JP4610014B2 - サーボシステムの制御装置および制御方法 - Google Patents

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Description

この発明はサーボシステムの制御装置および制御方法に関する。
図7は産業用サーボシステムの代表例である位置サーボシステム構成例を示す図である。図において、位置P(比例)制御器70は、位置指令θrefと、位置速度検出器75の位置信号θmとの偏差θeが減少するように速度指令ωrefを出力し、速度PI制御器71は、速度指令ωrefと位置速度検出器75の速度信号ωmとの偏差eが減少するように電流指令uを出力する。電流制御器72は、電流指令urefと電流検出器73の出力umとの偏差が減少するようにモータ74への供給電圧vを出力する。
一般的に位置P制御器70と速度PI制御器71とが直列に結合されており、両者の制御帯域が近づくと、速度制御系にアンチワインドアップ制御則をきちんと導入しても、高速位置決め制御時に行き過ぎ量や振動が大きくなることがある。そのため、位置制御系のゲイン設計や位置指令θrefのプロファイルの設計が難しくなることがある。
図8は積分停止法を利用した従来の積分器の構成を示す図である。従来から、PI制御器に代表される積分器を持つ制御器では、制御器の出力である操作量がリミット処理による飽和(制限)によってワインドアップ現象を起こさないようにするために、図8に示すような積分器の積算を停止させる積分停止法が用いられてきた。
図8において、積分停止法を利用した従来の積分器の処理を説明する。
入力e(t)を比例制御器(Kp)30で比例演算し、kpe(t)を求める。また、入力e(t)を積分制御器(Ki/s)31で積分演算し、kiTe(t)を求め、リミッタ32を介して出力する。加算器33で、比例器30の出力であるkpe(t)とリミッタ32を介して出力されたkiTe(t)とから操作量u(t)を求め、この操作量u(t)をリミッタ34を介して出力する。
上記処理において、リミッタ32で飽和と判断した場合、スイッチ35をオフして積分制御器31への入力を停止する。
図9は、図7に示すサーボシステムの速度PI制御器71において、上述の図8の構成の速度PI制御器を適用した従来の位置サーボ系の速度応答のシミュレーション結果を示す図である。
図において、速度応答は発散現象を生じなくなっているが、行き過ぎ量や振動をかなり生じている。これらの行き過ぎ量や振動の量を少なくして、スムーズで且つ速い応答を実現したいということが、産業用サーボシステムの背景にある。
また、図10は従来の操作量飽和対策を適用したPI制御器の構成を示す図である。図8に示した上述の積分停止法では、アンチワインドアップ制御が不十分な場合に、より積極的な操作量飽和対策を目的とした、リミッタの前後の操作量(出力)差をフィードバックする操作量飽和対策手法である。
図10において、積分制御器50は、入力e(k)を比例演算器(kiTs)41で積分ゲインを乗じ、kiTse(k)を求め、次いで、加算器43で、kiTe(k)とメモリ(Z−1)44の出力であるx(k)とから状態変数x(k+1)を求める。
また、比例制御器(kp)42は、入力e(k)を比例ゲイン倍し、kpe(k)を求める。
加算器45は、メモリ(Z−1)44の出力であるx(k)とkpe(k)とから操作量u(k)を求める。
操作量u(k)をリミッタ(ulimit)46を介して出力する。
また、減算器47でPI制御器の出力の飽和量としてのトータルの飽和量Δu(k)を演算する。
また、比例演算器(1/Kp)48は、トータルの飽和量Δui(k)を比例ゲイン倍し、積分制御器の入力の修正量を出力する。減算器49は、入力e(k)から比例演算器48の出力を減算し、入力e〜(k)を求める。
入力e〜(k)を比例演算器(kiTs)41で積分演算し、kiTse〜(k)を求める。
加算器43で、kiTe(k)とメモリ(Z−1)44の出力であるx(k)とから状態変数x(k+1)を求める。
図11は、図7に示すサーボシステムの速度PI制御器71において、上述の図10の構成の速度PI制御器を適用した従来の位置サーボ系の速度応答のシミュレーション結果を示す図である。図において、速度応答は発散現象を生じなくなっているが、行き過ぎ量や振動をかなり生じている。これらの行き過ぎ量や振動の量を少なくして、スムーズで且つ速い応答を実現したいということが、産業用サーボシステムの背景にある。
また、PI制御系の出力にリミッタを設け、その前後の値を比較し操作量飽和を判定し、この飽和量を用いて操作量が飽和しないように入力および積分器の状態量を修正するようにしたものとして、特許文献1に記載のものがある。
特開平11−308900号公報
従来の位置サーボシステムにおいては、一般的に速度PI制御器と位置P制御器が直列に結合されており、両方の制御器の制御帯域(カットオフ周波数)が近づくと、従来のアンチワインド制御だけでは、行き過ぎ量や振動がかなり生じることが多いという問題点があった。
また、特許文献1においては、PI制御系の出力の飽和量を用いて入力の積分器の修正を行っていたため、比例項で生じた飽和分が積分器の状態量に反映されてしまうことになり、オーバシュート等が生じるという問題点があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、行き過ぎ量や振動の量を低減することができるサーボシステムの制御装置および制御方法を得ることを目的とするものである。
この発明に係るサーボシステムの制御装置は、PI制御器を有するサーボシステムの制御装置において、PI制御器の操作量が制限値の値に到達したとき、PI制御器の操作量の飽和分と比例制御の操作量の飽和分との差分として算出した積分制御の操作量の飽和分と、前記差分計算に用いるための比例制御の操作量飽和分を別々に求めて、積分制御の操作量飽和分だけを積分制御の積分器にフィードバックして、積分制御の状態変数を同サンプリング内に再計算し、再計算した状態変数の値を次サンプリングに使用するために保存するようにしたものである。
この発明に係るサーボシステムの制御装置は、PI制御器の比例(P)制御の操作量(出力)を最大限に生かすために、積分(I)制御の操作量飽和分と比例(P)制御の操作量飽和分を分離させて、積分(I)制御の操作量飽和だけを積分(I)制御の積分器にフィードバックして、その状態変数を再計算するようにしたので、サーボシステムのPI制御器に操作量飽和対策の改善して、行き過ぎ量や振動の量を低減することができる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るサーボシステムの制御装置の構成を示す図である。
図において、積分制御器60は、入力e(k)を比例制御器(kiT)1で比例演算してkiTe(k)を求め、次いで、演算器3で、kiTe(k)とメモリ(Z−1)4の出力であるx(k)とから状態変数x(k+1)を求める。(後述の式(1))
また、比例制御器(kp)2で、入力e(k)を比例演算し、kpe(k)を求める。
加算器5で、メモリ4の出力であるx(k)とkpe(k)とから操作量u(k)を求める。(後述の式(2))
操作量u(k)をリミッタ(ulimit)6を介して出力する。
また、減算器7でPI制御器の出力の飽和量としてのトータルの飽和量Δu(k)を演算する。
また、減算器9でkpe(k)とリミッタ(ulimit)8を介したkpe(k)とから比例項の飽和量Δup(k)を演算する。
また、減算器10でトータルの飽和量Δu(k)から比例項の飽和量Δup(k)を減算して、積分項の飽和量Δui(k)を演算する。(後述の式(10)参照)
演算器3で、kiTe(k)とx(k)とから積分項の飽和量Δui(k)を減算して、x〜(k+1)を演算する。(後述の式(16))
上述のように、この発明の実施の形態1に係るサーボシステムの制御装置においては、PI制御器の操作量(出力)が制限値(リミッタ)の値に到達したとき、積分(I)制御の操作量の飽和分と比例(P)制御の操作量の飽和分を別々に求めて、比例(P)制御の操作量の飽和分はそのままとし、積分(I)制御の操作量飽和分だけを(I)制御の積分器にフィードバックして、積分(I)制御の状態変数を同サンプリング内に再計算し、再計算した状態変数の値を次サンプリングに使用するために保存し、PI制御器を用いたサーボシステムの制御量の行き過ぎ量や振動を改善する。
この発明の実施の形態1に係るサーボシステムの制御装置においては、PI制御器は次式のように状態方程式で表現することができる。
ここで、T:サンプリングタイム、ki:積分ゲイン、kp:比例ゲイン。
Figure 0004610014
Figure 0004610014
操作量飽和対策のアルゴリズムは、トータルの飽和量Δu(k)を用いて入力e(k)を修正する。飽和が起こらない時の操作量をu〜(k)、入力をe〜(k)とし、u(k)=U〜(k)となるように入力を修正する。(3)式、(4)式からe〜(k)を求める。速度制御系で行なわれてきたこれまでの操作量飽和対策では、(6)式を用いて状態変数を修正する。
Figure 0004610014
Figure 0004610014
(3)式と(4)式の両辺を比較して、
Figure 0004610014
Figure 0004610014
Figure 0004610014
これまでの操作量飽和対策では、上述の通り、u(k)=U〜(k)となるように入力e(k)を修正し、e〜(k)を用いて状態変数を再計算する。
ここで、修正した入力e〜(k)は状態変数の再計算時に用いられることから、状態変数を計算する時点での飽和が起こらないための入力e〜(k)を求める手法を提案する。
飽和時の状態を表す(3)式よりx(k)を求めて(1)式に代入し、状態変数x(k+1)を計算すると(8)式のようになる。
Figure 0004610014
(8)式では、状態変数x(k+1)が飽和量Δu(k)を含んでいるので、飽和が起こらないようにするためには、(9)式のようにすればよい。
Figure 0004610014
ここで、Δu(k)、比例制御器の飽和量Δup(k)および積分制御器の飽和量Δui(k)との間には、(10)式の関係が成り立つ。そこで、下記(10)式の関係を使用して、(9)式を(11)式のように書き換える。
Figure 0004610014
Figure 0004610014
また、飽和が起こらない状態変数をx〜(k+1)、入力をe〜(k)とすると、(12)式が成立する。
Figure 0004610014
状態変数x〜(k+1)において、飽和が起こらないようにするための入力e〜(k)の条件は次のように求められる。図1より、
Figure 0004610014
(11)式、(12)式および(13)式より、
Figure 0004610014
(14)式、(3)式より、
Figure 0004610014
よって、飽和が起こらない状態変数x〜(k+1)は、(16)式となる。
Figure 0004610014
図2は、図7に示すサーボシステムの速度PI制御器71において、上述のこの発明の実施の形態1に係る図1の構成の速度PI制御器を適用したサーボシステムの制御装置における操作量飽和対策の速度応答結果を示す図である。操作量飽和対策が、大幅に行き過ぎ量や振動の量を改善し、スムーズな速度応答を実現していることが確認出来る。
上記のように、この発明の実施の形態1に係るサーボシステムの制御装置において、PI制御器に操作量飽和対策の改善をすることができる。
実施の形態2.
図3はこの発明の実施の形態2に係るサーボシステムの制御装置の構成を示す図である。
図において、積分制御器60は、入力e(k)を、積分制御器(kiT)11で比例演算してkiTe(k)を求め、次いで、加算器12で、kiTe(k)と後述のメモリ(Z−1)13の出力であるx(k)とから状態変数x(k+1)を求める。
メモリ13は、1サンプル前の状態変数x(k)を操作量ui(k)として出力する。このui(k)を、リミッタ(uilimit)14を介して出力する。
また、入力e(k)を比例制御器(kp)15で比例演算し、kpe(k)を求める。kpe(k)をリミッタ(ulimit)16を介して出力する。加算器17で、リミッタ14を介した操作量ui(k)とリミッタ16を介したkpe(k)とから操作量u(k)を求め、この操作量u(k)をリミッタ(ulimit)18を介して出力する。
減算器19はリミッタ(ulimit)16を介したkpe(k)からulimitを減算して、リミッタ(uilimit)14の制限値を補正する。
また、演算器21は減算器20で演算した積分項の飽和量Δui(k)を修正する。減算器22は、入力e(k)から演算器21の出力を減算し、入力e〜(k)を求める。
積分制御器11は、減算器22で入力e(k)からΔui(k)を減算した入力e〜(k)を、積分演算し、kiTe〜(k)を求める。
加算器12で、kiTe(k)と後述の演算器13の出力であるx(k)とから状態変数x〜(k+1)を求める。
図1と図3はこの発明の同じ目的仕様で実現されている。しかしながら、アルゴリズムの構成上、定常的な応答結果は同じ性能となるが、過渡的な応答結果は異なるときが存在する。
実施の形態3.
図4は、この発明の実施の形態2に係るサーボシステムの制御装置の構成を示す図である。
図の定数設定機能付き積分器90において、定数92は既知の大きさLoadの定常外乱に対して積分器90の収束値Loadを出力する。符号判別器91は、式(17)にしたがってスイッチ94を切替え、PI制御器の入力e(k)と積分器90の積算値x(k)の符号が異符号の場合に、積算値x(k)を予め設定された定数Loadに設定し、同符号の場合は、通常の積分動作を行われるようにする。
Figure 0004610014
なお、他の構成要素は図1の実施の形態1と同じであり同様の動作を行うので、説明を省略する。
図5は、図7に示すサーボシステムの速度PI制御器71において、定格トルクの50%の定常負荷トルクが印加された状態での、前述のこの発明の実施の形態3に係る図4の構成の速度PI制御器を適用したサーボシステムの制御装置における操作量飽和対策の速度応答結果を示す図である。
一方、図6は、図7に示すサーボシステムの速度PI制御器71において、上述のこの発明の実施の形態1に係る図1の構成の速度PI制御器を適用したサーボシステムの制御装置における操作量飽和対策の速度応答結果を示す図である。
実施の形態3の場合、PI制御器の入力e(k)と積分器90の積算値x(k)が異符号となる減速時に、積分器90の積算値x(k)が最終的に収束すべき値Loadに一気に収束値に設定されるので、図5に示すように良好な応答が得られる。
一方、実施の形態1の場合、積分器90の積算値x(k)が通常の積分動作にしたがい、徐々に減少するため、図5に比べて速度応答がスムーズでないことがわかる。このように、実施の形態3は、実施の形態1よりも良好な応答が得られることがわかる。
この発明のサーボシステムの制御装置および制御方法は、図7に示すように直列にPI制御器とP(又はPD)制御器が結合されている位置サーボシステムにおいて、操作量飽和対策が、大幅に行き過ぎ量や振動の量を改善し、スムーズな速度応答を実現できるので、位置制御系のゲイン設計や位置指令のプロファイルの設計が容易になる。
図7のサーボシステムは、動力源として電気モータを使用した例を示したが、この発明のサーボシステムは動力源として空圧アクチュエータ、油圧アクチュエータ、内燃機関など様々な形態の動力源を用いたサーボシステムに適用でき、しかも同様の効果を得ることができることは言うまでもない。
この発明の実施の形態1に係るサーボシステムの制御装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るサーボシステムの制御装置における操作量飽和対策の速度応答結果を示す図である。 この発明の実施の形態2に係るサーボシステムの制御装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態3に係るサーボシステムの制御装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態3に係るサーボシステムの制御装置における速度応答結果を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るサーボシステムの制御装置における図5と同一条件下での速度応答結果を示す図である。 産業用サーボシステムの代表例の位置サーボシステム構成例を示す。 積分停止法を利用した従来の積分器の構成を示す図である。 積分停止法を適用した従来の位置サーボ系の速度応答のシミュレーション結果を示す図である。 操作量飽和対策を適用した従来の積分器の構成を示す図である。 操作量飽和対策を適用した従来の位置サーボ系の速度応答のシミュレーション結果を示す図である。
符号の説明
1 比例演算器、 2 比例制御器、 3 演算器、 4 メモリ、 5 加算器、 6 リミッタ、 7 減算器、 8 リミッタ、 9 減算器、 10 減算器、60 積分制御器、 70 位置P制御器、 71 速度PI制御器、 90 定数設定機能付き積分器、 91 符号判別器、 92 定数設定器、 94 スイッチ、 e(k) 入力、 e〜(k) 飽和が起こらない時の入力、 x(k) 状態変数、 x(k+1) 状態変数、 x〜(k+1) 飽和が起こらない時の状態変数、 u(k) 操作量、 u〜(k) 飽和が起こらない時の操作量、 Δu(k) PI制御器の出力の飽和量としてのトータルの飽和量、 Δup(k) 比例項の飽和量、 Δui(k) 積分項の飽和量。

Claims (3)

  1. PI制御器を有するサーボシステムの制御装置において、PI制御器の操作量が制限値の値に到達したとき、PI制御器の操作量の飽和分と比例制御の操作量の飽和分との差分として算出した積分制御の操作量の飽和分と、前記差分計算に用いるための比例制御の操作量飽和分を別々に求めて、積分制御の操作量飽和分だけを積分制御の積分器にフィードバックして、積分制御の状態変数を同サンプリング内に再計算し、再計算した状態変数の値を次サンプリングに使用するために保存するようにしたことを特徴とするサーボシステムの制御装置。
  2. 前記PI制御器の入力の符号と、前記PI制御器の積分器の積算値の符号が異符号の場合、前記積分器の積算値に予め設定された定数を設定するようにしたことを特徴をする請求項1に記載のサーボシステムの制御装置。
  3. 請求項1または請求項2のいずれかに記載のPI制御器を、速度制御部に組み込んだことを特徴とするサーボシステムの制御装置。
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