JP2001142391A - 地理情報処理装置 - Google Patents

地理情報処理装置

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JP2001142391A
JP2001142391A JP32036699A JP32036699A JP2001142391A JP 2001142391 A JP2001142391 A JP 2001142391A JP 32036699 A JP32036699 A JP 32036699A JP 32036699 A JP32036699 A JP 32036699A JP 2001142391 A JP2001142391 A JP 2001142391A
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Hirofumi Onishi
洋文 大西
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地理情報処理装置の地図データベースを、異
なるローカル時刻帯間で交換可能とし、かつ、ローカル
時刻で操作できるようにする。 【解決手段】 地物の発生・消滅時刻の管理をする地理
情報処理装置において、時刻帯入力手段1を用いて設定
された装置の設置場所の時刻帯に応じて、時刻変換手段
2で、地図データベース3に格納された時刻を国際標準
時刻からローカル時刻に変換して、ローカル時刻で記述
された地図データベース4を作成する。地図データベー
ス4から、指定ローカル時刻に存在する地物を抽出し、
その地物の発生・消滅時刻をローカル時刻で出力する。
利用者はローカル時刻で操作して、ローカル時刻で記述
されたデータ出力を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地理情報処理装置
に関し、特に、ナビゲーションシステム・防災システム
・防犯システム等に用いる地理情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の地理情報処理装置は、特開平9-24
5056号公報に記載されているように、地物(地上に存在
する天然または人工のすべての物体。樹木・河川・家屋
・道路・鉄道などをいう。)の発生、消滅時刻を管理で
きるようになっている。指定時刻に存在する地物の地図
表示や一覧表示、さらに指定地物の発生・消滅時刻表示
が可能である。
【0003】図6に従来の地理情報処理装置の構成を示
す。図6において、時刻管理手段5は、地図データの各
地物の発生・消滅時刻を判定する手段である。地図抽出
手段6は、指定時刻に存在する地物を抽出する手段であ
る。出力装置7は、抽出された地物を地図表示または一
覧表示で出力する表示装置または印刷装置である。時刻
指定手段8は、抽出したい地物の発生消滅時刻を入力す
るための装置である。地図データベース11は、地図に記
載された地物の発生時刻と消滅時刻を格納したデータベ
ースである。
【0004】上記のように構成された従来の地理情報処
理装置の動作を説明する。地図データベース11には、地
物の発生・消滅時刻が格納されている。時刻指定手段8
で時刻を指定すると、時刻管理手段5が、地図データ10
の各地物の発生・消滅時刻を判定する。地図抽出手段6
が、指定時刻に存在する地物を抽出する。出力装置7
が、抽出された地物を地図表示または一覧表示で出力す
る。
【0005】尚、国際標準においては、異なる地域間の
地図データベースの互換性を保つために、時刻は国際標
準時刻で記述することが推奨されている。
【0006】さらに、特開平5-158403号公報では、装置
の位置を検出することで装置がどの時刻帯に設置されて
いるかを判定して、時刻帯の境界を越えた時に警告を発
する機能が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の地理情報処理装置では、時刻が国際標準時刻で記述
され、利用者が日常利用しているローカル時刻と異なる
ために、操作が複雑になり、誤りが生じ易いという問題
があった。逆に、時刻をローカル時刻で記述すると、時
刻帯の異なる地区間で地図データベースを共用できない
という問題があった。
【0008】さらに、時刻には、自然現象や災害発生の
ように国際標準時刻での記述が望まれる時刻と、営業時
間のようにローカル時刻での記述が望まれる時刻がある
が、従来の地理情報処理装置では、国際標準時刻とロー
カル時刻を混在して利用できないという問題があった。
【0009】本発明は、上記従来の問題を解決して、時
刻帯の異なる地区との装置・地図データベースの交換を
保証し、かつ、利用者が馴染み深いローカル時刻で操作
できる地理情報処理装置を提供することを目的とする。
【0010】また、それぞれの時刻の種類によって、国
際標準時刻とローカル時刻の指定された方で記述できる
地理情報処理装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明では、地物の発生・消滅時刻の管理を行な
う地理情報処理装置を、装置の設置場所の時刻帯を設定
する時刻帯入力手段と、国際標準時刻で記述された地図
データベースの時刻をローカル時刻に変換する時刻変換
手段と、指定ローカル時刻に存在する地物を抽出する手
段と、地物の発生・消滅時刻をローカル時刻で出力する
手段とを具備する構成とした。
【0012】このように構成したことにより、時刻帯の
異なる地域との地図データベースの交換が容易になり、
利用者はローカル時刻で操作することができる。
【0013】また、国際標準時刻で地物の発生消滅時刻
が記述された国際標準時刻地図データベースと、設置場
所のローカル時刻帯を設定する時刻帯入力手段と、ロー
カル時刻で指定時刻を入力する時刻指定手段と、指定時
刻を国際標準時刻に変換する時刻変換手段と、国際標準
時刻地図データベースを検索して指定時刻に存在する地
物を抽出する手段と、抽出した地物の発生消滅時刻をロ
ーカル時刻に変換する手段と、地物の発生消滅時刻をロ
ーカル時刻で出力する手段とを具備する構成とした。
【0014】このように構成したことにより、利用者は
ローカル時刻で操作しながら、国際標準時刻で記述され
た地図データベースを利用することができる。
【0015】また、国際標準時刻とローカル時刻で地物
の発生消滅時刻が記述された混在時刻地図データベース
と、設置場所のローカル時刻帯を設定する時刻帯入力手
段と、ローカル時刻で指定時刻を入力する時刻指定手段
と、指定時刻を国際標準時刻に変換する時刻変換手段
と、混在時刻地図データベースを検索して指定時刻に存
在する地物を抽出する手段と、抽出した地物の発生消滅
時刻をローカル時刻に変換する手段と、地物の発生消滅
時刻をローカル時刻で出力する手段とを具備する構成と
した。
【0016】このように構成したことにより、国際標準
時刻とローカル時刻の混在する地図データベースを、ロ
ーカル時刻で操作して利用することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1から図5を参照しながら詳細に説明する。
【0018】(第1の実施の形態)本発明の第1の実施
の形態は、装置の設置場所の時刻帯を設定し、国際標準
時刻で記述された地図データベースの時刻をローカル時
刻に変換してローカル時刻で記述された地図データベー
スを作成し、指定ローカル時刻に存在する地物を抽出し
て、地物の発生・消滅時刻をローカル時刻で出力する地
理情報処理装置である。
【0019】図1は、本発明の第1の実施の形態におけ
る地理情報処理装置の構成を示す図である。図1におい
て、時刻帯入力手段1は、装置の位置する場所のローカ
ル時刻帯を設定する手段である。時刻変換手段2は、国
際標準時刻で記述された地図データベース内の時刻をロ
ーカル時刻に変換する手段である。国際標準時刻地図デ
ータベース3は、地物の発生時刻と消滅時刻が国際標準
時刻で記述された地図データベースである。ローカル時
刻地図データベース4は、地物の発生時刻と消滅時刻が
ローカル時刻で記述された地図データベースである。時
刻管理手段5は、地図データの各地物の発生・消滅時刻
を判定する手段である。地図抽出手段6は、指定時刻に
存在する地物を抽出する手段である。出力装置7は、抽
出された地物を地図表示または一覧表示で出力する表示
装置または印刷装置である。時刻指定手段8は、抽出し
たい地物の発生消滅時刻を入力するための装置である。
【0020】上記のように構成された本発明の第1の実
施の形態における地理情報処理装置の動作を説明する。
国際標準時刻地図データベース3には、地物の発生・消
滅時刻が国際標準時刻で記述されて格納されている。利
用者は、予め、地理情報処理装置が設置されている場所
のローカル時刻帯を、時刻帯入力手段1によって設定す
る。例えば、東京に設置されていれば、日本標準時を設
定し、ニューヨークに設置されていれば、米国東部標準
時を設定する。夏季であれば、夏時間を設定する。
【0021】設定された時刻帯に基づいて、時刻変換手
段2が、国際標準時刻で記述された地図データベース3
内の時刻をローカル時刻に変換する。その結果、ローカ
ル時刻で記述された地図データベース4が作成される。
ここまでは、地理情報処理装置を設置したときに行なっ
ておく。例えば、ニューヨークからロスアンゼルスに移
動したときは、米国西部標準時に設定して、ローカル時
刻地図データベース4を作成する。
【0022】地理情報処理装置を利用する場合は、利用
者は、時刻指定手段8によってローカル時刻を指定す
る。時刻管理手段5が、ローカル時刻地図データベース
4の各地物の発生・消滅時刻を判定する。地図抽出手段
6が、指定時刻に存在する地物を抽出する。出力装置7
で、指定したローカル時刻に存在する地物が地図表示さ
れたり、一覧表示される。予め、ローカル時刻で記述さ
れた地図データベース4が作成されるため、操作入力か
ら出力までの処理時間は常に同一である。
【0023】上記のように、本発明の第1の実施の形態
では、地理情報処理装置を、装置の設置場所の時刻帯を
設定し、国際標準時刻で記述された地図データベースの
時刻をローカル時刻に変換してローカル時刻で記述され
た地図データベースを作成し、指定ローカル時刻に存在
する地物を抽出して、地物の発生・消滅時刻をローカル
時刻で出力する構成としたので、地物の発生・消滅時刻
をローカル時刻で出力できる。
【0024】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態は、位置検出手段の検出した装置設置場所に基づ
いて時刻帯を判定して、国際標準時刻で記述された地図
データベースの時刻をローカル時刻に変換してローカル
時刻で記述された地図データベースを作成し、指定ロー
カル時刻に存在する地物を抽出し、地物の発生・消滅時
刻をローカル時刻で出力する地理情報処理装置である。
【0025】図2は、本発明の第2の実施の形態におけ
る地理情報処理装置の構成を示す図である。図2におい
て、位置検出手段13は、GPS等により地理情報処理装
置の設置された位置を検出する装置である。時刻帯判定
手段14は、位置から時刻帯を求める装置である。その他
の基本的な構成は、第1の実施の形態と同じである。
【0026】上記のように構成された本発明の第2の実
施の形態における地理情報処理装置の動作を説明する。
GPS等の位置検出手段13で、地理情報処理装置の設置
された位置を検出する。検出した装置の設置場所に基づ
いて、時刻帯判定手段14が、時刻帯を自動的に判定す
る。
【0027】判定された時刻帯に基づいて、時刻変換手
段2が、国際標準時刻で記述された地図データベース3
内の時刻をローカル時刻に変換する。その結果、ローカ
ル時刻で記述された地図データベース4が作成される。
ここまでは、地理情報処理装置を設置したときに行なわ
れる。
【0028】以降の操作は、第1の実施の形態と同じで
ある。利用者が時刻手段8によって指定したローカル時
刻に存在する地物が、時刻管理手段5と地図抽出手段6
で検索抽出されて、出力装置7に地図表示されたり一覧
表示される。この構成では、利用者が時刻帯を設定する
操作が不要である。なお、通信装置を介して装置設置場
所の時刻帯情報を取得するようにしても、利用者が時刻
帯を設定することなく、ローカル時刻で地図データベー
スを利用できる。
【0029】上記のように、本発明の第2の実施の形態
では、地理情報処理装置を、位置検出手段の検出した装
置設置場所に基づいて時刻帯を判定して、国際標準時刻
で記述された地図データベースの時刻をローカル時刻に
変換してローカル時刻で記述された地図データベースを
作成し、指定ローカル時刻に存在する地物を抽出し、地
物の発生・消滅時刻をローカル時刻で出力する構成とし
たので、利用者が時刻帯を設定することなく、地物の発
生・消滅時刻をローカル時刻で出力できる。
【0030】(第3の実施の形態)本発明の第3の実施
の形態は、装置の設置場所の時刻帯を設定し、国際標準
時刻で記述された地図データベースに対して、指定ロー
カル時刻を国際標準時刻に変換して地物を抽出し、地物
の発生・消滅時刻をローカル時刻で出力する地理情報処
理装置である。
【0031】図3は、本発明の第3の実施の形態におけ
る地理情報処理装置の構成を示す図である。図3におい
て、時刻変換手段2は、時刻指定手段で指定されたロー
カル時刻を、時刻帯入力手段で設定された時刻帯に従っ
て国際標準時刻に変換する手段である。その他の基本的
要素は、第1の実施の形態と同じである。
【0032】上記のように構成された本発明の第3の実
施の形態における地理情報処理装置の動作を説明する。
時刻帯入力手段1で、装置設置場所のローカル時刻帯を
設定する。利用者が時刻指定手段8によって指定したロ
ーカル時刻を、時刻変換手段2で国際標準時刻に変換す
る。時刻管理手段5で、国際標準時刻を使って、国際標
準時刻地図データベース3の各地物の発生・消滅時刻を
判定する。地図抽出手段6で、指定時刻に存在する地物
を抽出する。出力装置7で、指定したローカル時刻に存
在する地物が地図表示されたり、一覧表示される。必要
に応じて、出力の前に時刻変換手段2によってローカル
時刻に変換して出力しても良い。予め、地図データベー
スの時刻を変換する必要がないために、記憶装置の容量
が少なくてすむ。一方、操作入力から出力までの間に時
刻変換を行うために処理時間が増加する。
【0033】上記のように、本発明の第3の実施の形態
では、地理情報処理装置を、装置の設置場所の時刻帯を
設定し、国際標準時刻で記述された地図データベースに
対して、指定ローカル時刻を国際標準時刻に変換して地
物を抽出し、地物の発生・消滅時刻をローカル時刻で出
力する構成としたので、ローカル時刻地図データベース
を作成することなく、地物の発生・消滅時刻をローカル
時刻で出力できる。
【0034】(第4の実施の形態)本発明の第4の実施
の形態は、設置場所のローカル時刻帯を設定し、ローカ
ル時刻で指定時刻を入力して国際標準時刻に変換し、国
際標準時刻とローカル時刻で地物の発生消滅時刻が記述
された混在時刻地図データベースを検索して指定時刻に
存在する地物を抽出し、地物の発生消滅時刻をローカル
時刻で出力する地理情報処理装置である。
【0035】図4は、本発明の第4の実施の形態におけ
る地理情報処理装置の構成を示す図である。図4におい
て、国際標準時刻とローカル時刻の混在する地図データ
ベース9は、地物の発生消滅時刻が国際標準時刻または
ローカル時刻で記述された地図データベースである。時
刻判定変換手段12は、時刻種別を判定しながら地図デー
タベース時刻を国際標準時刻に変換する手段である。
【0036】上記のように構成された本発明の第4の実
施の形態における地理情報処理装置の動作を説明する。
国際標準時刻とローカル時刻の混在する地図データベー
ス9には、自然現象や事故の発生のようなことに関する
時刻は国際標準時刻で記述され、営業時間のような生活
に密着した時刻はローカル時刻で記述されて、時刻種別
で区別されて格納されている。時刻帯入力手段1に設定
された時刻帯を基に、時刻判定変換手段12が、時刻種別
を判定しながら、地図データベース9の各々の時刻を国
際標準時刻に変換する。当然、国際標準時刻で記述され
ている地物の時刻は変換しない。
【0037】利用者が時刻指定手段8によって指定した
ローカル時刻を、時刻変換手段2で国際標準時刻に変換
する。時刻管理手段5が、時刻判定変換手段2で変換さ
れた国際標準時刻により各地物の発生・消滅時刻を判定
する。地図抽出手段6が、指定時刻に存在する地物を抽
出する。出力装置7で、指定したローカル時刻に存在す
る地物が地図表示されたり、一覧表示される。
【0038】特定の地域でしか意味のないデータは、ロ
ーカル時刻で記述しておくことにより、国際標準時刻と
ローカル時刻の混在する1つの地図データベースで地理
情報処理装置を構成することができ、ローカル時刻で操
作することができる。
【0039】上記のように、本発明の第4の実施の形態
では、地理情報処理装置を、設置場所のローカル時刻帯
を設定し、ローカル時刻で指定時刻を入力して国際標準
時刻に変換し、国際標準時刻とローカル時刻で地物の発
生消滅時刻が記述された混在時刻地図データベースを検
索して指定時刻に存在する地物を抽出し、地物の発生消
滅時刻をローカル時刻で出力する構成としたので、国際
標準時刻とローカル時刻の混在する1つの地図データベ
ースを利用して装置の構成を簡単にすることができる。
【0040】(第5の実施の形態)本発明の第5の実施
の形態は、抽出したデータを、出力時刻形式を指定する
判定テーブルに従って、国際標準時刻またはローカル時
刻で出力する地理情報処理装置である。
【0041】図5は、本発明の第5の実施の形態におけ
る地理情報処理装置の構成を示す図である。図5におい
て、判定テーブル10は、時刻の出力形式を指定するテー
ブルである。時刻判定変換手段12は、判定テーブルの指
示に従って時刻を変換する手段である。
【0042】上記のように構成された本発明の第5の実
施の形態における地理情報処理装置の動作を説明する。
地図データベース3には、全ての時刻が国際標準時刻で
格納されている。利用者は、予め時刻帯を設定する。利
用時には、時刻指定手段8によってローカル時刻を指定
する。設定された時刻帯に基づいて、時刻変換手段2
で、指定時刻を国際標準時刻に変換する。時刻管理手段
5で、地図データベース3を検索して、各地物の発生・
消滅時刻を判定する。地図抽出手段6で、指定時刻に存
在する地物を抽出する。
【0043】時刻判定変換手段12で、判定テーブル10の
指定に従い、地図データベース3から抽出したデータの
時刻を必要に応じて変換し、国際標準時刻またはローカ
ル時刻のいずれか指定の形式で出力する。出力装置7
に、利用者の指定した時刻に存在する地物が地図表示さ
れたり、一覧表示される。時刻の種類に応じて、国際標
準時刻とローカル時刻のいずれか指定された形式で出力
できる。
【0044】時刻判定変換手段を設けることで、地図デ
ータベース内は全て国際標準時刻で記述されていても、
それぞれの時刻の種類に応じて、国際標準時刻とローカ
ル時刻の適した形式で出力することが可能である。
【0045】上記のように、本発明の第5の実施の形態
では、地理情報処理装置を、抽出したデータを、出力時
刻形式を指定する判定テーブルに従って、国際標準時刻
またはローカル時刻で出力する構成したので、データに
ふさわしい形式で時刻を表示できる。
【0046】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
では、地理情報処理装置を、国際標準時刻で地物の発生
消滅時刻が記述された国際標準時刻地図データベース
と、設置場所のローカル時刻帯を設定する時刻帯入力手
段と、国際標準時刻地図データベースに記述された地物
の発生消滅時刻をローカル時刻に変換する時刻変換手段
と、ローカル時刻で地物の発生消滅時刻を記述してロー
カル時刻地図データベースを作成する手段と、ローカル
時刻で指定時刻を入力する時刻指定手段と、ローカル時
刻地図データベースを検索して指定ローカル時刻に存在
する地物を抽出する手段と、地物の発生消滅時刻をロー
カル時刻で出力する手段とを具備する構成としたので、
ローカル時刻での操作を可能としたまま、時刻帯の異な
る地域との地図データベースの交換が可能となるという
効果が得られる。
【0047】また、国際標準時刻で地物の発生消滅時刻
が記述された国際標準時刻地図データベースと、設置場
所のローカル時刻帯を設定する時刻帯入力手段と、ロー
カル時刻で指定時刻を入力する時刻指定手段と、指定時
刻を国際標準時刻に変換する時刻変換手段と、国際標準
時刻地図データベースを検索して指定時刻に存在する地
物を抽出する手段と、抽出した地物の発生消滅時刻をロ
ーカル時刻に変換する手段と、地物の発生消滅時刻をロ
ーカル時刻で出力する手段とを具備する構成としたの
で、ローカル時刻での操作を可能としたまま、国際標準
時刻で記述された地図データベースをそのまま利用する
ことが可能となるいう効果が得られる。
【0048】また、国際標準時刻とローカル時刻で地物
の発生消滅時刻が記述された混在時刻地図データベース
と、設置場所のローカル時刻帯を設定する時刻帯入力手
段と、ローカル時刻で指定時刻を入力する時刻指定手段
と、指定時刻を国際標準時刻に変換する時刻変換手段
と、混在時刻地図データベースを検索して指定時刻に存
在する地物を抽出する手段と、抽出した地物の発生消滅
時刻をローカル時刻に変換する手段と、地物の発生消滅
時刻をローカル時刻で出力する手段とを具備する構成と
したので、自然現象や事故に関する時刻は国際標準時刻
で記述でき、営業時間のように生活に密着した時刻はロ
ーカル時刻で記述でき、それぞれのデータに適した形式
で混在して地図データベースに格納することが可能とな
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における地理情報処
理装置の構成図、
【図2】本発明の第2の実施の形態における地理情報処
理装置の構成図、
【図3】本発明の第3の実施の形態における地理情報処
理装置の構成図、
【図4】本発明の第4の実施の形態における地理情報処
理装置の構成図、
【図5】本発明の第5の実施の形態における地理情報処
理装置の構成図、
【図6】従来の地理情報処理装置の構成図である。
【符号の説明】
1 時刻帯入力手段 2 時刻変換手段 3 国際標準時刻で記述された地図データベース 4 ローカル時刻で記述された地図データベース 5 時刻管理手段 6 地図抽出手段 7 出力装置 8 時刻指定手段 9 国際標準時刻とローカル時刻の混在する地図データ
ベース 10 判定テーブル 11 地図データベース 12 時刻判定変換手段 13 位置検出手段 14 時刻帯判定手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 国際標準時刻で地物の発生消滅時刻が記
    述された国際標準時刻地図データベースと、装置設置場
    所のローカル時刻帯を設定する時刻帯入力手段と、前記
    国際標準時刻地図データベースに記述された地物の発生
    消滅時刻を装置設置場所のローカル時刻帯に応じてロー
    カル時刻に変換する時刻変換手段と、ローカル時刻で地
    物の発生消滅時刻を記述してローカル時刻地図データベ
    ースを作成する手段と、ローカル時刻で指定時刻を入力
    する時刻指定手段と、前記ローカル時刻地図データベー
    スを検索して指定ローカル時刻に存在する地物を抽出す
    る手段と、地物の発生消滅時刻をローカル時刻で出力す
    る手段とを備えたことを特徴とする地理情報処理装置。
  2. 【請求項2】 位置検出手段で検出した装置設置場所に
    基づいてローカル時刻帯を判定する時刻帯判定手段を設
    けたことを特徴とする請求項1に記載の地理情報処理装
    置。
  3. 【請求項3】 通信手段を介して装置設置場所の時刻帯
    を取得する手段を設けたことを特徴とする請求項1に記
    載の地理情報処理装置。
  4. 【請求項4】 国際標準時刻で地物の発生消滅時刻が記
    述された国際標準時刻地図データベースと、装置設置場
    所のローカル時刻帯を設定する時刻帯入力手段と、ロー
    カル時刻で指定時刻を入力する時刻指定手段と、指定時
    刻を国際標準時刻に変換する時刻変換手段と、前記国際
    標準時刻地図データベースを検索して指定時刻に存在す
    る地物を抽出する手段と、抽出した地物の発生消滅時刻
    をローカル時刻に変換する手段と、地物の発生消滅時刻
    をローカル時刻で出力する手段とを備えたことを特徴と
    する地理情報処理装置。
  5. 【請求項5】 国際標準時刻とローカル時刻で地物の発
    生消滅時刻が記述された混在時刻地図データベースと、
    装置設置場所のローカル時刻帯を設定する時刻帯入力手
    段と、ローカル時刻で指定時刻を入力する時刻指定手段
    と、指定時刻を国際標準時刻に変換する時刻変換手段
    と、前記混在時刻地図データベースを検索して指定時刻
    に存在する地物を抽出する手段と、抽出した地物の発生
    消滅時刻をローカル時刻に変換する手段と、地物の発生
    消滅時刻をローカル時刻で出力する手段とを備えたこと
    を特徴とする地理情報処理装置。
  6. 【請求項6】 時刻の出力形式を指定する判定テーブル
    と、前記判定テーブルの指定に従って抽出データの時刻
    を変換する時刻判定変換手段とを設けたことを特徴とす
    る請求項4に記載の地理情報処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005345712A (ja) * 2004-06-02 2005-12-15 Fujitsu Ltd 表示方法

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