JP2009153602A - スロットマシン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】有効ライン設定手段61は、第1遊技状態では複数の図柄組合せラインのうち1つの特定ラインを有効ラインに設定し、第2遊技状態では特定ラインを無効ラインに設定する。遊技者には、特定ラインが有効ラインであるか無効ラインであるかを判断できないようにする。リール制御手段65は、第1遊技状態である場合において特定役に当選したときは、特定役に対応する図柄の組合せが特定ラインに停止する場合があるようにリール31を停止制御し、第2遊技状態である場合において特定役に当選していないときに、特定役に対応する図柄の組合せが特定ラインに停止する場合があるようにリール31を停止制御する。演出制御手段71は、特定役に対応する図柄の組合せが特定ラインに停止したときは、特定役が入賞したか否かの演出を出力するように制御する。
【選択図】図1
Description
さらに、5本の図柄組合せラインのうち、3本を有効ラインとし、2本を擬有効ラインに設定する場合には、当選役ごとに、5C2=10種類の停止位置決定テーブルが必要となる。
請求項1の発明は、複数種類の図柄を表示したリールを複数並設するとともに、各前記リールの一部の図柄が遊技者から見えるように形成した表示窓を備え、前記リールの停止時における図柄の並びラインであって図柄の組合せを形成させる図柄組合せラインを少なくとも複数有するスロットマシンであって、複数の前記図柄組合せラインのうち、役に対応する図柄の組合せが停止したときに、その役の入賞となる有効ラインと、役に対応する図柄の組合せが停止したときであっても、その役の入賞とならない無効ラインとを設定する有効ライン設定手段と、特定役を含む役の抽選を行う役抽選手段と、前記リールの回転を停止させるときに遊技者が操作するストップスイッチと、前記ストップスイッチが操作されたときに、前記役抽選手段による役の抽選結果に対応するように、前記リールの停止制御の範囲内において前記リールを停止制御するリール制御手段と、前記リールの停止時に、いずれかの役に対応する図柄の組合せが前記図柄組合せラインに停止したか否かを判断する停止図柄判断手段と、遊技状態として、少なくとも第1遊技状態及び第2遊技状態を有し、所定の移行条件を満たしたときに、前記第1遊技状態から前記第2遊技状態への移行、及び前記第2遊技状態から前記第1遊技状態への移行を制御する遊技状態制御手段と、遊技中における演出を出力する演出制御手段とを備え、前記有効ライン設定手段は、前記第1遊技状態では複数の前記図柄組合せラインのうち少なくとも1つの特定ラインを前記有効ラインに設定するとともに、前記第2遊技状態では前記特定ラインを前記無効ラインに設定し、遊技者には、前記特定ラインが前記有効ラインであるか前記無効ラインであるかを判断できないようにし、前記リール制御手段は、前記第1遊技状態である場合において、前記役抽選手段で前記特定役に当選したときは、前記特定役に対応する図柄の組合せが前記特定ラインに停止する場合があるように前記リールを停止制御するとともに、前記第2遊技状態である場合において、前記役抽選手段で特定役に当選していないときに、前記特定役に対応する図柄の組合せが前記特定ラインに停止する場合があるように前記リールを停止制御し、前記演出制御手段は、前記停止図柄判断手段により前記特定役に対応する図柄の組合せが前記特定ラインに停止したと判断されたときは、前記特定役が入賞したか否かの演出を出力するように制御することを特徴とする。
上記発明においては、第1遊技状態では、少なくとも1つの特定ラインが有効ラインに設定され、第2遊技状態では、特定ラインが無効ラインに設定される。
そして、第1遊技状態である場合において特定役に当選したときは、特定役に対応する図柄の組合せが特定ラインに停止する場合があるように制御され、第2遊技状態である場合において特定役に当選していないときに、特定役に対応する図柄の組合せが特定ラインに停止する場合があるように制御される。また、特定役に対応する図柄の組合せが特定ラインに停止したと判断されたときは、特定役が入賞したか否かの演出が出力される。
さらにまた、第1〜第4実施形態では、特定ラインは、図柄組合せラインL2であり、特定役は、特別役(BB又はRB)である。
さらに、請求項3の発明は、第2実施形態に相当し、請求項4の発明は、第1実施形態に相当する。また、請求項5の発明は、第3実施形態に相当し、請求項6及び請求項7の発明は、第1〜第3実施形態に相当する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態におけるスロットマシン10の制御の概略を示すブロック図である。
スロットマシン10の遊技制御手段60は、スロットマシン10の全体を制御する手段であり、役の抽選、リール31の駆動制御、入賞時の払出し、及び演出の出力等を制御するものである。遊技制御手段60は、制御基板(図示せず)上に設けられており、演算等を行うCPU、遊技の進行等や演出の出力に必要なプログラム等を記憶しておくROM、CPUが各種の制御を行うときに取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等を備える。
図1において、遊技制御手段60の入力側には、メダル検知センサ13、ベットスイッチ40、スタートスイッチ41、及びストップスイッチ42が電気的に接続されている。
ベットスイッチ40は、遊技者が貯留メダルを当該遊技のために投入するときに操作するスイッチである。したがって、ベットスイッチ40の操作は、メダル投入口12からメダルを投入することと同様の役割を果たす。
また、スタートスイッチ41は、リール31を始動させるときに遊技者が操作するスイッチである。
さらにまた、ストップスイッチ42は、3つのリール31に対応して3つ設けられ、対応するリール31を停止させるときに遊技者が操作するスイッチである。
モータ(ステッピングモータ)32は、リール31を回転させるためのものであり、リール31の回転中心部に連結されており、遊技制御手段60によって制御される。ここで、リール31は、略中空円筒形状に形成され、本実施形態では横方向に並列に3つ設けられている(左リール31、中リール31、及び右リール31)。そして、左リール31を停止させるときに操作するストップスイッチ42が左ストップスイッチ42であり、中リール31を停止させるときに操作するストップスイッチ42が中ストップスイッチ42であり、右リール31を停止させるときに操作するストップスイッチ42が右ストップスイッチ42である。
ここで、「図柄組合せライン」とは、リール31の停止時における図柄の並びラインであって図柄の組合せを形成させるラインである。本実施形態では、水平方向の上段、中段及び下段にそれぞれ設けられた水平方向の3本の図柄組合せラインL1〜L3と、右下がり及び右上がりの斜め方向の2本の図柄組合せラインL4及びL5との合計5本から構成されている。そして、各リール31の上下に連続する3図柄は、それぞれ1以上の図柄組合せラインL1〜L5上に位置している。
ここで、「有効ライン」とは、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止したときに、その役の入賞となるラインである。
一方、「無効ライン」とは、図柄組合せラインのうち、有効ラインとして設定されないラインであって、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止した場合であっても、その役に応じた利益の付与(メダルの払出し等)を行わないラインである。すなわち、無効ラインは、そもそも図柄の組合せの成立対象となっていないラインである。
これに対し、RT遊技では、図柄組合せラインL1、L3〜L5の4本を有効ラインに設定して遊技を行うようになっている。すなわち、図柄組合せラインL2は、無効ラインとなる。
ランプ21は、スロットマシン10の演出用のランプであり、所定の条件を満たしたときに、それぞれ所定のパターンで点灯する。なお、ランプ21には、各リール31の内周側に配置され、リール31に表示された図柄(表示窓11から見える上下に連続する3図柄)を背後から照らすためのバックランプ(図示せず)や、スロットマシン10のフロントマスク部に配置され、役の入賞時や演出出力時等に点滅する上部ランプ及びサイドランプ(図示せず)等が含まれる。
さらにまた、画像表示装置23は、液晶ディスプレイやLEDドットディスプレイ等からなるものであり、遊技中に各種の演出画像や所定の情報等を表示するものである。
なお、演出出力機器は、上記に限定されるものではない。
なお、他の特別役として、MB(ミドルボーナス。2BB(第2種ビックボーナス)ともいう。)、SB(シングルボーナス)が挙げられるが、本実施形態では設けられていない。
さらに、リプレイとは、再遊技役であって、当該遊技で投入したメダル枚数を維持した再遊技が行えるようにした役である。
そして、全てのリール31の停止時に、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止し、その役の入賞となったときは、その役に対応する枚数のメダルが払い出される。なお、BB、RB、及び小役4の入賞時の払出しはない。また、リプレイの入賞時は、メダルが自動投入される。
また、小役4は、遊技状態移行役(遊技状態を、それまでの遊技状態から他の遊技状態に移行させる役割を有する役)であり、その詳細は、後述する。
持ち越される役としては、特別役(BB及びRB)が挙げられる。BB又はRBに当選したときは、リール31の停止時に、BB又はRBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまでの遊技において、BB又はRBの当選を次遊技以降に持ち越すように制御される。
役抽選テーブル63Aには、BB、RB、小役1、小役2、小役3、小役4及びリプレイの当選領域及び非当選領域が設けられている。
特別役当選持越し手段64は、特別役であるBB又はRBに当選したときに、そのBB又はRBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまで(BB又はRBが入賞するまで)の遊技において、BB又はRBの当選を次遊技以降に持ち越すように制御するものである。
図示しないが、特別役ごとに特別役フラグが設けられており、例えばBBの当選時にはBBに係る特別役フラグがオンとなり、BBが入賞したときはオフにされる。
図6は、停止位置決定テーブル66(左リール31のリプレイテーブルの例)を示す図である。図6に示すように、停止位置決定テーブル66は、リール31の停止受付け位置(停止受付け時の図柄番号)、移動図柄数、停止位置との関係を定めている。なお、図6では、図柄配列(図2で示した左リール31の図柄配列)を併せて示している。
図6の停止位置において、「↑」は、その位置では図柄は停止せず、移動制御されることを意味し、「○」は、その位置で図柄が停止することを意味している。
以上のようにして、リプレイテーブルでは、左リール31が停止するときは、常に、「RP」の図柄がいずれかの有効ライン上に停止するように、リール31の停止位置が定められている。
先ず、BBテーブルは、当該遊技でBBに当選したこと、又は当該遊技以前の遊技でBBに当選し、かつ当該遊技では非当選であることを条件として用いられ、リール31の停止制御の範囲内においてBBに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるとともに、BB以外の役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
RBテーブルについても、上記BBテーブルと同様であり、BBテーブルにおける「BB」を、「RB」と読み替えたものに相当する。
また、小役2テーブル、小役3テーブル、小役4テーブル、及びリプレイテーブルについても、上記の小役1テーブルと同様であり、小役1テーブルにおける「小役1」を、「小役2」、「小役3」、「小役4」、及び「リプレイ」と読み替えたものに相当する。
さらに、「ベル」及び「RP」が、いずれも5図柄以内の間隔で配置されているので、小役4の当選時には、常に、当選した小役4に対応する図柄の組合せ(「RP」−「ベル」−「RP」)を、所望の有効ラインに停止できるように設定されている
図7において、遊技状態制御手段69は、通常遊技(非内部中)において小役4に当選し、小役4に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、次遊技から、RT遊技(非内部中)に移行するように制御する。
さらにまた、遊技状態制御手段69は、通常遊技中(非内部中)又はRT遊技(非内部中)において特別役に当選したときは、通常遊技(内部中)に移行するように制御する。
なお、RT遊技中や通常遊技(内部中)においても小役4が抽選されるので、小役4が入賞する場合があり得るが、この場合には遊技状態は移行しない。
さらに、通常遊技(内部中)において特別役が入賞すると、特別遊技に移行する。そして、特別遊技の終了後は、通常遊技(非内部中)に移行する。
特別遊技制御手段70は、BBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、通常遊技からBB遊技に移行させる。
ここで、役抽選テーブル63Dが用いられると、ほぼ毎遊技、小役3が当選・入賞して、10枚のメダルの払出しを受けることとなる。したがって、ほぼ毎遊技、3枚のメダルを投入して10枚のメダルの払い出しを受けるため、1遊技あたりの純増枚数は約7枚となる。よって、BB遊技は、出玉率(メダル投入枚数に対する払出し枚数の期待値)が1を大きく上回る遊技となる。後述するRB遊技も同様である。
そこで、本実施形態では、特別遊技制御手段70は、BB遊技中に払い出されたメダル枚数をカウントし、毎遊技、払い出された枚数を更新し続ける。
そして、特別遊技制御手段70は、カウントされた払出し枚数が450枚以上となったと判断したときは、BB遊技の終了条件を満たすと判断する。
RB遊技では、BB遊技と同様に、役抽選テーブル63Dを用いて役の抽選が行われる。
そこで、本実施形態では、特別遊技制御手段70は、RB遊技中の役の入賞回数及び遊技回数をカウントし、毎遊技、役の入賞回数及び遊技回数を更新し続ける。
そして、特別遊技制御手段70は、役の入賞回数が8回に到達するか、又は遊技回数が12回に到達したと判断したときは、RB遊技の終了条件を満たすと判断する。
演出制御手段71は、遊技ごとに、役抽選手段62による役の抽選結果に基づいて、演出パターンを選択する。特に本実施形態では、複数種類の演出パターンが予め設けられている。そして、演出制御手段71は、遊技の開始時等に、役抽選手段62による役の抽選が行われた後、ソフトウェア乱数を用いた抽選によっていずれか1つの演出パターンを選択する。
演出パターンは、遊技の進行に伴って、どのようなタイミングで(スタートスイッチ41の操作時や各ストップスイッチ42の操作時等)、どのような演出を出力するか(ランプ21をどのように点灯、点滅又は消灯させるか、スピーカ22からどのようなサウンドを出力するか、及び画像表示装置23にどのような画像を表示させるか等)を定めたものである。
そして、演出制御手段71は、選択した演出パターンに従い、所定のタイミングで演出出力機器から演出を出力するように制御する。
先ず、(1)BBテーブルが用いられた遊技において、全てのリール31の停止時に、有効ラインL2にBBに対応する図柄の組合せが停止したとき、(2)RBテーブルが用いられた遊技において、全てのリール31の停止時に、有効ラインL2にRBに対応する図柄の組合せが停止したとき、(3)非当選2テーブルが用いられた遊技において、全てのリール31の停止時に、BB又はRBに対応する図柄の組合せが無効ラインL2に停止したときは、特別役が入賞したか否かの演出を出力するように制御する。なお、上記の停止図柄の判断は、停止図柄判断手段67が行う。
これに対し、演出制御手段71は、上記(3)のときは、特別役が入賞したか否かの演出の最後に、特別役が入賞していない旨の演出を出力する。すなわち、図柄組合せラインL2は、有効ラインではない(無効ラインである)旨の演出を出力するように制御する。
このため、図柄組合せラインL2に、特別役に対応する図柄の組合せが停止したときでも、図柄組合せラインL2が有効ラインであるか否かは、演出を最後まで見ないと判断できない。
第2実施形態では、第1実施形態のように、RT遊技における役抽選テーブル63Cの非当選領域が非当選1と非当選2とに分けられておらず、通常遊技と同様に1つの非当選領域を備える。
そして、RT遊技において非当選であったときは、リール制御手段65は、非当選1テーブルを用いるか、又は非当選2テーブルを用いるかをソフトウェア乱数を用いた抽選によって決定する。例えば、1/50の確率で非当選2テーブルが用いられるように設定することが挙げられる。
このように設定しても、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
第3実施形態では、第2実施形態と同様に、RT遊技における役抽選テーブル63Cの非当選領域が1つに設定されている。また、RT遊技の非当選時に用いられる非当選テーブルは、ほとんどの場合が、いずれの役に対応する図柄の組合せも有効ラインL1、L3〜L5、及び無効ラインL2に停止しないようにリール31の停止位置を定めているが、リール31の位置が特定の範囲内(図柄の移動数が1図柄以内)にある瞬間にストップスイッチ42が操作されたときは、特別役に対応する図柄の組合せが無効ラインL2に停止するようにリール31の停止位置を定めている。
図8において、特別役に係る図柄が表示窓11の上段又は中段を通過する直前にストップスイッチ42が操作されたときに限り、特別役に係る図柄が中段に停止するようにリール31の停止図柄が定められている。例えば、1番の「7」の図柄が中段を通過する直前にストップスイッチ42が操作されれば、リール31の停止制御時の移動図柄数が0となり、1番の「7」の図柄が中段に停止する。
6番の「BAR」、12番の「7」、19番の「BAR」の図柄も同様に設定されている。
このように設定すれば、非当選テーブルが用いられたときでも、特別役に対応する図柄の組合せが無効ラインL2に停止する頻度を低く設定することができる。
図9は、第4実施形態における左リール31の図柄配列を示す図である。図9に示すように、「チェリー」の図柄は、特別役に係る図柄の隣に配置されている。すなわち、2番の「チェリー」の図柄は1番の「7」の図柄の隣に配置され、17番の「チェリー」の図柄は、18番の「BAR」の図柄の隣に配置されている。
さらに、通常遊技(非内部中)は、図柄組合せラインL1〜L5の全てが有効ラインに設定される。これに対し、通常遊技(内部中)は、図柄組合せラインL1、L3〜L5が有効ラインとなり、図柄組合せラインL2は、無効ラインに設定される。
RBテーブルについても、上記BBテーブルと同様であり、BBテーブルにおける「BB」を、「RB」と読み替えたものに相当する。
以上のようにして、「チェリー」の図柄が図柄組合せラインL2に停止したときは、特別役に当選しているか否かの演出が出力されるので、遊技者は、「チェリー」の図柄が図柄組合せラインL2に停止したときには、特別役の当選を期待することができる。
(1)例えば、本実施形態では遊技媒体としてメダルを用いたが、遊技球を用いたスロットマシン(パロット)等、メダル以外の遊技媒体を用いるスロットマシンであっても本発明を適用することができる。
11 表示窓
12 メダル投入口
13 メダル検知センサ
21 ランプ
22 スピーカ
23 画像表示装置
31 リール
32 モータ
40 ベットスイッチ
41 スタートスイッチ
42 ストップスイッチ
60 遊技制御手段
61 有効ライン設定手段
62 役抽選手段
63(63A〜63D) 役抽選テーブル
64 特別役当選持越し手段
65 リール制御手段
66 停止位置決定テーブル
67 停止図柄判断手段
68 払出し手段
69 遊技状態制御手段
70 特別遊技制御手段
71 演出制御手段
L1〜L5 図柄組合せライン(有効ライン又は無効ライン)
Claims (7)
- 複数種類の図柄を表示したリールを複数並設するとともに、各前記リールの一部の図柄が遊技者から見えるように形成した表示窓を備え、
前記リールの停止時における図柄の並びラインであって図柄の組合せを形成させる図柄組合せラインを少なくとも複数有するスロットマシンであって、
複数の前記図柄組合せラインのうち、役に対応する図柄の組合せが停止したときに、その役の入賞となる有効ラインと、役に対応する図柄の組合せが停止したときであっても、その役の入賞とならない無効ラインとを設定する有効ライン設定手段と、
特定役を含む役の抽選を行う役抽選手段と、
前記リールの回転を停止させるときに遊技者が操作するストップスイッチと、
前記ストップスイッチが操作されたときに、前記役抽選手段による役の抽選結果に対応するように、前記リールの停止制御の範囲内において前記リールを停止制御するリール制御手段と、
前記リールの停止時に、いずれかの役に対応する図柄の組合せが前記図柄組合せラインに停止したか否かを判断する停止図柄判断手段と、
遊技状態として、少なくとも第1遊技状態及び第2遊技状態を有し、所定の移行条件を満たしたときに、前記第1遊技状態から前記第2遊技状態への移行、及び前記第2遊技状態から前記第1遊技状態への移行を制御する遊技状態制御手段と、
遊技中における演出を出力する演出制御手段と
を備え、
前記有効ライン設定手段は、前記第1遊技状態では複数の前記図柄組合せラインのうち少なくとも1つの特定ラインを前記有効ラインに設定するとともに、前記第2遊技状態では前記特定ラインを前記無効ラインに設定し、
遊技者には、前記特定ラインが前記有効ラインであるか前記無効ラインであるかを判断できないようにし、
前記リール制御手段は、
前記第1遊技状態である場合において、前記役抽選手段で前記特定役に当選したときは、前記特定役に対応する図柄の組合せが前記特定ラインに停止する場合があるように前記リールを停止制御するとともに、
前記第2遊技状態である場合において、前記役抽選手段で特定役に当選していないときに、前記特定役に対応する図柄の組合せが前記特定ラインに停止する場合があるように前記リールを停止制御し、
前記演出制御手段は、前記停止図柄判断手段により前記特定役に対応する図柄の組合せが前記特定ラインに停止したと判断されたときは、前記特定役が入賞したか否かの演出を出力するように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1に記載のスロットマシンにおいて、
前記演出制御手段は、前記第1遊技状態又は前記第2遊技状態において、前記役抽選手段で前記特定役に当選し、前記停止図柄判断手段により前記特定役に対応する図柄の組合せが前記特定ライン以外の前記有効ラインに停止したと判断されたときは、前記特定役の入賞が確定した旨の演出を出力するように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1又は請求項2に記載のスロットマシンにおいて、
前記リール制御手段は、
前記役抽選手段による役の抽選結果に基づいて、前記ストップスイッチが操作された瞬間の前記リールの位置に対応する停止位置を定めた停止位置決定テーブルを選択するとともに、選択した前記停止位置決定テーブルに従って前記リールを停止制御し、
前記第2遊技状態である場合において、前記役抽選手段でいずれの役にも当選しなかったときは、前記リールの停止制御の範囲内において前記特定役に対応する図柄の組合せを前記特定ラインに停止させるように前記リールの停止位置を定めた特定停止位置決定テーブルを選択するか否かの抽選を行い、
前記特定停止位置決定テーブルを選択するか否かの抽選に当選したときは、前記特定停止位置決定テーブルに従って、前記リールの停止制御の範囲内において前記特定役に対応する図柄の組合せを前記特定ラインに停止させるように前記リールを停止制御する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1又は請求項2に記載のスロットマシンにおいて、
前記リール制御手段は、前記役抽選手段による役の抽選結果に基づいて、前記ストップスイッチが操作された瞬間の前記リールの位置に対応する停止位置を定めた停止位置決定テーブルを選択するとともに、選択した前記停止位置決定テーブルに従って前記リールを停止制御し、
前記役抽選手段は、前記第2遊技状態である場合において、前記役抽選手段でいずれの役にも当選しないときは、第1非当選又は第2非当選のいずれかになるように役の抽選を行い、
前記リール制御手段は、前記第2遊技状態において前記第1非当選となったときは、前記リールの停止制御の範囲内において前記特定役に対応する図柄の組合せを前記特定ラインに停止させるように前記リールの停止位置を定めた前記停止位置決定テーブルを選択するとともに、前記第2非当選となったときは、前記特定役に対応する図柄の組合せを前記特定ラインに停止させないように前記リールの停止位置を定めた前記停止位置決定テーブルを選択する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1又は請求項2に記載のスロットマシンにおいて、
前記リール制御手段は、
前記役抽選手段による役の抽選結果に基づいて、前記ストップスイッチが操作された瞬間の前記リールの位置に対応する停止位置を定めた停止位置決定テーブルを選択するとともに、選択した前記停止位置決定テーブルに従って前記リールを停止制御し、
前記第2遊技状態であって、前記役抽選手段でいずれの役にも当選しなかった場合において、前記ストップスイッチが操作された瞬間の前記リールの位置が特定の範囲内にあるときは前記特定役に対応する図柄の組合せを前記特定ラインに停止させるとともに、前記特定の範囲内にないときは前記特定役に対応する図柄の組合せを前記特定ラインに停止させないように前記リールの停止位置を定めた前記停止位置決定テーブルを選択する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
前記役抽選手段は、遊技状態移行役を含めて役の抽選を行い、
前記遊技状態移行役に対応する図柄の組合せは、複数種類の図柄から構成され、
前記遊技状態制御手段は、前記第1遊技状態又は前記第2遊技状態の少なくとも一方において、前記役抽選手段で前記遊技状態移行役に当選し、前記遊技状態移行役に対応する図柄の組合せが前記有効ラインに停止したときは、前記遊技状態を移行するように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
前記役抽選手段で抽選される前記特定役は、出玉率が1を超えることによって遊技者にとって有利となる特別遊技に移行させるための特別役である
ことを特徴とするスロットマシン。
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