JP4614263B2 - 把持装置 - Google Patents

把持装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4614263B2
JP4614263B2 JP2004001064A JP2004001064A JP4614263B2 JP 4614263 B2 JP4614263 B2 JP 4614263B2 JP 2004001064 A JP2004001064 A JP 2004001064A JP 2004001064 A JP2004001064 A JP 2004001064A JP 4614263 B2 JP4614263 B2 JP 4614263B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clip
claw
tube
gripping
gripping member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004001064A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005192734A (ja
Inventor
邦利 池田
健一 大原
忠生 垣添
寿光 小林
卓志 後藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoya Corp
National Cancer Center Japan
Original Assignee
Hoya Corp
National Cancer Center Japan
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoya Corp, National Cancer Center Japan filed Critical Hoya Corp
Priority to JP2004001064A priority Critical patent/JP4614263B2/ja
Publication of JP2005192734A publication Critical patent/JP2005192734A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4614263B2 publication Critical patent/JP4614263B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B2017/00831Material properties
    • A61B2017/00876Material properties magnetic

Landscapes

  • Surgical Instruments (AREA)

Description

本発明は、内視鏡観察下で病変部を切除する際に、磁界又は重力によって誘導可能なアンカーを用いて患者の病変部を把持するための把持装置に関する。
従来の把持装置としては図12に示すような把持装置300がある。この把持装置300は、クリップ(把持部材)310、連結部材320、磁気アンカー330、導入管370を有している。
図13〜図15に示すように、クリップ310は、弾性を有する金属部材を屈曲させて連結基部311、腕部312、313、及び把持部314、315を構成したものである。把持部314及び把持部315は略矩形であって、それぞれの一辺は互いに対向する先端部314a及び先端部315aとなっており、先端部314aと先端部315aを当接させるとその境界は直線となる。クリップ310は、外部から力を加えない自然状態においてはその弾性によって把持部314と把持部315とが離間しており、腕部312と腕部313を互いに近づくように付勢すると、把持部314と把持部315との間に物体を把持することができる。
連結基部311の内側には、クリップ310と磁気アンカー330を連結するための柔軟性を有する連結部材320が挿通されている。連結部材320の端部に連結される磁気アンカー330は強磁性体からなり、電磁石、永久磁石などの磁気誘導部材を用いることによって吸引制御可能である。クリップ310に結合された連結部材320は、孔部341からクリップ受容管340内に導入され、スリット342から導出されて磁気アンカー330の孔部331に結合されている。このように連結部材320を介してクリップ310と磁気アンカー330とを連結してあるため、磁気アンカー330を外部磁界によって吸引制御することによって、クリップ310を所望の方向に牽引することができる。
図12〜図15に示すように、連結されたクリップ310、連結部材320、磁気アンカー330及びクリップ受容管340は、内部にこれらを配置した状態の中空円筒状の導入管370を用いて患者(対象物)体内に導入される。この導入管370の内部にクリップ310を挿入すると腕部312、313が内壁370aに当接する。このため、腕部312と腕部313が互いに接近するような付勢力が働いて把持部314と把持部315とが自然状態よりも接近した状態となる。
クリップ310、連結部材320及び磁気アンカー330の導入管370内部から患者体内への導出は、挿入コイル371及び操作ワイヤ380を操作することによって行う。挿入コイル371は内部にクリップ受容管340が嵌合される規制管372に固定され、操作ワイヤ380は連結基部311に掛着される牽引部材382とフック部381を介して連結されている。よって、挿入コイル371を操作することによりクリップ受容管340を導入管370に対して相対移動させることができる。さらに操作ワイヤ380を操作することによってクリップ310をクリップ受容管340に対して相対移動させることができる。このクリップ受容管340に対するクリップ310の相対移動によって連結基部311をクリップ受容管340内に引き込むと、基部311cから屈曲部311a、311bにかけてクリップ受容管340の内壁348に当接することにより腕部312、313は互いに開く方向に動き、さらに屈曲部311a、311bから腕部312、313にかけてクリップ受容管340の孔部341に当接させながらクリップ受容管340内に引き込んでいくことによって腕部312、313が互いに接近する付勢力が働き、把持部314と把持部315を閉じていくことができる。
実公平4−26091号公報
上述の把持装置300においては、挿入コイル371及び操作ワイヤ380を操作して導入管370からクリップ310、磁気アンカー330を患者101の病変部102に向けて押し出すときに、図16に示すように、把持部314と把持部315の間にある隙間から腕部312、313、把持部314、315で囲む空間316内に連結部材320が入り込んでしまうことがある。
このような状態では、磁気アンカー330の重量がクリップ310にかかってしまうためクリップ310を病変部102に正しく向けることが困難となる。さらに、図17に示すように、空間316内に連結部材320が入ることによりクリップ310をクリップ受容管340内に十分引き込むことができなくなり、把持部314と把持部315との間隔を狭めることが困難となって102の把持が不十分となる。また、本来クリップ受容管340の後方の開口340aから導出されるはずの連結部材320がクリップ受容管340の前方を経由して磁気アンカー330側へ導かれるため、クリップ310、クリップ受容管340、連結部材320及び磁気アンカー330が直線状にならなくなり磁気アンカー330による牽引方向の制御が難しくなる。さらに、把持部314と把持部315により連結部材320が切断されるおそれもある。
上記課題を解決するために、本発明の把持装置においては、対象物内部の対象部位を把持する把持部材と、前記把持部材を牽引するアンカーと、前記把持部材に形成した連結基部と前記アンカーとを連結する連結部材と、少なくとも前記把持部材の一部を収納する貫通孔を有する把持部材受容管と、前記アンカーの一部を一方の開口端部に着脱可能で、かつ、前記把持部材、前記把持部材受容管、及び前記連結部材を内部に保持して前記対象物内部に導入される中空管状の導入管と、前記把持部材の前記連結基部に一端が接続し、他端が前記導入管の内部を通って導入管の他方の開口端部側に延びる牽引手段と、を備え、前記把持部材は、前記連結基部、前記連結基部から延びた少なくとも二つの腕部、及び前記腕部それぞれの先端から延び、前記対象物内部の対象部位を把持する爪部を有し、前記把持部材は、前記連結基部と前記アンカーの間に前記爪部が位置する状態で前記導入管の内部に保持され、前記腕部は、前記把持部材を前記導入管に挿入したとき前記導入管の内壁に当接することによって前記爪部を互いに噛合させる付勢部を備え、前記付勢部が前記導入管の内壁に当接していない状態で、前記牽引手段によって前記把持部材が前記貫通孔の内面に摺接しながら該他方の開口端部側に牽引されたときに、開状態にある前記腕部が互いに閉じることを特徴としている。
上記付勢部は腕部の所定位置を屈曲させて設けられた屈曲部であり、屈曲部は爪部が噛合したときに爪部から屈曲部に向かうにつれて腕部が離間するように構成されていることが好ましい。
上記付勢部は略矩形形状の外面を備え、その各辺の少なくとも一つが導入管の内壁に当接することによって爪部を互いに噛合させることができる。
上記付勢部は略半球形状を備え、導入管の内壁に当接することによって爪部を互いに噛合させることができる。
上記付勢部は、腕部外面の所定位置に略半球形状に外方へ突出するように形成されることが好ましい。
上記爪部の一つは対向する爪部に向けて突出する凸部を備え、かつ、対向する爪部は凸部を受容する凹部を備えることが好ましい。
上記アンカーを磁性体とすると外部磁界により動力を与えることができる。
上記導入管は内視鏡の挿入部内に挿通されて対象物内部に導入することが好ましい。
本発明によると、導入管の内壁に把持部材の一部が当接することにより確実に噛合させることができ、これにより把持部材が形成する空間内に連結部材が落ち込むことがないため、把持部材を対象部位の方向に容易に向けることができ、対象部位の把持が確実にでき、アンカーの牽引制御が容易な把持装置を提供することができる。
<第1実施形態>(図1〜図7)
以下、本発明にかかる第1実施形態を図面を参照しつつ詳しく説明する。図1に示すように、第1実施形態にかかる把持装置1は、クリップ(把持部材)10、連結部材20、磁気アンカー(アンカー)30、導入管70を有する。以下の説明においては、図1の紙面左側(磁気アンカー30側)を前方、右側(クリップ受容管40側)を後方とする。
(1)構成
図1乃至図3に示すように、クリップ10は、弾性を有する金属部材を屈曲させて連結基部11、腕部12、13、及び爪部14、15を構成したものである。連結基部11は、棒状部分を屈曲させた略V字状の基部11cの両端に屈曲部11a、屈曲部11bをそれぞれ設けたものである。連結基部11の両端(屈曲部)11a、11bからは、底面12aと底面13aが対向し、かつ、徐々に離間するように同一形状の板状の腕部12、13がそれぞれ延びている。腕部12、13には、それぞれの長手方向の同一位置において屈曲部(付勢部)12b、13bが設けてあり、この屈曲部12b、13bから先端部12c、13cへ向かって、底面12aと底面13aは徐々に接近するようになっている。
腕部12、13それぞれの先端部12c、13cからは、先端部14a、15aが互いに対向するように向けられた爪部14、爪部15が延びている。クリップ10は、外部から力を加えない状態においてはその弾性によって先端部14aと先端部15aとが離間しており、腕部12、13を互いに近づくように付勢すると、爪部14と爪部15との間に物体を把持することができる。
図3に示すように、先端部14aには腕部13側へV字状に凹んだV字状凹部14a1が形成され、先端部15aには先端部14a側へV字状に突出したV字状凸部15a1が形成されており、先端部14aと先端部15aが当接したとき凹部14a1と凸部15a1とがすきまなく噛合する。凹部14a1と凸部15a1とが噛合した状態では、爪部14及び爪部15側から屈曲部12b、13bへ向かうにつれて底面12aと底面13aは徐々に離間し、屈曲部12b及び屈曲部13bから連結基部11側へ向かうにつれて底面12aと底面13aは徐々に接近するような形態となる。なお、凹部14a1、凸部15a1は互いに噛合可能であれば、V字状に代えて、例えば半円状、矩形状とすることもでき、さらにその数は2以上であってもよい。また、先端部14a側に凸部を、先端部15a側に凹部を設けても良い。
連結基部11の内側には、クリップ10と磁気アンカー30を連結するための柔軟性を有する連結部材20が挿通されている。連結部材20としては、例えば、手術用縫合糸、釣糸、金属製ワイヤを使用することができる。
連結部材20の端部に連結される磁気アンカー30は強磁性体からなり、電磁石、永久磁石などの磁気誘導部材を用いることによって吸引制御可能である。磁気アンカー30に用いる磁性体としては、純鉄、鉄合金のほか、プラチナマグネット、希土類磁石、テルビウム・ディスプロシウム・鉄合金などの磁石を使用することができる。磁気アンカー30はその一端に連結部材20の端部を挿入固定することができる孔部31を備えている。
このように連結部材20を介してクリップ10と磁気アンカー30とを連結してあるため、磁気アンカー30を外部磁界によって吸引制御することによって、クリップ10を所望の方向に牽引することができる。なお、磁気アンカー30を重力を用いて牽引することもでき、磁気アンカー30に代えて非磁性体からなるアンカーを用いて重力によってクリップ10を牽引することとしてもよい。
クリップ10に結合された連結部材20は、前面から後面まで貫通した円筒状のクリップ受容管(把持部材受容管)40を介して磁気アンカー30に連結されている。具体的には、連結基部11に結合された連結部材20は、クリップ受容管40の前面に穿設した孔部41からクリップ受容管40内に導入され、クリップ受容管40の側面に穿設したスリット42から導出されて磁気アンカー30の孔部31に結合されている。クリップ受容管40は、例えばステンレスパイプ、プラスチックチューブや超弾性合金により形成することができ、後面は開放されている。スリット42は、クリップ受容管40の中心線(略円形の断面の中心を結ぶ線)に平行な方向において、所定位置43を前端部として後端部は開放されている。スリット42に挿入された連結部材20のクリップ10側(前側)への移動は所定位置43によって規制される。また、クリップ受容管40の外径は所定位置43より後側にシフトした位置に設けた段差部45の前後で異なっている。すなわち、段差部45の前方側の大径部(前部)46の外径は、段差部45の後方側の小径部(後部)47の外径より大きく設定されている。
以上のように連結されたクリップ10、連結部材20、磁気アンカー30、クリップ受容管40及び牽引部材82は、中空円筒状の導入管70を用いて患者(対象物)101(図6参照)体内に導入される。導入管70は可撓性を有する材料からなり、図2、図4に示すように、内視鏡90の鉗子挿入口91から挿入部の先端硬性部60に挿通される。このような導入管70の内部にクリップ10を挿入すると屈曲部12b及び屈曲部13bが内壁70aに当接し、これにより先端部14aと先端部15aとを噛合させることができる。先端部14aと先端部15aが噛合したときの屈曲部12b及び屈曲部13bの外面の距離を内壁70aの直径と同一にしているためである。この噛合状態は、屈曲部12b及び屈曲部13bが内壁70aに当接しつつクリップ10が導入管70内を移動している間も保持することができる。なお、先端部14aと先端部15aが噛合したときの屈曲部12b及び屈曲部13bの外面の距離は内壁70aの直径よりやや大きくしてもよい。この場合、導入管70が可撓性を有しているため、先端部14aと先端部15aが噛合した状態で導入管70の内部にクリップ10を挿入することができる。
導入管70の内壁70aには、導入管70の長手方向において、導入管70に対して相対移動可能な挿入コイル71が配置されている。挿入コイル71の先端には、規制管72が接着剤、はんだ、ロウなどによって固定されている。規制管72には段部73が設けられており、段部73の前方部分74の外径は導入管70の内径とほぼ同一である。一方、前方部分74より外径の小さい後方部分75の外径は、挿入コイル71が形成する中空円筒の内径とほぼ同一である。したがって、後方部分75の外周に挿入コイル71を固定すると、挿入コイル71が形成する中空円筒の外周と前方部分74の外周がほぼ同一面となる。
一方、前方部分74の内径は、後方部分75の内径より大きく設定されている。さらに前方部分74の内径及び後方部分75の内径は、それぞれ、クリップ受容管40の小径部47の外径及び内径とほぼ同一である。このため、規制管72内にクリップ受容管40を挿入することができ、かつ、段差部45が規制管72の先端面72aに当接することによってクリップ受容管40の移動が規制される。ここで、クリップ受容管40の中心線の方向において、所定位置43は、段差部45より前側に配置されているため、段差部45と先端面72aとが当接するまでクリップ受容管40が規制管72内に挿入されたとしても、スリット42が規制管72によって完全に覆われてしまうことはない。よって、この状態においても、連結部材20はクリップ受容管40内から外部へ延出可能である。
挿入コイル71及び規制管72内には、操作ワイヤ80が挿入コイル71、規制管72に対して相対移動可能に配置されている。操作ワイヤ80の先端には、接着剤、はんだ、ロウなどによってフック部81が固定されている。挿入コイル71及び操作ワイヤ80は導入管70よりも充分長く、それらのうち挿入コイル71の後端部71aは鉗子挿入口91から外部に突出した導入管70からさらに延出し、操作ワイヤ80の後端部80aは挿入コイル71からさらに延出している(図4)。
フック部81の中央部には上方に延びるピン81aが形成されている。このピン81aは、先端に設けたフック部82aが連結基部11に掛着された板状の牽引部材82の後端に設けた孔部82bに嵌入され、これによりフック部81、牽引部材82、及び連結基部11が結合される(操作ワイヤ80、フック部81、及び、牽引部材82が「牽引手段」の構成要素である)。さらにフック部82aを連結基部11に掛着し、後端部80aを後方へ牽引することにより連結基部11をクリップ受容管40の内周48(貫通孔)に当接させつつクリップ受容管40内に導入することができる。この状態で、操作ワイヤ80を牽引すると、連結基部11の両端(屈曲部)11a、11bがクリップ受容管40内に導入されるまでは腕部12と腕部13とが互いに開く方向に動き、さらに操作ワイヤ80を牽引すると、腕部12及び腕部13それぞれの一部もクリップ受容管40内に導入させることができる。このように腕部12及び腕部13の一部をクリップ受容管40内に導入していくと、腕部12と腕部13が弾性変形して爪部14と爪部15が徐々に接近し、先端部14aと先端部15aとが隙間なく噛合する状態を実現することができる。この噛合状態は、腕部12及び腕部13を屈曲部12b及び屈曲部13bよりも連結基部11側の位置までクリップ受容管40に導入したときに実現でき、先端部14aと先端部15aとが隙間なく噛合すると腕部12及び腕部13はそれ以上クリップ受容管40内へは導入できなくなる。
また、爪部14及び爪部15に凹部14a1及び凸部15a1をそれぞれ設けたことにより、先端部14aと先端部15aが噛合している状態はもちろん、先端部14aと先端部15aが近接している状態においても、連結部材20が腕部12、腕部13、爪部14及び爪部15で囲まれる空間16の内側に入り込む可能性をきわめて低くすることができる。
(2)患者体内への導入操作
本発明の把持装置1においては、連結部材20で連結されたクリップ10及び磁気アンカー30の患者体内(対象物内部)への導入は、体内に内視鏡の挿入部の先端硬性部60を導入することによって行う。先端硬性部内には、図1に示すように先端に磁気アンカー30が、内部に連結部材20で連結されたクリップ10が配置された導入管70が挿通される。クリップ10は、爪部14、15を前側に向けて配置される。
クリップ10と磁気アンカー30の導入管70内への配置は、孔部41からスリット42へクリップ受容管40内に通された連結部材20を介して連結した状態のクリップ10と磁気アンカー30を導入管70内に挿入することによって行う。
この挿入の前には、あらかじめ連結又は連関された状態の挿入コイル71、規制管72、操作ワイヤ80、及びフック部81を、少なくともフック部81の先端が導入管70から延出するように導入管70に挿通させておく。次に、導入管70から延出したフック部81のピン81aに牽引部材82の孔部82bを嵌入し、この状態で鉗子挿入口91から延出した後端部80aを牽引することによりクリップ10及び連結部材20を導入管70内に挿入する。このとき、クリップ10及び磁気アンカー30と連関したクリップ受容管40は導入管70内に配置した規制管72内に挿入され、クリップ受容管40の段差部45と規制管72の先端面72aとが突き当たることによって、クリップ受容管40の移動は規制されて終了する。
図2に示すように、スリット42の端部位置である所定位置43は、クリップ受容管40の段差部45に対して、クリップ受容管40の中心線の方向において前方側の位置に配置されているため、段差部45に規制管72の先端面72aが突き当たるまでクリップ受容管40が規制管72に挿入されたとしても、スリット42は規制管72によって閉じられずに開口している状態にある。よって、クリップ10と磁気アンカー30とを連結する連結部材20は、所定位置43においてスリット42からクリップ受容管40の外部へ延出することができる。また、連結部材20は、磁気アンカー30をクリップ10の前方に配置することを妨げないだけの十分な長さを有しているため、挿入動作完了時には磁気アンカー30、クリップ10、クリップ受容管40が一直線上に配置される。
連結部材20で連結されたクリップ10と磁気アンカー30の患者101体内への導入は以下のように行う。
まず先端硬性部60を体内に導入した後、後端部71aを操作することによって規制管72を前方側へ付勢する。これによって、段差部45が先端面72aと当接しているクリップ受容管40が前方へ押され、これにともなって孔部41の内周壁が連結基部11に当接することによりクリップ10も前方へ付勢され、クリップ10の先端が磁気アンカー30の後端に当接する。この状態からさらに規制管72を前方に付勢すると、導入管70の先端に後端が嵌合した磁気アンカー30が外れ、連結部材20の一部が導入管70の外部へ引き出される(図5)。このとき、爪部14及び爪部15も導入管70の外へ出ているが、屈曲部12b及び屈曲部13bが依然として内壁70aに当接しているため先端部14aと先端部15aの噛合状態は保持されている。したがって、空間16へ連結部材20が入り込むことがない。
さらに規制管72を前方に付勢すると、図6に示すように、クリップ10、クリップ受容管40及び規制管72は導入管70の先端から患者101の体内に露出され、クリップ10及びクリップ受容管40が導入管70の長手方向において一直線上に配置される一方、磁気アンカー30は重力によって下方に垂れ下がる。このとき、腕部12及び腕部13はクリップ受容管40の外部に出ているため、所定位置43によって位置が規制されている連結部材20が空間16内に落ち込むことがない。また、先端硬性部60を病変部102に向けて配置すれば先端硬性部60内に配置された導入管70も病変部102に向くため、容易にクリップ10の先端を病変部102に向けることができる。また、屈曲部12b及び屈曲部13bが導入管70の外部に導出されると、腕部12及び腕部13はその弾性によって互いに離間した状態にもどり、爪部14と爪部15は開いた状態となる。
クリップ10の病変部102への取り付けは以下のように行う(図7)。
爪部14と爪部15が開いたクリップ10を、導入管70、挿入コイル71、規制管72及び操作ワイヤ80を一体に移動させて病変部102に向けて進行させ、クリップ10の先端が所望の位置に来たところでクリップ10を閉じることによって、病変部102をクリップ10で把持することができる。クリップ10を閉じるためには、操作ワイヤ80を挿入コイル71及び規制管72に対して相対的に移動させることによって操作ワイヤ80を牽引して連結基部11及び腕部12、13の後端部をクリップ受容管40内に引き込む。クリップ受容管40内に引き込まれた腕部12、13の後端部はクリップ受容管40の内壁に当接するため、互いに近づく方向に撓み、これに伴って先端部14、15は互いに近づくように撓み、その結果クリップ受容管40から露出したクリップ10の先端側が閉じる。
次に、操作ワイヤ80を操作することによってフック部82aが引き伸ばされ、連結基部11との掛着が解除されて、クリップ受容管40及び連結部材20を介して連結されたクリップ10及び磁気アンカー30と、挿入コイル71、規制管72、操作ワイヤ80及び牽引部材82が嵌合した状態のフック部81を内部に備える導入管70と、を分離してクリップ10の病変部102への取り付けを完了する。
(3)切除術のステップ
つづいて、把持装置1を用いた病変部102の切除工程について説明する。
まず、病変部102の周辺から粘膜下層(不図示)に挿入した注射針で生理食塩水を注入して、病変部102を固有筋層(不図示)から浮き上がらせておく。
一方、患者101の外部のあらかじめ設定した位置に電磁石からなる磁気誘導部材(不図示)を配置する。このようにセットすると、病変部102は磁気誘導部材と磁気アンカー30との間の吸引力により持ち上げられる。病変部102の持ち上げ量が不足するまたは大きすぎる場合は、磁気誘導部材の位置をずらしたり磁気誘導部材の発生する磁界を弱めることによって調整する。
つづいて、高周波メスなどの切開具を鉗子チャンネル61から体内に導入し、病変部102を粘膜とともに端部から切除していく。このとき、病変部102はクリップ10により持ち上げられているため、切除部分を十分とることができ、すでに切除した病変部102が固有筋層上に落ち込むことも防ぐことができる。また、磁気誘導部材(不図示)の位置を徐々にずらすことにより切除された病変部102をさらに持ち上げることができるため、高周波メスの先端位置の確認が容易となり切除作業をスムーズに行うことができる。
また、切除作業を終えると、クリップ10が病変部102を把持した状態で磁気アンカー30が磁気誘導部材に引き寄せられるため、病変部102が紛失することを防ぐことができる。切除した病変部102を回収する場合は、磁気アンカー30、クリップ10、連結部材20、クリップ受容管40及び病変部102の一部分を把持鉗子で掛着した状態で、磁気誘導部材への電流の供給を止めて、そのまま内視鏡を抜き去ることにより回収する。その後、縫合、消毒などの処置を行う。
<第2実施形態> (図8及び図9)
つづいて、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態の把持装置100においては、第1実施形態のクリップ10に代えてクリップ110を備えている点が第1実施形態と異なる。その他の構成は第1実施形態と同様であって、同じ部材については同じ参照符号を使用する。
図8に示すように、クリップ110は、弾性を有する金属部材を屈曲させて連結基部111、腕部112、113、及び爪部114、115を構成したものである。連結基部111は、棒状部分を屈曲させた略V字状の基部111cの両端に屈曲部111a、屈曲部111bをそれぞれ設けたものである。連結基部111の両端(屈曲部)111a、111bからは同一形状の板状の腕部112、113がその底面112aと底面113aが対向し、かつ、徐々に離間するようにそれぞれ延びている。腕部112、113には、それぞれの長手方向の同一位置において略矩形状当接部(付勢部)112b、113bが設けてある。この当接部112b、113bは、腕部112及び腕部113の当接部112b、113bから端部112c、113cまでの部分に対して、段差112b1、112b2、段差113b1、113b2を持って外方へ突出している。よって、当接部112b、113bは略矩形状の形状を備え、クリップ110を導入管70の内部に配置するとこれらの各辺の少なくとも一つは内壁70aと接触する。
腕部112、113それぞれの端部112c、113cからは、先端部114aと先端部115aが互いに対向するように向けられた爪部114、115が延びている。クリップ110は、外部から力を加えない状態においてはその弾性によって先端部114aと先端部115aとが離間しており、腕部112と腕部113を互いに近づくように付勢すると、爪部114と爪部115との間に物体を把持することができる。
図9に示すように、先端部114aには腕部113側へV字状に凹んだV字状凹部114a1が形成され、先端部115aには先端部114a側へV字状に突出したV字状凸部115a1が形成されており、先端部114aと先端部115aが当接したとき凹部114a1と凸部115a1とがすきまなく噛合する。凹部114a1と凸部115a1とが噛合した状態では、腕部112及び腕部113のうち端部112c及び当接部113cから当接部112b及び当接部113bまでの部分はほぼ平行となり、当接部112bと当接部113bもほぼ平行である。
このような構成としたことにより、クリップ110を導入管70の内側に配置したときに当接部112b及び当接部113bの各辺と内壁70aとが接触するため、腕部112と腕部113とを互いに接近させて爪部114と爪部115を噛合させるための付勢力を確実に与えることができる。
なお、その他の作用、効果、変形例は第1実施形態と同様である。
<第3実施形態> (図10及び図11)
つづいて、本発明の第3実施形態について説明する。第3実施形態の把持装置200においては、第1実施形態のクリップ10に代えてクリップ210を備えている点が第1実施形態と異なる。その他の構成は第1実施形態と同様であって、同じ部材については同じ参照符号を使用する。
図10に示すように、クリップ210は、弾性を有する金属部材を屈曲させて連結基部211、腕部212、213、及び爪部214、215を構成したものである。連結基部211は、棒状部分を屈曲させた略V字状の基部211cの両端に屈曲部211a、屈曲部211bをそれぞれ設けたものである。連結基部211の両端211a、211bからは同一形状の板状の腕部212、213がその底面212aと底面213aが対向し、かつ、徐々に離間するようにそれぞれ延びている。腕部212、213には、それぞれの長手方向の同一位置において半球状当接部(付勢部)212b、213bが屈曲させることによって設けてある。この当接部212b、213bは、腕部212及び腕部213の当接部212b、213bから先端部212c、213cまでの部分に対して、半球状に外方へ突出している。なお、半球状当接部212b、213bは、腕部212、213の外面にめっき、溶融などにより半球状に形成することもできる。
腕部212、213それぞれの先端部212c、213cからは、先端部214aと先端部215aが互いに対向するように向けられた爪部214、215が延びている。クリップ210は、外部から力を加えない状態においてはその弾性によって先端部214aと先端部215aとが離間しており、腕部212と腕部213を互いに近づくように付勢すると、爪部214と爪部215との間に物体を把持することができる。
図11に示すように、先端部214aには腕部213側へV字状に凹んだV字状凹部214a1が形成され、先端部215aには先端部214a側へV字状に突出したV字状凸部215a1が形成されており、先端部214aと先端部215aが当接したとき凹部214a1と凸部215a1とがすきまなく噛合する。凹部214a1と凸部215a1とが噛合した状態では、腕部212及び腕部213のうち先端部212c及び先端部213cから当接部212b及び当接部213bまでの部分はほぼ平行となり、当接部212bと当接部213bもほぼ平行である。
このような構成としたことにより、クリップ210を導入管70の内側に配置したときに当接部212b及び当接部213bと内壁70aとが接触するため、腕部212と腕部213とを互いに接近させて爪部214と爪部215を噛合させるための付勢力を確実に与えることができる。さらに、当接部212b、当接部213bを半球状としているため、これらを内壁70aに当接させつつ導入管70内でクリップ210を移動させるときに動作抵抗を低くすることができる。このため、導入管70内へのクリップ210の挿入及び患者101内へのクリップ210の導入によって内壁70aに傷を付けることが少なくなり、導入管70の耐久性が向上するとともに、これらの操作をスムーズに行うことができる。
なお、その他の作用、効果、変形例は第1実施形態と同様である。
本発明について上記実施形態を参照しつつ説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、改良の目的または本発明の思想の範囲内において改良または変更が可能である。
本発明の第1実施形態に係る把持装置が水平方向に沿って配置されたときの一部断面図であって、導入管の中心軸を通り鉛直方向に延びる面で切った一部断面図である。 図1の把持装置を導入管の中心軸を通り水平方向に延びる面で切った一部断面図である。 本発明の第1実施形態に係るクリップが導入管内で噛合した状態を示す図1のIII−III線からみた一部断面図である。 本発明の第1実施形態に係る内視鏡の全体構成を示す概観図である。 図1の把持装置のクリップの一部及び磁気アンカーを導入管の外部に露出させた状態を示す一部断面図である。 図1の把持装置の磁気アンカー、クリップ、連結部材、及びクリップ受容管を導入管の外部に露出させた状態を示す一部断面図である。 本発明の第1実施形態に係るクリップで病変部を把持した状態を示す外観図である。 本発明の第2実施形態に係る把持装置が水平方向に沿って配置されたときの一部断面図であって、導入管の中心軸を通り鉛直方向に延びる面で切った一部断面図である。 本発明の第2実施形態に係るクリップが導入管内で噛合した状態を示す図8のIX−IX線からみた一部断面図である。 本発明の第3実施形態に係る把持装置が水平方向に沿って配置されたときの一部断面図であって、導入管の中心軸を通り鉛直方向に延びる面で切った一部断面図である。 本発明の第3実施形態に係るクリップが導入管内で噛合した状態を示す図10のXI−XI線からみた一部断面図である。 従来の把持装置が水平方向に沿って配置されたときの一部断面図であって、導入管の中心軸を通り鉛直方向に延びる面で切った一部断面図である。 従来の把持装置のうち磁気アンカー、クリップ、連結部材、牽引部材及びクリップ受容管の構成を示す一部断面図である。 従来の把持装置の導入管内におけるクリップの状態を示す図12のXIV−XIV線からみた一部断面図である。 従来の把持装置が水平方向に沿って配置されたときの一部断面図であって、クリップ及び磁気アンカーを押し出しつつある状態を示す図である。 図12の把持装置のクリップの一部及び磁気アンカーを導入管の外部に露出させた状態を示す一部断面図である。 従来の把持装置のクリップで病変部を把持した状態を示す外観図である。
符号の説明
1 把持装置
10 クリップ(把持部材)
11 連結基部
12 腕部
12b 屈曲部(付勢部)
13 腕部
13b 屈曲部(付勢部)
14 爪部
14a 先端部
14a1 凹部
15 爪部
15a 先端部
15a1 凸部
16 空間
20 連結部材
30 磁気アンカー(アンカー)
40 クリップ受容管(把持部材受容管)
41 孔部
42 スリット
70 導入管
71 挿入コイル
72 規制管
80 操作ワイヤ
90 内視鏡
100 把持装置
101 患者(対象物)
102 病変部(対象部位)
110 クリップ(把持部材)
111 連結基部
112 腕部
112b 略矩形状当接部(付勢部)
113 腕部
113b 略矩形状当接部(付勢部)
114 爪部
114a 先端部
114a1 凹部
115 爪部
115a 先端部
115a1 凸部
116 空間
200 把持装置
210 クリップ(把持部材)
211 連結基部
212 腕部
212b 半球状当接部(付勢部)
213 腕部
213b 半球状当接部(付勢部)
214 爪部
214a 先端部
214a1 凹部
215 爪部
215a 先端部
215a1 凸部
216 空間

Claims (8)

  1. 対象物内部の対象部位を把持する把持部材と、
    前記把持部材を牽引するアンカーと、
    前記把持部材に形成した連結基部と前記アンカーとを連結する連結部材と、
    少なくとも前記把持部材の一部を収納する貫通孔を有する把持部材受容管と、
    前記アンカーの一部を一方の開口端部に着脱可能で、かつ、前記把持部材、前記把持部材受容管、及び前記連結部材を内部に保持して前記対象物内部に導入される中空管状の導入管と、
    前記把持部材の前記連結基部に一端が接続し、他端が前記導入管の内部を通って導入管の他方の開口端部側に延びる牽引手段と、を備え、
    前記把持部材は、前記連結基部、前記連結基部から延びた少なくとも二つの腕部、及び前記腕部それぞれの先端から延び、前記対象物内部の対象部位を把持する爪部を有し、
    前記把持部材は、前記連結基部と前記アンカーの間に前記爪部が位置する状態で前記導入管の内部に保持され、
    前記腕部は、前記把持部材を前記導入管に挿入したとき前記導入管の内壁に当接することによって前記爪部を互いに噛合させる付勢部を備え、
    前記付勢部が前記導入管の内壁に当接していない状態で、前記牽引手段によって前記把持部材が前記貫通孔の内面に摺接しながら該他方の開口端部側に牽引されたときに、開状態にある前記腕部が互いに閉じることを特徴とする把持装置。
  2. 前記付勢部は前記腕部の所定位置を屈曲させて設けられた屈曲部であり、前記屈曲部は前記爪部が噛合したときに前記爪部から前記屈曲部に向かうにつれて前記腕部が離間するように構成されている請求項1記載の把持装置。
  3. 前記付勢部は略矩形形状の外面を備え、その各辺の少なくとも一つが前記導入管の内壁に当接することによって前記爪部を互いに噛合させる請求項2記載の把持装置。
  4. 前記付勢部は略半球形状を備え、前記導入管の内壁に当接することによって前記爪部を互いに噛合させる請求項2記載の把持装置。
  5. 前記付勢部は、前記腕部外面の所定位置に略半球形状に外方へ突出するように形成されてなる請求項1記載の把持装置。
  6. 前記爪部の一つは対向する爪部に向けて突出する凸部を備え、かつ、前記対向する爪部は前記凸部を受容する凹部を備える請求項1〜5のいずれか1項記載の把持装置。
  7. 前記アンカーは磁性体からなり外部磁界により動力を与えられる請求項1〜6のいずれか1項記載の把持装置。
  8. 前記導入管は内視鏡の挿入部内に挿通されて前記対象物内部に導入される請求項1〜7のいずれか1項記載の把持装置。
JP2004001064A 2004-01-06 2004-01-06 把持装置 Expired - Fee Related JP4614263B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004001064A JP4614263B2 (ja) 2004-01-06 2004-01-06 把持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004001064A JP4614263B2 (ja) 2004-01-06 2004-01-06 把持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005192734A JP2005192734A (ja) 2005-07-21
JP4614263B2 true JP4614263B2 (ja) 2011-01-19

Family

ID=34816688

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004001064A Expired - Fee Related JP4614263B2 (ja) 2004-01-06 2004-01-06 把持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4614263B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7799050B2 (en) * 2004-05-05 2010-09-21 Boston Scientific Scimed, Inc. Devices and methods for magnetically manipulating intravascular devices
JP4512725B2 (ja) * 2006-03-22 2010-07-28 有限会社リバー精工 内視鏡用クリップ装置

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05212043A (ja) * 1992-02-07 1993-08-24 Olympus Optical Co Ltd クリップ装置
JPH09187460A (ja) * 1994-03-18 1997-07-22 Surgery Futures Res Inc 磁気手術台
JP2002159508A (ja) * 2000-11-28 2002-06-04 Yamaguchi Technology Licensing Organization Ltd 消化器官病変部位同定システム
JP2002191609A (ja) * 2000-10-16 2002-07-09 Olympus Optical Co Ltd 生体組織のクリップ装置
JP2002345827A (ja) * 2001-05-23 2002-12-03 Asahi Optical Co Ltd 内視鏡用クリップ装置
WO2003030746A1 (en) * 2001-10-05 2003-04-17 Boston Scientific Limited Through the scope endoscopic hemostatic clipping device
JP2003339720A (ja) * 2002-05-31 2003-12-02 Pentax Corp 内視鏡用クリップ装置
JP2004105247A (ja) * 2002-09-13 2004-04-08 Pentax Corp 磁気アンカー遠隔誘導システム

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05212043A (ja) * 1992-02-07 1993-08-24 Olympus Optical Co Ltd クリップ装置
JPH09187460A (ja) * 1994-03-18 1997-07-22 Surgery Futures Res Inc 磁気手術台
JP2002191609A (ja) * 2000-10-16 2002-07-09 Olympus Optical Co Ltd 生体組織のクリップ装置
JP2002159508A (ja) * 2000-11-28 2002-06-04 Yamaguchi Technology Licensing Organization Ltd 消化器官病変部位同定システム
JP2002345827A (ja) * 2001-05-23 2002-12-03 Asahi Optical Co Ltd 内視鏡用クリップ装置
WO2003030746A1 (en) * 2001-10-05 2003-04-17 Boston Scientific Limited Through the scope endoscopic hemostatic clipping device
JP2003339720A (ja) * 2002-05-31 2003-12-02 Pentax Corp 内視鏡用クリップ装置
JP2004105247A (ja) * 2002-09-13 2004-04-08 Pentax Corp 磁気アンカー遠隔誘導システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005192734A (ja) 2005-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4147315B2 (ja) 磁気アンカー遠隔誘導システム
US20190015090A1 (en) Method of lifting diseased part, tissue lifting system, and indwelling tool
US20070135678A1 (en) Lifting method for lesion area, and anchoring device
WO2021120462A1 (zh) 一种微创手术的辅助装置
US20140277109A1 (en) Bendable suture needle with free varying angle and holder therefor
JP4320214B2 (ja) 内視鏡用把持装置及び磁気アンカー遠隔誘導システム
CN111772694A (zh) 一种微创手术的辅助装置
JP4614263B2 (ja) 把持装置
CN110693574A (zh) 一种手术牵引器械及系统
CN212326466U (zh) 一种微创手术的辅助装置
JP4446050B2 (ja) 把持装置
JP4373715B2 (ja) 内視鏡用把持装置及びアンカー遠隔誘導システム
JP4484153B2 (ja) 内視鏡用把持装置
JP2005006753A (ja) 内視鏡用アンカー遠隔誘導システム、及びアンカー遠隔誘導システムを用いた内視鏡による処置方法
JP4462480B2 (ja) 把持装置
JP4360838B2 (ja) 内視鏡用アンカー遠隔誘導システム
JP5106908B2 (ja) 組織の挙上システム
JP4338443B2 (ja) 内視鏡用把持装置
JP4349847B2 (ja) 内視鏡用磁気アンカー遠隔誘導システム
EP1972283B1 (en) Tissue lifting system, and indwelling tool
JP4681840B2 (ja) 内視鏡用把持部材及び把持装置
JP4360835B2 (ja) 内視鏡用把持装置及び磁気アンカー遠隔誘導システム
JP4253717B2 (ja) 内視鏡用把持装置
JP4462482B2 (ja) 磁気アンカー遠隔誘導システム
JP4341739B2 (ja) 内視鏡用誘導手段誘導システム、及び内視鏡用誘導装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061211

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070621

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080501

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091104

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091225

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20091225

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20100507

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20100712

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100712

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100810

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100902

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101005

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101014

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131029

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees