JP4606123B2 - アイカップ兼望遠鏡側アダプタ並びにこれを備えたアイピース及び望遠鏡 - Google Patents

アイカップ兼望遠鏡側アダプタ並びにこれを備えたアイピース及び望遠鏡 Download PDF

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Description

本発明は、望遠鏡にデジタルカメラを接続するために望遠鏡に固定されるとともにカメラ側アダプタに着脱自在に接続されるアイカップ兼望遠鏡側アダプタ並びにこれを備えたアイピース及び望遠鏡に関する。
望遠鏡のアイピースにアイカップを備えることにより、目とアイピースの間へ入射する外光を遮光することができるとともに、アイカップを目の周囲に当接させるだけで目の瞳をアイポイントに容易に位置決めすることができ、さらに、この当接により望遠鏡を安定させることができる。一方、眼鏡を掛けた観察者にとっては、アイカップがあると目の瞳がアイポイントから離れて視野角が狭くなる。
そこで、下記特許文献1では、光軸方向へ進退自在に接眼レンズ保持筒にアイカップを外嵌し、カムピンとカム溝でアイカップを光軸方向へ進退自在にしている。アイカップは、目の周囲に当接するので、リング状の見切りゴムを備えている。
ところで、デジタルカメラにアダプタを介して望遠鏡を接続することにより、野鳥等を超望遠撮影することが可能となる。このアダプタは、例えば下記特許文献2に開示されているように、カメラの対物レンズに同心にカメラに固定されるカメラ側アダプタと、望遠鏡のアイピースに同心に望遠鏡本体のアイピース着脱部外周に固定される望遠鏡側アダプタとからなり、両アダプタが結合される。
しかしながら、両アダプタの結合を解除し、望遠鏡側アダプタを望遠鏡から取り外さずに観察しようとすると、望遠鏡側アダプタの直径が大きいので、観察しづらい。
下記特許文献3では、望遠鏡側アダプタをアイピースに取り付ける構成が開示されている。この構成によれば、カメラ側アダプタの直径を小さくすることができる。
しかし、この構成では、特許文献1に示すようなアイカップをアイピースに備えることができない。アイカップをアイピースに備えようとすると、アイカップの外側にアイカップを避けて望遠鏡側アダプタを備えなければならないので、望遠鏡側アダプタの直径が大きくなる。
特開平9−222569号公報 特開2003−298886号公報 特開2004−020770号公報
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、望遠鏡側アダプタにアイカップを備える構成により、デジタルカメラ取付による望遠撮影とデジタルカメラ取外しによるアイカップ使用望遠観察との切替を容易にするアイカップ兼望遠鏡側アダプタ並びにこれを備えたアイピース及び望遠鏡を提供することにある。
本発明の第1態様では、例えば図1、図2において、アイポイント側筒部(13)外径より中間部(11)外径の方が大きい接眼レンズ保持筒(10)を備えたアイピースと該アイピースの該アイポイント側筒部に光軸方向へ進退自在に外嵌されて取り付けられ外径が該アイポイント側筒部外径より小さいアイカップ内筒(20)とを有する望遠鏡に、デジタルカメラを接続するために、該アイカップ内筒に固定されデジタルカメラ側アダプタに着脱自在に接続されるアイカップ外筒兼望遠鏡側アダプタ(40)であって、
該アイカップ内筒の先端部が嵌入される第1内径の第1筒部(41)と、
該第1筒部に連なり、該中間部が嵌入され、第1外径の外周面にリング状溝(49)が形成され、該第1筒部と反対側端部(48側の部分)の外径が該第1外径より大きく、該第1内径より大きい第2内径の第2筒部(42)と、
該第1筒部を該アイカップ内筒に固定させるための第1止め具(45)と、
該第2筒部の該反対側端部の外周面に直角に貫通する螺孔(46)と、該螺孔に螺合され先端面で該接眼レンズ保持筒の該中間部の外周面を押圧することにより該第2筒部を該接眼レンズ保持筒に固定させる止めねじ(47)とを含む第2止め具と、
を有する。
本発明の第2態様では、例えば図5に示す如く、アイポイント側筒部外径より中間部外径の方が大きい接眼レンズ保持筒を備えたアイピースを有する望遠鏡に、デジタルカメラを接続するために、該接眼レンズ保持筒に取り付けられデジタルカメラ側アダプタに着脱自在に接続されるアイカップ兼望遠鏡側アダプタであって、
光軸方向へ進退自在に該アイポイント側筒部に外嵌され、該アイポイント側筒部と該中間部の外径側段差面と対向する内端面を有し、最大後退位置で該内端面が該外径側段差面に当接する第1内径の第1筒部と、
該第1筒部に連なり、該中間部が嵌入され、第1外径の外周面にリング状溝が形成され、該第1筒部と反対側端部の外径が該第1外径より大きく、該第1内径より大きい第2内径の第2筒部と、
該第2筒部の該反対側端部の外周面に直角に貫通する螺孔と、該螺孔に螺合され先端面で該接眼レンズ保持筒の該中間部の外周面を押圧することにより該第2筒部を該接眼レンズ保持筒に固定させる止めねじとを含む第2止め具と、
を有する。
本発明の第3態様では、例えば図6に示す如く、外周面に第1カムピンが突設され又は第1カム溝が形成されている接眼レンズ保持筒を備えたアイピースを有する望遠鏡に、デジタルカメラを接続するために、該接眼レンズ保持筒に取り付けられデジタルカメラ側アダプタに着脱自在に接続されるアイカップ兼望遠鏡側アダプタであって、
接眼レンズ保持筒の外径より小さい第1内径を有し、最大後退位置で該接眼レンズ保持筒のアイポイント側の端面と内端面が当接する第1筒部と、
該第1筒部に連なり、該接眼レンズ保持筒が嵌入され、カム機構により光軸方向へ進退自在にさせるため内周面に、該第1カムピンを案内する第2カム溝が形成され又は該第1カム溝に案内される第2カムピンが突設され、該第1内径より大きい第2内径の第2筒部と、
該第2筒部の外周面に直角に貫通する螺孔と、該螺孔に螺合され先端面で該接眼レンズ保持筒の外周面を押圧することにより該第2筒部を該接眼レンズ保持筒に固定させる止めねじとを含む第2止め具と、
を有する
本発明の第1態様によれば、超望遠撮像と望遠観察とでアイカップ兼望遠鏡側アダプターを取り外す必要が無いので、超望遠撮像と望遠観察との一方から他方への切替が容易であり、しかも、望遠観察において止めねじを緩めるだけでアイカップを使用できるという効果を奏する。
また、市販のアイカップ付アイピースの目切りゴムをアイカップ筒から取り外してこのアイカップ筒をアイカップ内筒として用い、これに上記構成のアイカップ外筒兼望遠鏡側アダプタを冠着することにより、アイカップ兼望遠鏡側アダプタ付アイピースを構成することができる。
本発明の第2態様によれば、上記切替を容易に行うことができるとともに、第1態様のアイカップ内筒が不要であるので構成が簡単である。
本発明の第3態様によれば、第2態様の効果を奏するとともに、第2筒部の内径が接眼レンズ保持筒の外径より小さいので第2態様の場合よりも望遠鏡側アダプタの外径を小さくすることができる。
本発明の他の構成、作用及び効果は、以下の説明から明らかになる。
以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明する。図面において、同一又は類似の要素には、同一又は類似の符号を付している。
実施例1では、市販のアイカップ付アイピースを用いて製作可能なアイカップ兼望遠鏡側アダプタ付アイピースを説明する。
図1(A)は、アイカップ兼望遠鏡側アダプタの一部を備えた望遠鏡用アイピースの一部を示す。図1(A)において、中心線の上側は要部構成を示す一部縦断面図、中心線の下側は外形を示す側面図である。この点は、中心線を記載した他の図についても同様である。
アイカップ兼望遠鏡側アダプタの構成は、係止用突起部、ねじ及びカム機構を除き、光軸に関し回転対称である。この点は、他の全実施例についても同様である。
アイピース本体10は、中間部11と、中間部11の光入射側の係止部12と、中間部11のアイレンズ側の小外径部13とからなる。小外径部13の外径は中間部11のそれより小さく、中間部11と小外径部13の境界に段差面14が形成されている。小外径部13には、アイポイント側からアイカップ内筒20が外嵌されている。
図1(B)は、アイカップ内筒20の側面図である。アイカップ内筒20は、アイポイント側の前部21と、前部21より外径が大きい後部22とからなり、内径は前部21と後部22とで同一である。アイカップ内筒20の後部22にカム溝23が形成され、一方、アイピース本体10の小外径部13の外周面に、カム溝23を通ってカムピン24が螺着されており、アイカップ内筒20を回転させることにより、回転の向きに応じてアイカップ内筒20が光軸方向へ進退する。
段差面14はアイカップ内筒20に対するストッパーとして機能しており、図1(C)は、アイカップ内筒20を後退させてその後端面を段差面14に当接させた状態を示す。この状態では、アイカップ内筒20の先端面がアイピース本体10の小外径部13の先端面と同一面内に在る。
アイピース本体10の中間部11の小外径部13側には雄ねじ11aが形成され、これに、カバーリング30の内周面に形成された雌ねじ31が螺合されている。カバーリング30は、カム溝23及びカムピン24を隠すためのものであり、カバーリング30の外周面はアイピース本体10の中間部11のそれと段差無く連続している。
アイカップ内筒20の前部21に、不図示のリング状の目切りゴムを冠着させることにより、この目切りゴムとアイカップ内筒20とカム溝23とカムピン24とからなる通常のアイカップが構成される。
実施例1では、この目切りゴムの替わりに、図2(A)に示すアイカップ外筒兼望遠鏡側アダプター40が冠着されて、図2(B)に示す状態となる。
このアダプター40は、アイポイント側の小内径部41と、これに連なる大内径部42とからなり、例えばアルミニウムのパイプ又は円柱を研削することにより形成される。
小内径部41は、その光軸方向長さがアイカップ内筒20の前部21のそれに等しく、内径が前部21の外径より僅かに大きい。小内径部41を前部21に外嵌させると、小内径部41と大内径部42の境界の段差面43の内側が、前部21と後部22の境界の段差面25に当接するとともに、小内径部41の先端面が前部21のそれと同一面に在る。
互いに中心角120°離れた3箇所に、小内径部41の外周面から内周面へ螺孔44が貫設され、それぞれに止めねじ45が螺入されて、それら先端面が前部21の外周面を押圧することにより、アイカップ外筒兼望遠鏡側アダプター40がアイカップ内筒20に固定される。これにより、アダプター40を光軸の回りに回転させると、回転の向きに応じてアダプター40がアイカップ内筒20と一体的に光軸方向へ進退し、アダプター40とアイカップ内筒20とが進退自在なアイカップとして機能する。
すなわち、裸眼の標準的観察者は図2(B)の状態で目の周囲をアダプター40の先端面に当てることにより、目の瞳がアイポイントに位置する。眼鏡を掛けた標準的観察者は図2(C)の状態で目の瞳がアイポイントに位置する。図2(C)は図1(C)に対応しており、アダプター40を最大限後退させた状態を示す。この状態では、アダプター40の先端面が前部21及び小外径部13の先端面と同一面内に在る。
アダプター40が目の周囲又は眼鏡を傷つけないようにするため、その小内径部41の先端の外周エッジが研削されて丸められている。
大内径部42の外端部に螺孔46が貫設され、これに止めねじ47が螺入される。
図3(A)は、カメラ50にカメラ側アダプタ60が装着された状態を示す。
カメラ50のズームレンズ51の基端部外側には、ズームレンズ51と同心のアダプタリング52が備えられ、アダプタリング52の内周面に形成された雌ねじ53に、カメラ側アダプタ60の基端部外周面に形成された雄ねじ61が螺合されている。
図3(B)は、カメラ側アダプタ60にアイカップ外筒兼望遠鏡側アダプター40及びアイピース本体10を介して望遠鏡本体70が接続された状態を示す。
図2(C)のアイカップ兼望遠鏡側アダプタ付アイピースを望遠鏡本体70に装着し、望遠鏡側アダプター40をカメラ側アダプタ60に嵌入して望遠鏡側アダプター40の前端面41a及び段差面48をそれぞれカメラ側アダプタ60の段差面63及び前端面62に当接させ、止めねじ64を回してその先端で溝49の底面を押圧することにより、図3(B)の状態になってカメラ50と望遠鏡本体70との接続が完了する。
この状態で野鳥等を超望遠撮像し、次に望遠鏡のみで観察する場合には、止めねじ64を緩め、カメラ側アダプタ60を望遠鏡側アダプター40から離脱させ、眼鏡を掛けた人はこの状態で観察し、裸眼の人は止めねじ47を緩め、望遠鏡側アダプター40を回転させて繰り出した状態で観察する。
超望遠撮影においては、カバーリング30の先端面の段差面43への当接と、アイカップ内筒20の後端面26の段差面14への当接と、止めねじ47によるアイピース本体10への押圧とにより、アイピース本体10に対するアダプター40のガタつきが防止される。
本実施例1によれば、超望遠撮像と望遠観察とでアイカップ兼望遠鏡側アダプターを取り外す必要が無いので、超望遠撮像と望遠観察との一方から他方への切替が容易であり、しかも、望遠観察において止めねじ47を緩めるだけでアイカップを使用できるという効果を奏する。
図4(A)は、本発明の実施例2のアイカップ外筒兼望遠鏡側アダプター40Aを示す。図4(B)は、このアダプター40Aをアイピース本体10Aに装着した状態を示す。図4(C)は、アイカップ内筒20を後退させてその後端面をアイピース本体10Aの段差面14Aに当接させた状態を示す。
アダプター40Aは、そのアイポイント側の端面に見切りゴム80が貼着されている。また、アイピース本体10Aは、図1(A)のアイピース本体10からカバーリング30及びその螺合部を省略した構成となっている。アイピース本体10Aは、アイポイントが実施例1のアイピース本体10のそれより、見切りゴム80の厚みだけ目側にシフトしたものを用いる。図3(A)のカメラ側アダプタ60として、大径部の軸方向長さが見切りゴム80の厚みだけ実施例1の場合よりも長いものを用いる。
超望遠撮影においては、アイカップ内筒20の後端面26の段差面14Aへの当接と、止めねじ47によるアイピース本体10Aへの押圧とにより、アイピース本体10Aに対するアイカップ兼望遠鏡側アダプターのガタつきが防止される。
他の点は、実施例1と同様である。
図5(A)は、本発明の実施例3のアイカップ兼望遠鏡側アダプター40Bを示す。図5(B)は、このアダプター40Bをアイピース本体10Bに装着した状態を示す。図5(C)は、アダプター40Bを後退させて、その小内径部41Aと大内径部42Aとの境界の段差面43Aを、これに対応するアイピース本体10Bの段差面14Aに当接させた状態を示す。
市販のアイカップ付アイピースを用いずにアイカップ兼望遠鏡側アダプタ付アイピースを構成するため、アダプター40Bでは、図4(B)のアイカップ内筒20とアダプター40Aとが一体形成され、かつ、アイカップ内筒20とアダプター40Aとの隙間が省略されるとともに、止めねじ45が不要になっている。また、小内径部41Aの先端部に見切りゴム80Aが冠着されている。さらに、カムピン24が小内径部41Aの内周面に螺着され、一方、図1(B)のカム溝23に相当するカム溝23Aがアイピース本体10Bの小外径部外周面に形成されている。
超望遠撮影においては、アイピース本体10Bの段差面14Aへのアダプター40Bの段差面43Aの当接と、止めねじ47によるアイピース本体10Bへの外周面押圧とにより、アイピース本体10Bに対するアダプター40Bのガタつきが防止される。
本実施例3では、上記一体形成により、実施例1及び2よりも構成が簡単である。
他の点は、実施例2と同様である。
図6(A)は、本発明の実施例4のアイカップ兼望遠鏡側アダプター40Cを示す。図6(B)は、このアダプター40Cをアイピース本体10Cに装着した状態を示す。図6(C)は、アダプター40Cを後退させて、その小内径部41Bの段差面43Aをアイピース本体10Cの先端面に当接させた状態を示す。
アダプター40Cでは、小内径部41Bの内径がアイピース本体10Cのアイポイント側の外径よりも小さく、また、大内径部42Bの内周面にカムピン24が螺着されている。アダプター40Cのアイポイント側の端部外径は他の部分の外径よりも小さく、この部分に見切りゴム80Bが冠着されている。
超望遠撮影においては、アダプター40Cの段差面43Bのアイピース本体10Cの先端面への当接と、止めねじ47によるアイピース本体10Cの外周面押圧とにより、アイピース本体10Cに対するアダプター40Cのガタつきが防止される。
本実施例4では、実施例3の場合よりもアダプター40Cの外径を小さくすることができる。
なお、本発明には外にも種々の変形例が含まれる。
例えば、上記各実施例ではカム機構によりアイピースに対しアイカップが回転しながらスライドする構成を説明したが、カム溝長手方向を光軸と平行にすることによりアイピースに対しアイカップが回転せずにスライドする構成であってもよい。また、アイピース外周面とアイカップ内周面との一方に雄ねじを形成し他方に雌ねじを形成して両者を螺合させることにより、アイピースに対しアイカップが回転しながらスライドする構成であってもよい。なお、「望遠撮影」は超望遠撮影を含む意味である。
本発明の実施例1に係り、(A)はアイカップ兼望遠鏡側アダプタの一部を備えた望遠鏡用アイピースを示し、中心線の上側は要部構成を示す一部縦断面図、中心線の下側は外形を示す側面図(中心線が記載された他の図についても同様)、(B)は、図1中のアイカップ内筒の側面図、(C)は、(A)の状態からアイカップ内筒を最大限後退させた状態を示す図である。 本発明の実施例1に係り、(A)はアイカップ外筒兼望遠鏡側アダプターを示す図、(B)は(A)の構成を図1(A)の構成に冠着させた状態を示す図、(C)は(B)の状態からアイカップ兼望遠鏡側アダプタを最大限後退させた状態を示す図である。 本発明の実施例1に係り、(A)はデジタルカメラにカメラ側アダプタが装着された状態を示す図、(B)は(A)の構成に図2(C)の構成を介して望遠鏡本体が接続された状態を示す図である。 本発明の実施例2に係り、(A)はアイカップ外筒兼望遠鏡側アダプターを示す図、(B)は(A)の構成を、アイカップ内筒を備えた望遠鏡用アイピースに冠着させた状態を示す図、(C)は(B)の状態からアイカップ兼望遠鏡側アダプタを最大限後退させた状態を示す図である。 本発明の実施例3に係り、(A)はアイカップ兼望遠鏡側アダプターを示す図、(B)は(A)の構成を望遠鏡用アイピースに冠着させた状態を示す図、(C)は(B)の状態からアイカップ兼望遠鏡側アダプタを最大限後退させた状態を示す図である。 本発明の実施例4に係り、(A)はアイカップ兼望遠鏡側アダプターを示す図、(B)は(A)の構成を望遠鏡用アイピースに冠着させた状態を示す図、(C)は(B)の状態からアイカップ兼望遠鏡側アダプタを最大限後退させた状態を示す図である。
符号の説明
10、10A〜10C アイピース本体
11 中間部
11a、61 雄ねじ
12 係止部
13 小外径部
14、14A、25、43、43A、43B、48、63 段差面
20 アイカップ内筒
21 前部
22 後部
23、23A カム溝
24 カムピン
26 後端面
30 カバーリング
31、53 雌ねじ
40、40A〜40C アイカップ外筒兼望遠鏡側アダプター
40B、40C アイカップ兼望遠鏡側アダプター
41、41A、41B 小内径部
41a 前端面
42、42A 大内径部
44、46 螺孔
45、47、64 止めねじ
49 溝
50 カメラ
51 ズームレンズ
52 アダプタリング
60 カメラ側アダプタ
62 前端面
70 望遠鏡本体
80、80A、80B 見切りゴム

Claims (2)

  1. アイポイント側筒部(13)外径より中間部(11)外径の方が大きい接眼レンズ保持筒を備えたアイピース(10)と該アイピースの該アイポイント側筒部に光軸方向へ進退自在に外嵌されて取り付けられ外径が該中間部外径より小さいアイカップ内筒(20)とを有する望遠鏡に、デジタルカメラを接続するために、該アイカップ内筒に固定されデジタルカメラ側アダプタ(60)に着脱自在に接続されるアイカップ外筒兼望遠鏡側アダプタ(40)であって、
    該アイカップ内筒の先端部が嵌入される第1内径の第1筒部(41)と、
    該第1筒部に連なり、該中間部(11)が嵌入され、該第1筒部と反対側端部の外径が該第1筒部側の外周面の径より大きく、該外周面に溝(49)が形成され、該第1内径より大きい第2内径の第2筒部(42)と、
    該第1筒部を該アイカップ内筒に固定させるための第1止め具(45)と、
    該第2筒部の該反対側端部の外周面に直角に貫通する螺孔(46)と、該螺孔に螺合され先端面で該接眼レンズ保持筒の該中間部の外周面を押圧することにより該第2筒部を該接眼レンズ保持筒に固定させる止めねじ(47)とを含む第2止め具と、
    を有し、該溝はその底面に該デジタルカメラ側アダプタの止めねじ(64)先端を当接させるためのものであることを特徴とするアイカップ外筒兼望遠鏡側アダプタ。
  2. アイポイント側筒部外径より中間部外径の方が大きい接眼レンズ保持筒を備えたアイピース(10A)を有する望遠鏡に、デジタルカメラを接続するために、該接眼レンズ保持筒に取り付けられデジタルカメラ側アダプタに着脱自在に接続されるアイカップ兼望遠鏡側アダプタ(40A)であって、
    光軸方向へ進退自在に該アイポイント側筒部に外嵌され、該アイポイント側筒部と該中間部との間の段差面(14A)と対向する内端面を有し、最大後退位置で該内端面が該段差面に当接する第1内径の第1筒部(20)と、
    該第1筒部に連なり、該中間部が嵌入され、該第1筒部と反対側端部の外径が該第1筒部側の外周面の径より大きく、該外周面に溝が形成され、該第1内径より大きい第2内径の第2筒部と、
    該第2筒部の該反対側端部の外周面に直角に貫通する螺孔と、該螺孔に螺合され先端面で該接眼レンズ保持筒の該中間部の外周面を押圧することにより該第2筒部を該接眼レンズ保持筒に固定させる止めねじ(47)とを含む第2止め具と、
    を有し、該溝はその底面に該デジタルカメラ側アダプタの止めねじ先端を当接させるためのものであることを特徴とするアイカップ兼望遠鏡側アダプタ。
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