JP4609224B2 - 光源装置 - Google Patents

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この発明は光源装置に関する。特に、液晶、DMDデバイスを用いたプロジェクター装置の光学システムに使う光源装置に関する。
近年、プロジェクター装置は長寿命化、小型化というニーズが高まり、光源である放電ランプも光出力を大きくし、さらに、高輝度化が求められている。光源では、水銀蒸気圧を高くすることでアークの広がりを抑える(絞り込む)とともに、より一層、光出力が大きな放電ランプが提案されている。
この放電ランプは、例えば、特開平2−148561号、特開平6−52830号に開示されており、これらの放電ランプを取り囲むように凹面反射鏡が設置され、プロジェクター装置の光源装置として利用されている。
プロジェクター装置で映像を投射するのに必要な光は、波長400nm〜780nmの可視光であり、可視光を有効に利用するために、凹面反射鏡は、放電ランプから放射された略全ての波長域の光を反射する性能を有するアルミニウムなどの金属製の反射鏡を利用したり、或いは、内面に可視光のみを主に反射させる可視光反射膜がコーティングされたガラス製の反射鏡を利用するものである。
最近では、より明るい映像となるように、光源装置から放射される光出力を、さらに大きくすることが望まれており、その方策として、発光管の外面に紫外光を反射する紫外光反射膜が直接コーティングされた放電ランプを組み込んだ光源装置が知られている。
このように放電ランプの発光管の外面に紫外光反射膜を設けることにより、紫外光を反射して、アーク部分に戻すことにより、発光効率を上げ、同じ入力電力でも、光出力を大きくすることができるものである。
このような技術は、特開2003−242930号、特開2004−227983号に記載されている。
特開平2−148561号、 特開平6−052830号、 特開2003−242930号 特開2004−227983号
しかしながら、このような発光管の外面に紫外光反射膜を直接コーティングした放電ランプでは、発光管の温度がランプ点灯時に、1000℃程度もの高温となるため、ランプの点灯および消灯間に生ずる温度差により、発光管の外面と紫外光反射膜とで熱膨張差が生じ、これに起因して紫外光反射膜にマイクロクラックあるいは膜剥がれが生じて、紫外光を反射できなくなり、発光効率が低下し、光出力が低下してしまうという不具合が生じることがある。
そこで本発明は、放電ランプ自体には何ら特別な手段を講じることなく、発光管内のアーク部分に紫外光を反射して戻し、発光効率を上げることができ、しかも、発光効率はランプ点灯時間の経過とともに変化するがなく、常に、光出力が大きな状態に保たれた光源装置を提供することにある。
請求項1に記載の光源装置は、石英ガラスからなる発光管の内部に一対の電極が対向配置され、0.15mg/mm以上の水銀を封入した放電ランプと、
前記放電ランプを取り囲み、当該放電ランプからの放射光を前方開口から所定の方向に反射する凹面反射鏡と、前記凹面反射鏡の前方開口を塞ぐように配置された前面ガラスよりなる光源装置において、前記凹面反射鏡の内部空間は、前面ガラスによって閉じられており、前記凹面反射鏡は、少なくとも300〜780nmの紫外光から可視光を反射するとともに、350〜400nmの紫外光の反射率が90%以上であり、前記前面ガラスは、350〜400nmの紫外光の反射率が90%以上であるとともに、400nm以上の光を透過する紫外光反射膜が形成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の光源装置は、請求項1に記載の光源装置であって、特に、前記凹面反射鏡は、ガラス製の基材からなり、光制御膜が形成されており、前記光制御膜は、330〜780nmの紫外光から可視光を90%以上反射するとともに、780nm以上の赤外光を透過することを特徴とする。
本発明によれば、放電ランプは発光物質として水銀を用いているので、可視光以外に400nm未満の紫外光も放射されるものであり、この紫外光は映像を投射するためには、全く不要な光であり、この不要な紫外光を放電ランプのアーク部分に戻して、光出力を増大させるために、利用するものである。
具体的な本発明の光源装置の構造は、凹面反射鏡の前方開口を塞ぐように前面ガラスが配置されており、凹面反射鏡と前面ガラスで、それぞれ放電ランプから放射された紫外光を反射し、紫外光を凹面反射鏡内に閉じ込めることで、繰り返し紫外光が反射されて、確実に、放電ランプの発光管内のアーク部分に紫外光を戻すことができ、発光効率を確実に上げることができ、大きな光出力を有する光源装置となる。
また、放電ランプ自体には、紫外光を発光管内のアーク部分に戻す手段が何ら講じられていないので、ランプ点灯時間の経過とともに発光効率が変化することなく、光出力の変動が起こらないものである。
さらには、発光管内に封入された水銀特有の発光波長である365nm(i線)を中心としたその付近の紫外光を含む350〜400nmの紫外光を、凹面反射鏡と、前面ガラスに形成された紫外光反射膜で、90%以上反射することにより、確実に発光効率を上げて、光出力を大きくすることができるものである。
また、凹面反射鏡が、ガラス製の基材よりなる場合は、780nm以上の長波長側の赤外光を凹面反射鏡の後方に透過するものであるので、凹面反射鏡前方に赤外光が反射されず、放電ランプが過度に加熱されることがなく、熱による放電ランプの破損を防止することができ、さらに、プロジェクター装置を構成する光学部品が過度に加熱されることを防止することができる。
以下、図面を用いて本願発明の光源装置を説明する。
図1は、本願発明の光源装置の構成の一例を示す図である。
光源装置は、放電ランプ10と、この放電ランプ10を取り囲む凹面反射鏡20とから構成されている。
放電ランプ10は、いわゆるショートアーク型超高圧水銀ランプであって、概略球状の発光管11と、この発光管11の両端にロッド状に封止された封止管12a、12bより構成されている。
発光管11の内部は発光空間となっており、この空間に一対の電極が対向配置されている。
封止部12aは凹面反射鏡20の頂部の開口21に挿入されて、封止部12aの先端に装着された口金13が接着剤を介して開口21に固定される。
凹面反射鏡20は全体が概略お椀状の放物面集光鏡であって、放電ランプ10から放射された光は反射部22で反射されて前方開口23から所定の方向に放射されるものである。
放電ランプ10はアーク方向が凹面反射鏡20の光軸Lとほぼ一致するように配置され、また、放電ランプ10のアーク輝点は凹面反射鏡20の焦点位置に一致している。
凹面反射鏡20の前方開口23には、前方開口23を塞ぐように、前面ガラス30が嵌め込まれ接着剤で固定されており、凹面反射鏡20の内部空間Sが前面ガラス30によって閉じられている。
放電ランプ10は、発光管11の外径は6.0〜15.0mmの範囲であり、本実施例では9.5mmである。電極間距離は0.5〜2.0mmの範囲であり、本実施例では1.5mm。発光管11の内容積は40〜300mmの範囲であり、本実施例では75mmである。
そして、点灯条件は、例えば、管壁負荷0.8〜2.0W/mm2範囲であり、本実施例では1.5W/mm2であり、定格電圧80V、定格電力200Wで点灯するものである。
発光管11には、水銀と、希ガスと、ハロゲンガスが封入されている。
水銀は、映像を投射するのに必要な可視光である波長400〜780nmの放射光を得るためのもので、0.15mg/mm以上、好ましくは0.20mg/mm以上、より好ましくは0.25mg/mm以上封入されている。
この封入量は、温度条件によっても異なるが、点灯時150気圧以上で極めて高い蒸気圧となる。また、水銀をより多く封入することで点灯時の水銀蒸気圧が200気圧以上、300気圧以上という高い水銀蒸気圧を得ることができ、波長380〜780nmの可視光領域の光量を増大させ、さらには、ランプから放射される光のスペクトル分布を滑らかな分布状態にして演色性を向上させ、プロジェクター装置に適した光源を実現することができる。
希ガスは、例えば、アルゴンガスが約13kPa封入され、点灯始動性を改善する。
ハロゲンは、沃素、臭素、塩素などが水銀その他の金属との化合物の形態で封入する。ハロゲンの封入量は、例えば、10−6〜10−2μmol/mmの範囲であり、本実施例では、10−4μmol/mmであり、その機能はハロゲンサイクルを利用して発光部の失透を防止して長寿命化を達成するものである。
ここで水銀量0.25mg/mmである放電ランプを点灯させた時の分光分布を図2に示す。図2は、最大発光強度を1とした時の相対光出力を示すものである。
図2に示すように、この放電ランプは、映像を投射するのに必要な可視光である波長400〜780nmの波長領域を含む光を放射するものであり、この波長領域以外にも、水銀特有の発光である400nm未満の紫外領域の光を放射し、特に、i線である365nm付近に強い発光ピークを有するものであり、さらに、780nmを超える赤外領域の光も放射するものである。
このような放電ランプを用いた光源装置では、放電ランプから放射される光のうち、400nm未満の紫外光は、映像を投射することに対して利用されない光であり、一方、400nm未満の紫外光は、高いエネルギーを有しており、本願発明は、従来利用されていなかった400nm未満の紫外光を積極的に利用するものである。
凹面反射鏡20は、アルミニウムよりなる金属製の凹面反射鏡である。
図3は、アルミニウム製の凹面反射鏡の反射特性図である。
図3に示すように、この凹面反射鏡は波長300〜780nmの光を略90%反射するものである。
つまり、映像を投射するために必要な波長400〜780nmの可視光を高い反射率で反射するものであり、さらには、図2に示す400nm未満の紫外光も90%以上の高い反射率で反射するものである。
前面ガラス30は、ほう珪酸ガラス製であって、厚さ5mmの板状のガラスである。
この前面ガラス30の放電ランプ側となる内側には、酸化タンタル層と酸化ケイ素層が交互に合計17層積層された紫外光反射膜31が形成されている。
図4は、この紫外光反射膜を有する前面ガラスの反射特性図である。
図4に示すように、この凹面反射鏡は波長400nm以上の光を10%以下反射するものであり、言い換えれば、90%以上透過するものであり、映像を投射するために必要な380〜780nmの可視光を高い割合で透過するものである。また、図2に示す400nm未満の紫外光は高い割合で反射するものであり、具体的には310〜390nmの波長範囲の光を90%以上の反射率で反射するものである。
つまり、このような凹面反射鏡20と前面ガラス30を組み合わせた光源装置では、図2に示すような放電ランプ10から放射された光のうち、映像を投射するために必要な380〜780nmの可視光は、高い割合で前面ガラス30を透過して映像を投射するために利用され、一方、映像を投射するためには利用されない380nm未満の紫外光は、凹面反射鏡20で反射され、さらに、前面ガラス30で反射されて凹面反射鏡20の内部空間Sに閉じ込められることになり、紫外光が凹面反射鏡20の反射部22と前面ガラス30の紫外線反射膜31で繰り返し反射され、または、同じ経路を通って、発光管11内のアーク部分に戻されることになり、アーク部分に存在する水銀原子の励起エネルギーとなり、発光効率を上げることができ、光出力が大きくなり、より明るい映像を得ることができるものである。
さらには、放電ランプ10自体には、紫外光を発光管11内のアーク部分に戻す手段が何ら講じられておらず、凹面反射鏡20と前面ガラス30によって紫外光を反射するものであるので、ランプ点灯時間の経過とともに発光効率が変化するものではなく、光出力が変動せず、光出力が大きな状態を常に維持することができるものである。
図5は、本発明の光源装置の他の例を示す説明図である。
この光源装置は、図1に示す光源装置において、凹面反射鏡の構造のみが異なるものであり、この相違点を中心に説明する。
凹面反射鏡20aは、ほう珪酸ガラスからなる凹面反射鏡であり、放電ランプ10と対向する反射部22aの表面に、酸化ニオブ層と酸化ケイ素層が交互に合計50層積層された光制御膜22bが形成されている。
図6は、この光制御膜を有する凹面反射鏡の反射特性図である。
図6に示すように、この凹面反射鏡は、300〜800nmの広い波長領域の光を反射し、特に、映像を投射するために必要な400〜780nmの可視光を90%以上の高い反射率で反射するものであり、330〜400nmの紫外光は90%以上もの高い反射率をもつものである。さらに、780nm以上の赤外光は、波長によって反射率が異なるが、主に反射率が低く、780nm以上の赤外光を透過する性能を有するものである。
つまり、このような凹面反射鏡20aと前面ガラス30を組み合わせた光源装置では、図2に示すような放電ランプ10から放射された光のうち、映像を投射するために必要な波長400〜780nmの可視光は、高い割合で前面ガラス30を透過して映像を投射するために利用され、一方、映像を投射するためには利用されない400nm未満の紫外光は、凹面反射鏡20aで反射され、さらに、前面ガラス30で反射されて凹面反射鏡20aの内部空間Sに閉じ込められることになり、紫外光が凹面反射鏡20aの反射部22aの光制御膜22bと前面ガラス30の紫外線反射膜31で繰り返し反射され、また、同じ経路を通って、発光管11内のアーク部分に戻されることになり、アーク部分に存在する水銀原子の励起エネルギーとなり、発光効率を上げることができ、光出力が大きくなり、より明るい映像を得ることができるものである。
さらには、凹面反射鏡20aの光制御膜22bによって、780nm以上の長波長側の赤外光、特に、800nm以上の赤外光は、反射部20aの後方に透過し、前面ガラス30で塞がれた凹面反射鏡20aの内部空間Sに赤外光を極力反射されて戻さないようにして、放電ランプ10が赤外光によって過度に過熱されることを防止でき、プロジェクター装置を構成する光学部品も過度に加熱されることを防止できる。
なお、図1、図5で示す凹面反射鏡の反射部は、放物面形状であるが、楕円面形状であってもよい。
次に、図5に示す本発明の光源装置と、凹面反射鏡に紫外光反射機能がなく、また、前面ガラスに紫外光反射膜が設けられていない点以外は図5に示す光源装置と同様の比較光源装置を用いて、発光効率を調べる実験を行った。この実験を実験1と呼ぶ。
なお、発光効率は光源装置の前面ガラスから3m離れたスクリーン上の光束を測定した。
下記の表1に実験1の条件を整理する。
Figure 0004609224
表1より、本願発明の光源装置では、凹面反射鏡に映像を投射することに対して利用されない400未満の紫外光、特に、330〜400nmの波長領域の紫外光を90%以上と高い割合で反射する光制御膜が設けられている。
一方、比較光源装置では、凹面反射鏡は300〜400nmの全域に渡って紫外光の反射率が5%以下と、実質的に、300〜400nmの紫外光を反射せず、また、前面ガラスに紫外光反射膜が設けられておらず、この比較光源装置と本願発明の光源装置を比べると、本願発明の光源装置は、紫外光が効率よくアーク部分に反射して戻されているので、発光効率は、比較光源装置に比べ、7(lm/W)、約11%も増加した。
次に、図5に示す本発明の光源装置を用いて、凹面反射鏡に形成された光制御膜と前面ガラスの紫外光反射膜の反射率を変え、発光効率を調べる実験を行った。反射率は、350〜400nmの紫外光の反射率を変えたものであり、この実験を実験2と呼ぶ。
発光効率は、上記実験1の比較光源装置の発光効率を基準値とし、その基準値に対する増加率で示すものである。下記表2に実験結果を示す。
反射する紫外光を350〜400nmの波長領域に規定した理由は、図2に示すように、水銀特有の発光波長のうち、365nm(i線)の紫外光が400nm未満の紫外光の中で最も放射強度が大きいものであり、この365nmの紫外光を反射するために、その広がりを含めて350〜400nmの波長領域の光の反射を規定したものである。
なお、この実験に用いた、放電ランプの性能は表1に記載したものと同様であり、発光効率も先の実験と同じ方法で求めたものである。
また、凹面反射鏡と前面ガラスの350〜400nmの紫外光の反射率を変える手段は、適宜の方法を採用することができ、例えば、それぞれの膜を構成する積層膜の個別の膜厚を変えたり、或いは、積層数を変えて制御するものである。
Figure 0004609224
表2より、凹面反射鏡に形成された光制御膜と前面ガラスの紫外光反射膜は、共に、350〜400nmの紫外光の反射率が90%以上であれば、比較光源装置に比べ、発光効率増加率が10%以上増加し、極めて効果的に放電ランプから放射される紫外光がアーク部分に反射して戻され、発光効率がよくなり光出力が大きくなっていることがわかる。
本発明の光源装置の説明図である。 本発明の光源装置に用いられる放電ランプの分光分布図である。 アルミニウム製の凹面反射鏡の反射特性図である。 本発明の光源装置に用いられる紫外光反射膜を有する前面ガラスの反射特性図である。 本発明の光源装置の他の例を示す説明図である。 本発明の光源装置の光制御膜を有する凹面反射鏡の反射特性図である。
符号の説明
10 放電ランプ
11 発光管
12a 封止管
12b 封止管
13 口金
20 凹面反射鏡
21 開口
22 反射部
22a 反射部
22b 光制御膜
23 前方開口
30 前面ガラス
31 紫外光反射膜

Claims (2)

  1. 石英ガラスからなる発光管の内部に一対の電極が対向配置され、0.15mg/mm以上の水銀を封入した放電ランプと、
    前記放電ランプを取り囲み、当該放電ランプからの放射光を前方開口から所定の方向に反射する凹面反射鏡と、
    前記凹面反射鏡の前方開口を塞ぐように配置された前面ガラスよりなる光源装置において、
    前記凹面反射鏡の内部空間は、前面ガラスによって閉じられており、
    前記凹面反射鏡は、少なくとも300〜780nmの紫外光から可視光を反射するとともに、350〜400nmの紫外光の反射率が90%以上であり、
    前記前面ガラスは、350〜400nmの紫外光の反射率が90%以上であるとともに、400nm以上の光を透過する紫外光反射膜が形成されていることを特徴とする光源装置。
  2. 前記凹面反射鏡は、ガラス製の基材からなり、光制御膜が形成されており、
    前記光制御膜は、330〜780nmの紫外光から可視光を90%以上反射するとともに、780nm以上の赤外光を透過することを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
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