JP3118493U - 水圧駆動クランプ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】環境汚染問題を克服できて駆動エネルギーを節約できること。
【解決手段】クランプ部1に水を作動流体として使用する水圧シリンダ2を備え、水圧シリンダに水道水を加圧した加圧水を供給する水圧ポンプ40を備え、水圧ポンプにより加圧水が供給される前に水圧シリンダに水道水圧の加圧水を供給する構成とし、水圧ポンプが、水道水圧で作動する水道水圧駆動水圧ポンプである。
【選択図】 図4

Description

本考案は、水を作動流体として使用した水圧駆動クランプ装置に関する。
近年、環境、衛生、安全などを考えて、一般的に油圧に代わる水圧駆動技術が見直されるようになった。例えば、油圧使用で問題になる作動油漏れに対して水漏れならば許容できるといった流体圧機器使用環境の分野ではきわめて有効だからである。また、地球環境保護の見地からも水圧駆動技術が見直されている。
従来の油圧式クランプ装置を構成する機器は、水圧を使用するクランプ装置を構成する機器に概ね利用可能である。しかしながら、油と水はかなり相違点があるために油圧機器をそのまま水圧機器に適用するには問題がある。その一つに油圧を使用する場合と同様にランニングコストの低減があり、水は油に比べると安価ではあるが作動流体として適切な状態が長続きし難く、つまり水に塩類などが溶け込むとか、蒸発により溶解物質の濃度が高くなり塩類が析出するとか、微生物が繁殖するといったことで変質し易く、そのままでは油ほど繰り返し使用には耐え難い。従って、ランニングコストの低減について油の場合とは基本的な考え方が違ってくる。また、省エネルギー対策などについても、油と水の違いから装置を構成する上で大きな相違が出てくる。このようなことから、水を動作流体としてクランプ装置に適用するには、装置構成を水に適したものにする必要がある。今のところこれらのことを考慮した水圧駆動クランプ装置はない。
本考案が解決しようとする課題は、油による環境汚染問題を克服でき、エネルギー節約に適した、実用性の高い水圧駆動クランプ装置を提供することにある。
本考案の水圧駆動クランプ装置は、水を作動流体として使用する水圧シリンダを備えている。通常、環境に悪影響を及ぼさない程度に清浄な水は容易に入手できる。従って、クランプ装置の水圧回路内を予めある程度以上清浄にしておくことで容易に入手できる清浄な水を作動流体として使用したときは漏れがあったとしても、油のように作業環境や地域の環境を汚染するようなおそれは全くない。
この水圧駆動クランプ装置は、前記水圧シリンダに水道水を加圧した加圧水を供給する水圧ポンプを備えている構成とするのがよい。通常の水道水は入手しやすい清浄な水であり、水道管から必要に応じて連続供給可能であるから、加圧する水を水道管から得ることができ、水圧ポンプ用の水タンクを省略することができる。また、この構成では、加圧水として使用した水道水を再び加圧水として使用しないで常に新しい水道水を使用する構成が可能であり、衛生面に重点が置かれる食品分野等で使用されるクランプ装置の場合に作動水が清潔に維持されることで作動水漏れがあったとしても不潔になり難い点で適している。
この水圧駆動クランプ装置では、前記水圧ポンプにより加圧水が供給される前に前記水圧シリンダに水道水圧の加圧水を供給する構成とするのがよい。通常の水道水の圧力は、(1.96〜5.88)×10Pa(≒2〜6kgf/cm)程度であるから、プレス機の金型などを固定するための強力なクランプ力を発生させるには低い圧力である。例えば、金型固定用の油圧クランプ装置にはクランプ力を発生させるために98.0×10Pa(≒100kgf/cm)もしくはそれを超える高い油圧が使用され、初めから油圧シリンダに高圧ポンプから吐出した油圧が供給される。しかし、クランプ装置において高圧の作動流体を供給してシリンダをストローク動作させる際の実質的に高圧を必要とするストローク長さはほんの僅かであり、つまりクランプ部が被クランプ部に当接してから更に締付け固定する際に高圧の作動流体が必要なのであり、クランプ部が被クランプ部に当接するまではそれほど高い圧力を必要とせず、その後に締め付けを行う僅かなストローク長さが高い圧力でストローク動作する必要があるのである。従って、この構成では、水圧ポンプにより加圧水が供給される前に水圧シリンダに水道水圧の加圧水を供給するから、つまり水道水圧の水道水をそのまま供給するから、それほど高い圧力を必要としないクランプ部が被クランプ部に当接するまでは水道水圧によって動作する構成である。その後で水圧ポンプによるクランプ作用に必要な高圧水を供給してクランプ動作を行わせる。水圧ポンプには高圧で吐出量が小さいものを使用できる。
前記水圧ポンプが、水道水圧で作動する水道水圧駆動水圧ポンプである構成とするのがよい。この構成では、加圧水を得るために水道水の水圧を利用するので、エネルギーを節約できる。
前記水圧ポンプが、圧縮空気で作動するエア駆動水圧ポンプである構成とするのがよい。この構成では圧縮空気源からの圧縮空気を使用するが、その圧縮空気は比較的容易に入手でき且つ使用において環境汚染問題を引き起こし難いものである。従って、環境汚染問題を引き起こし難いクランプ装置が得られる。
請求項1記載の考案は、環境を汚染しない効果を奏する。
請求項2記載の考案は、水圧ポンプ用の水タンクを省略できる効果を奏する。
請求項3記載の考案は、高水圧ポンプの吐出量が小さくてよく、また、水道水圧を有効に使用できるから、省エネルギー効果を奏する。
請求項4記載の考案は、省エネルギー効果を奏する。
請求項5記載の考案は、環境汚染問題を引き起こし難い効果を奏する。
水圧駆動クランプ装置が、水を作動流体として使用するクランプ動作用の水圧シリンダを備え、その水圧シリンダに水圧ポンプで水道水を加圧した加圧水を供給する。
第1実施例は、プレス機械のスライドやボルスタに金型を固定するために用いられる通常複数のクランプ部を有するクランプ装置Aであり、クランプ部が駆動用水圧供給装置を備えている。図1に示すように、クランプ部1の複数が、各々一つのクランプ動作用の水圧シリンダ2を備えており、その水圧シリンダ2に対して、水道水供給用の開閉弁(図には蛇口の図形で示す)3からの水道水をエア駆動水圧ポンプ4で加圧し、給排弁5を介して給排する。
クランプ部1は、水圧シリンダ2が加圧水を供給されるとクランプ動作し、つまりクランプ部の押さえ部が金型の部分を例えばスライドの金型取り付け面の側に強力に押し付けて挟持したクランプ状態となり、水圧シリンダ2が加圧水を排出されるとクランプ状態を解除したアンクランプ状態となる。このクランプの解除動作はシリンダ内の復帰ばねで行うようになっている。なお、この場合の金型等を固定するためのクランプ部1は、公知の流体圧駆動形式のものの構成を略適用できるから、その詳細については説明を省略する。
エア駆動水圧ポンプ4は、エアで駆動される容積式のポンプで、例えばピストンポンプであり、開閉弁3に接続され途中に必要に応じて設けられる水質改善装置6を有する管路7を、逆止弁8を有する吸込み口9に接続し、別の逆止弁10を有する吐出口11に給排弁5へ向う加圧水供給管路12を接続してある。13は空気供給口で圧縮空気源14からの圧縮空気が管路15を介して供給されてエア駆動水圧ポンプ4が動作するようになっている。16はポンプ駆動圧縮空気の圧力制御弁である。
給排弁5は、入り口ポート17と出口ポート18とタンクポート19とを備え、入り口ポート17は加圧水供給管路12に接続し、出口ポート18はクランプ部の水圧シリンダ2に接続する加圧水給排管路20に接続し、タンクポート19は管路21を介してタンクTに接続し、場合によって管路21は図示していない排水溝に開口している。この給排弁5は、パイロット空気圧で供給位置5aと排出位置5bに切換制御されるもので、パイロット空気圧を供給されることにより排出位置5bになり、パイロット空気圧を排出されることにより供給位置5aになる。パイロット空気圧は空気圧源14より管路22を介して供給され、電磁切換弁で構成されるパイロット弁23でオン−オフ制御される。なお、パイロット弁23は手動切換弁でもよい。
このように構成したクランプ装置Aは、開閉弁3を開状態とし、エア駆動水圧ポンプ4を動作状態とし、パイロット弁23をパイロット圧がオフの状態として給排弁5を供給位置5aとすることにより、エア駆動水圧ポンプ4からの水道水を加圧した加圧水が、管路12、給排弁5、管路20を通ってクランプ部1の水圧シリンダ2に供給され、クランプ状態となる。また、このクランプ状態において、パイロット弁23をパイロット圧がオンの状態にすると、給排弁5が出口ポート18とタンクポート19を接続する排出位置5bに切換わり、水圧シリンダ2の加圧水が管路20、給排弁5、管路19を通ってタンクTへ排出され、クランプ装置Aはアンクランプ状態となる。
第2実施例は、クランプ装置Bであり、図2に示すように、第1実施例に比べて、水道水供給用の開閉弁3に接続する管路7をエア駆動水圧ポンプ4の吸込み口9に直接接続しないで、タンク24に接続して、そのタンク24にエア駆動水圧ポンプ4の吸込み口9を接続してある点で相違している。この他の点は同じであるから、同等部分を同一図面符号で示し、説明を省略する。なお、タンク24において、水を使用することによる錆の発生、汚れの付着などを防止するために、必要に応じ抗酸化剤を添加する。
このように構成したクランプ装置Bは、前記クランプ装置Aと略同様に動作する。すなわち、開閉弁3を開状態としてタンク24の水位を適切に保ち、エア駆動水圧ポンプ4を動作状態とし、パイロット弁23をパイロット圧がオフの状態として給排弁5を供給位置5aとすることにより、エア駆動水圧ポンプ4からの水道水を加圧した加圧水が、管路12、給排弁5、管路20を通ってクランプ部1の水圧シリンダ2に供給され、クランプ状態となる。また、このクランプ状態において、パイロット弁23をパイロット圧がオンになる状態にすると、給排弁5が出口ポート18とタンクポート19を接続する排出位置5bに切換わり、水圧シリンダ2の加圧水が管路20、給排弁5、管路21を通ってタンクTへ排出され、クランプ装置Bはアンクランプ状態となる。
第3実施例は、クランプ装置Cであり、図3に示すように、第1実施例に比べて、水圧ポンプが増圧シリンダ形のブースター25で構成されている点が主に異なる。このブースター25は、空気圧駆動の水圧ポンプであり、大径シリンダ部26と小径シリンダ部27とからなり、大径シリンダ部26内に大径ピストン28と復帰ばね29を具え、小径シリンダ部27内に小径ピストン30を具え、大径ピストン28と小径ピストン30を連結ロッド31で連結してあり、大径シリンダ部26に圧縮空気給排口32を設け、小径シリンダ部27に逆止弁33を有する吸込み口34と逆止弁35を有する吐出口36を設けた構成である。圧縮空気給排口32は大径シリンダ部26のピストンヘッド側端に設けてあり、圧縮空気給排弁37を介して圧縮空気源14に接続されている。圧縮空気給排弁37は、電磁切換弁で、圧縮空気源14側を遮断し圧縮空気給排口32側を大気に開放するブースター停止位置と、圧縮空気源14を圧縮空気供給口32に接続するブースター動作位置と、を有する。吸込み口34は、途中に必要に応じて設けられる水質改善装置6を有する管路7を介して水道水供給用の開閉弁3に接続されている。吐出口36は、加圧水供給管路12を介して給排弁5の入り口ポート17に接続されている。そして、管路7から分岐し加圧水供給管路12に接続した途中に逆止弁38を有する一方向バイパス管路39を設けてある。この管路39は管路7から管路12に向う方向にのみ流れを許容するものである。この他の構成は略第1実施例と同じであるから同等部分を同一図面符号で示し、説明を省略する。
このクランプ装置Cは、まず、圧縮空気給排弁37がブースター停止位置にあってブースター25が停止しており、給排弁5がパイロット信号オフで供給位置5aである状態で、開閉弁3を開状態とする。これによって、水道水が管路7を通って小径シリンダ部27内に供給されると共に一方向バイパス管路39を介して供給管路12、給排弁5を通過し、クランプ部1の水圧シリンダ2に水道水圧で供給される。そしてクランプ部1は水道水圧に応じた作用力でクランプ動作する。このクランプ作用力は水道水圧によるから比較的小さいものであるが、押圧部はクランプする金型部分に当接し、ピストンは略クランプストローク端に達している。次に、圧縮空気給排弁37をブースター動作位置に切換える。これによって圧縮空気がブースター25の大径シリンダ部に供給され、大径ピストン28が小径ピストン30を駆動し小径シリンダ27内の水を加圧水として吐出口36から押出し、クランプ部1の水圧シリンダ2に供給する。その水圧は、供給空気圧の大きさPa及び大径ピストン28と小径ピストン30の有効受圧面積の面積比A/Bに応じた高圧Px(Px=Pa×A/B)となる。従って、水道水圧よりも高い水圧が作用し、その水圧に応じた大きいクランプ作用力が作用するようになる。予め、水圧シリンダ2のピストンの有効面積を考慮して、供給空気圧の大きさPa及び大径ピストン28と小径ピストン39の有効受圧面積の面積比A/Bを適切に決めておくことにより、所望の吐出水圧として所望のクランプ作用力が得られる。この高圧水の供給は、先に水道水圧で加圧水を供給しているので、前述したようにクランプ部1のピストンは略クランプストローク端に達しており、極めて僅かな移動であり、高圧水の供給量が非常に少なくてよく、ブースター25におけるピストンの動作回数は少なくてよい。つまり、ブースター25の消費エネルギーを節減できる。
第4実施例は、クランプ装置Dであり、図4に示すように、第3実施例とは水圧ポンプが増圧シリンダ形の水圧駆動の水圧ポンプであり、しかも水道水圧を使用する構成である点が主に異なる。この水圧ポンプ40は、水圧駆動される点で実施例3のものとは相違し、水道水供給口41を有するが、構造的には大略同じであり、同等部分を同一図面符号で示して、その説明を省略する。この他の部分についても、第3実施例と少し相違する部分はあるが、給排弁5や一方向バイパス管路39を設けてある点は同様である。その相違点は、第3実施例において示した水道水を供給する管路と同等の管路7を設けてあるが、その途中から分岐した管路42、43を設けた点である。その一方の管路42は、途中に出口側圧力が低下すると開度が大きくなる圧力制御弁44とこれに続く水道圧水の給排弁45を介して水圧ポンプ40の水道水供給口41に接続している。給排弁45は電磁切換弁であり、水道水供給口41をタンク46に接続して排出する排出位置45aと、管路42を連通して水道水供給口41に水道水を供給する供給位置45bとを有するものである。そして他方の管路43は、パイロット弁47を介して給排弁5のパイロット部に接続している。この場合の給排弁5は水道水圧で切換動作する構成のもので、そのパイロット弁47はパイロット部の水道水圧をオン−オフする電磁弁である。
このクランプ装置Dは、クランプ装置Cと略同様に動作する。すなわち、まず、給排弁45が排出位置45aにあって水道水供給口41がタンクに接続された状態で水圧ポンプ40が停止しており、給排弁5がパイロット信号オフで供給位置5aである状態で、開閉弁3を開状態とする。これによって、水道水が管路7を通って小径シリンダ部27内に供給されると共に一方向バイパス管路39を介して供給管路12、給排弁5を通過し、クランプ部1の水圧シリンダ2に水道水圧で供給される。そしてクランプ部1は水道水圧に応じた作用力でクランプ動作する。このクランプ作用力は水道水圧によるから比較的小さいものであるが、押圧部はクランプする金型部分に当接し、ピストンは略クランプストローク端に達している。次に、給排弁45を供給位置45bに切換える。これによって水圧ポンプ40が大径シリンダ部26内に供給され、大径ピストン28が動作して小径ピストン30を駆動し小径シリンダ27内の水を加圧水として吐出口36から押出し、クランプ部1の水圧シリンダ2に供給する。その水圧は、水道水圧の大きさPw及び大径ピストン28と小径ピストン30の有効受圧面積の面積比A/Bに応じた高圧Px(Px=Pw×A/B)となる。従って、水道水圧よりも高い水圧が作用し、その水圧に応じた大きいクランプ作用力が作用するようになる。予め、水圧シリンダ2のピストンの有効面積及び供給水道水圧力の大きさPw考慮して、大径ピストン28と小径ピストン39の有効受圧面積の面積比A/Bを適切に決めておくことにより、所望の吐出水圧として所望のクランプ作用力が得られる。この高圧水の供給は、先に水道水圧で加圧水を供給しているので、前述したようにクランプ部1のピストンは略クランプストローク端に達しており、極めて僅かな移動であり、高圧水の供給量が非常に少なくてよく、水圧ポンプ40におけるピストンの動作回数は少なくてよい。つまり、水圧ポンプ40の消費エネルギーを節減できる。
前述したクランプ装置Aは、プレス機械のスライドやボルスタに金型を固定するために用いられる通常複数のクランプ部を有するものとして説明し、クランプ装置B、C、Dは、特に用途を示していないが、同様に金型固定用に適用でき、また、クランプ装置Aを含めて金型用以外の別のクランプ装置にも適用できる。また、クランプ部の構造は用途に応じて変更すればよい。
クランプ装置A、B、C、Dは、清浄な水、つまり水道水を作動流体として使用しているから、作動流体の水の漏れがあったとしても環境を汚染する虞がない。従って、食料品や化粧品の取扱い、加工もしくは生産工場などにおいて有効に使用可能である。また、少量の水漏れは蒸発するから、殆どの場合に清掃などの処理を必要としないので、手間を省くことができる。
また、クランプ装置A、B、Cは、空気圧を併用しているが空気も普通は環境汚染源にはならない。
クランプ装置C、Dは、小さい力で可能なクランプ動作の初期から終りに近い時期までの動きの殆どを、水道水圧を利用して行い、クランプ動作の終りの大きい力を必要とする動作を、水道水を加圧して使用するから、消費エネルギーを節約できる。
また、クランプ装置Dは、水道水の加圧に水道水圧を利用するから、さらに消費エネルギーを節約できる。また、圧縮空気も使用しない構成であるから、厳密な意味で排出する圧縮空気の中に含まれる少量のオイルミストが悪影響を及ぼすという作業環境においても有効に使用できる。
本考案の第1実施例を示す概略の流体圧回路図である。 本発明の第2実施例を示す概略の流体圧回路図である。 本発明の第3実施例を示す概略の流体圧回路図である。 本発明の第4実施例を示す概略の流体圧回路図である。
符号の説明
1 クランプ部
2 水圧シリンダ
3 開閉弁
4 エア駆動水圧ポンプ
5 給排弁
5a 供給位置
5b 排出位置
6 水質改善装置
7 管路
9 吸込み口
11 吐出口
12 加圧水供給管路
13 空気供給口
14 圧縮空気源
15 管路
16 圧力制御弁
17 入り口ポート
18 出口ポート
19 タンクポート
20 加圧水給排管路
21 管路
22 管路
23 パイロット弁
24 タンク
25 ブースター
26 大径シリンダ部
27 小径シリンダ部
28 大径ピストン
29 復帰ばね
30 小径ピストン
31 連結ロッド
32 圧縮空気給排口
34 吸込み口
36 吐出口
37 圧縮空気給排弁
39 一方向バイパス管路
40 水圧ポンプ
41 水道水供給口
42、43 管路
44 圧力制御弁
45 給排弁
46 タンク
47 パイロット弁

Claims (5)

  1. 水を作動流体として使用する水圧シリンダを備えた水圧駆動クランプ装置。
  2. 前記水圧シリンダに水道水を加圧した加圧水を供給する水圧ポンプを備えていることを特徴とする請求項1に記載の水圧駆動クランプ装置。
  3. 前記水圧ポンプにより加圧水が供給される前に前記水圧シリンダに水道水圧の加圧水を供給する構成を特徴とする請求項2に記載の水圧駆動クランプ装置。
  4. 前記水圧ポンプが、水道水圧で作動する水道水圧駆動水圧ポンプである構成を特徴とする請求項2、又は請求項3に記載の水圧駆動クランプ装置。
  5. 前記水圧ポンプが、圧縮空気で作動するエア駆動水圧ポンプである構成を特徴とする請求項2、又は請求項3に記載の水圧駆動クランプ装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012200609A (ja) * 2011-03-23 2012-10-22 Kaltenbach & Voigt Gmbh 計測装置および計測方法
JP2016065564A (ja) * 2014-09-24 2016-04-28 カヤバ システム マシナリー株式会社 水圧駆動装置

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