JP4622560B2 - 液晶アレイ検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液晶ディスプレイ等に使われる液晶基板の検査に使用する液晶アレイ検査装置に関し、特に、プローバフレームのプローブピンを液晶基板の電極に接触させて検査信号を供給して当該液晶基板上に形成された液晶アレイを検査する液晶アレイ検査装置において、プローブピンと電極との接触状態の判定に関する。
液晶アレイ基板は、ガラス基板等の基板上に薄膜トランジスタ(TFT)がマトリックス状に配置されてなるTFTアレイと、このTFTアレイに駆動信号を供給する信号電極とを備え、TFTアレイはソース電極やゲート電極等の電極を通して供給される信号によって駆動される。
液晶ガラス基板に形成されるアレイを検査する装置として、各電極と電気的に接続して検査信号を印加するプローバと検査回路を備えた液晶アレイ検査装置が知られている。液晶アレイ検査装置は、プローバフレームのプローブピンを液晶基板の電極に接触させて検査信号を供給し、このときの液晶アレイの電位状態や電流状態を測定することにより、ゲート−ソース間の短絡、点欠陥、断線等を検査する。
液晶アレイを検査する際には、液晶ガラス基板上にプローバフレームを載置し、プローバフレームの下方に備えるプローブピンを液晶ガラス基板の電極に接触させ、このプローブピンと電極との接触によって液晶ガラス基板側とプローバ側とに間を電気的に接続している。
液晶アレイ検査装置によって検査を行うには、プローバフレームのプローブピンと液晶ガラス基板の電極との間の電気的接触が正常であることが求められる。プローバフレームと電極と間に接触不良がある場合、液晶アレイ検査装置は接触不良を液晶アレイの欠陥と誤って判定するおそれがあり、正確な検査が望めないことになる。
従来、この接触不良を検出する機構として、例えばプローバフレームにコンタクトチェック機能を備えたものが提案されている。このコンタクトチェック機能は、通常の導通検査に用いられるハードウエアによって構成される。
コンタクトチェック機能をハードウエアで構成する場合には、当然プローバフレームにハードウエアを設ける必要となり、構成要素が増加するという問題があるほか、液晶ガラス基板のサイズや、基板上に形成されるアレイ構成が変更された場合には、それごとにハードウエアの構成を変更しなければならないという問題もある。
そこで、コストの点の他、液晶ガラス基板の変更に対する自由度等の点からも、ハードウエアによらずソフトウエアの構成によって接触不良を検出するものが望ましい。
従来、ソフトウエアによって接触不良を検出する方法として、液晶ガラス基板全体について測定を行って測定データを取得し、測定データをデータ処理して線欠陥を抽出し、その欠陥が繰り返して発生するといった発生状況から判断する方法が知られている。これは、接触不良による発生する測定データには、所定の繰り返しパターンが含まれるという特徴を利用するものである。
従来知られているソフトウエアによる接触不良の検出方法では、結局、液晶ガラス基板に形成されたアレイについて全て測定を行って欠陥分析を行った後に、その分析データを利用して接触不良を検出するに過ぎず、限られた時間内で接触不良を検出するには不向きである。
接触不良の検出では、欠陥分析を行う前の測定信号の段階で接触不良を検出することが望まれる。
そこで、本発明は前記した従来の問題点を解決し、液晶アレイ検査装置において、プローバフレームのプローブピンと液晶ガラス基板の電極との接触不良を、測定信号を信号処理することでソフトウエアによって検出することを目的とする。
また、欠陥分析を行う前の測定信号の段階で接触不良を検出することを目的とする。
本発明は、プローバフレームのプローブピンと液晶ガラス基板の電極との接触不良を、液晶アレイ検査装置の測定信号を信号処理することでソフトウエアによって自動判定するものであり、液晶ガラス基板の各電極に接続されるソースラインやゲートライン等の複数のラインの中から不良ラインを検出する第1の段階と、検出した不良ラインの本数に基づいて接触不良を判定する第2の段階の2つの段階により行う。
この2つの段階は測定信号のソフトウエア処理によって行うことができる。また、欠陥分析を行う前の測定信号の段階で接触不良を検出することができる。
本発明の液晶アレイ検査装置は、プローバフレームのプローブピンを液晶基板の電極に接触させて検査信号を供給して当該液晶基板上に形成された液晶アレイを検査する液晶アレイ検査装置において、前記した2つの段階を実行する手段として、液晶アレイの各ラインの測定信号強度を用いて不良ラインを抽出し、各電極に接続されるライン中の不良ラインの本数を求める不良ライン抽出手段と、不良ライン数を用いて電極とプローブピンとの接触状態の良・不良を判定する接触状態判定手段とを備える。
ここで、不良ライン抽出手段を構成する第1の態様は、各ラインに含まれる測定点の測定信号強度を用いて当該ラインの平均強度を算出する平均強度演算部と、平均強度と第1のしきい値とを比較する強度比較部と、強度比較部の比較結果に基づいて、接触不良と判定した不良ラインの数を計数する不良ライン計数部とを備える構成とすることができる。
測定信号の強度は、接触が良好である場合にはライン内においてばらつきはあるものの、ほぼ所定の強度レベルを中心に分布し、接触が不良である場合には当該強度レベルよりも低いレベルで分布する。第1の態様はこの良・不良による測定信号強度の分布特性を利用するものであり、測定信号強度の分布特性を測定点の測定信号強度の平均強度によって求め、この平均強度を予め定めたしきい値と比較することによってラインの良・不良の判定を行う。
平均強度演算部は、各ラインに含まれる測定信号強度の平均値を算出し、平均値の算出処理はソフトウエアによる通常の演算処理により行うことができる。
強度比較部は、平均強度演算部で算出した平均値と第1のしきい値とを比較する。第1のしきい値は、接触不良時の測定信号強度の平均値に許容値を加えた値、又は接触良好時の測定信号強度の平均値から許容値を差し引いた値により設定する。
接触が良好な場合の測定信号強度の平均値は第1のしきい値より大きくなり、接触が不良な場合の測定信号強度の平均値は第1のしきい値よりも小さくなる。強度比較部は平均強度が第1のしきい値よりも小さい場合に、当該ラインを不良ラインとして判定する。
不良ライン計数部は、強度比較部で不良ラインを判定する毎にその本数を計数し、各パネルにおいて電極毎の不良ラインを計数する。
また、不良ライン抽出手段を構成する第2の態様は、各ラインに含まれる測定点の測定信号強度と第3のしきい値とを比較する強度比較部と、強度比較部の比較結果に基づいて接触不良と判定した測定点の数を計数する測定点計数部と、接触不良の測定点の計数値と第4のしきい値と比較する測定点数比較部と、測定点数比較部の比較結果に基づいて接触不良と判定した不良ラインの数を計数する不良ライン計数部とを備える構成とすることができる。
第2の態様は、一ライン中における測定信号強度の分布範囲は、接触の良・不良によって異なることを利用するものであり、各測定信号強度が予め定めたしきい値と比較することによってラインの良・不良の判定を行う。
強度比較部は、各測定信号強度と第3のしきい値とを比較する。第3のしきい値は、接触不良時の測定信号強度の平均値又は中心値に許容値を加えた値、あるいは接触良好時の測定信号強度の平均値又は中心値から許容値を差し引いた値により設定する。
接触が良好な場合の測定信号強度は第3のしきい値より大きくなり、接触が不良な場合の測定信号強度は第3のしきい値よりも小さくなる。強度比較部は測定信号強度が第3のしきい値よりも小さい場合に、当該測定信号を不良して判定する。
測定点計数部は、強度比較部の比較結果に基づいて接触不良と判定した測定点の数を計数する。
一ラインにおいて、当該ラインと接続する電極の接触が良好である場合には、当該ラインにおいて測定信号強度が第3のしきい値を越える測定点の個数は少なく、当該電極の接触が不良である場合には、当該ラインにおいて測定信号強度が第3のしきい値を越える測定点の個数は多くなる。
測定点数比較部は、測定点計数部で計数した接触不良の測定点の計数値と第4のしきい値と比較し、計数値が第4のしきい値よりも大きい場合に当該ラインを不良ラインと判定する。
本発明の接触状態判定手段は、不良ライン計数部が計数した不良ライン数と第2のしきい値とを比較するライン数比較部を備える。ライン数比較部は、電極と接続するラインの内で不良ライン数が第2のしきい値が定める範囲内である場合に接触状態を接触不良と判定する。
接触不良と判定する範囲は、上限値と下限値とを含む第2のしきい値により設定することができ、不良ライン数が上限値を越える場合にはパネルに欠陥が存在すると判定し、不良ライン数が上限値と下限値との間である場合には接触不良であると判定し、不良ライン数が下限値以下の場合には接触は良好であると判定する。
本発明によれば、液晶アレイ検査装置において、プローバフレームのプローブピンと液晶ガラス基板の電極との接触不良を、測定信号を信号処理することでソフトウエアによって検出することができる。
また、欠陥分析を行う前の測定信号の段階で接触不良を検出することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の液晶アレイ検査装置を説明するために各構成部分を分離して示した概略図である。
液晶ガラス基板21の基板上にはアレイが生成されたパネル23a〜23dが形成されている。この液晶ガラス基板21の各パネル23a〜23dのサイズや配置、パネル上に生成されるアレイのレイアウト、電極、配線パターン等は仕様に応じて種々に設定される。アレイには薄膜トランジスタ(TFT)がマトリックス状に生成され、各薄膜トランジスタを駆動する電極端子が形成され、また、アレイの外側にはプローバフレーム1にプローブピン2と電気的に接続するための電極22が形成される。
本発明のプローバは、液晶ガラス基板21に検査信号を印加するためのプローバフレーム1を備え、このプローバフレーム1には液晶ガラス基板21の電極22と接触して電気的に接続するためのプローブピン2を備える。プローブピン2のピン数及び配列は、液晶ガラス基板21の電極22に対応して設けられる。プローバフレーム1は、例えばアルミニウムやSUS等の金属材料で形成される。
液晶ガラス基板21のアレイ検査を行うには、ステージ(図示しない)上に液晶ガラス基板21を配置し、さらに液晶ガラス基板21上にプローバフレーム1を載置し、プローブピン2を電極22に電気的に接触させ(図1(a))、液晶ガラス基板21に検査信号を供給して所定の駆動パターンで駆動する。
この液晶ガラス基板21に対して電子源3から電子線を照射し、アレイから放出される二次電子を検出器4で検出する。測定装置10は、検出信号を用いてアレイの欠陥分析を行う(図1(b))。
パネル上で電子線を走査させ、検出器4は走査に伴って検出することにより、パネル上の二次元の測定信号強度の分布を取得する。本発明の液晶アレイ検査装置において、プローバフレームのプローブピンと液晶ガラス基板の電極との電気的接触の良否判定は、このパネル上の測定信号強度を二次元データ(イメージデータ)から縦方向、横方向のライン方向で測定信号強度を読み出し、これらのライン上の測定信号強度を用いることで電極の良否判定を行う。この縦方向のラインを用いた良否判定は、例えばパネルのゲート電極の良否判定に対応し、横方向のラインを用いた良否判定は、例えばパネルのソース電極の良否判定に対応する。
本発明による電極の良否判定の概略構成を図2の概略ブロック図を用いて説明する。
本発明による電極の良否判定は、接触不良ラインを抽出する第1の段階と、電極の良・不良の判定する第2の段階からなる。
第1の段階は接触不良ラインの抽出であり、液晶ガラス基板の各電極に接続されるソースラインやゲートライン等の複数のラインの中から不良ラインを検出する。液晶ガラス基板に設けられる電極には複数のラインが接続され、当該電極での接触が不良である場合には、これらラインで検出される測定信号強度は正常な接触状態に比較して低下する。各ラインについて測定信号強度を正常な接触状態の場合と比較することによって、当該ラインが正常であるか否かを判定し、接触不良のラインを抽出する。
第2の段階は電極の良・不良の判定であり、第1の段階で抽出した接触不良のラインの本数に基づいて接触不良を判定する。一つの電極には複数のラインが接続されており、これら複数のラインの多くが接触不良と判定されている場合には、当該電極に接触不良が発生していると判定し、接触不良と判定されるライン数が少ない場合には、当該電極には接触不良が発生していないと判定する。
上記の各段階は、検出器が検出した測定信号を用いて行うため、欠陥検査を行う前の段階で行うことができる。
2つの段階を実行する手段として、液晶アレイの各ラインの測定信号強度を用いて不良ラインを抽出し、各電極に接続されるライン中の不良ラインの本数を求める不良ライン抽出手段12と、不良ライン数を用いて電極とプローブピンとの接触状態の良・不良を判定する接触状態判定手段13とを備える。
次に、本発明の液晶アレイ検査装置の第1の態様について、図3〜図9を用いて説明する。
図3は本発明の液晶アレイ検査装置の第1の態様の構成を説明するための概略ブロック図である。
液晶アレイ検査装置の第1の態様は、電極の良・不良による各ラインの測定信号強度の分布特性を利用する態様であり、測定信号強度の分布特性を測定点の測定信号強度の平均強度によって求め、この平均強度を予め定めたしきい値と比較することによってラインの良・不良の判定を行う。
第1の態様による構成は、測定データ記憶部11と、不良ライン抽出手段12と、接触状態判定手段13と、判定データ記憶部14を備える。
測定データ記憶部11は、検出器4による測定信号強度を液晶ガラス基板のパネル毎に記憶する。測定データはシグナルイメージの形態で記憶され、例えば各パネルの二次元配列で記憶される。
不良ライン抽出手段12は、各ラインに含まれる測定点の測定信号強度を用いて当該ラインの平均強度を算出する平均強度演算部12aと、平均強度と第1のしきい値とを比較する強度比較部12bと、強度比較部12bの比較結果に基づいて、接触不良と判定した不良ラインの数を計数する不良ライン計数部12cとを備える。
平均強度演算部12aは、測定データ記憶部11に記憶される測定信号強度をラインデータとして読み込み、各ラインの測定信号強度の平均値をソフトウエアによる演算処理によって算出する。
強度比較部12bは、平均強度演算部12aで算出した平均値を判定データ記憶部14に記憶する第1のしきい値と比較し、当該ラインの良否判定を行う。
図4は、ラインの良否判定を説明するための図である。第1のしきい値は、例えば接触不良時の測定信号強度の平均値に許容値を加えた値(図4(a))、あるいは接触良好時の測定信号強度の平均値から許容値を差し引いた値(図4(b))により設定することができる。
図4(c)において、接触が良好な場合には、測定値30の平均強度31は第1のしきい値32より大となる。強度比較部12bによる比較において、平均強度31が第1のしきい値32より大の場合には当該ラインは“良”と判定される。
一方、図4(d)において、接触が不良な場合には、測定値30の平均強度31は第1のしきい値32より小となる。強度比較部12bによる比較において、平均強度31が第1のしきい値32より小の場合には当該ラインは“不良”と判定される。
接触状態判定手段13は、不良ライン計数部12cが計数した不良ライン数と第2のしきい値とを比較するライン数比較部13aを備える。
図5は不良ライン数による接触状態の判定を説明するための図である。図5(a)において、電極a,bにはそれぞれ複数のライン(ソースライン、ゲートライン)が接続される。各ラインは、前記不良ライン抽出手段12によって良否判定される。不良ライン計数部12cは、不良ラインと判定したラインに本数を計数している。ここで、電極aに接続されるラインの内で不良ラインと判定された本数をNa本、電極bに接続されるラインの内で不良ラインと判定された本数をNb本とする。
ライン数比較部13aは、不良ライン数と第2のしきい値とを比較する。第2のしきい値は、例えば図5(b)に示すように、 “接触良”と“接触不良”とを識別する値N1と、“接触不良”と“パネル不良” とを識別する値N2を備える。
ここで、不良ライン数NaがN1以下の場合には“接触良”と判定し、不良ライン数NbがN1とN2との範囲内である場合には“接触不良”と判定し、不良ライン数がN2を越える場合には“パネル不良”と判定する。
また、判定データ記憶部14は、不良ライン抽出手段12による不良ラインの抽出に用いる第1のしきい値と、接触状態判定手段13による電極状態の判定に用いる第2のしきい値を備える。
次に、不良ライン抽出手段の動作について図6のフローチャートを用いて説明し、接触状態判定手段の動作について図7のフローチャートを用いて説明する。また、図8,9は不良ラインの抽出と接触状態判定を説明するための図である。
はじめに、プローバフレームを液晶ガラス基板上に載置し、プローブピンを液晶ガラス基板上の電極に当て(S1a)、プローバフレームに検査信号を印加して検出器から測定信号を取得し(S1b)、取得した測定信号の強度データを測定データ記憶部に記憶する。測定データ記憶部では、液晶ガラス基板上にパネル毎にシグナルイメージとしてパネルの二次元配列と対応可能に記憶する(S1c)。
少なくとも一パネルについて測定信号を記憶した後、電極の良否を行うパネルを選択する(S1d)。選択したパネルにおいて横方向あるいは縦方向の一ラインを選択する。横方向のラインは例えばソース電極に接続されるラインに関わり、縦方向のラインは例えばゲート電極に接続されるラインに関わる(S1e)。
選択した一ライン分のラインデータ(測定信号強度)を測定データ記憶部から読み出し(S1f)、平均強度を演算する(S1g)。ライン不良判定用の強度データを判定データ記憶部から読み出し(S1h)、演算で求めた平均強度を読み出したライン不良判定用の強度データと比較する(S1i)。
比較の結果、平均強度が判定強度よりも大きい場合には(S1j)、良ラインと判定する(S1k)。一方、平均強度が判定強度よりも小さい場合には(S1j)、不良ラインと判定し(S1L)、不良ライン数を計数する(S1m)。
上記した(S1e)〜(S1m)の工程を、1パネルに含まれる全ライン(横方向のラインと縦方向のライン)について行って、全ライン中の不良ラインの本数を計数する(S1n)。
次に、電極の良否判定を行う。電極の良否判定は、計数した不良ラインの本数を読み出し(S2a)、接触不良判定用のライン数データを判定データ記憶部から読み出し(S2b)、不良ラインの本数を接触不良判定用のライン数データと比較する(S2c)。
比較の結果、不良ライン数が判定データよりも小さい場合には(S2d)、接触良の電極と判定する(S2e)。一方、不良ライン数が判定データよりも大きい場合には(S2d)、接触不良の電極と判定し(S2f)、判定結果を表示する(S2g)。これにより、一パネル内の電極の接触の良否判定を行うことができる。
(S1d)〜(S2g)の各工程を繰り返すことによって、液晶ガラス基板上に生成される全パネルが備える電極について電極の接触の良否判定を行う。
ここで、図8はソース電極の接触の良否判定を行う場合を示し、図9はゲート電極の接触の良否判定を行う場合を示している。
図8のソース電極の接触の良否判定では、例えばソース電極Saに接続される複数のソースラインについて、平均強度msa1〜msa4,…を演算し、ライン不良判定用の強度データMsと比較してラインの良否判定を行う。このラインの良否判定において、不良ラインの本数Nsa本を判定データNsと比較し、Nsa<Nsから接触良と判定する。
また、ソース電極Sbに接続される複数のソースラインについて、平均強度msb1〜msb4,…を演算し、ライン不良判定用の強度データMと比較してラインの良否判定を行う。このラインの良否判定において、不良ラインの本数Nsb本を判定データNsと比較し、Nsb>Nsから接触不良と判定する。
図9のゲート電極の接触の良否判定では、例えばゲート電極Gaに接続される複数のゲートラインについて、平均強度mga1〜mga4,…を演算し、ライン不良判定用の強度データMgと比較してラインの良否判定を行う。このラインの良否判定において、不良ラインの本数Nga本を判定データNgと比較し、Nga<Ngから接触良と判定する。
また、ゲート電極Gbに接続される複数のゲートラインについて、平均強度mgb1〜mgb4,…を演算し、ライン不良判定用の強度データMgと比較してラインの良否判定を行う。このラインの良否判定において、不良ラインの本数Ngb本を判定データNgと比較し、Ngb>Ngから接触不良と判定する。
次に、本発明の液晶アレイ検査装置の第2の態様について、図10〜図12を用いて説明する。
図10は本発明の液晶アレイ検査装置の第2の態様の構成を説明するための概略ブロック図である。
液晶アレイ検査装置の第2の態様は、一ライン中における各測定信号強度を予め定めたしきい値と比較することによってラインの良・不良の判定を行う。
第2の態様による構成は、第1の態様と同様に、測定データ記憶部11と、不良ライン抽出手段12と、接触状態判定手段13と、判定データ記憶部14を備え、第1の態様とは不良ライン抽出手段12の構成、判定データ記憶部14に記憶するデータの点で相違し、その他の構成については第1の態様と同様である。
以下、第1の態様と相違する構成についてのみ説明し、共通する構成については説明を省略する。
第2の態様が備える不良ライン抽出手段12は、各ラインに含まれる測定点の測定信号強度と第3のしきい値とを比較する強度比較部12dと、強度比較部12dの比較結果に基づいて接触不良と判定した測定点の数を計数する測定点計数部12eと、接触不良の測定点の計数値と第4のしきい値と比較する測定点数比較部12fと、測定点数比較部12fの比較結果に基づいて接触不良と判定した不良ラインの数を計数する不良ライン計数部12gとを備える。
強度比較部12dは、各測定信号強度と第3のしきい値とを比較する。第3のしきい値は、接触不良時の測定信号強度の平均値又は中心値に許容値を加えた値、あるいは接触良好時の測定信号強度の平均値又は中心値から許容値を差し引いた値により設定する。
接触が良好な場合の測定信号強度は第3のしきい値より大きくなり、接触が不良な場合の測定信号強度は第3のしきい値よりも小さくなる。強度比較部は測定信号強度が第3のしきい値よりも小さい場合に、当該測定信号を不良して判定する。
図11は、ラインの良否判定を説明するための図である。第3のしきい値は、例えば接触不良時の基準強度(測定信号強度の平均値又は中心値)に許容値を加えた値(図11(a))、あるいは接触良好時の基準強度(測定信号強度の平均値又は中心値)から許容値を差し引いた値(図11(b))により設定することができる。
図11(c)において、接触が良好な場合には、各測定値30は第3のしきい値33より大となる。強度比較部12bによる比較において、測定値30が第3のしきい値33より小となる測定点を抽出し、一ライン中において不良と判定される測定点の個数を計数部12eで計数する。測定点数比較部12fは、計数部12eで計数した測定点の個数n1を第4のしきい値と比較し、個数n1が第4のしきい値Nより小である場合には当該ラインは“良”と判定される。
一方、図11(d)において、接触が不良な場合には、測定値30は第3のしきい値33より小となる。強度比較部12bによる比較において、測定値30が第3のしきい値33より小となる測定点を抽出し、一ライン中において不良と判定される測定点の個数を計数部12eで計数する。測定点数比較部12fは、計数部12eで計数した測定点の個数n1を第4のしきい値と比較し、個数n1が第4のしきい値Nより大である場合には当該ラインは“不良”と判定される。
判定データ記憶部14は、不良ライン抽出手段12による不良ラインの抽出に用いる第3のしきい値と第4のしきい値、接触状態判定手段13による電極状態の判定に用いる第2のしきい値を備える。
次に、第2の態様の不良ライン抽出手段の動作について図12のフローチャートを用いて説明する。図12に示すフローチャートは、前記図6のフローチャート中の(S1g)〜(S1j)の工程において相違し、その他の工程は共通している。
以下では、第1の態様と相違するいかでは(S1G)〜(S1J)の工程についてのみ説明し、その他の工程については説明を省略する。
選択した一ライン分のラインデータ(測定信号強度)を測定データ記憶部から読み出した後(S1f)、測定値を第3のしきい値と比較し(S1G)、第3のしきい値を下回る測定点の個数を計数する(S1H)。計数値を第4のしきい値と比較する(S1I)。
比較の結果、計数値が第4のしきい値よりも小さい場合には(S1J)、接触良ラインと判定する(S1K)。一方、計数値が第4のしきい値よりも大きい場合には(S1J)、不良ラインと判定し(S1L)、不良ライン数を計数する(S1m)。
なお、前記した各態様のしきい値は一例であり、液晶ガラス基板やパネルの仕様に応じて変更することができる。本発明の液晶アレイ検査装置によれば、全ての処理をソフトウエアにより行うため、ハードウエアを追加することなく接触の良否判定を行うことができる。
また、本発明の液晶アレイ検査装置による測定信号の平均強度の演算は、欠陥抽出の処理と比較して処理の容易さや計算時間等の点において優れている。
本発明の液晶パネルのほか、有機ELパネルの検査等に適用することができる。
本発明の液晶アレイ検査装置を説明するために各構成部分を分離して示した概略図である。 本発明による電極の良否判定の概略構成を説明するための概略ブロック図である。 本発明の液晶アレイ検査装置の第1の態様の構成を説明するための概略ブロック図である。 本発明の液晶アレイ検査装置の第1の態様のラインの良否判定を説明するための図である。 本発明の不良ライン数による接触状態の判定を説明するための図である。 本発明の第1の態様の不良ライン抽出手段の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第1の態様の接触状態判定手段の動作を説明するためのフローチャートである。 不良ラインの抽出と接触状態判定を説明するための図である。 不良ラインの抽出と接触状態判定を説明するための図である。 本発明の液晶アレイ検査装置の第2の態様の構成を説明するための概略ブロック図である。 本発明のラインの良否判定を説明するための図である。 本発明の第2の態様の不良ライン抽出手段の動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1…プローバフレーム、2…プローブピン、3…電子源、4…検出器、10…測定装置、11…測定データ記憶部、12…不良ライン抽出手段、12a…平均強度演算部、12b…強度比較部、12c…不良ライン計数部、12d…強度比較部、12e…測定点計数部、12f…測定点数比較部、12g…不良ライン計数部、13…電極状態判定手段、13a…不良ライン数比較部、14…判定データ記憶部、14a…第1のしきい値、14b…第2のしきい値、14c…第3のしきい値、14d…第4のしきい値、21…液晶ガラス基板、22…電極、23a〜23d…パネル、30…測定値、31…平均強度、32…第1のしきい値、33…第3のしきい値。

Claims (7)

  1. 複数本のラインと複数の電極が設けられ、前記ラインは前記電極の何れか一つの電極に接続されてなる液晶基板に対し、前記各電極にプローバフレームが備える複数のプローブピンの何れか一つを接触させ各電極に接続される各ラインに検査信号を供給し、前記液晶基板上に形成された液晶アレイを検査する液晶アレイ検査装置において、
    前記プローブピンと前記電極との間の接触状態の良・不良による測定信号強度の強度分布のレベルの違いを識別するしきい値を定めておき、
    パネル上で電子線を走査させ、検出器によってパネル上の二次元の測定信号強度の分布を取得し、
    前記パネル上の二次元の測定信号強度から各ラインの測定信号強度の強度分布のレベルを求め、
    前記求めた強度分布のレベルを前記しきい値と比較し
    前記比較によって、各電極に接続される各ラインの中から、前記接触状態が不良である場合の強度分布のレベルを有するラインを不良ラインとして抽出し、
    各電極に接続される複数本のラインの中から不良ラインとして抽出したラインの本数を求める不良ライン抽出手段と、
    前記不良ラインとして抽出したラインの本数に基づいて前記電極と前記プローブピンとの接触状態の良・不良を判定する接触状態判定手段とを備えることを特徴とする、液晶アレイ検査装置。
  2. 前記不良ライン抽出手段は、
    パネル上の二次元の測定信号強度の分布から読み出した各ラインに含まれる測定点の測定信号強度を用いて当該ラインの測定信号強度の平均強度を算出する平均強度演算部と、
    前記平均強度と第1のしきい値とを比較する強度比較部と、
    前記強度比較部の比較結果に基づいて、接触不良と判定した不良ラインの数を計数する不良ライン計数部とを備えることを特徴とする、請求項1に記載の液晶アレイ検査装置。
  3. 前記第1のしきい値は、接触不良時の前記ラインの測定信号強度の平均値に許容値を加えた値、又は接触良好時測定信号強度の平均値から所定値を差し引いた値により設定し、
    前記強度比較部は、前記平均強度演算部が算出した平均強度が第1のしきい値よりも小さい場合に、当該ラインを不良ラインと判定することを特徴とする、請求項2に記載の液晶アレイ検査装置。
  4. 不良ライン抽出手段は、
    各ラインに含まれる測定点の測定信号強度と第3のしきい値とを比較する強度比較部と、前記強度比較部の比較結果に基づいて接触不良と判定した測定点の数を計数する測定点計数部と、
    前記測定点計数部の測定点の計数値と第4のしきい値とを比較する測定点数比較部と、
    前記測定点数比較部の比較結果に基づいて接触不良と判定した不良ライン数を計数する不良ライン計数部とを備え、
    第3のしきい値は、一ライン中において接触の良不良を判定するために、ライン上の測定点の測定信号強度と比較するための値であり、
    第4のしきい値は、ラインの良不良を判定するために、測定点計数部で計数した測定点の個数と比較するための値であることを特徴とする、請求項1に記載の液晶アレイ検査装置。
  5. 前記第3のしきい値は、接触不良時の測定信号強度の平均値又は中心値に所定値を加えた値、あるは接触良好時の測定信号強度の平均値又は中心値から所定値を差し引いた値に設定し、
    前記強度比較部は、測定信号強度が第3のしきい値よりも小さい場合に当該測定点を接触不良と判定し、
    前記第4のしきい値は接触不良とみなす測定点数であり、
    前記測定点比較部は測定点の計数値が第4のしきい値よりも大きい場合に当該ラインを不良ラインと判定することを特徴とする、請求項4に記載の液晶アレイ検査装置。
  6. 前記接触状態判定手段は、
    前記不良ライン数計数部が計数した不良ライン数と接触良と接触不良とを識別するための異なる2つの値を有する第2のしきい値とを比較するライン数比較部を備え、
    前記ライン数比較部は、前記不良ライン数が前記第2のしきい値が定める範囲内である場合に前記接触状態を接触不良と判定することを特徴とする、請求項1乃至5の何れかに記載の液晶アレイ検査装置。
  7. 前記接触状態判定手段のライン数比較部は、
    前記不良ライン数が前記第2のしきい値の異なる2つの値が定める範囲以上である場合に前記液晶アレイの欠陥と判定することを特徴とする、請求項6に記載の液晶アレイ検査装置。
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