JP4604861B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、空気入りタイヤに関し、さらに詳しくは、トレッド面に溝を有する空気入りタイヤに関するものである。
一般に、車両に装着される空気入りタイヤのトレッド面には、排水性を向上させるために、溝が形成されている。この従来の空気入りタイヤでは、このトレッド面に形成された溝の形状を工夫することで、さらに排水性を向上させたものがある。
例えば、特許文献1に示す空気入りタイヤは、トレッド面に設けられた溝のうちタイヤ周方向に延びる溝(周方向溝)の壁面に溝長手方向に対して一方向に傾斜する複数本の突起又は窪みからなる筋部を設けたものである。この特許文献1に示す空気入りタイヤでは、この溝内に流れ込んだ水が螺旋状配列の筋部に沿って流れ、渦流を形成し、溝から効率良く排水されるものである。
また、例えば、特許文献2に示す従来の空気入りタイヤは、トレッド面に設けられた主溝と連通するタイヤ幅方向に延びるラグ溝の壁面に多数のディンプル、リブレット又は点状突起からなる凹凸部を設け、その密度をラグ溝の長手方向の中央域を密にし、両端の出入口領域をこの中間域よりも粗にしたものである。この特許文献2に示す空気入りタイヤでは、このラグ溝内における水流の剥離防止を効率的に行って一層排水性を向上することができるものである。
国際公開第2004/048130号パンフレット 特開2004−196145号公報
図9は、従来の空気入りタイヤを示す図である。図10は、図9のT部分の断面図である。図9に示すように、従来の空気入りタイヤ100のトレッド面110には、タイヤ周方向に連続する溝と連通する溝、すなわち周方向溝120と連通するラグ溝130,140が形成されている場合がある。周方向溝120内を流れる水(同図において太線の矢印)の一部は、このラグ溝130,140に流れ込む。このとき、図10に示すように、このラグ溝130,140に流れ込む水の一部(同図において、矢印S)は、ラグ溝130,140のタイヤ進行方向側と反対側の溝壁面131,142に衝突する。この衝突した水により、ラグ溝130,140のトレッド表面側と溝底側とに二つの渦S1,S2が発生することとなる。また、従来の空気入りタイヤ110のトレッド面100には、図9に示すように、湾曲部を有する溝、すなわち湾曲部141を有するラグ溝140が形成されている場合がある。ラグ溝140を排水方向に流れる水には、この湾曲部141を流れる際に遠心力が作用する。このとき、ラグ溝140のタイヤ進行方向側と反対側の溝壁面142近傍を流れる水の圧力が上昇し、図10に示すように、この圧力が上昇した水により(同図において、矢印S)、ラグ溝140のトレッド表面側と溝底側とに二つの渦S1,S2が発生することとなる。
しかしながら、上記従来の空気入りタイヤ(特許文献1,2参照)では、2つの渦S1,S2の発生を抑制するものではないため、この発生した2つの渦S1,S2が2次流れとなり、溝内を流れる水、すなわち排水方向に向かう水の1次流れが乱れ、流速が低下し、排水性の向上を図ることができないという問題があった。
そこで、この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、排水性を向上することができる空気入りタイヤを提供することを目的とするものである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、この発明では、トレッド面に形成された溝のうち、タイヤ周方向に連続する溝と連通する溝あるいは湾曲部を有する溝の少なくともいずれか一方におけるトレッド表面側を表面側領域、溝底側を溝底側領域とした際に、前記表面側領域におけるタイヤ進行方向側の第1溝壁面には、前記溝底側に向かい、かつ前記溝における排水方向に傾斜する表面側第1凹凸部が形成され、前記表面側領域におけるタイヤ進行方向側と反対側の第2溝壁面には、前記トレッド表面側に向かい、かつ前記排水方向に傾斜する表面側第2凹凸部が形成され、前記溝底側領域における前記第1溝壁面には、前記トレッド表面側に向かい、かつ前記排水方向に傾斜する溝底側第1凹凸部が形成され、前記溝底側領域における前記第2溝壁面には,溝底側に向かい、かつ前記排水方向に傾斜する溝底側第2凹凸部が形成されることを特徴とする。
なお、上記空気入りタイヤにおいては、前記表面側領域と前記溝底側領域との境界は、前記溝の深さDの30%から70%の範囲内であることが好ましい。
また、上記空気入りタイヤにおいては、前記表面側第1凹凸部および前記表面側第2凹凸部は、前記表面側領域のタイヤ径方向における高さの70%以上の高さで形成され、前記溝底側第1凹凸部および前記溝底側第2凹凸部は、前記溝底側領域のタイヤ径方向における高さの70%以上の高さで形成されることが好ましい。
また、上記空気入りタイヤにおいては、表面側渦および溝底側渦を安定して形成させるために、前記表面側第1凹凸部の前記排水方向に対する傾斜角度α1、前記表面側第2凹凸部の当該排水方向に対する傾斜角度α2、前記溝底側第1凹凸部の当該排水方向に対する傾斜角度をβ1および前記溝底側第2凹凸部の当該排水方向に対する傾斜角度β2は、10°〜80°の範囲内であり、かつ少なくともα1=α2、β1=β2であることが好ましい。
また、上記空気入りタイヤにおいては、前記表面側第1凹凸部の高さH1、前記溝底側第1凹凸部の高さH2、前記表面側第2凹凸部の高さH3および前記溝底側第2凹凸部の高さH4は、0.3mm〜2mmの範囲内であることが好ましい。
また、上記空気入りタイヤにおいては、前記表面側第1凹凸部のピッチP1、前記溝底側第1凹凸部のピッチP2、前記表面側第2凹凸部のピッチP3および前記溝底側第2凹凸部のピッチP4は、1.5mm〜8mmの範囲内であることが好ましい。
これらの発明によれば、溝内を流れる水のうちトレッド表面側を排水方向に流れる水は、表面側領域に形成された表面側第1凹凸部および表面側第2凹凸部に沿って流れるため、このトレッド表面側の水により、排水方向に向かい、かつこの排水方向に対して時計回りに回転する表面側渦が形成される。また、溝内を流れる水のうち溝底側を排水方向に流れる水は、溝底側領域に形成された溝底側第1凹凸部および溝底側第2凹凸部に沿って流れるため、この溝底側の水により、排水方向に向かい、かつこの排水方向に対して反時計回りに右回りに回転する溝底側渦が形成される。つまり、溝内を流れる水は、溝内で表面側渦および溝底側渦を形成しながら排水方向に流れ、排水されることとなる。ここで、この表面側渦および溝底側渦は、タイヤ周方向に連続する溝と連通する溝あるいは湾曲部を有する溝の少なくともいずれか一方において発生する2つの渦(トレッド表面側の渦および溝底側の渦)と同一進行方向および同一回転方向となる。従って、発生する2つの渦(トレッド表面側の渦および溝底側の渦)と同一進行方向および同一回転方向の表面側渦および溝底側渦を積極的に形成することで、溝内の排水方向へ向かう水の流れが乱れることを抑制し、流速の低下を抑制することができる。これにより、排水性の向上を図ることができる。
また、この発明では、上記空気入りタイヤにおいて、前記溝底側第1凹凸部と前記溝底側第2凹凸部とが一体に形成されていることを特徴とする。
この発明によれば、溝底側第1凹凸部と溝底側第2凹凸部とが一体で形成されているので、溝底側の水が第1溝壁面および第2溝壁面の溝底側第1凹凸部と溝底側第2凹凸部とが形成されていない部分を流れることが抑制される。従って、この溝底側第1凹凸部および溝底側第2凹凸部に沿って流れる溝底側の水の流れが乱れることを抑制することができ、溝底側渦が乱れることを抑制することができる。これにより、流速の低下をさらに抑制することができ、排水性をさらに向上することができる。
また、この発明では、上記空気入りタイヤにおいて、前記表面側第1凹凸部と前記溝底側第1凹凸部との間、および前記表面側第2凹凸部と前記溝底側第2凹凸部との間には、前記排水方向に延在し、かつ他方の溝壁面側に突出する案内部が形成されていることを特徴とする。
なお、上記空気入りタイヤにおいては、前記案内部は、前記タイヤ径方向における断面形状がタイヤ径方向において対向する傾斜面あるいは当該案内部の内側に向かって凸状となる曲面で形成されていることが好ましい。
これらの発明によれば、案内部は、溝内で形成される表面側渦および溝底側渦の間に位置することとなる。ここで、この案内部は、タイヤ径方向における断面形状がタイヤ径方向において対向する傾斜面あるいは当該案内部の内側に向かって凸状となる曲面で形成されており、トレッド表面側の水および溝底側の水をそれぞれ溝内で形成される表面側渦および溝底側渦の回転方向に向かって流れやすくすることができる。従って、この表面側渦がその回転方向に回転し易くなり、溝底側渦がその回転方向に回転し易くなるため、流速の低下をさらに抑制することができる。これにより、排水性をさらに向上することができる。
この発明にかかる空気入りタイヤは、溝のうちトレッド表面側に表面側渦を形成し、溝底側に溝底側渦を形成するので、排水方向に向かう水の流れが乱れを抑制し、流速の低下を抑制することで、排水性を向上するという効果を奏する。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、以下の説明における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの或いは実質的に同一のものが含まれる。なお、空気入りタイヤとしては、トラック、バスなどに装着される重荷重用空気入りタイヤや、乗用車に装着される空気入りタイヤなどがあるが、本発明はいずれの空気入りタイヤに用いても良い。
図1は、この発明にかかる空気入りタイヤのトレッド面を示す図である。また、図2はラグ溝の断面図(図1のA−A断面図)である。図3−1は、タイヤ進行方向側の第1溝壁面を示す図(図2のB−B断面図)である。図3−2は、タイヤ進行方向側と反対側の第2溝壁面を示す図(図2のC−C断面図)である。図4−1〜図4−3は、凹凸部の構成例を示す図である。
図1に示すように、この発明にかかる空気入りタイヤ1は、トレッド面2に周方向溝3とラグ溝41,42とが形成されている。周方向溝3は、タイヤ周方向に連続するストレート状の溝であり、トレッド面2のタイヤセンターからタイヤショルダーにかけて複数本形成されている。
ラグ溝41は、ストレート状の溝であり、トレッド面2のタイヤ周方向に複数個形成されている。このラグ溝41は、タイヤ周方向に対して傾斜した状態で、隣り合う周方向溝3,3にその両端部がそれぞれ連通している。つまり、このラグ溝41は、タイヤ周方向に連続する溝と連通する溝である。従って、このラグ溝41には、この発明にかかる空気入りタイヤ1がウェット路面と接地することで、タイヤセンター側の周方向溝3内に流れ込んだ水(同図の矢印E)が流れ込む。ラグ溝41に流れ込んだ水は、空気入りタイヤ1がタイヤ進行方向に回転することで、排水方向(同図の矢印F)に流れ、タイヤショルダー側の周方向溝3に排水される。
ラグ溝42は、湾曲部42aを有し、タイヤ進行方向と反対方向に膨らむ弓状の溝であり、トレッド面2のタイヤ周方向に複数個形成されている。このラグ溝42は、タイヤセンター側の端部が周方向溝3と連通しており、タイヤショルダー側の端部がトレッド面2のタイヤ幅方向の端部に開口されている。つまり、このラグ溝41は、タイヤ周方向に連続する溝と連通する溝であり、かつ湾曲部を有する溝である。従って、このラグ溝42には、タイヤショルダー側の周方向溝3内に流れ込んだ水(同図の矢印E)の一部(上記ラグ溝41から排水された水を含む)が流れ込む。ラグ溝42に流れ込んだ水は、空気入りタイヤ1がタイヤ進行方向に回転することで、排水方向(同図の矢印F)に流れ、湾曲部42aを介してトレッド面2のタイヤ幅方向端部から排水される。
上記ラグ溝41,42には、その溝壁面、すなわちタイヤ進行方向側の第1溝壁面41a,42bと、タイヤ進行方向側と反対側の第2溝壁面41b,42cとに凹凸部が形成されている。ここで、第1溝壁面41a,42bおよび第2溝壁面41b,42cとは、新品時における空気入りタイヤ1のトレッド面2のトレッド表面21からこのラグ溝41,42の最も深い部分である溝底部41c,42dまでの面をいい、第1溝壁面41a,42bおよび第2溝壁面41b,42cは溝底部41c,42dとで繋がっている。
図3−1に示すように、ラグ溝41,42の第1溝壁面41a,42bには、表面側第1凹凸部51および溝底側第1凹凸部52がそれぞれ形成されている。また、図3−2に示すように、第2溝壁面41b,42cには、表面側第2凹凸部53および溝底側第2凹凸部54がそれぞれ形成されている。具体的には、この表面側第1凹凸部51は、ラグ溝41,42のトレッド表面側の表面側領域K1、溝底側を溝底側領域K2とした際に、表面側領域K1における第1溝壁面41a,42bに形成されている。また、溝底側第1凹凸部52は、ラグ溝41,42の溝底側の溝底側領域K2における第1溝壁面41a,42bに形成されている。また、表面側第2凹凸部53は、ラグ溝41,42の表面側領域K1における第2溝壁面41b,42cに形成されている。また、溝底側第2凹凸部54は、ラグ溝41,42の溝底側の溝底側領域K2における第2溝壁面41a,42bに形成されている。
ここで、ラグ溝41,42をトレッド表面側の表面側領域K1と溝底側を溝底側領域K2とに分ける際には、この表面側領域K1と溝底側領域K2との境界Gは、ラグ溝41,42の深さD(トレッド表面21から溝底部41c,42dまでの距離)に対して0.3D〜0.7Dの範囲内、すなわちラグ溝41,42の深さDの30%から70%の範囲内であることが好ましい。つまり、表面側領域K1のタイヤ径方向における高さD1は、トレッド表面21から0.3D〜0.7Dとなり、溝底側領域K2のタイヤ径方向における高さD2は、溝底部41c,42dから0.3D〜0.7Dとなる。これにより、この境界Gが0.3D〜0.7Dの範囲を超える場合と比較して、表面側領域K1あるいは溝底側領域K2のいずれか一方が小さくなりすぎ、この各領域における溝壁面に形成される凹凸部の面積が小さくなることを抑制することができる。従って、ラグ溝41,42内で形成される表面側渦Lと溝底側渦Mとの大きさが極端に異なることを抑制でき、この表面側渦Lと溝底側渦Mとの流量の差を抑制することができ、排水性を向上することができる。
表面側第1凹凸部51は、トレッド表面11から境界Gに向かい、すなわち溝底側に向かい、かつ排水方向に傾斜角度α1で傾斜するように形成されている。また、溝底側第1凹凸部52は、溝底部41c,42dから境界Gに向かい、すなわちトレッド表面側に向かい、かつ排水方向に傾斜角度β1で傾斜するように形成されている。また、表面側第2凹凸部53は、境界Gからトレッド表面11に向かい、すなわちトレッド表面側に向かい、かつ排水方向に傾斜角度α2で傾斜するように形成されている。また、溝底側第2凹凸部54は、境界Gから溝底部41c,42dに向かい、すなわち溝底側に向かい、かつ排水方向に傾斜角度β2で傾斜するように形成されている。
ここで、この実施例1では、溝底側第1凹凸部52および溝底側第2凹凸部54は、溝底部41c,42dから境界Gに向かって形成されており、一体に形成されている。従って、溝底側の水が溝底側領域K2における第1溝壁面および第2溝壁面のうち、溝底側第1凹凸部52と溝底側第2凹凸部54とが形成されていない部分を流れることが抑制される。これにより、この溝底側第1凹凸部52および溝底側第2凹凸部54に沿って流れる溝底側の水の流れM1,M2が乱れることを抑制することができ、溝底側渦Mが乱れることを抑制することができ、流速の低下をさらに抑制することができ、排水性を向上することができる。
ここで、表面側第1凹凸部51および表面側第2凹凸部53の高さが等しいことが好ましく、その高さd1は、表面側領域K1のタイヤ径方向における高さD1に対して0.7D1以上であることが好ましい。また、溝底側第1凹凸部52および溝底側第2凹凸部54の高さが等しいことが好ましく、その高さd2は、溝底側領域K2のタイヤ径方向における高さD2に対して0.7D2以上であることが好ましい。これにより、高さd1および高さd2がそれぞれ、0.7D1未満、0.7D2未満の場合と比較して、各領域における溝壁面に形成される各凹凸部に沿ったラグ溝41,42内の水の流れL1,L2,M1,M2の悪化を抑制することができる。従って、ラグ溝41,42内で形成される表面側渦Lおよび溝底側渦Mをこのラグ溝41,42内から水が排水されるまで維持することができる。なお、表面側第1凹凸部51および表面側第2凹凸部53のそれぞれ第1溝壁面41a,42bおよび第2溝壁面41b,42cに対して形成されている位置(例えば、溝底部41c,42dからの距離)も等しいことが好ましい。また、溝底側第1凹凸部52および溝底側第2凹凸部54のそれぞれ第1溝壁面41a,42bおよび第2溝壁面41b,42cに対して形成されている位置(例えば、溝底部41c,42dからの距離)も等しいことが好ましい。
また、傾斜角度α1,α2,β1,β2がそれぞれ10°〜80°の範囲を内であることが好ましい。また、傾斜角度α1と傾斜角度α2とが同一角度、傾斜角度β1と傾斜角度β2とが同一角度であることが好ましい。これらにより、この傾斜角度α1,α2,β1,β2がそれぞれ10°〜80°の範囲を超える場合や、傾斜角度α1と傾斜角度α2とが異なる角度、傾斜角度β1と傾斜角度β2とが異なる角度である場合と比較して、各領域における溝壁面に形成される各凹凸部に沿ったラグ溝41,42内の水の流れL1,L2,M1,M2が悪化することを抑制することができるため、表面側渦Lおよび溝底側渦Mを安定して形成することができる。さらには、傾斜角度α1、傾斜角度α2、傾斜角度β1、傾斜角度β2のすべてが同一角度であることがさらに好ましい。これにより、回転方向のみが異なる表面側渦Lと溝底側渦Mとを形成することができ、この表面側渦Lと溝底側渦Mとが接する部分における表面側渦Lおよび溝底側渦Mの流速の均一化を図れることができ、排水性を向上することができる。
この表面側第1凹凸部51、溝底側第1凹凸部52、表面側第2凹凸部53、溝底側第2凹凸部54は、それぞれ排水方向に凹凸形状が形成されていれば良い。例えば、図4−1に示すように、頂点Zと頂点Zとを円弧Rで接続した凹凸形状あっても良い。また、図4−2に示すように、矩形Uを連続させた凹凸形状であっても良い。さらには、図4−3に示すように、直線の頂部Wと頂部Wとを円弧Rで接続した凹凸形状あっても良い。
ここで、表面側第1凹凸部51の高さH1、溝底側第1凹凸部52の高さH2、表面側第2凹凸部53の高さH3、および溝底側第2凹凸部54の高さH4は、0.3mm〜2mmの範囲内であることが好ましい。これは、0.3mm未満であると、各凹凸部に沿ったラグ溝41,42内の水の流れL1,L2,M1,M2が悪化し、表面側渦Lおよび溝底側渦Mをラグ溝41,42内で形成することが困難となるためである。また、2mm以上であると、各凹凸部がラグ溝41,42内を排水方向に流れる水の抵抗になり、排水性が低下する虞があるためである。
また、表面側第1凹凸部51のピッチP1、溝底側第1凹凸部52のピッチP2、表面側第2凹凸部53のピッチP3および溝底側第2凹凸部54のピッチP4は、1.5mm〜8mmの範囲内であることが好ましい。これは、1.5mm未満であると、各凹凸部が形成される溝壁面にクラックが発生する虞があるためである。また、8mm以上であると、各凹凸部に沿ったラグ溝41,42内の水の流れL1,L2,M1,M2が悪化し、表面側渦Lおよび溝底側渦Mをラグ溝41,42内で形成することが困難となるためである。
次に、ラグ溝41、42内の水の流れについて説明する。上述のように、ラグ溝41、42内には、このラグ溝41、42よりもタイヤセンター側の周方向溝3内の水(同図の矢印E)の一部が流れ込む。
このラグ溝41,42に流れ込んだ水のうちトレッド表面側を排水方向に流れる水は、図3−1に示すように、表面側領域K1に形成された表面側第1凹凸部51および表面側第2凹凸部53に沿った流れL1,L2となる。従って、トレッド表面側を流れる水により、排水方向に向かってかつこの排水方向に対して時計回りに回転する表面側渦Lを形成される。この表面側渦Lの進行方向および回転方向は、このラグ溝41,42の周方向溝3から水が流入する部分や、湾曲部41で発生する2つの渦のうちトレッド表面側の渦(図10に示すS1)の進行方向と回転方向と同一となる。
また、このラグ溝41,42に流れ込んだ水のうち溝底側を排水方向に流れる水は、図3−2に示すように、溝底側領域K2に形成された溝底側第1凹凸部52および溝底側第2凹凸部54に沿った流れM1,M2となる。従って、溝底側を流れる水により、排水方向に向かってかつこの排水方向に対して反時計回りに回転する溝底側渦Mを形成される。この溝底側渦Mの進行方向および回転方向は、このラグ溝41,42の周方向溝3から水が流入する部分や、湾曲部41で発生する2つの渦のうち溝底側の渦(図10に示すS2)の進行方向と回転方向と同一となる。
以上のことから、ラグ溝41,42内を流れる水は、ラグ溝41,42内で表面側渦Lおよび溝底側渦Mを形成しながら排水方向に流れ、排水されることとなる。従って、発生する2つの渦(トレッド表面側の渦および溝底側の渦)と同一進行方向および同一回転方向の表面側渦Lおよび溝底側渦Mを積極的に形成することで、ラグ溝41,42内の排水方向へ向かう水の流れが乱れることを抑制し、流速の低下を抑制することができる。これにより、排水性の向上を図ることができる。
なお、上記実施例1では、表面側第1凹凸部51および表面側第2凹凸部53をトレッド表面21から形成し、溝底側第1凹凸部52および溝底側第2凹凸部54を溝底部41c,42dから形成しているがこの発明はこれに限定されるものではない。図6−1は、この発明にかかる他の空気入りタイヤの第1溝壁面を示す図である。図6−2は、この発明にかかる他の空気入りタイヤの第2溝壁面を示す図である。表面側第1凹凸部51および表面側第2凹凸部53は、表面側領域K1のタイヤ径方向における高さの70%以上、溝底側第1凹凸部52および溝底側第2凹凸部54は、溝底側領域K2のタイヤ径方向における高さの70%以上であれば良いので、図6−1および図6−2に示すように、表面側第1凹凸部51および表面側第2凹凸部53をトレッド表面21から形成しなくても良いし、溝底側第1凹凸部52および溝底側第2凹凸部54を溝底部41c,42dから形成しなくても良い。
次に、実施例2にかかる空気入りタイヤについて説明する。実施例2にかかる空気入りタイヤ1の基本的構成は、実施例1にかかる空気入りタイヤ1と同一であるが、実施例2にかかる空気入りタイヤ1(図1参照)は、第1溝壁面41a,42bおよび第2溝壁面41b,42cに案内部55,56がそれぞれ設けられている点が実施例1にかかる空気入りタイヤ1と異なる。
図7−1は、実施例2にかかる他の空気入りタイヤの第1溝壁面を示す図である。図7−2は、実施例2にかかる他の空気入りタイヤの第2溝壁面を示す図である。図8−1は、実施例2にかかるラグ溝の断面図(図7−1および図7−2のN−N断面図)である。図8−2は、案内部の構成例を示す図である。図8−3は、案内部の構成例を示す図である。図7−1に示すように、第1溝壁面41a,42bの表面側第1凹凸部51と溝底側第1凹凸部53との間には、排水方向に延在し、かつ他方の溝壁面である第2溝壁面側に突出する案内部55が形成されている。また、第2溝壁面41b,42cの表面側第2凹凸部53と溝底側第2凹凸部54との間には、排水方向に延在し、かつ他方の溝壁面である第1溝壁面側に突出する案内部56が形成されている。つまり、この案内部55,56は、図8−1に示すように、ラグ溝41,42内で形成される表面側渦L´および溝底側渦M´の間に位置することとなる。
この案内部55,56は、そのタイヤ径方向における断面形状は、図8−2に示すようなタイヤ径方向において対向する傾斜面55a,55b,56a,56bで形成されている、すなわち断面形状が三角形であることが好ましい。または、図8−3に示すように、案内部55,56の内側に向かって凸状となる曲面55c,55c,56d,56dで形成されていることが好ましい。
以上のように、案内部55,56は、タイヤ径方向において対向する傾斜面55a,55b,56a,56bや、案内部55,56の内側に向かって凸状となる曲面55c,55c,56d,56dにより形成されている。従って、トレッド表面側の水は、表面側第1凹凸部51および表面側第2凹凸部53に沿ったトレッド表面側の水の流れL´1から、ラグ溝41,42内で形成される表面側渦L´の回転方向に向かって流れ易くなる。また、溝底側の水は、裏面側第1凹凸部52および裏面側第2凹凸部54に沿った裏面側の水の流れM´1からラグ溝41,42内で形成される裏面側渦M´の回転方向に向かって流れ易くなる。つまり、この表面側渦L´がその回転方向に回転し易くなり、溝底側渦M´がその回転方向に回転し易くなるため、流速の低下をさらに抑制することができる。これにより、実施例1よりも排水性をさらに向上することができる。
以下に、従来例とこの発明にかかる空気入りタイヤ1との走行試験の実施結果について説明する。図5は、走行試験に用いた空気入りタイヤのトレッド面の構成例を示す図である。同図に示すように、この走行試験に用いられる空気入りタイヤ10のトレッド面には、タイヤ周方向に連続し、かつストレート状の周方向溝11と、タイヤ周方向に連続し、かつ湾曲部を有する周方向溝12と、少なくとも周方向溝11あるいは周方向溝12のいずれか一方と連通し、かつ湾曲部を有するラグ溝13とが形成されている。この空気入りタイヤ10では、この周方向溝12およびラグ溝13(同図の斜線の範囲内の溝)の対向する溝壁面に、表面側第1凹凸部、溝底側第1凹凸部、表面側第2凹凸部53および溝底側第2凹凸部を形成した。ここで、この走行試験に用いる空気入りタイヤ10は、そのタイヤサイズが205/60R15で共通である。また、走行試験における評価においては、上記各空気入りタイヤ10を15×6JJのリムにリム組みし、空気圧200kPaとし、排気量2000ccの乗用車に装着して実施した。
ここで、凹凸部とは、溝のうちこの凹凸部が形成されている場所である。凹凸部範囲とは、深さDの溝壁面に対して凹凸部が形成されている位置および高さである。角度(α,β)は、表面側領域に形成される凹凸部の傾斜角度αおよび溝底側領域に形成される凹凸部の傾斜角度βである。ここでは、表面側領域および溝底側領域における対向する溝壁面にそれぞれ形成される凹凸部は、その傾斜角度を同一とした。凹凸部高さ(H)mmは、対向する溝壁面にそれぞれ形成される凹凸部の高さである。ここでは、表面側領域および溝底側領域における対向する溝壁面にそれぞれ形成される凹凸部は、その高さを同一とした。凹凸部ピッチ(P)mmは、対向する溝壁面にそれぞれ形成される凹凸部の間隔である。ここでは、表面側領域および溝底側領域における対向する溝壁面にそれぞれ形成される凹凸部は、そのピッチを同一とした。案内部(有無)は、表面側領域に形成される凹凸部と溝底側領域に形成される凹凸部との間に案内部が形成されているか否かである。直進ハイドロは、水深10mmのハイドロプールにおいて行われる直進時におけるハイドロプレーニング現象の発生状態を指数評価したものである。ここでは、従来例を「100」とし、数値が高いほど直進ハイドロ、すなわち排水性が高いものとする。
以下の〔表1〕に、上記走行試験の実施結果を表示する。
Figure 0004604861
この表1から明らかなように、表面側領域および溝底側領域における対向する溝壁面にそれぞれ凹凸部が形成されている「本発明1」〜「本発明6」、すなわちこの発明にかかる空気入りタイヤは、溝底のみに凹凸部が形成されている「従来例」や、表面側領域および溝底側領域における対向する溝壁面にそれぞれ傾斜していない凹凸部が形成されている「比較例1」と比較して、排水性を向上することができる。特に、「本発明2」のように表面側領域および溝底側領域にそれぞれ形成される凹凸部の凹凸部範囲が同じ場合や、「本発明3」〜「本発明5」のように傾斜角度も同じ場合などでは、排水性をさらに向上することができる。また、「本発明6」のように、案内部が形成されている場合は、上記「本発明1」〜「本発明5」と比較してさらに排水性を向上することができる。
なお、上記実施例1,2においては、トレッド面2に形成された溝のうち、周方向溝3と連通するのみのラグ溝41と、方向溝3と連通し、湾曲部41を有するラグ溝42とに凹凸部(表面側第1凹凸部51、溝底側第1凹凸部52、表面側第2凹凸部53、溝底側第2凹凸部54)を形成したが、この発明はこれに限定されるものではない。例えば、トレッド面に湾曲部を有する周方向溝や、周方向溝と連通していない湾曲部を有するラグ溝などが形成されている場合には、これらの溝にも凹凸部を形成しても良い。
以上のように、この発明にかかる空気入りタイヤは、トレッド面にタイヤ周方向に連続する溝と連通する溝あるいは湾曲部を有する溝の少なくともいずれか一方が形成された空気入りタイヤに有用であり、特に、排水性を向上するのに適している。
この発明にかかる空気入りタイヤのトレッド面を示す図である。 ラグ溝の断面図(図1のA−A断面図)である。 タイヤ進行方向側の第1溝壁面を示す図(図2のB−B断面図)である。 タイヤ進行方向側と反対側の第2溝壁面を示す図(図2のC−C断面図)である。 凹凸部の構成例を示す図である。 凹凸部の構成例を示す図である。 凹凸部の構成例を示す図である。 走行試験に用いたこの発明にかかる空気入りタイヤのトレッド面を示す図である。 この発明にかかる他の空気入りタイヤの第1溝壁面を示す図である。 この発明にかかる他の空気入りタイヤの第2溝壁面を示す図である。 この発明にかかる他の空気入りタイヤの第1溝壁面を示す図である。 この発明にかかる他の空気入りタイヤの第2溝壁面を示す図である。 ラグ溝の断面図(図7−1および図7−2のN−N断面図)である。 案内部の構成例を示す図である。 案内部の構成例を示す図である。 従来の空気入りタイヤを示す図である。 図9のT部分の断面図である。
符号の説明
1 空気入りタイヤ
2 トレッド面
3 周方向溝
41 ラグ溝
41a 第1溝壁面
41b 第2溝壁面
41c 溝底部
42 ラグ溝
42a 湾曲部
42b 第1溝壁面
42c 第2溝壁面
42d 溝底部
51 表面側第1凹凸部
52 溝底側第1凹凸部
53 表面側第2凹凸部
54 溝底側第2凹凸部
55,56 案内部
L,L´ 表面側渦
M,M´ 溝底側渦

Claims (9)

  1. トレッド面に形成された溝のうち、タイヤ周方向に連続する溝と連通する溝あるいは湾曲部を有する溝の少なくともいずれか一方におけるトレッド表面側を表面側領域、溝底側を溝底側領域とした際に、
    前記表面側領域におけるタイヤ進行方向側の第1溝壁面には、前記溝底側に向かい、かつ前記溝における排水方向に傾斜する表面側第1凹凸部が形成され、
    前記表面側領域におけるタイヤ進行方向側と反対側の第2溝壁面には、前記トレッド表面側に向かい、かつ前記排水方向に傾斜する表面側第2凹凸部が形成され、
    前記溝底側領域における前記第1溝壁面には、前記トレッド表面側に向かい、かつ前記排水方向に傾斜する溝底側第1凹凸部が形成され、
    前記溝底側領域における前記第2溝壁面には,溝底側に向かい、かつ前記排水方向に傾斜する溝底側第2凹凸部が形成されることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記表面側領域と前記溝底側領域との境界は、前記溝の深さDの30%から70%の範囲内であることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記表面側第1凹凸部および前記表面側第2凹凸部は、前記表面側領域のタイヤ径方向における高さの70%以上の高さで形成され、
    前記溝底側第1凹凸部および前記溝底側第2凹凸部は、前記溝底側領域のタイヤ径方向における高さの70%以上の高さで形成されることを特徴と請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記溝底側第1凹凸部と前記溝底側第2凹凸部とが一体に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記表面側第1凹凸部の前記排水方向に対する傾斜角度α1、前記表面側第2凹凸部の当該排水方向に対する傾斜角度α2、前記溝底側第1凹凸部の当該排水方向に対する傾斜角度をβ1および前記溝底側第2凹凸部の当該排水方向に対する傾斜角度β2は、10°〜80°の範囲内であり、かつ少なくともα1=α2、β1=β2であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記表面側第1凹凸部の高さH1、前記溝底側第1凹凸部の高さH2、前記表面側第2凹凸部の高さH3および前記溝底側第2凹凸部の高さH4は、0.3mm〜2mmの範囲内であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記表面側第1凹凸部のピッチP1、前記溝底側第1凹凸部のピッチP2、前記表面側第2凹凸部のピッチP3および前記溝底側第2凹凸部のピッチP4は、1.5mm〜8mmの範囲内であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記表面側第1凹凸部と前記溝底側第1凹凸部との間、および前記表面側第2凹凸部と前記溝底側第2凹凸部との間には、前記排水方向に延在し、かつ他方の溝壁面側に突出する案内部が形成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の空気入りタイヤ。
  9. 前記案内部は、前記タイヤ径方向における断面形状が当該タイヤ径方向において対向する傾斜面あるいは当該案内部の内側に向かって凸状となる曲面で形成されていることを特徴とする請求項8に記載の空気入りタイヤ。
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