JP4598918B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、図柄表示の変動結果に応じて大当たりを発生させる遊技機(パチンコ機等の弾球遊技機等)に関する。
【0002】
【従来の技術】
いわゆるセブン機や権利物など、図柄表示部における図柄の変動結果に応じて大当たりを発生させる遊技機においては、遊技客の大当たりに対する期待感を高めるために様々な表示演出を行うように構成されている。特に、リーチが発生したときは、大当たりの発生する可能性が最も高まる瞬間であり、多種多様なパターンのリーチ演出を行って遊技客の期待感を煽るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、逆に言えば、このリーチが発生しなかったときは、大当たりの可能性がなくなるため、その時点で遊技客は図柄変動に対する興味を失ってしまう。そして、リーチが発生しない図柄変動が続くと、遊技そのものに飽きて、遊技をやめてしまうという問題があった。
【0004】
この発明は、リーチが発生しないときであっても、遊技者が図柄変動に対する興味を失うことのない遊技機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
この発明は、大当たり抽選処理の結果が大当たりである場合は、図柄表示部に大当たり図柄を表示してから遊技者側に有利な特別状態を発生させる一方、結果がはずれである場合は、図柄表示部にはずれ図柄を表示するように構成された遊技機において、予告図柄を表示可能な予告図柄表示部を備え、結果が大当たりである場合は、特別状態を発生させるに際して、過去に図柄表示部で表示された過去のはずれ図柄の中から所定の確率で選択した1つのはずれ図柄を予告図柄として決定し、図柄表示部に大当たり図柄が表示される前に、予告図柄表示部に予告図柄を表示させ、結果がはずれである場合は、ランダムに選択した図柄を予告図柄として決定し、図柄表示部にはずれ図柄が表示される前に、予告図柄表示部に予告図柄を表示させるように制御することを特徴とする。
【0006】
また、過のはずれ図柄を表示する過去図柄表示部を設けることができる。さらに、図柄表示部において図柄変動が発生したタイミングで、予告図柄表示部に予告図柄を表示すること、あるいは所定のリーチ図柄が表示されたタイミングで、過去図柄表示部に過去図柄を表示すること、さらには所定の大当たり図柄が表示されたタイミングで、過去図柄表示部に過去図柄を表示することができる。
【0007】
このような遊技機によれば、遊技客は大当たりの可能性を知るために過去の図柄を覚えておかなければならないので、たとえリーチが発生しないときであっても、最後まで図柄表示部に注目するようになり、遊技に飽きることがない。
【0008】
また、過去図柄を表示する過去図柄表示部を設けることにより、遊技者の過去図柄を覚える負担を軽減される。また、図柄変動が発生したタイミング又はリーチが発生したタイミングで、過去図柄表示部に過去図柄を表示するようにすれば、大当たりやリーチが発生した際の図柄変動を、過去図柄を確認しながら見守ることができ、遊技者の興味がいっそう高まる。
【0009】
なお、この明細書でいう「図柄」とは、図形・絵・漫画等の図形的な表象を含むことはもちろん、文字・記号等も当然に包含する視覚的な表象としての概念であり、文字には数字(アラビア(算用)数字、漢数字、ローマ数字等)、ひらがな、カタカナ、アルファベット等を少なくとも含むことは言うまでもない。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に示す実施例を参照して説明する。
図1は、パチンコ遊技機の遊技台2を概略的に示すものであり、従来と同様のスタート入賞口4、図柄等を表示する表示部5、大当たり入賞口6を備える。スタート入賞口4に球が入ると、表示部5の図柄が変動し、この図柄変動が特定の結果(例えば「777」等)になると大当たりとなり、所定の条件で大当たり入賞口6が開いて球が入りやすい状態となる。また、表示部5の近傍には保留ランプ7が設けられ、遊技台2の上部には音源としてスピーカー8がある。
【0011】
図2は、遊技台2の制御装置10の概要を示すものである。CPU11は入力回路12、出力回路13、表示部駆動回路14、ROM15、RAM16、電源回路17、リセット回路18、情報出力部19と接続されている。CPU11は入力回路12に入力される信号等に基づき、ROM15に書き込まれている制御プログラムを読み出し、これを実行して上記の各回路や機能部を制御する。
【0012】
入力回路12へは、スタート入賞検出器21及び大入賞検出器22からの入賞信号が入力され、出力回路13からは、保留ランプ7、大当たり入賞口6及びスピーカー8等に対し、それぞれを制御する信号として、ランプ7の駆動、スピーカー8の駆動及び大入賞口(大当たり入賞口)6の開閉のための信号等が出力される。表示部駆動回路14はCPU11からの指令に従い、上記表示部5の表示形態を制御する。情報出力部19からは、当該遊技台2の出玉数、大当たり回数等の所定の実績データ等が集中管理装置23へ伝送される。
【0013】
図3は、この発明の一実施例を表示部5の表示形態に着目して示すものである。表示部5には、通常の大当たり図柄表示部5aに加え、その近傍(例えば下側に隣接して)に予告図柄表示部5bが設けられる。この予告図柄表示部5bは、大当たり図柄ではない別の予告図柄を表示するようになっている。具体的には、後述するようにスタート入賞口4に玉(遊技球)が入ったときに行う大当たり抽選の結果が大当たりであるときは、過去に図柄表示部で表示された図柄と所定の関係(例えば、一致関係)にある図柄を高確率で予告図柄表示部に表示させる一方、大当たりでないときはランダムに選択した図柄を予告図柄表示部に表示させる。
【0014】
これにより、表示部5の図柄変動でいわゆるリーチが生じなくても、遊技者は大当たりにならなかった過去の図柄(リーチにならなかった遊技者がいま見ている図柄)を覚えておく必要があり、リーチにならなくても遊技者を飽きさせない。つまり、一般には、表示部5の図柄変動の過程でいわゆるリーチ状態(一般には複数の図柄(例えば3図柄)が順次変動を停止していく過程で、最初の図柄及び次の図柄が大当たり図柄の2図柄と一致し、最後の図柄が一致すれば大当たりとなる状態)が生じれば、最後の図柄の変動結果に強い興味をもつが、逆にリーチにならなければ(最初(第1の)あるいは次の(第2の)変動図柄が大当たりの図柄と一致しなければ)、遊技者にとっては、もはや第2図柄又は最後(第3)の図柄の変動結果は見てもしようがないから、それらの図柄の変動には目がいかず、最後の図柄変動は機械的に終了をまつ状態となる。
【0015】
このような状況で、上述のように大当たりにならなかった(リーチにならなかった)はずれ図柄が、後に予告図柄表示部に表示される予告図柄との関係で大当たりが発生する可能性を遊技者に報知することとなる。従って、大当たりの発生する可能性が高いのか否かを知りたいと思う遊技者は、常にはずれ図柄に注目し表示されたはずれ図柄を記憶しておかなければならない。
【0016】
例えば、過去5回のはずれ図柄が「311」、「257」、「761」、「991」、「673」等であったと仮定し、いま予告図柄に「213」が表示されているとすれば、予告図柄と過去のはずれ図柄とは一致せず、大当たりの可能性は低い。一方、予告図柄が仮に「257」と表示されているとすれば、予告図柄「257」は過去のはずれ図柄の一つである「257」と一致するので、この際の大当たりの確率は通常(予告図柄と過去のはずれ図柄と一致しなかった場合)と比べて高くなる。
【0017】
なお、過去のはずれ図柄の「過去」をどこまでとするかは適宜定めることができる。上述のように最新の適数回又は連続的な複数回の過去(例えば5回)のはずれ図柄を採用する(過去6回以上前のはずれ図柄は無視する)こと、直前(最新過去1回)のはずれ図柄を採用すること、過去のはずれ図柄から無作為又は所定の条件(例えば1回又は複数回毎に、あるいは時間帯毎に1又は複数のはずれ図柄を抽出する等)により、過去のはずれ図柄を設定することができる。
【0018】
また、予告図柄をいつ、どのようなタイミングで、どのように表示するかについても種々設定可能である。例えば一例として、通常は予告図柄を表示しないで、スタート入賞口に入賞したとき(大当たり抽選時)に、予告図柄表示部5bに所定の予告図柄を表示し、大当たり抽選のための図柄変動が大当たり図柄表示部5aに表示されるのと併せて、遊技者が予告図柄表示部5bで予告図柄を視認できるようにする。そして、遊技者は過去のはずれ図柄を思い出しながら、大当たり抽選のための現在の図柄変動において、過去のはずれ図柄が予告図柄と一致しているかどうかを判断し、もし一致していれば現在の大当たり抽選において大当たりの確率が高くなっていることを認識することとなる。
【0019】
この例では、各大当たり抽選毎に、予告図柄を変えることができ、通常はスタート入賞口に入賞する毎に、予告図柄表示部には新たな予告図柄が表示される。なお、そのように大当たり抽選の1回毎に予告図柄を変える場合、予告図柄表示部には1回の大当たり抽選が終わった後に、次の大当たり抽選に用いる予告図柄を前もって表示し、その表示状態を継続して次のスタート入賞口に入賞した状態(大当たり抽選)を迎え、その大当たり抽選において既に表示状態が継続している予告図柄を用いるようにすることができる。
【0020】
別の例として、規定の複数回(N回)の大当たり抽選にわたって、同一の予告図柄を予告図柄表示部に表示し、そのN回毎に予告図柄表示部の予告図柄を更新していくことができる。あるいは、予め定めた単位時間内は、大当たり抽選あるいは大当たり抽選回数とは関係なく同一の予告図柄を表示し、その単位時間が終了して次の単位時間の時間帯に入ると、予告図柄が変更(更新)されるようにしてもよい。このように時間帯で予告図柄を変更する場合、時間の長さをランダムに又は一定の規則で設定して、同じ予告図柄が使用される時間帯の長さが変化するようにすることも可能である。
【0021】
次に、表示部5の別の実施例を図4に示す。
この例では、表示部5に、前述の大当たり図柄表示部5a及び予告図柄表示部5bの他に、最新の過去N回(例えば5回等)の大当たり抽選の際のはずれ図柄を表示する過去図柄表示部5cが設けられている。この過去図柄表示部5cは、互いに分割された表示窓(表示エリアを別個独立に備える複数の表示部)を有していてもよいし、一つの表示エリアに複数の過去図柄が隣接して表示されるものでもよい。
【0022】
このような過去図柄表示部5cを設けることにより、遊技者が過去のはずれ図柄を正確に覚えるために書き留めておく等の面倒なことを強いられることなく、予告図柄と過去のはずれ図柄との一致・不一致による興味を作業者に抱かせることができる。言い換えれば、過去のはずれ図柄を記憶するという遊技者の負担を軽減しつつ、大当たり図柄の変動時の、特にリーチが発生しない場合等の遊技者の興味を保持する効果がある。
【0023】
この例において、表示の流れとして、例えば図5に示すように、スタート入賞口に入賞して大当たり図柄の変動を開始するとともに、予告図柄表示部5bに予告図柄を表示する。その当初は、複数の過去図柄表示部5cに過去図柄を明かさないで(表示しないで)、大当たり図柄の変動中に、過去図柄表示部5cの過去図柄を順次(1個ずつ又は所定の複数個のグループ毎)開示して行くようにすることができる。また、リーチ発生を条件に、過去図柄を複数又は1つの過去図柄表示部5cに一斉に、若しくは順次(相前後して)開示してもよい。また、大当たり図柄の変動が停止した時点で、すべての過去図柄が最終的に開示されるようにすることができる。
【0024】
図5の例では、スタート入賞口に入賞して大当たり図柄の変動が開始される時点で、(a)に示すように、予告図柄表示部5bに所定の予告図柄(例えば「257」)が表示されるが、その時点で過去図柄表示部5cには過去図柄は開示されず、(b)のようにリーチ(状態)が発生すると、過去図柄表示部5cの全体のうちで特定の1又は複数の過去図柄表示部5cのみに(あるいは過去図柄表示部5cの一部のみとも言うことができる)1又は複数の過去図柄を開示し、(c)のように大当たり図柄の変動が停止した時点で、残る過去図柄が開示されるようになっている。
【0025】
上記のように、順次開示されてきた過去図柄の最後の1個又は最後の過去図柄グループが、大当たり図柄の変動停止時点で最終的に開示されてもよいし、その変動までは過去図柄表示部5cに過去図柄が一切開示されず(「?」、「過去図柄1」の記号、文字あるいは所定の図形的な表象等を表示するか、全くのブラックボックスとする)、大当たり図柄の変動の停止時点で、複数の過去図柄が一斉に開示されてもよい。さらには、大当たり図柄の変動とは関係なく、常に過去図柄表示部5cに過去図柄が開示された状態となっていて、大当たり図柄が変動する毎に、最新の過去N回の過去図柄を最新状態に更新する(最も古い過去図柄を外し、代わりに最も新しい過去図柄を組み込む)ことも可能である。
【0026】
次に、図6に基づいて予告図柄決定処理のルーチンの一例を説明する。
ステップ(以下、この略記をSとする)1でスタート入賞記憶があるかどうかが判断される。その前提として、前記スタート入賞口4に入賞があると、その事実が図2の制御装置10におけるRAM16等の記憶部に記憶される。スタート入賞の記憶があれば、S2において大当たり抽選処理が行われる。
【0027】
S3で大当たりと判断されると、S4〜S9の大当たりに伴う処理の流れとなり、他方、S3で大当たりでない(はずれ)と判断されれば、S11〜S15のはずれに伴う処理が実行される。
【0028】
大当たり処理のS4では、大当たり図柄が決定される。続くS5では予告図柄決定処理が実行される。例えば、RAM16等の記憶部に記憶されている最新の複数(例えば5つ)の過去図柄の中から1つを選択する処理を所定の確率で実行する。例えば、X%を複数の過去図柄の中から選択し、(100−X)%はその複数の過去図柄から選ぶのではなく、所定の乱数等を利用して過去図柄と関係ない図柄を予告図柄に決定する。より具体的には、例えば5回に4回は複数の過去図柄の中から予告図柄を選択し、5回に1回は過去図柄と関係なく乱数等で予告図柄を設定する。この場合、乱数的な設定図柄が偶然に過去図柄と一致する場合もあるが、それを除けば80%の確率で過去図柄が予告図柄に採用されることとなる。
【0029】
S6では上記のように決定(選択)された予告図柄を予告図柄表示部5bに表示する。さらにS7で、大当たり図柄表示部5aにおける図柄変動を生じさせる。このS7の図柄変動は大当たりになることが前提であるため、その大当たりの直前の状態(複数の図柄の最後の一つを除いて大当たり図柄と一致した状態)であるリーチ状態が必ず生じる。なお、図4の実施例では、S8において、上記記憶部に記憶されている過去複数の図柄(例えば過去5回のはずれ図柄等)を前述した所定のタイミングで過去図柄表示部5bに表示する。
【0030】
そして、S9で大当たり処理が実行され、具体的には大当たり表示部5aに所定の大当たり図柄(例えば777)が表示され、また図1の大当たり入賞口6が入賞容易状態を生じる。
【0031】
一方、大当たり処理ではない、つまりはずれ処理の場合は、S3の判断の後、S11においてはずれ図柄が決定される。この場合、最終的には大当たりにならないことが前提であるが、上記リーチ状態が生じるか生じないかは、S11のはずれ図柄の決定ルーチンで定まり、一定の確率でリーチ状態が生じるように図柄を決定する。一般的にはリーチになる確率と、リーチにならない確率とでは、後者の方が高いように設定される。
【0032】
その後、S12で予告図柄処理の決定ルーチンが実行され、このルーチンは前述したS5と同様に、例えば過去5回等の過去の複数回のはずれ図柄の中から、予告図柄を選択する場合と、乱数的にランダムに所定の図柄(例えば3桁の数字等)を決定する場合とを組み合わせることもできる。ただし、このはずれ処理の流れでは、ランダムに3桁の数字等、予告図柄を乱数的に又は無作為抽出的に決定することができる。この場合、そのランダムに決定された予告図柄が過去のはずれ図柄と偶然一致することがあるが、全体としてはS12で決定された予告図柄が過去複数回のはずれ図柄と一致する確率は低いと言える。
【0033】
言い換えれば、大当たり処理の流れの予告図柄決定処理では、決定の必要な回数の全部又は一部において、過去複数回のはずれ図柄の中から予告図柄を選択するため、所定の確率で予告図柄が過去図柄と一致する結果となるが、はずれ処理の流れでは、過去図柄の中から予告図柄を選択することを一切せず、ランダムに予告図柄を選択するという手法を採用するならば、はずれ処理の流れにおいて、大当たり処理の流れより予告図柄が過去図柄と一致する確率は低く、逆に言えば、大当たり処理の流れでははずれ処理の流れより、予告図柄が過去図柄と一致する確率が高くなるように、予告図柄の決定処理を行うと言うことができる。
【0034】
S12で予告図柄が決定すると、S13でその予告図柄が例えば図3又は図4ように表示され、S14で図柄変動処理が実行される。この流れでは大当たりにならないことが前提なので、S11で決定されたはずれ図柄が図柄変動の結果として最終的に表示されることとなる。また、図4の例では、S15において、過去の最新複数回(例えば過去5回)のはずれ図柄が所定のタイミングで、例えば1個の過去図柄毎に、あるいは図5で説明したように、所定数の過去図柄のグループ毎に相前後して表示されることなる。
【0035】
複数列(例えば3種等)のすべての図柄が変動状態にある場合は過去図柄はまったく表示せず、その複数列の1又は2以上の図柄の変動が終了(停止)しても、リーチ状態が生じなければ過去図柄は表示しない(表示してもよい)ようにすることもできる。リーチ状態が発生した段階で複数個の過去図柄の幾つか(例えば2個というように一部のみ)を表示し、複数の変動図柄のすべてが停止したら、複数の過去図柄のすべてを表示する(オープンにする)処理を、S15で行うことができる。
【0036】
他方、過去5回のはずれ図柄等、所定の複数個の過去図柄をすべて表示する場合を、大当たりの場合のみとし、リーチが生じたが大当たりにならなかった場合は、所定の複数個の過去図柄の全部は表示せず、リーチ状態の場合と同じ表示状態、例えば複数個の過去図柄の一部のみを表示した状態を継続することもできる。
【0037】
いずれにしても、S15の過去の図柄開示の処理、あるいは前記S9の大当たり処理の後、S10において過去図柄の更新処理が行われる。具体的には、RAM16等の記憶部に記憶されている複数個の過去図柄(例えば過去5回の図柄であって、はずれ図柄のみ、あるいは大当たり図柄もはずれ図柄も含んだもの)のうち、最も古い過去図柄を外し(記憶部からオーバーフローさせ)、最新の過去図柄を所定数の過去図柄の1つとして採用するためにRAM16等の記憶部に記憶する。いわば記憶部における過去図柄の内容を、図柄変動の1回毎に最新の過去図柄を含むようにシフトさせていき、N個の過去図柄を記憶するとすれば、現在は最新の過去図柄であっても、図柄変動がN回生じた後には、上記記憶部からは除外されることとなる。
【0038】
なお、図6の処理例において、S8やS15の過去の図柄開示の処理を省略し、それに対応して図3に示すように過去図柄表示部を省略し、簡略化された表示部を備えたものとしてもよい。その他、逐一説明は割愛するが、この発明はその趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更を施した態様で実施し得ることはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を概念的に示す簡略図。
【図2】それの制御装置の一例を示すブロック図。
【図3】表示部の一例を示す正面図。
【図4】表示部の別の例を示す正面図。
【図5】表示の具体例を示す説明図。
【図6】この発明の処理の一例を示すフローチャート。
【符号の説明】
4 スタート入賞口
5 表示部
5a 大当たり図柄表示部
5b 予告図柄表示部
5c 過去図柄表示部
6 大当たり入賞口

Claims (3)

  1. 大当たり抽選処理の結果が大当たりである場合は、図柄表示部に大当たり図柄を表示してから遊技者側に有利な特別状態を発生させる一方、前記結果がはずれである場合は、前記図柄表示部にはずれ図柄を表示するように構成された遊技機において、
    予告図柄を表示可能な予告図柄表示部を備え、
    前記結果が大当たりである場合は、前記特別状態を発生させるに際して、過去に前記図柄表示部で表示された過去のはずれ図柄の中から所定の確率で選択した1つのはずれ図柄を予告図柄として決定し、前記図柄表示部に前記大当たり図柄が表示される前に、前記予告図柄表示部に前記予告図柄を表示させ、
    記結果がはずれである場合は、ランダムに選択した図柄を予告図柄として決定し、前記図柄表示部に前記はずれ図柄が表示される前に、前記予告図柄表示部に前記予告図柄を表示させるように制御することを特徴とする遊技機。
  2. 前記過去のはずれ図柄を表示する過去図柄表示部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記図柄表示部において図柄変動が発生したタイミングで、前記予告図柄表示部に前記予告図柄を表示する請求項1又は2に記載の遊技機。
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