JP4618652B2 - ロールペーパー用裁断補助具 - Google Patents
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Description
図20の従来型のペーパーホルダーに装着したロールペーパーの斜視図に示すように、ペーパーホルダー7に回転自在に保持させたロールペーパー9は、その紙端が見つからない場合に、何度も回転させて紙端を探さなければならず、忙しいとになどには特に煩わしいものであるが、図21の三角折りされたロールペーパーの斜視図に示すように、紙端90が三角に折り畳まれていると、その三角折りの先端を摘んで簡単に引き出すことができるようになり、非常に便利であるという一面をもっているが、こうした三角折りはホテルや飲食店などで、トイレを清掃した清掃員が、それ以外のスタッフに清掃済みであることを知らせる印としてロールペーパーの端を三角に折り畳んで置くという工夫から始められたと云われており、これをエチケットと勘違いした人々が、次に利用する人の為に善意で行うようになっていったという説がある。
そうした事情を打開しようとして、例えば、後記する特許文献1(1)や同特許文献1(2)などに掲載されている発明のように、ロールペーパーホルダーのペーパーカバーの先端縁中央より、保持させたロールペーパー外周面から手前がわに離れるよう、凸状の歯(刃)を突出するよう一体化形成してなり、ロールペーパーを展開状に引き出してから、ペーパーカバーをロールペーパー外周面に抑え付けながら、ロールペーパーの紙端がわを斜め上方手前がわに引き上げ操作して裁断すると、ペーパーカバーの先端縁で裁断された直線状裁断端縁の中央に、三角状や舌片状の摘み部分が残留、形成されるようにしたものや、同特許文献1(3)のように、ロールペーパーホルダーのペーパーカバー対して、その先端縁がわより、押え挟持片部を伴って着脱自在に挟着可能とした切断用押片具からなり、前記特許文献1(1)や同特許文献1(2)などに開示されたロールペーパーホルダーと略同等の作用、効果が得られるようにしたものがある。
上述したとおり、従前までに提案のある前者の特許文献1(1)および同特許文献1(2)に代表されるような各種ペーパーホルダーは、何れも既存の旧型ペーパーホルダーを撤去した上で、新しいものに設置し直す必要があり、撤去後の旧型ペーパーホルダーの処分や有効利用などに課題を残し、自然環境保護や経済性の観点からも改善の余地を残すものであり、また、特許文献1(3)のような切断用押片具は、前者特許文献1(1)および同特許文献1(2)に示されたような撤去後のペーパーホルダー処分の問題を解決できるものとなっているが、ロールペーパー紙端縁に裁断形成された三角状や舌片状の摘み部分が、ペーパーカバー下に隠れてしまい、次回利用者はペーパーカバーの先端がわを持ち上げなければ、ロールペーパー残留がわに形成された摘み部分を掴むことができないという操作上の欠点があり、さらに、後者の同特許文献1(4)に示されたロールペーパーホルダーは、ペーパーカバー先端がわが自動的に浮揚状態に支持されるものとなっているが、ロールペーパーの残留がわ紙端縁に三角状や舌片状の摘み部分が形成されるものとはなっておらず、トイレ利用者による三角折りを防止できるものとはなっておらず、ペーパーカバーの持ち上げ操作を不要とすると共に、裁断操作と同時にロールペーパー残留がわ端縁の適所に摘み用舌片部分を形成し、次回利用者が衛生的且つ簡便に利用可能であって、しかもトイレ管理者以外の部外者による三角折りを防止できるようにする技術については未だ存在しないという状況にある。
そこで、この発明は、既存のロールペーパーホルダーに装着可能であり、ロールペーパーの裁断操作を簡便にして、しかも裁断後のロールペーパー端部に、次回の利用者が、簡単に摘むことができる舌片状部分が衛生的且つ瞬時に形成できるようになり、トイレ管理者以外の部外者による三角折りを確実に防止できるようにする新たなペーパーホルダー技術の開発はできないものかとの判断から、逸速くその開発、研究に着手し、長期に渡る試行錯誤と幾多の試作、実験とを繰り返してきた結果、今回、遂に新規な構造から構成されるロールペーパー用裁断補助具を実現化することに成功したものであり、以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構成を詳述することとする。
図面に示すこの発明を代表する実施例からも明確に理解されるように、この発明のロールペーパー用裁断補助具は、基本的に次のような構成から成り立っている。
即ち、ロールペーパーを水平軸心周りに回転自在且つ着脱自在に保持可能とするペーパー装填部と、該ペーパー装填部背面がわ適所で軸着され、同所を枢軸としてロールペーパー上に載置状となるよう先端がわを上下動自在に組み込んだペーパーカバーとからなるペーパーホルダー本体の、ペーパーカバー先端がわへ取り付け可能とする取着機構の用意された装着体を有し、該装着体先端がわには、その取着機構を介して当該ペーパーカバー先端がわに装着した場合に、同ペーパーカバーの先端縁または同先端に組み込んだペーパー裁断用ブレード端縁よりも前方に向けて舌片状に突出し、当該ペーパー装填部に保持させたロールペーパーの上位手前がわの外周面に当接状となる先端下がり状となるようにした上に、その外周縁を下向きエッジ状に成形し、中央上面に指掛け用凹部が付与されてなる押さえ舌片部を形成すると共に、当該ペーパーカバー下面に沿わせて配置した該装着体適所には、当該ペーパー装填部に保持させたロールペーパー上位となる外周面との間に所定の離反間隔を確保するようにした弾発機構を垂下状に設けた上、該弾発機構でロールペーパーに当接状となる箇所には、同ロールペーパー回動時の摩擦を低減可能とする滑り座部を形成してなるものとした構成を要旨とするロールペーパー用裁断補助具である。
装着体は、取着機構、押さえ舌片部および弾発機構を互いに一体化して当該ロールペーパー用裁断補助具の本体部分を形成可能とする機能を果たすものであって、それら取着機構、押さえ舌片部および弾発機構を互いに十分な強度で一体化すると共に、ペーパーホルダー本体のペーパーカバー下面がわに配置される部分は、弾発機構の弾発力で浮揚されたペーパーカバーの下面と、ペーパーホルダー本体のペーパー装填部に保持させたロールペーパー上位となる外周面との間に弾発機構および滑り座部を介在可能とすると共に、ロールペーパー切断紙端が露出するよう、所定の離反間隔を確保可能とする寸法、形状に設定されたものとしなければならず、軽量化や耐久強度を考慮すると、取着機構や押さえ舌片部を一体形成した金属成形部品または合成樹脂成形部品からなるものとするのが望ましく、押さえ舌片部が一体化された以外の前端縁が、ペーパーカバー先端縁よりも前方に突出したペーパー裁断用ブレード端縁に形成されたものとすることができる。
以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構造について詳述することとする。
以上のとおりの構成からなるこの発明のロールペーパー用裁断補助具1は、以下のように、ロールペーパー裁断方法に利用することが可能である。
即ち、図1に示すロールペーパー用裁断補助具1は、図2中の白抜き矢印に示すように、使用中の従来型ペーパーホルダー本体7のペーパーカバー8の先端80寄りの左右幅中央付近に、その装着体2と左右の挟着板30,30とで着脱自在に挟着するよう、当該ペーパーカバー8の先端縁80前方から装着、仮固定してしまい、図3ないし図6中に示すように、滑り座部6がペーパーホルダー本体7のペーパー装填部70に保持されたロールペーパー9上位外周面に摺動自在に接地するようにし、弾発機構5が該保持されたロールペーパー9上位外周面からペーパーカバー8の先端縁80までの離反間隔を、30ないし50mm程度に保持して弾発的に支持するようにしてある。
同図8中に示すように、弾発機構5がペーパーカバー8の先端縁80がわを浮揚保持しているから、次回以降の利用者はペーパーカバー8の先端縁80がわを持ち上げ操作しなくとも、当該摘み用舌片部分91を容易に視認して摘み持ち、ロールペーパー9紙端縁90の引き出し操作を行うことが可能となる。
加えて、図1ないし図4および図8に示すように、盆型の滑り座部6は、ペーパー装填部70に保持されたロールペーパー9上位外周面に低摩擦抵抗で接地するものとなり、円滑なロールペーパー9の展開、引き出し操作を可能とする。
(実施例2の作用)
図9および図10に示すロールペーパー用裁断補助具1は、その装着体2、弾発機構5および滑り座部6が、1本のバネ用金属線から形成されており、部品点数を削減すると元に軽量化されており、しかも挟着板30と押さえ舌片部4とが一体化されていて、図10に示すように、挟着板30がペーパーホルダー本体7のペーパーカバー8先端80がわへ挟着する強度が高く、確りと仮固定可能であり、ロールペーパー9の裁断操作の耐久強度も十分に確保可能なものとなっている。
図11および図12に示すロールペーパー用裁断補助具1は、その挟着板30,30が、バネ用合金板製の装着体2左右端から、工具類を使わずに簡単に折り曲げ可能な矩形舌片状に立設されたものとしてあり、ペーパーホルダー本体7のペーパーカバー8先端80寄りとなる左右端縁部分に巻き掛けるよう、確りと仮固定可能なものであって、しかも図12中に示してあるように、湾曲状矩形橇板型の滑り座部6が、より広い面積でロールペーパー9外周面に添うよう当接し、その当接力を分散して摺動摩擦を軽減可能なものとしてある。
図13および図14に示すロールペーパー用裁断補助具1は、所謂ダブルトーションバネからなる弾発機構5および滑り座部6や、U字枠状ワイヤバネ製の挟着用ワイヤ枠31が、大幅な軽量化を可能としており、該挟着用ワイヤ枠31と、左右の矩形舌片状の挟着板30,30との組み合わせからなる取着機構3が、ペーパーカバー8先端80がわへの取り付け強度を各段に高めるものとなり、しかもワイヤ製の滑り座部6が、ロールペーパー9外周面との接触抵抗を大幅に減少して、ロールペーパー9の引き出し操作中に発生する摩擦抵抗を一層低減させる。
図15および図16に示すロールペーパー用裁断補助具1は、装着体2と滑り座部6とを連結する湾曲金属板部分の中央部に応力集中用の切り欠き孔50を穿設して、その左右がわの湾曲金属板部分が弾発機構5をなすものとし、部品点数と製造工数とを削減するものとなり、さらに、装着体2上面の左右幅略全域に亘って設けた粘着固定機構32は、同図15中の二点鎖線部分に示すように、被覆用剥離紙34を剥がして粘着剤層33の接着表面を露出させてから、図16中に示すように、ペーパーホルダー本体7のペーパーカバー8先端80がわ裏面の適切な位置に、簡便に確りと貼着、固定することが可能なものとしてある。
図17および図18に示すロールペーパー用裁断補助具1は、前記実施例1ないし5までに示した何れのものよりも小型、軽量のものであって、構造を簡潔なものとなっており、各段に製造が容易なものとなり、しかも同図17中に二点鎖線で示すように、被覆用剥離紙34を剥がして粘着剤層33の接着表面を露出した後、図18中に示すようペーパーホルダー本体7のペーパーカバー8先端80がわ裏面の適切な中央位置に、簡便且つ確実に貼着、固定できるものとなっている。
図19に示す押さえ舌片部4は、利用者がロールペーパー9を裁断する過程で、該押さえ舌片部4かペーパーホルダー本体7のペーパーカバー先端80がわかの少なくとも何れか一方を押し下げ操作して、同ペーパーカバー8先端縁80か、または同先端80に組み込んだ図示しないペーパー裁断用ブレード端縁かの何れか一方、および、該押さえ舌片部4が共にロールペーパー9上位手前がわ外周面に適度の圧力で当接したときに、該押さえ舌片部4の下面中央に突設された凸型部42が、その外周縁がわの何れの箇所よりもロールペーパー9がわに向けて最も突出状となって押し付けられるものとなり、ロールペーパー9裁断操作後に、押さえ舌片部4およびペーパーカバー8先端80がわを押し下げている操作力を解除し、弾発機構5(図19に図示せず)の弾発復帰力がペーパーカバー8先端80がわを自動的に浮揚保持すると、ロールペーパー9外周面に残留状となる直線状のロールペーパー切断紙端縁90の中途適所に一体形成された摘み用舌片部分91が、三次元形状である船底状に成型されたものとなっており、次回利用者が、該摘み用舌片部分91の上向きに反り上がった外周縁付近を簡単に掴むことが可能となる。
また、該凸型部42は、押さえ舌片部4の上面中央に凹設された指掛け用凹部41と表裏一体に形成してあり、部品点数や製造工数を増加せずに製造可能である。
以上のような作用を実現可能とする構成とした実施例1のロールペーパー用裁断補助具1は、前記この発明の効果の項で記載の特徴に加え、図1ないし図6中に示すように、その押さえ舌片部4、装着体2および取着機構3(挟着機構となる挟着板30,30)が1枚の金属板からなり、しかも装着体2を挟み左右がわに配した挟着板30,30が、ペーパーホルダー本体7のペーパーカバー8先端80がわへの安定な装着を実現可能とするものとなり、さらに、図1ないし図4中に示すように、コイル状圧縮バネ製の弾発機構5が、当該ペーパーカバー8の裏面に装着状とした装着体2と、当該ペーパー装填部70に保持させたロールペーパー9上位となる外周面との間に、30ないし50mm程度の離反間隔を確保可能として、図8中に示すように、裁断操作を終えたロールペーパー9切断紙端縁90に残留状に形成された摘み用舌片部分91を、次回トイレ利用者が確実に視認し、簡単に掴むことができるよう十分に露出した状態を維持できるという特徴を有するものとなる。
実施例2のロールペーパー用裁断補助具1は、図9に示すように、装着体2、弾発機構5および滑り座部6を1本のバネ用金属線から成型してあり、該ロールペーパー用裁断補助具1全体の軽量化を図ると共に、部品点数を減少して製造工数および製造コストの削減を果たすことができ、しかも高い剛性が求められる挟着板30と押さえ舌片部4とを1枚の金属プレート製とし、秀れた耐久強度を実現可能にするという効果が得られる。
実施例3のロールペーパー用裁断補助具1は、図11および図12に示すように、この装着体2が、ペーパーホルダー本体7のペーパーカバー8先端80がわ裏面の左右端間に亘って掛け渡し状に装着することが可能であり、しかもその左右端に手指で折り畳み可能な矩形舌片状の挟着板30,30を形成してあり、工具類を要さずに誰でも簡便に装着でき、しかも高い装着強度を得ることができるという実利が得られる上、ロールペーパー9外周面に添うよう湾曲形成した矩形橇板型の滑り座部6が、ロールペーパー9外周面との接触圧力を分散、軽減してロールペーパー9の引き出し操作がより一層軽快なものとなるという効果を奏するものとなる。
実施例4のロールペーパー用裁断補助具1は、図13および図14に示すように、弾発機構5と滑り座部6とを所謂ダブルトーションバネからなるものとし、部品点数の削減と軽量化とを実現化し、U字枠状に折曲したワイヤバネ製の挟着用ワイヤ枠31が、装着体2左右端の矩形舌片状の挟着板30,30と相俟って、ペーパーホルダー本体7のペーパーカバー8先端80がわへの、より一段と強い安定且つ強固な装着を実現可能にする効果を発揮できるものとなっている。
実施例5のロールペーパー用裁断補助具1は、図15および図16に示すように、装着体2と滑り座部6とを連結する湾曲金属板部分の中央部に応力集中用の切り欠き孔50を穿設し、その左右がわの湾曲金属板部分が板バネとなって弾発機構5を形成したものであり、したがって部品点数を大幅に削減することができ、しかも装着体2上面の左右幅略全域に亘って粘着固定機構32を設けて簡素な構造となり、それだけ低廉に製造可能なものとするという利点があり、さらに、ペーパーホルダー本体7のペーパーカバー8先端80がわ裏面の適切な箇所に、誰であっても簡単且つ確実に装着することができるという利点も得られるものになる。
実施例6のロールペーパー用裁断補助具1は、図17および図18に示すように、その全体を大幅に小型化、軽量化したものとし、究極的に簡素なものとなっており、材料の使用量を各段に削減し、製造コストを低減しいる上、使い勝手の点においても何等の支障が無く、経済性にも利便性にも秀れたものとなっている。
実施例7の押さえ舌片部4は、前記実施例1ないし6の何れのロールペーパー用裁断補助具1にも採用可能であって、図19に示すように、中央下面に形成した凸型部42が、裁断操作後のロールペーパー9切断紙端縁90に残留状に一体化するよう形成した摘み用舌片部分91を、当該裁断操作と同時に、深さ3ないし5mm前後の三次元形状である船底状に自動的に成型してしまうものとなり、この摘み用舌片部分91の上向き反り上がり状となった外周縁は、ロールペーパー9外周面から浮き上がり状となってその形状を維持したままとなり、次回利用者が掴むのに非常に都合がよく、ロールペーパー9紙端90を一段と円滑に引き出し操作できるという大きな特徴を備え、そして、当該凸型部42は、押さえ舌片部4の上面中央に凹設された指掛け用凹部41と表裏一体であって、一度のプレス成形によって該凸型部42と指掛け用凹部41との双方を成型してしまうことが可能であり、製造コストの削減とロールペーパー用裁断補助具1の低価格化にも役立つものになるという特徴を具備している。
叙述の如く、この発明のロールペーパー用裁断補助具は、その新規な構成によって所期の目的を遍く達成可能とするものであり、しかも製造も容易で、従前からのペーパーホルダーや、それに装着可能な裁断具技術などに比較して大幅に利用し易いものとなり、軽量且つ低廉化して遥かに経済的なものとすることができる上、各種施設の公衆トイレの部外者によるロールペーパー紙端の三角折りを防止する効果を大幅に高めるものとなることから、従前までの多くが、トイレ清掃済みの印として三角折りを実施するのを習慣としてきたが、清掃担当者以外の多くのトイレ利用者までもが、トイレ利用後のエチケットと勘違いしてか三角折りしてしまう者があって衛生的ではなくなり、トイレ清掃の管理が難しくなってきていた飲食店を始めとする各種外食業界および各種医療機関などは固より、その他公衆トイレを管理する各種商業施設や宿泊施設、公共施設などに留まらず、その簡便な使い勝手が受入れられることとなって一般家庭においてまでも高く評価され、広範に渡って利用、普及していくものになると予想される。
2 装着体
3 取着機構
30 同 挟着板(挟着機構)
31 同 挟着用ワイヤ枠(挟着機構)
32 同 粘着固定機構
33 同 粘着剤層
34 同 被覆用剥離紙
4 押さえ舌片部
40 同 外周縁
41 同 指掛け用凹部
42 同 凸型部
5 弾発機構
50 同 切り欠き孔
6 滑り座部
7 ペーパーホルダー本体
70 同 ペーパー装填部
8 ペーパーカバー
80 同 先端縁
9 ロールペーパー
90 同 切断紙端縁
91 同 摘み用舌片部分
Claims (5)
- ロールペーパーを水平軸心周りに回転自在且つ着脱自在に保持可能とするペーパー装填部と、該ペーパー装填部背面がわ適所で軸着され、同所を枢軸としてロールペーパー上に載置状となるよう先端がわを上下動自在に組み込んだペーパーカバーとからなるペーパーホルダー本体の、ペーパーカバー先端がわへ取り付け可能とする取着機構の用意された装着体を有し、該装着体先端がわには、その取着機構を介して当該ペーパーカバー先端がわに装着した場合に、同ペーパーカバーの先端縁または同先端に組み込んだペーパー裁断用ブレード端縁よりも前方に向けて舌片状に突出し、当該ペーパー装填部に保持させたロールペーパーの上位手前がわの外周面に当接状となる先端下がり状となるようにした上に、その外周縁を下向きエッジ状に成形し、中央上面に指掛け用凹部が付与されてなる押さえ舌片部を形成すると共に、当該ペーパーカバー下面に沿わせて配置した該装着体適所には、当該ペーパー装填部に保持させたロールペーパー上位となる外周面との間に所定の離反間隔を確保するようにした弾発機構を垂下状に設けた上、該弾発機構でロールペーパーに当接状となる箇所には、同ロールペーパー回動時の摩擦を低減可能とする滑り座部を形成してなるものとしたことを特徴とするロールペーパー用裁断補助具。
- 取着機構は、ペーパーカバーの先端がわに挟着可能な挟着機構か、同ペーパーカバーの表裏面の何れか一方に接着固定可能な粘着剤層と、その粘着剤層の接着表面に剥離容易に装着した被覆用剥離紙とからなる粘着固定機構か、または、当該挟着機構と該粘着固定機構とを組み合わせてなるものかの何れか1つに設定されてなるものとした、請求項1記載のロールペーパー用裁断補助具。
- 押さえ舌片部は、ロールペーパー外周面接合がわとなる下面中央に、その外周縁がわの何れの箇所よりもロールペーパーがわに向けて最も突出した凸型部を形成し、該押さえ舌片部外周縁がロールペーパーの裁断紙端中途適所に残留状に裁断、形成可能とする摘み用舌片部分を同裁断中に、ロールペーパー外周面から少なくとも一部が浮き上がる三次元形状に成型可能とするよう設定されてなるものとした、請求項1または2何れか一項記載のロールペーパー用裁断補助具。
- 弾発機構は、コイル状か、ワイヤー状か、または、板状かの何れか1つのバネからなるものとした、請求項1ないし3何れか一項記載のロールペーパー用裁断補助具。
- 滑り座部は、ロールペーパーの外周面に沿って僅かに湾曲状とした盆型か、橇板型か、ワイヤ型かの何れか1つからなるものとした、請求項1ないし4何れか一項記載のロールペーパー用裁断補助具。
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