JPS62148131A - 加工軸によるワ−ククランプ方法 - Google Patents
加工軸によるワ−ククランプ方法Info
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- JPS62148131A JPS62148131A JP28839285A JP28839285A JPS62148131A JP S62148131 A JPS62148131 A JP S62148131A JP 28839285 A JP28839285 A JP 28839285A JP 28839285 A JP28839285 A JP 28839285A JP S62148131 A JPS62148131 A JP S62148131A
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Landscapes
- Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)
- Jigs For Machine Tools (AREA)
- Gripping On Spindles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の技術分野
本発明は、加工軸の運動を利用して、ワークを所定の加
工位置にクランプするための方法に関する。
工位置にクランプするための方法に関する。
従来技術
ワークの加工に際し、クランプ手段が必要となる。従来
、このようなりランプ動作は、外部にナツトランナーな
どを設置し、機械的なバイスの締め付は動作を行うか、
または油圧バイスを利用し、油圧制御によりそのクラン
プ動作を行っている。
、このようなりランプ動作は、外部にナツトランナーな
どを設置し、機械的なバイスの締め付は動作を行うか、
または油圧バイスを利用し、油圧制御によりそのクラン
プ動作を行っている。
ところが、このようなりランプ手段によると、ワークの
変更に容易に対応ができず、また作業性が悪くなるほか
、無人運転時の加工ワークの変更が困難となる。
変更に容易に対応ができず、また作業性が悪くなるほか
、無人運転時の加工ワークの変更が困難となる。
発明の目的
したがって、本発明の目的は、例えば5軸制御加工装置
の加工軸の運動機能を利用して、ワークのクランプ・ア
ンクランプ動作を行い、従来技術の欠点すなわち、ワー
クのクランプ・アンクランプ動作を自動化し、ワークの
変更やクランプ・アンクランプ動作の作業性を改善する
ことである。
の加工軸の運動機能を利用して、ワークのクランプ・ア
ンクランプ動作を行い、従来技術の欠点すなわち、ワー
クのクランプ・アンクランプ動作を自動化し、ワークの
変更やクランプ・アンクランプ動作の作業性を改善する
ことである。
発明の概要
そこで、本発明は、例えば5軸制御加工装置の加工軸に
着目し、その加工軸の回転などの運動機能、およびその
制御機能を利用して、クランプジグのクランプ動作、お
よびアンクランプ動作を行うことによって、クランプジ
グのクランプ操作およびアンクランプ操作を専用の操作
器具を用いないで、自動的に行えるようにしている。
着目し、その加工軸の回転などの運動機能、およびその
制御機能を利用して、クランプジグのクランプ動作、お
よびアンクランプ動作を行うことによって、クランプジ
グのクランプ操作およびアンクランプ操作を専用の操作
器具を用いないで、自動的に行えるようにしている。
5軸制御加工装置の構成
第1図ないし第3図は、本発明の前提となる5軸制御加
工装置1の全体的な構成を示している。
工装置1の全体的な構成を示している。
この5軸制御加工装置1は、箱型のベース2の上に組み
込まれている。すなわち、このベース2は、据え付は面
に固定され、その上面のX軸方向の案内面によりX軸方
向のテーブル3を支持し、またこのテーブル3のY軸方
向の案内面によりコラム4をY軸方向に移動可能な状態
で支持している。X軸方向の送り運動は、ベース2とテ
ーブル3との間に設けられたX軸方向の送りモータや送
りねじなどの送りユニット5によって行われ、またY軸
方向の送り運動は、テーブル3とコラム4との間に設け
られた送りユニット6によって行われる。
込まれている。すなわち、このベース2は、据え付は面
に固定され、その上面のX軸方向の案内面によりX軸方
向のテーブル3を支持し、またこのテーブル3のY軸方
向の案内面によりコラム4をY軸方向に移動可能な状態
で支持している。X軸方向の送り運動は、ベース2とテ
ーブル3との間に設けられたX軸方向の送りモータや送
りねじなどの送りユニット5によって行われ、またY軸
方向の送り運動は、テーブル3とコラム4との間に設け
られた送りユニット6によって行われる。
そして、上記コラム4は、その前面の垂直面、すなわち
、X軸方向の案内面によりフレーム7をX軸方向に移動
可能な状態で支持し、そのフレーム7の内部で、加工軸
8を回転自在に保持している。もちろん、この加工軸8
は、自動工具交換機能付のものであり、前端面のテーパ
孔のソケ・ノド部8aの内部で、公知のクランプ手段に
よって、後述の工具83などを位置決め状態で保持する
。
、X軸方向の案内面によりフレーム7をX軸方向に移動
可能な状態で支持し、そのフレーム7の内部で、加工軸
8を回転自在に保持している。もちろん、この加工軸8
は、自動工具交換機能付のものであり、前端面のテーパ
孔のソケ・ノド部8aの内部で、公知のクランプ手段に
よって、後述の工具83などを位置決め状態で保持する
。
この部分の具体例は、特願昭oo−ooooo号「自動
工具交換機能を有する主軸装置」の明細書に詳しく記載
されている。そして、フレーム7のX軸方向の運動は、
コラム4の上に取り付けられた送りユニット9によって
行われる。なお、フレーム7との間に配線・配管用の保
護管10がX軸方向に伸縮可能な状態で掛は渡されてい
る。
工具交換機能を有する主軸装置」の明細書に詳しく記載
されている。そして、フレーム7のX軸方向の運動は、
コラム4の上に取り付けられた送りユニット9によって
行われる。なお、フレーム7との間に配線・配管用の保
護管10がX軸方向に伸縮可能な状態で掛は渡されてい
る。
一方、前記ベース2は、コラム4の他その正面側で、支
持装置11により、2つの軸、すなわち水平方向の回転
軸12、およびこの回転軸12と直交する方向の保持軸
13を支持している。
持装置11により、2つの軸、すなわち水平方向の回転
軸12、およびこの回転軸12と直交する方向の保持軸
13を支持している。
上記回転軸12は、第4図に示すように、中空軸であり
、前後の端部で軸受け16によって、軸受はフレーム1
4に対し、回転自在に支持されていて、その前端部分の
ボス17の部分で支持フレーム15に連結されており、
さらに後端部分で連結筒18により、カバー19に固定
された回転検出器20に連結されている。
、前後の端部で軸受け16によって、軸受はフレーム1
4に対し、回転自在に支持されていて、その前端部分の
ボス17の部分で支持フレーム15に連結されており、
さらに後端部分で連結筒18により、カバー19に固定
された回転検出器20に連結されている。
そして、上記軸受はフレーム14は、前記ベース2の前
面側の内部に固定されており、その一部でブレーキロッ
ド21、単動復帰型のブレーキシリンダ22を支持して
いる。このブレーキロッド21は、先端のフランジ部分
で回転軸12に固定されたブレーキ板23を摩擦スリー
ブ24との間で挟み込むことによって、回転後の回転軸
12を回り止め状態とする。
面側の内部に固定されており、その一部でブレーキロッ
ド21、単動復帰型のブレーキシリンダ22を支持して
いる。このブレーキロッド21は、先端のフランジ部分
で回転軸12に固定されたブレーキ板23を摩擦スリー
ブ24との間で挟み込むことによって、回転後の回転軸
12を回り止め状態とする。
なお、回転軸12は、第5図に示すように、駆動モータ
26によって駆動され、その回転力は、出力ギヤ27、
中間軸28のギヤ29.30を介し、回転軸12のギヤ
25に伝達される。この駆動モータ26は、軸受はフレ
ーム14の背面側に取り付けられており、また中間軸2
8は、同様に軸受はフレーム14に対し、前後の軸受け
31により支持されている。この回転軸12は、例えば
180度程鹿の回転角の範囲でのみ回転するが、そのオ
ーバーランはそれぞれの検出器32.33によって電気
的に検出される。
26によって駆動され、その回転力は、出力ギヤ27、
中間軸28のギヤ29.30を介し、回転軸12のギヤ
25に伝達される。この駆動モータ26は、軸受はフレ
ーム14の背面側に取り付けられており、また中間軸2
8は、同様に軸受はフレーム14に対し、前後の軸受け
31により支持されている。この回転軸12は、例えば
180度程鹿の回転角の範囲でのみ回転するが、そのオ
ーバーランはそれぞれの検出器32.33によって電気
的に検出される。
一方、前記保持軸13は、回転軸12と直交する状態で
、支持フレーム15に対し、上下の軸受け34によって
、回転自在に支持されており、回転割り出し手段として
の駆動モータ35によって駆動されるようになっている
。すなわち駆動モータ35の回転は、ギヤ36.37を
介し、第4図および第6図に示すように、軸38に伝達
され、そのウオーム39により保持軸13に固定された
ウオームホイール40に伝達される。なおこの保持軸1
3は、第4図および第7図に示すように、駆動後に前記
回転軸12と同様に、左右のブレーキロッド41と一体
の押え41aとスリーブ42との間で挟まれるブレーキ
板43によって、回り止め状態となる。ここでも、この
プレーキロ・ノド41は、ブレーキシリンダ44によっ
て駆動される。
、支持フレーム15に対し、上下の軸受け34によって
、回転自在に支持されており、回転割り出し手段として
の駆動モータ35によって駆動されるようになっている
。すなわち駆動モータ35の回転は、ギヤ36.37を
介し、第4図および第6図に示すように、軸38に伝達
され、そのウオーム39により保持軸13に固定された
ウオームホイール40に伝達される。なおこの保持軸1
3は、第4図および第7図に示すように、駆動後に前記
回転軸12と同様に、左右のブレーキロッド41と一体
の押え41aとスリーブ42との間で挟まれるブレーキ
板43によって、回り止め状態となる。ここでも、この
プレーキロ・ノド41は、ブレーキシリンダ44によっ
て駆動される。
ところで、前記保持軸13は、中空の軸であり、その前
端面でワーク45またはクランプジグ46を保持する手
段とし7て、前記テーパ孔状のソケット部8aと同じ寸
法のソケット部47を形成しており、かつそのソケット
部47の奥まった部分でコレット式のチャック48を、
その外周のコレットスリーブ49に対して軸線方向に移
動可能な状態で保持しでいる。このチャック48は、ワ
ーク45またはクランプジグ46に取り付けられたドロ
ーロッド50のプルスタット51をつかむことにより、
ワーク45またはクランプジグ46をソケット部47の
内部でキー13aにより位置決めしながら、固定状態と
する。
端面でワーク45またはクランプジグ46を保持する手
段とし7て、前記テーパ孔状のソケット部8aと同じ寸
法のソケット部47を形成しており、かつそのソケット
部47の奥まった部分でコレット式のチャック48を、
その外周のコレットスリーブ49に対して軸線方向に移
動可能な状態で保持しでいる。このチャック48は、ワ
ーク45またはクランプジグ46に取り付けられたドロ
ーロッド50のプルスタット51をつかむことにより、
ワーク45またはクランプジグ46をソケット部47の
内部でキー13aにより位置決めしながら、固定状態と
する。
そしてチャック48は、保持軸13の内部の伝達軸52
に支持されており、またこの伝達軸52は、その後端部
分で回転伝達軸53に対し、長孔54およびピン55に
よって、軸線方向に摺動可能な状態で係り合っている。
に支持されており、またこの伝達軸52は、その後端部
分で回転伝達軸53に対し、長孔54およびピン55に
よって、軸線方向に摺動可能な状態で係り合っている。
前記伝達軸52は、後端部分で保持軸13と一体のスリ
ーブ60の部分の皿ばね56によって、常に後退方向に
付勢されており、また操作用シリンダ57のピストンロ
ッド58の端面と対向している。なおこの操作用シリン
ダ57は、爪59の部分で保持軸13と一体的なスリー
ブ60の突起61と係り合う関係にある。また前記回転
伝達軸53は、ピストンロタド58を貫通し、支持フレ
ーム15の下端に固定されたハウジング62に対し軸受
け63を介在させながら、回転自在に支持されており、
原位置検出用のセンサー64と対向し、また、エンコー
ダ65にも連結されている。またさらに、ピストンロッ
ド58の一部は、これと一体のドグ67によってハウジ
ング62側の近接スイッチ66と対応している。
ーブ60の部分の皿ばね56によって、常に後退方向に
付勢されており、また操作用シリンダ57のピストンロ
ッド58の端面と対向している。なおこの操作用シリン
ダ57は、爪59の部分で保持軸13と一体的なスリー
ブ60の突起61と係り合う関係にある。また前記回転
伝達軸53は、ピストンロタド58を貫通し、支持フレ
ーム15の下端に固定されたハウジング62に対し軸受
け63を介在させながら、回転自在に支持されており、
原位置検出用のセンサー64と対向し、また、エンコー
ダ65にも連結されている。またさらに、ピストンロッ
ド58の一部は、これと一体のドグ67によってハウジ
ング62側の近接スイッチ66と対応している。
また、前記保持軸13および伝達軸52には、ソケット
部47およびチャック48の内部へ清掃用の空気を噴射
するため、通路68が形成されており、接続用のローク
リフランジ69に達している。
部47およびチャック48の内部へ清掃用の空気を噴射
するため、通路68が形成されており、接続用のローク
リフランジ69に達している。
そして、上記駆動モータ35、原位置検出用のセンサー
64、エンコーダ65、および近接スイッチ66などの
電線70、およびブレーキシリンダ44、操作用シリン
ダ57、ロークリフランジ69に対する配管71は、適
当にまとめられ、支持フレーム15の内部の連通孔72
から、回転軸12の内部に導かれ、前記連結筒18およ
びカバー19の円弧状の開口部73.74を経て、ベー
ス2側の制御装置などに接続される。
64、エンコーダ65、および近接スイッチ66などの
電線70、およびブレーキシリンダ44、操作用シリン
ダ57、ロークリフランジ69に対する配管71は、適
当にまとめられ、支持フレーム15の内部の連通孔72
から、回転軸12の内部に導かれ、前記連結筒18およ
びカバー19の円弧状の開口部73.74を経て、ベー
ス2側の制御装置などに接続される。
一方、上記ベース2は、前記支持装置11の他に、それ
と並列的にテールストック75を固定している。このテ
ールストック75は油圧シリンダ76の部分で水平方向
の心押し軸77を水平方向で、支持装置11の中心に向
けて支持しており、また水平方向の案内枠78に沿って
進退自在に取り付けらている。前記保持軸13が水平の
状態になったとき、その軸心は、前記心押し軸77のそ
れと一致する。
と並列的にテールストック75を固定している。このテ
ールストック75は油圧シリンダ76の部分で水平方向
の心押し軸77を水平方向で、支持装置11の中心に向
けて支持しており、また水平方向の案内枠78に沿って
進退自在に取り付けらている。前記保持軸13が水平の
状態になったとき、その軸心は、前記心押し軸77のそ
れと一致する。
なお、加工軸8および支持装置11の前面部分は、前面
カバー79によっておおわれており、またその正面側に
、引き違い形式のドア80が設けられており、また前面
カバー79の内部で、支持装置11の下方部分に切粉排
出用のコンベア81が付設されている。
カバー79によっておおわれており、またその正面側に
、引き違い形式のドア80が設けられており、また前面
カバー79の内部で、支持装置11の下方部分に切粉排
出用のコンベア81が付設されている。
一方、前述のクランプジグ4・6や、各種の工具83は
、自動工具交換用のツールス)7カー82に、予め収納
されている。このツールストッカー82は、例えばコ〉
゛ベアチェーン方式のものであり、各リンクの所定の位
置に各種の工具83を着脱可能な状態で備えており、工
具83の受は渡し位置まで真向する。そして、このツー
ルストッカー82は、工具83の他、1つのクランプツ
ール101をも着脱可能な状態で収納しており、必要に
応じて、工具交換動作と同様に加工軸8に供給できるよ
うに準備している。
、自動工具交換用のツールス)7カー82に、予め収納
されている。このツールストッカー82は、例えばコ〉
゛ベアチェーン方式のものであり、各リンクの所定の位
置に各種の工具83を着脱可能な状態で備えており、工
具83の受は渡し位置まで真向する。そして、このツー
ルストッカー82は、工具83の他、1つのクランプツ
ール101をも着脱可能な状態で収納しており、必要に
応じて、工具交換動作と同様に加工軸8に供給できるよ
うに準備している。
このような工具83やクランプツール101の着脱は、
自動工具交換装置84によって行われる。
自動工具交換装置84によって行われる。
この自動工具交換装置84は、公知のもので十分である
が、この実施例は、加工軸8に工具83を供給する手段
として、2つのスイングアーム85.86を備えた形式
のものを示している。このスイングアーム85.86は
、本体フレーム87に対し、それぞれ垂直方向のシリン
ダ88.89によって上下動自在で、しかも、平面的に
見て互いに90度の交角で交わりながら、旋回軸90の
旋回運動によって回転できるようになっている。もちろ
んこれらのスイングアーム85.86は、詳細に図示し
ないものの、その先端部分で工具83や前述のクランプ
ジグ46の首部分を把持し、加工軸8の工具交換位置と
、ツールストッカー82の工具費は渡し位置との間で、
往復上下運動および往復旋回運動をくり返すことによっ
て、それらの抜き取りや装着を行なっていく。
が、この実施例は、加工軸8に工具83を供給する手段
として、2つのスイングアーム85.86を備えた形式
のものを示している。このスイングアーム85.86は
、本体フレーム87に対し、それぞれ垂直方向のシリン
ダ88.89によって上下動自在で、しかも、平面的に
見て互いに90度の交角で交わりながら、旋回軸90の
旋回運動によって回転できるようになっている。もちろ
んこれらのスイングアーム85.86は、詳細に図示し
ないものの、その先端部分で工具83や前述のクランプ
ジグ46の首部分を把持し、加工軸8の工具交換位置と
、ツールストッカー82の工具費は渡し位置との間で、
往復上下運動および往復旋回運動をくり返すことによっ
て、それらの抜き取りや装着を行なっていく。
この工具83は、第8図に例示するように、前記ワーク
45と同様に、テーパ状の工具ホルダー91と一体的に
構成されており、そのドローロッド92の先端部分でプ
ルスタット93を備えている。
45と同様に、テーパ状の工具ホルダー91と一体的に
構成されており、そのドローロッド92の先端部分でプ
ルスタット93を備えている。
クランプツールの構成
次に、第9図および第10図は、前記クランプツール1
01を示している。このクランプツール101は、円錐
状の本体102の一端でドローロッドlla、プルスタ
ット103を備えており、また他端部分で中心軸104
を一体的に形成し、さらに、この中心軸104と、同心
的なガイド筒105を備えている。上記中心軸104は
、ガイド筒105の内部で環体106および筒体107
を軸線方向に摺動自在に保持しており、前端のストッパ
108によって抜は止め状態としており、また、本体1
02と、筒体107の第1のナツト109との間の第1
のコイルスプリング110により進出方向に付勢してい
る。
01を示している。このクランプツール101は、円錐
状の本体102の一端でドローロッドlla、プルスタ
ット103を備えており、また他端部分で中心軸104
を一体的に形成し、さらに、この中心軸104と、同心
的なガイド筒105を備えている。上記中心軸104は
、ガイド筒105の内部で環体106および筒体107
を軸線方向に摺動自在に保持しており、前端のストッパ
108によって抜は止め状態としており、また、本体1
02と、筒体107の第1のナツト109との間の第1
のコイルスプリング110により進出方向に付勢してい
る。
そして筒体107のフランジ状の当り部111は、摩擦
機112を介在させながら、環体106に接している。
機112を介在させながら、環体106に接している。
これらは、クラッチ手段を構成している。
さらに、本体102とガイド筒105内の切換えリング
114との間に、第2のコイルスプリング113がはめ
込まれている。この切換えリング114は、ガイド筒1
05の内周の段部にはまっているが、第1のナフト10
9の外側に固定された第2のナツト115と当接できる
関係にある。
114との間に、第2のコイルスプリング113がはめ
込まれている。この切換えリング114は、ガイド筒1
05の内周の段部にはまっているが、第1のナフト10
9の外側に固定された第2のナツト115と当接できる
関係にある。
なおこれらの第1のナツト109および第2のナツト1
15は、ガイド筒105に形成された操作窓116の部
分から中心軸104の軸線方向に移動操作できるように
なっている。
15は、ガイド筒105に形成された操作窓116の部
分から中心軸104の軸線方向に移動操作できるように
なっている。
そして、前記環体106は、その先端部分で角レンチな
どの工具117を備えている。なお前記筒体107は、
ボール状のキー118によって中心軸104に対し回り
止め状態となっている。
どの工具117を備えている。なお前記筒体107は、
ボール状のキー118によって中心軸104に対し回り
止め状態となっている。
一方、加工対象のワーク45および他のワーク45aに
対する1つのクランプジグ46は、第1図ないし第3図
のように、ワークストッカー装置94の内部で、ワーク
ホルダー95により整列状態でしかも着脱自在に納めら
れている。
対する1つのクランプジグ46は、第1図ないし第3図
のように、ワークストッカー装置94の内部で、ワーク
ホルダー95により整列状態でしかも着脱自在に納めら
れている。
交換用ロボットの構成
そしてワーク45およびクランプジグ46の供給や排出
動作は、交換用ロボット120によって行われる。この
交換用ロボット120は、ベース121の位置の上でY
方向のガイドレーア!/122に沿って移動可能なロボ
ット基枠123と、このロボット基枠123に設けられ
、X軸方向に移動可能なロボットアーム124によって
構成されている。そして、このロボットアーム124は
、先端のチャック部125によりワーク45またはクラ
ンプジグ46を保持しながら、ワークストッカー装置9
4と、保持軸13との間で自動的に交換動作を行う。
動作は、交換用ロボット120によって行われる。この
交換用ロボット120は、ベース121の位置の上でY
方向のガイドレーア!/122に沿って移動可能なロボ
ット基枠123と、このロボット基枠123に設けられ
、X軸方向に移動可能なロボットアーム124によって
構成されている。そして、このロボットアーム124は
、先端のチャック部125によりワーク45またはクラ
ンプジグ46を保持しながら、ワークストッカー装置9
4と、保持軸13との間で自動的に交換動作を行う。
なお、この実施例の交換用ロボッ)120は、一種の直
交座標型であるが、他の形式のものであってももちろん
よい。
交座標型であるが、他の形式のものであってももちろん
よい。
クランプジグの構成
一方、前記クランプジグ46は、保持軸13にはまり合
う大きさのホルダー131、ドローロッド133、およ
びプルスタット132を備えており、そのホルダー13
1に取り付けられた、本体134の部分で、バイス13
5を構成している。
う大きさのホルダー131、ドローロッド133、およ
びプルスタット132を備えており、そのホルダー13
1に取り付けられた、本体134の部分で、バイス13
5を構成している。
すなわち、一方の固定側のクランプ体13.6は、本体
134と一体的に形成されており、また可動クランプ体
137は、本体134の上面に沿って案内され、送りね
じ13.0によって、駆動されるようになっている。こ
の送りねじ130は、本体134に対し軸方向に移動で
きない状態で、回転自在に支持されており、外部のへベ
ルギヤ126.127によって操作軸128から回転を
受けるようになっている。なおこの操作軸128も、本
体134に対しZ軸方向で回転自在に支持されており、
先端の角軸129の部分で前記角レンチの工具117に
はまり合う。
134と一体的に形成されており、また可動クランプ体
137は、本体134の上面に沿って案内され、送りね
じ13.0によって、駆動されるようになっている。こ
の送りねじ130は、本体134に対し軸方向に移動で
きない状態で、回転自在に支持されており、外部のへベ
ルギヤ126.127によって操作軸128から回転を
受けるようになっている。なおこの操作軸128も、本
体134に対しZ軸方向で回転自在に支持されており、
先端の角軸129の部分で前記角レンチの工具117に
はまり合う。
発明の構成および各部の動作
ワーク45の加工に備え交換用ロボット120は、待機
位置からワークストッカー装置94の近くまでY軸方向
に移動し、続いてそのロボットアーム124をX軸方向
に前進させ、先端のチャック部125で所定のワークホ
ルダー95内のワーク45を把持し、再びもとの位置に
もどって、把持状態のワーク45を支持装置11の保持
軸13の部分に供給する。このとき、支持装置11の回
転軸12は、駆動モータ26の回転を受けて、支持フレ
ーム15を回転させ、その保持軸13を水平な状態とし
、そのソケット部47をワーク45の把持方向と一敗さ
せている。したがって交換用ロボット120は、ロボッ
トアーム124を所定の高さで進出させるだけで、把持
中のワーク45を保持軸13のテーパ状のソケット部4
7の内部にそのままの姿勢で装着できることになる。
位置からワークストッカー装置94の近くまでY軸方向
に移動し、続いてそのロボットアーム124をX軸方向
に前進させ、先端のチャック部125で所定のワークホ
ルダー95内のワーク45を把持し、再びもとの位置に
もどって、把持状態のワーク45を支持装置11の保持
軸13の部分に供給する。このとき、支持装置11の回
転軸12は、駆動モータ26の回転を受けて、支持フレ
ーム15を回転させ、その保持軸13を水平な状態とし
、そのソケット部47をワーク45の把持方向と一敗さ
せている。したがって交換用ロボット120は、ロボッ
トアーム124を所定の高さで進出させるだけで、把持
中のワーク45を保持軸13のテーパ状のソケット部4
7の内部にそのままの姿勢で装着できることになる。
このワーク45の装着に先立って、操作用シリンダ57
は、そのピストンロッド58を前進させ、伝達軸52を
前方に押しつけているため、チャック48は、コレット
スリーブ49の大径部内周面に接し、開放状態となり、
プルスタッ!・51の侵入を許す。ワーク45がソケッ
ト部47の内部に装着されたとき、操作用シリンダ57
がそのピストンロッド58を後退させるため、伝達軸5
2は、皿ばね56に付勢されて後退し、先端のチャック
48をつぼめることによって、装着されたワーク45の
プルスタンド5工を把持し、抜は止め状態とする。この
ようにして、所定のワーク45が保持軸13のソケット
部47の内部に固定される。
は、そのピストンロッド58を前進させ、伝達軸52を
前方に押しつけているため、チャック48は、コレット
スリーブ49の大径部内周面に接し、開放状態となり、
プルスタッ!・51の侵入を許す。ワーク45がソケッ
ト部47の内部に装着されたとき、操作用シリンダ57
がそのピストンロッド58を後退させるため、伝達軸5
2は、皿ばね56に付勢されて後退し、先端のチャック
48をつぼめることによって、装着されたワーク45の
プルスタンド5工を把持し、抜は止め状態とする。この
ようにして、所定のワーク45が保持軸13のソケット
部47の内部に固定される。
もちろん、この装着状態で、ワーク45は、キー13a
によって所定の方向に規制され、かつ回り止め状態とな
っている。
によって所定の方向に規制され、かつ回り止め状態とな
っている。
その後、回転軸12は、前記駆動モータ26の回転を受
けて、所定の傾き角度に割り出され、ワーク45の三次
元的な加工に備える。一方、保持軸13は、回転割り出
し手段としての駆動モータ35の回転を受けて、ワーク
45に所定の回転角度の割り出しを行い、必要な加工に
備える。このように、直交状態の回転軸12および保持
軸13は、それぞれ独立に駆動され、ワーク45の三次
元加工に備える。
けて、所定の傾き角度に割り出され、ワーク45の三次
元的な加工に備える。一方、保持軸13は、回転割り出
し手段としての駆動モータ35の回転を受けて、ワーク
45に所定の回転角度の割り出しを行い、必要な加工に
備える。このように、直交状態の回転軸12および保持
軸13は、それぞれ独立に駆動され、ワーク45の三次
元加工に備える。
一方、加工軸8は、その先端のテーパ状のソケット部8
aの部分で、所定の工具83を固定し、コラム4のX−
Y軸方向の動きの組み合わせと、加工軸8自体のZ軸方
向の進退運動により、先端の工具83に所定の切削回転
を与えながら、ワーク45に必要な切削加工を施す。こ
のように、5軸制御加工装置lは、ワーク45側につい
ての2つの軸を中心とする回転運動、および加工軸8側
でのX−Y−Z軸方向の3つの運動との組み合わせによ
って、全体として5軸制御の加工を行っていくことにな
る。
aの部分で、所定の工具83を固定し、コラム4のX−
Y軸方向の動きの組み合わせと、加工軸8自体のZ軸方
向の進退運動により、先端の工具83に所定の切削回転
を与えながら、ワーク45に必要な切削加工を施す。こ
のように、5軸制御加工装置lは、ワーク45側につい
ての2つの軸を中心とする回転運動、および加工軸8側
でのX−Y−Z軸方向の3つの運動との組み合わせによ
って、全体として5軸制御の加工を行っていくことにな
る。
このようにして、あるワーク45について必要な加工が
終了すると、交換用ロボット120は、前記供給動作と
逆の°動作、すなわち排出動作を行い、加工済のワーク
45を保持軸13から抜き取り、ワークストフカ−装置
94の所定の位置に納める。このようにしてワークスト
ッカー装置94の内部のワーク49は、所定の順序のも
とに順次加工されていく。
終了すると、交換用ロボット120は、前記供給動作と
逆の°動作、すなわち排出動作を行い、加工済のワーク
45を保持軸13から抜き取り、ワークストフカ−装置
94の所定の位置に納める。このようにしてワークスト
ッカー装置94の内部のワーク49は、所定の順序のも
とに順次加工されていく。
ところで、このような加工動作中に工具83の交換が必
要となったとき、自動工具交換装置84は、装着中の工
具83を抜き取り、ツールストッカー82に納めるとと
もに、そのツールストッカー82から新たな工具83を
選択し、それを加工軸8のテーパ状のソケット部8aの
内部に装着する。すなわち、まず最初に、加工軸8は、
想像線で示す位置、すなわち、工具83の交換位置まで
移動し、そこで待機する。一方、ツールストッカー82
は、選択された所定の工具83を工具交換位置まで案内
し、同様に待機している。この状態で、自動工具交換装
置84は、その一方のスイングアーム85でツールスト
ッカー82の所定の工具83を把持し、その位置から引
き抜き、そのスイングアーム85を90度だけ回転させ
る。このとき、一方のスイングアーム86は、加工軸8
の近くにあって、それを把持し、同様に加工軸8のソケ
ット部8aから引き抜く。その後、自動工具交換装置8
4は、旋回軸90を90度だけ回転させることによって
、スイングアーム85を加工軸8の真下に位置させる。
要となったとき、自動工具交換装置84は、装着中の工
具83を抜き取り、ツールストッカー82に納めるとと
もに、そのツールストッカー82から新たな工具83を
選択し、それを加工軸8のテーパ状のソケット部8aの
内部に装着する。すなわち、まず最初に、加工軸8は、
想像線で示す位置、すなわち、工具83の交換位置まで
移動し、そこで待機する。一方、ツールストッカー82
は、選択された所定の工具83を工具交換位置まで案内
し、同様に待機している。この状態で、自動工具交換装
置84は、その一方のスイングアーム85でツールスト
ッカー82の所定の工具83を把持し、その位置から引
き抜き、そのスイングアーム85を90度だけ回転させ
る。このとき、一方のスイングアーム86は、加工軸8
の近くにあって、それを把持し、同様に加工軸8のソケ
ット部8aから引き抜く。その後、自動工具交換装置8
4は、旋回軸90を90度だけ回転させることによって
、スイングアーム85を加工軸8の真下に位置させる。
続いて、シリンダ88の動作によって、ツールストッカ
ー82から選択された新たな工具83が加工軸8のソケ
ット部8aの内部に装着され、位置決め状態で固定され
る。
ー82から選択された新たな工具83が加工軸8のソケ
ット部8aの内部に装着され、位置決め状態で固定され
る。
その後旋回軸90は、再び90度回り、加工軸8から引
き抜いた工具83をツールストッカー82の所定の位置
に納める。このようにして工具83についての交換動作
が完了する。このあと、5軸制御加工装置1は、すでに
述べたような5軸制御の下に新たな加工動作を継続して
いく。
き抜いた工具83をツールストッカー82の所定の位置
に納める。このようにして工具83についての交換動作
が完了する。このあと、5軸制御加工装置1は、すでに
述べたような5軸制御の下に新たな加工動作を継続して
いく。
ところで、上記ワーク45は、この実施例では、工具と
して加工される前のものであるため、保持軸13のソケ
ット部47に対しそのまま装着できる形態となっている
。しかし、これと異なる種類のワーク45aが加工対象
となった場合には、保持軸13の部分にそのまま固定で
きないことになる。そこで、その場合には、前述のクラ
ンプジグ46が用いられる。すでに述べたように、この
クランプジグ46は、ワーク45と同様に、ワークスド
アカー装置94の内部に納められている。そこで、交換
用ロボット120は、前記のように、ワーク45の交換
と同様に、ワークストフカ−装置94からクランプジグ
46を取り出し、それを保持軸13のソケット部47の
部分に納める。ここでも、このクランプジグ46は、そ
のテーパ状のホルダー131の部分でソケット部47に
位置決め状態ではまり、かつ抜は止め状態として固定さ
れる。その後、この保持軸13は、垂直方向に設定され
る。
して加工される前のものであるため、保持軸13のソケ
ット部47に対しそのまま装着できる形態となっている
。しかし、これと異なる種類のワーク45aが加工対象
となった場合には、保持軸13の部分にそのまま固定で
きないことになる。そこで、その場合には、前述のクラ
ンプジグ46が用いられる。すでに述べたように、この
クランプジグ46は、ワーク45と同様に、ワークスド
アカー装置94の内部に納められている。そこで、交換
用ロボット120は、前記のように、ワーク45の交換
と同様に、ワークストフカ−装置94からクランプジグ
46を取り出し、それを保持軸13のソケット部47の
部分に納める。ここでも、このクランプジグ46は、そ
のテーパ状のホルダー131の部分でソケット部47に
位置決め状態ではまり、かつ抜は止め状態として固定さ
れる。その後、この保持軸13は、垂直方向に設定され
る。
一方、自動工具交換装置84は、工具交換と同様の動作
を行い、ツールストッカー82の内部からクランプツー
ル101を取り出し、それを加工軸8のソケット部8a
の内部に回り止め状態で装着し、かつクランプ状態とす
る。その後、加工軸8は、工具交換位置から操作軸12
8の真上まで移動し、クランプ、またはアンクランプ動
作に備える。
を行い、ツールストッカー82の内部からクランプツー
ル101を取り出し、それを加工軸8のソケット部8a
の内部に回り止め状態で装着し、かつクランプ状態とす
る。その後、加工軸8は、工具交換位置から操作軸12
8の真上まで移動し、クランプ、またはアンクランプ動
作に備える。
この状態で、前記交換用ロボット120もしくは別のワ
ーク供給・排出用ロボットにより、あるいは作業員によ
ってワーク45aがバイス135の上に所定の姿勢で載
せられる。なおワーク45aの供給・排出に交換用ロボ
ット120を用いるときには、他の専用のチャックが取
り付けられる。
ーク供給・排出用ロボットにより、あるいは作業員によ
ってワーク45aがバイス135の上に所定の姿勢で載
せられる。なおワーク45aの供給・排出に交換用ロボ
ット120を用いるときには、他の専用のチャックが取
り付けられる。
次に、加工軸8は、クランプツール101を装着したま
ま加工し、その角レンチ状の工具117の部分で、操作
軸128の角軸129にはまり合い、その後やや下降す
る。このときの下降量は、第9図で示すしよりも小さく
設定されている。したがって、加工軸8の下向きの力は
、コイルスプリング110によって当り部111と環体
106との間の摩擦板112に与えられる。この状態で
、加工軸8が所定の方向に回転すると、その回転は、中
心軸104、キー118、当り部111、摩擦板112
、および環体106を介し、工具117に伝達されるた
め、工具117は、その摩擦的なトルクによって、操作
軸128を回転し、可動クランプ体137をワーク45
aの締め付は方向に移動させる。ワーク45aがクラン
プ体136と可動クランプ体137との間に所定の力で
クランプ状態となると筒体107は、その当り部111
で摩擦板112に対し滑るため、工具117に回転を伝
達しなくなる。このように、ワーク45aのクランプは
、加工軸8の回転運動によって、自動的に行われていく
。その後、加工軸8は、新たに工具83を装着し、その
クランプ状態のワーク45aに対し所定の切削加工をす
ることになる。
ま加工し、その角レンチ状の工具117の部分で、操作
軸128の角軸129にはまり合い、その後やや下降す
る。このときの下降量は、第9図で示すしよりも小さく
設定されている。したがって、加工軸8の下向きの力は
、コイルスプリング110によって当り部111と環体
106との間の摩擦板112に与えられる。この状態で
、加工軸8が所定の方向に回転すると、その回転は、中
心軸104、キー118、当り部111、摩擦板112
、および環体106を介し、工具117に伝達されるた
め、工具117は、その摩擦的なトルクによって、操作
軸128を回転し、可動クランプ体137をワーク45
aの締め付は方向に移動させる。ワーク45aがクラン
プ体136と可動クランプ体137との間に所定の力で
クランプ状態となると筒体107は、その当り部111
で摩擦板112に対し滑るため、工具117に回転を伝
達しなくなる。このように、ワーク45aのクランプは
、加工軸8の回転運動によって、自動的に行われていく
。その後、加工軸8は、新たに工具83を装着し、その
クランプ状態のワーク45aに対し所定の切削加工をす
ることになる。
この一連のグループ加工の終了後に、再び加工軸8は、
クランプツール101を装着して、操作軸128をアン
クランプ方向に回転させる。このとき、加工軸8は、前
記クランプ時の下降iL以上に下に下がるため、筒体1
07は、2つのコイルスプリング110.113の付勢
力を受けて、摩擦板112に圧接している。したがって
、このとき、この当り部111と環体106との間に発
生するトルクは、クランプ時のトルクよりも大きく設定
されている。このように、クランプ動作およびアンクラ
ンプ動作に応じて、加工軸8の下降量が変化するため、
それに応じて、クランプツール101の回転トルクが自
動的に適切な値に設定される。
クランプツール101を装着して、操作軸128をアン
クランプ方向に回転させる。このとき、加工軸8は、前
記クランプ時の下降iL以上に下に下がるため、筒体1
07は、2つのコイルスプリング110.113の付勢
力を受けて、摩擦板112に圧接している。したがって
、このとき、この当り部111と環体106との間に発
生するトルクは、クランプ時のトルクよりも大きく設定
されている。このように、クランプ動作およびアンクラ
ンプ動作に応じて、加工軸8の下降量が変化するため、
それに応じて、クランプツール101の回転トルクが自
動的に適切な値に設定される。
発明の変形例
上記実施例は、5軸制御加工装置1をいわゆるコラム移
動型のマシニングセンターとして構成しているが、本発
明は、他の型式のマシニングセンターにも応用でき、ま
た通常の3軸制御型式のものにも利用できる。
動型のマシニングセンターとして構成しているが、本発
明は、他の型式のマシニングセンターにも応用でき、ま
た通常の3軸制御型式のものにも利用できる。
また、上記実施例のクランプジグ46では、クランプ・
アンクランプ動作が回転運動によって行われるようにな
っている。しかし、このクランプジグ46は、トグルジ
ヨイント機構を利用して、Y軸、Y軸、あるいはZ軸方
向の移動運動、またはそれらの合成方向の移動運動によ
って、クランプ可能な型式のものであれば、加工軸8は
、前記実施例のような回転運動でなく、所定の方向への
移動運動によって、クランプ動作あるいはアンクランプ
動作を実行してい(ことになる。したがって、クランプ
ジグ4Gは、実施例のものに限定されず、一般的な型式
のものであってもよい。
アンクランプ動作が回転運動によって行われるようにな
っている。しかし、このクランプジグ46は、トグルジ
ヨイント機構を利用して、Y軸、Y軸、あるいはZ軸方
向の移動運動、またはそれらの合成方向の移動運動によ
って、クランプ可能な型式のものであれば、加工軸8は
、前記実施例のような回転運動でなく、所定の方向への
移動運動によって、クランプ動作あるいはアンクランプ
動作を実行してい(ことになる。したがって、クランプ
ジグ4Gは、実施例のものに限定されず、一般的な型式
のものであってもよい。
またクランプジグ46が複雑なりランプ型式のものであ
っても、5軸制御加工装置1の加工軸8が5軸について
複雑な制御も可能となっているため、複雑なりランプジ
グにも容易に対応できる。
っても、5軸制御加工装置1の加工軸8が5軸について
複雑な制御も可能となっているため、複雑なりランプジ
グにも容易に対応できる。
また、前記の実施例は、1つのクランプツール101を
用いて、クランプ・アンクランプ動作を行っているが、
このようなりランプツールは、クランプ動作専用、アン
クランプ動作専用として準備し、それらを選択的に使い
分けるようにしてもよい。
用いて、クランプ・アンクランプ動作を行っているが、
このようなりランプツールは、クランプ動作専用、アン
クランプ動作専用として準備し、それらを選択的に使い
分けるようにしてもよい。
発明の効果
本発明では、加工軸の運動および制御機能によって、ワ
ークのクランプおよびアンクランプ動作が自動的に行わ
れるため、次のような効果が得られる。
ークのクランプおよびアンクランプ動作が自動的に行わ
れるため、次のような効果が得られる。
ワークの変更にともなうクランプ動作およびアンクラン
プ動作が加工装置の加工軸によって行われるため、ワー
クの変更が自動で、しかも容易に対応できる。クランプ
およびアンクランプ動作のために専用の油圧シリンダや
、ナツトランナーなどが必要とされないため、加工装置
の周辺、特にワークのクランプ位置の近くに特別な装置
が必要とされず、ワークの作業空間が広くなり、それだ
け作業性がよくなる。しかも無人運転時にワークの段取
り換えが自動的に実現できるため、加工装置の能力が最
大限に発揮できる。特に、各種のワークに対応して異な
った段取り換えに対しても、クランプ操作が加工軸側の
回転運動やその制御機能を利用して、柔軟に対応できる
ため、多品種、少量生産に有利となる。
プ動作が加工装置の加工軸によって行われるため、ワー
クの変更が自動で、しかも容易に対応できる。クランプ
およびアンクランプ動作のために専用の油圧シリンダや
、ナツトランナーなどが必要とされないため、加工装置
の周辺、特にワークのクランプ位置の近くに特別な装置
が必要とされず、ワークの作業空間が広くなり、それだ
け作業性がよくなる。しかも無人運転時にワークの段取
り換えが自動的に実現できるため、加工装置の能力が最
大限に発揮できる。特に、各種のワークに対応して異な
った段取り換えに対しても、クランプ操作が加工軸側の
回転運動やその制御機能を利用して、柔軟に対応できる
ため、多品種、少量生産に有利となる。
第1図は5軸制御加工装置の正面図、第2図はその側面
図、第3図はその平面図、第4図は回転軸および支持軸
の部分の拡大垂直断面図、第5図は回転軸の駆動部分の
拡大平面図、第6図は保持軸の駆動部分の拡大水平断面
図、第7図は保持軸の下方部分の正面から見た拡大垂直
断面図、第8図は工具の拡大側面図、第9図はクランプ
ツールの一部破断拡大側面図、第10図はその水平断面
図、第11図はクランプツールとクランプジグとの関係
を示す側面図である。 l・・5軸制御加工装置、2・・ベース、3・・テーブ
ル、4・・コラム、8・・加工軸、8a・・ソケット部
、11・・支持装置、12・・回転軸、13・・保持軸
、14・・軸受はフレーム、15・・支持フレーム、2
0・・・回転検出器、26・・駆動モーフ、32.33
・・・検出器、35・・駆動モータ、45・・ワーク、
45a・・ワーク、46・・クランプジグ、47・・ソ
ケット部、48・・チャック、52・・・伝達軸、53
・・回転伝達軸、57・・操作用シリンダ、64・・セ
ンサー、65・・エンコーダ、66・・近接スイッチ、
70・・電線、71・・配管、72・・連通孔、73.
74・・開口部、75・・テールストック、82・・ツ
ールストッカー、83・・工具、84・・自動工具交換
装置、85.86・・スイングアーム、94・・ワーク
ストッカー装置、101・・クランプツール、104・
・中心軸、105・・ガイド筒、106・・環体、10
7・・・筒体、109・・・第1のナツト、110・・
コイルスブリング、111・・当り部、112・・摩擦
板、113・・コイルスプリング、115・・・第2の
ナツト、117・・・工具、120・・交換用ロボット
、128・・操作軸、136・・クランプ体、137・
・可動クランプ体。 特 許 出 願 人 株式会社三協精機製作所特 許
出 願 人 東芝タンガロイ株式会社代 理
人 弁理士 中 川 國 男第2図 第6図 第9図 第70図 第77図 ゴーT−7JJ 132−−−<pジ 手続主甫正書帽発) 昭和61年01月30日 昭和60年特許願第288392号 2、発明の名称 加工軸によるワーククランプ方法3゜
補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 長野県諏訪郡下諏訪町5329番地名 称
(223)株式会社三協精機製作所代表者 山 1
)六 − 住 所 神奈川県用崎市幸区塚越1丁目7番名 称
東芝タンガロイ株式会社 代表者 池 1)久 雄 4、代理人◎160 明細書の発明の詳細な説明の欄。 7、補正の内容 +11 委任状を別紙の通り補充する。 (2)明細書第4頁第4行の「特願昭oo−ooo。 0号」を「特願昭60−299365号」と訂正する。 以上 It!!
図、第3図はその平面図、第4図は回転軸および支持軸
の部分の拡大垂直断面図、第5図は回転軸の駆動部分の
拡大平面図、第6図は保持軸の駆動部分の拡大水平断面
図、第7図は保持軸の下方部分の正面から見た拡大垂直
断面図、第8図は工具の拡大側面図、第9図はクランプ
ツールの一部破断拡大側面図、第10図はその水平断面
図、第11図はクランプツールとクランプジグとの関係
を示す側面図である。 l・・5軸制御加工装置、2・・ベース、3・・テーブ
ル、4・・コラム、8・・加工軸、8a・・ソケット部
、11・・支持装置、12・・回転軸、13・・保持軸
、14・・軸受はフレーム、15・・支持フレーム、2
0・・・回転検出器、26・・駆動モーフ、32.33
・・・検出器、35・・駆動モータ、45・・ワーク、
45a・・ワーク、46・・クランプジグ、47・・ソ
ケット部、48・・チャック、52・・・伝達軸、53
・・回転伝達軸、57・・操作用シリンダ、64・・セ
ンサー、65・・エンコーダ、66・・近接スイッチ、
70・・電線、71・・配管、72・・連通孔、73.
74・・開口部、75・・テールストック、82・・ツ
ールストッカー、83・・工具、84・・自動工具交換
装置、85.86・・スイングアーム、94・・ワーク
ストッカー装置、101・・クランプツール、104・
・中心軸、105・・ガイド筒、106・・環体、10
7・・・筒体、109・・・第1のナツト、110・・
コイルスブリング、111・・当り部、112・・摩擦
板、113・・コイルスプリング、115・・・第2の
ナツト、117・・・工具、120・・交換用ロボット
、128・・操作軸、136・・クランプ体、137・
・可動クランプ体。 特 許 出 願 人 株式会社三協精機製作所特 許
出 願 人 東芝タンガロイ株式会社代 理
人 弁理士 中 川 國 男第2図 第6図 第9図 第70図 第77図 ゴーT−7JJ 132−−−<pジ 手続主甫正書帽発) 昭和61年01月30日 昭和60年特許願第288392号 2、発明の名称 加工軸によるワーククランプ方法3゜
補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 長野県諏訪郡下諏訪町5329番地名 称
(223)株式会社三協精機製作所代表者 山 1
)六 − 住 所 神奈川県用崎市幸区塚越1丁目7番名 称
東芝タンガロイ株式会社 代表者 池 1)久 雄 4、代理人◎160 明細書の発明の詳細な説明の欄。 7、補正の内容 +11 委任状を別紙の通り補充する。 (2)明細書第4頁第4行の「特願昭oo−ooo。 0号」を「特願昭60−299365号」と訂正する。 以上 It!!
Claims (1)
- クランプジグにワークを着脱するにあたり、自動工具交
換用のツールストッカーにクランプツールを工具の一種
として収容し、工具を加工軸に供給する手段を利用する
ことによって、前記クランプツールを加工軸の工具クラ
ンプ手段に装着してワークのクランプを行うことを特徴
とする加工軸によるワーククランプ方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28839285A JPS62148131A (ja) | 1985-12-20 | 1985-12-20 | 加工軸によるワ−ククランプ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28839285A JPS62148131A (ja) | 1985-12-20 | 1985-12-20 | 加工軸によるワ−ククランプ方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62148131A true JPS62148131A (ja) | 1987-07-02 |
JPH0260458B2 JPH0260458B2 (ja) | 1990-12-17 |
Family
ID=17729605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28839285A Granted JPS62148131A (ja) | 1985-12-20 | 1985-12-20 | 加工軸によるワ−ククランプ方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62148131A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63300828A (ja) * | 1987-05-29 | 1988-12-08 | Matsuura Kikai Seisakusho:Kk | ねじ締工具 |
JP2007268684A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Aisin Aw Co Ltd | マシニングセンタ及び流体圧発生装置並びにクランプ方法 |
-
1985
- 1985-12-20 JP JP28839285A patent/JPS62148131A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63300828A (ja) * | 1987-05-29 | 1988-12-08 | Matsuura Kikai Seisakusho:Kk | ねじ締工具 |
JP2007268684A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Aisin Aw Co Ltd | マシニングセンタ及び流体圧発生装置並びにクランプ方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0260458B2 (ja) | 1990-12-17 |
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