに伴って第1下部ロッド20
5が下降され、上クランプジョー77が下げられてワー
クWがアンクランプされる。この場合はロック用アクチ
ュエータ175が作動してから回避用アクチュエータ1
73が作動する。
2エア管路191を経て供給されると、ロック用アクチ
ュエータ175の第2下部加圧室199に供給されるの
で、ピストン179と共に第2上部ロッド183が上昇
するのに伴ってショットピン91が上昇し、クランプベ
ース71がアンロックされる。また、第2上部ロッド1
83が第2メカバルブ187に突き当たり、第2メカバ
ルブ187は第2上部ロッド183により開放されて圧
縮エアが第4エア管路201を経て回避用アクチュエー
タ173の第1上部加圧室203に供給されるので、ピ
ストン177が下降するのに伴って第1下部ロッド20
5が下降され、上クランプジョー77が下げられてワー
クWがアンクランプされる。この場合はロック用アクチ
ュエータ175が作動してから回避用アクチュエータ1
73が作動する。
【0084】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態から理解
されるように、請求項1の発明によれば、クランプベー
スがクランプボディ可動部の下部に前後方向に進退自在
であるので、クランプベースの動作を滑らかにしかも剛
性を高くでき、回避動作機構のコンパクト化を図ること
ができると共に大ストロークの回避動作を行うことがで
きる。
されるように、請求項1の発明によれば、クランプベー
スがクランプボディ可動部の下部に前後方向に進退自在
であるので、クランプベースの動作を滑らかにしかも剛
性を高くでき、回避動作機構のコンパクト化を図ること
ができると共に大ストロークの回避動作を行うことがで
きる。
【0085】また、クランプボディ可動部がフローティ
ングするのでワークの変形を防止でき、クランプ回避時
に下クランプジョーがワークから離れるように下降でき
るので確実な回避動作を行うことができる。
ングするのでワークの変形を防止でき、クランプ回避時
に下クランプジョーがワークから離れるように下降でき
るので確実な回避動作を行うことができる。
【0086】さらに、クランプベースを後退して上下ク
ランプジョーを円滑にタレットから離れる方向に回避で
きるので、小さなワークに対してもクランプ装置をタレ
ット内で容易に回避できる。
ランプジョーを円滑にタレットから離れる方向に回避で
きるので、小さなワークに対してもクランプ装置をタレ
ット内で容易に回避できる。
【0087】請求項2の発明によれば、請求項1記載の
効果と同様であり、クランプベースがクランプボディ可
動部の下部に前後方向に進退自在であるので、クランプ
ベースの動作を滑らかにしかも剛性を高くでき、回避動
作機構のコンパクト化を図ることができると共に大スト
ロークの回避動作を行うことができる。
効果と同様であり、クランプベースがクランプボディ可
動部の下部に前後方向に進退自在であるので、クランプ
ベースの動作を滑らかにしかも剛性を高くでき、回避動
作機構のコンパクト化を図ることができると共に大スト
ロークの回避動作を行うことができる。
【0088】また、クランプボディ可動部がフローティ
ングするのでワークの変形を防止でき、クランプ回避時
に下クランプジョーがワークから離れるように下降でき
るので確実な回避動作を行うことができる。
ングするのでワークの変形を防止でき、クランプ回避時
に下クランプジョーがワークから離れるように下降でき
るので確実な回避動作を行うことができる。
【0089】さらに、クランプベースを後退して上下ク
ランプジョーを円滑にタレットから離れる方向に回避で
きるので、小さなワークに対してもクランプ装置をタレ
ット内で容易に回避できる。
ランプジョーを円滑にタレットから離れる方向に回避で
きるので、小さなワークに対してもクランプ装置をタレ
ット内で容易に回避できる。
【0090】請求項3の発明によれば、請求項2記載の
効果にさらに加えて、上クランプジョーをヒンジを介し
て下クランプジョーに対して上下動できるので、上クラ
ンプジョーの後方端側に設けたフック部を上方へ引き上
げることによりワークをクランプでき、フック部を下げ
るときにアンクランプできる。しかも、フック部をジョ
ー開閉駆動部の係合部材にクランプベースの前方端位置
で係脱可能に設けたので、回避時にはフック部をジョー
開閉駆動部の係合部材から容易に抜脱できる。
効果にさらに加えて、上クランプジョーをヒンジを介し
て下クランプジョーに対して上下動できるので、上クラ
ンプジョーの後方端側に設けたフック部を上方へ引き上
げることによりワークをクランプでき、フック部を下げ
るときにアンクランプできる。しかも、フック部をジョ
ー開閉駆動部の係合部材にクランプベースの前方端位置
で係脱可能に設けたので、回避時にはフック部をジョー
開閉駆動部の係合部材から容易に抜脱できる。
【0091】請求項4の発明によれば、通常時には、上
部加圧室により上部ピストンを下降せしめて上部ロッド
を突き当て部から離反してクランプボディ可動部をフロ
ーティング状態にでき、また下部ピストンを下部加圧室
により上昇せしめてワークを上下クランプジョーにより
クランプできる。
部加圧室により上部ピストンを下降せしめて上部ロッド
を突き当て部から離反してクランプボディ可動部をフロ
ーティング状態にでき、また下部ピストンを下部加圧室
により上昇せしめてワークを上下クランプジョーにより
クランプできる。
【0092】クランプ回避時には、上部、下部加圧室の
圧力を低下せしめることにより下部ピストンを圧縮弾性
体の付勢力により下降して下部ロッド129を下降する
のでワークをアンクランプでき、また上部ピストンを圧
縮弾性体の付勢力により上昇して上部ロッドを突き当て
部に突き当てることによりクランプボディ可動部を下降
せしめて下クランプジョーをワークから干渉しないよう
に下げることができ、上下クランプジョーを容易に後退
できる。
圧力を低下せしめることにより下部ピストンを圧縮弾性
体の付勢力により下降して下部ロッド129を下降する
のでワークをアンクランプでき、また上部ピストンを圧
縮弾性体の付勢力により上昇して上部ロッドを突き当て
部に突き当てることによりクランプボディ可動部を下降
せしめて下クランプジョーをワークから干渉しないよう
に下げることができ、上下クランプジョーを容易に後退
できる。
【0093】請求項5記載の発明によれば、第1管路を
経て流体圧を供給すると、回避用アクチュエータの下部
加圧室に流体圧が供給されるので、回避用アクチュエー
タのピストンの上昇に伴って上、下クランプジョーによ
りワークをクランプできる。このとき第1上部ロッドが
上昇して第1メカバルブに突き当たって第1メカバルブ
を開放するので流体圧を第3管路を経てロック用アクチ
ュエータの第2上部加圧室に供給できる。したがって、
ロック用アクチュエータのピストンと共にロック部材が
下降するのでクランプベースをロックできる。
経て流体圧を供給すると、回避用アクチュエータの下部
加圧室に流体圧が供給されるので、回避用アクチュエー
タのピストンの上昇に伴って上、下クランプジョーによ
りワークをクランプできる。このとき第1上部ロッドが
上昇して第1メカバルブに突き当たって第1メカバルブ
を開放するので流体圧を第3管路を経てロック用アクチ
ュエータの第2上部加圧室に供給できる。したがって、
ロック用アクチュエータのピストンと共にロック部材が
下降するのでクランプベースをロックできる。
【0094】また、第2管路を経て流体圧を供給する
と、ロック用アクチュエータの下部加圧室に流体圧が供
給されるので、ロック用アクチュエータのピストンの上
昇に伴ってロック部材の上昇によりクランプベースをア
ンロックできる。このとき第2上部ロッドが上昇して第
2メカバルブに突き当たって作動するときに第2メカバ
ルブを開放するので流体圧を第4管路を経て回避用アク
チュエータの第1上部加圧室に供給できる。したがっ
て、回避用アクチュエータのピストンの下降に伴って
上、下クランプジョーがワークをアンクランプできる。
と、ロック用アクチュエータの下部加圧室に流体圧が供
給されるので、ロック用アクチュエータのピストンの上
昇に伴ってロック部材の上昇によりクランプベースをア
ンロックできる。このとき第2上部ロッドが上昇して第
2メカバルブに突き当たって作動するときに第2メカバ
ルブを開放するので流体圧を第4管路を経て回避用アク
チュエータの第1上部加圧室に供給できる。したがっ
て、回避用アクチュエータのピストンの下降に伴って
上、下クランプジョーがワークをアンクランプできる。
【0095】請求項6記載の発明によれば、第2ラック
を往復移動することにより、この往復動作を第2ピニオ
ン、第1ピニオン、第1ラックを介して伝達でき、クラ
ンプベースを容易に前後方向に駆動できる。
を往復移動することにより、この往復動作を第2ピニオ
ン、第1ピニオン、第1ラックを介して伝達でき、クラ
ンプベースを容易に前後方向に駆動できる。
【0096】請求項7記載の発明によれば、第2、3ラ
ックを往復移動することにより、この往復動作で第3ラ
ック、第3ピニオン、第4ラックを介してロック部材で
クランプベースをロック、アンロックするよう作動で
き、同時に前記往復動作を第2ラック、第2ピニオン、
第1ピニオン、第1ラックを介して伝達でき、クランプ
ベースを容易に前後方向に駆動できる。つまり、単に第
2ラックを往復移動するだけでクランプベースの進退動
作とロック部材の駆動を行うことができ、クランプベー
スを前進するとロックし、後退するときはアンロックで
きる。
ックを往復移動することにより、この往復動作で第3ラ
ック、第3ピニオン、第4ラックを介してロック部材で
クランプベースをロック、アンロックするよう作動で
き、同時に前記往復動作を第2ラック、第2ピニオン、
第1ピニオン、第1ラックを介して伝達でき、クランプ
ベースを容易に前後方向に駆動できる。つまり、単に第
2ラックを往復移動するだけでクランプベースの進退動
作とロック部材の駆動を行うことができ、クランプベー
スを前進するとロックし、後退するときはアンロックで
きる。
【図1】本発明の実施の形態を示すもので、クランプ回
避装置の縦断面(図2の矢視I−I線の断面)を含む側
面図である。
避装置の縦断面(図2の矢視I−I線の断面)を含む側
面図である。
【図2】本発明の実施の形態を示すもので、クランプ回
避装置の要部断面を含む正面図である。
避装置の要部断面を含む正面図である。
【図3】本発明の実施の形態を示すもので、クランプ回
避装置を作動するエア配管の配管回路図である。
避装置を作動するエア配管の配管回路図である。
【図4】(A)はワークをクランプするときの上、下ク
ランプジョーの動作状態図であり、(B)はワークをア
ンクランプするときの上、下クランプジョーの動作状態
図である。
ランプジョーの動作状態図であり、(B)はワークをア
ンクランプするときの上、下クランプジョーの動作状態
図である。
【図5】本発明の実施の形態で用いられるタレットパン
チプレスの側面図である。
チプレスの側面図である。
【図6】本発明の実施の形態で用いられるタレットパン
チプレスの平面図である。
チプレスの平面図である。
【図7】本発明の他の実施の形態を示すもので、概略的
な側面図である。
な側面図である。
【図8】図7の正面図である。
【図9】本発明の他の実施の形態を示すもので、概略的
な側面図である。
な側面図である。
【図10】本発明の他の実施の形態を示すもので、エア
配管の部分的な配管回路図である。
配管の部分的な配管回路図である。
【図11】従来の旋回式クランプ回避装置の概略的な平
面図である。
面図である。
49 クランプ回避装置 53 クランプボディ固定部 55 クランプボディ可動部 57 LMガイド(リニアガイド) 61 懸吊用スプリング(引張用弾性体) 71 クランプベース 75 下クランプジョー 77 上クランプジョー 79 ヒンジ 81 クランプベース駆動装置 83 ロータリアクチュエータ(回転駆動装置) 91 ショットピン(ロック部材) 93 ロック部材駆動装置 101 ロック解除用スプリング 107 係合穴部 109 フック部(ジョー開閉駆動部) 111 係合凹部(ジョー開閉駆動部) 113 フックピン(ジョー開閉駆動部) 115 ジョー回避用駆動装置 117 フローティングシリンダ 119 下部ピストン(ジョー開閉駆動部) 121 上部ピストン(ジョー回避駆動部) 123 圧縮スプリング(圧縮弾性体) 125 上部加圧室(ジョー回避駆動部) 127 下部加圧室(ジョー開閉駆動部) 129 下部ロッド(ジョー開閉駆動部) 131 上部ロッド(ジョー回避駆動部) 133 突当て部(ジョー回避駆動部)
Claims (7)
- 【請求項1】 板材加工機で加工すべきワークをクラン
プするクランプ装置のクランプボディ固定部に対して昇
降自在なクランプボディ可動部を引張用弾性体を介して
クランプボディ固定部に懸吊し、 前記クランプボディ可動部の下部に進退自在に設けたク
ランプベースを前進せしめて前方端位置で通常時にロッ
クすると共に後退方向へ回避する時にロック解除し、 通常時は前記クランプベースの前方端位置で、前記クラ
ンプボディ可動部の上部に設けたジョー回避用駆動装置
により、クランプベースの先端に備えた上クランプジョ
ーを上下動せしめて下クランプジョーに対してワークを
クランプせしめ、 クランプ回避時は前記ジョー回避用
駆動装置によりクランプボディ可動部を前記引張用弾性
体の付勢力に抗して前記クランプボディ固定部に対して
下方へ移動せしめて下クランプジョーをワークから下方
へ回避せしめた後にクランプベースを後退せしめること
を特徴とする板材加工機におけるクランプ回避方法。 - 【請求項2】 板材加工機で加工すべきワークをクラン
プするクランプ装置のクランプボディ固定部に対してク
ランプボディ可動部を昇降自在に設けると共に前記クラ
ンプボディ可動部を引張用弾性体を介してクランプボデ
ィ固定部に懸吊し、 前記クランプボディ可動部の下部にクランプベースを前
後方向に進退せしめるクランプベース駆動装置を設け、
このクランプベースの前方端位置を通常時にロックし且
つ後退方向へ回避時にロック解除すべくロック部材を駆
動せしめるロック部材駆動装置を前記クランプボディ可
動部に設け、 前記クランプベースの先端にワークをクランプする下ク
ランプジョーとこの下クランプジョーにワークを上方か
ら押圧離反自在に上下動する上クランプジョーを設け、 この上クランプジョーを昇降せしめるジョー開閉駆動部
と、前記下クランプジョーをワークから下方へ回避すべ
く前記クランプボディ可動部を前記クランプボディ固定
部に対して下方へ移動せしめるジョー回避駆動部とを備
えたジョー回避用駆動装置を前記クランプボディ可動部
に設けてなることを特徴とする板材加工機におけるクラ
ンプ回避装置。 - 【請求項3】 板材加工機で加工すべきワークをクラン
プするクランプ装置のクランプボディ固定部に対してク
ランプボディ可動部をリニアガイドを介して昇降自在に
設けると共に前記クランプボディ可動部を引張用弾性体
を介してクランプボディ固定部に懸吊し、 前記クランプボディ可動部の下部にクランプベースを前
後方向に進退せしめるクランプベース駆動装置を設け、
このクランプベースの前方端位置を通常時にロックし且
つ後退方向へ回避時にロック解除すべくロック部材を駆
動せしめるロック部材駆動装置を前記クランプボディ可
動部に設け、 前記クランプベースの先端にワークをクランプする下ク
ランプジョーとこの下クランプジョーにワークを上方か
ら押圧離反自在にヒンジを介して上下動する上クランプ
ジョーを設け、 この上クランプジョーの前記ヒンジより後方端部にフッ
ク部を設け、 このフック部に前方端位置で係脱可能な係合部材を昇降
せしめるジョー開閉駆動部と、前記下クランプジョーを
ワークから下方へ回避すべく前記クランプボディ可動部
を前記クランプボディ固定部に対して下方へ移動せしめ
るジョー回避駆動部とを備えたジョー回避用駆動装置を
前記クランプボディ可動部に設けてなることを特徴とす
る板材加工機におけるクランプ回避装置。 - 【請求項4】 前記クランプボディ固定部に突き当て部
を設けると共に、前記ジョー回避用駆動装置が前記係合
部材を昇降せしめる下部ピストンと、前記クランプボデ
ィ固定部の突き当て部に下方から当接可能な上部ロッド
を昇降せしめる上部ピストンと、この上部ピストンと前
記下部ピストンとを互いに離反せしめる方向に付勢力を
有する圧縮弾性体と、この圧縮弾性体の付勢力に抗して
上部ピストンを下降せしめる上部加圧室と、下部ピスト
ンを上昇せしめる下部ピストンを備えてなることを特徴
とする請求項2又は3記載の板材加工機におけるクラン
プ回避装置。 - 【請求項5】 前記ジョー回避用駆動装置がピストンを
介して上部加圧室と下部加圧室とを備えた回避用アクチ
ュエータからなると共にこの回避用アクチュエータのピ
ストンに第1上部ロッドを設け、この第1上部ロッドの
作動により開放し且つ常時閉塞する第1メカバルブを設
け、 前記ロック部材駆動装置がピストンを介して上部加圧室
と下部加圧室とを備えたロック用アクチュエータからな
ると共にこのロック用アクチュエータのピストンに第2
上部ロッドを設け、この第2上部ロッドの作動により開
放し且つ常時閉塞する第2メカバルブを設け、 前記第1メカバルブと前記回避用アクチュエータの下部
加圧室に流体圧を供給する第1管路を連通すると共に前
記第2メカバルブと前記ロック用アクチュエータの下部
加圧室に流体圧を供給する第2管路を連通し、 前記第1メカバルブを前記ロック用アクチュエータの上
部加圧室に第3管路を介して連通すると共に前記第2メ
カバルブを前記回避用アクチュエータの上部加圧室に第
4管路を介して連通してなることを特徴とする請求項2
又は3記載の板剤加工機におけるクランプ回避装置。 - 【請求項6】 前記クランプベース駆動装置が、クラン
プベースに設けた第1ラックと、この第1ラックに噛合
する第1ピニオンと、この第1ピニオンに噛合する第2
ピニオンと、この第2ピニオンに噛合して往復移動可能
な第2ラックとからなることを特徴とする請求項2又は
3記載の板材加工機におけるクランプ回避装置。 - 【請求項7】 前記クランプベース駆動装置が、クラン
プベースに設けた第1ラックと、この第1ラックに噛合
する第1ピニオンと、この第1ピニオンに噛合する第2
ピニオンと、この第2ピニオンに噛合して往復移動可能
な第2ラックとからなり、前記ロック部材駆動装置が、
第2ラックの背面に第3ラックを設けると共にこの第3
ラックに噛合する第4ラックを前記ロック部材に設けて
なることを特徴とする請求項2又は3記載の板材加工機
におけるクランプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11133251A JP2000317556A (ja) | 1999-05-13 | 1999-05-13 | 板材加工機におけるクランプ回避方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11133251A JP2000317556A (ja) | 1999-05-13 | 1999-05-13 | 板材加工機におけるクランプ回避方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000317556A true JP2000317556A (ja) | 2000-11-21 |
Family
ID=15100250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11133251A Pending JP2000317556A (ja) | 1999-05-13 | 1999-05-13 | 板材加工機におけるクランプ回避方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000317556A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019018217A (ja) * | 2017-07-13 | 2019-02-07 | 株式会社アマダホールディングス | パンチプレス及びテーパ雌ねじの形成方法 |
CN109559909A (zh) * | 2018-12-30 | 2019-04-02 | 珠海华冠科技股份有限公司 | 一种电容上夹机构 |
CN114473609A (zh) * | 2022-03-15 | 2022-05-13 | 日达智造科技(如皋)有限公司 | 一种棒材用蟹型自动爬升治具、方法及上料设备 |
CN116493500A (zh) * | 2023-04-24 | 2023-07-28 | 南京启业齿轮传动设备有限公司 | 一种ev电机铁芯片冲压装置 |
-
1999
- 1999-05-13 JP JP11133251A patent/JP2000317556A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019018217A (ja) * | 2017-07-13 | 2019-02-07 | 株式会社アマダホールディングス | パンチプレス及びテーパ雌ねじの形成方法 |
CN109559909A (zh) * | 2018-12-30 | 2019-04-02 | 珠海华冠科技股份有限公司 | 一种电容上夹机构 |
CN109559909B (zh) * | 2018-12-30 | 2024-01-23 | 珠海华冠科技股份有限公司 | 一种电容上夹机构 |
CN114473609A (zh) * | 2022-03-15 | 2022-05-13 | 日达智造科技(如皋)有限公司 | 一种棒材用蟹型自动爬升治具、方法及上料设备 |
CN116493500A (zh) * | 2023-04-24 | 2023-07-28 | 南京启业齿轮传动设备有限公司 | 一种ev电机铁芯片冲压装置 |
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