JP4607012B2 - モータ制御方法及びモータ制御装置 - Google Patents

モータ制御方法及びモータ制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4607012B2
JP4607012B2 JP2005504999A JP2005504999A JP4607012B2 JP 4607012 B2 JP4607012 B2 JP 4607012B2 JP 2005504999 A JP2005504999 A JP 2005504999A JP 2005504999 A JP2005504999 A JP 2005504999A JP 4607012 B2 JP4607012 B2 JP 4607012B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
point value
value
load
motor control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2005504999A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2004073154A1 (ja
Inventor
俊之 天笠
健 池田
幹人 下山
秀章 箱田
康弘 永原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsuba Corp filed Critical Mitsuba Corp
Publication of JPWO2004073154A1 publication Critical patent/JPWO2004073154A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4607012B2 publication Critical patent/JP4607012B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P7/00Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors
    • H02P7/06Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual dc dynamo-electric motor by varying field or armature current
    • H02P7/18Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual dc dynamo-electric motor by varying field or armature current by master control with auxiliary power
    • H02P7/24Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual dc dynamo-electric motor by varying field or armature current by master control with auxiliary power using discharge tubes or semiconductor devices
    • H02P7/28Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual dc dynamo-electric motor by varying field or armature current by master control with auxiliary power using discharge tubes or semiconductor devices using semiconductor devices
    • H02P7/285Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual dc dynamo-electric motor by varying field or armature current by master control with auxiliary power using discharge tubes or semiconductor devices using semiconductor devices controlling armature supply only
    • H02P7/29Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual dc dynamo-electric motor by varying field or armature current by master control with auxiliary power using discharge tubes or semiconductor devices using semiconductor devices controlling armature supply only using pulse modulation
    • H02P7/2913Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual dc dynamo-electric motor by varying field or armature current by master control with auxiliary power using discharge tubes or semiconductor devices using semiconductor devices controlling armature supply only using pulse modulation whereby the speed is regulated by measuring the motor speed and comparing it with a given physical value
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P29/00Arrangements for regulating or controlling electric motors, appropriate for both AC and DC motors
    • H02P29/02Providing protection against overload without automatic interruption of supply
    • H02P29/024Detecting a fault condition, e.g. short circuit, locked rotor, open circuit or loss of load
    • H02P29/0241Detecting a fault condition, e.g. short circuit, locked rotor, open circuit or loss of load the fault being an overvoltage
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S318/00Electricity: motive power systems
    • Y10S318/02Windshield wiper controls

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Direct Current Motors (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Description

本発明は、電動モータの駆動制御に関し、特に、過負荷状態の検出及びその際の動作制御に関する。
一般に、自動車等に使用されている電動モータには、過負荷状態での連続使用によるアーマチュア焼損防止のため、バイメタル等を用いたサーキットブレーカが取り付けられている。また、モータ制御回路を備えたシステムでは、アーマチュアのみならず、FET等のスイッチング素子の破壊を防止する必要があるため、電流検出を行って素子の保護を行う方式も多く用いられている。この場合、電流の検知には、電流量の変化に伴う周辺磁束の変化により電流量を検知する電流センサなどが使用され、コントローラ内の電流検出回路によって過電流が検知される。
さらに、モータの回転に伴いパルス出力を得てその駆動制御を行うものでは、モータパルスの検出の有無によりモータの状態を判断する方式も知られている。このようなモータでは、回転時には常にモータパルスが検出されており、電圧を印可しているにもかかわらずパルスが検出できなくなった場合は、モータがロック状態にあると判断できる。そこで、パルス未検出状態となったときはモータの出力を停止させ、過負荷状態での連続使用を回避しモータの損傷防止を図っている。
しかしながら、サーキットブレーカや電流センサを使用する方式では、回路中にそれらの部品が必要となり、システムが高価になるという問題がある。また、電流検出回路を設けるとその分コントローラが大きくなり、自動車用など許容スペースが小さなモータでは、レイアウト上の制約を受けるという問題もある。従って、設置場所によってはコントローラに電流検出回路を設けるスペースがないという問題も生じる。
一方、モータパルスにより過負荷を判断する方式は、電流センサ等を使用しないため安価にシステムを構築できる。ところが、かかる方式では、モータがロックに至らない範囲で過負荷状態が長時間続いた場合には、低速ながらモータは作動しているためモータパルスは検出される。このため、モータが過負荷状態にありながらそれを的確に検出できず、モータが損傷を受ける恐れがあるという問題があった。
本発明の目的は、モータの過負荷状態を的確に把握し得る安価なモータ制御方法及び装置を提供することにある。
本発明のモータ制御方法は、モータに印加される電源電圧のON期間の時比率と前記モータの速度に基づいて負荷ポイント値を算出すると共に、算出した前記負荷ポイント値を累積し、前記累積ポイント値が所定の基準値を超えた場合に、前記モータに対し過負荷制御処理を実行することを特徴とする。
本発明にあっては、サーキットブレーカや電流センサを使用することなく、過負荷状態の検知とその対策を行うことができ、コストの低減を図ることが可能となる。また、サーキットブレーカや電流センサの取り付けスペースが不要なため、ユニット全体を小型化することができ、省スペース化やレイアウト性の向上が図られると共に、ブレーカ等の取り付けスペースがない場合にも過負荷検出処理を行うことが可能となる。さらに、ソフトウエア上にて基準値を適宜設定できるため、制御形態の自由度が大きく、モータの使用環境や周辺機器等に合わせた制御設定が可能となる。
前記モータ制御方法において、前記時比率と前記モータ速度をパラメータとして前記負荷ポイント値が設定された負荷マップから前記負荷ポイント値を算出するようにしても良い。この場合、前記負荷ポイント値を前記時比率が高いほど高い値に設定しても良い。また、前記負荷ポイント値を前記モータ速度が低いほど高い値に設定しても良い。
前記負荷マップにおいて、さらに前記電源電圧値をパラメータとして前記負荷ポイント値を設定するようにしても良い。この場合、前記負荷ポイント値を前記電源電圧値が高いほど高い値に設定しても良い。
また、前記負荷ポイント値を、前記時比率、前記モータ速度及び前記電源電圧値に基づいて連続的に変化させても良い。
さらに、前記負荷マップを前記モータの雰囲気温度に応じて補正するようにしても良い。この場合、前記負荷ポイント値を前記雰囲気温度が高いほど高い値に設定しても良い。
前記モータ制御方法において、前記過負荷制御処理により前記モータを停止させるようにしても良い。また、前記過負荷制御処理により前記モータの出力を低下させるようにしても良い。
加えて、前記モータ制御方法において、前記累積ポイント値が前記基準値を超えた場合、その時点における前記累積負荷ポイント値を記憶するようにしても良い。また、前記モータが停止後に再始動した場合、前記記憶された累積ポイント値を前記累積ポイント値の初期値とすることも可能である。
一方、本発明のモータ制御装置は、モータに印加される電源電圧のON期間の時比率と前記モータの速度に基づいて負荷ポイント値を算出するポイント値算出手段と、算出した前記負荷ポイント値を累積するポイント値累積手段と、前記累積ポイント値と所定の基準値とを比較するポイント値比較手段と、前記累積ポイント値が前記基準値を超えた場合に、前記モータに対し過負荷制御処理を実行する指令手段とを有することを特徴とする。
本発明にあっては、サーキットブレーカや電流センサを使用することなく、過負荷状態の検知とその対策を行うことができ、コストの低減を図ることが可能となる。また、サーキットブレーカや電流センサの取り付けスペースが不要なため、ユニット全体を小型化することができ、省スペース化やレイアウト性の向上が図られると共に、ブレーカ等の取り付けスペースがない場合にも過負荷検出処理を行うことが可能となる。さらに、ソフトウエア上にて基準値を適宜設定できるため、制御形態の自由度が大きく、モータの使用環境や周辺機器等に合わせた制御設定が可能となる。
前記モータ制御装置において、前記時比率と前記速度をパラメータとして前記負荷ポイント値が設定された負荷マップから前記負荷ポイント値を算出するようにしても良い。また、前記負荷マップにおいて、さらに前記電源電圧値をパラメータとして前記負荷ポイント値を設定するようにしても良い。加えて、前記負荷マップを前記モータの雰囲気温度に応じて補正するようにしても良い。
前記モータ制御装置において、前記過負荷制御処理により前記モータを停止させるようにしても良い。また、前記過負荷制御処理により前記モータの出力を低下させるようにしても良い。
また、前記モータ制御装置において、前記モータの停止前に、前記累積ポイント値を記憶する記憶手段を設けても良い。さらに、前記モータが停止後に再始動した場合、前記記憶手段に記憶されている前記累積ポイント値を参照し、その値を累積ポイント値の初期値としても良い。
図1は、本発明のモータ制御方法が適用されるモータを備えたモータユニットの構成を示す説明図である。
図2は、図1のモータユニットにおけるマグネットとホールICの関係及びホールICの出力信号(モータパルス)を示す説明図である。
図3は、モータの制御系の構成を示す説明図である。
図4は、本発明のモータ制御装置における過負荷検出処理系の構成を示すブロック図である。
図5は、過負荷検出処理における制御手順を示すフローチャートである。
図6は、電源電圧が12Vの場合の負荷ポイントマップの構成を示す説明図である。
図7は、電源電圧が15Vの場合の負荷ポイントマップの構成を示す説明図である。
図8は、負荷ポイントマップの全体構造を示すモデルである。
図9は、12V用の負荷ポイントマップの展開図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明のモータ制御方法が適用されるモータを備えたモータユニットの構成を示す説明図である。図1のモータユニット1は、例えば自動車用ワイパ装置など車両用電装部品の駆動源として使用され、ワイパブレード(以下、ブレードと略記する)が上下反転位置に達すると正逆回転が切り替えられる。
モータユニット1は、モータ2とギアボックス3とから構成され、モータ2のモータ軸4の回転がギアボックス3内にて減速され、出力軸5に出力される。モータ軸4は、有底筒状のヨーク6に回動自在に軸承され、コイルが巻装されたアーマチュアコア7及びコンミテータ8が取り付けられている。ヨーク6の内面には複数の永久磁石9が固定されている。コンミテータ8には、給電用のブラシ10が摺接している。モータ2の速度(回転数)は、ブラシ10に対する供給電流量によって制御される。
ヨーク6の開口側端縁部には、ギアボックス3のケースフレーム11が取り付けられている。モータ軸4の先端部は、ヨーク6から突出してケースフレーム11内に収納される。モータ軸4の先端部には、ウォーム12が形成されており、ウォーム12にはケースフレーム11に回動自在に支持されたウォーム歯車13が噛合している。ウォーム歯車13には、その同軸上に小径の第1ギア14が一体的に設けられている。第1ギア14には、大径の第2ギア15が噛合している。第2ギア15には、ケースフレーム11に回動自在に軸承される出力軸5が一体に取り付けられている。なお、図示されないが、モータ軸4には前記ウォーム12に隣接してそのねじ方向とは逆向きのもう1つのウォームが形成されており、ウォーム歯車13、第1ギア14と同様の減速部材により第2ギア15に動力伝達される。
モータ2の駆動力は、ウォーム12、ウォーム歯車13、第1ギア14、第2ギア15を経て減速された状態で出力軸5に出力される。出力軸5には、ワイパ装置のクランクアーム(図示せず)が取り付けられている。モータ2が作動すると出力軸5を介してクランクアームが駆動され、クランクアームと接続されたリンク機構を介してワイパアームが作動する。
なお、出力軸5にリレープレートを取り付け、ワイパアームの位置検出を行っても良い。リレープレートは出力軸5と同期して回転し、ブレードが上下反転位置に達すると、モータ2に対する印加電圧の極性が切り換えられる。これにより、モータ2は正逆転し、ブレードが上下反転位置の間を往復動する。
モータ軸4には、多極着磁マグネット16(以下、マグネット16と略記する)が取り付けられている。これに対しケースフレーム11内には、マグネット16の外周部と対向するように、ホールIC17が設けられている。図2は、マグネット16とホールIC17の関係及びホールIC17の出力信号(モータパルス)を示す説明図である。
ホールIC17は、図2に示すように、モータ軸4の中心に対して90度の角度差を持った位置に2個(17A,17B)設けられている。モータ2では、マグネット16は6極に着磁されており、モータ軸4が1回転すると各ホールIC17からは6周期分のパルス出力が得られる。ホールIC17A,17Bからは、図2の右側に示すように、その位相が1/4周期ずれたパルス信号が出力される。従って、ホールIC17A,17Bからのパルスの出現タイミングを検出することにより、モータ軸4の回転方向が判別でき、これによりワイパ動作の往路/復路の判別を行うことができる。
ホールIC17A,17Bでは、その何れか一方のパルス出力の周期からモータ軸4の回転速度を検出できる。モータ軸4の回転数とブレードの速度との間には、減速比及びリンク動作比に基づく相関関係が存在しており、モータ軸4の回転数からブレードの速度も算出できる。
第2ギア15の底面には、絶対位置検出用のマグネット18が取り付けられている。ケースフレーム11にはプリント基板19が取り付けられ、その上には、マグネット18と対向するようにホールIC20が配設されている。マグネット18は、第2ギア15の底面上に1個設けられており、ブレードが下反転位置に来たときホールIC20と対向する。第2ギア15は、前述のようにクランクアームが取り付けられ、ブレードを往復動させるため180度回転する。第2ギア15が回転しブレードが下反転位置に来ると、ホールIC20とマグネット18が対向してパルス信号が出力される。なお、前述のリレープレートを用いて絶対位置信号を得ることも可能である。
ホールIC17,20からのパルス出力は、ワイパ駆動制御装置(モータ制御装置)21に送られる。図3は、モータ2の制御系の構成を示す説明図である。ワイパ駆動制御装置21のCPU22は、ホールIC20からのパルス出力を絶対位置信号として用いてブレードの位置を認識する。ホールIC17からのパルス信号は、ブレードの相対位置信号として用いられ、絶対位置信号が得られた後のパルス数をカウントすることにより、CPU22はブレードの現在位置を認識する。ここでは、ホールIC20からの下反転位置を示す絶対位置信号と、ホールIC17からのパルス数の組み合わせによって、ブレードの現在位置を検出する。このようにしてワイパ駆動制御装置21はブレードの現在位置と速度を認識し、そのデータに基づいてモータ2を制御する。
モータ2は、ホールIC17のモータパルスからその速度(回転数)が検出され、フィードバック制御される。また、モータ2に対してはPWM制御が実行され、CPU22は、電源電圧をON/OFFさせることにより印加電圧を実効的に変化させ、ブラシ10の電流量を変えてモータ2の速度を制御する。すなわち、CPU22は、ホールIC17のモータパルスに基づいてモータ速度を算出すると共に、その値に応じてPWM制御のON期間の時比率(Duty)を設定する。なお、CPU22ではモータパルスの周期(Hz)をそのまま速度として処理するが、パルス周期から求めた回転数(rpm)によって制御を行っても良い。
一方、CPU22では、このようにして算出,設定されたモータ速度とDutyに基づいて過負荷検出処理が行われる。この制御処理では、モータ速度とDutyから負荷ポイント値を算出,累積し、累積ポイント値が所定の基準値を超えたとき過負荷状態と判断し、モータ停止等の処理が実行される。以下、この過負荷検出処理について説明する。
図4はCPU22における過負荷検出処理系の構成を示すブロック図、図5は過負荷検出処理における制御手順を示すフローチャートである。図4に示すように、CPU22には、モータ速度とDutyから負荷ポイント値を算出するポイント値算出手段23がまず設けられている。ポイント値算出手段23は、ROM27に予め格納された負荷ポイントマップ28にアクセスし負荷ポイント値を算出する。
ポイント値算出手段23の後段には、算出した負荷ポイント値を累積するポイント値累積手段24が設けられている。また、CPU22には、ポイント値累積手段24にて累積された負荷ポイント値(累積ポイント値)を、ROM27に格納された基準値と比較するポイント値比較手段25が設けられている。さらに、ポイント値比較手段25の後段には、比較結果に基づきモータ2に対し動作指令を行う指令手段26が設けられている。
このようなCPU22では、モータ2の作動時に次のような過負検出処理が例えば10ms間隔で実施される。まずステップS1にてモータ速度が検出される。この処理はホールIC17からのパルス信号に基づいて行われ、ここではパルス信号周期をそのままモータ速度として使用する。次に、ステップS2にてDutyが検出される。モータ2のDutyは、モータパルスに基づいてフィードバック制御されており、現在のモータDutyをここで取得する。さらに、ステップS3にてバッテリ(電源)電圧を検出する。
モータ速度、Duty及び電源電圧を取得した後、ステップS4に進み、負荷ポイントマップ28を参照する。図6,7は、負荷ポイントマップ28の構成を示す説明図である。負荷ポイントマップ28は、電源電圧ごとにモータ速度(Hz)とDuty(%)をパラメータとして形成されており、図6は電源電圧が12Vの場合(負荷ポイントマップ28a)、図7は電源電圧が15Vの場合(負荷ポイントマップ28b)を示している。負荷ポイントマップ28では、モータ速度とDutyに応じてポイント値が設定されており、高負荷によりDutyが高い場合や回転数が低下している状況では高いポイント値となっている。
例えば、図6の負荷ポイントマップ28aにおいて、Dutyが80%でモータ速度(モータパルス)が250Hzのときは、「+10」が負荷ポイント値となる。Dutyが同じ80%の場合でも、モータ速度が500Hzの場合には負荷が軽いと判断され、負荷ポイント値は「0」となるが、モータ速度が200Hzの場合には負荷が重いと判断され、その値は「+15」となる。また、モータ速度が同じ250Hzの場合でも、Dutyが60%zの場合には通常負荷と判断され「0」となるが、Dutyが100%の場合には負荷が重いと判断され「+15」が負荷ポイント値となる。これに対し、Dutyが80%の場合でもモータ速度が1000Hzになると、負荷が軽いと判断され負荷ポイント値は「−5」となる。なお、モータ停止時には、負荷ポイント値として「−20」が設定されている。
一方、電源電圧が15Vとなると、負荷ポイントマップ28の得点分布も変化し、負荷ポイントマップ28bのようになる。この場合、電源電圧の上昇により電流量が増加するため、図7に示すように、前述同様の条件(Duty:80%,モータ速度:250Hz)の場合でも負荷ポイント値が「+15」となる。これに対し、電源電圧が低下すると電流量が減少する。このため、電源電圧が12V未満の場合に対処すべく、同様の条件の場合でも負荷ポイント値が小さくなるよう設定された負荷ポイントマップ28が用意されている。低電圧時の負荷ポイントマップ28は図示しないが、10V用や11V用などが設けられている。
このように負荷ポイントマップ28は電源電圧をもパラメータとして設定されており、それをまとめると図8に示すような構造となっている。図8は負荷ポイントマップ28の全体構造を示すモデル、図9は12V用の負荷ポイントマップ28aの展開図である。図8に示すように、負荷ポイントマップ28は、図6,7のようなマップが電源電圧ごとに積み重なったような3次元構造となっている。各電圧値の負荷ポイントマップ28は、図9に示すような形で負荷ポイント値が設定されており、図6の縦横軸に示された値以外の場合も負荷ポイント値が設定されている。例えば、モータ速度が750Hzの場合、負荷ポイント値は、Dutyが80%では「−5」、90%では「0」となる。
負荷ポイントマップ28はまた、電源電圧の変化に伴い得点分布が徐々にずれて行く形となっている。つまり、12Vを基準として、電圧が高くなるほど+側に、電圧が低くなるほど−側にシフトするように、各電圧間で負荷ポイント値が連続的に変化するように設定されている。例えば、電源電圧が13.5Vの場合、Duty:100%,モータ速度:333Hzのとき、負荷ポイント値は「+15」に設定されている(12V,13Vのときは同条件で「+10」)。
ポイント値算出手段23は、このような負荷ポイントマップ28にアクセスし、それを参照しつつモータの現状に応じた負荷ポイント値を取得する(ステップS4)。負荷ポイント値を取得した後、ステップS5に進み、ポイント値累積手段24によって、その値をこれまでに取得した負荷ポイント値に積算する。この積算された累積ポイント値はRAM29に格納され、次回のステップS5における処理のとき、ポイント値累積手段24から呼び出される。
累積ポイント値は、高負荷状態が続くと+の負荷ポイント値が連続するため、正の大きな値となる。一方、通常負荷や軽負荷の状態が続くと、0や−の負荷ポイント値が連続するため、0以下となる。なお、ここでは累積ポイント値は0以下の場合は全て0としており、モータ2が通常に作動しているときには累積ポイント値は0を示す。また、一旦高負荷状態にあったが、その後、制御可能な領域まで負荷が軽減した場合には、累積負荷ポイントは徐々に減算され、やがて0又は正の小さな値に収束する。従って、累積ポイント値を見れば、現在、モータ2がどのような状況にあるかが分かり、その値が一定以上となった場合には過負荷と判断することができる。
そこで、累積ポイント値が得られると、次にステップS7に進み、その値を過負荷状態を判別する閾値(基準値)と比較する。この閾値は、予め実験によって、これがある値以上となると過負荷となるポイントを測定しておき、それをROM27に格納しておく。例えば、累積ポイント値が「100」を超えると過負荷状態と言える場合には、閾値として「100」を設定する。累積ポイント値が閾値を超えない場合には、過負荷状態には至っていないと判断しルーチンを抜ける。これに対し、累積ポイント値が閾値を超えた場合にはステップS8に進み、まず現在の累積ポイント値を不揮発性のROM27(記憶手段)に記憶した後、ステップS9にて過負荷対応処理を行う。
ステップS9の過負荷対応処理は指令手段26によって行われ、過負荷状態と判断されたモータ2は直ちに停止される。この際、警告ランプの点灯や警告ブザーの鳴動等を行っても良い。これにより、モータ2が過負荷状態にて長時間運転されることが回避され、モータの損傷を未然に防止することができる。この場合、モータ2がロック直前の低回転域で作動している場合でも、+の負荷ポイントが累積され続けるので、過負荷状態は早期に発見される。なお、過負荷対応処理としては、モータ2の停止のみならず、モータ2の出力を低下させて最低限の機能を維持させる方策も可能である。
一方、過負荷状態で強制的に停止された後、再び起動された場合には、ROM27に記憶されていた累積ポイント値を初期値として使用する。また、過負荷状態のまま装置がスリープモードに入ったり、電源が切られたりした場合も、再起動時にはその値を使用する。一旦過負荷状態となったが、その後、再起動時にその状態が解消していた場合には、再起動後、累積ポイント値は減算されやがて0となる。これに対し、次の動作時でも過負荷状態が解消していない場合には、直ちにステップS9に至りモータ2は停止状態となる。
なお、累積ポイント値のROM27への記憶は、累積ポイント値が閾値を超え過負荷状態と判断された後のみならず、閾値の75%以上になったときなど、適宜条件を設定して行うことができる。勿論、最新値を常時書き換えるようにしても良い。
このように当該モータ2では、サーキットブレーカや電流センサを使用することなく、過負荷状態の検知とその対策を行うことができ、コストの低減を図ることが可能となる。また、サーキットブレーカや電流センサの取り付けスペースが不要なため、ユニット全体を小型化することができる。従って、省スペース化やレイアウト性の向上が図られると共に、ブレーカ等の取り付けスペースがない場合にも過負荷検出処理を行うことが可能となる。
さらに、サーキットブレーカでは、ブレーカの発熱特性に応じたトリップタイミングで電流をカットするため、遮断タイミングが固定されるが、当該方式によれば、閾値の設定如何によりそのタイミングを任意に設定することができる。すなわち、ソフトウエア上にて電流カットタイミングを設定できるため、制御形態の自由度が大きく、モータの使用環境や周辺機器等に合わせた制御設定が可能となる。すなわち、発熱しやすい部品の特性や、放熱が難しい部品の特性に合わせて負荷ポイント値や閾値を設定することにより、システムの最も弱い部分を保護することができる。
例えば、モータの近傍にFETやリレーなどがある場合、FET等はモータよりも熱に弱いのが一般的である。そこで、モータの発熱とFET等の温度特性との間のその装置における関係を予め測定しておき、モータ発熱量がFET等に影響を及ぼす状態となったとき閾値を超えるように設定することも可能である。ここで、雰囲気温度が上昇するとモータ自体も出力特性が低下する。つまり、出力を出しているにもかかわらず回転数が上昇しない状況となり、Dutyは高くなるがモータ速度は低下する。すると、負荷ポイント値はそれに伴って大きな値となり、累積ポイント値も増加する。そこで、雰囲気温度上昇によるFET等への影響を重視して負荷ポイント値や閾値を設定すれば、モータ自身は過負荷状態ではないが、FETとの保護のためモータ出力を低下させたり、停止させたりすることも可能である。すなわち、ここではモータ自体が温度センサ的役割を果たしており、このような設定は、FET等に直接センサを取り付けられない場合に特に有効である。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、前述の負荷ポイントマップ28はあくまでも一例であり、そのポイント値やパラメータ値との関係は適宜変更可能である。また、前述の負荷ポイントマップ28では3つのパラメータによって負荷ポイント値を決定しているが、さらに、雰囲気温度に応じてマップ中の負荷ポイント値を補正するようにしても良い。例えば、モータ2の近傍にサーミスタ等を配すると共に、図6〜9を雰囲気温度25℃のときの基準値とし、温度が10℃変化するごとに5ポイントずつ増減させるようにしても良い。すなわち、温度が35℃の場合には+5ポイント、温度が15℃の場合には−5ポイントの補正を行って負荷ポイントマップ28を使用する。これにより、さらに過負荷検出精度を向上させることができ、製品信頼性の向上が図られる。
また、前述の実施の形態では、累積ポイント値が閾値を超えた場合に現在の累積ポイント値をROM27に記憶する構成を示したが、累積ポイント値を常時最新値に書き換えてROM27に記憶するようにしても良い。この場合、過負荷状態で強制的にモータを停止させた場合や、過負荷状態のまま装置がスリープモードに入った場合のみならず、通常停止からの再始動の場合にも累積ポイント値を初期値として使用することも可能である。なお、累積ポイント値が閾値を超えた場合にのみ累積ポイント値をROM27に記憶し、モータ強制停止時や過負荷状態でのスリープ時にのみ記憶値を初期値とする構成も勿論可能である。
さらに、前述の実施の形態では、2個のブラシによって正逆転を行うモータを使用した場合について説明したが、3個のブラシを用いて(Common,Hi,Lo)モータ回転数を変化させるタイプのモータにも本発明は適用可能である。
加えて、前述の実施の形態では本発明をワイパ装置用モータの制御に適用した例を示したが、その適用対象はこれには限定されず、自動車のテールゲートやスライドドア、パワーウインド、サンルーフなどに使用されるモータにも適用可能である。また、本発明の制御方法・装置は、自動車用のみならず、各種電動機器用のモータにも適用可能である。なお、前述の実施の形態では、ギアボックス3を備えたモータユニットについて述べたが、ギアボックス3を有さないモータに本発明を適用することも可能である。
このように、本発明のモータ制御方法及び装置によれば、モータに印加される電源電圧のON期間の時比率と前記モータの速度に基づいて算出された負荷ポイント値を累積し、この累積ポイント値が所定の基準値を超えた場合にモータに対し過負荷制御処理を実行するようにしたので、サーキットブレーカや電流センサを使用することなく、過負荷状態の検知とその対策を行うことができ、コストの低減を図ることが可能となる。また、サーキットブレーカや電流センサの取り付けスペースが不要なため、ユニット全体を小型化することができ、省スペース化やレイアウト性の向上が図られると共に、ブレーカ等の取り付けスペースがない場合にも過負荷検出処理を行うことが可能となる。さらに、ソフトウエア上にて基準値を適宜設定できるため、制御形態の自由度が大きく、モータの使用環境や周辺機器等に合わせた制御設定が可能となる。

Claims (21)

  1. モータに印加される電源電圧のON期間の時比率と前記モータの速度に基づいてモータの負荷状態を示す負荷ポイント値を算出すると共に、算出した前記負荷ポイント値を累積し、前記累積ポイント値が所定の基準値を超えた場合に、前記モータに対し過負荷制御処理を実行することを特徴とするモータ制御方法。
  2. 請求項1記載のモータ制御方法において、前記負荷ポイント値は、前記時比率と前記モータ速度をパラメータとして前記負荷ポイント値が設定された負荷マップから算出されることを特徴とするモータ制御方法。
  3. 請求項1又は2記載のモータ制御方法において、前記負荷ポイント値は、前記時比率が高いほど高い値に設定されることを特徴とするモータ制御方法。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載のモータ制御方法において、前記負荷ポイント値は、前記モータ速度が低いほど高い値に設定されることを特徴とするモータ制御方法。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載のモータ制御方法において、前記負荷マップではさらに、前記電源電圧値をパラメータとして前記負荷ポイント値が設定されることを特徴とするモータ制御方法。
  6. 請求項5記載のモータ制御方法において、前記負荷ポイント値は、前記電源電圧値が高いほど高い値に設定されることを特徴とするモータ制御方法。
  7. 請求項1又は2記載のモータ制御方法において、前記負荷ポイント値は、前記時比率、前記モータ速度及び前記電源電圧値に基づいて連続的に変化することを特徴とするモータ制御方法。
  8. 請求項1〜7の何れか1項に記載のモータ制御方法において、前記負荷マップは、前記モータの雰囲気温度に応じて補正されることを特徴とするモータ制御方法。
  9. 請求項8記載のモータ制御方法において、前記負荷ポイント値は、前記雰囲気温度が高いほど高い値に設定されることを特徴とするモータ制御方法。
  10. 請求項1〜9の何れか1項に記載のモータ制御方法において、前記過負荷制御処理により前記モータが停止することを特徴とするモータ制御方法。
  11. 請求項1〜9の何れか1項に記載のモータ制御方法において、前記過負荷制御処理により前記モータの出力が低下することを特徴とするモータ制御方法。
  12. 請求項1〜11の何れか1項に記載のモータ制御方法において、前記累積ポイント値が前記基準値を超えた場合、その時点における前記累積負荷ポイント値が記憶されることを特徴とするモータ制御方法。
  13. 請求項12記載のモータ制御方法において、前記モータが停止後に再始動した場合、前記記憶された累積ポイント値を前記累積ポイント値の初期値とすることを特徴とするモータ制御方法。
  14. モータに印加される電源電圧のON期間の時比率と前記モータの速度に基づいてモータの負荷状態を示す負荷ポイント値を算出するポイント値算出手段と、
    算出した前記負荷ポイント値を累積するポイント値累積手段と、
    前記累積ポイント値と所定の基準値とを比較するポイント値比較手段と、
    前記累積ポイント値が前記基準値を超えた場合に、前記モータに対し過負荷制御処理を実行する指令手段とを有することを特徴とするモータ制御装置。
  15. 請求項14記載のモータ制御装置において、前記ポイント値算出手段は、前記時比率と前記速度をパラメータとして前記負荷ポイント値が設定された負荷マップを参照して負荷ポイント値を算出することを特徴とするモータ制御装置。
  16. 請求項15記載のモータ制御装置において、前記負荷マップではさらに、前記電源電圧値をパラメータとして前記負荷ポイント値が設定されることを特徴とするモータ制御装置。
  17. 請求項15又は16記載のモータ制御装置において、前記負荷マップは前記モータの雰囲気温度に応じて補正されることを特徴とするモータ制御装置。
  18. 請求項14〜17の何れか1項に記載のモータ制御装置において、前記過負荷制御処理は、前記モータを停止させる制御処理であることを特徴とするモータ制御装置。
  19. 請求項14〜17の何れか1項に記載のモータ制御装置において、前記過負荷制御処理は、前記モータの出力を低下させる制御処理であることを特徴とするモータ制御装置。
  20. 請求項14〜17の何れか1項に記載のモータ制御装置において、前記モータの停止前に、前記累積ポイント値を記憶する記憶手段を有することを特徴とするモータ制御装置。
  21. 請求項20記載のモータ制御装置において、前記モータが停止後に再始動した場合、前記記憶手段に記憶されている前記累積ポイント値を参照し、その値を累積ポイント値の初期値とすることを特徴とするモータ制御装置。
JP2005504999A 2003-02-14 2004-02-13 モータ制御方法及びモータ制御装置 Expired - Lifetime JP4607012B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003036054 2003-02-14
JP2003036054 2003-02-14
PCT/JP2004/001551 WO2004073154A1 (ja) 2003-02-14 2004-02-13 モータ制御方法及びモータ制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2004073154A1 JPWO2004073154A1 (ja) 2006-06-01
JP4607012B2 true JP4607012B2 (ja) 2011-01-05

Family

ID=32866310

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005504999A Expired - Lifetime JP4607012B2 (ja) 2003-02-14 2004-02-13 モータ制御方法及びモータ制御装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7385367B2 (ja)
EP (1) EP1596492B1 (ja)
JP (1) JP4607012B2 (ja)
CN (1) CN100342640C (ja)
DE (1) DE602004024644D1 (ja)
WO (1) WO2004073154A1 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7477052B2 (en) * 2005-03-14 2009-01-13 Continental Automotive Systems Us, Inc. Two-pole magnet wheel increment position sensing in an actuator
JP5249644B2 (ja) * 2008-06-17 2013-07-31 アスモ株式会社 モータ制御装置、及びモータ制御方法
JP5574693B2 (ja) * 2009-12-18 2014-08-20 株式会社ミツバ モータ制御装置及びモータ制御方法
JP5460305B2 (ja) * 2009-12-25 2014-04-02 株式会社ミツバ ワイパ制御装置及びワイパ制御方法
JP5460306B2 (ja) * 2009-12-25 2014-04-02 株式会社ミツバ ワイパ制御装置及びワイパ制御方法
DE102010039766A1 (de) * 2010-08-25 2012-03-01 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Steuern einer Synchronmaschine
US9031390B2 (en) * 2012-03-26 2015-05-12 Asmo Co., Ltd. Wiper device
JP6113455B2 (ja) * 2012-10-12 2017-04-12 日野自動車株式会社 車載用電力制御装置の冷却システム及びその異常診断方法
CN105587674B (zh) * 2014-10-22 2018-07-06 中国石油化工股份有限公司 一种磁力泵功率的监控保护方法及装置
KR101491655B1 (ko) 2014-11-04 2015-02-11 박운양 구동전류를 이용한 모터 제어장치
JP2020141864A (ja) * 2019-03-06 2020-09-10 株式会社サンメディカル技術研究所 医療用ポンプのモータ識別方法、医療用ポンプのモータ駆動方法、コントローラ及び補助人工心臓システム
US11686130B2 (en) * 2019-12-17 2023-06-27 AISIN Technical Center of America, Inc. Systems and methods for operating a power tailgate system
CN114614436B (zh) * 2020-12-08 2023-07-18 山东新松工业软件研究院股份有限公司 驱动器检测热过载方法及系统
US11821241B2 (en) * 2021-06-01 2023-11-21 AISIN Technical Center of America, Inc. System and method for operating a power tailgate system

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05316781A (ja) * 1992-05-08 1993-11-26 Asahi Chem Ind Co Ltd モータの過負荷検知方法
JPH06178588A (ja) * 1992-12-11 1994-06-24 Seiko Epson Corp 位置センサレス・ブラシレスdcモータの制御装置
JPH0739068A (ja) * 1993-07-22 1995-02-07 Shinko Electric Co Ltd Acサ−ボモ−タの過負荷保護装置
JP2001016764A (ja) * 1999-06-29 2001-01-19 Toshiba Mach Co Ltd モータ過負荷検知方法、モータ過負荷検知装置、および記録媒体
JP2002019635A (ja) * 2000-07-11 2002-01-23 Unisia Jecs Corp 電動パワーステアリング装置

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4237408A (en) * 1979-08-10 1980-12-02 Cincinnati Milacron Inc. Method and apparatus for modifying the operation of a machine tool as a function of torque
CN1017017B (zh) * 1988-03-16 1992-06-10 西安交通大学 微机控制的斩波器调速方法
US5057962A (en) * 1990-01-22 1991-10-15 General Electric Company Microprocessor-based protective relay system
US5703449A (en) * 1990-10-19 1997-12-30 Seiko Epson Corporation Controller for brushless DC motor without position sensor
US5418677A (en) 1990-12-28 1995-05-23 Eaton Corporation Thermal modeling of overcurrent trip during power loss
DE4216040A1 (de) * 1992-05-15 1993-11-18 Bosch Gmbh Robert Verfahren zur Überwachung eines Elektromotors auf thermische Überlastung
JP3067936B2 (ja) * 1993-11-01 2000-07-24 三菱電機株式会社 車載用電動開閉体の制御方法
JP3625901B2 (ja) * 1995-06-30 2005-03-02 三菱電機株式会社 サーボ制御システムの自動適正化方法および装置
US6166502A (en) * 1999-04-01 2000-12-26 Delphi Technologies, Inc. Thermal current limiting apparatus and method for vehicle system with electric motor actuator
DE19931199A1 (de) * 1999-07-07 2001-01-18 Daimler Chrysler Ag Verfahren zur Steuerung eines Leistungs-Antriebssystems
DE19944194A1 (de) * 1999-09-15 2001-03-22 Bosch Gmbh Robert Elektronisch kommutierbarer Motor mit Überlastschutz
EP1256164A2 (en) * 2000-02-09 2002-11-13 Dana Corporation Method for operating a switched reluctance electrical generator
US6593720B2 (en) * 2001-01-09 2003-07-15 Delphi Technologies, Inc. Method of optimizing performance parameters of a switched reluctance motor
JP2002369583A (ja) * 2001-06-11 2002-12-20 Unisia Jecs Corp 電動機駆動装置
US6548975B2 (en) 2001-06-29 2003-04-15 Delphi Technologies, Inc. Stall detection and thermal protection of vehicular systems having an electric motor
US6650075B2 (en) * 2001-07-06 2003-11-18 Japan Servo Co., Ltd. Fan motor
US7071659B1 (en) * 2004-01-23 2006-07-04 Dana Corporation Closed loop control of excitation parameters for high speed switched-reluctance generators

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05316781A (ja) * 1992-05-08 1993-11-26 Asahi Chem Ind Co Ltd モータの過負荷検知方法
JPH06178588A (ja) * 1992-12-11 1994-06-24 Seiko Epson Corp 位置センサレス・ブラシレスdcモータの制御装置
JPH0739068A (ja) * 1993-07-22 1995-02-07 Shinko Electric Co Ltd Acサ−ボモ−タの過負荷保護装置
JP2001016764A (ja) * 1999-06-29 2001-01-19 Toshiba Mach Co Ltd モータ過負荷検知方法、モータ過負荷検知装置、および記録媒体
JP2002019635A (ja) * 2000-07-11 2002-01-23 Unisia Jecs Corp 電動パワーステアリング装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2004073154A1 (ja) 2006-06-01
US20060202652A1 (en) 2006-09-14
CN1751428A (zh) 2006-03-22
WO2004073154A1 (ja) 2004-08-26
EP1596492A4 (en) 2008-11-26
CN100342640C (zh) 2007-10-10
EP1596492A1 (en) 2005-11-16
EP1596492B1 (en) 2009-12-16
US7385367B2 (en) 2008-06-10
DE602004024644D1 (de) 2010-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4607012B2 (ja) モータ制御方法及びモータ制御装置
US7622876B2 (en) Overload prevention device for permanent magnet DC motors
US11101766B2 (en) Wiper device
US8269442B2 (en) Method and apparatus for driving a brushless D.C. motor
US20180138847A1 (en) Motor drive control device and motor drive control method
JP2013001237A (ja) ワイパ制御装置及びワイパ制御方法
JP5138962B2 (ja) モータ制御方法及びモータ制御装置
JP5460306B2 (ja) ワイパ制御装置及びワイパ制御方法
JP4615885B2 (ja) モータ制御方法及びモータ制御装置
KR20130031728A (ko) Bldc 모터의 센서리스 제어방법
JP2002354874A (ja) ブラシレス直流電動機の異常状態検出方法及び保護方法
JP5574693B2 (ja) モータ制御装置及びモータ制御方法
JP2009131069A (ja) モータ制御装置
CN114346970B (zh) 电动工具、马达控制方法及非暂时性存储介质
JP2011131778A (ja) ワイパ制御装置及びワイパ制御方法
JP2018038203A (ja) ブラシレスモータおよび制御方法
JP7236876B2 (ja) ワイパ装置及びワイパ制御装置
JP7142534B2 (ja) ワイパモータおよび制御方法
KR102384881B1 (ko) 자동 호환 제어기능이 구비되는 bldc 모터
US20220173673A1 (en) Sensor-free commutation method
JP2008052440A (ja) データ保持装置
CN115913003A (zh) 马达控制器
JP2012244758A (ja) 界磁巻線式回転電機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100511

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100618

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100928

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101006

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4607012

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131015

Year of fee payment: 3