JP4618652B2 - ロールペーパー用裁断補助具 - Google Patents

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Description

この発明は、ロールペーパーの裁断に関するものであり、ロールペーパー用ホルダーに装着して利用する裁断用の補助具を製造する分野は勿論のこと、その輸送、保管、組み立ておよび設置に必要となる設備、器具類を提供、販売する分野から、それら資材や機械装置、部品類に必要となる素材、例えば、木材、石材、各種繊維類、プラスチック、各種金属材料等を提供する分野、それらに組み込まれる電子部品やそれらを集積した制御関連機器の分野、各種計測器の分野、当該設備、器具を動かす動力機械の分野、そのエネルギーとなる電力やエネルギー源である電気、オイルの分野といった一般的に産業機械と総称されている分野、更には、それら設備、器具類を試験、研究したり、それらの展示、販売、輸出入に係わる分野、将又、それらの使用の結果やそれを造るための設備、器具類の運転に伴って発生するゴミ屑の回収、運搬等に係わる分野、それらゴミ屑を効率的に再利用するリサイクル分野などの外、現時点で想定できない新たな分野までと、関連しない技術分野はない程である。
(着目点)
図20の従来型のペーパーホルダーに装着したロールペーパーの斜視図に示すように、ペーパーホルダー7に回転自在に保持させたロールペーパー9は、その紙端が見つからない場合に、何度も回転させて紙端を探さなければならず、忙しいとになどには特に煩わしいものであるが、図21の三角折りされたロールペーパーの斜視図に示すように、紙端90が三角に折り畳まれていると、その三角折りの先端を摘んで簡単に引き出すことができるようになり、非常に便利であるという一面をもっているが、こうした三角折りはホテルや飲食店などで、トイレを清掃した清掃員が、それ以外のスタッフに清掃済みであることを知らせる印としてロールペーパーの端を三角に折り畳んで置くという工夫から始められたと云われており、これをエチケットと勘違いした人々が、次に利用する人の為に善意で行うようになっていったという説がある。
この説に基づき思料すれば、ホテルや飲食店、病院など特に衛生管理に厳しい施設で、使用済みのトイレのロールペーパーを客や患者などの部外者が勝手に三角折りしてしまう行為は、排泄直後の不衛生なままの手で次の人が使用するであろうロールペーパー9の紙端90に触れることになる上、トイレを管理するスタッフが、使用済みのトイレを清掃済みと勘違いしてしまい、誰も知らぬ間に清掃の回数が減り、次の利用者が汚れたままのトイレを利用してしまう機会を増やし、疫学的にも公衆に不利益をもたらす虞があるという、隠された問題を秘めているといえる。
(従来の技術)
そうした事情を打開しようとして、例えば、後記する特許文献1(1)や同特許文献1(2)などに掲載されている発明のように、ロールペーパーホルダーのペーパーカバーの先端縁中央より、保持させたロールペーパー外周面から手前がわに離れるよう、凸状の歯(刃)を突出するよう一体化形成してなり、ロールペーパーを展開状に引き出してから、ペーパーカバーをロールペーパー外周面に抑え付けながら、ロールペーパーの紙端がわを斜め上方手前がわに引き上げ操作して裁断すると、ペーパーカバーの先端縁で裁断された直線状裁断端縁の中央に、三角状や舌片状の摘み部分が残留、形成されるようにしたものや、同特許文献1(3)のように、ロールペーパーホルダーのペーパーカバー対して、その先端縁がわより、押え挟持片部を伴って着脱自在に挟着可能とした切断用押片具からなり、前記特許文献1(1)や同特許文献1(2)などに開示されたロールペーパーホルダーと略同等の作用、効果が得られるようにしたものがある。
または、同特許文献1(4)に示されたロールペーパーホルダーのように、ペーパーカバーの下面に取り付けた弾性質部が、同ロールペーパーホルダーに保持させたロールペーパー上位外周面に摺動自在に接地して、ペーパーカバーを該ロールペーパーの上方に弾発性を持って浮揚すると共に、ペーパーカバー下面の適所に直接か、または、他の部品を介して間接的に吊下した送り出し部を該ロールペーパーの上位外周背面がわに添って接触するよう垂れ下げたものとし、ロールペーパーを展開状に引き出してから、当該弾性質部の弾発力に抗してペーパーカバーをロールペーパー外周面に抑え付けながら、ロールペーパーの紙端がわを斜め上方手前がわに引き上げ操作して裁断した後、ペーパーカバーから手を放すと、当該弾性質部がその弾発、復帰力によってペーパーカバーが自動的に浮揚されることとなり、しかもペーパーカバーの浮揚移動に牽引された送り出し部が、その摩擦力によってロールペーパーを展開方向に僅かに回転移動させるものとなって、裁断後のロールペーパー残留がわ紙端が、同ロールペーパー手前がわ外周面より垂れ下がり状となって、次回トイレ利用者のロールペーパーの展開、引き出し作業を容易にしたものなどが散見される。
しかし、前者の特許文献1(1)および同特許文献1(2)などに示されているロールペーパーホルダーのように、ペーパーカバーの先端縁に凸状の歯(刃)を突出状に一体化形成してなるものは、例えば、既に従来型のロールペーパーホルダーが設置されている場合などには、既存のロールペーパーホルダーを取り外し、新たに購入したロールペーパーホルダーを設置し直す必要があり、あまり経済的でない上に、撤去および取り付け作業や、旧型のロールペーパーホルダーを適正に処分しなければならないなど、利用するまでに様々な手間と労力とを要するものとなっていしまうという欠点がある。
また、特許文献1(3)に示されているように、ロールペーパーホルダーのペーパーカバー先端縁がわより、押え挟持片部を伴って着脱自在に挟着可能とした切断用押片具などは、使用中のロールペーパーホルダーに簡便に装着して利用することが可能であり、旧型のロールペーパーホルダーを買い換える必要が無く、そのまま切断用押片具を追加して利用できるものとなっており、前者の特許文献1(1)および同特許文献1(2)などに示されているようなロールペーパーホルダーの課題を解決するのに有効なものとなっているが、該特許文献1(3)のような押え挟持片部や、前者の特許文献1(1)および同特許文献1(2)に示したようなロールペーパーホルダーは何れの場合も、ロールペーパーを展開状に引き出して裁断した後、次回利用者が、ロールペーパーがわに残留した三角状や舌片状の摘み部分を摘み、引き出そうとする場合に、一般的なロールペーパーホルダーと同様にペーパーカバー、および、押え挟持片部が装着されたものの場合には、押え挟持片部を含めて、上方に開放してから引き出す必要があり、従来型の面倒な操作性が改善されていないという欠点があった。
そして、後者の同特許文献1(4)に示されたロールペーパーホルダーのように、ペーパーカバー下面に弾性質部を取り付け、同ペーパーカバーがホルダーに保持されたロールペーパー上に浮揚するよう設定されたものは、該弾性質部の弾発力が、ペーパーカバー先端がわを浮揚させて同ペーパーカバー下に隠れているロールペーパーの残留がわ紙端を露出状とすると共に、ロールペーパーの上位外周背面がわに添って接触するよう垂れ下げた送り出し部を引き上げ、ロールペーパーの紙端が自動的に送出されるようにして、ペーパーカバー先端より下方に垂下されるように動作可能としたものであり、次回利用者が、ロールペーパーの紙端を引き出そうとするときに、ペーパーカバーを持ち上げる操作が不要になるという利点が得られるものとなっているが、当該ペーパーカバー先端縁にロールペーパー裁断用の切り刃を形成可能なものとはなっておらず、従って裁断されたロールペーパーの残留がわ直線状裁断端縁の中央に、三角状や舌片状の摘み部分を形成することは全くできないものであった。
(1)特開2006−122604 (2)特開平7−299013 (3)特開平10−290766 (4)特開2005−144112
(問題意識)
上述したとおり、従前までに提案のある前者の特許文献1(1)および同特許文献1(2)に代表されるような各種ペーパーホルダーは、何れも既存の旧型ペーパーホルダーを撤去した上で、新しいものに設置し直す必要があり、撤去後の旧型ペーパーホルダーの処分や有効利用などに課題を残し、自然環境保護や経済性の観点からも改善の余地を残すものであり、また、特許文献1(3)のような切断用押片具は、前者特許文献1(1)および同特許文献1(2)に示されたような撤去後のペーパーホルダー処分の問題を解決できるものとなっているが、ロールペーパー紙端縁に裁断形成された三角状や舌片状の摘み部分が、ペーパーカバー下に隠れてしまい、次回利用者はペーパーカバーの先端がわを持ち上げなければ、ロールペーパー残留がわに形成された摘み部分を掴むことができないという操作上の欠点があり、さらに、後者の同特許文献1(4)に示されたロールペーパーホルダーは、ペーパーカバー先端がわが自動的に浮揚状態に支持されるものとなっているが、ロールペーパーの残留がわ紙端縁に三角状や舌片状の摘み部分が形成されるものとはなっておらず、トイレ利用者による三角折りを防止できるものとはなっておらず、ペーパーカバーの持ち上げ操作を不要とすると共に、裁断操作と同時にロールペーパー残留がわ端縁の適所に摘み用舌片部分を形成し、次回利用者が衛生的且つ簡便に利用可能であって、しかもトイレ管理者以外の部外者による三角折りを防止できるようにする技術については未だ存在しないという状況にある。
(発明の目的)
そこで、この発明は、既存のロールペーパーホルダーに装着可能であり、ロールペーパーの裁断操作を簡便にして、しかも裁断後のロールペーパー端部に、次回の利用者が、簡単に摘むことができる舌片状部分が衛生的且つ瞬時に形成できるようになり、トイレ管理者以外の部外者による三角折りを確実に防止できるようにする新たなペーパーホルダー技術の開発はできないものかとの判断から、逸速くその開発、研究に着手し、長期に渡る試行錯誤と幾多の試作、実験とを繰り返してきた結果、今回、遂に新規な構造から構成されるロールペーパー用裁断補助具を実現化することに成功したものであり、以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構成を詳述することとする。
(発明の構成)
図面に示すこの発明を代表する実施例からも明確に理解されるように、この発明のロールペーパー用裁断補助具は、基本的に次のような構成から成り立っている。
即ち、ロールペーパーを水平軸心周りに回転自在且つ着脱自在に保持可能とするペーパー装填部と、該ペーパー装填部背面がわ適所で軸着され、同所を枢軸としてロールペーパー上に載置状となるよう先端がわを上下動自在に組み込んだペーパーカバーとからなるペーパーホルダー本体の、ペーパーカバー先端がわへ取り付け可能とする取着機構の用意された装着体を有し、該装着体先端がわには、その取着機構を介して当該ペーパーカバー先端がわに装着した場合に、同ペーパーカバーの先端縁または同先端に組み込んだペーパー裁断用ブレード端縁よりも前方に向けて舌片状に突出し、当該ペーパー装填部に保持させたロールペーパーの上位手前がわの外周面に当接状となる先端下がり状となるようにした上に、その外周縁を下向きエッジ状に成形し、中央上面に指掛け用凹部が付与されてなる押さえ舌片部を形成すると共に、当該ペーパーカバー下面に沿わせて配置した該装着体適所には、当該ペーパー装填部に保持させたロールペーパー上位となる外周面との間に所定の離反間隔を確保するようにした弾発機構を垂下状に設けた上、該弾発機構でロールペーパーに当接状となる箇所には、同ロールペーパー回動時の摩擦を低減可能とする滑り座部を形成してなるものとした構成を要旨とするロールペーパー用裁断補助具である。
以上のとおりの構成からなるこの発明のロールペーパー用裁断補助具によれば、従前までのものと違い、ペーパーホルダー本体のペーパーカバー先端がわへ取り付け可能な取着機構の用意された装着体を有し、該装着体先端がわに、当該ペーパーカバーの先端縁付近より前方に突出し、ペーパーホルダー本体のペーパー装填部に保持したロールペーパー上位手前がわ外周面に当接状となる押さえ舌片部を形成すると共に、当該ペーパーカバー下面に配した該装着体には、該ロールペーパー上位外周面との間に所定離反間隔を確保するよう弾発機構を垂下した上、該弾発機構のロールペーパー当接箇所に摩擦を低減可能な滑り座部を形成してなり、使用中の既存のペーパーホルダーを撤去、交換することなく、当該取着機構を介して旧型のままのペーパーホルダー本体のペーパーカバー先端がわに、工具類などを必要とせずに誰でも簡便に装着することが可能となり、旧型のペーパーホルダーを廃棄処分などすることなく、そのまま有効に利用して自然環境の保護や経費の削減、および、脱着作業の簡素化を図るものとすることができ、しかも該ロールペーパー用裁断補助具を装着したペーパーホルダー本体は、それを使用して裁断されたロールペーパー切断紙端縁の中途適所に、押さえ舌片部輪郭形状に裁断された摘み用舌片部分が一体的に残留するものとなり、商業施設や医療機関などのトイレの部外者による三角折りを確実に防止するものとなる上、弾発機構が該ペーパーカバーの先端縁または同先端に組み込んだペーパー裁断用ブレード端縁および押さえ舌片部を浮揚保持して、トイレ利用者は、ロールペーパーを引き出すときにペーパーカバー先端がわを持ち上げる必要がなく、ロールペーパー引き出し操作の煩わしさを大幅に軽減することができるという秀れた特徴が得られるものである。
加えて、取着機構が、ペーパーカバーの先端がわに挟着可能な挟着機構か、同ペーパーカバーの表裏面の何れか一方に接着固定可能な粘着剤層と、その粘着剤層の接着表面に剥離容易に装着した被覆用剥離紙とからなる粘着固定機構か、または、当該挟着機構と該粘着固定機構とを組み合わせてなるものかの何れか1つに設定されてなるものは、ペーパーカバーに対して当該ロールペーパー用裁断補助具を取り付ける際に工具類を一切必要とせず、年齢や性別を問わず誰でも簡単且つ速やかに旧型のペーパーホルダーに組み込むことができ、挟着機構を有するものは、脱着が容易でペーパーホルダーを交換する場合にも、古いペーパーホルダーから取り外して新しいペーパーホルダーに再び簡便に装着することができ、粘着固定機構を有するものは、被覆用剥離紙を剥がし取って露出した粘着剤層の接着表面を接合し、ペーパーカバーの表裏面の何れか一方に簡単に貼着、固定することができ、挟着機構と該粘着固定機構とを組み合わせてなるものは、利用者が何れか一方を選択して利用することが可能となる外、双方を利用して各段に強い定着力を得るように装着することができるという特徴が得られる。
押さえ舌片部が、その外周縁を下向きエッジ状に形成し、中央上面に指掛け用凹部が形成されてなるものは、裁断操作中に該押さえ舌片部の外周縁が、他の部分よりもロールペーパー外周面に強く押し付けられるものとなり、同押さえ舌片部輪郭形状に、より忠実な裁断が可能となり、しかも中央上面に形成した指掛け用凹部に指を掛けるようにして押圧操作すると、手指の滑りを抑制して一段と確実に裁断することができ、欠けや破れの無い摘み部分を一層確実に形成できるようになるという効果を発揮するものとなる。
また、押さえ舌片部は、ロールペーパー外周面接合がわとなる下面中央に、その外周縁がわの何れの箇所よりもロールペーパーがわに向けて最も突出した凸型部を形成してなるものとすると、該押さえ舌片部外周縁がロールペーパーの裁断紙端中途適所に残留状に裁断、形成可能とする摘み用舌片部分を同裁断中に、ロールペーパー外周面から少なくとも一部が浮き上がる三次元形状に成型可能とするものとなり、次回利用者は、該摘み用舌片部分の三次元形状に成型されてロールペーパー外周面から離れるよう浮き上がり、その形状を維持したままとなっている部分を利用して容易に掴むことが可能となり、その利便性をより一層高めたものとなる。
そして、弾発機構が、コイル状か、ワイヤー状か、または、板状かの何れか1つのバネからなるものは、弾発力の発生源としてスポンジ製ブロックやゴム部品などを使用したものに比較して大幅に軽量化し、高い圧縮比と軽くて確実な操作性とを得て耐久寿命を高め、経済性にも秀れたものとすることができる。
さらにまた、滑り座部が、ロールペーパーの外周面に沿って僅かに湾曲状とした盆型か、橇板型か、ワイヤ型かの何れか1つからなるものは、それ以外の平板型や直線棒型などの形状とした場合に比較して、ロールペーパー外周面との摩擦抵抗を大幅に低減し、ロールペーパーの引き出し操作をより円滑化してロールペーパーの回転を一段と軽快なものとし、当該ロールペーパー用裁断補助具の動作不良の発生を一段と確実に防止可能なものとすることができる。
また、この発明のロールペーパー用裁断補助具を利用したロールペーパー裁断方法によれば、工具類を一切用いずに既存のペーパーカバーの先端がわ適所に取着機構を介して誰でも簡便に装着して、装着直後から利用を開始することができ、しかも、その弾発機構が押さえ舌片部およびペーパーカバーの先端がわ諸共、ペーパー装填部に保持させたロールペーパーの上位外周面上に所定の離反間隔を確保するよう浮揚保持するものとなって、該ペーパーカバーの先端がわの持ち上げ操作をせずとも、そのままロールペーパーの紙端を掴み、必要量を引き出すことができ、押さえ舌片部かペーパーカバーの先端がわかの少なくとも何れか一方を押し下げ操作して、該ペーパーカバーの先端縁か、または同先端に組み込んだペーパー裁断用ブレード端縁かの何れか一方と、押さえ舌片部とが共にロールペーパー上位手前がわ外周面に適度の圧力で当接した状態を維持したまま、該ロールペーパーの紙端がわを斜め上方手前がわに向けて引き上げる如く操作して裁断すると、当該該ペーパーカバーの先端縁か、または同先端に組み込んだペーパー裁断用ブレード端縁かの何れか一方が裁断済みの直線状のロールペーパー切断紙端縁の中途適所に、押さえ舌片部輪郭形状に裁断された摘み用舌片部分が一体的に残留するように裁断することができ、しかも、ロールペーパーの裁断を終えて押さえ舌片部およびペーパーカバーの先端がわを押し下げている操作力を解除すると、弾発機構が自動的に該ペーパーカバーの先端縁または同先端に組み込んだペーパー裁断用ブレード端縁および押さえ舌片部を浮揚させて、その浮揚状態を継続的に保持するものとなって、次回以降のトイレ利用者が、ロールペーパー切断紙端縁を探すまでもなく簡単に、浮揚状態にあるペーパーカバーの先端縁下に露出している当該摘み用舌片部分を発見して掴み、円滑に引き出し操作することができ、エチケットとしての三角折りの必要性を完全に無くし、各種商業施設、宿泊施設および医療機関などのトイレを利用する部外者による三角折りを確実に防止することができるという大きな効果を奏することになる。
上記したとおりの構成からなるこの発明の実施に際し、その最良もしくは望ましい形態について説明を加えることにする。
装着体は、取着機構、押さえ舌片部および弾発機構を互いに一体化して当該ロールペーパー用裁断補助具の本体部分を形成可能とする機能を果たすものであって、それら取着機構、押さえ舌片部および弾発機構を互いに十分な強度で一体化すると共に、ペーパーホルダー本体のペーパーカバー下面がわに配置される部分は、弾発機構の弾発力で浮揚されたペーパーカバーの下面と、ペーパーホルダー本体のペーパー装填部に保持させたロールペーパー上位となる外周面との間に弾発機構および滑り座部を介在可能とすると共に、ロールペーパー切断紙端が露出するよう、所定の離反間隔を確保可能とする寸法、形状に設定されたものとしなければならず、軽量化や耐久強度を考慮すると、取着機構や押さえ舌片部を一体形成した金属成形部品または合成樹脂成形部品からなるものとするのが望ましく、押さえ舌片部が一体化された以外の前端縁が、ペーパーカバー先端縁よりも前方に突出したペーパー裁断用ブレード端縁に形成されたものとすることができる。
取着機構は、日々繰り返されるロールペーパーの裁断操作に長期に亘って耐え得る強度を以て、当該ロールペーパー用裁断補助具をペーパーホルダー本体のペーパーカバー先端がわへ、簡便な取り付け操作にて取り付け可能とするものであり、単独または装着体を相俟ってペーパーカバー先端がわに挟着可能なクリップ型やバネ挟み型、またはペーパーカバー左右縁間に掛け渡すバンド型やクランプ型などの挟着機構とすることができ、または、ペーパーカバーの表裏面の何れか一方に接着固定可能な粘着剤、フィルム状粘着剤または粘着剤両面塗布済み樹脂フィルムなどからなる粘着剤層と、その粘着剤層の接着表面に剥離容易に装着した、紙または樹脂フィルムの表面に剥離加工を施してなる被覆用剥離紙とからなる粘着固定機構か、または、それら挟着機構と該粘着固定機構とを組み合わせてなるものかの何れか1つに設定してなるものとすることができる。
押さえ舌片部は、ロールペーパー裁断操作に伴い、裁断済み直線状ロールペーパー切断紙端縁の中途適所に摘み用舌片部分を残留状に一体形成可能とするよう、ペーパーホルダー本体のペーパーカバーの先端縁または同先端に組み込んだペーパー裁断用ブレード端縁の中途適所に、摘み用舌片部分裁断用の舌片状切り刃部分を形成可能とする機能を果たし、利用者が掴み易い摘み用舌片部分に相当する形状、寸法に設定しなければならず、該装着体先端がわに一体化し、同装着体の取着機構を介して当該ペーパーカバー先端がわに装着した場合に、同ペーパーカバーの先端縁または同先端に組み込んだペーパー裁断用ブレード端縁よりも前方に向けて舌片状に突出し、当該ペーパー装填部に保持させたロールペーパーの上位手前がわの外周面に当接状となる先端下がり状となるように設定されたものとしなければならず、その外周縁を下向きエッジ状に成形し、中央上面に指掛け用凹部が形成されてなるものとするのが望ましく、必要に応じて、装着体と別体であって大きさや形状の異なる複数種類の部品として準備し、利用者の好みに応じて脱着、交換して利用可能とするよう組み合わせたものとすることができる外、ロールペーパー外周面接合がわとなる下面中央に、その外周縁がわの何れの箇所よりもロールペーパーがわに向けて最も突出した凸型部を形成し、該押さえ舌片部外周縁がロールペーパーの裁断紙端中途適所に残留状に裁断、形成可能とする摘み用舌片部分を同裁断中に、ロールペーパー外周面から少なくとも一部が浮き上がる三次元形状に成型可能とするよう設定されてなるものとすることが可能である。
該押さえ舌片部の凸型部は、摘み用舌片部分をロールペーパー外周面から少なくとも一部が浮き上がる三次元形状に成型可能とするものとし、同押さえ舌片部の外周縁がわの何れの箇所よりもロールペーパーがわに向けて最も突出したものとしなければならず、円柱状、楕円柱状、多角形柱状、円柱状、多角錐状、球状または縦断面波型状や鋸状など様々な形状に設定することが可能であり、凸型の別部品を押さえ舌片部の下面対応箇所に装着したものや、後述する実施例に示すように、該押さえ舌片部の凸型部を形成したのとは反対がわとなる上面がわに形成した指掛け用凹部と表裏一体となるよう形成したものとすることができる。
弾発機構は、ペーパーホルダー本体のロールペーパーの上位となる外周面上に、ペーパーカバーとその先端がわに装着した装着体とを、所定の離反間隔を確保するよう浮揚保持可能とすると共に、その弾発力に抗して押さえ舌片部かペーパーカバーの先端がわかの少なくとも何れか一方を簡単に押し下げ操作可能とし、しかも該ペーパーカバーの先端縁か、または同先端に組み込んだペーパー裁断用ブレード端縁かの何れか一方と、押さえ舌片部とが共にロールペーパー上位手前がわ外周面に、裁断操作可能となる適度の圧力で当接可能とする機能を果たし、該ペーパーカバーの先端下に、押さえ舌片部輪郭形状に裁断されたロールペーパー切断紙端縁の摘み用舌片部分が露出するようペーパーカバー先端を浮揚、保持する前記所定の離反間隔の高さ位置から、同ペーパーカバーの先端縁か、または同先端に組み込んだペーパー裁断用ブレード端縁かの何れか一方と、押さえ舌片部とが共にロールペーパー手前がわ外周面に接合する位置まで、弱い力でも簡単に圧縮操作可能であり、しかも、その圧縮力を解除すると直ちにペーパーカバー先端を前記所定の離反間隔の浮揚、保持高さ位置まで自動的に上昇、復帰させるものとしなければならず、例えば後述する実施例に示すようにコイル状か、ワイヤー状か、または、板状かの何れ1つに設定することができる。
滑り座部は、弾発機構のペーパー装填部に保持されたロールペーパー上位外周面に当接状となる箇所の、同ロールペーパー外周面当接箇所との接触摩擦力を軽減可能とする機能を果たし、回転するロールペーパー外周面との摩擦を軽減可能な形状、寸法に設定されたものとしなければならず、後述する実施例に示すように、金属製、合成樹脂製、木製、磁器製などの何れかからなる接触面の平滑な盆型か、橇板型か、ワイヤ型の何れか1つとすべきであるが、それらの組み合わせからなるものとすることが可能であり、弾発機構に一体化したものや、別体部品として形成し、着脱自在または着脱不能の何れか一方とするよう装着してなるものとすることが可能である。
以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構造について詳述することとする。
図1のロールペーパー用裁断補助具の斜視図、図2に示すペーパーホルダーへ装着するロールペーパー用裁断補助具の斜視図、図3の装着状態にあるロールペーパー用裁断補助具の斜視図、図4の装着状態にあるロールペーパー用裁断補助具の側面図、図5の装着状態にあるロールペーパー用裁断補助具の正面図、図6の装着状態にあるロールペーパー用裁断補助具の平面図、図7の裁断操作中のロールペーパー用裁断補助具の斜視図、および、図8に示す待機状態のロールペーパー用裁断補助具の斜視図に示す事例は、ペーパーホルダー本体7のペーパーカバー8先端がわへ取り付け可能な取着機構3の用意された装着体2を有し、該装着体2先端がわに、当該ペーパーカバー8の先端縁80付近より前方に突出し、ペーパーホルダー本体7のペーパー装填部70に保持したロールペーパー9上位手前がわ外周面に当接状となる押さえ舌片部4を形成すると共に、当該ペーパーカバー8下面に配した該装着体2には、該ロールペーパー9上位外周面との間に所定離反間隔を確保するよう弾発機構5を垂下した上、該弾発機構5のロールペーパー9当接箇所には、摩擦を低減可能な滑り座部6を形成してなるものとした、この発明のロールペーパー用裁断補助具における代表的な一実施例を示すものである。
それら図1ないし図8からも明確に把握できるとおり、この発明のロールペーパー用裁断補助具1は、その装着体2、取着機構3(挟着機構となる挟着板30,30)および押さえ舌片部4が、ステンレス鋼や鍍金処理されたバネ鋼、バネ用アルミ合金などのバネ用金属板をプレス成形して一体化形成したものからなり、該装着体2がペーパーホルダー本体7ペーパーカバー8先端80がわから、同ペーパーカバー8の裏面に添って装着可能とするよう上向きに緩やかに湾曲したものとし、該装着体2の左右夫々には、ペーパーカバー8先端80がわより、同ペーパーカバー8の表面に添って装着可能であって、該装着体2との間にペーパーカバー8先端80がわを挟着可能とするよう上向きに緩やかに湾曲した左右一対の挟着板30,30の各前端を一体化してなり、さらに、該装着体2のペーパーカバー8先端80がわに装着した場合に、同ペーパーカバー8の先端縁80または同先端に組み込んだペーパー裁断用ブレード端縁(図示せず)よりも前方に向けて舌片状に突出し、図7中に示すように、当該ペーパー装填部70に保持させたロールペーパー9の上位手前がわの外周面に当接状となる先端下がり状となるように成形した押さえ舌片部4の基端を一体化形成したものである。
この押さえ舌片部4は、図1に示すように、左右幅が30ないし40mm、前後長が25ないし35mmに設定された舌片状であって、その中央上面に直径10mm前後の指掛け用凹部41が、装着体2および挟着板30,30の成型と同時にプレス加工されたものとしてあり、図示していないが、さらに、同押さえ舌片部4の外周縁40を下向きエッジ状に成形したものとすることが可能である。
また、図1ないし図4などに示すよう該装着体2の、当該ペーパーカバー8先端がわに装着した場合に、同ペーパーカバー8裏面への接合がわとなる上面とは反対がわであって、ペーパー装填部70に保持させたロールペーパー9の上位外周面に対峙状となる下面には、コイル状圧縮バネ製の弾発機構5の一端を他端垂下姿勢とするよう、カシメ、熔接、蝋付け、ネジ止め、接着などの何れか、十分な強度で結合可能とするよう連結、一体化すると共に、該弾発機構5の下向き姿勢の他端には、薄いステンレス鋼板製、アルミニウム板製、防錆処理した鋼板製であって、当該ペーパー装填部70に保持させたロールペーパー9の外周面に沿って僅かに湾曲状の盆型に成型した滑り座部6の上面が、カシメ、熔接、蝋付け、ネジ止め、接着などの何れか、または適宜併用することに依って一体化するよう連結したものである。
この弾発機構5は、図3および図4中に示すように、当該ペーパーカバー8の裏面に装着状とした装着体2と、当該ペーパー装填部70に保持させたロールペーパー9上位となる外周面との間に、30ないし50mm程度の離反間隔を確保可能であって、しかも押さえ舌片部4かペーパーカバー8の先端80がわかの少なくとも何れか一方を軽い力で押し下げ操作すると、図7中に示すように、該ペーパーカバー8の先端縁80か、または同先端に組み込んだ図示しないペーパー裁断用ブレード端縁かの何れか一方と、押さえ舌片部4とが共に、同ペーパー装填部70に保持させたロールペーパー9上位手前がわ外周面に適度の圧力で当接可能となる状態まで圧縮可能な寸法、形状、および弾発力となるように設定してある。
図9のワイヤー状弾発機構および滑り座部を設けたロールペーパー用裁断補助具の斜視図、ならびに、図10のペーパーホルダーに装着したロールペーパー用裁断補助具の斜視図に示すように、実施例2のロールペーパー用裁断補助具1は、その装着体2、弾発機構5および滑り座部6が、1本のバネ用金属線から成型されたものとしてあり、ロールペーパー9外周面に添うような湾曲加工を施した矩形U字線状の滑り座部6を形成し、その両端がわ夫々を上方に向けて湾曲V字線状に折曲して弾発機構5を形成し、さらに該弾発機構5の上方両端がわ部分が装着体2となり、該装着体2を形成する上方前端がわを横転J字線状に折曲した端部間に取着機構3をなす金属製プレート製挟着板30を一体化してあり、該装着体2の前端がわを結合してある挟着板30の前端には、同金属製プレート製の挟着板30のプレス加工のときに同時成形されてなる押さえ舌片部4が一体化形成されたものとしている。
図11のコイル状圧縮バネ製の弾発機構を有するロールペーパー用裁断補助具の斜視図、および、図12のペーパーホルダーに装着したロールペーパー用裁断補助具の斜視図に示すように、実施例3のロールペーパー用裁断補助具1は、装着体2、取着機構3となる挟着板(挟着機構)30,30および滑り座部6が、バネ用合金板をプレス成形してなる一体型部品とし、該装着体2は、ペーパーホルダー本体7のペーパーカバー8の左右端間に相当する左右寸法に設定し、その左右端からは夫々手指で折り曲げ可能な矩形舌片状の挟着板30,30が立設してあり、前端中央には押さえ舌片部4を一体化し、同装着体2後端から後方に垂れ下がる概略横転U字型に折曲してロールペーパー9外周面に添うような湾曲状矩形橇板型の滑り座部6を形成し、該装着体2下面と、これに所定の離反間隔を確保するよう対峙した滑り座部6上面との間に、圧縮コイルバネからなる弾発機構5上下端を夫々熔接、蝋付け、接着、またはその他適宜手段の何れかか、またはそれらの中の何れかを併用して連結、一体化したものとなっている。
実施例4のロールペーパー用裁断補助具1は、図13のワイヤ型滑り座部を有するロールペーパー用裁断補助具の斜視図、および、図14のペーパーホルダーに装着したロールペーパー用裁断補助具の斜視図に示すように、前記実施例3の図11および図12に示した弾発機構5と滑り座部6とを2個の捩りコイルバネ同士を並列状に結合してなる、所謂ダブルトーションバネからなるものに置き換えたものとする一方、取着機構3の一部をなすU字枠状に折曲したワイヤバネ製の挟着用ワイヤ枠(挟着機構)31を、その両端がわが前方に向く姿勢で装着体2上に配すると共に、同挟着用ワイヤ枠31両端がわを夫々下向きに折曲した上、板金製装着体2の前端縁であって押さえ舌片部4の基端となる左右隅縁に巻き掛けた状態に一体化結合したものとし、該取着機構3の他の一部をなす該装着体2左右端の矩形舌片状に突設した挟着板30,30を、ペーパーホルダー本体7のペーパーカバー8先端80がわの左右端に巻き掛けると共に、該装着体2上面と当該挟着用ワイヤ枠31との間にペーパーホルダー本体7のペーパーカバー8先端80がわを挟み込むようにして装着可能なものとしてある。
図15の粘着固定機構を設けたロールペーパー用裁断補助具の斜視図、および、図16のペーパーホルダーに装着したロールペーパー用裁断補助具の斜視図に示すように、実施例5のロールペーパー用裁断補助具1は、前記実施例3の図11中に示したものから圧縮コイルバネからなる弾発機構5を取り除き、装着体2と滑り座部6とを連結する湾曲金属板部分の中央部に応力集中用の切り欠き孔50を穿設して、該切り欠き孔50左右がわの湾曲金属板部分、それ自体が柔軟な板バネをなして弾発機構5となるようにし、さらに、折り曲げ可能な矩形舌片状の挟着板30,30を廃止して、それに変わる粘着剤層33と、その接着表面に剥離容易に装着した被覆用剥離紙34とからなる粘着固定機構32を、取着機構3とするよう装着体2上面の左右幅略全域に亘って設けたものとしている。
実施例6のロールペーパー用裁断補助具1は、図17の橇板型滑り座部設けたロールペーパー用裁断補助具の斜視図、および、図18のペーパーホルダーに装着したロールペーパー用裁断補助具の斜視図に示すように、装着体2、押さえ舌片部4、弾発機構5および滑り座部6がバネ用合金板からプレス成形されたものとし、左右に長い楕円板状に形成された該装着体2部分の前端中央より、幅15mm前後のU字形舌片状の押さえ舌片部4部分を僅かに前下がり傾斜状に一体化してあり、同装着体2部分の後端中央より、幅15mm前後の横転V字状に折曲された細幅板状であって、該V字状の中、装着体2部分に一体化した1辺が湾曲板状の弾発機構5を形成し、水平直線板状の他の1辺が滑り座部6を形成したものとなり、装着体2上面の略全域に粘着剤層33と、その接着表面に剥離容易に装着した被覆用剥離紙34とからなる粘着固定機構32を取着機構3とするよう設けてなる事例である。
実施例7の押さえ舌片部4は、前記実施例1ないし6の何れのロールペーパー用裁断補助具1にも形成可能であって、実施例6のように押さえ舌片部4の寸法が小さな場合であっても、その寸法に合わせるなどして適宜形成可能なものであり、図19の凸型部を形成した押さえ舌片部の斜視図に示すように、同押さえ舌片部4のロールペーパー9外周面に接合するがわとなる下面の中央に、その外周縁40がわの何れの箇所よりもロールペーパー9がわに向けて最も突出した、高さ3ないし5mm前後の凸型部42を形成したものとし、該凸型部42を含む押さえ舌片部4の縦断面形状を概略転倒ハット型、該凸型部42が、下向き先端を切除して直径約5mmの円形平板面状とし、上端底部の直径が約15mmの無先端且つ無底の下向き円錐状に形成してあって、しかも該凸型部42は、それが形成された下面とは反対がわとなる上面中央に凹設された指掛け用凹部41と表裏一体に形成するようにしたものとしてある。
(実施例1の作用)
以上のとおりの構成からなるこの発明のロールペーパー用裁断補助具1は、以下のように、ロールペーパー裁断方法に利用することが可能である。
即ち、図1に示すロールペーパー用裁断補助具1は、図2中の白抜き矢印に示すように、使用中の従来型ペーパーホルダー本体7のペーパーカバー8の先端80寄りの左右幅中央付近に、その装着体2と左右の挟着板30,30とで着脱自在に挟着するよう、当該ペーパーカバー8の先端縁80前方から装着、仮固定してしまい、図3ないし図6中に示すように、滑り座部6がペーパーホルダー本体7のペーパー装填部70に保持されたロールペーパー9上位外周面に摺動自在に接地するようにし、弾発機構5が該保持されたロールペーパー9上位外周面からペーパーカバー8の先端縁80までの離反間隔を、30ないし50mm程度に保持して弾発的に支持するようにしてある。
図7中に示すように、ロールペーパー9の最初の利用者は、ペーパー装填部70に回転自在に装着してあるロールペーパー9の紙端90を把持して必要量を展開状に引き出してから、押さえ舌片部4かペーパーカバー8の先端80付近がわかの少なくとも何れか一方を軽く、同図7中の白抜き実線矢印に示すよう押し下げ操作し、該ペーパーカバー8の先端縁80か、または同先端に組み込んだペーパー裁断用ブレード端縁(図示せず)かの何れか一方と押さえ舌片部4とが共にロールペーパー9上位手前がわ外周面に適度の圧力で当接した状態を維持したまま、同図7中の二点鎖線矢印に示す方向へ向けて、該ロールペーパー9の紙端90がわを斜め上方手前がわに向けて引き上げるように操作して裁断する。
ロールペーパー9の裁断後は、押さえ舌片部4およびペーパーカバー8の先端80がわを押し下げている操作力を解除すると、図8中に示すように、弾発機構5が自動的に該ペーパーカバー8の先端縁80または同先端に組み込んだペーパー裁断用ブレード端縁(図示せず)および押さえ舌片部4を元の30ないし50mmの高さまで弾発的に浮揚して保持するものとなり、該ロールペーパー9外周面に残留した紙端縁90であって、当該該ペーパーカバー8の先端縁80か、または同先端に組み込んだペーパー裁断用ブレード端縁(図示せず)かの何れか一方が裁断済みの直線状のロールペーパー切断紙端縁90の左右幅中央付近に、押さえ舌片部4輪郭形状に裁断された摘み用舌片部分91が一体的に残留した状態となる。
当該押さえ舌片部4は、その外周縁を下向きエッジ状に成形するようにしたものの場合には、ロールペーパー切断紙端縁90に残留状に形成される摘み用舌片部分91の輪郭を、より正確に裁断可能とするものになり、同摘み用舌片部分91の破れや欠けなどの発生を確実に防止可能なものとなる。
同図8中に示すように、弾発機構5がペーパーカバー8の先端縁80がわを浮揚保持しているから、次回以降の利用者はペーパーカバー8の先端縁80がわを持ち上げ操作しなくとも、当該摘み用舌片部分91を容易に視認して摘み持ち、ロールペーパー9紙端縁90の引き出し操作を行うことが可能となる。
加えて、図1ないし図4および図8に示すように、盆型の滑り座部6は、ペーパー装填部70に保持されたロールペーパー9上位外周面に低摩擦抵抗で接地するものとなり、円滑なロールペーパー9の展開、引き出し操作を可能とする。
以下に示す実施例2ないし実施例6の作用では、前記実施例1のロールペーパー用裁断補助具1と異なる形状や材質などの違いで得られる作用についてだけを説明するようにし、同一形状、材質による作用やロールペーパー裁断方法については、その説明を省略することとする。
(実施例2の作用)
図9および図10に示すロールペーパー用裁断補助具1は、その装着体2、弾発機構5および滑り座部6が、1本のバネ用金属線から形成されており、部品点数を削減すると元に軽量化されており、しかも挟着板30と押さえ舌片部4とが一体化されていて、図10に示すように、挟着板30がペーパーホルダー本体7のペーパーカバー8先端80がわへ挟着する強度が高く、確りと仮固定可能であり、ロールペーパー9の裁断操作の耐久強度も十分に確保可能なものとなっている。
(実施例3の作用)
図11および図12に示すロールペーパー用裁断補助具1は、その挟着板30,30が、バネ用合金板製の装着体2左右端から、工具類を使わずに簡単に折り曲げ可能な矩形舌片状に立設されたものとしてあり、ペーパーホルダー本体7のペーパーカバー8先端80寄りとなる左右端縁部分に巻き掛けるよう、確りと仮固定可能なものであって、しかも図12中に示してあるように、湾曲状矩形橇板型の滑り座部6が、より広い面積でロールペーパー9外周面に添うよう当接し、その当接力を分散して摺動摩擦を軽減可能なものとしてある。
(実施例4の作用)
図13および図14に示すロールペーパー用裁断補助具1は、所謂ダブルトーションバネからなる弾発機構5および滑り座部6や、U字枠状ワイヤバネ製の挟着用ワイヤ枠31が、大幅な軽量化を可能としており、該挟着用ワイヤ枠31と、左右の矩形舌片状の挟着板30,30との組み合わせからなる取着機構3が、ペーパーカバー8先端80がわへの取り付け強度を各段に高めるものとなり、しかもワイヤ製の滑り座部6が、ロールペーパー9外周面との接触抵抗を大幅に減少して、ロールペーパー9の引き出し操作中に発生する摩擦抵抗を一層低減させる。
(実施例5の作用)
図15および図16に示すロールペーパー用裁断補助具1は、装着体2と滑り座部6とを連結する湾曲金属板部分の中央部に応力集中用の切り欠き孔50を穿設して、その左右がわの湾曲金属板部分が弾発機構5をなすものとし、部品点数と製造工数とを削減するものとなり、さらに、装着体2上面の左右幅略全域に亘って設けた粘着固定機構32は、同図15中の二点鎖線部分に示すように、被覆用剥離紙34を剥がして粘着剤層33の接着表面を露出させてから、図16中に示すように、ペーパーホルダー本体7のペーパーカバー8先端80がわ裏面の適切な位置に、簡便に確りと貼着、固定することが可能なものとしてある。
(実施例6の作用)
図17および図18に示すロールペーパー用裁断補助具1は、前記実施例1ないし5までに示した何れのものよりも小型、軽量のものであって、構造を簡潔なものとなっており、各段に製造が容易なものとなり、しかも同図17中に二点鎖線で示すように、被覆用剥離紙34を剥がして粘着剤層33の接着表面を露出した後、図18中に示すようペーパーホルダー本体7のペーパーカバー8先端80がわ裏面の適切な中央位置に、簡便且つ確実に貼着、固定できるものとなっている。
(実施例7の作用)
図19に示す押さえ舌片部4は、利用者がロールペーパー9を裁断する過程で、該押さえ舌片部4かペーパーホルダー本体7のペーパーカバー先端80がわかの少なくとも何れか一方を押し下げ操作して、同ペーパーカバー8先端縁80か、または同先端80に組み込んだ図示しないペーパー裁断用ブレード端縁かの何れか一方、および、該押さえ舌片部4が共にロールペーパー9上位手前がわ外周面に適度の圧力で当接したときに、該押さえ舌片部4の下面中央に突設された凸型部42が、その外周縁がわの何れの箇所よりもロールペーパー9がわに向けて最も突出状となって押し付けられるものとなり、ロールペーパー9裁断操作後に、押さえ舌片部4およびペーパーカバー8先端80がわを押し下げている操作力を解除し、弾発機構5(図19に図示せず)の弾発復帰力がペーパーカバー8先端80がわを自動的に浮揚保持すると、ロールペーパー9外周面に残留状となる直線状のロールペーパー切断紙端縁90の中途適所に一体形成された摘み用舌片部分91が、三次元形状である船底状に成型されたものとなっており、次回利用者が、該摘み用舌片部分91の上向きに反り上がった外周縁付近を簡単に掴むことが可能となる。
また、該凸型部42は、押さえ舌片部4の上面中央に凹設された指掛け用凹部41と表裏一体に形成してあり、部品点数や製造工数を増加せずに製造可能である。
(実施例1の効果)
以上のような作用を実現可能とする構成とした実施例1のロールペーパー用裁断補助具1は、前記この発明の効果の項で記載の特徴に加え、図1ないし図6中に示すように、その押さえ舌片部4、装着体2および取着機構3(挟着機構となる挟着板30,30)が1枚の金属板からなり、しかも装着体2を挟み左右がわに配した挟着板30,30が、ペーパーホルダー本体7のペーパーカバー8先端80がわへの安定な装着を実現可能とするものとなり、さらに、図1ないし図4中に示すように、コイル状圧縮バネ製の弾発機構5が、当該ペーパーカバー8の裏面に装着状とした装着体2と、当該ペーパー装填部70に保持させたロールペーパー9上位となる外周面との間に、30ないし50mm程度の離反間隔を確保可能として、図8中に示すように、裁断操作を終えたロールペーパー9切断紙端縁90に残留状に形成された摘み用舌片部分91を、次回トイレ利用者が確実に視認し、簡単に掴むことができるよう十分に露出した状態を維持できるという特徴を有するものとなる。
(実施例2の効果)
実施例2のロールペーパー用裁断補助具1は、図9に示すように、装着体2、弾発機構5および滑り座部6を1本のバネ用金属線から成型してあり、該ロールペーパー用裁断補助具1全体の軽量化を図ると共に、部品点数を減少して製造工数および製造コストの削減を果たすことができ、しかも高い剛性が求められる挟着板30と押さえ舌片部4とを1枚の金属プレート製とし、秀れた耐久強度を実現可能にするという効果が得られる。
(実施例3の効果)
実施例3のロールペーパー用裁断補助具1は、図11および図12に示すように、この装着体2が、ペーパーホルダー本体7のペーパーカバー8先端80がわ裏面の左右端間に亘って掛け渡し状に装着することが可能であり、しかもその左右端に手指で折り畳み可能な矩形舌片状の挟着板30,30を形成してあり、工具類を要さずに誰でも簡便に装着でき、しかも高い装着強度を得ることができるという実利が得られる上、ロールペーパー9外周面に添うよう湾曲形成した矩形橇板型の滑り座部6が、ロールペーパー9外周面との接触圧力を分散、軽減してロールペーパー9の引き出し操作がより一層軽快なものとなるという効果を奏するものとなる。
(実施例4の効果)
実施例4のロールペーパー用裁断補助具1は、図13および図14に示すように、弾発機構5と滑り座部6とを所謂ダブルトーションバネからなるものとし、部品点数の削減と軽量化とを実現化し、U字枠状に折曲したワイヤバネ製の挟着用ワイヤ枠31が、装着体2左右端の矩形舌片状の挟着板30,30と相俟って、ペーパーホルダー本体7のペーパーカバー8先端80がわへの、より一段と強い安定且つ強固な装着を実現可能にする効果を発揮できるものとなっている。
(実施例5の効果)
実施例5のロールペーパー用裁断補助具1は、図15および図16に示すように、装着体2と滑り座部6とを連結する湾曲金属板部分の中央部に応力集中用の切り欠き孔50を穿設し、その左右がわの湾曲金属板部分が板バネとなって弾発機構5を形成したものであり、したがって部品点数を大幅に削減することができ、しかも装着体2上面の左右幅略全域に亘って粘着固定機構32を設けて簡素な構造となり、それだけ低廉に製造可能なものとするという利点があり、さらに、ペーパーホルダー本体7のペーパーカバー8先端80がわ裏面の適切な箇所に、誰であっても簡単且つ確実に装着することができるという利点も得られるものになる。
(実施例6の効果)
実施例6のロールペーパー用裁断補助具1は、図17および図18に示すように、その全体を大幅に小型化、軽量化したものとし、究極的に簡素なものとなっており、材料の使用量を各段に削減し、製造コストを低減しいる上、使い勝手の点においても何等の支障が無く、経済性にも利便性にも秀れたものとなっている。
(実施例7の効果)
実施例7の押さえ舌片部4は、前記実施例1ないし6の何れのロールペーパー用裁断補助具1にも採用可能であって、図19に示すように、中央下面に形成した凸型部42が、裁断操作後のロールペーパー9切断紙端縁90に残留状に一体化するよう形成した摘み用舌片部分91を、当該裁断操作と同時に、深さ3ないし5mm前後の三次元形状である船底状に自動的に成型してしまうものとなり、この摘み用舌片部分91の上向き反り上がり状となった外周縁は、ロールペーパー9外周面から浮き上がり状となってその形状を維持したままとなり、次回利用者が掴むのに非常に都合がよく、ロールペーパー9紙端90を一段と円滑に引き出し操作できるという大きな特徴を備え、そして、当該凸型部42は、押さえ舌片部4の上面中央に凹設された指掛け用凹部41と表裏一体であって、一度のプレス成形によって該凸型部42と指掛け用凹部41との双方を成型してしまうことが可能であり、製造コストの削減とロールペーパー用裁断補助具1の低価格化にも役立つものになるという特徴を具備している。
(結 び)
叙述の如く、この発明のロールペーパー用裁断補助具は、その新規な構成によって所期の目的を遍く達成可能とするものであり、しかも製造も容易で、従前からのペーパーホルダーや、それに装着可能な裁断具技術などに比較して大幅に利用し易いものとなり、軽量且つ低廉化して遥かに経済的なものとすることができる上、各種施設の公衆トイレの部外者によるロールペーパー紙端の三角折りを防止する効果を大幅に高めるものとなることから、従前までの多くが、トイレ清掃済みの印として三角折りを実施するのを習慣としてきたが、清掃担当者以外の多くのトイレ利用者までもが、トイレ利用後のエチケットと勘違いしてか三角折りしてしまう者があって衛生的ではなくなり、トイレ清掃の管理が難しくなってきていた飲食店を始めとする各種外食業界および各種医療機関などは固より、その他公衆トイレを管理する各種商業施設や宿泊施設、公共施設などに留まらず、その簡便な使い勝手が受入れられることとなって一般家庭においてまでも高く評価され、広範に渡って利用、普及していくものになると予想される。
図面は、この発明のロールペーパー用裁断補助具の技術的思想を具現化した代表的な幾つかの実施例を示すものである。
実施例1のロールペーパー用裁断補助具を示す斜視図である。 ペーパーホルダーへ装着する裁断補助具を示す斜視図である。 装着状態にある裁断補助具を示す斜視図である。 装着状態にある裁断補助具を示す側面図である。 装着状態にある裁断補助具を示す正面図である。 装着状態にある裁断補助具を示す平面図である。 裁断操作中の裁断補助具を示す斜視図である。 待機状態にある裁断補助具を示す斜視図である。 実施例2の裁断補助具を示す斜視図である。 実施例2の裁断補助具の装着状態を示す斜視図である。 実施例3の裁断補助具を示す斜視図である。 実施例3の裁断補助具の装着状態を示す斜視図である。 実施例4の裁断補助具を示す斜視図である。 実施例4の裁断補助具の装着状態を示す斜視図である。 実施例5の裁断補助具を示す斜視図である。 実施例5の裁断補助具の装着状態を示す斜視図である。 実施例6の裁断補助具を示す斜視図である。 実施例6の裁断補助具の装着状態を示す斜視図である。 凸型部を形成した押さえ舌片部を示す斜視図である。 従来型ペーパーホルダーを示す斜視図である。 三角折りされたロールペーパーを示す斜視図である。
1 ロールペーパー用裁断補助具
2 装着体
3 取着機構
30 同 挟着板(挟着機構)
31 同 挟着用ワイヤ枠(挟着機構)
32 同 粘着固定機構
33 同 粘着剤層
34 同 被覆用剥離紙
4 押さえ舌片部
40 同 外周縁
41 同 指掛け用凹部
42 同 凸型部
5 弾発機構
50 同 切り欠き孔
6 滑り座部
7 ペーパーホルダー本体
70 同 ペーパー装填部
8 ペーパーカバー
80 同 先端縁
9 ロールペーパー
90 同 切断紙端縁
91 同 摘み用舌片部分

Claims (5)

  1. ロールペーパーを水平軸心周りに回転自在且つ着脱自在に保持可能とするペーパー装填部と、該ペーパー装填部背面がわ適所で軸着され、同所を枢軸としてロールペーパー上に載置状となるよう先端がわを上下動自在に組み込んだペーパーカバーとからなるペーパーホルダー本体の、ペーパーカバー先端がわへ取り付け可能とする取着機構の用意された装着体を有し、該装着体先端がわには、その取着機構を介して当該ペーパーカバー先端がわに装着した場合に、同ペーパーカバーの先端縁または同先端に組み込んだペーパー裁断用ブレード端縁よりも前方に向けて舌片状に突出し、当該ペーパー装填部に保持させたロールペーパーの上位手前がわの外周面に当接状となる先端下がり状となるようにした上に、その外周縁を下向きエッジ状に成形し、中央上面に指掛け用凹部が付与されてなる押さえ舌片部を形成すると共に、当該ペーパーカバー下面に沿わせて配置した該装着体適所には、当該ペーパー装填部に保持させたロールペーパー上位となる外周面との間に所定の離反間隔を確保するようにした弾発機構を垂下状に設けた上、該弾発機構でロールペーパーに当接状となる箇所には、同ロールペーパー回動時の摩擦を低減可能とする滑り座部を形成してなるものとしたことを特徴とするロールペーパー用裁断補助具。
  2. 取着機構は、ペーパーカバーの先端がわに挟着可能な挟着機構か、同ペーパーカバーの表裏面の何れか一方に接着固定可能な粘着剤層と、その粘着剤層の接着表面に剥離容易に装着した被覆用剥離紙とからなる粘着固定機構か、または、当該挟着機構と該粘着固定機構とを組み合わせてなるものかの何れか1つに設定されてなるものとした、請求項1記載のロールペーパー用裁断補助具。
  3. 押さえ舌片部は、ロールペーパー外周面接合がわとなる下面中央に、その外周縁がわの何れの箇所よりもロールペーパーがわに向けて最も突出した凸型部を形成し、該押さえ舌片部外周縁がロールペーパーの裁断紙端中途適所に残留状に裁断、形成可能とする摘み用舌片部分を同裁断中に、ロールペーパー外周面から少なくとも一部が浮き上がる三次元形状に成型可能とするよう設定されてなるものとした、請求項1または2何れか一項記載のロールペーパー用裁断補助具。
  4. 弾発機構は、コイル状か、ワイヤー状か、または、板状かの何れか1つのバネからなるものとした、請求項1ないし何れか一項記載のロールペーパー用裁断補助具。
  5. 滑り座部は、ロールペーパーの外周面に沿って僅かに湾曲状とした盆型か、橇板型か、ワイヤ型かの何れか1つからなるものとした、請求項1ないし何れか一項記載のロールペーパー用裁断補助具。
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