JP4619206B2 - 熱転写リボンの巻取り装置 - Google Patents

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本発明は熱転写リボンの巻取り装置にかかるもので、とくに印字終了後の熱転写リボンに残る情報の漏洩を防止可能な熱転写リボンの巻取り装置に関するものである。
従来からの熱転写方式の各種のプリンターにおいては、印字終了後の熱転写リボンは、巻取り部における紙管などの巻取り用芯管にこれをそのまま巻き上げる構成であるため、熱転写リボン側に印字情報の痕跡が残り、巻取り用芯管に巻き取っただけでは情報漏洩の危険性がともなうという問題がある。
とくに、印字内容が個人情報に関するものである場合には、使用済みの熱転写リボンを介した情報漏洩が問題となる。
さらに、巻取り用芯管は通常、紙管あるいはプラスチック管などからこれを構成するが、これら巻取り用芯管にロール状に巻き取られた熱転写リボンのリサイクル処理において、熱転写リボンの基材が非常に薄いフィルムであるため、当該熱転写リボンは巻取り用芯管に密にロール状に巻き取られることになり、巻取り用芯管から熱転写リボンを取り外して分離することが困難であるという問題がある。
なお、特許文献1のように熱転写リボンを切断して印字情報の漏洩を防止しようとする技術はあるが、帯状の熱転写リボンをその移送方向に沿って切断して、熱転写リボンをより細幅の状態にしても、巻取り部における巻取り用芯管の部分において、すなわち、熱転写リボンの一端部においてつながっていれば、切断された細幅の熱転写リボンの隣同士を見比べることが可能となり、多少面倒ではあるが情報を判読することができるという問題がある。
特開平2−70475号公報
本発明は以上のような諸問題にかんがみなされたもので、印字用紙への印字終了後に熱転写リボンに残った印字の痕跡から情報が漏洩しないようにすることができる熱転写リボンの巻取り装置を提供することを課題とする。
また本発明は、巻取り用芯管と熱転写リボンとの分離作業を容易にすることができる熱転写リボンの巻取り装置を提供することを課題とする。
また本発明は、熱転写リボンのみでなく巻取り用芯管との組み合わせにより、情報保護、およびリサイクル処理における作業性の向上を図ることができる熱転写リボンの巻取り装置を提供することを課題とする。
すなわち本発明は、熱転写リボンをその供給部からリボン移送路に帯状に繰り出して印字部において印字用紙に印字を行い、この熱転写リボンを巻取り部に巻き取る熱転写リボンの巻取り装置であって、前記印字部と前記巻取り部との間の前記熱転写リボンの前記リボン移送路に、前記熱転写リボンをその移送方向に沿って切断可能な切断部を設けるとともに、前記巻取り部における前記熱転写リボンの巻取り用芯管には、この巻取り用芯管を複数の小構成単位部分に分離可能な分離用スリットを形成し、前記分離用スリットは、前記巻取り用芯管の円周方向に延びて、この巻取り用芯管を複数の細幅円管部分に分離可能な円周方向スリットであることを特徴とする熱転写リボンの巻取り装置である。
上記切断部は、上記熱転写リボンに接触してこれを切断可能な切断刃と、この切断刃を上記熱転写リボンに接離可能な切断刃接離機構と、を有することができる。
上記切断部は、上記熱転写リボンに接触してこれを切断可能な切断刃と、この切断刃を保持しているとともに上記熱転写リボンの幅方向に上記切断刃の位置を移動調整可能な幅方向シャフトと、を有することができる。
上記切断部は、上記熱転写リボンに接触してこれを切断可能な切断刃を有するとともに、この切断刃の上記熱転写リボンの幅方向における位置は、これを上記巻取り用芯管の上記円周方向スリットの位置にほぼ合せてあることができる。
上記分離用スリットは、上記巻取り用芯管を複数の小円弧部分に分離可能な、上記円周方向スリットとは異なる方向に延びる軸方向スリットであることができる。
本発明による熱転写リボンの巻取り装置においては、熱転写リボンをその移送方向に沿って切断するとともに、巻取り用芯管に分離用スリットを形成してこれを複数の小構成単位部分に分離可能とするようにしたので、細幅に切断した熱転写リボンを巻取り用芯管自体の小構成単位部分とともに複数個の細幅のロール体として互いに分離することができるため、使用済みの熱転写リボンに残る印字情報の判読を従来より困難とし、情報漏洩を回避可能である。
さらに、巻取り用芯管の外周面にロール状に巻いた熱転写リボンの外周側から内周側に、手で圧力を加えることにより、巻取り用芯管を複数の小構成単位部分に破壊し分離することもできるので、ロール体としての熱転写リボンを巻き取り用芯管からロール体の状態のままでも容易に分離可能とし、リサイクル処理においても熱転写リボンおよび巻取り用芯管の材料の分別作業上にも有利である。
本発明は、熱転写リボンと巻取り用芯管とをひとつのロール体として熱転写リボンをその移送方向に沿った切断分離を可能としたので、すなわち、巻き取り用芯管を熱転写リボンと一緒に分離可能としたので、印字終了後の熱転写リボンから情報が漏洩することを防止可能であるとともに、リサイクル処理における材料の分別も容易である熱転写リボンの巻取り装置を実現した。
つぎに本発明の実施例による熱転写リボンの巻取り装置を備えた熱転写式のサーマルプリンター1を図1ないし図6にもとづき説明する。
図1は、熱転写式のサーマルプリンター1の概略側面図であって、サーマルプリンター1は、熱転写リボンRの供給部2と、印字部3と、熱転写リボンRの当該巻取り装置4と、を有し、熱転写リボンRの巻取り装置4は、切断部5と、巻取り部6と、を有している。なお、ラベルあるいはタグなど任意の印字用紙Lは、これをその供給部7から印字部3に供給する。
供給部2は、熱転写リボンRをロール状に保持してリボン移送路8に帯状に繰り出し可能とする。
熱転写リボンRの保持形態として一般的には、円筒形の紙管あるいはプラスチック管などによる供給用芯管9に熱転写リボンRをロール状に巻いた状態で保持し、供給軸10に取り付ける。
印字部3は、サーマルヘッド11およびプラテンローラー12を有し、上流側ガイドローラー13および下流側ガイドローラー14により熱転写リボンRを案内し、上流側ガイドローラー13および印字部3において熱転写リボンRと印字用紙Lとを重ね合わせて、熱転写リボンRからのインキを印字用紙Lに転写することにより印字用紙Lに印字を行うとともに、下流側ガイドローラー14において熱転写リボンRを印字用紙Lから引き剥がす。この印字の際に熱転写リボンR側に印字情報が残る。
熱転写リボンRの基材は非常に薄いフィルムであり、下流側ガイドローラー14の部分で引き剥がされた熱転写リボンRに残存した印字情報がこのままでは判読可能な状態である。
熱転写リボンRの巻取り装置4は、使用済みの熱転写リボンRを切断部5を経て巻取り部6にロール状に巻き取る。
切断部5は、切断刃接離機構15と、幅方向シャフト16と、切断刃17と、を有する。
切断刃接離機構15は、往復動ロッド18の先端部に幅方向シャフト16を固定してあり、幅方向シャフト16に所定の間隔をあけて取り付けた切断刃17を熱転写リボンRに接離可能である。
すなわち切断刃接離機構15は、熱転写リボンRの装填セット時に熱転写リボンRのリボン移送路8から切断刃17を退避させ、セット後に熱転写リボンRと切断刃17とが交差して接触可能とするようにすることができる。
なお、図示の例のように熱転写リボンRに対して切断刃17が往復動するように切断部5ないし切断刃接離機構15を構成することもできるが、切断刃17を円弧状に揺動させて熱転写リボンRに接離させるように構成することもできる。
図2は、熱転写リボンR側から見た幅方向シャフト16および切断刃17部分の拡大説明図であって、幅方向シャフト16は、複数枚の切断刃17を回転可能に保持しているとともに熱転写リボンRの幅方向に切断刃17の位置を移動調整可能とし、熱転写リボンRの幅方向における任意の位置を切断するように調節することができる。
切断刃17は、円板状の刃であって、熱転写リボンRに接触してこれを切断可能である。もちろん、切断刃17として角形状のものを採用可能である。
かくして、熱転写リボンRの巻取り装置4は、印字部3と巻取り部6との間の熱転写リボンRのリボン移送路8において、熱転写リボンRをその移送方向に沿って切断可能である。
巻取り部6は、巻取り軸19と、円筒形の紙管あるいはプラスチック管などによる巻取り用芯管20と、を有する。
巻取り軸19に嵌め込んだ巻取り用芯管20に熱転写リボンRの先端部を固定し、巻取り軸19の回転にともなって巻取り用芯管20に熱転写リボンRをロール状に巻取り可能とする。
巻取り用芯管20は、任意の形状および数の分離用スリット(円周方向スリット21、軸方向スリット22)を任意の位置に形成してある。
図3は、巻取り用芯管20の側面図、図4は、図3のIV−IV線断面図、図5は、図3のV−V線断面図である。
図示の例では、分離用スリットとして、巻取り用芯管20の円周方向に延びる片面3本(両面では6本)の円周方向スリット21と、円周方向スリット21とは異なる方向(図示の例では、軸方向)に延びる片面1本(両面では2本)の軸方向スリット22と、を形成してある。
円周方向スリット21どうしの間の間隔については、使用する熱転写式のサーマルプリンター1の用途に応じて、たとえば印字用紙Lとして値札に印字するような場合には、熱転写リボンRの幅に応じて、たとえば5〜10cmごとに円周方向スリット21を形成することができる。もちろん、切断部5における切断刃17の間隔もこの間隔に合せて、5〜10cmとすることができる(図3の仮想線を参照)。
さらに、円周方向スリット21には、円周方向スリット21に連なる状態で、もろい接続部分23(非スリット部分)を残してあり、このもろい接続部分23が破壊されることにより、巻取り用芯管20を複数(4個)の細幅円管部分24(小構成単位部分)に分離可能である。
また、軸方向スリット22には、軸方向スリット22に連なる状態で、もろい接続部分25(非スリット部分)を残してあり、このもろい接続部分25が破壊されることにより、巻取り用芯管20を複数(2個)の小円弧部分26(小構成単位部分)に分離可能である。ただし、すべてのもろい接続部分23、26が破壊されれば、計8個の小円弧部分(小構成単位部分)に分離されることになる。
換言すれば、もろい接続部分23、25が、巻取り用芯管20の細幅円管部分24および小円弧部分26を互いに一体に保持しており、通常の芯管として従来とおりの使用を可能とし、外部からの作用力によりもろい接続部分23、25が破壊され、巻取り用芯管20を細幅円管部分24および小円弧部分26として分割し、細片化することができる。
なお、図3に示すように、切断刃17の熱転写リボンRの幅方向(巻取り用芯管20の軸方向)における位置は、これを巻取り用芯管20の円周方向スリット21の位置にほぼ合せてあるもので、好ましくは、円周方向スリット21の幅W内にあり、あるいは、ロール体としての熱転写リボンRが巻取り用芯管20から分離可能であれば、幅Wより広い側の位置にずれていても構わない。
こうした構成の熱転写リボンRの巻取り装置4および巻取り用芯管20において、印字用紙Lへの印字を行い、巻取り装置4における巻取り部6にロール状に熱転写リボンRを巻き取るが、切断部5において切断刃17が熱転写リボンRをその移送方向に沿って切断し、より細幅の熱転写リボンRに分割する。したがって、非切断時の全幅の熱転写リボンRに残る印字情報の痕跡がより細幅に切断され、熱転写リボンRに残った情報を判読することが困難となる。
一方、巻き取られた熱転写リボンRを交換する際に、ロール状の熱転写リボンRを巻取り用芯管20とともに巻取り軸19から従来と同様に一緒に抜き取る。
ロール状の熱転写リボンRを両手で握って、円周方向スリット21の部分で割り裂くように力を加えれば、もろい接続部分23が破壊され、巻取り用芯管20および巻かれた熱転写リボンRを幅方向に複数個(4個)の細幅円管部分24に対応した分離状態とすることができる。
したがって、それぞれの細幅円管部分24に単独に巻き取られた熱転写リボンRに分割されることになるので、熱転写リボンRに残った情報を巻取り用芯管20(細幅円管部分24)とともに完全に分離状態として、分割された部分(細幅円管部分24に巻かれた熱転写リボンR)の情報しか確認することができないため、その判読をさらに困難なものとして、印字情報とくに個人情報の漏洩防止に寄与することができる。
ついで、ロール状の熱転写リボンRの外周から中心部に向かって圧力を加えるように握り込めば、軸方向スリット22のもろい接続部分25が破壊され、軸方向スリット22の部分で軸方向に複数個の小円弧部分26に対応した分離した状態とすることができる。
したがって、熱転写リボンRによるロール体の内周部分で巻取り用芯管20をより小さな細幅円管部分24および小円弧部分26として分割したことになり、熱転写リボンRと巻取り用芯管20(細幅円管部分24および小円弧部分26)とを完全に分離することが可能となり、材料の分別を容易に実行し、その後のリサイクル処理を円滑に行うことができる。
もちろん、上述の破壊操作を逆の手順で行うことも可能である。
すなわち、まず、もろい接続部分25を破壊するようにロール状の熱転写リボンRの外周側から中心方向に向かって力を加えて小円弧部分26として、小円弧部分26を熱転写リボンRから抜くようにして分離し、そののち熱転写リボンRを切断刃17によるその接断線部分で4個のロールに分割することもできる。
上述した巻取り用芯管20は、円周方向スリット21に軸方向スリット22が交差連続した構成であるが、それぞれ独立状態(不連続状態)であってもよいし、上述のように巻取り用芯管20を任意の小構成単位部分に分離することができるものであれば、円周方向スリット21の巻取り用芯管20における円周角に対応する長さ、それぞれの形状ないし数や大きさ、形成位置、相互関係などについて、任意の形態のものを採用可能である。
たとえば、図6は、変形例による巻取り用芯管30の斜視図であって、巻取り用芯管30においては、円周方向スリット21および軸方向スリット22は、巻取り用芯管30の軸方向において非連続状態で(互いの間にもろい接続部分25を残して)交互にこれを形成してある。また、巻取り用芯管30の両端部における軸方向スリット22の外方側にはもろい接続部分25がなく、外部に開放されている。
したがって、円周方向スリット21で分割される細幅円管部分24には少なくともふたつの小円弧部分26が形成されて細幅円管部分24をさらに細かい小円弧部分26に分割することができる。なおまた、それぞれの(片側4個の)軸方向スリット22は、互いに一直線上にある必要はない。
さらに、本発明においては、円周方向スリット21を巻取り用芯管20、30の円周方向から斜めに傾斜した状態で形成することもできるし、軸方向スリット22を巻取り用芯管20、30の軸方向から斜めに傾斜した状態で形成することもできる。
かくして、本発明によれば、巻取り用芯管20、30を複数個の細幅円管部分24、小円弧部分26、あるいはそれぞれ任意の小構成単位部分に分割することができる円周方向スリット21あるいは軸方向スリット22を形成して、切断部5により切断された熱転写リボンRを巻取り用芯管20、30とともに分割することが可能となり、熱転写リボンRに残る印字情報をさらに判読困難とすることができるとともに、リサイクル処理をより容易にすることができる。
本発明の実施例による熱転写リボンRの巻取り装置4を備えた熱転写式のサーマルプリンター1の概略側面図である。 同、熱転写リボンR側から見た幅方向シャフト16および切断刃17部分の拡大説明図である。 同、巻取り用芯管20の側面図である。 図3のIV−IV線断面図である。 図3のV−V線断面図である。 同、変形例による巻取り用芯管30の斜視図である。
符号の説明
1 熱転写式のサーマルプリンター(図1)
2 熱転写リボンRの供給部
3 印字部
4 熱転写リボンRの巻取り装置(実施例、図1、図3)
5 熱転写リボンRの切断部
6 熱転写リボンRの巻取り部
7 印字用紙Lの供給部
8 リボン移送路
9 供給用芯管
10 供給軸
11 サーマルヘッド
12 プラテンローラー
13 上流側ガイドローラー
14 下流側ガイドローラー
15 切断刃接離機構
16 幅方向シャフト
17 切断刃
18 往復動ロッド
19 巻取り軸
20 巻取り用芯管
21 円周方向スリット(図3)
22 軸方向スリット(図3)
23 もろい接続部分(非スリット部分)
24 細幅円管部分(小構成単位部分)
25 もろい接続部分(非スリット部分)
26 小円弧部分(小構成単位部分)
30 巻取り用芯管(変形例、図6)
R 熱転写リボン
L ラベルあるいはタグなど任意の印字用紙
W 円周方向スリット21の幅(図3)

Claims (5)

  1. 熱転写リボンをその供給部からリボン移送路に帯状に繰り出して印字部において印字用紙に印字を行い、この熱転写リボンを巻取り部に巻き取る熱転写リボンの巻取り装置であって、前記印字部と前記巻取り部との間の前記熱転写リボンの前記リボン移送路に、前記熱転写リボンをその移送方向に沿って切断可能な切断部を設けるとともに、前記巻取り部における前記熱転写リボンの巻取り用芯管には、この巻取り用芯管を複数の小構成単位部分に分離可能な分離用スリットを形成し、前記分離用スリットは、前記巻取り用芯管の円周方向に延びて、この巻取り用芯管を複数の細幅円管部分に分離可能な円周方向スリットであることを特徴とする熱転写リボンの巻取り装置。
  2. 前記切断部は、前記熱転写リボンに接触してこれを切断可能な切断刃と、この切断刃を前記熱転写リボンに接離可能な切断刃接離機構と、を有することを特徴とする請求項1記載の熱転写リボンの巻取り装置。
  3. 前記切断部は、前記熱転写リボンに接触してこれを切断可能な切断刃と、この切断刃を保持しているとともに前記熱転写リボンの幅方向に前記切断刃の位置を移動調整可能な幅方向シャフトと、を有することを特徴とする請求項1記載の熱転写リボンの巻取り装置。
  4. 前記巻取り用芯管は、前記分離用スリットに連なるとともに、前記巻取り用芯管の前記小構成単位部分を互いに一体に保持可能なもろい接続部分を有することを特徴とする請求項1記載の熱転写リボンの巻取り装置。
  5. 前記切断部は、前記熱転写リボンに接触してこれを切断可能な切断刃を有するとともに、この切断刃の前記熱転写リボンの幅方向における位置は、これを前記巻取り用芯管の前記円周方向スリットの位置にほぼ合せてあることを特徴とする請求項1記載の熱転写リボンの巻取り装置。
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