JP2007125107A - ゴルフクラブヘッド及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造時の不良品の発生を低減させる。
【解決手段】中空のゴルフクラブヘッドを製造する方法である。ヘッドは、クラウン部に少なくとも一つの開口部O1が設けられた金属材料からなるヘッド本体1Aと、金属材料からなりかつヘッド本体1Aに固着されるクラウン部材1Bとを含む。ヘッド本体1Aは、開口部O1の周りにクラウン部材1Bの内面1Biかつ周縁部を支える受け部10bと、該受け部10bに支えられたクラウン部材1Bの外周縁1Beに沿って設けられた外方に突出する凸部10cとが設けられる。そして、受け部10bでクラウン部材1Bを支えかつクラウン部材1Bを覆うように凸部10cを塑性変形させることにより、受け部10bとの間でクラウン部材1Bを挟む被圧搾部10dを形成する仮止め工程と、この仮止め工程後にクラウン部材1Aとヘッド本体1Bとを本固定する工程とを含む。
【選択図】 図9

Description

本発明は、製造時の不良発生率を低減しうるゴルフクラブヘッド及びその製造方法に関する。
従来より、クラウン部に開口部が設けられたヘッド本体と、該ヘッド本体とは異なる金属材料からなりかつ前記開口部を閉じるクラウン部材とを接合した中空構造のゴルフクラブヘッドが提案されている。しなしながら、このようなヘッドは、ヘッド本体とクラウン部材とを接合する際に位置ずれが生じやすく、その結果、ヘッドの外観不良や接合不良による耐久性の低下等が生じやすい。
また、例えば図19(A)、(B)及び図19(B)のC−C断面である図20に示されるように、2つの部材b1、b2を接合してゴルフクラブヘッドaを製造する場合、一方の部材b1の接合端部には凸部cが、また他方の部材b2の接合端部には前記凸部cに嵌まり合う凹部dがそれぞれ設けられており、両部材の接合時にこれらを嵌め合わせて位置決め精度を向上させる技術が提案されている。
しかしながら、このような技術は、両部材b1、b2の上下方向(図20の符号fの方向)の位置決めについては十分に考慮されていない。このため、クラウン部において隙間や段差が生じるおそれがあり、未だ改善の余地がある。関連する技術としては、次のものがある。
特開平10−286332号公報 登録実用新案公報3027660号公報
本発明は、以上のような実情に鑑み案出なされたもので、ヘッド本体に予め設けられた凸部を塑性変形させてクラウン部材の周縁部を内、外から挟む仮止め工程と、この仮止め工程後にクラウン部材とヘッド本体とを本固定する本固定工程とを含ませることを基本として、ヘッド本体とクラウン部材との接合時の位置ズレを防止し、外観不良や接合不良などの不良品の発生率を低減しうるゴルフクラブヘッド及びその製造方法を提供することを主たる目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、クラウン部に少なくとも一つの開口部が設けられた金属材料からなるヘッド本体と、金属材料からなりかつ前記開口部を閉じるクラウン部材とを接合する工程を含んで中空構造のゴルフクラブヘッドを製造するゴルフクラブヘッドの製造方法であって、前記開口部の周りに前記クラウン部材の内面かつ周縁部を支える受け部と、該受け部に支えられた前記クラウン部材の外周縁に沿って設けられかつ該クラウン部材の外面を超えて外方に突出する凸部とが設けられた前記ヘッド本体を準備する工程と、前記ヘッド本体の前記受け部で前記クラウン部材を支えかつ該クラウン部材を覆うように前記凸部を塑性変形させることにより、前記受け部との間で前記クラウン部材を挟む被圧搾部を形成する仮止め工程と、この仮止め工程後に前記クラウン部材とヘッド本体とを本固定する本固定工程とを含むことを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、前記クラウン部材は、0.7mm以下の厚さを有する請求項1記載のゴルフクラブヘッドの製造方法である。
また請求項3記載の発明は、前記本固定工程は、溶接、ロウ付け又は接着剤により前記ヘッド本体と前記クラウン部材とを接合する工程を含む請求項1又は2記載のゴルフクラブヘッドの製造方法である。
また請求項4記載の発明は、前記本固定工程の後、前記被圧搾部を取り除く工程をさらに含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のゴルフクラブヘッドの製造方法である。
また請求項5記載の発明は、少なくともクラウン部に開口部が設けられた金属材料からなるヘッド本体と、金属材料からなりかつ前記ヘッド本体に固着されることにより前記開口部を閉じるクラウン部材とを含む中空構造のゴルフクラブヘッドであって、前記クラウン部材の内面かつ周縁部は、前記ヘッド本体の前記開口部の周りに設けられた受け部で支持されるとともに、前記クラウン部材の外面かつ周縁部の少なくとも一部は、前記ヘッド本体の一部を塑性変形させた被圧搾部で覆われることを特徴とする。
また請求項6記載の発明は、前記クラウン部材と前記ヘッド本体とは、溶接、ロウ付け又は接着剤により接合された接合部を含む請求項5記載のゴルフクラブヘッドである。
請求項1記載のゴルフクラブヘッドの製造方法では、ヘッド本体は、開口部の周りにクラウン部材の内面かつ周縁部を支える受け部と、該受け部に支えられたクラウン部材の外周縁に沿って設けられかつ該クラウン部材の外面を超えて外方に突出する凸部とが予め設けられるとともに、前記凸部が受け部との間でクラウン部材を挟むように塑性変形させられ仮止めが行われる。これにより、両部材の位置ずれが防止される。そして、この仮止めの後、前記クラウン部材とヘッド本体とを本固定することにより、両部材の位置ずれを招くことなく強固に接合できる。
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づき説明する。
図1〜3は、それぞれ本実施形態のゴルフクラブヘッド(以下、単に「ヘッド」ということがある。)1を規定のライ角及びロフト角に保持して水平面HPに接地させた基準状態の斜視図、平面図及び図2のX−X拡大断面図である。
前記ヘッド1は、ボールを打球する面であるフェース2を前面に有するフェース部3と、前記フェース2の上縁2aに連なりヘッド上面をなすクラウン部4と、前記フェース2の下縁2bに連なりヘッド底面をなすソール部5と、前記クラウン部4とソール部5との間を継ぎかつ前記フェース2のトウ側縁2cからバックフェースBFを通りヒール側縁2dに至ってのびるサイド部6と、クラウン部4のヒール側に設けられかつ図示しないシャフトが装着されるホーゼル部7とを含む。
前記ヘッド1は、図3に示されるように、内部には中空部iが設けられた中空構造を有し、好ましくは、ドライバー(#1)又はフェアウェイウッドといったウッド型として作られる。
前記ヘッド1は、好ましくは120cm3 以上、より好ましくは150cm3 以上の体積を有するものが望ましい。これにより、ヘッド1の慣性モーメントが大きくなり、ミスショット時のヘッドのブレが最小限に抑えられ、打球の方向性が改善される。他方、ヘッド1の体積が大きすぎても、クラブ重量が増大し、例えばスイングバランスの悪化、ヘッドスピードの低下又は耐久性の低下を招くおそれがある。このような観点より、ヘッド1の体積は、好ましくは460cm3 以下、より好ましくは450cm3 以下、さらに好ましくは400cm3 以下が望ましい。
また、前記体積と同様の観点より、ヘッド1の重量は、好ましくは170g以上、より好ましくは180g以上が望ましく、かつ、上限については、好ましくは250g以下、より好ましくは230g以下が望ましい。
また、前記ヘッド1は、クラウン部4に開口部O1が設けられたヘッド本体1Aと、このヘッド本体1Aに固着されることにより前記開口部O1を閉じるクラウン部材1Bとから構成される。
本実施形態において、ヘッド本体1Aは、ヘッド1において相対的に最も比重が大きい金属材料で構成される。また、クラウン部材1Bはヘッド本体1Aよりも比重が小さい材料で構成される。このような組み合わせは、ヘッド上部の重量を削減し、例えば低い重心Gを有するヘッド1を提供するのに役立つ。
特に限定はされないが、前記ヘッド本体1Aの材料の比重ρ1は、好ましくは4.0以上、より好ましくは5.0以上、さらに好ましくは7.0以上が望ましい。これによって、低重心化及び大きな慣性モーメントが得られる。他方、ヘッド重量及びヘッド体積等を考慮すると、前記比重ρ1は、好ましくは10.0以下、より好ましくは9.0以下、さらに好ましくは8.0以下が望ましい。とりわけステンレス合金(比重約7.8)やマレージング鋼(比重約8.2)などが好ましい。
また、特に限定されないが、前記クラウン部材1Bの材料の比重ρ2は、好ましくは0.5以上、より好ましくは1.0以上、さらに好ましくは1.5以上が望ましい。0.5未満の材料では十分な強度が得られない傾向がある。他方、前記比重ρ2が大きすぎるとヘッド1の重心Gが高くなる傾向があるので、好ましくは6.0以下、より好ましくは5.0以下、さらに好ましくは4.6以下が望ましい。これらの材料としては、チタン合金(比重約4.5)、アルミニウム合金(比重約2.7)又はマグネシウム合金(比重約1.8)などが好ましい。
また、前記比重の比(ρ1/ρ2)は1.0よりも大であるが、好ましくは1.5以上、さらに好ましくは1.7以上が望ましい。これによって、効果的にヘッド1の低重心化が図られる。また、前記比(ρ1/ρ2)の上限に関しては、好ましくは8.0以下、より好ましくは7.0以下、さらに好ましくは6.0以下が望ましい。
次に、このようなヘッド1の製造方法について説明する。
先ず、ヘッド本体1Aと、クラウン部材1Bとが別々に準備される。図4及び図5には、クラウン部材1Bと接合される前のヘッド本体1Aの斜視図及び平面図が示される。該ヘッド本体1Aは、前記フェース部3、前記ソール部5、前記サイド部6、前記ホーゼル部7及び前記開口部O1の周りに設けられたクラウン縁部10を含む。
前記ヘッド本体1Aは、各部が予め一体として形成された一つの鋳造品から形成されるのが望ましい。これによって、ヘッド1のライ角やロフト角の精度及び生産性が向上する。ヘッド本体1Aは、鍛造により又は圧延材を曲げ加工等することにより作られても良いが、その場合には曲げ加工を施した部分に亀裂等が生じやすい傾向がある。また、ヘッド本体1Aは、2以上の部材を接合して作ることもできる。ただし一体の鋳造品に比べると、生産性が低下しやすい。
また、本実施形態において、前記開口部O1は、クラウン部4からはみ出すことなくその領域の中に収められる。これにより、クラウン縁部10は、開口部O1の周りを環状に連続してのびるものとして形成される。ただし、開口部O1は、その一部がクラウン部4からはみ出して設けられる態様を含む。また、開口部O1の形状は特に限定されないが、本実施形態のように、クラウン部4の輪郭にほぼ沿った滑らかな輪郭形状を有するのが望ましい。
前記開口部O1は、比重が小さいクラウン部材1Bで閉じられるので、その面積に依存してクラウン部4の重量を削減させる。十分な低重心化を図るためには、前記開口部O1の面積は、好ましくは15cm2 以上、より好ましくは20cm2 以上、最も好ましくは23cm2 以上が望ましい。他方、クラウン部4での十分な耐久性を確保するために、開口部O1の面積は、好ましくは60cm3 以下、より好ましくは50cm3 以下が望ましい。ここで、開口部O1の面積は、図2又は図5に示されるように、基準状態のヘッド1(又はヘッド本体1A)の平面視において、水平面HPに投影された開口部O1平面の面積として計算されるものとする。また、クラウン部4の面積(図2おいてフェース2を除いた部分を水平面HPに投影した面積とする。)は、好ましくは30cm2 以上、より好ましくは40cm2 以上が望ましく、また上限については、好ましくは120cm2 以下、より好ましくは100cm2 以下程度が望ましい。
前記クラウン縁部10は、図4、図5及びそのD−D断面図である図6に示されるように、実質的にクラウン部4の仕上がり面4oを形成する主部10aと、該主部10aからステップ状に凹んで設けられるとともに前記クラウン部材1Bの内面1Biかつ周縁部を支える受け部10bと、該受け部10bに支えられたクラウン部材1Bの外周縁1Beに沿って設けられた凸部10cとを含む。
前記主部10a及び受け部10bは、いずれも開口部O1の周りを環状に連続してのびるように設けられる。また、前記クラウン部4の仕上がり面4oとは、塗膜等を除いて完成したヘッドの実質的な外表面であり、大がかりな機械加工以外の研磨処理等の削り代を含んでいても良い。また、クラウン部材1Bの内面1Biは、該クラウン部材1Bの中空部i側を向く面である。
前記主部10aは、クラウン部材1Bの外周縁1Beに向き合う内周縁10aeを有する、この内周縁10aeは、クラウン部材1Bの輪郭形状1Beとほぼ近似するが、それよりも僅かに大きな輪郭形状を持っている。従って、受け部10bで支持されたクラウン部材1Bの外周縁と、前記内周縁10aeとの間には、微小な間隙が形成される。この隙間には、後述の本固定工程によって例えば接着剤や溶融金属などが満たされ得る。
また、クラウン部4の耐久性を向上させるために、前記主部10aは、好ましくは0.3mm以上、より好ましくは0.5mm以上の厚さt1を有するものが好ましい。他方、該主部10aの厚さt1が大きくなると、クラウン部4の重量が大きくなる傾向があるので、前記厚さt1は、好ましくは2.0mm以下、より好ましくは1.5mm以下、さらに好ましくは1.0mm以下が望ましい。
前記受け部10bは、前記主部10aの外面からのステップ量(凹み量)が最適化されることにより、その上で支持されるクラウン部材1Bと前記主部10aとの各外面を面一に仕上げるのに役立つ。これは、後に研磨等による表面仕上げ工程を簡略化し、生産性を高めるのに役立つ。
前記受け部10bは、好ましくは1.0〜10.0mmの幅RW(図3に示す)を有するのが望ましい。該幅RWは、開口部O1の縁と直交する向きに測定される。この受け部10bの幅RWは、一定でも良いしまた変化するものでも良い。
前記受け部10bの幅RWが1.0mm未満であると、後述の凸部10cの塑性変形時の衝撃によって該受け部10bが変形し、接合不良が生じるおそれがある。他方、受け部10bの幅RWが大きいほど、クラウン部材1Bがより広い幅で受け部に支持されるので、クラウン部材1Bとの接合強度は高まる。しかし、クラウン部材1Bの内面1Biの周縁部と、受け部10bの外面とが完全に密着するような表面形状を持たせることは、クラウン部が滑らかな凸曲面で形成されること及び加工精度等に鑑みて現実的ではない(つまり、クラウン部材1Bと受け部10bとを重ね合わせた場合、多少のガタが存在する。)。このため、受け部10bの幅が相当大きい場合、受け部10bのある位置により強く密着したクラウン部材1Bが、例えばその反対側の位置の受け部10bから大きく浮き上がったりすることがあり、受け部10でいびつに支持されてしまう傾向がある。このような観点より、受け部10bの幅RWは、好ましくは7mm以下が望ましい。
また受け部10bの厚さt2は特に限定されないが、小さすぎると打球時の衝撃応力や凸部10cの塑性変形時に受け部10bが損傷するおそれがある。このような観点より、前記厚さt2は、好ましくは0.2mm以上、より好ましくは0.3mm以上、さらに好ましくは0.5mm以上が望ましい。他方、この受け部10bの厚さt2が大きすぎると、クラウン部4の重量が大きくなるため、好ましくは前記主部10aの厚さt1以下とするのが望ましい。
前記凸部10cは、主部10aから外方(上方)にのびており、この例では略テーパ状の突起で形成される。また、該凸部10cは、クラウン部材1Bの外周縁1Beに沿って、ほぼ等しい配設ピッチTPで並ぶ複数個から構成されている。
また、クラウン部材1Bは、図7に示されるように、圧延材Mから形成される。圧延材Mは、回転する一対のロールR、R間に金属素材を摩擦によって噛み込ませ、厚さないし断面積が減じる圧延加工を経て製造された材料であれば良い。従って、圧延加工の前に、例えば金属材料の鋳造、鍛造、研削工程等が行われていても良いし、また圧延工程の後にプレス曲げ、打ち抜き又は切断工程、さらには必要により熱処理工程等が行われても良い。
前記圧延材Mは、加工硬化による材料の機械的特性の向上、均一な厚さ及び欠損の少ない結晶組織という利点を有する。従って、例えばクラウン部材1Bを小さい厚さ、例えば0.7mm以下で形成した場合でも、応力集中などを防止し十分な耐久性を発揮できる。
鋳造品又は鍛造品が、クラウン部材1Bに用いられても良い。しかしながら、前者は、引け巣などによって材料に構造欠陥が含まれやすく、また、後者は、厚さのバラツキに伴う応力集中が生じやすい。これらの観点より、クラウン部材1Bには、圧延材が最も好ましいものとなる。
本明細書において、図7に示されるように、圧延材Mが圧延された矢印Kの方向を圧延方向と呼ぶ。圧延工程において、複数段の圧延を繰り返され、その都度、前記方向を違えるような場合には、最終段の圧延の送りの向きを圧延方向とする。そして、図2に示されるように、クラウン部材1Bは、仕上げられたヘッド1において、前記圧延方向Kとヘッド前後方向Yとのなす角度θが20度以下、より好ましくは0〜10度、さらに好ましくは0〜5度になるようにヘッド本来1Aに固着される。クラウン部材1Bの圧延方向Kをヘッド前後方向Yとほぼ平行に近づけることにより、打球時にクラウン部材1Bが外方により撓みやすくする。そして、これは、第一にクラウン部材1Bとヘッド本体1Aとの接合部の応力集中の緩和、第二にフェース2のロフト角を打球時に増大させ、ボールの打出角の向上という効果をもたらす。よって、耐久性と打球の飛距離が向上する。
また、前記ヘッド前後方向とは、図2に示されるように、基準状態におけるヘッド1の平面視において、ヘッドの重心Gからフェース2に下ろした垂線Nを水平面HPに投影した方向Yとする。なお、この垂線Nの足はスイートスポットSSと呼ばれる。
圧延材Mからクラウン部材1Bを作るための具体的な工程としては、図8(A)に示されるように、例えば圧延材Mから、プレス等にて所定形状のクラウン用部品1BPが打ち抜き加工される。この際、クラウン用部品1BPは、そのヘッド前後方向と前記圧延方向Kとの相対関係が考慮される。しかる後、図8(B)に示されるように、クラウン用部品1BPは、例えば一対の雄型D1及び雌型D2でプレスされ、必要により端部が切削等されて輪郭形状が整えられる。これにより、図9に示されるように、ヘッド前後方向及びトウ−ヒール方向にそれぞれ曲率半径RL、RHで外方に向かって凸となる三次元に湾曲するクラウン部材1Bが形成される。
クラウン部材1Bの厚さt3は、特に限定されないが、大きすぎるとクラウン部4の重量が大きくなってヘッドの重心Gが高くなる傾向があり、逆に小さすぎると、ヘッド1の耐久性を低下させる傾向がある。このような観点より、クラウン部材1Bの厚さt3は、好ましくは0.3mm以上、より好ましくは0.5mm以上が望ましく、上限に関しては、好ましくは2.0mm以下、より好ましくは1.5mm以下、さらに好ましくは1.0mm以下、特に好ましくは0.7mm以下が望ましい。
とりわけ、クラウン部4の全体の剛性を高めるために、該クラウン部材1Bの厚さt3と前記主部10aの厚さt1との比(t1/t3)は、好ましくは1.0以上、より好ましくは1.5以上、さらに好ましくは2.0以上が望ましく、また上限に関しては、好ましくは4.0以下、より好ましくは3.0以下が望ましい。
次に、ヘッド本体1Aとクラウン部材1Bとが仮止めされる。この際、図10(A)に示されるように、ヘッド本体1Aの前記受け部10bには、接着剤Bなどが予め塗布されるのが望ましい。接着剤Bの塗布領域は特に定めないが、好ましくは受け部10bと、この受け部10bから立ち上がる内壁面16とを含むことが望ましい。なお、凸部10cの内面まで接着剤塗布領域を広げても良いのは言うまでもない。
次に、前記接着剤Bの硬化に先立ち、受け部10bの上にクラウン部材1Bを載置した後、図10(B)に示されるように、該クラウン部材1Bを覆うように前記凸部10cを塑性変形させることにより、前記受け部10bとの間で前記クラウン部材1Bを挟む被圧搾部10dが形成される。
前記凸部10cは、例えば押し具Pによって上方から押圧されることにより押し潰され、前記クラウン部材1Bの上に倒れ込むように塑性変形する。このような凸部10cの変形が促進されるように、該凸部10cは、前記押圧時に該凸部10cをクラウン部材1Bの上に倒れ込ませるような偏心力を生じさせる手段(この例ではテーパ面14であるが、切り欠き等でも良い)を自らに含ませるのが望ましい。
このような工程により、図11に示されるように、クラウン部材1Bが、受け部10bと、凸部10cの塑性変形物である被圧搾部10dによって内、外から挟まれた仮止めヘッド1Kが得られる。この仮止めヘッド1は、クラウン部材1Bがヘッド本体1Aに対して、特に上下方向の位置が拘束されるため、その方向の位置ズレが防止される。またクラウン部材1Bは、受け部10bや被圧搾部10dとの接触による摩擦力によって、受け部10bに沿った方向の位置ずれも防止される。従って、両部材1A、1Bの位置が安定して保持される。
また、本実施形態のようにクラウン部材1Bが1.0mm以下、より好ましくは0.7mm以下のように非常に小さい厚さを有する場合、凸部10cを塑性変形する際に、クラウン部材1Bと受け部10bとの間に多少のガタがあっても、クラウン部材1Bを塑性変形させて受け部10bに密着させることもできる。これによって、ヘッド本体1Aとクラウン部材1Bとのずれを修正でき、さらに不良品の発生を防止できる。
仮止め工程をより確実に行わせるために、前記凸部10cの高さTHは、好ましくは1.0mm以上、より好ましくは1.5mm以上、さらに好ましくは2.0mm以上が望ましい。該高さTHが1.0mm未満の場合、このような凸部10cを塑性変形させてもクラウン部材1Bを覆う十分な長さの被圧搾部10dを形成できず、クラウン部材1Bを固定するのが難しい。逆に、前記高さTHが大きすぎても、同様に、クラウン部材1Bを確実に保持する被圧搾部10dを形成するのが難しい。このような観点より、凸部の高さTHは、好ましくは5.0mm以下、より好ましくは4.0mm以下が望ましい。
また、図5に示されるように、凸部10cの幅TWは、好ましくは0.5mm以上、より好ましくは1.0mm以上が望ましい。前記幅TWが0.5mm未満であると被圧搾部10dの強度が不足し、仮止め後にクラウン部材1Bの位置ずれ等が生じやすくなる。逆に凸部10cの幅TWが大きすぎると、受け部10bの幅RWと同様、クラウン部材1Bの一部に浮き上がり等が生じやすくなる。このような観点より、前記幅TWは、好ましくは5.0mm以下が望ましい。
また、前記凸部10cの配設数は、好ましくは複数であるが、より具体的には3個以上、さらに好ましくは5個以上が望ましい。前記凸部10cが一つしか設けられていない場合、クラウン部材1Bを保持する能力が不足し位置ずれ等が生じやすくなる傾向がある。他方、凸部10cの配設数が多すぎてもこれらを塑性変形させる個数が増加して生産性が悪化するおそれがある。このような観点より、凸部10cは、好ましくは15個以下、より好ましくは12個以下が望ましい。
なお、上記凸部10cの配設個数は、本質的には、クラウン部材1Bの外周縁1Beの長さとの関係で定めるのが望ましい。即ち、図5に示されるように、隣り合う凸部10c、10cの配設ピッチTPが、好ましくは5mm以上、より好ましくは10mm以上となるように前記配設個数が定められるのが望ましい。ただし、該配設ピッチTPが大きすぎるとクラウン部材1Bの位置ずれが生じやすくなるため、好ましくは50mm以下、より好ましくは40mm以下が望ましい。なおこの配設ピッチTPは、凸部10cの幅TWの中心間の距離を主部10aの内周縁10aeに沿って測定された距離とする。
この仮止め工程の後、前記ヘッド本体1Aと前記クラウン部材1Bとを本固定する本固定工程が行われる。本実施形態の本固定工程では、前記接着剤を硬化させることにより行われる。前記仮止めヘッド1Kは、例えば、前記接着剤Bが熱硬化型の場合、オーブン等で所定の硬化条件で加熱される。また前記接着剤は自然硬化型の場合、仮止めヘッド1Kは、常温等で養生させる。この際、クラウン部材1Bはヘッド本体1Aに仮止めされているため、養生中でもその位置変化が生じないので、精度良くヘッドを本固定して仕上げることができる。
また、本実施形態では、ヘッド本体1Aとクラウン部材1Bとの本固定が接着剤Bを用いて行われる態様を示したが、例えば本固定は、溶接やロウ付け、圧接など種々の固定方法を採用することができる。いずれの接合方法を行う場合でも、ヘッド本体1Aとクラウン部材1Bとは強固に仮止めされているため、その位置が実質的に変化することなく本固定に至ることができる。従って、クラウン部4においてクラウン縁部10とクラウン部材1Bとの間の段差の発生を減じ、ひいては不良品の発生率が大幅に低減され得る。
前記被圧搾部10dは、そのままヘッド1に残存させることもできるが、クラウン部4の重量増加を招くおそれがある。そこで、図10(C)に示されるように、前記本固定工程の後、前記被圧搾部10dを取り除く工程をさらに含むことが望ましい。この工程は、例えば前記被圧搾部10dを機械加工で切除することで容易に行える。これにより、クラウン部4を凸凹のない滑らかな凸曲面で形成し美感を向上させることもできる。
図12〜図14には、凸部10c(及び被圧搾部10d)等の他の実施形態が示される。各図とも(A)は塑性変形前、(B)は塑性変形後の状態を示す。図12は、凸部10cが、断面矩形状で構成された態様が示される。また、図13は、凸部10cが断面略三角形状で形成された態様が示される。このように、凸部10tの形状は、種々変更することができる。
さらに図14には、クラウン部材1Bの外面1Boかつ周縁部に被圧搾部10dが嵌り込む凹部17が設けられた態様が示される。この実施形態では、被圧搾部10dを凹部17の中に押し込め、クラウン部材の外面からの突出量を小さくできるので、該被圧搾部10dを切除するための機械加工を簡略化でき生産性が向上する。図15(A)、(B)には、クラウン部材1Bに設けられる凹部17の例が示される。このように、凹部17三角柱状や直方体状など種々の形態が採用される。
また、図16に示されるように、受け部10bには、クラウン部材1Bの位置ズレをより確実に防ぐために、開口部O1に沿ってのびる凹溝19が設けられても良い。この場合、クラウン部材1Bには、この凹溝19に嵌まり合う突条20が設けられる。また、これとは逆に、クラウン部材1Bに凹溝19を、かつ、受け部10bに突条20を設けることもできる(図示省略)。
また、図17には、本発明の他の実施形態が示される。
(A)のものは、クラウン部材1Bが、バックフェースBF側に向かって凸となる略横V字状のものが示される。これにより、クラウン部材1Bは、相対的なものとして、フェース2の上縁2aまでのヘッド前後方向の距離が大きい中央部1Bcと、その両側に設けられたフェース2の上縁2aまでのヘッド前後方向の距離が小さいトウ側部1Bt及びヒール側部1Bhとを含む。このようなクラウン部材1Bは、打球時の衝撃応力が最も大きい中央部1Bcがフェース2から最も離れているため、優れた耐久性を発揮できる。
図17(B)の態様では、(A)の態様とは逆に、相対的なものとして、フェース2の上縁2aまでのヘッド前後方向の距離が最も小さい中央部1Bcと、その両側に設けられたフェース2の上縁2aまでのヘッド前後方向の距離が大きいトウ側部1Bt及びヒール側部1Bhとを含む。このようなヘッド1は、クラウン部4のトウ側及びヒール側の重量が相対的に大きくなるため、ヘッドの重心Gを通る垂直軸周りの慣性モーメントを増大することができる。よって、打球の方向性に優れる。
図17(C)の態様では、複数個のクラウン部材1Bが設けられたヘッド1が示されている。この例では2個であるが、3個以上でも良い。
以上、本発明の実施形態について、ウッド型のゴルフクラブヘッドを例に挙げ説明したが、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、アイアン型、ユーティリティ型又はパター型など種々のゴルフクラブヘッドに適用される。
本発明の効果を確認するために、表1の仕様に基づき、ウッド型のゴルフクラブヘッドを製造した。共通仕様などは以下の通りである。
ヘッド体積:300cm3
ヘッド重量:200g
ロフト角:10度
ライ角:57度
ヘッド本体:SUS630(比重7.8)の鋳造品
開口部の面積:25cm2
クラウン縁部の主部の厚さt1:1.0mm
クラウン部材:Ti−6Al−4V(比重4.5)の圧延材
クラウン部材の厚さt3:0.5mm
比(t1/t3)=2.0
また、各例の具体的な仕様は次の通りである。
<実施例>
予め受け部に接着剤を塗した後、クラウン部材が受け部に載置された。はみ出した接着剤を拭き取った後、凸部を押圧して塑性変形させる仮止め工程を行った。その後、本固定工程が行われた。本固定は、予め受け部に塗布していた接着剤(EW2010:住友スリーエム(株)製)を130℃で60分間加熱し硬化させることにより行った。接着剤の硬化後、研磨により、被圧搾部が切除された。
<比較例1>
また比較例1のヘッドは、図18(A)に示されるように、開口部O1の周り4カ所に第1の目印22が設けられたヘッド本体g1と、外面かつ周縁部には前記第1の目印に対応する4つの第2の目印が付されたクラウン部材g2とを用い、同図(B)のように、第1及び第2の目印22、23が互いに整うようにヘッド本体g1の受け部10bにクラウン部材g2を載せかつ接着剤で固着することにより製造された。受け部10bは、開口部O1の周りに連続して設けられ、その幅は3mmとした。
<比較例2>
また比較例2のヘッドは、図19(A)に示されるように、ヘッド本体b1の開口部O1と、クラウン部材b2との接合端面各々に互いに対応した凸部c、凹部dを設け、これらを図19(B)及びそのC−C断面である図20のように嵌め合わせて位置決めした後、治具でこれらを保持し、突き合わせた隙間を溶接することにより接合された。ヘッド本体の開口部の周りには、受け部は設けられていない。
また、テストとして各例の不良発生率が測定された。不良発生率は、上記各方法でウッド型のゴルフクラブヘッドを各々100個製造し、ヘッド本体とクラウン部材との接合部に長さ3mm以上の隙間が形成されたもの(不良品)の個数とした。結果は、比較例1の不良品発生率を100とする指数で表示した。数値が小さいほど良好である。
表1にテストの結果などを示す。
Figure 2007125107
テストの結果、実施例のヘッドは、不良品発生率が大幅に低下していることが確認された。
本実施形態のゴルフクラブヘッドの斜視図である。 その平面図である。 図2のX−X拡大断面図である。 組立前のヘッド本体の斜視図である。 図4の平面図である。 図4のD−D断面図である。 圧延材を説明する略図である。 (A)は圧延材からクラウン部材を部品取りする例を示す平面図、(B)はそれを曲げ加工する断面図である。 曲げ加工が施されたクラウン部材の斜視図である。 (A)〜(C)は、ヘッド本体とクラウン部材との固着工程を説明する部分断面図である。 仮止めされたヘッドの平面図である。 仮止め工程の他の実施形態を説明する部分断面図であり、(A)は仮止め前、(B)は仮止め後を示す。 仮止め工程の他の実施形態を説明する部分断面図であり、(A)は仮止め前、(B)は仮止め後を示す。 仮止め工程の他の実施形態を説明する部分断面図であり、(A)は仮止め前、(B)は仮止め後を示す。 (A)、(B)はクラウン部材の凹部を説明する部分斜視図である。 ヘッド本体とクラウン部材との仮止め工程を他の実施形態を示す部分断面図である。 (A)〜(C)は、ヘッド本体とクラウン部材との他の実施形態を示す平面図である。 (A)〜(B)は、比較例1のヘッドを説明する平面図である。 (A)〜(B)は、比較例2のヘッドを説明する平面図である。 図19(B)のC−C断面図である。
符号の説明
1 ゴルフクラブヘッド
1A ヘッド本体
1B クラウン部材
2 フェース
3 フェース部
4 クラウン部
5 ソール部
6 サイド部
7 ホーゼル部
10 クラウン縁部
10a 主部
10b 受け部
10c 凸部
10d 被圧搾部
O1 開口部
Y ヘッド前後方向
K 圧延方向

Claims (6)

  1. クラウン部に少なくとも一つの開口部が設けられた金属材料からなるヘッド本体と、金属材料からなりかつ前記開口部を閉じるクラウン部材とを接合する工程を含んで中空構造のゴルフクラブヘッドを製造するゴルフクラブヘッドの製造方法であって、
    前記開口部の周りに前記クラウン部材の内面かつ周縁部を支える受け部と、該受け部に支えられた前記クラウン部材の外周縁に沿って設けられかつ該クラウン部材の外面を超えて外方に突出する凸部とが設けられた前記ヘッド本体を準備する工程と、
    前記ヘッド本体の前記受け部で前記クラウン部材を支えかつ該クラウン部材を覆うように前記凸部を塑性変形させることにより、前記受け部との間で前記クラウン部材を挟む被圧搾部を形成する仮止め工程と、
    この仮止め工程後に前記クラウン部材とヘッド本体とを本固定する本固定工程とを含むことを特徴とするゴルフクラブヘッドの製造方法。
  2. 前記クラウン部材は、0.7mm以下の厚さを有する請求項1記載のゴルフクラブヘッドの製造方法。
  3. 前記本固定工程は、溶接、ロウ付け又は接着剤により前記ヘッド本体と前記クラウン部材とを接合する工程を含む請求項1又は2記載のゴルフクラブヘッドの製造方法。
  4. 前記本固定工程の後、前記被圧搾部を取り除く工程をさらに含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のゴルフクラブヘッドの製造方法。
  5. 少なくともクラウン部に開口部が設けられた金属材料からなるヘッド本体と、金属材料からなりかつ前記ヘッド本体に固着されることにより前記開口部を閉じるクラウン部材とを含む中空構造のゴルフクラブヘッドであって、
    前記クラウン部材の内面かつ周縁部は、前記ヘッド本体の前記開口部の周りに設けられた受け部で支持されるとともに、
    前記クラウン部材の外面かつ周縁部の少なくとも一部は、前記ヘッド本体の一部を塑性変形させた被圧搾部で覆われることを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  6. 前記クラウン部材と前記ヘッド本体とは、溶接、ロウ付け又は接着剤により接合された接合部を含む請求項5記載のゴルフクラブヘッド。
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