JP3578080B2 - 放電ランプ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶プロジェクタ装置やファイバー照明機器などに使用される放電ランプ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
液晶プロジェクタ装置などの光源装置として、放電ランプと凹面反射鏡を組み合わせた放電ランプ装置が使用されるが、高画質な画像を得るために、放電ランプは、高輝度で演色性に優れるショートアーク型の超高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、キセノンランプなどが使用される。
【0003】
超高圧水銀ランプとメタルハライドランプは、良好な演色性を得るためには水銀やメタルの蒸気圧を制御する必要があるので、保温膜を使用したり発光管の形状を工夫して発光管内の最冷部温度を一定温度以上に保持しているが、最近では、より高輝度で演色性に優れた光を得るために、発光管をより高い温度に保持する傾向にある。
一方、キセノンランプは、発光管内の温度差が大きくなると対流によるアークの揺らぎによりフリッカーが問題となることがあるので、発光管温度はできるだけ均一化する必要がある。このため、特開平5−283051号公報や特開平6−252836号公報などに示されるように、温度上昇の著しい発光管の上部に送風パイプから冷却風を送風して冷却する方法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、プロジェクタ装置などは小型・軽量化の要請が非常に大きく、従って、凹面反射鏡は口径が小さくても受光角度が大きくできる短い焦点を持ち、ランプ挿入穴も小さいものが使用される。このため、かかる凹面反射鏡と組み合わされる放電ランプも小型であることが必要となり、従って、発光管の管壁負荷が大きくなり、例えば超高圧水銀ランプでは50W/cc以上の管壁負荷で点灯されるので、発光管の温度は極めて高くなる。
【0005】
放電ランプの発光管を大きくすると管壁負荷が小さくなって発光管の温度上昇を抑制できる。しかし、発光管が大きいと、凹面反射鏡のランプ挿入穴が小さいので、ランプ挿入穴近傍の有効反射面で反射した光は再び発光管に当って一部が反射し、所定以外の方向に照射される光の「ケラレ」現象が生じる。また、発光管が大きいと、発光管の最冷部の温度確保が困難になり、輝度や演色性が損なわれる。
【0006】
前述のとおり、液晶プロジェクタ装置などにおいては、冷却風を凹面反射鏡内に送風パイプによって送風して発光管を冷却することが行われるが、冷却風の騒音を小さくするために緩やかな送風が望まれている。また、装置の小型化のために、送風は凹面反射鏡の側面から行われることが多く、十分な冷却効果を得るのが困難になっている。
【0007】
光源ランプとして使用される超高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、キセノンランプは、点灯時には発光管の内圧が4MPaを超す高圧動作になるので、発光管が破壊する恐れがある。このため、凹面反射鏡の開口部近傍に透明な前面ガラスを配置して略密閉構造とし、防爆・防音構造が取られることが多いが、かかる構造の場合は、送風パイプから送風された冷却風の圧力損失が大きく、良好な冷却効果は期待できない。
【0008】
このように、液晶プロジェクタ装置の光源ランプとして使用される放電ランプは、高輝度で演色性に優れ、かつ小型化が要求されるので、その発光管は温度が極めて高くなる傾向にある。しかし、一般に石英ガラス製の発光管は、その外面が1100℃以上になると内面が失透し、また発光管の膨れにより光量減衰が大きくなり、ランプ寿命が著しく短くなる。
【0009】
そこで本発明は、発光管のサイズを大きくすることなく、その温度を低下させることが可能であり、発光管を構成する石英ガラスの失透を防止できてランプ寿命が長く、高輝度で演色性に優れた放電ランプ装置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、請求項1の発明は、石英ガラス製の発光管とこの発光管の両側に連設された封止管部を有し、封止管部に保持された一対の電極が発光管内で対向配置された放電ランプと、放電ランプの一方の封止管部側で固定され、他方の封止管部側で開口する凹面反射鏡とからなる放電ランプ装置において、凹面反射鏡の有効反射面へ照射する光利用有効角度外の発光管の外面に石英ガラスより赤外放射率の高い膜を形成する。
【0011】
ここで、石英ガラスの平均放射率をε、石英ガラスより赤外放射率の高い膜の平均放射率をε′(ε′>ε)とするとき、輻射による冷却能力をε′/ε倍に改善できるので、発光管の表面にε′の大きな石英ガラスより赤外放射率の高い膜を形成することにより、小さな発光管であっても発光管の温度上昇を抑制することができてランプ寿命を長くすることができる。また、石英ガラスより赤外放射率の高い膜を形成する範囲は、凹面反射鏡の有効反射面へ照射する光利用有効角度外であるので、有効に利用できる可視光が石英ガラスより赤外放射率の高い膜によって遮られることがなく、光の利用効率が低下することがない。
【0012】
放電ランプを水平姿勢で点灯するとき、発光管の上半球がより高温になるので、請求項2の発明のように、発光管の上半球の外面であって、凹面反射鏡の有効反射面へ照射する光利用有効角度外の発光管の外面に石英ガラスより赤外放射率の高い膜を形成すると、少ない石英ガラスより赤外放射率の高い膜の形成面積で、効率良く発光管の温度制御を行うことができる。
【0013】
請求項3の発明のように、凹面反射鏡の有効反射面へ照射する光利用有効角度外の発光管の外面に可視・赤外反射膜を形成し、この可視・赤外反射膜の上に石英ガラスより赤外放射率の高い膜を形成すると、アークや電極からの放射を受けても、発光管の熱吸収量が少なく、かつ熱放射量を大きくできる。
【0014】
次に、放電ランプを水平姿勢で点灯するとき、請求項4の発明のように、発光管の上半球の外面であって、凹面反射鏡の有効反射面へ照射する光利用有効角度内の発光管の外面に可視・赤外反射膜を形成し、この可視・赤外反射膜の上に石英ガラスより赤外放射率の高い膜を形成すると、石英ガラスより赤外放射率の高い膜の形成面積が拡大されて発光管の降温させたい部分の温度を効率よく抑制することかできる。なお、光利用有効角度内の可視・赤外反射膜で反射した可視光は、下半球の発光管を透過し、凹面反射鏡の有効反射面で反射するので、光の利用効率がほとんど低下することがない。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に、図面に基づいて本発明の実施の形態を具体的に説明する。図1は請求項1の発明の実施の形態を示す。図1において、放電ランプ10はランプ入力がAC150Wの超高圧放電ランプである。石英ガラスからなる発光管11の両端には封止管部12が一体に連設されている。発光管11内には一対の電極13、13が所定間隔で対向配置され、また、所定量の水銀が封入されている。封止管部12内にはモリブデン箔14が埋設されており、電極13、13の端部がモリブデン箔14に溶接されている。外部リード棒15の端部もモリブデン箔14に溶接されて封止管部12の端部から伸び出している。また、一方の封止管部12には口金16が取り付けられている。
【0016】
この放電ランプ10の具体的数値例を挙げると、発光管11の外径Dがφ10mm、肉厚が2.5mm、封止管部12の外径dがφ6mm、長さSLが25mm、水銀の封入量が0.15mg/mmである。
【0017】
凹面反射鏡20は、結晶化ガラスで成形されたF6放物面鏡である。凹面反射鏡20の背面の頂部にはランプ挿入筒部21が形成されており、放電ランプ10の一方の封止管部12がランプ挿入筒部21に挿入され、所定の位置関係で保持されている。凹面反射鏡20の内面の放物面をなして反射光を凹面反射鏡20の開口側に照射する面が有効反射面22であり、その表面に可視光反射膜が形成されている。有効反射面22前方には2個の冷却風通過孔23が対向して設けられている。また、凹面反射鏡20の前面開口には、防爆・防音用の前面ガラス24が取り付けられている。
【0018】
この凹面反射鏡20の具体例を挙げると、肉厚が2.5mm、口径がφ45mm、ランプ挿入筒部21の内径がφ11mm、冷却風通過孔23の面積が約200mmである。そして、可視光反射膜は、TiOとSiOの薄膜を交互に37層積層したものでる。
【0019】
放電ランプ13の電極13、13間のアーク輝点から放射する光が凹面反射鏡20の有効反射面22で反射する角度、つまり、図1に示すように、有効反射面22の開口側およびランプ挿入筒部側の端部を電極13、13間の中心とそれぞれ結んだ線間のなす角度が光利用有効角度であり、この例では48〜129°の領域である。そして、発光管11の光利用有効角度の外領域表面に石英ガラスより赤外放射率の高い膜30が円環状に形成されている。
石英ガラスより赤外放射率の高い膜30は、例えばSiZrO・MnとFe・CoOの混合微粉末を5〜20μmの厚さに塗布して焼き付けたものである。
【0020】
しかして放電ランプ10を点灯し、冷却風を凹面反射鏡20の側面に形成された一方の冷却風通過孔23から風速が約数m/sで送風し、放電ランプ10を冷却した後、他方の冷却風通過孔23から流出させた。そして、発光管11上部外面の温度を測定したところ1070℃であった。石英ガラスより赤外放射率の高い膜30を形成しない従来例においては、この温度は1100℃あり、30℃低下した。
その結果、点灯時間に対する発光管11の失透速度が遅くなり、良好な光束維持率が実現できるようになった。しかし、発光管11下部外面の温度も、従来例の870℃から30℃程度低下した。つまり、発光管11上下の温度差の割合が大きくなり、発光管11の下部に白い「くもり」が認められた。そして、光出力は約5%低下した。
【0021】
図2は、請求項2の発明の実施の形態を示す。放電ランプ10および凹面反射鏡20は図1に示したものと同一であり、放電ランプ10は水平姿勢で点灯される。そして、図1に示したものと同一の石英ガラスより赤外放射率の高い膜30が、発光管11の光利用有効角度の外領域の上表面にのみ形成されている。
【0022】
放電ランプ10を点灯し、前記と同じ冷却条件で放電ランプ10を冷却して、発光管11上部外面の温度を測定したところ、この例においても従来例の1070℃から30℃低下した。その結果、図1の場合と同様に、点灯時間に対する発光管11の失透速度が遅くなり、良好な光束維持率が実現できるようになった。一方、発光管11下部外面の温度は従来例と同じく870℃であり、低下しなかった。つまり、発光管11上下の温度差が小さくなり、発光管11の下部に白い「くもり」が認められず、光出力もほとんど低下しなかった。
【0023】
図3は、請求項3の発明の実施の形態の要部を示す。放電ランプ10は、ランプ入力がDC150Wの超高圧放電ランプであり、発光管11内に陰極13Aと陽極13Bが対向配置されているが、その他の仕様は図1に示した放電ランプ10と同じである。また、図示しない凹面反射鏡も図1に示したものと同じであり、放電ランプ10は水平姿勢で点灯される。そして、発光管11の光利用有効角度の外領域の上表面にのみ、先ず、可視・赤外反射膜31が形成され、この可視・赤外反射膜31の上に、図2に示すものと同じ石英ガラスより赤外放射率の高い膜30が形成されている。
可視・赤外反射膜31としては、「水白金」(大研化学工業株式会社製、製品名:5611Vなど)や誘電体多層膜などを使用することができる。水白金はバルサム白金やバルサム金を主成分とする液状体であり、これらを10μm程度の厚さで塗布して焼き付けるが、これらの薄膜は可視・赤外光をよく反射し、かつ耐熱性が高い特性を有する。
なお、図3において、理解しやすいように可視・赤外反射膜31が一部露出しているように図示したが、実際には可視・赤外反射膜31は石英ガラスより赤外放射率の高い膜30で完全に覆われている。
【0024】
前記と同じ冷却条件で冷却し、発光管11上部外面の温度を測定したところ、前記の石英ガラスより赤外放射率の高い膜30のみを形成した場合よりも更に5℃以上低下させることができた。従って、前記の例よりも、より大きな効果を得ることができる。これは、可視・赤外反射膜31によって、主として陽極13Bから放射される波長4μm以下の可視・赤外光の発光管11への入熱を減少できるためである。
【0025】
図4は、請求項4の発明の実施の態様の要部を示す。放電ランプ10はランプ入力がDC1kWのショートアーク型キセノンランプである。石英ガラスからなる発光管11は、外径がφ32mm、肉厚が2mmの略球状体であり、発光管11の両端に封止管部12が一体に連設されている。発光管11内にはキセノンガスが封入されいる。また、発光管11内には、封止管部12に埋設されたモリブデン箔14に端部が溶接された陰極13Aと陽極13Bが3mm間隔で対向配置されている。
【0026】
この放電ランプ10を水平姿勢で点灯したときに上面となる発光管11の光利用有効角度内領域の表面に可視反射膜32、可視・赤外反射膜31、石英ガラスより赤外放射率の高い膜30をこの順序で形成した。これらを形成した部位は、陽極13Bの先端上部を中心Cとした約φ7mm領域である。
可視反射膜32は必ずしも必要でないが、可視・赤外反射膜31の下に可視反射膜32を形成することにより、可視光をより確実に反射することができて好ましい。また、図1〜図3の場合と同様に、発光管11の光利用有効角度の外領域表面にも石英ガラスより赤外放射率の高い膜30などを形成してもよい。
【0027】
可視反射膜32は、例えば(SiO+Ta)の誘電体多層膜であり、可視・赤外反射膜31は、(SiO+Ta)の誘電体多層膜+「水白金」であり、これらを数十μmの厚さに塗布して焼き付けたものである。石英ガラスより赤外放射率の高い膜30は、前記と同じく、SiZrO・MnとFe・CoOの混合微粉末を数十μmの厚さに塗布して焼き付けたものである。
【0028】
この放電ランプ10を凹面反射鏡と組み合わせることなく、開放自然空冷の状態でランプ単体で点灯し、発光管11の上部外面の温度を測定したところ、石英ガラスより赤外放射率の高い膜30などを形成しない従来例に比べて、約80℃も下げることができた。従って、凹面反射鏡と組み合わせて放電ランプ装置としたときも、発光管11の上部外面の温度を大きく低下することができる。そして、可視反射膜32や可視・赤外反射膜31で反射した光は、発光管11の下部を透過して凹面反射鏡の有効反射面で反射されるので、光出力はほとんど低下することがない。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1〜3の発明は、放電ランプと凹面反射鏡とからなる放電ランプ装置において、凹面反射鏡の有効反射面へ照射する光利用有効角度外の発光管の外面、ことに外面の上半分に石英ガラスより赤外放射率の高い膜を形成し、更には、可視・赤外反射膜の上に石英ガラスより赤外放射率の高い膜を形成するので、発光管を小さくすることなく、発光管の温度を低下させることが可能であり、発光管の失透を防止できてランプ寿命が長く、高輝度で演色性に優れた放電ランプ装置とすることができる。
また、請求項4の発明のように、発光管の上半球の外面であって、凹面反射鏡の有効反射面へ照射する光利用有効角度内の発光管の外面に可視反射膜や可視・赤外反射膜を形成し、この可視・赤外反射膜の上に石英ガラスより赤外放射率の高い膜を形成すると、更に良好な効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の実施の態様の説明図である。
【図2】請求項2の実施の態様の説明図である。
【図3】請求項3の実施の態様の要部の説明図である。
【図4】請求項4の実施の態様の要部の説明図である。
【符号の説明】
10 放電ランプ
11 発光管
12 封止管部
13 電極
13A 陰極
13B 陽極
14 モリブデン箔
15 外部リード棒
16 口金
20 凹面反射鏡
21 ランプ挿入筒部
22 有効反射面
23 冷却風通過孔
24 前面ガラス
30 石英ガラスより赤外放射率の高い膜
31 可視・赤外反射膜
32 可視反射膜

Claims (4)

  1. 石英ガラス製の発光管と該発光管の両側に連設された封止管部を有し、該封止管部に保持された一対の電極が該発光管内で対向配置された放電ランプと、該放電ランプの一方の封止管部側で固定され、他方の封止管部側で開口する凹面反射鏡とからなる放電ランプ装置において、
    前記凹面反射鏡の有効反射面へ照射する光利用有効角度外の発光管の外面に石英ガラスより赤外放射率の高い膜を形成したことを特徴とする放電ランプ装置。
  2. 前記放電ランプが水平姿勢で点灯され、該発光管の上半球の外面であって、該凹面反射鏡の有効反射面へ照射する光利用有効角度外の発光管の外面に石英ガラスより赤外放射率の高い膜を形成したことを特徴とする請求項1記載の放電ランプ装置。
  3. 前記凹面反射鏡の有効反射面へ照射する光利用有効角度外の発光管の外面に可視・赤外反射膜を形成し、該可視・赤外反射膜の上に石英ガラスより赤外放射率の高い膜を形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の放電ランプ装置。
  4. 石英ガラス製の発光管と該発光管の両側に連設された封止管部を有し、該封止管部に保持された一対の電極が該発光管内で対向配置された放電ランプと、該放電ランプの一方の封止管部側で固定され、他方の封止管部側で開口する凹面反射鏡とからなる放電ランプ装置において、
    前記放電ランプが水平姿勢で点灯され、該発光管の上半球の外面であって、該凹面反射鏡の有効反射面へ照射する光利用有効角度内の発光管の外面に可視・赤外反射膜を形成し、該可視・赤外反射膜の上に石英ガラスより赤外放射率の高い膜を形成したことを特徴とする放電ランプ装置。
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