JP4599866B2 - 電気光学装置、電子機器 - Google Patents

電気光学装置、電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP4599866B2
JP4599866B2 JP2004095627A JP2004095627A JP4599866B2 JP 4599866 B2 JP4599866 B2 JP 4599866B2 JP 2004095627 A JP2004095627 A JP 2004095627A JP 2004095627 A JP2004095627 A JP 2004095627A JP 4599866 B2 JP4599866 B2 JP 4599866B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electro
liquid crystal
crystal display
frame
panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004095627A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005283826A (ja
Inventor
潔 松浦
裕介 中槇
摂内 清瀬
洋一 藤川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2004095627A priority Critical patent/JP4599866B2/ja
Publication of JP2005283826A publication Critical patent/JP2005283826A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4599866B2 publication Critical patent/JP4599866B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Description

本発明は、電気光学装置及びその製造方法、電子機器に関するものである。特に、この発明は、表示部を備えた電気光学装置及びその製造方法、電子機器に関するものである。
携帯電話やその他の移動体通信機器などの携帯機器は、表示媒体として液晶表示装置などの電気光学装置が必要不可欠である。このような携帯機器は、携帯性を重視するため軽量化、小型化、薄型化などが求められる。従って、液晶表示装置などの電気光学装置にも軽量化、小型化、薄型化などが求められる。そこで、このような要求に対応するため、従来の電気光学装置では、電気光学装置を構成する各部品を固定する際に、軽量化や薄型化の観点から、ビス等の固定部品を用いずに固定する場合がある。例えば、特許文献1では、液晶表示パネルとバックライトユニットを固定する際に、両面接着テープを用いている。これにより、ビス等の固定部品が不要になるため、軽量化を図ることができ、さらに、固定部品を使用するための高さを確保する必要が無いので、薄型化を図ることができる。
特開2002−98958号公報
しかしながら、両面接着テープでの各部品の固定は、固定する際に部品同士の相対的な位置関係がずれる虞がある。例えば、液晶表示パネルを他の部分に両面接着テープで接着した場合には、前記のように液晶表示パネルの位置がずれる虞がある。この液晶表示パネルには、情報を表示する表示部が形成されているが、このように液晶表示パネルに位置ずれが生じた場合には、この表示部が、当該液晶表示装置を備える機器に設けられ、前記表示部の視認用に形成された孔である表示部孔等と、ずれる虞がある。また、このように表示部と前記表示部孔とがずれた場合には、表示部の一部が表示部孔から外れてしまい、表示部の一部が視認できなくなる虞があるので、表示部孔の大きさを大きくする必要がある。しかし、表示部孔の大きさを大きくすると、表示部孔から液晶表示パネルの不要な部分まで視認できるようになり、外観が低下する虞があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、表示部を有する部品の位置ずれを抑制し、この部品の位置ずれに起因する表示部のずれを抑制することのできる電気光学装置を提供することを目的とする。また、この電気光学装置の製造方法、及びこの電気光学装置を用いた電子機器を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る電気光学装置は、電気光学材料が配置されてなる電気光学パネルと、前記電気光学パネルに対して可視光を照射する照光手段と、複数のフレーム形成部に分割され、且つ、複数の前記フレーム形成部を結合して一体に形成することにより前記電気光学パネル及び前記照光手段を共に保持するフレームと、を具備する電気光学装置であって、前記フレームには、前記電気光学パネルに対してそれぞれ交差する3方向に付勢力を与える3方向の付勢手段と、前記3方向の付勢手段が前記電気光学パネルに対して付勢する方向の各方向に位置する3方向の当接部と、が形成され、前記付勢手段及び前記当接部は、前記3方向のそれぞれにおいて、前記フレームの互いに対向する面に設けられるとともに、前記当接部となる面には前記付勢手段が形成されず、前記電気光学パネルは、前記3方向のそれぞれにおいて、前記付勢手段によって、前記フレームの前記付勢手段が形成された側から前記当接部側に向けた一方向に付勢されて位置決めされることを特徴とする。

これにより、電気光学パネルに対してそれぞれ交差する3方向の位置決めをすることにより、電気光学パネルをフレームの所定の位置に位置させることができる。即ち、付勢力を与える付勢手段によって、当該付勢手段が形成されるフレームと電気光学パネルの寸法誤差を吸収し、また、電気光学パネル自体の製造時の寸法誤差の吸収できる。前記電気光学パネルには表示部が形成されているが、このように各部の寸法誤差を付勢手段で吸収することにより、フレームと電気光学パネルとの相対的な位置関係を合わせることができ、表示部をフレームの所定の位置に位置させることができる。この結果、表示部を有する電気光学パネルの位置ずれを抑制し、電気光学パネルの位置ずれに起因する表示部のずれを抑制することができる、という効果を奏する。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記付勢手段と前記電気光学パネルとの間には、付勢手段からの付勢力を分散して前記電気光学パネルに付勢力を与える分散部材が設けられていることを特徴とする。これにより、付勢手段からの付勢力を分散部材で分散し、その付勢力を電気光学パネルの広い範囲で受けることができるので、電気光学パネルが受ける単位面積当たりの力は小さくなる。このため、電気光学パネルにガラス等の破損し易い材料を使用した場合で、そのガラス等の部分に対して付勢力を与える場合でも、単位面積当たりのガラス等への負荷が軽減するので、この部分の破損を抑制することができる。この結果、電気光学パネルの位置ずれを抑制する電気光学装置の、当該電気光学パネルの破損を抑制することができる、という効果を奏する。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記付勢手段と前記当接部とは、前記3方向の付勢手段の各方向の前記付勢手段と、前記3方向の当接手段のうちの前記各方向の付勢手段に対応する方向の前記当接部と、によって前記フレームに対する前記電気光学パネルの位置決めをする3方向の位置決め構造を構成しており、前記フレーム形成部には、3方向の前記位置決め構造のうちの1方向の前記位置決め構造が形成されていることを特徴とする。これにより、1つのフレーム形成部に対しては1方向の位置決め構造が形成されているだけなので、組立てが容易になる。即ち、フレーム形成部に電気光学パネルを組み込む際に、電気光学パネルに対して複数の方向の位置決めをする際には、同時に複数の方向に付勢力を与えつつ組み込まなければならないので、組立てが困難になる。そこで、1つのフレーム形成部に形成する位置決め構造は1方向とすることにより、同時に複数の方向の位置合わせをしつつ電気光学パネルをフレーム形成部に組み込む必要がないので、組立てが容易になる。この結果、表示部を有する電気光学パネルの位置ずれを抑制する電気光学装置の組立てが容易になる、という効果を奏する。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記電気光学パネルは表示面を有しており、前記表示面には偏光板が形成されており、前記3方向の付勢手段のうちの1方向の前記付勢手段は、前記表示面に交差する方向に前記電気光学パネルに対して付勢力を与える表示面方向付勢手段として形成されており、前記表示面方向付勢手段は、前記表示面のうち前記偏光板が形成されていない部分に付勢力を与えていることを特徴とする。これにより、表示面の偏光板に対して直接付勢力が与えられないので、電気光学パネルに付勢力を与えた場合の偏光板の変形を抑制できる。この結果、偏光板が変形することによる電気光学パネルの光学特性の悪化を抑制でき、電気光学パネルに付勢力を与えた場合でも視認性が低下しない、という効果を奏する。
また、本発明にかかる電子機器は、上記の発明のいずれかに記載の電気光学装置を備えたことを特徴とする。これにより、電気光学パネルの位置ずれが低減した電気光学装置を有する電子機器とすることができる。このように、電気光学パネルの位置ずれが低減されているので、当該電気光学パネルに形成された表示部の電子機器に対する位置ずれが低減でき、表示部の視認性に優れた、高品質な電子機器を得ることができる。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る電気光学装置の製造方法は、電気光学材料が配置されてなる電気光学パネルと、複数のフレーム形成部に分割され、且つ、複数の前記フレーム形成部を結合して一体に形成することにより前記電気光学パネルを保持するフレームと、を備える電気光学装置の製造方法であって、前記フレームには、前記電気光学パネルに対してそれぞれ交差する3方向に付勢力を与える3方向の付勢手段と、前記3方向の付勢手段が前記電気光学パネルに対して付勢する方向の各方向に位置する3方向の当接部と、が形成されており、1つの前記フレーム形成部に対しては、3方向の前記付勢手段のうちの1方向の前記付勢手段と、当該付勢手段の付勢する方向に位置する3方向の前記当接部のうちの1方向の前記当接部と、が形成されることにより3方向に形成される位置決め構造のうちの1方向の前記位置決め構造を形成する工程と、1方向の前記位置決め構造が形成された前記フレーム形成部に、前記位置決め構造によって前記電気光学パネルを当該位置決め構造の方向の位置決めをして係合する工程と、前記電気光学パネルが係合された前記フレーム形成部に形成された前記位置決め構造の方向と異なる方向の位置決め構造が形成された前記フレーム形成部を、前記電気光学パネルの位置決めをしつつ、当該電気光学パネルが係合された前記フレーム形成部と結合する工程と、を含むことを特徴とする。これにより、電気光学パネルをフレーム形成部に係合する際に、電気光学パネルは1方向にのみ位置合わせをすればよいので、組立てが容易になる。この結果、表示部を有する電気光学パネルの位置ずれを抑制する電気光学装置を容易に製造できる、という効果を奏する。
以下に、本発明に係る電気光学装置及び電子機器の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例により本発明が限定されるものではない。また、下記実施例における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、或いは実質的に同一のものが含まれる。また、以下の説明では、電気光学装置の一例として液晶表示装置を例に挙げて説明するが、これらの実施例により本発明が限定されるものではなく、エレクトロルミネッセンス装置、プラズマディスプレイ装置、電気泳動表示装置、電子放出素子を用いた装置などの電気光学装置にも適用することが可能である。また、以下の説明では、液晶表示装置の表示部側を上側、反対側の面の側を下側として説明する。さらに、以下の説明では、表示部を視認する方向をZ方向、LEDの照射方向をY方向、Y方向とZ方向との双方に直交する方向をX方向として説明する。
図1は、本発明に係る液晶表示装置の実施例1を示す斜視図である。電気光学装置の一例である液晶表示装置1は、電気光学パネルとして後述する液晶表示パネル10と、照光手段として後述するバックライトユニット20を、ステンレス等の金属材料で形成されるフレームである金属フレーム30で保持している。前記金属フレーム30は、複数のフレーム形成部から形成されており、上側に位置するフレーム形成部である上フレーム31と、下側に位置するフレーム形成部である下フレーム41とが結合して一体に形成されている。このように上フレーム31と下フレーム41とが結合して一体に形成することにより、金属フレーム30は前記液晶表示パネル10及びバックライトユニット20を保持している。この上フレーム31及び下フレーム41のそれぞれの位置は、上フレーム31は液晶表示装置1の上面側に位置しており、下フレーム41は液晶表示装置1の下面側に位置している。また、上フレーム31には、矩形の表示孔33が形成されており、この表示孔33の内側方向には、前記液晶表示パネル10が有する表示部11が位置している。また、上フレーム31と下フレーム41とを結合させた状態では、当該金属フレーム30は略直方体の形状で形成されている。この上フレーム31と下フレーム41とは、上フレーム31の側面34が下フレーム41の側面43の外側に位置するように形成されており、この側面34、43に形成された結合部36によって上フレーム31と下フレーム41とは結合している。
図2は、図1の液晶表示装置の分解斜視図である。上フレーム31と下フレーム41との間には液晶表示パネル10、バックライトユニット20及び分散部材となるスペーサー60が設けられている。前記上フレーム31は、ステンレスの薄い板によって形成されており、その上面32は略長方形の形状で形成されている。また、この上面32には、上記のように矩形状の表示孔33が形成されている。この上フレーム31は、上記長方形の4辺の各辺で折り曲げられ、上面32から下方に向けて形成された側面34を有している。この側面34には、前記結合部36の一部である結合孔37が形成されている。
図3は、X方向押え部の詳細図である。図4は、図3のA−A断面図である。前記側面34のうち、上記長方形の4辺のうちの長手方向の辺に形成される側面34は長側面35として形成されており、長側面35は互いに対向して2ヶ所に形成されている。この2ヶ所の長側面35のうちの一方の長側面35には、3方向の付勢手段のうちの1方向の付勢手段であるX方向押え部38が2つ形成されている。このX方向押え部38は、長側面35を正面から見た状態では、矩形状に切欠かれた部分の下方から上方に向けて板が形成されている。また、このX方向押え部38は、上記の板が長側面35よりも内側に位置するように曲げられており、内側方向に凸となるように湾曲した形状で形成されている。
図5は、上フレームを上面側から見た状態を示す図である。図6は、図5のA部詳細図である。図7は、図6のC−C断面図である。前記上面32に形成された表示孔33は、当該上面32の長手方向に片寄った位置に形成されており、また、この表示孔33の周囲の上面32には、3方向の付勢手段のうちの1方向の付勢手段であり、表示面方向付勢手段となるZ方向押え部39が形成されている。このZ方向押え部39が形成されている部分は、表示孔33の周囲の上面32のうち、前記長側面35に沿った部分の上面32と、表示孔33が片寄った方向に形成される上面32とに形成されている。このZ方向押え部39は、上面32を上方から見た状態では、矩形状に切欠かれた部分に、前記側面34に沿った方向に板が形成されている。また、このZ方向押え部39は、上記の板が上面32よりも内側に位置するように曲げられており、内側方向に凸となるように湾曲した形状で形成されている。
前記液晶表示パネル10は、電気光学材料が配置されることによって形成されており、長方形で厚さが薄い板状の形状で形成されている。また、この液晶表示パネル10には、フレキシブル配線基板25が実装されている。液晶表示パネル10は、当該液晶表示パネル10の形状を維持する部材としてガラスで形成されたガラス基板13が用いられており、このガラス基板13が上記のように長方形で厚さが薄い板状の形状で形成されている。また、この液晶表示パネル10の上面は表示面12として形成されており、この表示面12には偏光板14が形成されている。この偏光板14は、表示面12を形成する各辺から間隔を開けて内側方向に形成された矩形状の形状で形成されており、このため、表示面12は、偏光板14の周囲にガラス基板13が露出した状態で形成されている。前記表示部11は、当該液晶表示パネル10の、この偏光板14が形成されている部分に形成されている。また、フレキシブル配線基板25の、液晶表示パネル10の前記表示面12が形成されている面の反対側の面にはLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード(図示省略))が実装されたLED用フレキシブル配線基板(図示省略)が形成されている。このフレキシブル配線基板25には、前記液晶表示パネル10やLEDを駆動させる電気部品が搭載され、これらを電気的に接続する電気配線が形成されている。また、このフレキシブル配線基板25の端部には、外部の端子と接続可能な接続部26が設けられている。
前記バックライトユニット20は、プリズムシート(図示省略)、拡散シート(図示省略)、導光板(図示省略)及び反射シート(図示省略)が重ねられて形成されており、導光板の上側にプリズムシート及び拡散シートが重ねられ、導光板の下側には反射シートが重ねられて形成されている。これにより、液晶表示パネル10と前記バックライトユニット20とを上記のように金属フレーム30で一体に保持する際には、バックライトユニット20は、プリズムシート側の面を液晶表示パネル10側に向けて形成されている。このバックライトユニット20は、前記液晶表示パネル10と同様に長方形で厚さが薄い板状の形状で形成されており、その大きさは、前記液晶表示パネル10の大きさに近い大きさで形成されている。また、分散部材となるスペーサー60は、前記液晶表示パネル10の形状である長方形の長手方向の長さとほぼ同じ長さで形成されており、金属材料で形成された板状の形状で形成されている。
前記下フレーム41は、前記上フレーム31と同様にステンレスの薄い板によって形成されており、その下面42の形状は略長方形の形状で形成されている。この下面42を形成する長方形の4辺のうち、1つの短い方の辺の部分を除く3辺には、3辺の各辺で折り曲げられ、下面42から上方に向けて形成された側面43を有している。この側面43が形成されていない残りの1辺には、当該液晶表示パネル10を組立てた際に前記LEDを配置する部分であるLED配置部49と、前記バックライトユニット20が、この側面43が形成されていない側の辺の方向に移動することを規制する規制部48が形成されている。前記LED配置部49は、前記下面42と同一面上に、搭載するLEDの数と同数で形成されており、前記規制部48は、LED配置部49が形成されていない部分に下面42から上方に向けて形成された板状の形状で形成されている。前記側面43には、上フレーム31と下フレーム41とを一体に組立てた際に、上フレーム31の側面34に形成された前記結合孔37に対応する位置に、前記結合部36の一部である突起部46が形成されている。
前記側面43のうち、上記長方形の4辺のうちの長手方向の辺に形成される側面43は長側面44として形成されており、長側面44は互いに対向して2ヶ所に形成されている。また、上記のように3辺に形成される側面43のうち、2ヶ所の長側面44の間に形成される残りの側面43は短側面45として形成される。上記の2ヶ所の長側面44のうちの一方の長側面44には、上フレーム31の長側面35に形成されたX方向押え部38に対応する位置に逃げ部47が形成されている。この逃げ部47は、X方向押え部38と同様に2つ形成されており、その形状は、長側面44の上部から下方に向けて所定の幅で切欠かれた形状で形成されている。
図8は、Y方向押え部の詳細図である。図9は、図8のD−D矢視図である。下フレーム41の前記長側面44の、前記LED配置部49が形成される側の端部、即ち、前記短側面45が形成される側の端部と反対側の端部には、Y方向押え部50が形成されている。このY方向押え部50は、長側面44の一部が切欠かれ、当該長側面44から対向する長側面44側に折り曲げられて形成されている。さらに、この折り曲げられた部分が、前記短側面45の方向に凸となって湾曲した形状で形成されている。下フレーム41には、このY方向押え部50が、2ヶ所の長側面44の双方に形成されている。
この実施例1にかかる電気光学装置は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。前記液晶表示装置1を組立てる際には、まず、バックライトユニット20を下フレーム41に嵌め込む。その向きは、バックライトユニット20の反射シート側を下フレーム41の下面42側に向け、下フレーム41の2つの長側面44の間、及び短側面45と規制部48との間にバックライトユニット20が入り込むようにして、当該バックライトユニット20を下フレーム41に嵌め込む。
図10は、液晶表示パネルを下フレームに嵌め込んだ状態を示す図である。図11は、図10のE部詳細図である。図12は、図11のF−F矢視図である。次に、前記液晶表示パネル10を、バックライトユニット20の上から、前記下フレーム41に嵌め込む。その向きは、当該液晶表示パネル10に実装されているフレキシブル配線基板25が、Y方向押え部50方向に位置し、前記表示面12が上方を向く向きで嵌め込まれる。その際に、液晶表示パネル10はY方向押え部50と前記短側面45との間に入り込む。当該Y方向押え部50は弾力性を有しているため、液晶表示パネル10がこのようにY方向押え部50と前記短側面45との間に入り込むことによりY方向押え部50は液晶表示パネル10に当接し、液晶表示パネル10に対して短側面45の方向に付勢力を与える。Y方向押え部50によって付勢力を与えられた液晶表示パネル10は、短側面45に当接し、下フレーム41の長手方向、即ち、Y方向において固定され、Y方向の位置決めがされる。このように、短側面45は、液晶表示パネル10のY方向の位置決めがされるY方向当接部51として形成されている。また、これらにより、Y方向押え部50及びY方向当接部51は、液晶表示パネル10の、Y方向の位置決め構造として構成されている。なお、このように液晶表示パネル10が下フレーム41に嵌め込まれた場合には、前記LEDは、前記バックライトユニット20の側方に位置した状態となる。
図13は、スペーサーを入れた状態を示す図である。図14は、上フレームと下フレームとを結合させた状態を示す図である。図15は、図14のG部詳細図である。図16は、図15のH−H断面図である。次に、前記逃げ部47が形成されている側の長側面44と液晶表示パネル10との間に前記スペーサー60を入れる。その後、液晶表示パネル10の上から前記上フレーム31を被せる。このように、液晶表示パネル10の上から前記上フレーム31を被せる際には、液晶表示パネル10は下フレーム41に嵌め込まれているので、上フレーム31は液晶表示パネル10に被せると同時に下フレーム41に対しても被せられる。上フレーム31を下フレーム41に被せる際には、下フレーム41の各側面43の外側に、上フレーム31の側面34が位置する。また、この上フレーム31と下フレーム41とは、上フレーム31に形成された前記結合孔37と下フレーム41に形成された突起部46とを結合させることによって結合する。つまり、結合部36によって上フレーム31と下フレーム41とは結合される。なお、このように上フレーム31と下フレーム41とを結合する際には、前記フレキシブル配線基板25は、下フレーム41の下面42の下方に位置するように折り曲げられる。上フレーム31をこのように下フレーム41に結合させる際には、上フレーム31に形成されているX方向押え部38は、下フレーム41に形成された前記逃げ部47に入り込む。この逃げ部47が形成されている部分の内側方向には、前記スペーサー60が位置しており、X方向押え部38が逃げ部47に入り込むことにより、X方向押え部38はスペーサー60に当接する。
このX方向押え部38は弾力性を有しているため、X方向押え部38はスペーサー60に対して、前記逃げ部47が形成されている長側面44と対向する長側面44の方向に付勢力を与える。X方向押え部38によって付勢力を与えられたスペーサー60は、この付勢力の方向に位置する前記液晶表示パネル10に付勢力を与える。その際、スペーサー60は金属材料で形成されているので強度を有しており、2つのX方向押え部38からスペーサー60に与えられた付勢力は、スペーサー60と前記液晶表示パネル10とが接触している部分全体で液晶表示パネル10に伝えられる。X方向押え部38によってスペーサー60を介して付勢力を与えられた液晶表示パネル10は、下フレーム41の長側面44のうち、逃げ部47が形成されていない側の長側面44に当接する。さらに、このように前記長側面44に接触した液晶表示パネル10は前記長側面44に付勢力を与え、当該長側面44が形成されている下フレーム41全体が、付勢力が作用する方向に移動する。これにより、下フレーム41の前記長側面44は、上フレーム31の2ヶ所の長側面35のうち、X方向押え部38が形成されている長側面35と対向する長側面35と当接する。これにより、液晶表示パネル10はX方向において固定され、X方向の位置決めがされる。このため、上フレーム31の2ヶ所の長側面35のうち、X方向押え部38が形成されていない側の長側面35は、液晶表示パネル10のX方向の位置決めがされるX方向当接部40として形成されている。このように、X方向押え部38及びX方向当接部40は、液晶表示パネル10の、X方向の位置決め構造として構成されている。
図17は、図14のJ部詳細図である。図18は、図17のK−K断面図である。上フレーム31と下フレーム41とが結合される際には、上フレーム31は液晶表示パネル10の上方に位置するため、当該上フレーム31の上面32に形成されるZ方向押え部39は、液晶表示パネル10の表示面12の上部に位置する。このため、上フレーム31と下フレーム41とを結合すると、Z方向押え部39は、前記表示面12に当接し、液晶表示パネル10に付勢力を与える。その際に、液晶表示パネル10の表示面12には偏光板14が形成されているが、この偏光板14は表示面12を形成する各辺から間隔を開けて内側方向に形成されているため、前記Z方向押え部39は、この偏光板14の外側部分に付勢力を与える。つまり、表示面12の、偏光板14が形成されていない部分にはガラス基板13が露出して形成されているため、前記Z方向押え部39は、このガラス基板13に対して付勢力を与える。
ガラス基板13に対して付勢力を与えられた液晶表示パネル10は、下方に位置するバックライトユニット20に当接し、さらに、バックライトユニット20は、その下方に位置する下フレーム41の下面42に当接している。このため、Z方向押え部39から液晶表示パネル10に伝えられた付勢力はバックライトユニット20を介して下フレーム41の下面42に伝えられる。ここで、下フレーム41は上フレーム31と結合しているため、この状態では下フレーム41の下面42は前記Z方向押え部39に対して一定の位置に形成されている。これにより、液晶表示パネル10はZ方向において固定され、Z方向の位置決めがされる。このため、下フレーム41の下面42は、液晶表示パネル10のZ方向の位置決めがされるZ方向当接部52として形成されている。また、これらにより、Z方向押え部39及びZ方向当接部52は、液晶表示パネル10の、Z方向の位置決め構造として構成されている。
このように、液晶表示パネル10は、X方向押え部38とX方向当接部40、Y方向押え部50とY方向当接部51、Z方向押え部39とZ方向当接部52、の3方向の位置決め構造により、金属フレーム30に対して3方向の位置決めがされて当該金属フレーム30に保持されている。このように、液晶表示パネル10が位置決めされているので、液晶表示パネル10に形成される表示部11と、金属フレーム30に形成される表示孔33との相対的な位置関係を設定通りの位置関係にすることができる。これにより、表示部11は表示孔33に対して位置ずれをすることがなく、表示部11の全ての部分を表示孔33から視認することができる。具体的には、液晶表示パネル10は、Y方向には、下フレーム41のY方向当接部51に当接しており、X方向には、下フレーム41の長側面44を介して上フレーム31のX方向当接部40に当接することにより位置決めがされている。これにより、液晶表示パネル10はこのY方向当接部51とX方向当接部40を基準として位置決めがされる。
この液晶表示装置1の使用時には、前記LEDがバックライトユニット20の導光板の側面に対して光を照射し、この光が導光板、反射シート、拡散シート、プリズムシートの光学的な作用により、プリズムシートから液晶表示パネル10方向に照射される。液晶表示パネル10は、このバックライトユニット20からの光の透過光、及び外部から表示部11内に入った光の反射光を視認することによって、表示部11の情報を視認することができる。この表示部11は、上記のように表示孔33に対して位置ずれをしないで、表示部11の全ての部分を表示孔33から視認することができるように形成されているので、表示部11の全ての情報を外部から視認することができる。
以上の液晶表示装置1は、X方向押え部38とX方向当接部40によるX方向の位置決め構造、Y方向押え部50とY方向当接部51によるY方向の位置決め構造、Z方向押え部39とZ方向当接部52によるZ方向の位置決め構造の3方向の位置決め構造が形成されている。これにより、液晶表示パネル10は、金属フレーム30に対して全ての方向の位置決めがされる。また、この位置決め構造は、X方向押え部38、Y方向押え部50、Z方向押え部39が弾力性を有して液晶表示パネル10に付勢力を与えているが、これらの弾力性により、金属フレーム30と液晶表示パネル10との寸法誤差を吸収できる。また、この弾力性により、液晶表示パネル10自体の製造時の寸法誤差も吸収できる。このように、上記の各位置決め構造は、液晶表示パネル10の位置決めを行なうだけでなく、各寸法誤差も吸収できるので、より確実に位置決めを行なうことができる。また、液晶表示パネル10には表示部11が形成されており、金属フレーム30には表示孔33が形成されている。この液晶表示パネル10を上記のように位置決め構造によって確実に金属フレーム30に対して位置決めすることにより、表示部11は表示孔33に対して確実に位置決めがされる。この結果、表示部11を有する液晶表示パネル10の位置ずれを抑制し、液晶表示パネル10の位置ずれに起因する表示部11のずれを抑制することができる。また、このように液晶表示パネル10の位置ずれが抑制されているので、誰が組立てても同じ位置に組立てることができ、品質の向上を図ることができる。さらに、このように、液晶表示パネル10を3方向の位置決め構造で保持しているので、液晶表示パネル10を、より確実に金属フレーム30で保持することができる。
また、上記のように表示部11が表示孔33に対して確実に位置決めされるので、表示孔33を表示部11の位置ずれを考慮して大きめに形成する必要がない。表示部11が位置ずれをする可能性がある場合には、表示部11が表示孔33に対して位置ずれした場合に表示部11の一部が表示孔33から視認できなくなることを考慮して、表示部11が位置ずれした場合でも表示部11の全ての部分を視認できるように、表示孔33を大きめに形成する必要がある。このように表示部11に対して表示孔33を大きめに形成した場合には、表示孔33から表示部11以外の部分も視認できてしまい、外観の低下につながる可能性がある。そこで、上記のように表示部11が位置ずれしないように形成することにより、表示孔33を表示部11の大きさとほぼ同等の大きさで形成することができる。これにより、表示孔33からは、表示部11以外の部分はほとんど視認できなくなる。この結果、表示孔33から表示部11を見た場合の外観が向上する。
また、液晶表示パネル10は、当該液晶表示パネル10の形状を維持するものとしてガラス基板13が用いられているが、このガラス基板13はガラスによって形成されているため、外部からの負荷が加えられると破損する虞がある。そこで、この液晶表示パネル10とX方向押え部38との間にスペーサー60を設けることにより、X方向押え部38からの付勢力はスペーサー60に伝えられる。このスペーサー60に伝えられた付勢力は、スペーサー60と液晶表示パネル10とが接触している部分全体で液晶表示パネル10に伝えられるため、X方向押え部38からの付勢力はスペーサー60で分散されて液晶表示パネル10に伝えられる。これにより、スペーサー60から液晶表示パネル10に伝えられる付勢力による単位面積当たりの負荷は小さくなるため、付勢力を伝えられる部分がガラスで形成されている場合でも、この部分の破損を抑制することができる。この結果、液晶表示パネル10の位置ずれを抑制する液晶表示装置1の、当該液晶表示パネル10の破損を抑制することができる。
また、下フレーム41には、Y方向押え部50とY方向当接部51とからなるY方向位置決め構造が形成されており、上フレーム31には、X方向押え部38とX方向当接部40とからなるX方向位置決め構造が形成されている。また、Z方向位置決め構造は、Z方向押え部39が上フレーム31に形成されており、Z方向当接部52が下フレーム41に形成されているため、上フレーム31と下フレーム41とに分かれている。これにより、液晶表示パネル10を金属フレーム30に組み込む際に、液晶表示パネル10を下フレーム41に嵌め込むときはY方向の位置決めのみを行い、上フレーム31と下フレーム41とを結合するときはX方向の位置決めのみを行なう。また、Z方向の位置決めは、上フレーム31と下フレーム41とを結合することにより、自動的に行なわれる。従って、液晶表示パネル10を金属フレーム30に組み込む際に、同時に複数の方向の位置決めをする必要がないので、容易に組立てることができる。この結果、表示部11を有する液晶表示パネル10の位置ずれを抑制する液晶表示装置1の組立てが容易になる。
また、Z方向押え部39は、表示面12に対して付勢力を与えているが、この表示面12には偏光板14が形成されている。この偏光板14は、液晶表示パネル10の光学特性を決定する重要な部材であるが、この偏光板14に付勢力を与えると偏光板14は凹んで変形してしまい、この変形は付勢力が与えられている部分のみでなく、その周囲にまで広がる可能性がある。このため、その変形が表示部11にまで広がると、表示部11での表示の状態に影響を及ぼし、視認性が低下する虞がある。そこで、偏光板14を、表示面12を形成する各辺から間隔を開けて内側方向に形成し、偏光板14の周囲はガラス基板13が露出した状態にする。そして、前記Z方向押え部39は、この偏光板14の周囲のガラス基板13に対して付勢力を与えることにより、偏光板14に負荷を与えることなく液晶表示パネル10に対して付勢力を与えることができる。この結果、偏光板14が変形することによる液晶表示パネル10の光学特性の悪化を抑制でき、視認性を低下させずに液晶表示パネル10に付勢力を与えることができる。
また、液晶表示パネル10とバックライトユニット20とを、上フレーム31と下フレーム41とで覆い、この上フレーム31と下フレーム41とを結合することにより液晶表示パネル10及びバックライトユニット20を保持している。これにより、液晶表示装置1の組立て時に液晶表示パネル10とバックライトユニット20との間にゴミ等が侵入した場合でも、上フレーム31と下フレーム41との結合を外してゴミ等を除去することにより、液晶表示パネル10とバックライトユニット20を再使用できる。液晶表示パネル10とバックライトユニット20とを両面接着テープで接着した場合には、このようにこれらの間にゴミ等が侵入した場合にそのゴミ等を除去することができず、その液晶表示パネル10等は製品として使用不可能となっていた。そこで、これらを上記のように金属フレーム30で覆うことにより、使用可能としている。この結果、不良品が減少するため、歩留まりの向上を図ることができ、また、これにより製造コストの低減を図ることができる。
また、液晶表示パネル10とバックライトユニット20とを保持するフレームは、金属材料からなる金属フレーム30を使用しているため、液晶表示装置1の薄型化を図ることができる。即ち、金属フレーム30は、位置決め構造を兼ねている部分を有するため、所定の強度が必要である。このため、フレームを樹脂等の硬度の低い材料で形成した場合には、フレームの厚さを厚くしなければならない可能性があるが、このようにフレームを厚く形成すると、液晶表示装置1全体の厚さが厚くなってしまう。そこで、前記フレームとして、金属で形成された金属フレーム30を使用することにより、フレーム単体の厚さを薄くすることができ、これにより、液晶表示装置1全体の厚さを薄くすることができる。この結果、表示部11の位置ずれを抑制できる液晶表示装置1の薄型化を図ることができる。
図19は、実施例1の液晶表示装置の変形例を示す要部斜視図である。図20は、図19の液晶表示装置の要部断面図である。なお、実施例1の液晶表示装置1では、液晶表示パネル10の偏光板14は、表示面12を形成する各辺から間隔を開けて内側方向に形成し、Z方向押え部39は、この偏光板14の周囲のガラス基板13に付勢力を与えていたが、図19及び図20に示すように、偏光板72は表示面71全体に形成してもよい。この場合、表示面71とZ方向押え部39との間には、矩形の枠状の形状で形成されており、金属材料からなる表示面スペーサー75を入れる。これにより、Z方向押え部39から液晶表示パネル70に対する付勢力は、前記X方向押え部38に対するスペーサー60と同様に、表示面スペーサー75と液晶表示パネル70との接触部分全体に分散されて液晶表示パネル70に伝えられる。このため、液晶表示パネル70に伝えられる単位面積当たりの負荷は小さくなる。従って、偏光板72が表示面71全体に形成し、表示面スペーサー75に当接して表示面スペーサー75から偏光板72に付勢力が伝えられる場合でも、単位面積当たりの負荷が小さくなるので、付勢力が伝えられることによる偏光板72の変形を抑制できる。また、偏光板72は、表示面71の一部に形成するよりも、このように表示面71全体に形成する方が製造は容易になる。また、このように表示面スペーサー75を設けることにより、Z方向押え部39からの付勢力は分散して液晶表示パネル70に伝えられるので、上記のスペーサー60と同様に液晶表示パネル70のガラス基板の破損を抑制することができる。これらの結果、表示部の位置ずれを抑制する液晶表示装置の製造が容易になり、且つ、光学特性の悪化や液晶表示パネル70の破損を抑制することができる。
また、前記フレームは、金属材料以外の材料を用いてもよい、金属材料以外の材料を使用した場合でも、弾力性を有する付勢手段を形成することができ、位置決め構造の当接部が付勢力を受けても変形しないように所定の強度を有して形成されていればよい。液晶表示パネル10に付勢力を与え、この付勢力が与えられた液晶表示パネル10が各当接部に当接しても、当接部が変形しない程度の強度を有していれば、表示部11と表示孔33との位置合わせをすることができる。また、フレームを形成する材料として、樹脂等の軽量な材料を使用した場合には、フレームを軽量化することができ、これにより、液晶表示装置1全体の軽量化を図ることができる。
実施例2では、実施例1において説明した電気光学装置を備える電子機器の具体例について説明する。図21〜図23は、それぞれ、上述した本発明に係る電気光学装置を搭載した電子機器の例である。図21は、携帯電話の一例を示す斜視図である。この図21において100は携帯電話本体を示し、そのうち101はこの発明に係る電気光学装置からなる表示部である。図22は、腕時計型の電子機器の一例を示す斜視図である。この図22において110は時計機能を内蔵した時計本体を示し、111はこの発明に係る電気光学装置からなる表示部である。そして、図23は、ワードプロセッサ機やパーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置の一例を示す斜視図である。この図23において、120は携帯型情報処理装置を示し、122はキーボードなどの入力部、124は演算手段や記憶手段などが格納されている情報処理装置本体部、126はこの発明に係る電気光学装置からなる表示部である。
これらの電子機器に本発明にかかる電気光学装置を使用すれば、高品質な電子機器を実現することができる。なお、電子機器は、電気光学装置を搭載可能であれば、これらに限らない。従って、このような電気光学装置を備えた電子機器としては、図12に示される携帯電話、図13に示される腕時計型の電気機器、図14に示される携帯型情報処理装置の他に、例えば、デジタルスチルカメラ、車載用モニタ、デジタルビデオカメラ、ビューファインダ型またはモニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワークステーション、テレビ電話、POS端末機などの電気光学装置を備える電子機器を挙げることができる。
以上のように、本発明に係る電気光学装置は、表示部の位置決めをする場合に有用であり、特に、位置決めと同時に電気光学パネルの保持をする場合に適している。
本発明に係る液晶表示装置の実施例1を示す斜視図である。 図1の液晶表示装置の分解斜視図である。 X方向押え部の詳細図である。 図3のA−A断面図である。 上フレームを上面側から見た状態を示す図である。 図5のA部詳細図である。 図6のC−C断面図である。 Y方向押え部の詳細図である。 図8のD−D矢視図である。 液晶表示パネルを下フレームに嵌め込んだ状態を示す図である。 図10のE部詳細図である。 図11のF−F矢視図である。 スペーサーを入れた状態を示す図である。 上フレームと下フレームとを結合させた状態を示す図である。 図14のG部詳細図である。 図15のH−H断面図である。 図14のJ部詳細図である。 図17のK−K断面図である。 実施例1の液晶表示装置の変形例を示す要部斜視図である。 図19の液晶表示装置の要部断面図である。 電子機器の一例を示す図である。 電子機器の一例を示す図である。 電子機器の一例を示す図である。
符号の説明
1 液晶表示装置、10 液晶表示パネル、11 表示部、12 表示面、13 ガラス基板、14 偏光板、20 バックライトユニット、25 フレキシブル配線基板、26 接続部、30 金属フレーム、31 上フレーム、32 上面、33 表示孔、34 側面、35 長側面、36 結合部、37 結合孔、38 X方向押え部、39 Z方向押え部、40 X方向当接部、41 下フレーム、42 下面、43 側面、44 長側面、45 短側面、46 突起部、47 逃げ部、48 規制部、49 LED配置部、50 Y方向押え部、51 Y方向当接部、52 Z方向当接部、60 スペーサー、70 液晶表示パネル、71 表示面、72 偏光板、75 表示面スペーサー

Claims (5)

  1. 電気光学材料が配置されてなる電気光学パネルと、
    前記電気光学パネルに対して可視光を照射する照光手段と、
    複数のフレーム形成部に分割され、且つ、複数の前記フレーム形成部を結合して一体に形成することにより前記電気光学パネル及び前記照光手段を共に保持するフレームと、
    を具備する電気光学装置であって、
    前記フレームには、
    前記電気光学パネルに対してそれぞれ交差する3方向に付勢力を与える3方向の付勢手段と、
    前記3方向の付勢手段が前記電気光学パネルに対して付勢する方向の各方向に位置する3方向の当接部と、
    が形成され
    前記付勢手段及び前記当接部は、前記3方向のそれぞれにおいて、前記フレームの互いに対向する面に設けられるとともに、前記当接部となる面には前記付勢手段が形成されず、
    前記電気光学パネルは、前記3方向のそれぞれにおいて、前記付勢手段によって、前記フレームの前記付勢手段が形成された側から前記当接部側に向けた一方向に付勢されて位置決めされることを特徴とする電気光学装置。
  2. 前記付勢手段と前記電気光学パネルとの間には、付勢手段からの付勢力を分散して前記電気光学パネルに付勢力を与える分散部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。
  3. 前記付勢手段と前記当接部とは、前記3方向の付勢手段の各方向の前記付勢手段と、前記3方向の当接手段のうちの前記各方向の付勢手段に対応する方向の前記当接部と、によって前記フレームに対する前記電気光学パネルの位置決めをする3方向の位置決め構造を構成しており、
    前記フレーム形成部には、3方向の前記位置決め構造のうちの1方向の前記位置決め構造が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の電気光学装置。
  4. 前記電気光学パネルは表示面を有しており、
    前記表示面には偏光板が形成されており、
    前記3方向の付勢手段のうちの1方向の前記付勢手段は、前記表示面に交差する方向に前記電気光学パネルに対して付勢力を与える表示面方向付勢手段として形成されており、
    前記表示面方向付勢手段は、前記表示面のうち前記偏光板が形成されていない部分に付勢力を与えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電気光学装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の電気光学装置を備えたことを特徴とする電子機器。
JP2004095627A 2004-03-29 2004-03-29 電気光学装置、電子機器 Expired - Fee Related JP4599866B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004095627A JP4599866B2 (ja) 2004-03-29 2004-03-29 電気光学装置、電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004095627A JP4599866B2 (ja) 2004-03-29 2004-03-29 電気光学装置、電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005283826A JP2005283826A (ja) 2005-10-13
JP4599866B2 true JP4599866B2 (ja) 2010-12-15

Family

ID=35182292

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004095627A Expired - Fee Related JP4599866B2 (ja) 2004-03-29 2004-03-29 電気光学装置、電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4599866B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5061277B2 (ja) * 2005-11-21 2012-10-31 株式会社ジャパンディスプレイイースト 表示装置
KR100816812B1 (ko) * 2007-05-30 2008-03-26 (주)디지탈아이티에스 전광판용 프레임
US7760289B2 (en) 2007-06-27 2010-07-20 Epson Imaging Devices Corporation Electro-optic device, method of manufacturing electro-optic device and electronic equipment
US7859831B2 (en) 2007-06-27 2010-12-28 Epson Imaging Devices Corporation Electro-optical device and electronic apparatus
TW201022765A (en) * 2008-12-04 2010-06-16 Hannspree Inc Panel holding device and method
JP5165105B2 (ja) * 2009-03-31 2013-03-21 三菱電機株式会社 表示器固定構造
CN102954569B (zh) * 2011-08-19 2015-08-12 珠海格力电器股份有限公司 空调及其显示装置的固定结构
JP6124754B2 (ja) * 2013-09-30 2017-05-10 三菱電機株式会社 電子機器

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000148029A (ja) * 1998-11-13 2000-05-26 Yazaki Corp 表示装置
JP2000250014A (ja) * 1999-02-26 2000-09-14 Sanyo Electric Co Ltd 液晶表示装置及び液晶表示モジュール
JP2002090710A (ja) * 2000-09-18 2002-03-27 Sanyo Electric Co Ltd 平面パネル表示装置
JP2002116701A (ja) * 2000-08-04 2002-04-19 Sharp Corp 画像表示装置
JP2003215546A (ja) * 2002-01-24 2003-07-30 Hitachi Ltd 液晶表示装置
JP2004109734A (ja) * 2002-09-20 2004-04-08 Sharp Corp 液晶表示装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0688963A (ja) * 1992-09-08 1994-03-29 Rohm Co Ltd 液晶表示パネル
JP3286589B2 (ja) * 1998-01-30 2002-05-27 三洋電機株式会社 表示装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000148029A (ja) * 1998-11-13 2000-05-26 Yazaki Corp 表示装置
JP2000250014A (ja) * 1999-02-26 2000-09-14 Sanyo Electric Co Ltd 液晶表示装置及び液晶表示モジュール
JP2002116701A (ja) * 2000-08-04 2002-04-19 Sharp Corp 画像表示装置
JP2002090710A (ja) * 2000-09-18 2002-03-27 Sanyo Electric Co Ltd 平面パネル表示装置
JP2003215546A (ja) * 2002-01-24 2003-07-30 Hitachi Ltd 液晶表示装置
JP2004109734A (ja) * 2002-09-20 2004-04-08 Sharp Corp 液晶表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005283826A (ja) 2005-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4244942B2 (ja) 液晶装置、照明装置、および電子機器
US20070132909A1 (en) Liquid crystal display device
US8379163B2 (en) Display device
US8736785B2 (en) Liquid crystal display device and electronic device
JP4665983B2 (ja) 電気光学装置および電子機器
JP3613897B2 (ja) 液晶表示装置及びその使用機器
US20100045891A1 (en) Display device
KR20140135758A (ko) 백 라이트 유닛 및 액정표시장치
JP4257180B2 (ja) 両面表示型液晶表示装置
JP2007078926A (ja) 電気光学装置及び電子機器
JP4599866B2 (ja) 電気光学装置、電子機器
JP2006154132A (ja) 表示装置、表示装置を含む携帯電話および表示装置の製造方法
JP2009288322A (ja) 電子デバイス及び電子機器
JP2006235135A (ja) 液晶表示装置
JP2002107721A (ja) 液晶表示モジュールおよびこれを用いた電子機器
JP2009216810A (ja) 電気光学装置及び電子機器
JP2009139958A (ja) 液晶表示装置、電子機器
JP4470553B2 (ja) 電気光学装置及び電子機器
JP4941376B2 (ja) 照明装置、液晶装置、電子機器
JP2007256467A (ja) 電気光学装置、及び電子機器
JP3982170B2 (ja) 液晶表示モジュール用バックライト、液晶表示モジュールおよび電子機器
JP2005283825A (ja) 電気光学装置及び電子機器
JP4432569B2 (ja) 電気光学装置及び電子機器
JP2007292826A (ja) 液晶モジュール
JP3757779B2 (ja) 液晶表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060825

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070403

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090708

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090714

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090902

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100831

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100913

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131008

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees