JP7326941B2 - タイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤに関する。
下記特許文献1には、トレッド部に、タイヤ周方向に延びる周方向溝が形成されたタイヤが記載されている。前記周方向溝の一方の側壁及び他方の側壁には、トレッド幅方向に突出し、タイヤ周方向に並ぶ複数の突部が形成されている。
特開2013-169887号公報
特許文献1のタイヤでは、前記周方向溝に入り込んだ石を取り除くことについて、改善の余地があった。
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、主溝又は横溝に挟まった石を容易に取り除くことができるタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明は、トレッド部を有するタイヤであって、前記トレッド部には、タイヤ周方向に延びる主溝と、前記主溝に連なる横溝とが設けられ、前記主溝は、前記横溝が連なる連結部を含み、前記主溝又は前記横溝の溝壁には、前記連結部に向かって突出する突起が設けられている。
本発明に係るタイヤは、前記突起が、前記トレッド部の接地面と平行な横断面において、前記溝壁から最も離間した頂部と、前記溝壁と接する底部とを含み、前記頂部は、前記底部の溝中心線に沿った中間位置よりも前記連結部側に位置している、のが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記突起が、前記トレッド部の接地面と平行な横断面において、前記頂部を一つの頂点とする三角形状部分を含む、のが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記突起の前記溝壁からの突出高さが、前記突起が設けられている前記主溝又は前記横溝の溝幅の10%~30%である、のが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記突起が、前記溝壁の正面視において、タイヤ半径方向に延びている、のが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記突起が、前記溝壁の正面視において、タイヤ半径方向に対して傾斜している、のが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記突起が、前記溝壁の正面視において、タイヤ半径方向の内側に向かって前記連結部側へ傾斜している、のが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記突起が、前記溝壁の正面視において、円弧状に湾曲している、のが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記突起のタイヤ半径方向の長さが、前記溝壁のタイヤ半径方向長さの60%以上である、のが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記突起が、タイヤ半径方向外側の突起と、そのタイヤ半径方向内側に配された内側の突起とを含む、のが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記突起が、前記主溝又は前記横溝の長手方向に複数設けられる、のが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記突起が、前記長手方向に一定のピッチで配置されている、のが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記主溝及び前記横溝が、溝中心線を挟む両側の溝壁を有し、前記突起は、前記主溝又は前記横溝の前記両側の溝壁に設けられる、のが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記突起が、前記主溝又は前記横溝の前記両側の溝壁に向き合って設けられる、のが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記横溝が、前記主溝に向かって溝幅が漸増する漸増部を有し、前記漸増部は、前記主溝に連なっており、前記漸増部の溝壁には、前記突起が設けられる、のが望ましい。
本発明のタイヤには、タイヤ周方向に延びる主溝と、前記主溝に連なる横溝とが設けられている。前記主溝は、前記横溝が連なる連結部を含んでいる。前記主溝又は前記横溝の溝壁には、前記連結部に向かって突出する突起が設けられている、
このようなタイヤは、前記主溝又は前記横溝に石が挟まった場合、前記タイヤの転動による前記主溝又は前記横溝の変形及び前記突起によって、その石を前記連結部の方へ案内する。前記連結部は、前記主溝及び前記横溝よりも前記石を挟み込む力が小さい。このため、前記連結部に案内された前記石は、容易に取り除かれる。したがって、本発明のタイヤは、高い耐石噛み性能を有する。
本実施形態のタイヤのトレッド部の接地面と平行な横断面図である。 図1のA-A線断面図である。 図1のB-B線断面図である。 図1の横溝の拡大図である。 他の実施形態のトレッド部を概念的に示す展開図である。 他の実施形態の突起を示す溝壁の正面図である。 さらに他の実施形態の突起を示す溝壁の正面図である。 (a)ないし(c)は、さらに他の実施形態の突起を示す横断面図である。 (a)及び(b)は、さらに他の実施形態の突起を示す横断面図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は、本実施形態のタイヤ1のトレッド部2の接地面2aと平行な横断面図である。本発明は、例えば、乗用車用、自動二輪車用、重荷重用等の空気入りタイヤの他、空気が充填されない非空気式タイヤなど、様々なカテゴリーのタイヤ1に用いることができる。本実施形態のタイヤ1は、ライトトラック用の空気入りタイヤとして構成されている。
本実施形態のトレッド部2は、タイヤ周方向に延びる主溝3と、主溝3に連なる横溝4とが設けられている。図1は、上下方向がタイヤ周方向であって矢印Sで示され、左右方向がタイヤ軸方向であって矢印Jで示される。
主溝3は、横溝4が連なる連結部5を有している。連結部5は、本明細書では、横溝4の主溝3との開口端4kの両端4h、4hを通るタイヤ軸方向線xで挟まれる主溝3の領域である。
図2は、図1のA-A線断面図である。図2に示されるように、主溝3及び横溝4のそれぞれは、本実施形態では、溝の最大深さ位置となる溝底7と、溝底7からトレッド部2の接地面2aまで延びる一対の溝壁8、8とを含んでいる。換言すると、一対の溝壁8、8は、主溝3の溝中心線3cを挟む両側、及び、横溝4の溝中心線4c(図1に示す)を挟む両側に設けられている。図2は、溝壁8を正面から見た図である。
図1及び図2に示されるように、主溝3又は横溝4の溝壁8には、連結部5に向かって突出する突起9が設けられている。このようなタイヤ1は、主溝3又は横溝4に石が挟まった場合、タイヤ1の転動による主溝3又は横溝4の変形及び突起9によって、その石を連結部5の方へ案内する。連結部5は、主溝3及び横溝4よりも石を挟み込む力が小さい。このため、連結部5に案内された石は、容易に取り除かれる。また、石が突起9よりも連結部5側で挟まっている場合、突起9は、連結部5と逆側(横溝4の他端4i側)へ石が移動することを拘束する。したがって、本実施形態のタイヤ1は、高い耐石噛み性能を有する。図2は、便宜上、突起9が着色して示される。
突起9は、本実施形態では、横溝4の溝壁8に設けられている。タイヤ軸方向に延びる横溝4は、タイヤ周方向に延びる主溝3よりも、挟まった石が移動されにくく取り除かれにくい。このため、少なくとも横溝4に突起9を設けることで、耐石噛み性能は大きく向上する。
主溝3は、例えば、タイヤ周方向に連続して延びていてもよいし、タイヤ周方向の両端(図示省略)がトレッド部2の陸部内で終端するものでも良い。特に限定されるものではないが、主溝3のタイヤ周方向の長さ(図示省略)は、トレッド幅(図示省略)の80%以上であるのが望ましい。
前記「トレッド幅」とは、正規状態のタイヤ1に、正規荷重を負荷してキャンバー角0度で平面に接地させたときの最もタイヤ軸方向外側の接地位置として定められるトレッド端(図示省略)間のタイヤ軸方向の距離である。「正規状態」とは、タイヤ1が正規リム(図示省略)にリム組みされかつ正規内圧が充填された無負荷の状態である。本明細書では、特に断りがない場合、タイヤ1の各部の寸法等は、この正規状態において測定される値である。
「正規リム」とは、タイヤ1が基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば標準リム、TRAであれば "Design Rim" 、或いはETRTOであれば "Measuring Rim"とする。
「正規内圧」とは、タイヤ1が基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば最高空気圧、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" とする。
「正規荷重」とは、タイヤ1が基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば最大負荷能力、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY"とする。
また、主溝3は、タイヤ周方向と平行に延びていてもよいし、タイヤ周方向に対して傾斜していても良い。特に限定されるものではないが、主溝3のタイヤ周方向に対する角度θ1は、10度以内が望ましい。
さらに、主溝3は、直線状で延びていても良いし、ジグザグ状や波状で延びていて良い。また、主溝3は、トレッド部2に少なくとも1本設けられれば良い。このような主溝3の溝幅W1は、例えば、6~12mmが望ましい。また、主溝3の溝深さh1は、例えば、7~14mmが望ましい。
本実施形態の横溝4は、主溝3に向かって溝幅が漸増する漸増部12を含んでいる。漸増部12は、例えば、主溝3に連なっている。このような漸増部12は、石を挟み込む力が小さいので、横溝4に挟まれた石を容易に取り除くことができる。横溝4は、本実施形態では、漸増部12と、漸増部12に連なり同じ溝幅W2で形成される等幅部13とを含んでいる。なお、横溝4は、このような態様に限定されるものではなく、例えば、等幅部13のみで形成されてもよい。
漸増部12は、本実施形態では、その溝縁6eが円弧状であって、主溝3の溝縁3eと滑らかに連なっている。各溝縁は、本実施形態では、溝壁8と接地面2aとが交差するエッジである。漸増部12は、主溝3や横溝4内の水の抵抗を小さくする。また、漸増部12は、横溝4に挟まれた石をスムーズに連結部5側に移動しうる。漸増部6は、本実施形態では、両側の溝縁6e、6eが円弧状で形成されている。特に限定されるものではないが、漸増部6の溝縁6eの曲率半径R1は、例えば、5~20mmであるのが望ましい。なお、溝縁6eは、円弧状に限定されるものではなく、例えば、直線状でも構わない。
図3は、図1のB-B線断面図である。図3に示されるように、本実施形態の漸増部12は、その主溝3側の溝壁8aが、溝壁8aよりも等幅部13側の溝壁8bに比して、溝壁8のタイヤ半径方向に対する角度θ3が大きい。このような漸増部12は、さらに、横溝4に挟まった石を連結部5に移動させやすくする。
横溝4は、本実施形態では、主溝3のタイヤ軸方向の一方側(図では左側)に連なる第1横溝4Aと、主溝3のタイヤ軸方向の他方側(図では右側)に連なる第2横溝4Bとを含んでいる。
第1横溝4Aと第2横溝4Bとは、互いの溝縁4e、4eがタイヤ周方向に位置ずれしている。これにより、第1横溝4Aから移動した石が、主溝3を超えて第2横溝4Bに挟まることを抑制する。第1横溝4Aと第2横溝4Bとの間のタイヤ周方向の離間距離Laは、第1横溝4A(等幅部13)の溝幅W2又は第2横溝4B(等幅部13)の溝幅W2よりも大きいのが望ましく、第1横溝4Aの溝幅W2の2倍以上又は第2横溝4Bの溝幅W2の2倍以上であるのが望ましい。
また、横溝4は、第1横溝4A又は第2横溝4Bが、タイヤ周方向に交互に設けられていても良いし、第1横溝4A又は第2横溝4Bが、1本ずつ設けられても良い。
横溝4は、タイヤ軸方向と平行に延びていてもよいし、タイヤ軸方向に対して傾斜しても良い。特に限定されるものではないが、横溝4のタイヤ軸方向に対する角度θ2は、20度以下が望ましい。
また、横溝4は、例えば、両端が主溝3に連なってもよいし、一端が主溝3と連なり、他端は主溝3と連ならずに陸部内で終端するか、前記トレッド端と連なっていても良い。
さらに、横溝4は、直線状に延びていても良いし、ジグザグ状や波状に延びていても良い。特に限定されるものではないが、横溝4の溝幅(等幅部13の溝幅)W2は、例えば、6~12mmが望ましい。また、横溝4の溝深さh2は、例えば、7~14mmが望ましい。
図4は、図1の横溝4の拡大図である。図4に示されるように、突起9は、本実施形態では、横溝4の両側の溝壁8、8に設けられている。これにより、石が突起9よりも連結部5側にある場合、石が連結部5と逆側に移動することを抑制し、石を連結部5にスムーズに移動する。なお、突起9は、一方の溝壁8のみに設けられていても良い。
突起9は、本実施形態では、等幅部13のみに設けられており、漸増部12には設けられていない。等幅部13は、これに挟まった石が、横溝4の長手方向の両側に移動することができる。このため、少なくとも等幅部13に突起9を設けることで、横溝4の他端4i側への石の移動を抑制することができるとともに、連結部5側への石の移動を促進することができるので、耐石噛み性能が大きく向上する。
本実施形態の突起9は、溝壁8から最も離間した頂部10と、溝壁8と接する底部11とを含んでいる。
頂部10は、本実施形態では、底部11の中間位置11cよりも連結部5側に位置している。このような頂部10を有する突起9は、横溝4に挟まった石を連結部5に移動させる作用を高める。また、突起9は、横溝4の他端4i側への石の移動を抑制することができる。底部11の中間位置11cとは、横溝4の溝中心線4cに沿った線分で位置決めされる。
突起9は、例えば、頂部10を一つの頂点とする三角形状部分Kを含んでいる。本実施形態の突起9は、三角形状部分Kのみで形成されている。このような突起9は、横溝4の排水抵抗を小さくして、排水性能を高める。突起9は、本実施形態では、頂部10と底部11の連結部5側の一端11eとを含む第1面9Aと、頂部10と底部11の連結部5とは逆側の他端11iとを含む第2面9Bとを有して形成されている。第1面9Aのタイヤ半径方向の外縁と、第2面9Bのタイヤ半径方向の外縁とで挟まれる領域が、突起9のタイヤ半径方向外側の外面9cとして形成される。
第1面9Aは、本実施形態では、溝中心線4cと直交する方向に延びている。第1面9Aは、例えば、溝中心線4c側に向かって連結部5の方向に傾斜しても良いし、溝中心線4c側に向かって連結部5と逆側に傾斜しても良い(図5に示す)。第2面9Bは、本実施形態では、溝中心線4c側に向かって連結部5の方向に傾斜している。
突起9は、本実施形態では、両側の溝壁8、8に向き合って設けられている。これにより、上述の作用が効果的に発揮される。前記「向き合って」とは、溝中心線4cと直交する仮想線4t上に両側の突起9のタイヤ半径方向の外面9cが位置することをいう。
突起9の溝壁8からの突出高さd1は、横溝4の溝幅W2の10%~20%であるのが望ましい。これにより、耐石噛み性能と排水性能とがバランスよく高められる。突起9の突出高さd1は、例えば、1~2.5mm程度が望ましい。特に限定されるものではないが、突起9の溝中心線4cに沿った長さL1は、突出高さd1の100%~200%が望ましい。
突起9は、横溝4の長手方向に複数設けられる。これにより、横溝4に挟まった石は、順次、連結部5側に移動する。したがって、本実施形態のタイヤ1は、一層、耐石噛み性能が向上する。
突起9は、例えば、長手方向に一定のピッチPで配置されている。このような突起9は、横溝4内を流れる水の抵抗を小さく維持するので、排水性能の低下を抑制する。ピッチPは、特に限定されるものではないが、例えば、横溝4の溝幅W2の10%~30%が望ましい。なお、ピッチPは、連結部5側に向かって漸増しても良いし、連結部5側に向かって漸減しても良い。
突起9の溝中心線4cに対する角度θ4は、10~50度であるのが望ましい。角度θ4が10度未満の場合、及び、角度θ4が50度を超える場合、横溝4に挟まった石を連結部5側へ移動させる効果が小さくなるおそれがある。突起9の角度θ4は、第2面9Bの溝中心線4cに対する角度である。
図2に示されるように、突起9は、例えば、タイヤ半径方向に延びている。このような突起9は、横溝4に挟まった石が溝底7側に深く挟み込まれることを抑制する。
突起9は、本実施形態では、タイヤ半径方向に対して傾斜している。このような突起9は、石の溝底7側への進行をさらに抑制する。また、突起9は、石の押圧力を横溝4の長手方向へ分散するので、石が溝底7に接触した場合にも、溝底7の損傷が抑制される。
突起9は、例えば、タイヤ半径方向の内側に向かって連結部5側へ傾斜している。このような突起9は、石の溝底7側への進行を抑制しつつ、石の連結部5側への移動を促進しうる。これにより、耐石噛み性能が、さらに向上する。
突起9は、本実施形態では、円弧状に湾曲している。このような突起9は、大きな剛性を有するので、石の溝底7への進行をさらに抑制しつつ、石との接触による突起9のクラックや欠け等の損傷が抑制される。
突起9は、例えば、該突起9よりも長手方向の連結部5側に中心cを有する円弧状で形成されている。換言すると、突起9は、横溝4の他端4i側に向かって凸の円弧状に形成されている。このような突起9は、石が溝底7に接触することを、さらに抑制する。なお、突起9は、例えば、該突起9よりも横溝4の他端4i側に中心を有する円弧状で形成されていても良い(図示省略)。このような突起9は、石が挟み込まれることを抑制する。
突起9のタイヤ半径方向の内端9iでのタイヤ半径方向に対する角度θ5は、20~40度であるのが望ましい。角度θ5が20度未満の場合、石の溝底7への押圧力を小さくする効果が低下する。角度θ5が40度を超える場合、突起9の容積が大きくなり、排水抵抗が大きくなるおそれがある。
突起9のタイヤ半径方向の長さL2は、溝壁8のタイヤ半径方向の長さL3の60%以上が望ましい。これにより、石の溝底7への接触が効果的に抑制される。突起9は、本実施形態では、溝壁8のタイヤ半径方向の外端8e(溝縁4e)と内端8i(溝底7)とを継ぐように連続して延びている。
図5は、他の実施形態のトレッド部2の接地面2aと平行な横断面である。本実施形態のトレッド部2の構成と同じ構成については、同じ符号が付されてその説明が省略される。図5に示されるように、この実施形態では、突起9は、漸増部12及び主溝3にも設けられている。これにより、漸増部12及び主溝3に挟まった石も、連結部5側へ移動するので、さらに耐石噛み性能が向上する。
突起9は、漸増部12の両側の溝壁8及び主溝3の両側の溝壁8に設けられている。これら突起9は、例えば、両側の溝壁8に向き合って設けられている。
図6は、他の実施形態の横溝4の正面図である。これまでに説明された実施形態の突起9の構成と同じ構成については、同じ符号が付されてその説明が省略される。図6に示されるように、この実施形態の突起9は、タイヤ半径方向外側の突起15と、そのタイヤ軸方向内側に配された内側の突起16とを含んでいる。外側の突起15と内側の突起16とは、隙間18を隔てて配されている。このような隙間18は、排水抵抗を小さくする。
本実施形態の突起9は、外側の突起15と、内側の突起16と、これらの間に配される中間の突起17とで形成されている。隙間18は、外側の突起15と中間の突起17との間に配された外側隙間19、及び、内側の突起16と中間の突起17との間に配された内側隙間20を含んでいる。
外側の突起15、中間の突起17及び内側の突起16は、1本の直線又は円弧を形成するように配されるのが望ましい。「1本の直線又は円弧を形成する」とは、各突起15ないし17の各頂部10が、タイヤ半径方向に延びる1本の直線上又は変曲点のない曲線上に配される態様をいう。
隙間18のタイヤ半径方向の長さL4は、例えば、溝深さh2の5%~25%が望ましい。これにより、耐石噛み性能と排水性能とがバランス良く確保される。隙間18の長さL4は、例えば、1~3mmであるのが望ましい。
隙間18は、この実施形態では、横溝4の長手方向に複数並べられている。長手方向に並べられた隙間18は、この実施形態では、タイヤ半径方向の高さが同じ位置に配されている。このような態様は、隙間18を流れる水の抵抗を小さく維持するので、排水性能を高める。
図7は、さらに他の実施形態の横溝4の正面図である。これまでに説明された実施形態の突起9の構成と同じ構成については、同じ符号が付されてその説明が省略される。この実施形態の突起9は、横溝4の長手方向に複数設けられ、かつ、外側の突起15と内側の突起16と中間の突起17とを含んでいる。また、外側の突起15と中間の突起17との間、及び、内側の突起16と中間の突起17との間には隙間18が形成されている。
横溝4の長手方向に並べられた隙間18は、それぞれタイヤ半径方向に位置ずれしている。具体的には、これら隙間18は、連結部5側に向かってタイヤ半径方向外側に徐々に位置ずれするように設けられている。このような態様は、横溝4に挟み込まれた石が、内側の突起16の外面9c及び中間の突起17の外面9cによって、タイヤ半径方向外側へ向かう力を受けるので、連結部5側に向かってタイヤ半径方向外側に移動させる。このため、この実施形態では、石をさらに容易に排出することができる。この実施形態では、各外側隙間19及び各内側隙間20のそれぞれが、連結部5側に向かってタイヤ半径方向外側に位置ずれしている。なお、各外側隙間19のみが、連結部5側に向かってタイヤ半径方向外側に位置ずれしても良いし、各内側隙間20のみが、連結部5側に向かってタイヤ半径方向外側に位置ずれしても良い。
図8は、さらに他の実施形態の突起9の接地面2aと平行な横断面である。これまでに説明された実施形態の突起9の構成と同じ構成については、同じ符号が付されてその説明が省略される。図8(a)に示されるように、突起9の第2面9Bは、溝中心線4cと直交する向きに延びる直線部22と、直線部22の終端から連結部5側へ傾斜して延びる傾斜部23とで形成されている。この突起9の第1面9Aは、溝中心線4cと直交する向きに延びる直線部25で形成されている。突起9の第1面9Aは、溝中心線4c側に向かって連結部5側へ傾斜しても良い(図8(b)に示す)し、溝中心線4c側に向かって連結部5と逆側へ傾斜しても良い(図8(c)に示す)。
図9は、さらに他の実施形態の突起9の接地面2aと平行な横断面である。これまでに説明された実施形態の突起9の構成と同じ構成については、同じ符号が付されてその説明が省略される。図9(a)に示されるように、この実施形態の突起9は、第1面9Aが、溝中心線4c側に凸の第1円弧部26で形成され、第2面9Bが、第1面9Aよりも曲率半径の大きい第2円弧部27で形成されている。図9(b)に示されるように、この実施形態の突起9は、第1面9Aが、第1円弧部26と変曲点tを介して連なる第3円弧部28をさらに含んでいる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変更して実施しうる。
図1の主溝及び横溝を含むトレッド部の基本パターンを有し、かつ、表1の仕様に基づいたライトトラック用の空気入りタイヤが試作され、各試供タイヤの耐石噛み性能及び排水性能がテストされた。なお、共通仕様は以下の通りである。
タイヤサイズ:205/85R16
リム:16×5.5J
内圧:600kPa
<耐石噛み性能>
各試供タイヤが、下記車両の全輪に装着された。そして、この車両を砂利が敷き詰められたテスト走行路を走行させたときの前記主溝及び横溝の状態(石の噛み込み及び溝底の損傷)が、テスターの官能により評価された。結果は、比較例を100とする評点で表示されており、数値が大きいほど、各溝への石の噛み込み又は溝底の損傷が小さく良好である。
車両:排気量3000ccの3t積み2-D車
積載荷重:3t
<排水性能>
上記車両を用いて、水深10mmのウェット舗装路面を走行させ、ハイドロプレーニング現象の生じた速度が測定された。結果は、比較例を100とする指数で表示されており、数値が大きいほど良好である。
テスト結果が表1に示される。表1の「B」は、突起の突出向きが連結部と逆側、「A」は、突起の突出向きが連結部側であることを意味する。
Figure 0007326941000001
テストの結果、実施例のタイヤは、比較例のタイヤよりも優れていることが確認できた。
1 タイヤ
2 トレッド部
3 主溝
4 横溝
5 連結部
8 溝壁
9 突起

Claims (14)

  1. トレッド部を有するタイヤであって、
    前記トレッド部には、タイヤ周方向に延びる主溝と、前記主溝に連なる横溝とが設けられ、
    前記主溝は、前記横溝が連なる連結部を含み、
    前記主溝又は前記横溝の溝壁には、前記連結部に向かって突出する突起が設けられており、
    前記突起は、前記溝壁の正面視において、タイヤ半径方向に延びており、
    前記突起は、前記溝壁の正面視において、タイヤ半径方向の内側に向かって前記連結部側へ傾斜している、
    タイヤ。
  2. トレッド部を有するタイヤであって、
    前記トレッド部には、タイヤ周方向に延びる主溝と、前記主溝に連なる横溝とが設けられ、
    前記主溝は、前記横溝が連なる連結部を含み、
    前記主溝又は前記横溝の溝壁には、前記連結部に向かって突出する突起が設けられており、
    前記突起は、タイヤ半径方向外側の突起と、そのタイヤ半径方向内側に配された内側の突起とを含む、
    タイヤ。
  3. トレッド部を有するタイヤであって、
    前記トレッド部には、タイヤ周方向に延びる主溝と、前記主溝に連なる横溝とが設けられ、
    前記主溝は、前記横溝が連なる連結部を含み、
    前記主溝又は前記横溝の溝壁には、前記連結部に向かって突出する突起が設けられており、
    前記横溝は、前記主溝に向かって溝幅が漸増する漸増部を有し、
    前記漸増部は、前記主溝に連なっており、
    前記漸増部の溝壁には、前記突起が設けられる、
    タイヤ。
  4. 前記突起は、前記溝壁の正面視において、タイヤ半径方向に延びている、請求項2又は3に記載のタイヤ。
  5. 前記突起は、前記溝壁の正面視において、タイヤ半径方向に対して傾斜している、請求項4に記載のタイヤ。
  6. 前記突起は、前記溝壁の正面視において、円弧状に湾曲している、請求項4又は5に記載のタイヤ。
  7. 前記突起のタイヤ半径方向の長さは、前記溝壁のタイヤ半径方向長さの60%以上である、請求項1ないし6のいずれかに記載のタイヤ。
  8. 前記突起は、前記トレッド部の接地面と平行な横断面において、前記溝壁から最も離間した頂部と、前記溝壁と接する底部とを含み、
    前記頂部は、前記底部の溝中心線に沿った中間位置よりも前記連結部側に位置している、請求項1ないし7のいずれかに記載のタイヤ。
  9. 前記突起は、前記トレッド部の接地面と平行な横断面において、前記頂部を一つの頂点とする三角形状部分を含む、請求項8に記載のタイヤ。
  10. 前記突起の前記溝壁からの突出高さは、前記突起が設けられている前記主溝又は前記横溝の溝幅の10%~30%である、請求項1ないし9のいずれかに記載のタイヤ。
  11. 前記突起は、前記主溝又は前記横溝の長手方向に複数設けられる、請求項1ないし10のいずれかに記載のタイヤ。
  12. 前記突起は、前記長手方向に一定のピッチで配置されている、請求項11に記載のタイヤ。
  13. 前記主溝及び前記横溝は、溝中心線を挟む両側の溝壁を有し、
    前記突起は、前記主溝又は前記横溝の前記両側の溝壁に設けられる、請求項1ないし12のいずれかに記載のタイヤ。
  14. 前記突起は、前記主溝又は前記横溝の前記両側の溝壁に向き合って設けられる、請求項13に記載のタイヤ。
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