JP4612526B2 - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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Description

本発明は、耐久性を損ねることなく低重心化を図ることが可能なゴルフクラブヘッドに関する。
従来、クラウン部に開口部が設けられたヘッド本体と、該ヘッド本体よりも比重が小さいクラウン部材を前記開口部に固着した中空構造のゴルフクラブヘッドが提案されている(例えば下記特許文献参照)。図12に示されるように、この種のゴルフクラブヘッドaは、ヘッド本体bとクラウン部材cとの接合部の耐久性を確保するために、ヘッド本体bには、開口部Oの周りにクラウン部材cの下面かつ周縁部を支える幅Aが10mm程度の受け部fが環状に設けられる傾向があった。
しかしながら、上述のような大きな受け部fがヘッド本体bに設けられると、クラウン部側(ヘッド上部側)の重量が増加し、効果的な低重心化が図れないという問題があった。また、受け部fの幅を小さくすると、ヘッド本体bとクラウン部材cとの接合強度が低下し、外れやすくなる等の問題があった。
特開2003−250938号公報
本発明は、以上のような実情に鑑み案出なされたもので、ヘッド本体に設けられた受け部の幅を従来に比して小さくしつつ耐久性の低下を防止しうるゴルフクラブヘッドを提供することを主たる目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、ボールを打球するフェースを有する中空構造のゴルフクラブヘッドであって、クラウン部に第1の開口部とこの第1の開口部の周りを環状にのびるクラウン縁部とが設けられたヘッド本体と、前記ヘッド本体に固着されることにより前記第1の開口部を閉じるクラウン部材とを含み、前記クラウン部材が、前記ヘッド本体よりも比重が小さい材料から構成され、かつ前記クラウン縁部は、実質的にクラウン部の仕上がり面を形成する主部と、該主部からステップ状に凹むとともに前記クラウン部材の内面かつ周縁部を支える1〜5mmの幅を有する受け部とが設けられるとともに、前記クラウン部材の厚さt3と前記主部の厚さt1との比(t1/t3)は、1.0/0.7〜2.0であり、しかも規定のライ角及びロフト角に保持して水平面に接地させた基準状態の平面視において、前記ヘッド本体は、ヘッドの重心よりもフェース側に存在するフェース側の受け部の幅が相対的に大きくかつ、それ以外の受け部であるバックフェース側の受け部の幅が相対的に小さいことを特徴とする。
また請求項記載の発明は、前記クラウン部材は、0.7mm以下の厚さを有する金属材料である請求項1記載のゴルフクラブヘッドである。
また請求項記載の発明は、前記クラウン部材は、圧延された金属材料からなり、その圧延方向とヘッド前後方向とのなす角度が20度以下である請求項1又は2記載のゴルフクラブヘッドである。
また請求項記載の発明は、前記クラウン部材は、平面視において、バックフェース側に向かって凸となる略横V字状をなし、これにより、前記クラウン部材は、相対的なものとして、前記フェースの上縁までのヘッド前後方向の距離が大きい中央部と、その両側に設けられかつ前記フェースの上縁までのヘッド前後方向の距離が小さいトウ側部及びヒール側部とを含む請求項1乃至のいずれかに記載のゴルフクラブヘッドである。
また請求項記載の発明は、前記クラウン部材は、相対的なものとして、前記フェースの上縁までのヘッド前後方向の距離が最も小さい中央部と、その両側に段差状に設けられかつ前記フェースの上縁までのヘッド前後方向の距離が大きいトウ側部及びヒール側部とを含む請求項1乃至のいずれかに記載のゴルフクラブヘッドである。
本発明では、ヘッド本体には、クラウン部材の内面かつ周縁部を支える幅の小さい受け部が設けられる。従って、受け部の重量を軽減でき、ひいては低重心化を図ることが可能である。また、クラウン部材1Bの厚さt3と前記主部10aの厚さt1との比(t1/t3)を一定範囲に限定することにより、クラウン部の全体の剛性を高め、耐久性が向上する。
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づき説明する。
図1〜3は、それぞれ本実施形態のゴルフクラブヘッド(以下、単に「ヘッド」ということがある。)1を規定のライ角及びロフト角に保持して水平面に接地させた基準状態の斜視図、平面図及び図2のX−X拡大断面図である。
前記ヘッド1は、ボールを打球する面であるフェース2を前面に有するフェース部3と、前記フェース2の上縁2aに連なりヘッド上面をなすクラウン部4と、前記フェース2の下縁2bに連なりヘッド底面をなすソール部5と、前記クラウン部4とソール部5との間を継ぎかつ前記フェース2のトウ側縁2cからバックフェースBFを通りヒール側縁2dに至ってのびるサイド部6と、クラウン部4のヒール側に設けられかつ図示しないシャフトが装着されるホーゼル部7とを具える。
前記ヘッド1は、図3に示されるように、内部に中空部iが設けられた中空構造を有する。そして、好ましくは、ドライバー(#1)又はフェアウェイウッドといったウッド型で構成される。
前記ヘッド1は、好ましくは120cm3 以上、より好ましくは150cm3 以上の体積を有するのが望ましい。これにより、ヘッド1の慣性モーメントを大きくし、ミスショット時のヘッドのブレを最小限に抑え、打球の方向性を改善し得る。他方、ヘッド1の体積が大きすぎても、クラブ重量が増大して、例えばスイングバランスの悪化、ヘッドスピードの低下又は耐久性の低下を招くおそれがある。このような観点より、ヘッド1の体積は、好ましくは460cm3 以下、より好ましくは450cm3 以下、さらに好ましくは400cm3 以下が望ましい。
また、前記体積と同様の観点より、ヘッド1の重量は、好ましくは170g以上、より好ましくは180g以上が望ましく、かつ、上限については、好ましくは250g以下、より好ましくは230g以下が望ましい。
また、前記ヘッド1は、クラウン部4とフェース部3とにそれぞれ第1、第2の開口部O1、O2が設けられたヘッド本体1Aと、このヘッド本体1Aに固着されることにより前記第1の開口部O1を閉じるクラウン部材1Bと、前記ヘッド本体1Aに固着されることにより前記第2の開口部O2を閉じるフェース部3の一部を構成するフェース部材1Cとから構成される。
本実施形態において、ヘッド本体1Aは、ヘッドの中で相対的に最も比重が大きい金属材料で構成され、クラウン部材1B及びフェース部材1Cは、ともにヘッド本体1Aよりも比重が小さい材料で構成される。特にクラウン部材1Bをヘッド本体1Aに比して比重の小さい材料で構成することにより、低い重心Gを有するヘッド1が提供される。
特に限定されないが、前記ヘッド本体1Aの材料の比重ρ1は、好ましくは4.0以上、より好ましくは5.0以上、さらに好ましくは7.0以上が望ましい。これによって、ヘッドの低重心化及び慣性モーメントの増大役立つ。他方、ヘッド重量やヘッド体積を考慮すると、前記比重は、好ましくは10.0以下、より好ましくは9.0以下、さらに好ましくは8.0以下が望ましい。とりわけステンレス合金(比重約7.8)やマレージング鋼(比重約8.2)などが好ましい。
前記クラウン部材1B及びフェース部材1Cの比重ρ2、ρ3は、特に限定されないが、好ましくは0.5以上、より好ましくは1.0以上、さらに好ましくは1.5以上が望ましい。比重が0.5未満の材料では十分な強度が得られない傾向がある。他方、前記比重が大きすぎると、クラウン部4において十分な重量削減効果が得られない傾向があるので、好ましくは6.0以下、より好ましくは5.0以下、さらに好ましくは4.6以下が望ましい。これらの材料としては、チタン合金(比重約4.5)、アルミニウム合金(比重約2.7)又はマグネシウム合金(比重約1.8)などが好適である。
また、前記各比重の比(ρ1/ρ2)及び/又は(ρ1/ρ3)は1.0よりも大であるが、好ましくは1.5以上、さらに好ましくは1.7以上が望ましい。また、前記各比の上限に関しては、好ましくは8.0以下、より好ましくは7.0以下、さらに好ましくは6.0以下が望ましい。
本実施形態において、前記ヘッド本体1Aは、前記ソール部5、前記サイド部6、前記ホーゼル部7、前記クラウン部4において第1の開口部O1の周りに設けられたクラウン縁部10及び前記フェース部3において第2の開口部O2の周りに設けられたフェース縁部11を有する。このヘッド本体1Aは、前記各部が予め一体として形成された鋳造品からなる。これにより、本実施形態のヘッド1は、いわゆる3ピース構造である。
前記ヘッド本体1Aは、各部が予め一体として形成された一つの鋳造品から形成されるのが望ましい。これによって、ヘッド1のライ角やロフト角の精度及び生産性が向上する。ヘッド本体1Aは、鍛造により又は圧延材を曲げ加工等することにより作られても良いが、その場合には曲げ加工を施した部分に亀裂等が生じやすい傾向がある。また、ヘッド本体1Aは、2以上の部材を接合して作ることもできる。ただし一体の鋳造品に比べると、生産性が低下しやすい。
また、前記第1の開口部O1は、クラウン部4からはみ出すことなくその領域の中に収められる。これにより、クラウン縁部10は、第1の開口部O1の周りを環状に連続してのびるものとして形成される。同様に、第2の開口部O2は、フェース部3からはみ出すことなくその領域の中に収められる。これにより、フェース縁部11は、第2の開口部O2の周りを環状に連続してのびるものとして形成される。ただし、第1ないし第2の開口部O1、O2は、その一部がクラウン部4又はフェース部3からはみ出して設けられる態様を含む。また、開口部O1、O2の形状は特に限定されないが、本実施形態のように、クラウン部4やフェース2の輪郭にほぼ沿った滑らかな輪郭形状を有するものが望ましい。
前記第1の開口部O1は、比重が小さいクラウン部材1Bで閉じられるので、その面積に依存してクラウン部4の重量を削減させる。十分な低重心化を図るためには、前記第1の開口部O1の面積は、好ましくは20cm2 以上、より好ましくは23cm2 以上が望ましい。他方、クラウン部4での耐久性を確保するために、第1の開口部O1の面積は、好ましくは60cm2 以下、より好ましくは50cm2 以下が望ましい。ここで、第1の開口部O1の面積は、図2に示されるように、基準状態のヘッド1の平面視において水平面HPに投影された平面の面積として計算されるものとする。
前記クラウン縁部10は、実質的にクラウン部4の仕上がり面4oを形成する主部10aと、該主部10aからステップ状に凹むとともに前記クラウン部材1Bの内面1Biの周縁部を支える受け部10bとを含む。前記クラウン部4の仕上がり面4oとは、塗膜等を除いて完成したヘッドの実質的な外表面であり、大がかりな機械加工以外の研磨処理等の削り代を含んでいても良い。また、クラウン部材1Bの内面1Biは、該クラウン部材1Bの中空部i側を向く面である。
前記主部10aは、クラウン部材1Bの外周縁1Beに向き合う内周縁10aeを有する、この内周縁10aeは、クラウン部材1Bの輪郭形状1Beとほぼ近似するが、それよりも僅かに大きな輪郭形状を持っている。従って、受け部10bで支持されたクラウン部材1Bの外周縁と、前記内周縁10aeとの間には、微小な間隙が形成される。この隙間には、後述の本固定工程によって例えば接着剤や溶融金属などが満たされ得る。
また、クラウン部4の耐久性を向上させるために、前記主部10aは、好ましくは0.3mm以上、より好ましくは0.4mm以上、さらに好ましくは0.8mm以上の厚さt1を有するものが好ましい。他方、該主部10aの厚さt1が大きくなると、クラウン部4の重量が大きくなる傾向がある。このような観点より、主部10aの厚さt1は、好ましくは2.0mm以下、より好ましくは1.5mm以下が望ましい。
前記受け部10bは、クラウン部材1Bの厚さに応じ、主部10aの仕上がり面4oからのステップ量(凹み量)を最適化することにより、その上で支持されるクラウン部材1Bと前記主部10aとの面一な仕上げを可能とする。これは、後に研磨等による表面仕上げ工程を簡略化し、生産性を高めるのに役立つ。
また、受け部10bは、1〜5mmの幅RWを有するものとして形成される。該幅RWは、開口部O1の縁と直交する向きに測定されるものとする。受け部10bの幅RWが5mmを超えると、クラウン部4において十分な重量の削減が図れず、ヘッドの低重心化が困難になる。逆に前記幅RWが小さすぎると、ヘッド本体1Aとクラウン部材1Bとの接合強度が低下する傾向がある。とりわけ、前記幅RWは、1.5mm以上、より好ましくは2.0mm以上が望ましく、また4.5mm以下、さらには4mm以下が望ましい。
受け部10bの幅RWは、変化させるのが良い。とりわけ、打球時の衝撃応力が比較的小さいバックフェースBF側の受け部10bの幅を相対的に小さくかつフェース2側の受け部10bの幅を相対的に大きくする。ここで、フェース2側の受け部10bとは、図2の基準状態の平面視において、ヘッドの重心Gよりもフェース2側に存在する受け部10bを意味し、バックフェースBF側の受け部10bは、それ以外の受け部10bを意味する。また各側の受け部10bの幅は、それぞれ長さで重み付けした平均幅として得ることができる。
さらに、受け部10bは、第1の開口部O1の周りで環状に連続する態様のみならず、一部で途切れても良い。この場合、接合強度の低下を防止するために、受け部10bの開口部O1に沿った合計長さが、該第1の開口部O1の全周長さの少なくとも50%以上、より好ましくは60%以上、さらに好ましくは80%以上であるのが望ましい。
前記受け部10bの厚さt2は特に限定されないが、小さすぎると打球時の衝撃応力によって受け部10bに損傷が生じるおそれがある。このような観点より、前記厚さt2は、好ましくは0.2mm以上、より好ましくは0.3mm以上、さらに好ましくは0.5mm以上が望ましい。他方、この受け部10bの厚さt2が大きすぎると、クラウン部4の重量削減効果が低下するため、好ましくは前記主部10aの厚さt1以下とするのが望ましい。
また、フェース縁部11は、実質的にフェース2を形成する主部11aと、該主部11aからステップ状に凹むとともに前記フェース部材1Cの内面1Ciの周縁部を支える受け部11bとを含む。本実施形態では、図2に示されるように、主部11a及び受け部11bは、いずれも第2の開口部O2の周りを環状に連続して設けられる。なお、フェース部材1Cの内面1Ciとは、該フェース部材1Cの中空部i側を向く面である。そして、このフェース縁部11には、フェース部材1Cが、溶接、接着剤又は一部を塑性変形させたかしめなど種々の接合方法を用いて固着される。
前記フェース部材1Cには、ヘッド本体1Aよりも低比重の金属材料が用いられることにより、ヘッド重心GがバックフェースBF側に寄る。これは、ヘッドの重心距離GL(ヘッド1のリーディングエッジからヘッドの重心Gまでの前後方向の距離)を大きくするため、前述のギア効果をより発現させ易くする。また、重心距離が大きいヘッドは、ヘッドの慣性モーメントも大きくなり、打球の方向性が向上する。
フェース部3の耐久性を向上させるために、該フェース部材1Cの厚さt4は、好ましくは1.5mm以上、より好ましくは2.0mm以上が望ましい。他方、フェース部3の重量を削減するためには、前記厚さt4は、好ましくは4.0mm以下、より好ましくは3.0mm以下が望ましい。本実施形態では、フェース部材1Cの厚さt4は実質的に一定のものが示されるが、各部で厚さが変化する態様を含む。フェース部材1Cも各種の方法で固着される。
本実施形態において、前記クラウン部材1Bは、Ti−6Al−4Vのチタン合金からなる圧延材が用いられる。該クラウン部材1Bにヘッド本体1Aよりも低比重の金属材料を用いることにより、クラウン部4の重量を軽減し、より低いヘッド重心Gが提供される。
重心Gの低いヘッド1は、スイートスポットSS(ヘッドの重心Gからフェース2に下ろした垂線Nの足である)をフェース2のソール側に与えるので、フェース2のスイートスポットSSの上部側(クラウン部側)の領域でボールが打球され易くなる。この結果、ヘッド1は打球の瞬間に重心Gの周りを図3において時計回りに微小回転し、ボールには大きな打出角及び低いバックスピンが与えられる(いわゆる縦のギア効果)。つまり、ボールには、飛行に好適な初期条件が与えられるので、飛距離が増加する。
請求項1に係る発明の実施形態では、クラウン部材1Bとフェース2の上縁2aとの間のヘッド前後方向の最短距離FWは10mm以上である。これにより、クラウン部材1Bとヘッド本体1Aとの接合部は、フェース2から十分に遠ざけられるため、そこに作用する打球時の衝撃応力を軽減できる。従って、前記接合部の耐久性の低下が生じることがない。
前記最短距離FWが10mm未満の場合、打球時に、ヘッド本体1Aとクラウン部材1Bとの接合部に大きな衝撃応力が作用しやすく、かつ、受け部10bの幅RWが小さい受け部10bのため、接合部に損傷や剥離が生じるおそれがある
本明細書において「フェース2の上縁2a」は、エッジ等によって外観上明りょうに特定できる場合にはそのエッジとするが、明りょうに特定できない場合には、図4(A)に示されるように、ヘッド1のスイートスポットSSとヘッドの重心Gとを含む複数の平面P1、P2、P3における各断面図において、図4(B)に示されるようにフェース輪郭線Lfの曲率半径rをスイートスポットSSから上側に向かって順番に求め、初めて200mmとなる位置を前記上縁2aとして定めることとする。
また、本明細書において、「ヘッドの前後方向」とは、図2に示されるように、基準状態におけるヘッド1の平面視において、ヘッドの重心GとスイートスポットSSとを結ぶ垂線Nが水平面HPに投影された方向Yとする。
また、請求項1の発明に係る実施形態において、前記クラウン部材1Bの厚さt3は、特に限定されないが、大きすぎるとクラウン部4の重量削減効果が十分に得られない傾向があり、逆に小さすぎると、ヘッド1の耐久性を低下させる傾向がある。このような観点より、クラウン部材1Bの厚さt3は、好ましくは0.3mm以上、より好ましくは0.4mm以上が望ましく、上限に関しては、好ましくは2.0mm以下、より好ましくは1.5mm以下が望ましい。
とりわけ、クラウン部4の全体の剛性を高めるために、クラウン部材1Bの厚さt3と前記主部10aの厚さt1との比(t1/t3)は、1.0/0.7〜2.0とする。
また、請求項2に係る発明の実施形態では、前記最短距離FWは特に問わないが、前記クラウン部材1Cが、0.7mm以下という非常に小さい厚さt3で形成される。このような小厚さのクラウン部材1Bは、曲げ剛性が小さくなるため、打球時に自らを大きく撓ませることで、該クラウン部材1Bとヘッド本体1Aとの接合への応力集中を緩和させ得る。従って、この実施形態のヘッド1においても、低重心化が図られつつ接合部の耐久性が向上される。ただし、クラウン部材1Bの厚さt3が小さすぎると、耐久性に不利となるので、下限は前述の通り0.3mm以上が望ましい。
とりわけ、前記最短距離FWを10mm以上としかつクラウン部材1Bの厚さt3を0.7mm以下としたヘッド1は、より重心Gを低くできかつ耐久性の低下を確実に抑制しうる。
本実施形態のクラウン部材1Bは、圧延材により形成される。図5に示されるように、圧延材Mは、回転する一対のロールR、R間に金属素材を摩擦によって噛み込ませ、厚さないし断面積が減じられた圧延加工を経て製造された材料とする。従って、この圧延加工の前に、例えば金属材料の鋳造、鍛造、研削工程等が行われていても良いし、また圧延加工の後にプレスによる曲げ、打ち抜き又は切断工程、さらには必要により熱処理工程等が行われたものでも良い。このような圧延材Mは、加工硬化による材料の機械的特性の向上、均一な厚さ及び欠損の少ない均一な結晶組織が得られる。従って、本実施形態のように、クラウン部材1Bを薄く形成した場合においても、応力集中などが防止され十分な強度が確保される。
鋳造品又は鍛造品が、クラウン部材1Bに用いられても良い。しかしながら、前者は、引け巣などによって材料に構造欠陥が含まれやすく、また、後者は、厚さのバラツキに伴う応力集中が生じやすい。これらの観点より、クラウン部材1Bには、圧延材が最も好ましいものとなる。
本明細書では、図5に示されるように、圧延材Mが圧延される矢印Kの方向を圧延方向と呼ぶ。圧延工程において、複数段の圧延を繰り返され、その都度、前記方向を違えるような場合には、最終段の圧延の送りの向きを圧延方向とする。
また、図6(A)に示されるように、圧延材Mから所定形状のクラウン用部品1BPが打ち抜かれる。この際、クラウン用部品1BPは、前記圧延方向Kがクラウン部材1Bのヘッド前後方向となるよう圧延方向Kと輪郭形状との相対関係が考慮される。しかる後、図6(B)に示されるように、クラウン用部品1BPは、例えば一対の雄型D1及び雌型D2でプレスされ、必要により端部が切削等されて輪郭形状が整えられる。これにより、図6(C)に示されるように、ヘッド前後方向及びトウ−ヒール方向にそれぞれ曲率半径RL、RHで外方に向かって凸となる三次元に湾曲するクラウン部材1Bが形成される。
そして、図2に示されるように、クラウン部材1Bは、その圧延方向Kとヘッド前後方向Yとのなす角度θが20度以下、より好ましくは0〜10度、さらに好ましくは0〜5度になるようにヘッド本体1Aに固着される。種々の実験の結果、上述のように、クラウン部材1Bの圧延方向Kをヘッド前後方向Yとほぼ平行に近づけることにより、打球時にクラウン部材1Bが外方により撓みやすくなる。これは、第一にヘッド本体1Aとの接合部の応力集中の緩和、第二にフェース2のロフト角を打球時に増大させ、ボールの打出角の向上という効果をもたらす。
また、ヘッド本体1Aとクラウン部材1Bとの接合には、種々の方法が採用できる。接合方法には、溶接、接着ロウ付け、摩擦圧接又はかしめ等の1種若しくは2種以上が併用される。図7には、かしめの接合例が示される。ヘッド本体1A及びクラウン部材1Bの一方(この例ではヘッド本体1A)に凸部13が設けられるとともに、他方(この例ではクラウン部材1B)には、前記凸部が塑性変形により押し込められる凹部14が予め設けられる。
両部材1A、1Bを接合する際は、先ずクラウン部材1Bをヘッド本体1Aの受け部10bに支持させかつ位置合わせが行われる。この際、クラウン部材1Bを載せる前に、予め受け部10b等に接着剤を塗布しておくことが好ましい。しかる後、凸部13がポンチ等で押圧され、凹部14に向けて押し潰される。これにより、クラウン部材1Bは、受け部10bと、凸部13が塑性変形した被圧搾部15とによって内、外から挟まれ、強固な接合が得られる。特に好ましくは、凸部13が塑性変形した後、凹部14を実質的に隙間無く満たし、かつ、実質的に面一なクラウン部4の外面を構成することが望ましい。
前記凸部13及び凹部14は、いずれも各々に対応した形状で設けられる。例えば図7の実施形態では、凸部13及び凹部14jはいずれも断面矩形状であるが、図8に示されるように、凸部13及び凹部14を各々断面略三角形状とすることもできる。また、各凸部13及び凹部14は、図9に示されるように、開口部O1の周りに部分的に設けられても良いし、環状に連続して設けられても良い(図示省略)。
また、図10に示されるように、受け部10bには、クラウン部材1Bの位置ズレを防ぐために、開口部O1に沿ってのびる凹溝16が設けられても良い。この場合、クラウン部材1Bには、この凹溝16に嵌まり合う突条17が設けられる。また、これとは逆に、クラウン部材1Bに凹溝を、かつ、受け部10bに突条を設けることもできる(図示省略)。
また、図11には、本発明の他の実施形態が示される。
(A)のものは、クラウン部材1Bが、バックフェースBF側に向かって凸となる略横V字状のものが示される。これにより、クラウン部材1Bは、相対的なものとして、フェース2の上縁2aまでのヘッド前後方向の距離が大きい中央部1Bcと、その両側に設けられたフェース2の上縁2aまでのヘッド前後方向の距離が小さいトウ側部1Bt及びヒール側部1Bhとを含む。このようなクラウン部材1Bは、打球時の衝撃応力が最も大きい中央部1Bcがフェース2から最も離れているため、優れた耐久性を発揮できる。
図11(B)の態様では、(A)の態様とは逆に、相対的なものとして、フェース2の上縁2aまでのヘッド前後方向の距離が最も小さい中央部1Bcと、その両側に設けられたフェース2の上縁2aまでのヘッド前後方向の距離が大きいトウ側部1Bt及びヒール側部1Bhとを含む。このようなヘッド1は、クラウン部4のトウ側及びヒール側の重量が相対的に大きくなるため、ヘッドの重心Gを通る垂直軸周りの慣性モーメントを増大することができる。よって、打球の方向性に優れる。
図11(C)の態様では、複数個のクラウン部材1Bが設けられたヘッド1が示されている。この例では2個であるが、3以上としても良い。
以上、本発明の実施形態について、ウッド型のゴルフクラブヘッドを例に挙げ説明したが、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、アイアン型、ユーティリティ型又はパター型など種々のゴルフクラブヘッドに適用される。
表1の仕様に基づいて、ウッド型のゴルフクラブヘッドを試作した。共通仕様などは以下の通りである。
ヘッド体積:300cm3
ロフト角:10度
ライ角:57度
ヘッド重量:実施例1で200g
ヘッド本体:SUS630(比重7.8)の鋳造品
フェース部材:Ti−6Al−4V(比重4.5)の圧延材
クラウン部材:Ti−6Al−4V(比重4.5)の圧延材
クラウン部の開口部の面積:20cm2
クラウン縁部の主部の厚さt1:1.0mm
フェース部材の厚さt4:3.0mm
テストの方法は、次の通りである。
<重心高さ>
図3に示されるように、前記基準状態において、スイートスポットSSの水平面HPからの高さHを測定した。
<打球の飛距離>
各供試ヘッドにFRP製の同一のシャフト(SRIスポーツ株式会社製のMP300、フレックスR)を装着し45インチのウッド型ゴルフクラブを試作した。そして、該クラブをミヤマエ社製のスイングロボットに取り付け、フェースの中心かつヘッドスピード40m/sでゴルフボールを5球づつ打撃した。そして、飛距離の平均値を測定した。数値が大きいほど良好である。
<耐久性>
上記各クラブをミヤマエ社製のスイングロボットに取り付け、フェースの中心かつヘッドスピード50m/sでゴルフボールを繰り返し打撃した。そして、100球毎にクラウン部材とヘッド本体との接合部の損傷の有無を調べ、該損傷が生じた打球数を調べた。最大打球数は9000発とした。実使用状況などを考慮すると、3000発で損傷無き場合には十分な耐久性を有すると考えられる。
表1にテストの結果などを示す。
Figure 0004612526
テストの結果、実施例のヘッドは、耐久性を損ねることなく低重心化を図ることができることが確認された。
本実施形態のゴルフクラブヘッドの斜視図である。 その平面図である。 図2のX−X拡大断面図である。 (A)はヘッドの正面図、(B)はその平面P1による部分断面図である。 圧延材を説明する略図である。 (A)は圧延材からクラウン部材を部品取りする例を示す平面図、(B)はそれを曲げ加工する断面図、(C)は曲げ加工が施されたクラウン部材の斜視図である。 ヘッド本体とクラウン部材との一接合例を示す拡大図である。 ヘッド本体とクラウン部材との他の接合例を示す拡大図である。 ヘッド本体とクラウン部材との接合例を示す接合前のヘッドの平面図である。 ヘッド本体とクラウン部材との他の接合例を示す拡大図である。 (A)〜(C)は、ヘッド本体とクラウン部材との他の実施形態を示す平面図である。 従来のゴルフクラブヘッドの断面略図である。
符号の説明
1 ゴルフクラブヘッド
1A ヘッド本体
1B クラウン部材
1C フェース部材
2 フェース
2a フェースの上縁
3 フェース部
4 クラウン部
5 ソール部
6 サイド部
7 ホーゼル部
O1 第1の開口部
O2 第2の開口部
Y ヘッド前後方向
K 圧延方向

Claims (5)

  1. ボールを打球するフェースを有する中空構造のゴルフクラブヘッドであって、
    クラウン部に第1の開口部とこの第1の開口部の周りを環状にのびるクラウン縁部とが設けられたヘッド本体と、
    前記ヘッド本体に固着されることにより前記第1の開口部を閉じるクラウン部材とを含み、
    前記クラウン部材が、前記ヘッド本体よりも比重が小さい材料から構成され、
    かつ前記クラウン縁部は、実質的にクラウン部の仕上がり面を形成する主部と、該主部からステップ状に凹むとともに前記クラウン部材の内面かつ周縁部を支える1〜5mmの幅を有する受け部とが設けられるとともに、
    前記クラウン部材の厚さt3と前記主部の厚さt1との比(t1/t3)は、1.0/0.7〜2.0であり、
    しかも規定のライ角及びロフト角に保持して水平面に接地させた基準状態の平面視において、前記ヘッド本体は、ヘッドの重心よりもフェース側に存在するフェース側の受け部の幅が相対的に大きくかつ、それ以外の受け部であるバックフェース側の受け部の幅が相対的に小さいことを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  2. 前記クラウン部材は、0.7mm以下の厚さを有する金属材料である請求項1記載のゴルフクラブヘッド。
  3. 前記クラウン部材は、圧延された金属材料からなり、その圧延方向とヘッド前後方向とのなす角度が20度以下である請求項1又は2記載のゴルフクラブヘッド。
  4. 前記クラウン部材は、平面視において、バックフェース側に向かって凸となる略横V字状をなし、これにより、前記クラウン部材は、相対的なものとして、前記フェースの上縁までのヘッド前後方向の距離が大きい中央部と、その両側に設けられかつ前記フェースの上縁までのヘッド前後方向の距離が小さいトウ側部及びヒール側部とを含む請求項1乃至3のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  5. 前記クラウン部材は、相対的なものとして、前記フェースの上縁までのヘッド前後方向の距離が最も小さい中央部と、その両側に段差状に設けられかつ前記フェースの上縁までのヘッド前後方向の距離が大きいトウ側部及びヒール側部とを含む請求項1乃至のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
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