JP4604560B2 - 表示方法 - Google Patents

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Description

本発明は、多階層のレイヤ構造となった地図情報をユーザ端末に表示する地図表示方法に関する。
現在、各種地図情報サービスがインターネット上で提供されているが、その多くは多階層のレイヤ構造を持っている。
レイヤ構造を持っているために、これらのサービスの中には、ユーザが特定レイヤの情報を選択的に表示することも可能なものも存在する(非特許文献1)。
あるいは、多階層レイヤ構造の地図情報として、予め設定された特定レイヤについてそのデータ変化を時系列的に表示するサービスも存在する。例えば、予め設定された所定期間の雨量変化を動画表示またはコマ送り表示する気象情報サービスがこれに該当する。(非特許文献2)
身延町観光協会、みのぶマップの使い方、[online]、[平成16年5月10日検索]、インターネット<URL:http://www.minobu.info/map/map%5fhow.html> 国土交通省防災情報提供センター、リアルタイムレーダー[online]、[平成16年5月10日検索]、インターネット<URL:http://www.bosaijoho.go.jp/radar.html>
しかし、上記のような従来技術では、ユーザが希望する特定レイヤの時系列変化を表示することはできない。
また、従来技術では、過去の時系列変化を表示する場合、単純に過去の特定時点に表示したデータを逐次もう一度表示していくにすぎない。例えば、気象情報の場合、過去24時間(前日の0時から24時まで)、1時間毎に示された雲の画像データを保存しておき、ユーザの要求があった時に、その24コマの画像データを順次入れ替えて表示するにすぎない。
しかし、例えば、過去24時間に少しでも雲が発生した地域を把握したいと思っても、このような単純な過去の画像データの再表示では対応できない。このような要求には、1時間毎の画像データを単純に切り換えるのではく、累積的に表示しなければならないからである。
さらに、例えば、雲画像レイヤに天気図レイヤを重ねて表示する場合、起点となった前日0時の天気図を参考情報として固定的に表示し、1時間毎の雲画像だけを連続的に切り換えて表示させるようなことはできない。
本発明は、地図情報を表示する際に、ユーザから指示された多階層レイヤ構造の地図の特定レイヤ、および、指示された期間を識別して、前記特定レイヤに表示する情報を管理する表示情報データベースを参照し、前記期間に該当する情報を時系列に表示することを備えることを特徴とする。
さらに、本発明は、前記特定レイヤにおいて、一旦表示した情報を前記指定期間の間は継続して表示することを特徴とする。つまり、解決しようとする課題で挙げた例に沿えば、1コマ1コマの画像データを入れ替えるのではなく、順次重ねていくように表示することで、過去24時間に雲が発生した地域を把握することができる。
さらに、本発明は、前記特定レイヤ以外の他レイヤは該特定レイヤの日時情報と同期させず、任意の時点のデータ表示に固定することを特徴とする。
本発明によって、ユーザは、選択された特定レイヤについて、過去の特定時点における表示とは異なる様態での表示閲覧が可能になる。
具体的には、本発明によって、選択された特定レイヤの表示データを順次重ねて表示することで、ユーザは、所定の期間に地図上に表示されたデータを時系列かつ累積的に閲覧できる。
また、本発明によって、レイヤ間ごとに異なる時点のデータを表示することで、ユーザは、データの時系列変化をより詳しく把握することができる。
以下、本発明における一実施形態を、インターネット上において、一般ユーザが居住地域の桜の開花状況を登録し、かつ、閲覧できる開花マップを例に説明する。なお、本発明はこの用途に限るものではない。
本発明における一実施形態のシステム全体の構成を図1に示す。本発明は、サーバ100、端末200、ネットワーク300で構成される。
サーバ100は、さらに、時系列処理手段110、レイヤ管理DB(データベース)120、地図レイヤDB130、桜レイヤDB140、建物レイヤDB150で構成される。
時系列処理手段110は、端末200からの表示要求に従って、各レイヤに該当する表示データを表示設定してレイヤ構造の画像データを作成し端末200へ送信する。
レイヤ管理DB120は、端末200からの表示要求毎に作成され表示内容を管理する設定テーブル800、同じく、地図レイヤDB130内の地図テーブル900、桜レイヤDB140内の桜テーブル1000、建物レイヤDB150内の建物テーブル1100から、表示要求毎に必要なレコード分だけ複写された単一あるいは複数の作業用テーブルが格納される。作業用テーブルは、端末200から、時系列表示以外への画面遷移要求、あるいは、新たな内容の時系列表示要求があった時点で、時系列処理手段110によって、削除される。
地図レイヤDB130は、地図データ、および、地図データを管理する地図テーブル900が蓄積される。地図データは従来技術と同様、エリア毎に分割され、また、同一エリアでも、例えば、地形図や航空写真といった地図種別・縮尺・時系列ごとに複数の地図データが格納される。本発明の実施例は、表示可能なエリアは1エリアのみとしているが、これは、説明を単純化することを目的にそうしているだけである。
桜レイヤDB140は、端末200から登録された登録日や位置情報(経度緯度の座標)を管理する桜テーブル1000が格納されている。時系列処理手段110は、この位置情報を参照して、桜レイヤ上に登録情報を示す桜アイコンを表示する。
建物レイヤDB150は、各建物のアイコンデータ、および、各建物の登録日や建物を示す図形の各頂点の位置情報(経度緯度の座標)を管理する建物テーブル1100が格納されている。
端末200は、サーバ100と交信しながら、サーバ100から送信される画像データをディスプレイに表示する閲覧手段210を備える。本発明の実施例は、端末200を1台としているが、複数台の端末200が同時にサーバ100と通信することも可能である。
端末200は、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、携帯電話、PDA(Personal Data Assistance)端末など、ネットワーク300を介して、サーバとのデジタルコミュニケーションが可能であれば、どのような装置でもかまわない。閲覧手段210は、インターネットブラウザを想定しているが、これも、サーバから送信されてきたデータをディスプレイ上に表示可能であれば、どのようなプログラムでもかまわない。
ネットワーク300は、インターネット網を想定しているが、サーバ100と端末200間のデジタルコミュニケーションを可能とするのであれば、どのような通信回線でも構わない。また、有線回線か無線回線の区別も必要ない。
図2に、サーバ100の時系列処理手段110実行する累積的な時系列表示処理のフローを示す。この処理フローは、選択された特定レイヤの表示データを順次重ねて表示することで、ユーザは、特定レイヤについて所定期間に表示されたデータを時系列かつ累積的に閲覧できる。
S1で、時系列処理手段110は、ユーザにより画面400で設定された表示要求内容を受け付け、設定テーブル800を作成し、各レイヤの表示要求内容を書き込む。
図8に例示する設定テーブル800は、「レイヤNO」、「レイヤ名」、時系列表示の対象か否かを識別する「可動」、時系列表示対象ならば標準表示か累積表示か、固定表示対象なら反映させるか否かを識別する「表示」、時系列表示なら開始日時と終了日時、または、固定表示なら固定すべき日時を識別する「開始」・「終了」、といった項目で構成される。
例えば、設定テーブル800(A)の設定では、桜レイヤのデータのみを、2004年3月29日から4月2日まで累積的に時系列変化させて、他の建物レイヤ・地図レイヤは通常表示で表示する状態で固定的に表示する。
設定テーブル800(B)は、桜レイヤのデータのみを、2004年3月29日から4月2日までを標準的に時系列変化させて、他の建物レイヤ・地図レイヤは通常表示で表示されている状態で固定表示する。
設定テーブル800(C)は、地図レイヤのデータを、1995年3月1日から2003年3月1日まで標準的に時系列変化させるとともに、固定表示の建物レイヤにおいて、地図レイヤの時系列表示の表示日(図4で「可動レイヤデータは下記日付時点の表示」とされた日付情報)以前から存在する建物データを強調表示する。
時系列処理手段110が受信する端末200からの表示要求の内容は、サーバ100から端末200に送信された画面400上でユーザが設定する。図4は、既に時系列表示が行なわれている際の画面例であり、当画面の中段部分が時系列表示のための設定領域である。なお、この設定領域は、全レイヤの最新の状態を表示する通常表示画面にも、同様に表示される。
設定領域には、レイヤ名を示す「レイヤ」項目、時系列表示対象のレイヤを選択する「表示」項目、時系列表示対象レイヤの時系列変化に応じて固定レイヤのデータを強調表示する場合に設定する「反映」項目、および、時系列表示の期間を設定する「設定期間」項目が、画像データを構成するレイヤ毎に設けられる。
「レイヤ」項目は、デフォルトで画像データを構成するレイヤ名が自動設定される。また、レイヤ名の順序がレイヤの実際の重なり具合を示す。「表示」および「反映」項目は、プルダウンメニューになっている。「表示」項目は、時系列変化させたいレイヤについて「累積(累積的時系列表示)」あるいは「標準(標準的時系列表示)」を選択し、時系列変化させずある特定時点の表示データに固定したいレイヤは「固定」を選択する。「累積」選択は、一度表示されたデータはそれ以降そのまま表示される表示方法であり、一方、「標準」選択は、時系列変化の基準となる表示日に合致する表示データのみが表示され、表示日が変化して合致しなくなった表示データは非表示となる表示方法である。因みに、操作性の上からは、初期表示の際、全レイヤの「表示」項目プルダウンメニューは「固定」に表示されていることが好ましい。
「反映」項目は、「表示」項目が「固定」を選択されている時のみに、選択できるようになっている。「設定期間」項目には、ユーザが「表示」項目を「累積」あるいは「標準」選択した場合、併せて、その時系列変化の期間を設定する。また、「固定」選択した場合は、その固定すべき日時を設定する。但し、「固定」選択したレイヤについて、通常表示と同様の表示でよければ、「設定期間」項目を入力する必要はない。また、地図レイヤの地図データのように頻繁に更新されないレイヤのデータは、地図テーブル900で管理される登録日をプルダウンメニュー形式で表示し、その中から日付を選択させる。
図2に戻り、S2で、時系列処理手段110は、設定テーブル800で「表示」項目に「反映」が設定されるレコードが有るか否かを判断する。「反映」が設定されるレコードが有る場合(例えば、図8の設定テーブル800(C)の場合)は、時系列処理手段110は、S17以降の反映表示処理を行なう。また、「反映」が設定されない場合(例えば、図8の設定テーブル800(A)・(B)の場合)は、時系列処理手段110は、S3へ進む。
これ以降、まず、反映表示ではない時系列表示処理フローの部分を説明する。
S3で、時系列処理手段110は、地図テーブル900、桜テーブル1000、建物テーブル1100の各テーブルから、時系列変化の対象レイヤで設定期間に該当するデータのレコードをレイヤ管理DB120に複写し、時系列表示の作業用テーブルを作成する。同じく、固定表示でもシステム日付と異なる日付が設定される場合は、該当データのレコードをレイヤ管理DB120に複写し、固定表示の作業用テーブルを作成する。時系列表示・固定表示のいずれの作業用テーブルも、複数のレイヤが該当するならば、レイヤ毎に作業用テーブルが作成される。
図9に地図テーブル900の例を示す。地図テーブル900には、データを識別するための「地図ID」、表示すべきレコードを識別する「対象」、データがDBに登録された日付である「登録日」、および、地図がカバーする範囲を示す「範囲」、といった各項目が管理される。時系列処理手段110は、「対象」項目が「1」に設定されるレコードの地図データを地図レイヤ上に表示する。
地図テーブル900は、図示していないが、最新の情報を表示する通常表示手段によって管理・参照され、「対象」項目の値が設定変更される。例えば、地図テーブル900の場合は、通常表示手段は、常に「登録日」が最新の地図データレコードについてのみ、「対象」項目を「1(表示)」に変更し、他のデータレコードは「0(非表示)」に設定する。
地図テーブル900の「範囲」項目の値は、図9に示された地図座標の概念のように、地図内をメッシュ状に区切って形成できる座標情報で管理される。この座標は、緯度経度情報と合致する座標であるが、既に従来技術でも広く普及しているため、本発明の実施例では、説明の煩雑さを避けるため、縦軸・横軸とも、単純に0から10の座標値を振っている。したがって、範囲情報の左上頂点は(0,0)、右下頂点は(10、10)というように定義される。
例えば、設定テーブル800(A)・(B)の場合、地図レイヤレコードは、通常表示と同様の表示を指示されているため、時系列処理手段110は、地図テーブル900のレコードをレイヤ管理DB120へ複写しない。
図10に、桜テーブル1000の例を示す。桜テーブル1000は、通常表示画面の地図画像データ上でユーザが登録する情報を、図示していない通常表示手段が管理するデータテーブルである。桜テーブル1000は、登録情報を識別する「桜ID」、表示すべきレコードを識別する「対象」、登録された位置を識別する「座標」、登録情報が登録された日付である「登録日」、の各項目で構成される。因みに、全データを地図画像データ上にマッピングすると、図10の下図のようになる。
本発明では、通常表示の場合、桜レイヤに表示される登録情報は、当日の登録データのみ、すなわち、登録日がシステム日付と等しいデータだけが「対象」項目が「1(表示)」に設定される。
例えば、設定テーブル800(A)・(B)の表示要求内容の場合、桜レイヤが時系列表示の対象なので、時系列処理手段110は、桜レイヤDB140の桜テーブル1000に格納されたデータレコードで、「登録日」が2004年3月29日から4月2日であるデータレコードを特定し、レイヤ管理DB120に、桜テーブル1000に相当する時系列表示用の作業用テーブルを作成する。
例えば、設定テーブル800(A)・(B)の表示要求内容の場合、時系列表示の期間が桜レイヤDB140の桜テーブル1000の全レコードを対象とするので、図10と同一内容の作業用テーブルが作成される。
図11に建物テーブル1100の例を示す。建物テーブル1100は、建物データを識別するための「建物ID」、建造物の種類を示す「種別」、表示すべきレコードを識別する「対象」、データの登録された日付である「登録日」、データがDBより削除された日付である「削除日」、建造物の範囲を示す「座標」、の各項目で構成される。図示していない通常表示手段によって、「削除日」が登録されていないデータレコードの「対象」項目は、全て「1(表示)」に設定される。
図11の下図は、建物テーブル1100で削除されたレコード以外の全ての建物データを地図画像に反映した概念図である。
例えば、設定テーブル800(A)・(B)の表示要求内容の場合、建物レイヤは、通常表示と同様の表示を指示されているため、時系列処理手段110は、レイヤ管理DB120に建物テーブル1100を複写しない。
尚、時系列処理手段110は、「固定」表示のレイヤからもデータを複写する場合がある。それは、設定テーブル800の「固定」表示のレコードでも、「開始」および「終了」項目に何らかの設定がある場合、すなわち現在システム日付と異なる日付が設定される場合である。
この場合、時系列処理手段110は、そのような特定日が設定された「固定」表示対象レイヤテーブルの「登録日」が、設定テーブル800の「開始」項目と合致するレコードを複写し、レイヤ管理DB120へ固定表示用の作業用テーブルを作成する。
S4で、時系列処理手段110は、レイヤ管理DB120に作成した時系列表示用の作業用テーブルについて、全レコードの「対象」項目を「0(非表示)」に設定する。これは、時系列表示をするために、まず、全レコードを非表示にしておき、表示タイミングに応じて順次「1(表示)」に変更し該当するレイヤ上にデータ表示するためである。
また、時系列処理手段110は、現在と異なる日付が設定された「固定」表示対象レイヤの作業用テーブルがある場合は、この作業用テーブルの全レコードの「対象」項目を「1(表示)」に設定する。
設定テーブル800(A)・(B)のような表示要求内容の場合、時系列処理手段110は、時系列表示対象となった桜レイヤの作業用テーブルについて、「対象」項目を全て「0(非表示)」に設定する。つまり、桜レイヤDB140内の桜テーブル1000では、桜ID「SK09」・「SK10」の「対象」項目が「1」だが、レイヤ管理DB120の桜レイヤの作業用テーブルでは、桜ID「SK09」・「SK10」の「対象」項目も「0」に書き換えられる。
S5で、時系列処理手段110は、設定テーブルの「可動」項目が「1」であるレコードの「開始」項目の値を、ワークメモリ上の時系列表示日に設定する。
例えば、設定テーブル800(A)・(B)の表示要求内容の場合、桜レイヤレコードの「開始」項目の値「20040329」が時系列表示日に設定される。
S6で、時系列処理手段110は、時系列対象レイヤの作業用テーブルの「登録日」を参照し、時系列表示日と合致するレコードを抽出し、合致するレコードがあればS7へ進み、該当するレコードの「対象」項目を「1(表示)」に設定した上でS8へ進む。また、時系列表示日と合致するレコードが無い場合は、S8へと進む。
例えば、設定テーブル800(A)・(B)の表示要求内容の場合、レイヤ管理DB120内の桜レイヤ作業用テーブルのうち、桜ID「SK01」のみがS6の条件に合致するので、その「対象」項目を「0(非表示)」から「1(表示)」に変更する。
S8で、時系列処理手段110は、設定テーブル800とレイヤ管理DB120に複写した作業用テーブルを参照し、端末200へ送信する地図画像データを作成する。
時系列処理手段110は、設定テーブル800を参照し、時系列表示対象レイヤおよび現在とは異なる日付の固定表示対象レイヤについては、レイヤ管理DB120内の該当する作業用テーブルの「対象」項目が「1(表示)」であるデータを表示する。
また、時系列処理手段110は、設定テーブル800で、特に「開始」・「終了」項目が無設定の固定表示対象レイヤについては、該当するレイヤDB(地図レイヤDB130、桜レイヤDB140、建物レイヤDB150、のいずれか)に格納されたデータテーブル(地図テーブル900、桜テーブル1000、建物テーブル1100、のいずれか)を参照し、「対象」項目が「1(表示)」に設定されるデータを表示する。
例えば、設定テーブル800(A)・(B)の表示要求内容の場合、時系列処理手段110は、桜レイヤについては、レイヤ管理DB120内の桜レイヤの作業用テーブルを参照し、桜ID「SK01」について桜レイヤの座標「(1,2)」上に桜アイコンを表示する。また、地図レイヤおよび建物レイヤは通常の固定表示のため、地図レイヤDB130の地図テーブル900、建物レイヤDB150の建物テーブル1100を参照し、それぞれ「対象」項目が「1」のレコード情報に基づき、地図レイヤには地図ID「MAP1e」の地図データを表示するとともに、建物レイヤには建物ID「B01」、「B03」、「B04」、「B05」の建物データを表示する。
このようにして、時系列処理手段110は、各レイヤに該当データを表示した地図画像データ、時系列表示日、そして、設定テーブル800に基づき、図4に例示する端末表示画面データを作成して、S9で、表示画面データを端末200へ送信する。
S10で、時系列処理手段110は、端末200からの更新要求を受信する。この更新要求は、図4の画面例の「次へ」ボタンが押下されることで閲覧手段210が更新要求を送信する。また、この際、時系列処理手段110は、この更新要求の代わりに、新たな時系列表示要求、通常表示要求、あるいは、メニュー画面表示要求を受信することもある。その際は、時系列処理手段110は、S16へ進む。
S11で、時系列処理手段110は、ワークメモリ上の時系列表示日が、設定テーブル800の時系列表示対象レイヤの「終了」の値と等しいか否か(つまり、時系列表示の設定期間の最終まで表示したか否か)を判定し、値が等しければS16へ進み表示終了処理を行い、一方、値が等しく無ければS13へ進む。
S13で、時系列処理手段110は、設定テーブル800の時系列処理対象レイヤの「表示」項目を識別し、「標準」表示に設定されているならばS14へ進み、レイヤ管理DB120内の作業用テーブルで、現在の時系列表示日に該当するレコードの「対象」項目を再び「0(非表示)」に切り換えた上、S15へ進む。
一方、「累積」表示に設定されているならば時系列処理手段110は、そのまま、S15へ進む。
例えば、設定テーブル800(A)の場合、時系列表示対象の桜レイヤは「累積」表示に設定されているので、時系列処理手段110は、レイヤ管理DB120内の桜レイヤ作業用テーブルの桜ID「SK01」は「1(表示)」のまま変更しない。一方、設定テーブル800(B)の場合は、桜レイヤは「標準」表示のため、レイヤ管理DB120内の桜レイヤ作業用テーブルの「S01」は、「0(非表示)」に戻される。
すなわち、S13・S14を実行することで、「標準」表示は時系列表示日に登録されたデータのみが表示され、「累積」表示は時系列表示開始日から現在の時系列表示日までに登録されたデータが全て表示されることになる。
S15で、時系列処理手段110は、時系列表示日を1日後に更新した上で、再びS6以降の処理を繰り返す。
S11において、ワークメモリ上の時系列表示日が、設定テーブル800の時系列表示対象レイヤの「終了」の値と等しいと判断すると、時系列処理手段110は、S16へ進み、レイヤ管理DB120に作成された設定テーブル800と作業用テーブルを削除した上で、図示しない通常表示手段が作成する通常表示の地図画像データを表示する通常表示画面、あるいは、メニュー画面を端末200へ送信して、一連の時系列表示処理を終了する。
図5に、桜レイヤが「累積」時系列表示に設定された設定テーブル800(A)の場合の、各時系列表示日時点の地図画像データの例を示す。桜テーブル1000によれば、「2004年3月29日」には1データが登録されているが、翌「3月20日」はデータが登録されていない。したがって、この2日において、桜アイコンが1個だけ表示された500(A)が表示される。また「3月31日」には2データが登録されているため、この日が時系列表示日である地図画像データは500(B)のように、それ以前に表示された1データも併せて計3個の桜アイコンが表示される。
同じように、「4月1日」の時系列表示日時点では、新に5データが登録され計8個のアイコンが表示された地図画像データ500(C)が、また、「4月2日」の時系列表示日時点では、新たに2データが登録され計10個のアイコンが表示された地図画像データ500(D)が端末200上に表示されることとなる。
図6に、桜レイヤが「標準」時系列表示に設定される設定テーブル800(B)の場合の、各時系列表示日時点の地図画像データの例を示す。「標準」表示の場合は、時系列表示日に登録されたデータのみ表示される。600(A)〜(E)のように、時系列表示日に登録されたデータの桜アイコンのみが地図画像データに表示される。
次に、「反映」有りの時系列表示の処理フローを、図3に沿って、説明する。
S17で、時系列処理手段110は、時系列変化の対象レイヤで設定期間に該当するデータのレコードをレイヤ管理DB120に複写し作業用テーブルを作成する。複数レイヤが該当する場合は、レイヤ種別毎に作業用テーブルを作成する。同じく、「固定」かつ「反映」対象レイヤ、そして、「固定」表示対象で現在システム日付と異なる日付が設定されたレイヤについて、時系列処理手段110は、該当データのレコードをレイヤ管理DB120に複写し、レイヤ種別毎に作業用テーブルを作成する。
例えば、設定テーブル800(C)の場合、時系列処理手段110は、地図テーブル900の全レコードを複写し、レイヤ管理DB120に地図レイヤの作業用テーブルを作成する。さらに、建物テーブル1100の「対象」項目の値が「1(表示)」のレコードを複写して、レイヤ管理DB120に建物レイヤの作業用テーブルを作成する。つまり、第2レコード以外の全レコードを複写する。
S18で、時系列処理手段110は、レイヤ管理DB120に作成した時系列表示対象レイヤの作業用テーブルの「対象」項目を全て「0(非表示)」に設定する。そして、「固定」で「反映」表示しない対象レイヤに対応する作業用テーブルの「対象」項目は全て「1(表示)」に設定する。これは、S3と同様の処理である。
但し、時系列処理手段110は、「固定」かつ「反映」表示の対象レイヤに対応する作業テーブルの「対象」項目については、「X(半透過表示)」に設定する。半透過表示とは、その図形内を完全に塗りつぶすのではなく、半透明で下のレイヤのデータも認識可能なように、対象レイヤの透過率を調整することである。透過させる技術自体は、既に、写真や画像のレタッチ(編集加工)を行なうソフトウェアでは実現されているので、その詳細は省略する。
例えば、設定テーブル800(C)の場合、時系列処理手段110は、地図レイヤが時系列表示対象レイヤなので、レイヤ管理DB120に作成した地図レイヤの作業用テーブルは、全レコードの「対象」項目を「0(非表示)」に設定する。そして、時系列処理手段110は、建物レイヤが「固定」かつ「反映」表示対象なので、レイヤ管理DB120内の建物レイヤ作業用テーブルについて、全レコードの「対象」項目を「X(半透過表示)」に設定する。
S19で、時系列処理手段110は、時系列表示対象レイヤの作業用テーブルの先頭レコードにポインタを設定する。先頭レコードに設定するのは、本発明に利用される全テーブルが、時系列の古い日付から新しい日付へとレコードがソートされているためである。もしも、作業用テーブルのレコードがこのような順序でなければ、時系列処理手段110は、「登録日」が最も古いレコードを識別することになる。
S20で、時系列処理手段110は、S19あるいはS30で特定したレコードの「対象」項目を「0(非表示)」から「1(表示)」へ切り換える。
例えば、設定テーブル800(C)の場合、時系列処理手段110は、レイヤ管理DB120内の地図レイヤ作業用テーブルの先頭レコード(登録日が「1955年3月1日」で最も古い)を特定した上で、「対象」項目を「1(表示)」に設定する。
S21で、時系列処理手段110は、「対象」項目の値を変更した時系列表示対象のレコードについて、その「登録日」を識別する。
S22で、時系列処理手段110は、レイヤ管理DB120に作成した反映表示対象レイヤ作業用テーブルの「登録日」項目と、S21で識別した「登録日」とを比較して、作業用テーブルから、後者の「登録日」以前に登録されたレコードを特定し、S23で、その「対象」項目の値を「X(半透過表示)」から「1(表示)」に変更する。
例えば、設定テーブル800(C)の場合、時系列処理手段110は、レイヤ管理DB120内の地図レイヤ作業用テーブルの先頭レコードを参照し、その登録日「1955年3月1日」を識別する。建物レイヤの作業用テーブルには、図11に示した建物テーブル1100の第2レコード以外のレコードが管理されている(「対象」項目は、S18で全て「X(半透過表示)」に変更済み)。そこで、時系列処理手段110は、建物レイヤの作業用テーブルの「登録日」を参照し、「1955年3月1日」より以前のレコードを特定する。しかし、今回は該当するレコードは存在しないので、時系列処理手段110は、「対象」項目の値の変更処理は一切行なわない。
S24で、時系列処理手段110は、設定テーブル800とレイヤ管理DB120に複写した作業用テーブルを参照し、端末200へ送信する地図画像データを作成する。この処理は、設定テーブル800で「固定」かつ「反映」表示に設定されたレイヤ以外については、S8と同一の処理を行なう。
設定テーブル800で「固定」かつ「反映」表示に設定されたレイヤについては、時系列処理手段110は、レイヤ管理DB120に作成した該当作業用テーブルの「対象」項目を参照して、反映表示対象レイヤの表示データを決定する。
例えば、設定テーブル800(C)の場合、時系列処理手段110は、桜レイヤについては、桜レイヤDB140に格納された桜テーブル1000で「対象」項目が「1(表示)」のレコードに基づき、桜レイヤには桜ID「SK09」・「SK10」の位置に桜アイコンを表示する。
また、建物レイヤについては、「固定」かつ「反映」表示なので、時系列処理手段110は、レイヤ管理DB120に作成した建物レイヤ作業用テーブルを参照して、全レコードの「対象」項目が「X(半透過表示)」になっているため、建物レイヤに、建物ID「B01」・「B03」・「B04」・「B05」を半透過表示した状態でそれぞれの建物図形を表示する。
また、地図レイヤについては、「標準」の時系列表示なので、時系列処理手段110は、レイヤ管理DB120の地図レイヤ作業用テーブルを参照し、「対象」項目が「1(表示)」になっている地図ID「MAP1a」を地図レイヤに表示する。
そして、時系列処理手段110は、上記の各データを表示した地図画像データを含む表示画面データを作成するのである。
S25で、時系列処理手段110は、作成した表示画面データを端末200に送信し、S26で、端末200からの更新要求を受信するが、これらの処理は、S9・S10と同様の処理なので、説明は省略する。
例えば、設定テーブル800(C)の場合、時系列表示画面の最初の地図画像データは、図7に示す700(A)のような表示となる。ここで、建物図形の枠が破線になっている建物データが、半透過表示になっている。
S27で、時系列処理手段110は、レイヤ管理DB120に作成した時系列表示対象レイヤの作業用テーブルについて、現在ポインタが設定されたレコードが最終レコードか否かを判定し、最終レコードでなければS28へ進み、最終レコードであればS16へ進む。
例えば、設定テーブル800(C)の場合、現時点では、時系列表示対象の地図レイヤ作業用テーブルの第1レコードにポインタが設定されており、第2レコード以降が存在するので、時系列処理手段110は、S28へ進む。
S28・S29の処理は、時系列処理手段110が、時系列表示対象レイヤの表示を「標準」表示とするか、「累積」表示にするかで、レイヤ管理DB120の時系列表示対象レイヤ作業用テーブルの「対象」項目を変更する部分だが、これもS13・S14の処理と同様なので、説明は省略する。
例えば、設定テーブル800(C)の場合、時系列表示対象となる地図レイヤは「標準」表示が設定されているため、時系列処理手段110は、S29へ進み、レイヤ管理DB120の地図テーブル900作業用テーブルで現在ポインタが設定されている第1レコードについて、その「対象」項目を、「1(表示)」から「0(非表示)」へ切り換える。
S30で、時系列処理手段110は、レイヤ管理DB120に作成した時系列表示対象レイヤの作業用テーブルについて、ポインタを次レコードへ移動設定させた上、再び、S20以降の処理を繰り返す。
このようにして、設定テーブル800(C)の場合、時系列処理手段110は、一連の時系列表示として、図7に示す700(A)から700(E)のような地図画像データを端末200へ送信する。
700(B)については、時系列表示対象の地図データが1965年3月1日時点の表示であり、したがって、レイヤ管理DB120の建物レイヤ作業用テーブルの建物ID「B01」が、1965年3月1日より以前に登録されているため、「対象」項目が「X(半透過表示)」から「1(表示)」に変更され、通常表示されています(図7では、破線から実線へ変更)。同じように、700(C)については、建物ID「B03」が、地図データの1975年3月1日より以前の登録なので、通常表示に変更されています(図7では、「B03」の輪郭が実線になり、かつ、輪郭線内部は完全に塗りつぶされる)。
このような表示により、通常表示(実施例では2004年4月2日時点)で表示される建物データが、時系列表示日の変化に伴い、その地図上でどの建物が実際に存在していたか、をユーザは容易に認識できる。このような反映表示方法は、レイヤによって表示データに紐付けされた時間情報にズレが生じるような表示にあって、初めて必要かつ効果的な方法である。
以上の実施例において、さらに、ユーザが各レイヤ自体を表示するか非表示にするか設定できるようにしてもよいし、また、地図エリアを設定していもよい。これらの設定方法は、既に従来技術であり、本発明の実施例と組み合すことで実現可能である。
また、以上の実施例において、作業用テーブルをレイヤ管理DB120に作成したが、地図レイヤDB130・桜レイヤDB140・建物レイヤDB150に、それぞれの作業用テーブルを作成してもよい。また、端末200が複数存在する場合は、例えば端末の識別番号をテーブル名に付与しておくなどして、作業用テーブルがどの端末のものか、識別できるようにしておけばよい。
また、以上の実施例において、予め、時系列表示日の全時点の地図画像データを作成し、それら複数の地図画像データを時系列にフレーム構成したアニメーションデータに変換して、端末200へ送信してもよい。このようなアニメーションデータの作成は、既に従来技術であるので、本発明にこの従来技術を組み合わせることで実現は可能である。
この場合、時系列表示の前進・後進用のボタンをつけて、端末200上で押下されたボタンによって、前のフレーム、あるいは、次のフレームへ表示を切り換えることで、コマ送りすることが可能になる。また、1コマずつ更新要求するのではなく、自動的にコマを進め、あるいは、コマを戻すことで、文字通りアニメーションのように時系列変化を動画表示することも可能である。
また、以上の実施例において、時系列表示画面にスクロールバーによる更新要求を設けてもよい。表示開始日と表示終了日が設定されるため、スクロールバーの移動範囲と表示日の関連付けが可能である。この場合、現在表示されている日以前の時系列表示日の要求もありえるので、サーバ100の処理負荷を考えれば、上に説明したアニメーションデータを作成して地図画像データを端末に送信するのが好ましい。
もし、時系列表示日毎に地図画像データを端末200へ送信する場合は、要求された時系列表示日より以降、現在の表示日までの関連するデータレコードの「対象」項目を「1(表示)」から「0(非表示)」あるいは「X(半透過表示)」に切り換えた上で、要求表示日を時系列表示日に設定する、あるいは、反映表示の場合は、要求時系列表示日に該当作業用テーブルのレコードにポインタを移動して、図2・図3の処理を行なう。
また、以上の実施例において、端末200へ送信する際、地図画像データは多階層のレイヤ構造をもったデータとして作成してもよいし、あるいは、送信負荷を考慮しレイヤ構造を全て統合してレイヤ構造を持たない地図画像データに変換してもよい。レイヤ構造を統合してレイヤ構造を持たない画像データに変換するのは、既に写真や画像をレタッチ(編集加工)するソフトウェアに実現されている機能であり、本発明にこの従来技術を組み合わせることで、実現は可能である。
また、以上の実施例は、サーバクライアント方式の構成として説明したが、クライアント(端末200)のみの構成で実現することも可能である。すなわち、端末200が、時系列処理手段110を有し、そして、クライアントに接続された記憶装置(例えばハードディスク)、あるいは、クライアントが読み込む記憶媒体(例えば、CD−ROMやDVD−ROM)にレイヤ管理DB120・地図レイヤDB130・桜レイヤDB140・建物レイヤDB150に相当するデータを有し、これらのデータに基づき、一連の時系列処理を実行し、ネットワークを介さず、端末200単独で画像地図データをディスプレイに表示する。クライアント単体の構成の場合は、時系列処理手段110は、プログラムとして記憶媒体に格納されるクライアントに提供されることも可能である。
(付記1)
地図情報を表示する地図表示方法において、
コンピュータが、
ユーザから指示された多階層レイヤ構造の地図の特定レイヤ、および、指示された期間を識別する受付ステップと、
前記特定レイヤに表示する情報を管理する表示情報データベースを参照し、前記期間に該当する情報を時系列に表示する表示ステップ
を備えることを特徴とする地図表示方法。
(付記2)
前記表示ステップは、前記特定レイヤにおいては一旦表示した情報は前記指定期間の間は継続して表示する
ことを特徴とする付記1記載の地図表示方法。
(付記3)
前記表示ステップは、前記特定レイヤ以外の他レイヤは該特定レイヤと同期させず、任意時点の表示情報に固定する
ことを特徴とする付記1記載の地図表示方法。
(付記4)
前記表示ステップは、前記他レイヤ上に固定表示する情報について、前記特定レイヤに表示する情報に対応づけられた日時情報と、該固定表示する情報に対応づけられた日時情報を比較し、該比較結果に基づき、該固定表示する情報の表示形態を変更する
ことを特徴とする付記3記載の地図表示方法。
(付記5)
地図情報を表示する地図表示装置において、
ユーザから指示された多階層レイヤ構造の地図の特定レイヤ、および、指示された期間を識別する受付手段と、
前記特定レイヤに表示する情報を管理する表示情報データベースを参照し、前記期間に該当する情報を時系列に表示する表示手段
を備えることを特徴とする地図表示装置。
(付記6)
前記表示手段は、前記特定レイヤにおいては一旦表示した情報は前記指定期間の間は継続して表示する
ことを特徴とする付記5記載の地図表示装置。
(付記7)
前記表示手段は、前記特定レイヤ以外の他レイヤは該特定レイヤと同期させず、任意時点の表示情報に固定する
ことを特徴とする付記5記載の地図表示装置。
(付記8)
前記表示手段は、前記他レイヤ上に固定表示する情報について、前記特定レイヤに表示する情報に対応づけられた日時情報と、該固定表示する情報に対応づけられた日時情報を比較し、該比較結果に基づき、該固定表示する情報の表示形態を変更する
ことを特徴とする付記7記載の地図表示装置。
本発明の実施例における、システム構成例を示す図である。 本発明の実施例における、時系列表示処理フローを示す図である。 本発明の実施例における、時系列表示処理における反映表示フローを示す図である。 本発明の実施例における、端末表示画面例を示す図である。 本発明の実施例における、累積的時系列表示の地図画像を示す図である。 本発明の実施例における、標準的時系列表示の地図画像を示す図である。 本発明の実施例における、反映表示付随時系列表示の地図画像を示す図である。 設定テーブルを示す図である。 地図テーブルと位置概念を示す図である。 桜テーブルと各データの位置概念を示す図である。 建物テーブルと各データの位置概念を示す図である。
符号の説明
100 サーバ
110 時系列処理手段
120 レイヤ管理DB(データベース)
130 地図レイヤDB(データベース)
140 桜レイヤDB(データベース)
150 建物レイヤDB(データベース)
200 端末
210 閲覧手段
300 ネットワーク
400 端末画面
500(A)〜(D) 累積的時系列表示の地図画像データ
600(A)〜(E) 標準的時系列表示の地図画像データ
700(A)〜(E) 反映表示有りの時系列表示の地図画像データ
800(A)〜(C) 設定テーブル
900 地図テーブル
1000 桜テーブル
1100 建物テーブル

Claims (5)

  1. 地図情報を表示する地図表示方法において、
    多階層レイヤ構造で構成される地図の各レイヤについて、該レイヤに含まれるデータの位置情報及び該データの日付情報が対応付けて管理されるレイヤ管理テーブルを備えたコンピュータが、
    ユーザから指示された多階層レイヤ構造の地図について、データを時系列表示すべき第一のレイヤ、時系列表示すべき時系列表示期間、特定の時点のデータを表示すべき第二のレイヤ、および、該時刻の時点を受付ける受付ステップと、
    前記レイヤ管理テーブルを参照し、前記第一のレイヤに含まれるデータの内、日付情報が前記時系列表示期間に含まれるデータについて、各データの位置情報および日付情報を特定するとともに、前記第二のレイヤに含まれるデータの内、日付情報が前記特定の時点に関連するデータについて、各データの位置情報を特定する特定ステップと、
    前記特定した第二のレイヤに含まれるデータを該データの位置情報に基づき表示装置へ表示するとともに、特定した第一のレイヤに含まれるデータを、該データの日付情報の順序関係に基づいて順次、該データの位置情報に基づき該表示装置へ表示する表示ステップと
    を実行することを特徴とする地図表示方法。
  2. 前記コンピュータは、前記表示ステップにおいて、前記特定した第一のレイヤのデータを、日付情報が過去のデータから順次表示する場合に、表示対象のデータに対応する日付情報よりも過去の日付情報に対応付けられた他のデータを抽出し、該抽出した他のデータと該表示対象のデータとを併せて前記表示装置に表示することを特徴とする請求項1記載の地図表示方法。
  3. 前記受付ステップで前記コンピュータは、さらに、前記ユーザから、表示中の前記第一のレイヤのデータの日付情報と前記第二のレイヤのデータの日付情報の前後関係の表示を求める要求情報を受け付け、
    前記特定ステップで、前記コンピュータは、前記レイヤ管理テーブルを参照し、さらに、前記特定の時点に関連するデータの日付情報を特定し、
    前記表示ステップ前記コンピュータは、前記第二のレイヤのデータについて、該第二のレイヤのデータとともに表示される前記第一のレイヤのデータに対応づけられた日時情報と、該第二のレイヤのデータに対応づけられた日時情報を比較し、該比較結果に基づき、該第二のレイヤのデータの表示形態を変更する
    ことを特徴とする請求項1記載の地図表示方法。
  4. 前記表示ステップ前記コンピュータは、ネットワークを介して接続された表示装置に、前記第一のレイヤのデータおよび前記第二のレイヤのデータを表示する
    ことを特徴とする請求項記載の地図表示方法。
  5. 地図情報を表示する地図表示装置において、
    多階層レイヤ構造で構成される地図の各レイヤについて、該レイヤに含まれるデータの位置情報および該データの日付情報が対応づけて管理されるレイヤ管理テーブルと、
    ユーザから指示された多階層レイヤ構造の地図について、データを時系列表示すべき第一のレイヤ、時系列表示すべき時系列表示期間、特定の時点のデータを表示すべき第二のレイヤ、該特定の時点を受け付ける受付手段と、
    前記レイヤ管理テーブルを参照し、前記第一のレイヤに含まれるデータの内、日付情報が前記時系列表示期間に含まれるデータについて、各データの位置情報および日付情報を特定するとともに、前記第二のレイヤに含まれるデータの内、日付情報が前記特定の時点に関連するデータについて、各データの位置情報を特定する特定手段と、
    前記特定した第二のレイヤに含まれるデータを該データの位置情報に基づき表示装置へ表示するとともに、前記特定した第一のレイヤに含まれるデータを、該データの日付情報の順序関係に基づいて順次、該データの位置情報に基づき該表示装置へ表示する表示手段
    を備えることを特徴とする地図表示装置。
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