JP4617942B2 - 圧電素子の駆動装置及び駆動方法、並びに液滴吐出装置 - Google Patents

圧電素子の駆動装置及び駆動方法、並びに液滴吐出装置 Download PDF

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Description

本発明は、所定のパルス幅の駆動電圧を繰り返し印加することで圧電素子を振動させる圧電素子の駆動装置及び駆動方法、並びに液滴吐出装置に関するものである。
近年、インク吐出口からインクを吐出する、いわゆるインクジェットプリンタは、小型で、安価である等の特徴から、多くの画像形成処理のエンジンとして用いられている。これらインクジェットプリンタの中でも、圧電素子の変形を利用してインクを吐出させるピエゾインクジェット方式等が高解像度、高速印字性などの観点から多く利用されている。
ピエゾ素子等の圧電素子の振動エネルギーを利用するインクジェットプリンタは、インク流路に設けられた圧電素子を画像情報に応じて振動させ、この圧電素子の歪みによってインク滴を形成する。圧電素子にかかる電圧の波形を制御することで、インク吐出口のメニスカスや吐出後のインクの再供給を制御することが可能であるため、高い周波数での駆動(インク吐出)と、インク滴の量を変化させた階調記録が可能となる。
圧電素子に振動エネルギーを与える駆動回路としては、アナログアンプによる駆動、デジタル矩形波による駆動が考えられる。
アナログアンプによる駆動では、高精度の波形の電圧を印加することができるが、回路構成が複雑であり、エネルギー効率が悪い。一方、デジタル矩形波駆動では、回路構成が簡単であるが、波形精度が悪く、エネルギー効率もアナログアンプほどではないが、無駄が多い。
この無駄とは、圧電素子が容量性であり電荷を蓄積することができることを前提として、従来は、この蓄積された電荷を放電によって廃棄していることを言う。
この電荷の廃棄が、エネルギー効率の低下を招いている。言い換えれば、この廃棄していた電荷を回生エネルギーとして利用すれば、効率アップにつながることになる。
なお、エネルギーの回生に関する従来技術としては、放電電流をトランスで受け、DC−DCで高圧にして回生する技術(特許文献1参照)や、ブリッジ構成で放電電流をトランスで受け回生する技術(特許文献2参照)が開示されている。
特開平11−314364号公報 特開2001−026109公報
しかしながら、従来の特許文献1や特許文献2に記載の回生技術は、圧電素子の駆動回路に直接導入することは困難であり、確立されていないのが、現状である。
また、圧電素子による振動エネルギーを、上記インク吐出に特化した場合、印字駆動とは別に、インクの粘性を調整するためのシャッフル駆動することがあり、2系統の電源(或いは1系統であっても、異なる信号(パルス幅変調等)の生成)が必要となっていた。
本発明は上記事実を考慮し、圧電素子が容量性であることを利用して、この圧電素子に蓄積された電荷分を回生し、再利用することで、エネルギー効率を向上することができる圧電素子の駆動装置及び駆動方法を得ることが目的である。
また、上記目的に加え、1系統の電源によって、圧電素子の駆動による2種類の振動エネルギーを生成することができる圧電素子の駆動装置及び駆動方法、並びに液滴吐出装置を得ることが目的である。
第1の発明は、所定のパルス幅の駆動電圧を繰り返し印加することで圧電素子を振動させる圧電素子の駆動装置であって、1系統の電源によって2種類の振動エネルギーを生成する圧電素子の駆動装置において、前記圧電素子に対して印字駆動信号を入力する印字駆動信号出力部と、前記圧電素子に対して粘性調整信号を入力する粘性調整信号出力部と、を備え、前記粘性調整信号出力部は、2つのコンデンサを備え、これらのコンデンサを直列接続状態とする第1の位置、又は並列接続状態とする第2の位置へ切替可能な切替手段と、前記切替手段により第1の位置に切り替えられた状態でオンとされる第1のスイッチを備え、電源からの電力により前記2つのコンデンサを初期充電する初期充電手段と、前記初期充電後、前記第1のスイッチのオフした後に所定時間オンとされる第2のスイッチを備え、前記2つのコンデンサに充電された電荷に基づいて、圧電素子にピーク電圧を印加するピーク電圧印加手段と、前記所定時間経過後に前記第2のスイッチがオフとなった後、前記切替手段を第2の位置に切り替え、再度第2のスイッチをオンすることで、前記圧電素子に蓄積された電荷が放電してベース電圧とすると共に、当該放電により放出される電荷に基づいて前記2つのコンデンサに再充電する再充電手段と、を有し、前記ピーク電圧印加手段による圧電素子への所定の電圧の印加と、前記再充電手段による前記圧電素子に蓄積された電荷の再充電と、を交互に繰り返すことで、前記圧電素子に対して、前記ピーク電圧とベース電圧との差分の振幅を持つ前記所定のパルス幅の駆動電圧を印加して、前記粘性調整信号を入力することを特徴としている。
第1の発明によれば、切替手段を第1の位置とすることで、2つのコンデンサを直接接続状態とする。この状態で、初期充電手段では、第1のスイッチをオンとし、これにより、電源からの電力によりそれぞれのコンデンサに初期充電がなされる。
初期充電完了後は、第1のスイッチはオフとなり、一方、ピーク電圧印加手段では、第2のスイッチをオンとする。これにより、コンデンサに蓄積された電荷によって圧電素子にピーク電圧が印加される。
再充電手段では、所定時間経過すると第2のスイッチをオフとして、かつ切替手段を第2の位置とすることで、2つのコンデンサは並列接続状態となる。その後、再度第2のスイッチをオンすることで、圧電素子に蓄積された電荷が放電してベース電圧とする。この放電により放出される電荷に基づいて2つのコンデンサは再充電される(直接接続と並列接続との電位差に相関)。
前記ピーク電圧印加手段による圧電素子への所定の電圧の印加と、前記再充電手段による前記圧電素子に蓄積された電荷の再充電と、を交互に繰り返すことで、前記圧電素子に対して、前記ピーク電圧とベース電圧との差分の振幅を持つ前記所定のパルス幅の駆動電圧を印加することができる。
第1の発明において、前記2つのコンデンサの各々が、同一の静電容量のコンデンサであり、前記ベース電圧が前記ピーク電圧の1/2となるように設定されることを特徴としている。
2個のコンデンサを直接接続、或いは並列接続することで、ベース電圧が前記ピーク電圧の1/2となり、充放電を繰り返すことが最も効率がよい。
また、第1の発明において、前記初期充電手段による初期充電を定期的に実行することで、前記圧電素子への電荷蓄積の損失分、並びにコンデンサへの再充電の際の損失分を補填することを特徴としている。
理論的には、1回の初期充電後は、コンデンサの充放電を繰り返すことで半永久的にピーク電圧とベース電圧との電位差の振幅を持つ駆動電圧を印加することができるが、実際には、回路上の損失があるため、定期的に初期充電を実行することで損失分を補填すればよい。
さらに、第1の発明において、前記圧電素子が、液体が充填された圧力室に対して振動波を付与し、当該圧力室内の液体を振動させるために適用されることを特徴としている。
圧力室内の液体に対して振動波を付与すると、例えば、圧力室の一部に設けられたノズルから液体をこの振動エネルギーに応じて吐出させることができる。また、振動エネルギーとして、ノズルから吐出するほどのエネルギーはないが、圧力室内の液体をシャッフルすることで、粘性等を調整する場合がある。
第1の発明は、特に、後者(すなわちシャッフル)の駆動電圧として利用することで、エネルギー効率の向上を最大限引き出すことができる。
第2の発明は、所定のパルス幅の駆動電圧を繰り返し印加することで圧電素子を振動させる圧電素子の駆動装置であって、1系統の電源によって2種類の振動エネルギーを生成する圧電素子の駆動装置において、前記圧電素子に対して印字の際には印字駆動信号を入力すると共に、粘性調整の際には前記圧電素子に対して粘性調整信号を入力し、前記粘性調整信号を入力する場合には、2個の同一の静電容量のコンデンサを直列に接続した状態で、電源からの電力で初期充電し、初期充電された2個のコンデンサの両端電圧をピーク電圧として圧電素子を印加し、このピーク電圧の印加によって圧電素子に蓄積された電荷を、前記2個のコンデンサを並列接続状態として再充電することで、前記圧電素子をベース電圧とし、再充電された2個のコンデンサを再度直列接続して、ピーク電圧で圧電素子を印加することを繰り返し実行する特徴としている。
第2の発明によれば、圧電素子が容量性であること、従来はこの圧電素子に蓄積された電荷を放電、廃棄していたことに着目し、圧電素子からの放電分をコンデンサに蓄積し、かつ再利用できるように、複数のコンデンサを直接接続(初期充電、再利用時)、並列接続(再充電時)できるように、圧電素子の駆動に同期して切り替えるようにした。
これにより、いままで単純に廃棄していた圧電素子に蓄積された電荷分を有効利用(回生)することができる。
また、第2の発明において、前記初期充電手段による初期充電を定期的に実行することで、前記圧電素子への電荷蓄積の損失分、並びにコンデンサへの再充電の際の損失分を補填することを特徴としている。
理論的には、1回の初期充電後は、コンデンサの充放電を繰り返すことで半永久的にピーク電圧とベース電圧との電位差の振幅を持つ駆動電圧を印加することができるが、実際には、回路上の損失があるため、定期的に初期充電を実行することで損失分を補填すればよい。
第3の発明は、画像データに基づいて圧電素子に駆動信号を付与することで、液滴をノズルから吐出する記録ヘッドを備え、この記録ヘッドの液体吐出面を前記記録用紙の搬送路に対して所定の間隔で対峙させ、所定の吐出タイミングで液滴を吐出することで前記記録用紙上に画像を形成する液滴吐出装置であって、前記記録ヘッドの圧電素子を、前記請求項1乃至請求項4の何れか1項記載の駆動装置によって駆動制御することを特徴としている。
第3の発明によれば、第1の発明で示した圧電素子の駆動装置を液滴吐出装置の記録ヘッドに搭載した圧電素子の駆動装置として適用可能である。
すなわち、切替手段を第1の位置とすることで、複数のコンデンサを直接接続状態とする。この状態で、初期充電手段では、第1のスイッチをオンとし、これにより、電源からの電力によりそれぞれのコンデンサに初期充電がなされる。
初期充電完了後は、第1のスイッチはオフとなり、一方、ピーク電圧印加手段では、第2のスイッチをオンとする。これにより、コンデンサに蓄積された電荷によって圧電素子にピーク電圧が印加される。
再充電手段では、所定時間経過すると第2のスイッチをオフとして、かつ切替手段を第2の位置とすることで、複数のコンデンサは並列接続状態となる。その後、再度第2のスイッチをオンすることで、圧電素子に蓄積された電荷が放電してベース電圧とする。この放電により放出される電荷に基づいてそれぞれのコンデンサは再充電される(直接接続と並列接続との電位差に相関)。
前記ピーク電圧印加手段による圧電素子への所定の電圧の印加と、前記再充電手段による前記圧電素子に蓄積された電荷の再充電と、を交互に繰り返すことで、前記圧電素子に対して、前記ピーク電圧とベース電圧との差分の振幅を持つ前記所定のパルス幅の駆動電圧を印加することができる。
2個のコンデンサを直接接続、或いは並列接続することで、充放電を繰り返すことが最も効率がよい。
理論的には、1回の初期充電後は、コンデンサの充放電を繰り返すことで半永久的にピーク電圧とベース電圧との電位差の振幅を持つ駆動電圧を印加することができるが、実際には、回路上の損失があるため、定期的に初期充電を実行することで損失分を補填すればよい。
圧力室内の液体に対して振動波を付与すると、例えば、圧力室の一部に設けられたノズルから液体をこの振動エネルギーに応じて吐出させることができる。また、振動エネルギーとして、ノズルから吐出するほどのエネルギーはないが、圧力室内の液体をシャッフルすることで、粘性等を調整する場合がある。特に、後者(すなわちシャッフル)の駆動電圧として利用することで、エネルギー効率の向上を最大限引き出すことができる。
以上説明した如く本発明では、圧電素子が容量性であることを利用して、この圧電素子に蓄積された電荷分を回生し、再利用することで、エネルギー効率を向上することができるという優れた効果を有する。
また、上記効果に加え、1系統の電源によって、圧電素子の駆動による2種類の振動エネルギーを生成することができるという効果を有する。
図1には、本実施の形態に係るPWA(Partial Width Array)方式のインクジェットプリンタ10の概略構成が示されている。
なお、本実施の形態においては、記録媒体としての記録紙Pの搬送方向を副走査方向(図1の矢印S参照)、当該副走査方向と直交する方向を主走査方向(図1の矢印M参照)とする。
インクジェットプリンタ10は、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの各インクジェット記録ユニット12を搭載するキャリッジ14を備えている。
このキャリッジ14の記録紙Pの搬送方向上流側には、一対のブラケット16が突設されており、このブラケット16には円形状の開口部16Aが穿設されている。この開口部16Aには、主走査方向に架設されたシャフト18(図1参照)が挿通されている。
図1に示される如く、主走査方向の両端部には、主走査機構20を構成する駆動プーリー22と従動プーリー24とがそれぞれ配設されている。この駆動プーリー22と従動プーリー24には、タイミングベルト26が巻回されており、タイミングベルト26の一部に前記キャリッジ14が固定されている。これにより、キャリッジ14は主走査方向に往復移動可能となる。
インクジェットプリンタ10には、搬送ローラ28及び排出ローラ30からな副走査機構32が設けられている。この副走査機構32は、画像印刷(印字)前の記録紙Pを束にして収容する給紙トレイ34から1枚ずつ給紙された記録紙Pを所定のピッチ或いは連続的に定速度で副走査方向へ搬送する。
図2に示される如く、各色のインクジェット記録ユニット12は、記録ヘッド36と、この記録ヘッド36へインクを供給するインクカートリッジ38とが一体に構成されたものであり、記録ヘッド36の下面に形成された複数のノズル40(図3参照)が、記録紙Pと対峙するようにキャリッジ14上に搭載されている。
従って、記録ヘッド36が主走査機構20(図1参照)によって主走査方向に移動しながら、記録紙Pに対して、画像データに基づいて、ノズル40から選択的にインク滴を吐出することにより、所定のバンド領域BEに対して画像が形成(印字)される。
主走査方向の1回の移動が終了すると、記録紙Pは、副走査機構32(図1参照)によって副走査方向へ所定ピッチ搬送され、再度インクジェット記録ユニット12が主走査方向に移動しながら、次のバンド領域に対して画像を形成(印字)する。これを繰り返すことで、記録紙Pには画像データに基づく全体画像が形成されることになる。
記録ヘッド36は、インクタンク41、供給路44、圧力室46、ノズル40、及び圧電素子42を有している。
インクタンク41には、前述のインクカーリッジ38(図2参照)からのインクが蓄えられ、インクタンク41は、供給路44を介して圧力室46と連通し、さらに圧力室46はノズル40を介して外部と連通している。
圧力室の46の一部の壁面(図3の下面)は振動板46Aからなり、該振動板46Aに圧電素子42が取り付けられており、圧電素子42によって振動板46Aを振動させることで、圧力室46内のインクに圧力波が発生する。すなわち、圧電素子42の振動によって発生する圧力波によって、インクタンク41に蓄えられたインクが供給路44、圧力室46を介してノズル40から吐出されるようになっている。
図4には、本実施の形態に係る圧電素子42の駆動回路100が示されている。
この駆動回路100には、各圧電素子42に対して1:1でセレクタ102が設けられ、セレクタ102によって選択された粘性調整信号出力部104からの粘性調整信号、或いは印字駆動信号出力部106からの印字駆動信号の何れかが入力されるようになっている。この粘性調整信号、印字駆動信号の選択は、セレクタ102に入力される印字ノズル選択信号に基づいてなされるようになっている。
これにより、粘性調整信号又は印字駆動信号のいずれかによって駆動電源が圧電素子42に供給され、圧電素子42を駆動することができる。
ここで、印字駆動信号出力部106からは、実際にインクが圧力室46からノズル40を介して吐出できる程度のエネルギー(振幅)を持つ電圧が出力されるのに対し、粘性調整信号出力部104からは、圧力室46内に所定の振動を与えるが、ノズル40からインクが吐出しない程度のエネルギー(振幅)をもつ電圧が出力される。すなわち、この粘性調整信号は、圧力室46内のインクの粘性を安定させるために、印字期間外に適用されるものである。
本実施の形態では、この粘性調整信号出力部104における粘性調整信号の生成のための回路に、エネルギーの回生機能を持たせている。
図5に示される如く、粘性調整信号出力部104における電源回路は、電源108と圧電素子42との間に、第1のスイッチ110及び第2のスイッチ112が直列に接続されている。
第1のスイッチ110と第2のスイッチ112との間には、2本の分岐線114、116のそれぞれの一端が接続されている。
第1のスイッチ110寄りの分岐線114は、第1のコンデンサ118の一端と接続されている。この第1のコンデンサ118の他端は、切替手段の一部を構成する第3のスイッチ120のコモン端子120Cに接続されている。
また、第2のスイッチ112寄りの分岐線116は、切替手段の一部を構成する第4のスイッチ122の第1接点122Aに接続されている。この第4のスイッチ122のコモン端子122Cは、第2のコンデンサ124を介してアースされている。
なお、本実施の形態では、第1のコンデンサ118と第2のコンデンサ124との静電容量は同一とされている。
さらに、前記第3のスイッチ120の第1接点120Aはアースされ、第2の接点120Bは、第4のスイッチ122の第2の接点122Bと導通されている。
ここで、第3のスイッチ120と第4のスイッチ122とは連動しており、同時に第1接点120A、122Aに切り替り(以下、第2の位置という)、或いは第2接点120B、122B(以下、第1の位置という)に切り替るようになっている。
すなわち、第3のスイッチ120及び第4のスイッチ122が第1の位置とされているときは、2個のコンデンサ(第1のコンデンサ118、第2のコンデンサ124)は互いに直列接続状態となり、第1のスイッチ110がオン、第2のスイッチ112がオフのときには、電源からの電力で充電がなされることになる(初期充電)。
また、第1のスイッチ110オフ、第2のスイッチ112がオンのときには、2個のコンデンサ118、124に充電された電荷により、圧電素子42に所定の電圧(ピーク電圧)が印加されることになる(再利用)。
一方、第3のスイッチ120及び第4のスイッチ122が第2の位置とされているときは、2個のコンデンサは互いに並列接続状態(直列接続時の1/2の電位(ベース電圧))となり、第1のスイッチ110がオフ、第2のスイッチ112がオンのときには、圧電素子42に蓄積された電荷の放電によって充電されるようになっている。
すなわち、本実施の形態では、電源108からの電力で初期充電された2個のコンデンサ118、124は、直列接続状態で圧電素子42へ放電し、並列接続状態で圧電素子42からの電荷を回生する役目を有することになる。
以下に本実施の形態の作用を説明する。
印字の指示があると、給紙トレイ34から1枚ずつ給紙された記録紙Pを所定のピッチ或いは連続的に定速度で副走査方向へ搬送する。
記録紙Pが所定の位置に位置決めされると、記録ヘッド36が主走査機構20によって主走査方向に移動しながら、記録紙Pに対して、画像データに基づいて、ノズル40から選択的にインク滴を吐出する。これにより所定のバンド領域BEに対して画像が形成(印字)される。
主走査方向の1回の移動が終了すると、記録紙Pは、副走査機構32によって副走査方向へ所定ピッチ搬送される。なお、本実施の形態では、所定ピッチ毎に間欠搬送する構成としてが、前記1回の主走査中も常に定速度で副走査が実行されてもよい。
上記所定ピッチの搬送後は、再度インクジェット記録ユニット12が主走査方向に移動しながら、次のバンド領域に対して画像を形成(印字)する。
これを繰り返すことで、記録紙Pに画像データに基づく全体画像を形成することができる。
上記繰り返しの主走査移動において、必ず、キャリッジ12の減速、停止、加速が発生する。これは、印字期間外であり、かつ必要不可欠な時間でもある。
画像が形成された記録紙Pは、排出ローラ30によって排出され、1枚の印字が完了する。なお、連続して複数ページの印字を行う場合には、前記排出ローラ30による記録紙Pの排出と同時、或いは排出終了後、給紙トレイ34から次の記録紙Pを給紙する。
印字の際には、駆動回路100において、印字駆動信号出力部106からの信号に基づき、印字駆動信号が出力される。
画像データは、印字ノズル選択信号に変換され、圧電素子42に電流が流れ、振動を開始する。
この振動は、圧力室の46の振動板46Aへ伝わり、振動板46Aが振動することで、圧力室46内のインクに圧力波が発生する。この圧力波によって、インクタンク41に蓄えられたインクが供給路44、圧力室46を介してノズル40から吐出される。
一方、圧力室46内のインクの粘性を調整する際には、粘性調整信号出力部104からの信号に基づいて、粘性調整用の駆動信号が出力される。これにより、圧力室46内のインクは、ノズル40から吐出しないが、攪拌(シャッフル)されることで適度な粘性を維持することができる。
ここで、粘性調整波形は、印字駆動信号に比べて電圧(振幅)が1/2であるため、従来は、2系統の電源を用いて,その電圧調整を行っていた。また、圧電素子42に印加することにより、当該圧電素子42に蓄積される電荷は、その都度放電、廃棄していたため、エネルギーの損失が大きかった。
そこで、本実施の形態では、粘性調整信号に基づく電圧を印加する際、圧電素子42に蓄積された電荷分を回生利用するようにした。
以下、駆動回路における粘性調整信号出力部104における電源回路の動作手順を説明する。なお、括弧内の番号は、図6の動作特性における矢印で示す番号と対応している。
非駆動時には、第1のスイッチ110及び第2のスイッチ112が共にオフ状態であり、かつ第3のスイッチ120及び第4のスイッチ122はそれぞれ第2接点120B、122B(第1の位置)とされている(コンデンサ直列接続状態)。
(1) 駆動が開始時には、第1のスイッチ110がオンとなり、この結果、電源108からの電力によって第1のコンデンサ118、第2のコンデンサ124が初期充電される(充電電圧はピーク電圧)。
(2) 初期充電後、第1のスイッチ110オフとし、かつ第2のスイッチ112をオンとすることで、第1のコンデンサ118、第2のコンデンサ124に充電された電荷に基づいて圧電素子42が印加される。
(3) 第2のスイッチ112がオフになると、圧電素子42はピーク電圧の状態で維持される(圧電素子42に電荷が蓄積された状態)。
(4) この状態で、第3のスイッチ120及び第4のスイッチ122をそれぞれ第1接点120A、122Aに切り替える(第2の位置)。これにより、第1のコンデンサ118、第2のコンデンサ124は並列接続状態となる。
(5) 第2のスイッチ112を再度をオンすると、並列接続状態となった第1のコンデンサ118、第2のコンデンサ124に対して、圧電素子42の電位がピーク電圧の1/2(ベース電圧)となるまで放電され、第1のコンデンサ118、第2のコンデンサ124には、ベース電圧の電荷が再充電される(回生)。
(6) この状態で、第3のスイッチ120及び第4のスイッチ122をそれぞれ第2接点120B、122Bに切り替える(第1の位置)。これにより、第1のコンデンサ118、第2のコンデンサ124は直列接続状態となる。
この結果、第1のコンデンサ118、第2のコンデンサ124の電位は2倍(ピーク電圧)となり、再度、圧電素子42にピーク電圧が印加される。
理論的には、以下(2)〜(6)を繰り返すことで、圧電素子42には、ピーク電圧−ベース電圧の印加が繰り返されるため、外部電力の供給をすることなく、微小振動を実現することができる。
なお、現実には、回路内のエネルギー損失が存在するため、その損失分を補填するため、(1)〜(6)の繰り返しとなるが、(1)での充電量は少なくて済むため、結果としてエネルギーの効率を向上することができる。
(変形例)
図7は、上記実施の形態における第1のスイッチ110、第2のスイッチ112、第3のスイッチ120、第4のスイッチ122を、トランジスタ等のスイッチング素子を用いた回路構成を示すものであり、図示しないコントローラからの「L」又は「H」の2値信号によって制御することが可能である。
特に、第3のスイッチ120及び第4のスイッチ122を、2個のトランジスタ150154及び第3のスイッチング素子152と、1個のインバータ156によって構成することで、切替タイミングの同期をとることができる。
図7に示される如く、電源108は、第1のトランジスタ158のドレイン(D)に接続されており、ゲート(G)に「H」信号が入力されるとドレイン(D)−ソース(S)間が導通状態となる。この第1のトランジスタ158のソース(S)は、第2のスイッチグ素子160の入出力端子Aに接続されている。
第2のスイッチング素子160のコントロール端子に「H」信号が入力されると、スイッチング素子間が導通状態となる。
第2のスイッチング素子160の入出力端子Bは、圧電素子42の一端に接続されている。圧電素子42の他端はアースされている。
第1のトランジスタ158寄りの分岐線114に介在された第1のコンデンサ118は、第3のスイッチとして機能する一対の第3のトランジスタ150のドレイン(D)、第3のスイッチング素子152の入出力端子Aにそれぞれ接続されている。
一方の第3のトランジスタ150のソース(S)はアースされ、他方の第3のスイッチング素子152は、第4のスイッチとして機能する第4のトランジスタ154のソース(S)に接続されている。
この第4のトランジスタ154のドレイン(D)は、第2のスイッチング素子160寄りの分岐線116に接続されている。
ここで、第3のトランジスタ150、第3のスイッチング素子152と第4のトランジスタ154をオン・オフ制御する信号出力部162からの信号線164は、第3のトランジスタ150と第4のトランジスタ154のそれぞれのゲート(G)に直接入力され、第3のスイッチング素子152には、インバータ156を介してコントロール端子に接続されている。
すなわち、信号出力部162から「L」信号が出力されると、第3のトランジスタ150と第4のトランジスタ154では、ドレイン(D)−ソース(S)間が非導通となり(オフ状態)、第3のスイッチング素子152では、入出力間が導通となる(オン状態)。この状態は、第1のコンデンサ118と第2のコンデンサ124とが直列接続状態となる。
一方、信号出力部162から「H」信号が出力されると、第3のトランジスタ150と第4のトランジスタ154では、ドレイン(D)−ソース(S)間が導通し(オン状態)、第3のスイッチング素子152では、入出力間が非導通となる(オフ状態)。この状態は、第1のコンデンサ118と第2のコンデンサ124とが並列接続状態となる。
以下、この変形例に係る駆動回路における粘性調整信号出力104における電源回路の動作手順を説明する。なお、括弧内の番号は、図8の動作特性における矢印で示す番号と対応している。
非駆動時には、第1のトランジスタ158及び第2のスイッチング素子160が共にオフ状態であり、かつ信号出力部162から「L」信号が出力され、第3のトランジスタ150及び第4のトランジスタ154はそれぞれソース(S)−ドレイン(D)間が非導通(オフ状態)、第3のスイッチング素子152の入出力間が導通通状態(オン状態)となる(コンデンサ直列接続状態)。
(1) 駆動が開始時には、第1のトランジスタ158がオンとなり、この結果、電源108からの電力によって第1のコンデンサ118、第2のコンデンサ124が初期充電される(充電電圧はピーク電圧)。
(2) 初期充電後、第1のトランジスタ158オフとし、かつ第2のスイッチング素子160をオンとすることで、第1のコンデンサ118、第2のコンデンサ124に充電された電荷に基づいて圧電素子42が印加される。
(3) 第2のスイッチング素子160がオフになると、圧電素子42はピーク電圧の状態で維持される(圧電素子42に電荷が蓄積された状態)。
(4) この状態で、信号出力部162から「H」信号を出力することで、第3のトランジスタ150及び第4のスイッチ154をオン状態とし、第3のスイッチング素子152をオフ状態とする。これにより、第1のコンデンサ118、第2のコンデンサ124は並列接続状態となる。
(5) 第2のスイッチング素子160を再度オンすると、並列接続状態となった第1のコンデンサ118、第2のコンデンサ124に対して、圧電素子42の電位がピーク電圧の1/2(ベース電圧)となるまで放電され、第1のコンデンサ118、第2のコンデンサ124には、ベース電圧の電荷が再充電される(回生)。
(6) この状態で、信号出力部162から「L」信号を出力する。これにより、第1のコンデンサ118、第2のコンデンサ124は直列接続状態となる。
この結果、第1のコンデンサ118、第2のコンデンサ124の電位は2倍(ピーク電圧)となり、再度、圧電素子42にピーク電圧が印加される。
理論的には、以下(2)〜(6)を繰り返すことで、圧電素子42には、ピーク電圧−ベース電圧の印加が繰り返されるため、外部電力の供給をすることなく、微小振動を実現することができる。
なお、現実には、回路内のエネルギー損失が存在するため、その損失分を補填するため、(1)〜(6)の繰り返しとなるが、(1)での充電量は少なくて済むため、結果としてエネルギーの効率を向上することができる。
以上説明したように本実施の形態では、圧電素子42が容量性であることに着目し、従来は、この圧電素子42へ印加したときに蓄積される電荷を放電、廃棄していた分を2個のコンデンサ118、124を直列接続又は並列接続に切り替えることで、電位差を持たせ充放電を繰り返すように構成したため、エネルギーを有効利用することができる。特に、圧電素子42をインク吐出用の記録ヘッドとして適用した場合における圧力室46内のインクの粘性調整のための振動エネルギー源として利用することができる。
なお、本実施の形態では、2個の同一の静電容量のコンデンサを用いて直列接続、並列接続して、充放電を行うようにしたが、3個以上、異なる静電容量のコンデンサを用いるようにしてもよい。
本実施の形態に係り、PWA方式のインクジェットプリンタの外観を示す斜視図である。 本実施の形態に係り、インクジェットプリンタに設けられたキャリッジの斜視図である。 本実施の形態に係る記録ヘッドの内部構造を示す断面図である。 本実施の形態に係る圧電素子を駆動するための駆動回路図である。 本実施の形態に係る駆動回路における粘性調整出力部の詳細を示す回路図である。 本実施の形態に係る粘性調整出力部からの粘性調整信号に基づく圧電素子で電圧特性図である。 変形例に係る駆動回路における粘性調整出力部の詳細を示す回路図である。 変形例に係る粘性調整出力部からの粘性調整信号に基づく圧電素子で電圧特性図である。
符号の説明
P 記録紙
10 インクジェットプリンタ(PWA)
12 インクジェット記録ユニット
14 キャリッジ
20 主走査機構
32 副走査機構
34 給紙トレイ
36 記録ヘッド
40 ノズル
41 インクタンク
42 圧電素子
44 供給路
46 圧力室
46A 振動板
100 駆動回路
102 セレクタ
104 粘性調整信号出力部
106 印字駆動信号出力部
108 電源
110 第1のスイッチ(初期充電手段)
112 第2のスイッチ(ピーク電圧印加手段、再充電手段)
114、116 分岐線
118 第1のコンデンサ
120 第3のスイッチ(切替手段)
120A 第1接点
120B 第2の接点
120C コモン端子
122 第4のスイッチ(切替手段)
122A 第1接点
122B 第2の接点
122C コモン端子
124 第2のコンデンサ

Claims (7)

  1. 所定のパルス幅の駆動電圧を繰り返し印加することで圧電素子を振動させる圧電素子の駆動装置であって、1系統の電源によって2種類の振動エネルギーを生成する圧電素子の駆動装置において、
    前記圧電素子に対して印字駆動信号を入力する印字駆動信号出力部と、
    前記圧電素子に対して粘性調整信号を入力する粘性調整信号出力部と、を備え、
    前記粘性調整信号出力部は、
    2つのコンデンサを備え、これらのコンデンサを直列接続状態とする第1の位置、又は並列接続状態とする第2の位置へ切替可能な切替手段と、
    前記切替手段により第1の位置に切り替えられた状態でオンとされる第1のスイッチを備え、電源からの電力により前記2つのコンデンサを初期充電する初期充電手段と、
    前記初期充電後、前記第1のスイッチのオフした後に所定時間オンとされる第2のスイッチを備え、前記2つのコンデンサに充電された電荷に基づいて、圧電素子にピーク電圧を印加するピーク電圧印加手段と、
    前記所定時間経過後に前記第2のスイッチがオフとなった後、前記切替手段を第2の位置に切り替え、再度第2のスイッチをオンすることで、前記圧電素子に蓄積された電荷が放電してベース電圧とすると共に、当該放電により放出される電荷に基づいて前記2つのコンデンサに再充電する再充電手段と、を有し、
    前記ピーク電圧印加手段による圧電素子への所定の電圧の印加と、前記再充電手段による前記圧電素子に蓄積された電荷の再充電と、を交互に繰り返すことで、前記圧電素子に対して、前記ピーク電圧とベース電圧との差分の振幅を持つ前記所定のパルス幅の駆動電圧を印加して、前記粘性調整信号を入力することを特徴とする圧電素子の駆動装置。
  2. 前記2つのコンデンサの各々が、同一の静電容量のコンデンサであり、前記ベース電圧が前記ピーク電圧の1/2となるように設定されることを特徴とする請求項1記載の圧電素子の駆動装置。
  3. 前記初期充電手段による初期充電を定期的に実行することで、前記圧電素子への電荷蓄積の損失分、並びにコンデンサへの再充電の際の損失分を補填することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の圧電素子の駆動装置。
  4. 前記圧電素子が、前記圧電素子が、液体が充填された圧力室に対して振動波を付与し、当該圧力室内の液体を振動させるために適用されることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の圧電素子の駆動装置。
  5. 所定のパルス幅の駆動電圧を繰り返し印加することで圧電素子を振動させる圧電素子の駆動装置であって、1系統の電源によって2種類の振動エネルギーを生成する圧電素子の駆動装置において、
    前記圧電素子に対して印字の際には印字駆動信号を入力すると共に、粘性調整の際には前記圧電素子に対して粘性調整信号を入力し、
    前記粘性調整信号を入力する場合には、
    2個の同一の静電容量のコンデンサを直列に接続した状態で、電源からの電力で初期充電し、
    初期充電された2個のコンデンサの両端電圧をピーク電圧として圧電素子を印加し、
    このピーク電圧の印加によって圧電素子に蓄積された電荷を、前記2個のコンデンサを並列接続状態として再充電することで、前記圧電素子をベース電圧とし、
    再充電された2個のコンデンサを再度直列接続して、ピーク電圧で圧電素子を印加することを繰り返し実行する特徴とする圧電素子の駆動方法。
  6. 前記初期充電を定期的に実行することで、圧電素子への電荷蓄積の損失分、並びにコンデンサへの再充電の際の損失分を補填することを特徴とする請求項5記載の圧電素子の駆動方法。
  7. 画像データに基づいて圧電素子に駆動信号を付与することで、液滴をノズルから吐出する記録ヘッドを備え、この記録ヘッドの液体吐出面を前記記録用紙の搬送路に対して所定の間隔で対峙させ、所定の吐出タイミングで液滴を吐出することで前記記録用紙上に画像を形成する液滴吐出装置であって、
    前記記録ヘッドの圧電素子を、前記請求項1乃至請求項4の何れか1項記載の駆動装置によって駆動制御することを特徴とする液滴吐出装置。
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