JP4622299B2 - コンバイン - Google Patents

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本発明は、コンバインの穀粒貯留装置に係るものである。
従来より、コンバインは、走行装置の上方に脱穀装置と穀粒貯留装置とを並設し、脱穀装置の前側に刈取装置を設けて機体を構成しており、穀粒貯留装置の底面は、該穀粒貯留装置の下部に配置した螺旋搬送装置に向けて傾斜させて設けられている。
そして、コンバイン作業においては、刈取脱穀作業中に、収穫した穀粒を機体に搭載する穀粒貯留装置に一時貯留し、この穀粒貯留装置が満杯になると、穀粒貯留装置に設けた穀粒排出装置を駆動して運搬車に穀粒を排出する。
この際、刈取穀稈が濡れており、収穫した穀粒も濡れている場合には、穀粒貯留装置の底面に穀粒が付着して下部の螺旋搬送装置に流下しにくく、穀粒の排出が中断したり、穀粒の排出速度が低下したりして、穀粒排出作業を能率良く行うことができない。
そこで、このような問題を解決する技術として、穀粒貯留装置の底部外側に送風機を設け、送風によって穀粒を乾燥させて流下を促進しようとするものがある(例えば、特許文献1参照。)。
また、穀粒貯留装置の内部に送風パイプを配置し、この送風パイプからエンジン冷却後の温風を吹き出して、貯留穀粒を乾燥させようとするものがある。(例えば、特許文献2参照。)。
実開平4−28042号公報(実用新案登録請求の範囲の項、第1図,第2図) 実開昭62−169941号(第7図,第8図)
前述のように、穀粒貯留装置の底部外側に送風機を設け、送風によって穀粒を乾燥させて流下を促進しようとした場合、穀粒貯留装置の底部を目抜き板状に構成して通風可能としなければならない。しかしながら、この目抜き孔の目合いは、穀粒が漏下しない程度の大きさにしかできず、また、穀粒の貯留重量に耐え得る強度を確保するために、ある程度の間隔をおいて穿孔せねばならいため、通風面積が小さく制約され、穀粒を充分に乾燥させられるだけの送風を行うことができない。また、このように穀粒貯留装置の底部を目抜き状に形成すると、この底部を穀粒が流下する際に摩擦抵抗が大きくなり、穀粒の流下の妨げとなる。
従って、穀粒貯留装置の底部外側に送風機を設け、送風によって穀粒を乾燥させて流下を促進しようとする技術では、穀粒が濡れている場合に、穀粒貯留装置の底面に穀粒が付着して下部の螺旋搬送装置に流下しにくく、穀粒の排出が中断したり、穀粒の排出速度が低下したりして、穀粒排出作業を能率良く行うことができない問題が残る。
本発明は、上述した課題を解決するために、次の如き技術手段を講ずるものである。
すなわち、請求項1記載の発明においては、走行装置(2)の上方に脱穀装置(3)と穀粒貯留装置(4)とを並設し、前記脱穀装置(3)の前側に刈取装置(5)を設けて機体(1)を構成したコンバインにおいて、前記穀粒貯留装置(4)の底面(31)を該穀粒貯留装置(4)の下部に配置した螺旋搬送装置(28)に向けて傾斜させて設けると共に、穀粒貯留装置(4)の底面(31)の下側外方に排気ガス流通室(43)を形成し、排気ガス流通室(43)内にはパイプ(47)を機体(1)の前後方向にわたって貫通し、該パイプ(47)の前端部を前記機体に搭載するエンジンの排気管(46)の後端部と接合する構成とし、機体に搭載するエンジンの排気によって前記穀粒貯留装置の底面31を加熱できるように構成し、パイプ(47)の前端部外側に第一半割れケース(48b)を取り付け、排気管(46)の後端部内側に第二半割れケース(48a)を取り付け、穀粒貯留装置(4)を機体(1)上の所定の作業位置に固定した状態では、前記第二半割れケ−ス(48a)と第一半割れケ−ス(48b)とが接合されてケ−シングとなり、穀粒貯留装置(4)を縦軸(P)を中心に機体(1)外側方向へ回動させると、第一半割れケ−ス48b第二半割れケ−ス48aから分離される構成としたことを特徴とするコンバインとしている。
請求項2記載の発明においては、穀粒貯留装置(4)を、底面(31)と螺旋搬送装置(28)と排気ガス流通室(43)とを一体的に備えた鉄板製の下側貯留部(4a)と、該下側貯留部(4a)の上側に着脱自在の樹脂製の上側貯留部(4b)とから構成したことを特徴とする請求項1記載のコンバインとしている。
本発明によると、機体1に搭載するエンジンEの排気によって穀粒貯留装置4の底面31の温度を上昇させることにより、貯留穀粒が濡れている場合でも、この穀粒を乾燥させながら底面31に付着しにくくして下部の螺旋搬送装置28に円滑に流下させることができ、穀粒排出作業を能率良く行うことができる。
また、穀粒貯留装置4とパイプ47と排気ガス流通室43とを縦軸Pを中心として機体1外側方向へ回動させることができる。
また、貯留穀粒が濡れている場合でも、この穀粒を乾燥させながら下部の螺旋搬送装置28に円滑に流下させることができ、穀粒排出作業を能率良く行うことができるものでありながら、樹脂製で軽量の上側貯留部4bを、機体1側に設置した鉄板製の下側貯留部4aから簡単に取り外して、穀粒貯留装置4のメンテナンスを容易に行うことができる。
収穫した穀粒が濡れている場合でも円滑に排出することのできるコンバインの穀粒貯留装置を実現した。
参考例1
図1〜図5に基づいて説明するに、コンバインの機体1は、クロ−ラ式の左右の走行装置2,2の上方に脱穀装置3と穀粒貯留装置4とを並設し、前記脱穀装置3の前側に刈取装置5を設けて構成する。
前記走行装置2,2は、ミッションケ−スから駆動される駆動スプロケット6と、転輪フレ−ム7に軸支した多数の転輪8とにわたってクロ−ラ9を巻き掛けて構成する。また、機体1の前部一側に設けた操縦部10には、座席11と、操向レバ−12及びア−ムレスト13と、走行変速レバ−と、刈取クラッチレバ−及び脱穀クラッチレバ−と、穀粒排出オ−ガ旋回操作レバ−と、穀粒排出オ−ガ伸縮操作スイッチとを設ける。また、前記座席11は、エンジンEを内装するエンジンカバ−14の上面に取り付ける。
前記刈取装置5は、前端部の分草体15と、該分草体15後側の引起し装置16と、該引起し装置16後側の刈刃17と、株元搬送装置及び穂先搬送装置とから構成する。18は、刈取装置5から脱穀装置3へ刈取穀稈を引継ぎ搬送する縦搬送装置の上側を覆う防塵カバ−である。
前記脱穀装置3は、扱胴19を内装した扱室および処理胴20を内装した処理室と、揺動棚21、唐箕22、一番螺旋23、二番螺旋24等を内装した下側の選別室とから構成し、前記脱穀クラッチレバ−の入り操作によって、エンジンの動力により駆動されるように構成する。尚、25は排塵処理胴、26はフィ−ドチェン、27は穀粒貯留装置4へ収穫穀粒を投入する一番揚穀筒である。
前記脱穀装置3の後側には、該脱穀装置3によって脱穀処理された後の排藁を細断して放出する排藁カッタ−(排藁処理装置)を設ける。該排藁カッタ−は、前記脱穀装置3側から駆動力の供給を受ける入力軸側のディスクカッタ−と、該該入力軸に連動する従動軸側のディスクカッタ−とによって排藁を細断して圃場に放出するものである。
しかして、前記穀粒貯留装置4は、箱型に構成し、底部に螺旋搬送螺旋28を内装し、上部に前記脱穀装置3の一番螺旋23に連通した一番揚穀筒27を接続する。また、前記螺旋搬送装置28に続く縦軸回動自在の揚穀部29と、該揚穀部29に続く横軸起伏回動自在の穀粒排出オ−ガ30とを設ける。前記穀粒排出オ−ガ30は、前記穀粒排出オ−ガ伸縮スイッチの操作によって作動する伸縮駆動機構により、伸縮調節自在に構成する。
また、前記穀粒貯留装置4の底面31は、該穀粒貯留装置4の下部に配置した螺旋搬送装置28に向けて傾斜させて設け、該底面31の下側面に加熱手段Sとしてのヒ−タ−32を取り付ける。該ヒ−タ−32は、ブロック形成したラバ−ヒ−タ−を3枚設置して構成するもので、穀粒貯留装置4の前後長にわたって貼設する。また、該ヒ−タ−32へ至る電気ヘ−ネス33は、機体1に対して穀粒貯留装置4を回動自在に取り付ける縦軸Pの近傍に配索する。
図4を基に、前記ヒ−タ−32への通電回路について説明するに、CPUを有するコントロ−ラ34の入力側に、水分計35とオ−ガ排出クラッチ検出センサ36とを接続する一方、前記コントロ−ラ34の出力側ぶ、ヒ−タ−制御スイッチ37を接続する。前記ヒ−タ−制御スイッチ37は、バッテリ−38からヒ−タ−32への通電を入り切りするリレ−39を作動させるものである。また、図5に示すように、前記螺旋搬送装置28から揚穀部29内の揚穀螺旋および穀粒排出オ−ガ30内の排出螺旋を連動して駆動する排出クラッチ40を構成すると共に、該排出クラッチ40を入り切り操作する排出クラッチ操作レバ−41を設け、該排出クラッチ操作レバ−41を穀粒排出クラッチ入り側に操作した際に前記オ−ガ排出クラッチ検出センサ36がONするように構成する。
以上の構成により、圃場におけるコンバイン作業は、走行装置2を駆動して前進しながら刈取装置5によって植立穀稈を刈り取り、刈取穀稈を脱穀装置3に供給して脱穀処理し、収穫された穀粒を穀粒貯留装置4に一時貯留すると共に、脱穀後の排藁を排藁処理装置に投入して細断して圃場面上へ放出する。
このような刈取脱穀作業中に穀粒貯留装置4が満杯になった場合に、穀粒貯留装置4内の穀粒を外部へ排出する作業を行う。この際、穀粒排出オ−ガ旋回操作レバ−と穀粒排出オ−ガ伸縮操作スイッチとを操作して穀粒排出オ−ガ30先端部の排出口を適正な排出作業位置に合わせた後、排出クラッチ操作レバ−41を入り操作する。これによってオ−ガ排出クラッチ検出センサ36がONしてコントロ−ラ34からヒ−タ−制御スイッチ37へ出力がなされ、該ヒ−タ−制御スイッチ37によってリレ−39の接点がONしてバッテリ−38からヒ−タ−32へ通電され、該ヒ−タ−32が発熱する。これによって、ヒ−タ−32を取り付けた穀粒貯留装置4の底面31の温度が上昇し、該傾斜した底面31上の穀粒の少なくとも表面がこの熱によって乾燥しながら下部の螺旋搬送装置28へ向けて円滑に流下し、該螺旋搬送装置28に続く揚穀部29および穀粒排出オ−ガ30によって外部へ排出される。
このように、通電によって発熱するヒ−タ−32によって穀粒貯留装置4の底面31の温度を上昇させることにより、貯留穀粒が濡れている場合でも、この穀粒を乾燥させながら下部の螺旋搬送装置28に円滑に流下させることができ、穀粒排出作業を能率良く行うことができる。
尚、穀粒排出を終了して排出クラッチ操作レバ−41を切り操作すると、オ−ガ排出クラッチ検出センサ36がOFFしてコントロ−ラ34からヒ−タ−制御スイッチ37への出力が停止し、リレ−39の接点がOFFしてバッテリ−38からヒ−タ−32への通電が断たれる。このように、穀粒排出作業時以外はバッテリ−38の電力を消費しないので効率的である。
尚、前記排出クラッチ操作レバ−41およびオ−ガ排出クラッチ検出センサ36を、脱穀クラッチ操作レバ−および脱穀クラッチ検出センサに換え、脱穀クラッチ操作レバ−の入り操作によって脱穀クラッチ検出センサがONしてコントロ−ラ34からヒ−タ−制御スイッチ37へ出力がなされ、該ヒ−タ−制御スイッチ37によってリレ−39の接点がONしてバッテリ−38からヒ−タ−32へ通電されて該ヒ−タ−32が発熱するように構成してもよい。
また、穀粒貯留装置4の底面31上に水分計42を設置し、該水分計42を前記コントロ−ラ34の入力側に追加接続して、該水分計42が穀粒の設定値以上の水分含有状態(濡れ具合)を検出した場合に、コントロ−ラ34からヒ−タ−制御スイッチ37へ出力がなされ、該ヒ−タ−制御スイッチ37によってリレ−39の接点がONしてバッテリ−38からヒ−タ−32へ通電され、該ヒ−タ−32が発熱するように構成してもよい。
このように構成することにより、貯留穀粒の水分含有量が多い場合(濡れ具合が高い場合)にのみヒ−タ−32によって穀粒貯留装置4の底面31を加熱できるので、貯留穀粒の水分含有量が少ない場合にはバッテリ−38の電力を消費せず、効率的である。
また、ヒ−タ−32へ至る電気ヘ−ネス33は、機体1に対して穀粒貯留装置4を回動自在に取り付ける縦軸の近傍に配索されているため、穀粒貯留装置4を縦軸中心に機体1の外側へ回動させても、この電気ハ−ネス33が引っ張られたりすることが少なく、該電気ハ−ネス33の損傷を防止することができる。
参考例2
図6〜図8に示すように、上記参考例1と同様の機体1構成をもつコンバインにおいて、穀粒貯留装置4の底面31の下側外方に排気ガス流通室43(加熱手段S)を形成し、該排気ガス流通室43の前側に給気パイプ44を連通させて設ける一方、排気ガス流通室43の後側に排気パイプ45を連通させて後方へ延長させて設け、エンジンEの排気管46を前記給気パイプ44に連通させて設けてもよい。
このように構成することにより、排気管46から吹き出すエンジンEの高温の排気ガスが、給気パイプ44を通って排気ガス流通室43に流入し、該排気ガス流通室43から排気パイプ45を通って外部へ排気されることとなる。この間に、排気ガスの流通によって排気ガス流通室43の室温が上昇し、これによって穀粒貯留装置4の底面31が加熱される。これによって、穀粒貯留装置4の底面31の温度が上昇し、該傾斜した底面31上の穀粒の少なくとも表面がこの熱によって乾燥しながら下部の螺旋搬送装置28へ向けて円滑に流下し、該螺旋搬送装置28に続く揚穀部29および穀粒排出オ−ガ30によって外部へ排出される。
このように、エンジンEの排気ガスによって穀粒貯留装置4の底面31の温度を上昇させることにより、貯留穀粒が濡れている場合でも、この穀粒を乾燥させながら下部の螺旋搬送装置28に円滑に流下させることができ、穀粒排出作業を能率良く行うことができる。
また、図9に示すように、穀粒貯留装置4を、底面31と螺旋搬送装置28と排気ガス流通室43とを一体的に備えた鉄板製の下側貯留部4aと、該下側貯留部4aの上側に着脱自在の樹脂製の上側貯留部4bとから構成してもよい。このように構成することにより、貯留穀粒が濡れている場合でも、この穀粒を乾燥させながら下部の螺旋搬送装置28に円滑に流下させることができ、穀粒排出作業を能率良く行うことができるものでありながら、樹脂製で軽量の上側貯留部4bを、機体1側に設置した鉄板製の下側貯留部4aから簡単に取り外して、穀粒貯留装置4のメンテナンスを容易に行うことができる。
尚、前記給気パイプ44の前端部は、直径を大きくして拡開して設け、この内側に前記エンジンEの排気管46後端部を入り込ませ、これら給気パイプ44の前端部の内周部と排気管46後端部の外周部との間に所定の間隙を設けて連通させる。この構成により、エンジンEの振動によって排気管46が振動しても、該排気管46と給気パイプ44との接続状態が損なわれることがなく、また、エンジンEの排気ガスが排気管46から給気パイプ44に流入する際に、エジェクタ−効果によって前記の間隙から外気が引き込まれることとなり、逆に排気ガスが外部へ漏れることがなくなる。
図10〜図12に示すように、前記参考例2における給気パイプ44と排気パイプ45とを連続する1本のパイプ47によって構成してもよい。
これにより、パイプ47内を排気ガスが流通することによって該パイプ47が加熱され、この熱によって穀粒貯留装置4の底面31の温度を上昇させて、貯留穀粒が濡れている場合でも、この穀粒を乾燥させながら下部の螺旋搬送装置28に円滑に流下させることができ、穀粒排出作業を能率良く行うことができる。
図13、図14に示すように、前記実施例と同様の構成において、穀粒貯留装置4を縦軸Pを中心として機体1外側方向へ回動させられるように構成してもよい。この場合、エンジンEの排気管46とパイプ47の前端部(給気パイプ44)とを接続離脱自在とするために、排気管46の後端部内側に半割れケ−ス(第二)48aを取り付ける一方、パイプ47の前端部外側に半割れケ−ス(第一)48bを取り付け、穀粒貯留装置4を機体1上の所定の作業位置に固定した状態では、前記半割れケ−ス(第二)48aと半割れケ−ス(第一)48bとが接合されてケ−シングとなり、穀粒貯留装置4を機体1外側方向へ回動させる場合には、半割れケ−ス(第一)48bが半割れケ−ス(第二)48aから分離される構成とする。尚、この半割れケ−スによる構成は、実施例1及び参考例1から参考例3のいずれにも適用できるものである。
参考例3
図15、図16に示すように、前記実施例と同様の構成において、穀粒貯留装置4の底面31の外側面に対して、パイプ47を一体的に備えた鉄板製のカバ−49を接続離脱自在に構成してもよい。このように構成することにより、貯留穀粒が濡れている場合でも、この穀粒を乾燥させながら下部の螺旋搬送装置28に円滑に流下させることができ、穀粒排出作業を能率良く行うことができるものでありながら、穀粒貯留装置4を縦軸Pを中心に外側方へ回動させても排気パイプ45が回動しないため、該排気パイプ45が機体1側に干渉して穀粒貯留装置4の回動量が規制されるのを防止することができる。
コンバインの側面図である。(参考例1) コンバインの要部の側面図である。(参考例1) コンバインの説明用背面図である。(参考例1) ブロック回路図である。(参考例1) 一部の説明図である。(参考例1) コンバインの説明用平面図である。(参考例2) コンバインの要部の説明用側面図である。(参考例2) コンバインの説明用正面図である。(参考例2) コンバインの説明用正面図である。(参考例2) コンバインの説明用平面図である。(実施例 コンバインの要部の説明用側面図である。(実施例 コンバインの説明用正面図である。(実施例 コンバインの説明用平面図である。(実施例 コンバインの説明用平面図である。(実施例 コンバインの説明用平面図である。(参考 コンバインの説明用正面図である。(参考
1 機体
2 走行装置
3 脱穀装置
4 穀粒貯留装置
5 刈取装置
28 螺旋搬送装置
31 底面
32 ヒ−タ−
E エンジン
S 加熱手段

Claims (2)

  1. 走行装置(2)の上方に脱穀装置(3)と穀粒貯留装置(4)とを並設し、前記脱穀装置(3)の前側に刈取装置(5)を設けて機体(1)を構成したコンバインにおいて、前記穀粒貯留装置(4)の底面(31)を該穀粒貯留装置(4)の下部に配置した螺旋搬送装置(28)に向けて傾斜させて設けると共に、穀粒貯留装置(4)の底面(31)の下側外方に排気ガス流通室(43)を形成し、
    排気ガス流通室(43)内にはパイプ(47)を機体(1)の前後方向にわたって貫通し、該パイプ(47)の前端部を前記機体に搭載するエンジンの排気管(46)の後端部と接合する構成とし、機体に搭載するエンジンの排気によって前記穀粒貯留装置の底面31を加熱できるように構成し、
    パイプ(47)の前端部外側に第一半割れケース(48b)を取り付け、排気管(46)の後端部内側に第二半割れケース(48a)を取り付け、穀粒貯留装置(4)を機体(1)上の所定の作業位置に固定した状態では、前記第二半割れケ−ス(48a)と第一半割れケ−ス(48b)とが接合されてケ−シングとなり、穀粒貯留装置(4)を縦軸(P)を中心に機体(1)外側方向へ回動させると、第一半割れケ−ス48b第二半割れケ−ス48aから分離される構成としたことを特徴とするコンバイン。
  2. 穀粒貯留装置(4)を、底面(31)と螺旋搬送装置(28)と排気ガス流通室(43)とを一体的に備えた鉄板製の下側貯留部(4a)と、該下側貯留部(4a)の上側に着脱自在の樹脂製の上側貯留部(4b)とから構成したことを特徴とする請求項1記載のコンバイン。
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