JP2011217848A - スロットマシン - Google Patents

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Abstract

【課題】特別役の図柄の組合せが停止表示したことを知らせるとともに、具体的にどの特別役の図柄の組合せが有効ラインに停止したかまでは、一見ではわからないようにする。
【解決手段】BB1〜BB3に対応する図柄の組合せ(「JAC2」−「7b」−「JAC2」、「JAC2」−「7a」−「JAC2」、「JAC2」−「JAC1」−「JAC2」)は、いずれも、2種類以上の図柄から構成されている。BB1〜BB3に対応する図柄の組合せを構成する図柄(「7a」又は「7b」の図柄)からなる図柄の組合せであってBB1〜BB3に対応する図柄の組合せと異なる図柄の組合せを、ダミーの特別役に対応する図柄の組合せに設定する。BB1〜BB3に対応する図柄の組合せが有効ラインL1〜L3に停止したときに、いずれかの直線状の無効ラインL11〜L14に、ダミーの特別役に対応する図柄の組合せを停止させる。
【選択図】図9

Description

本発明は、複数種類の特別役(ボーナス役)を有し、特別役の入賞時に特別遊技に移行させるとともに、その特別遊技の終了後に、入賞時の特別役の種類に応じて、異なる遊技状態に移行させるスロットマシンに関するものである。
さらに詳しくは、入賞した特別役がどの特別役であるかを、一見ではわかりにくくする技術に係るものである。
従来のスロットマシンにおいて、複数種類の特別役(ボーナス役)を設けるとともに、入賞した特別役の種類に応じて、遊技者に異なる特典を付与するスロットマシンが知られている。
具体的には、特別役のうち、BB(ビッグボーナス)として、例えば「赤7」−「赤7」−「赤7」の図柄の組合せをハイパービッグ、「青7」−「青7」−「青7」の図柄の組合せをノーマルビッグとし、前者の特別役で入賞した方が、後者よりもより多くの利益を遊技者に与える(例えば、ビッグボーナスゲーム中の払出し枚数期待値を多く設定する)ことが知られている。
また、例えば特許文献1のように、「7」図柄が揃ったときと、「BAR」図柄が揃ったときと、「ハート図柄」が揃ったときとで、特別遊技終了後のチャンレンジタイム(CT)の遊技回数を異ならせることが知られている。
特開2001−314557号公報
しかし、従来のスロットマシンにおいて、特別遊技中や、特別遊技後にどのような特典が付与されるかは、特別役の入賞時に遊技者がわかってしまうという問題があった。すなわち、特別役に対応する図柄の組合せのうち、どの図柄の組合せが有効ラインに停止したかで、その後に付与される特典が容易に予測できてしまうという問題があった。
ここで、どの役が入賞したかをわかりにくくする技術としては、特開2009−171999号の技術が知られている。この技術は、遊技者に対して、どの役が入賞したかをわからないようにするものである。これに対し、特別役の入賞時には、少なくともその事実を遊技者が知り得るようにすることが好ましい。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、遊技者に対して、特別役の図柄の組合せが停止表示したことを知らせるとともに、具体的に、どの特別役の図柄の組合せが有効ラインに停止したかまでは、一見ではわからないようにすることである。
本発明は、以下の解決手段によって、上述の課題を解決する。なお、かっこ書きにて対応する実施形態を示す。
請求項1の発明は、複数種類の図柄を表示したリール(31)をM個(Mは、3以上の整数)(実施形態では3個)並設し、各前記リールの上下に連続する少なくともN個(Nは、2以上の整数)(実施形態では3個)を表示窓(11)から見えるように配置したスロットマシン(10)であって、遊技状態として、第1遊技状態(非RT遊技)と、前記第1遊技状態よりも遊技者にとって有利となる(BBの当選確率が高く、いわゆる確率変動となる)第2遊技状態(RT1遊技又はRT2遊技)とを備え、各役の当選確率を定めた役抽選テーブル(62A、62B)を用いて役の抽選を行う役抽選手段(61)と、前記役抽選手段による役の抽選結果に基づいて、前記リールを停止させるように制御するリール制御手段(64)とを備え、前記役抽選手段は、前記第1遊技状態及び前記第2遊技状態では、遊技者にとって有利となる特別遊技(BB遊技)に移行するための特別役であって、特別遊技の終了後に前記第1遊技状態に移行する第1特別役(BB1)と、特別遊技の終了後に前記第2遊技状態に移行する第2特別役(BB2及びBB3)とを含めて役の抽選を行い、各前記リールの少なくとも1図柄を通る複数の図柄組合せラインのうち、少なくとも1つを有効ライン(L1〜L3のいずれか1つ)に設定するとともに、前記第1遊技状態における有効ライン(L1)と、前記第2遊技状態における有効ライン(L2又はL3)とが異なるように設定し、前記第1遊技状態及び前記第2遊技状態において、少なくとも1つの直線状の図柄組合せラインを無効ライン(L11〜L14)に設定し、前記第1特別役に対応する図柄の組合せ(「JAC2」−「7b」−「JAC2」)、及び前記第2特別役に対応する図柄の組合せ(「JAC2」−「7a」−「JAC2」、又は「JAC2」−「JAC1」−「JAC2」)は、いずれも、2種類以上の図柄から構成されており、前記第1特別役に対応する図柄の組合せを構成する少なくとも1つの図柄(「7b」の図柄)、又は前記第2特別役に対応する図柄の組合せを構成する少なくとも1つの図柄(「7a」の図柄)の双方又は一方からなる図柄の組合せであって前記第1特別役又は前記第2特別役に対応する図柄の組合せと異なる図柄の組合せ(「7a」、「7b」、又は「7c」のうち少なくとも1つからなる図柄の組合せ)を、ダミーの特別役に対応する図柄の組合せに設定し、前記第1特別役又は前記第2特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときに、いずれかの直線状の無効ラインに、ダミーの特別役に対応する図柄の組合せが停止するように、各前記リールの図柄を配置し、前記リール制御手段は、前記第1遊技状態又は前記第2遊技状態において、前記第1特別役又は前記第2特別役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるときは、同時に、いずれかの直線状の無効ラインに、ダミーの特別役に対応する図柄の組合せが停止するように前記リールを停止制御することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のスロットマシンにおいて、前記リール制御手段は、前記第1遊技状態において前記第1特別役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させたときと前記第2遊技状態において前記第2特別役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させたとき、又は、前記第1遊技状態において前記第2特別役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させたときと前記第2遊技状態において前記第1特別役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させたときとで、前記表示窓に現れるM×N個の図柄配列が同一となる場合がある(例えば、図6(a)の停止態様と、図7(b2)の停止態様)ように、前記リールを停止制御することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載のスロットマシンにおいて、前記第1遊技状態又は前記第2遊技状態において、前記第1特別役又は前記第2特別役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させたときに、複数の停止態様が可能であり(例えば、図6(b1)と(b2))、その複数の停止態様のうちいずれの停止態様でも前記リールを停止可能であるときは、他の遊技状態における前記第1特別役又は前記第2特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときの前記表示窓に現れるM×N個の図柄配列と同一となる態様を優先して(例えば、図6(b1)と(b2)とでは、(b1)を優先して)、前記リールを停止制御することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、前記第1遊技状態における有効ライン(L1)と、前記第2遊技状態における有効ライン(L2又はL3)とは、いずれか1つの前記リール(中リール)の図柄位置のみが異なるように設定されていることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、前記役抽選手段は、前記第2遊技状態では、前記第1特別役又は前記第2特別役の少なくとも一方の当選確率を、前記第1遊技状態よりも高く設定して役の抽選を行うことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5に記載のスロットマシンにおいて、前記役抽選手段は、前記第2遊技状態では、前記第2特別役の当選確率を、前記第1特別役の当選確率よりも高く、かつ前記第1遊技状態の前記第2特別役の当選確率よりも高く設定して役の抽選を行うことを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、前記第1遊技状態では、1遊技における遊技媒体の投入数がP1(メダル投入枚数が3枚)に設定されており、前記第2遊技状態では、1遊技における遊技媒体の投入数がP2(P2<P1)(RT1遊技ではメダル投入枚数が1枚、RT2遊技ではメダル投入枚数が2枚)に設定されていることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、前記第1遊技状態における前記第1特別役と前記第2遊技状態における前記第1特別役、又は前記第1遊技状態における前記第2特別役と前記第2遊技状態における前記第2特別役に対応する図柄の組合せは、異なる図柄の組合せに設定されていることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、前記第1遊技状態及び前記第2遊技状態では、複数の図柄組合せラインのうち、所定の条件に基づいて少なくとも1つを有効ラインを決定する有効ライン決定手段を備えることを特徴とする。
請求項10の発明は、複数種類の図柄を表示したリール(31)をM個(Mは、3以上の整数)(実施形態では3個)並設し、各前記リールの上下に連続する少なくともN個(Nは、2以上の整数)(実施形態では3個)を表示窓(11)から見えるように配置したスロットマシン(10)であって、遊技状態として、第1遊技状態(非RT遊技)と、前記第1遊技状態よりも遊技者にとって有利となる第2遊技状態(RT1遊技又はRT2遊技)とを備え、各役の当選確率を定めた役抽選テーブル(62A又は62B)を用いて役の抽選を行う役抽選手段(61)と、前記役抽選手段による役の抽選結果に基づいて、前記リールを停止させるように制御するリール制御手段(64)とを備え、前記役抽選手段は、前記第1遊技状態及び前記第2遊技状態では、遊技者にとって有利となる特別遊技(BB遊技)に移行するための特別役(BB1〜BB3)であって、特別遊技の終了後に前記第1遊技状態に移行する第1特別役(BB1)と、特別遊技の終了後に前記第2遊技状態に移行する第2特別役(BB2及びBB3)とを含めて役の抽選を行い、各前記リールの少なくとも1図柄を通る複数の図柄組合せラインのうち、少なくとも1つを有効ライン(L1〜L3のいずれか1つ)に設定するとともに、前記第1遊技状態における有効ライン(L1)と、前記第2遊技状態における有効ライン(L2又はL3)とが異なるように設定し、前記第1遊技状態及び前記第2遊技状態において、少なくとも1つの直線状の図柄組合せラインを無効ライン(L11〜L14)に設定し、前記リール制御手段は、前記第1遊技状態又は前記第2遊技状態において、前記第1特別役又は前記第2特別役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるときは、同時に、いずれかの直線状の無効ラインに、同一又は類似の図柄の組合せからなり遊技者に特別役の図柄の組合せを想起させるダミーの特別役に対応する図柄の組合せ(「7a」、「7b」、又は「7c」のうち少なくとも1つからなる図柄の組合せ)が停止するように前記リールを停止制御することを特徴とする。
(作用)
本発明においては、役の抽選において第1特別役又は第2特別役に当選し、第1特別役又は第2特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときに、同時に、いずれかの直線状の無効ラインに、ダミーの特別役に対応する図柄の組合せが停止する。
ここで、有効ラインを例えば屈曲線状のラインとする。また、第1特別役に対応する図柄の組合せ及び第2特別役に対応する図柄の組合せを、いずれも2種類以上の図柄、例えば、「7」又はこれに類似する図柄と、それ以外の図柄とから構成することでわかりにくくする。さらにまた、ダミーの特別役に対応する図柄の組合せを、「7」又はこれに類似する図柄から構成する。これにより、ダミーの特別役に対応する図柄が有効ラインに停止して特別役が入賞したかのような印象を遊技者に与えることができる。
また、第1特別役が入賞したのか第2特別役が入賞したのかをわかりにくくすることができる。
本発明によれば、第1特別役及び第2特別役の入賞時に、ダミーの特別役に対応する図柄が有効ラインに停止して特別役が入賞したかのような印象を遊技者に与えることができる。また、第1特別役が入賞したのか第2特別役が入賞したのかをわかりにくくすることができる。
本実施形態におけるスロットマシンの制御の概略を示すブロック図である。 リールの図柄配列を示す図である。 表示窓とリールとの関係、及び有効ラインを示す図である。 第1実施形態における役の種類、払出し枚数等、及び図柄の組合せを示す図である。 第1実施形態における役抽選テーブルを示す図である。 非RT遊技時のBB1〜BB3の入賞態様を示す図である。 RT1遊技時のBB1〜BB3の入賞態様を示す図である。 RT2遊技時のBB1〜BB3の入賞態様を示す図である。 非RT遊技時のBB1〜BB3の入賞態様を、より具体的な図柄を用いて示した図であり、図6に対応する図である。 RT1遊技時のBB1〜BB3の入賞態様を、より具体的な図柄を用いて示した図であり、図7に対応する図である。 RT2遊技時のBB1〜BB3の入賞態様を、より具体的な図柄を用いて示した図であり、図8に対応する図である。 リーチ目の停止態様を示す図である。 遊技状態の移行を説明する図である。 第2実施形態における役の種類、払出し枚数等、及び図柄の組合せを示す図である。 「7a」、「7b」、「7c」の図柄の他の具体例を示す図である。 BB1及びBB2の図柄の組合せの他の実施形態を示す図である。
以下、図面等を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
<第1実施形態>
図1は、本実施形態におけるスロットマシン10の制御の概略を示すブロック図である。スロットマシン10は、遊技(メイン)制御手段50と演出(サブ)制御手段70とを備える。
遊技制御手段50は、役の抽選、リール31の駆動制御、及び入賞時の払出し等の遊技の進行を制御するものであり、メイン制御基板(図示せず)上に設けられており、演算等を行うCPU、遊技の進行等に必要なプログラム等を記憶しておくROM、CPUが各種の制御を行うときに取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等を備える。
また、演出制御手段70は、遊技中及び遊技待機中における演出や遊技情報等の出力等を制御するものである。演出制御手段70は、サブ制御基板(図示せず)上に設けられており、演算等を行うCPU、演出用のデータ等(演出パターン等)を記憶しておくROM、CPUが各種の演出を出力するときに取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等を備える。
なお、サブ制御基板は、メイン制御基板の下位に属する制御基板である。そして、遊技制御手段50と演出制御手段70とは電気的に接続されており、遊技制御手段50から演出制御手段70に一方向で信号や情報(コマンド)が送信されるように形成されている。
図1に示すように、遊技制御手段50の入力側(図1中、左側)には、ベットスイッチ40、スタートスイッチ41、及び(左、中、右)ストップスイッチ42が電気的に接続されている。
ベットスイッチ40は、遊技者が貯留メダルを当該遊技のために投入するときに操作するスイッチである。なお、ベットスイッチ40としては、例えば、1枚投入用、2枚投入用、及び3枚投入用(マックスベット)のように、メダル投入枚数ごとに設けられる場合があるが、本実施形態では1つのみが設けられている。そして、後述するように、遊技状態に応じて、投入可能なメダル枚数が予め定められているが、ベットスイッチ40の操作により、予め定められた枚数のメダルが投入されるように設定されている。
なお、メダル投入口43は、実際のメダルを遊技者が投入する部分であり、メダル投入口43からメダルを投入することは、ベットスイッチ40を操作することと同様の役割を果たす。
また、スタートスイッチ41は、(左、中、右のすべての)リール31を始動させるときに遊技者が操作するスイッチである。
さらにまた、(左、中、右)ストップスイッチ42は、3つ(左、中、右)のリール31に対応して3つ設けられ、対応するリール31を停止させるときに遊技者が操作するスイッチである。
遊技制御手段50の出力側(図1中、右側)には、3つのモータ32が電気的に接続されている。
モータ32は、リール31を回転させるためのものであり、各リール31の回転中心部に連結され、後述するリール制御手段64によって制御される。ここで、リール31は、左リール31、中リール31、右リール31からなり、左リール31を停止させるときに操作するストップスイッチ42が左ストップスイッチ42であり、中リール31を停止させるときに操作するストップスイッチ42が中ストップスイッチ42であり、右リール31を停止させるときに操作するストップスイッチ42が右ストップスイッチ42である。
リール31は、リング状のものであって、その外周面には複数種類の図柄(役に対応する図柄の組合せを構成している図柄)を印刷したリールテープを貼付したものである。図2は、本実施形態におけるリール31の図柄配列を示す図である。図2では、図柄番号を併せて図示している。図2に示すように、本実施形態では、各リール31ごとに、21個の図柄表示(コマ)領域が等間隔で配置されているとともに(図柄コマ数が21個)、各図柄表示領域にそれぞれ所定の図柄が表示されている。
また、図2中、「☆」の図柄は、役に対応する図柄以外の図柄であることを意味している。
また、詳細は後述するが、図2の各図柄において、「JAC1」と「JAC2」とは、類似する図柄である。また、「7a」、「7b」及び「7c」の各図柄は、本発明におけるダミーの特別役に対応する図柄の組合せを構成する図柄である。したがって、これら「7a」、「7b」、又は「7c」の少なくとも1つからなる図柄の組合せ(例えば、「7a」−「7b」−「7a」等)により、ダミーの特別役に対応する図柄の組合せを形成する。
ここで、「ダミー」とは、実物のように見せかけたものであり、実際には、特別役に対応する図柄の組合せではないことを意味する。後述するように、本実施形態における特別役に対応する図柄の組合せには、「7a」又は「7b」の図柄を含む場合があるが、「7a」、「7b」、又は「7c」のみからなる図柄の組合せは、特別役に対応する図柄の組合せには設定されていない。
さらにまた、「7a」、「7b」及び「7c」の各図柄は、互いに類似する図柄である。これら3つの図柄の外形(輪郭)及びその大きさは、同一に形成されているとともに、例えば赤色を主とする色で形成されている。そして、「7」の輪郭で囲まれた内部の色彩が若干異なるように形成されており、遊技者は、注視すればその相違が判断できるが、一見すると同一に見える、すなわち遊技者が混同する程度に類似している。
また、図3は、スロットマシン10のフロントマスク部(前面扉。図示せず。)に設けられた表示窓(透明窓)11と、各リール31との位置関係を示す図である。各リール31は、本実施形態では横方向に並列に3個(左リール31、中リール31、及び右リール31)(M=3)設けられている。さらに、各リール31は、表示窓11から、上下に連続する3図柄(N=3)が見えるように配置されている。よって、スロットマシン10の表示窓11から、合計3×3=9個の図柄が見えるように配置されている。
また、図3中、左リール31の「7a」の図柄、中リール31の「JAC1」の図柄、右リール31の「7a」の図柄(いずれも、15番の図柄)が停止している位置を「上段」と称し、左リール31の「JAC2」の図柄、中リール31の「7b」の図柄、右リール31の「JAC2」の図柄(いずれも、14番の図柄)が停止している位置を「中段」と称し、左リール31の「7a」の図柄、中リール31の「7a」の図柄、右リール31の「7a」の図柄(いずれも、13番)が停止している位置を「下段」と称する。
また、図3において、スロットマシン10の表示窓11から見える9個の図柄のうち、「左リール31の図柄」−「中リール31の図柄」−「右リール31の図柄」のラインを、リール31の停止時における図柄の並びラインであって図柄の組合せを形成させる「図柄組合せライン」と称する。
さらに、この図柄組合せラインのうち、有効ラインと無効ラインとが設定される。
ここで、「有効ライン」とは、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止したときに、その役の入賞となるラインである。
一方、「無効ライン」とは、図柄組合せラインのうち、有効ラインとして設定されないラインであって、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止した場合であっても、その役に応じた利益の付与(メダルの払出し等)を行わないラインである。すなわち、無効ラインは、そもそも図柄の組合せの成立対象となっていないラインである。
本実施形態では、遊技状態に応じて、有効ラインL1〜L3が設けられている。
詳細は後述するが、本実施形態の遊技状態として、通常遊技と特別遊技(BB遊技)とを備える。さらに、通常遊技には、非RT遊技、RT1遊技、及びRT2遊技の3種類を備える。
そして、図3中、有効ラインL1は、非RT遊技における有効ラインであり、有効ラインL2は、RT1遊技における有効ラインであり、有効ラインL3は、RT2遊技における有効ラインである。すなわち、いずれの遊技状態であっても、いずれか1つの図柄組合せラインが有効ラインとなる。
有効ラインL1は、「中段の図柄」−「中段の図柄」−「中段の図柄」(すなわち、直線状の図柄組合せライン)となる。また、有効ラインL2は、「中段の図柄」−「下段の図柄」−「中段の図柄」(すなわち、いわゆるV形の図柄組合せライン)となる。さらにまた、有効ラインL3は、「中段の図柄」−「上段の図柄」−「中段の図柄」(すなわち、いわゆる逆V形の図柄組合せライン)となる。
また、本実施形態の有効ラインL1〜L3の特徴としては、左リール31及び右リール31は、いずれも「中段の図柄」に設定されている。そして、中リール31の図柄のみが、有効ラインL1では「中段の図柄」、有効ラインL2では「下段の図柄」、有効ラインL3では「上段の図柄」に設定されている。
また、上記有効ライン以外の図柄組合せラインは、すべて、無効ラインとなる。
例えば、非RT遊技では、有効ラインはL1のみであり、その他の図柄組合せラインは、すべて無効ラインとなる。例えば、「上段」−「上段」−「上段」や、「下段」−「下段」−「下段」のような直線状の図柄組合せラインも無効ラインとなる。
また、有効ライン及び無効ラインは、メダルの投入枚数に応じて設定される場合があるが、本実施形態では、非RT遊技(有効ラインL1)のときはメダル投入枚数が3枚に限定され、RT1遊技(有効ラインL2)のときはメダル投入枚数が1枚に限定され、RT2遊技(有効ラインL3)のときはメダル投入枚数が2枚に限定される。
なお、有効ラインL1は、直線状のラインであるが、有効ラインL2及びL3は、屈曲線状のラインである。これに対し、後述するダミーの特別役に対応する図柄の組合せが停止する無効ライン(L11〜L14)は、いずれも直線状のラインである。
さらに、図1において、演出制御手段70の出力側には、ランプ21、スピーカ22、及び画像表示装置23等の演出出力機器が電気的に接続されている。
ランプ21は、スロットマシン10の演出用のランプであり、所定の条件を満たしたときに、それぞれ所定のパターンで点灯する。なお、ランプ21には、各リール31の内周側に配置され、リール31に表示された図柄(表示窓11から見える上下に連続する3図柄)を背後から照らすためのバックランプ(図示せず)や、スロットマシン10の筐体前面に配置され、役の入賞時等に点滅する上部ランプ及びサイドランプ(図示せず)等が含まれる。
また、スピーカ22は、遊技中に各種の演出を行うべく、所定の条件を満たしたときに、所定のサウンドを出力するものである。
さらにまた、画像表示装置23は、液晶ディスプレイやドットディスプレイ等からなるものであり、遊技中に各種の演出画像等を表示するものである。
図4は、本実施形態における役(後述する役抽選手段61で抽選される役)の種類、払出し枚数等、及び図柄の組合せ等を示す図である。図4に示すように、役としては、特別役、小役、及びリプレイが設けられている。
そして、各役に対応する図柄の組合せ及び入賞時の払出し枚数等が定められている。これにより、すべてのリール31の停止時に、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止する(その役が入賞する)と、その役に対応する枚数のメダルが払い出される(ただし、特別役及びリプレイを除く)。
役において、まず、特別役とは、通常遊技から特別遊技(通常遊技以上に出玉率が高く、遊技者にとって有利な遊技)に移行させる役である。本実施形態では、特別役として、BB(第1種ビッグボーナス)のみが設けられている。さらに、BBは、BB1〜BB3の3種類を有する。BB1〜BB3のいずれかが入賞すると、当該遊技におけるメダルの払い出しはないが、次遊技から、特別遊技の1つであるBB遊技に移行する。
なお、図4において、BB1、BB2、及びBB3の入賞に伴い、それぞれBB1遊技、BB2遊技、及びBB3遊技に移行する旨が記載されているが、本実施形態では、これらのBB1遊技〜BB3遊技は、すべて、遊技内容が共通するBB遊技である。
例えば、非RT遊技において、有効ラインL1に、「JAC2」−「7b」−「JAC2」が停止すると、BB1の入賞となる。
また、BB1〜BB3の左及び右リール31の図柄は、いずれも「JAC2」に設定されており、中リール31の図柄のみが異なる。このように設定したのは、BB1〜BB3の図柄の組合せが有効ラインに停止したときに、どのBBが停止したかを遊技者に対してわかりにくく(判別しにくく)するためである。
さらにまた、BB1〜BB3の図柄の組合せは、2種類以上の図柄から構成されている。
さらにまた、本実施形態では、3種類のBBは、すべて別フラグに設定されている。すなわち、例えばBB1に当選したときは、BB1の当選のみが有効となり、BB2やBB3には当選したことにはならない。
なお、他の特別役としては、RB(レギュラーボーナス)、MB(ミドルボーナス。第2種ビッグボーナスともいう。)、及びSB(シングルボーナス)が挙げられるが、本実施形態では設けられていない。
また、本実施形態では、BB1が入賞してBB遊技に移行すると、そのBB遊技の終了後は、非RT遊技となる。これに対し、BB2が入賞してBB遊技に移行すると、そのBB遊技の終了後は、RT1遊技となる。また、BB3が入賞してBB遊技に移行すると、そのBB遊技の終了後は、RT2遊技となる。
さらにまた、小役とは、予め定められた枚数のメダルが払い出される役であり、本実施形態では、小役1〜小役4を備えており、各小役ごとに異なる図柄の組合せが設定されている。なお、図柄の組合せにおける「any」とは、いずれの図柄でもよいことを意味している。
また、リプレイとは、再遊技役であって、当該遊技で投入したメダル枚数を維持した再遊技が行えるようにした役である。
上述した各役において、役に当選した遊技でその役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しなかったときは、次遊技以降に持ち越される役と、持ち越されない役とが定められている。
持ち越される役としては、特別役であるBB(BB1〜BB3)が挙げられる。BB1〜BB3に当選したときは、リール31の停止時に、当選したBB1〜BB3に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまでの遊技において、BB1〜BB3の当選を次遊技以降に持ち越すように制御される。
このように、BB1〜BB3の当選は持ち越されるのに対し、BB1〜BB3(特別役)以外の役である小役及びリプレイは、持ち越されない。役の抽選において、小役又はリプレイに当選したときは、当該遊技でのみその当選役が有効となり、その当選は次遊技以降に持ち越されない。すなわち、これらの役に当選した遊技では、その当選した役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止(入賞)可能なようにリール31が停止制御されるが、その当選役の入賞の有無にかかわらず、その遊技の終了時に、その当選役に係る権利は消滅する。
なお、特別役に当選していない遊技中(特別役の当選が持ち越されていない遊技中)を、「非内部中」という。また、当該遊技以前の遊技において特別役に当選しているが、当選した特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止していない(入賞していない)遊技中(特別役の当選が持ち越されている遊技中)を「内部中」という。
遊技の開始時には、遊技者は、ベットスイッチ40を操作して予め貯留されたメダルを投入するか、又はメダル投入口43からメダルを投入し、スタートスイッチ41を操作(オン)する。スタートスイッチ41が操作されると、そのときに発生する信号が遊技制御手段50に入力される。遊技制御手段50(具体的には、後述するリール制御手段64)は、この信号を受信すると、すべてのモータ32を駆動制御して、すべてのリール31を回転させるように制御する。このようにしてリール31がモータ32によって回転されることで、リール31上の図柄は、所定の速度で表示窓11内で上下方向に移動表示される。
そして、遊技者は、ストップスイッチ42を押すことで、そのストップスイッチ42に対応するリール31(例えば、左ストップスイッチ42に対応する左リール31)の回転を停止させる。ストップスイッチ42が操作されると、そのときに発生する信号が遊技制御手段50に入力される。遊技制御手段50(具体的には、後述するリール制御手段64)は、この信号を受信すると、そのストップスイッチ42に対応するモータ32を駆動制御して、そのモータ32に係るリール31の停止制御を行う。そして、すべてのリール31の停止時に、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したとき(その役の入賞となったとき)は、入賞した役に対応するメダルの払出し等が行われる。
図1に示すように、遊技制御手段50は、以下の役抽選手段61等を備える。なお、本実施形態における以下の各手段は例示であり、遊技制御手段50は、本実施形態で示した手段に限定されるものではない。
役抽選手段61は、役(上述した特別役、小役、及びリプレイ)の抽選を行うものである。役抽選手段61は、例えば、役抽選用の乱数発生手段(ハードウェア乱数等)と、この乱数発生手段が発生する乱数を抽出する乱数抽出手段と、乱数抽出手段が抽出した乱数値に基づいて、役の当選の有無及び当選役を判定する判定手段とを備えている。
乱数発生手段は、所定の領域(例えば10進法で0〜65535)の乱数を発生させる。乱数は、例えば200n(ナノ)secで1カウントを行うカウンターが0〜65535の範囲を1サイクルとしてカウントし続ける乱数であり、スロットマシン10の電源が投入されている間は、乱数をカウントし続ける。
乱数抽出手段は、乱数発生手段によって発生した乱数を、所定の時、本実施形態では遊技者によりスタートスイッチ41が操作(オン)された時に抽出する。判定手段は、乱数抽出手段により抽出された乱数値を、後述する役抽選テーブル62と照合することにより、その乱数値が属する領域に対応する役を決定する。例えば、抽出した乱数値がBB1の当選領域に属する場合は、BB1の当選と判定し、非当選領域に属する場合は、非当選と判定する。
役抽選テーブル62は、抽選される役の種類と、各役の当選確率とを定めたものである。図5は、本実施形態における役抽選テーブル62(62A及び62B)を示す図である。役抽選テーブル62は、それぞれ所定の範囲の抽選領域を有し、この抽選領域は、各役の当選領域及び非当選領域に分けられているとともに、抽選される役が、予め設定された当選確率となるように所定の割合に設定されている。
図5において、役抽選テーブル62Aは、通常遊技(特別遊技(BB遊技)以外の遊技)で用いられる役抽選テーブル62である。
役抽選テーブル62Aでは、BB1、BB2、BB3、小役1、小役2、小役3、小役4、及びリプレイの各単独当選が設けられている。
なお、特別役と小役、特別役とリプレイ、あるいは複数種類の小役が当該遊技で重複(同時)当選するように設定することも可能であるが、本実施形態では、説明の簡素化のため、単独当選のみを設けている。
さらにまた、図5示した特別役の当選確率は、いずれか1つの設定値での当選確率を例示したものである。実際には、設定値が設定1〜設定6まで有する場合、設定値が高くなるほど特別役(BB1〜BB3)の当選確率が高くなるように設定されている。
また、役抽選テーブル62Aでは、メダル投入枚数に応じて、BB及びリプレイの当選確率が設定されている。例えばメダル投入枚数が3枚のときのBBの合算の当選確率は、1/240に設定されている。これに対し、メダル投入枚数が1枚のときのBBの合算の当選確率は1/50に設定され、メダル投入枚数が2枚のときのBBの合算の当選確率は1/40に設定されている。すなわち、メダル投入枚数が1枚又は2枚のときは、3枚のときよりもBBの当選確率が高く設定されている。
これにより、本実施形態では、メダル3枚投入時、すなわち非RT遊技は、BBの当選確率が通常確率に設定されている。これに対し、メダル1枚又は2枚投入時、すなわちRT1遊技又はRT2遊技は、BBの当選確率が高確率に設定され、いわゆる確率変動遊技状態となる。
また、メダル3枚投入時(非RT遊技)は、リプレイの当選確率が通常確率である1/7.3に設定されている。これに対し、メダル1枚又は2枚投入時(RT1遊技又はRT2遊技)は、リプレイの当選確率が高確率である1/3に設定されている。
ここで、「RT遊技」とは、広義にはリプレイの当選確率が非RT遊技と異なる値に設定された遊技をいい、狭義にはリプレイの当選確率が非RT遊技よりも高く設定された遊技をいうが、本実施形態では後者である。
また、図5に示すように、非RT遊技では、BB2又はBB3に当選する確率(合算で1/400)は、BB1に当選する確率(1/600)よりもやや高く設定されている。
このため、非RT遊技では、BB2又はBB3に当選して、BB遊技の終了後にRT1遊技又はRT2遊技に移行する確率の方が、非RT遊技に移行する確率よりも若干高く設定されている。
また、RT1遊技では、BB1に当選する確率(1/100)と、BB2又はBB3に当選する確率(合算で1/100)とが同一に設定されている。このため、RT1遊技では、BB遊技の終了後に非RT遊技に移行するか、又はRT1遊技若しくはRT2遊技に移行するかは、同一確率となる。
さらにまた、RT2遊技では、BB2又はBB3に当選する確率(合算で1/50)は、BB1に当選する確率(1/200)よりも大幅に高く設定されている。このため、RT2遊技では、BB遊技の終了後にRT1遊技又はRT2遊技に移行する確率が高く(非RT遊技に移行する確率が低く)設定されている。
さらに、図5では図示を省略するが、BB1〜BB3のいずれかに当選して内部中遊技に移行すると、BB1〜BB3は抽選されない。例えば、非RT遊技においてBB1に当選すると、次遊技から、非RT遊技かつ内部中遊技となり、BB1〜BB3の抽選は行われない。内部中遊技では、BB1〜BB3の当選領域は、非当選領域となる。BB2やBB3に当選したときも同様である。
役抽選テーブル62Bは、BB遊技中で用いられる役抽選テーブル62である。
なお、本実施形態のBB遊技は、メダルを3枚投入して行われる。例えば、RT1遊技ではメダル投入枚数が1枚であり、内部中遊技に移行してもメダル投入枚数は1枚のままである。そして、当選したBBが入賞してBB遊技に移行すると、メダル投入枚数は3枚に限定されるようになる。
役抽選テーブル62Bでは、小役1〜小役4のみが抽選される。特に、小役1の当選確率が高く(ほぼ毎遊技当選するように)設定される。
説明を図1に戻す。
当選フラグ制御手段63は、役抽選手段61による役の抽選結果に基づいて、各役に対応する当選フラグ63aのオン/オフを制御するものである。本実施形態では、当選役に対応するように、BB1、BB2、BB3、小役1、小役2、小役3、小役4、及びリプレイの各当選フラグ63aを備える。そして、役抽選手段61による役の抽選において当選したときは、対応する役の当選フラグ63aをオンにする(当選フラグ63aを立てる)。例えば、リプレイに当選したときは、リプレイに係る当選フラグ63aがオンとなり、それ以外の役の当選フラグ63aはオフのままである。
また、上述したように、特別役以外の役の当選は持ち越されないので、当該遊技でこれらの役に当選し、これらの役の当選フラグ63aがオンにされても、当該遊技の終了時にその当選フラグ63aがオフにされる。
これに対し、特別役の当選は持ち越されるので、当該遊技で特別役に当選し、当選した特別役に係る当選フラグ63aがオンになったときは、その特別役が入賞するまでオンの状態が維持され、その特別役が入賞した時点でオフにされる。
例えば、当該遊技でBB1に当選したときは、BB1の当選フラグ63aがオンにされ、当該遊技でBB1が入賞しなかったときは、BB1に係る当選フラグ63aはオンの状態が維持される。そして、次遊技(内部中遊技)で、小役2に当選したときは、すでにオンであるBB1に係る当選フラグ63aのほか、小役2の当選フラグ63aがオンにされる。そして、当該遊技の終了時にBB1が非入賞のときは、BB1に係る当選フラグ63aのオンの状態が維持されるとともに、小役2の当選フラグ63aはオフにされる。
リール制御手段64は、リール31の回転開始命令を受信したとき、特に本実施形態ではスタートスイッチ41が操作されたとき(スタートスイッチ41が操作された旨の信号を受信したとき)に、すべて(3つ)のリール31の回転を開始するように制御するものである。さらに、リール制御手段64は、役抽選手段61により役の抽選が行われた後、当該遊技における当選フラグ63aのオン/オフを参照して当選フラグ63aのオン/オフに対応する停止位置決定テーブル65を選択するとともに、ストップスイッチ42が操作されたときに、ストップスイッチ42が操作されたときのタイミングに基づいて、そのストップスイッチ42に対応するリール31の停止位置を決定するとともに、モータ32を駆動制御して、その決定した位置にそのリール31を停止させるように制御するものである。
例えば、リール制御手段64は、少なくとも1つの当選フラグ63aがオンである遊技では、リール31の停止制御の範囲内において、当選役(当選フラグ63aがオンになっている役)に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止可能にリール31を停止制御するとともに、当選役以外の役(当選フラグ63aがオフになっている役)に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないようにリール31を停止制御する。
ここで、「リール31の停止制御の範囲内」とは、ストップスイッチ42が操作された瞬間からリール31が実際に停止するまでのリール31の回転量(移動図柄数)の範囲内を意味し、本実施形態では、ストップスイッチ42が操作された瞬間の図柄からの移動図柄数が4図柄以内(ストップスイッチ42が操作された瞬間の図柄を含めて5図柄以内)、いいかえればストップスイッチ42が操作された瞬間からリール31が停止するまでの時間が190ms以内に設定されている。
これにより、ストップスイッチ42の操作を検知した瞬間の図柄から数えてリール31の停止制御の範囲内にある図柄のいずれかが有効ラインに停止させるべき図柄であるときは、ストップスイッチ42が操作されたときに、その図柄が有効ラインに停止するように制御されることとなる。
すなわち、役の当選時にストップスイッチ42が操作された瞬間に直ちにリール31を停止させると、当選した役に係るその図柄が有効ラインに停止しないときには、リール31の停止時に、リール31の停止制御の範囲内においてリール31を回転移動制御することで、当選した役に係る図柄ができる限り有効ラインに停止させるように制御するものである。
また逆に、ストップスイッチ42が操作された瞬間に直ちにリール31を停止させると、当選していない役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止してしまうときは、リール31の停止時に、リール31の停止制御の範囲内においてリール31を回転移動制御することで、当選していない役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しないように制御する。
なお、本実施形態では、リール制御手段64は、複数の当選フラグ63aがオンである遊技では、いずれか1つの役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるように制御し、複数の役に対応する図柄の組合せが当該遊技で同時に有効ラインに停止しないようにリール31を停止制御する。
停止位置決定テーブル65は、当選フラグ63aのオン/オフの状態ごとに対応して設けられており、ストップスイッチ42が操作された瞬間のリール31の位置に対する、リール31の停止位置を定めたものである。具体的には、各停止位置決定テーブル65には、例えば0番の図柄(左リール31であれば「ベル」)が上段(中段又は下段でも可)を通過する瞬間にストップスイッチ42が操作されたときは、何図柄だけ移動制御して、何番の図柄を上段に停止させる、というように停止位置が定められている。
停止位置決定テーブル65は、以下のテーブルを備える。
非RT遊技中BB1テーブルは、非RT遊技においてBB1に当選したとき(非内部中遊技でBB1に当選した遊技、又はBB1の内部中遊技)に用いられ、リール31の停止制御の範囲内において、BB1に対応する図柄の組合せを有効ラインL1に停止させるとともに、BB1に対応する図柄の組合せを有効ラインL1に停止させることができないときは、いずれの役に対応する図柄の組合せも有効ラインL1に停止させないように、リール31の停止位置を定めたものである。
図6は、非RT遊技時において、BB1〜BB3当選時の各リール31の停止態様を示す図である。
図6(a)は、非RT遊技中BB1テーブルによるリール31の停止態様を示す図である。図6(a)に示すように、左リール31の停止時には、13番の「7a」の図柄〜15番の「7a」の図柄が表示窓11内に停止することを最優先するように制御する。また、右リール31の停止時には、13番の「7a」の図柄〜15番の「7a」の図柄が表示窓11内に停止することを最優先するように制御する。
さらにまた、中リール31の停止時には、13番の「7a」の図柄〜15番の「JAC1」の図柄が表示窓11内に停止することを最優先するように制御する。これにより、図6(a)に示す停止態様となる。
したがって、有効ラインL1には、「JAC2」−「7b」−「JAC2」の図柄の組合せが停止する。
さらに、この場合には、直線状の無効ラインL12には、「7a」−「7a」−「7a」が停止する。また、直線状の無効ラインL13には、「7a」−「7b」−「7a」が停止する。さらにまた、直線状の無効ラインL14には、「7a」−「7b」−「7a」が停止する。すなわち、ダミーの特別役に対応する図柄の組合せ(「7a」、「7b」、又は「7c」からなる図柄)が、3つの直線状の無効ラインL12、L13、及びL14に停止する。
非RT遊技中BB2テーブルは、非RT遊技においてBB2に当選したとき(非内部中遊技でBB2に当選した遊技、又はBB2の内部中遊技)に用いられ、リール31の停止制御の範囲内において、BB2に対応する図柄の組合せを有効ラインL1に停止させるとともに、BB2に対応する図柄の組合せを有効ラインL1に停止させることができないときは、いずれの役に対応する図柄の組合せも有効ラインL1に停止させないように、リール31の停止位置を定めたものである。
図6(b1)及び(b2)は、非RT遊技中BB2テーブルによるリール31の停止態様を示す図である。図6の(b1)及び(b2)に示すように、左リール31及び右リール31の停止時には、非RT遊技中BB1テーブルと同様に、13番〜15番の図柄が表示窓11内に停止することを最優先して左及び右リール31を停止させる。
また、中リール31の停止時には、図6(b1)の停止位置を第1優先停止位置とする。すなわち、12番の「7a」の図柄〜14番の「7b」の図柄が表示窓11内に停止するように中リール31を停止制御する。
これに対し、7番の「ベル」の図柄〜9番の「☆」の図柄が表示窓11内に位置する瞬間に中ストップスイッチ42が操作されたときは、最大移動図柄数である4図柄だけ移動制御すれば、11番の「ベル」の図柄〜13番の「7a」の図柄を表示窓11内に停止させることができるが、上記の12番の「7a」の図柄〜14番の「7b」の図柄が表示窓11内に停止するように中リール31を停止させることができない。したがって、この場合には、第2優先停止位置として、図6(b2)の位置で中リール31を停止させる。
以上のように優先順位を設けているのは、ダミーの特別役に対応する図柄の組合せが、できるだけ多くの(直線状の)無効ラインに停止する方を優先するためである。
図6(b1)の場合は、直線状の無効ラインL11、L12、L13及びL14(4ライン)に、ダミーの特別役に対応する図柄の組合せが停止し、図6(b2)の場合は、直線状の無効ラインL11、L13及びL14(3ライン)に、ダミーの特別役に対応する図柄の組合せが停止するので、図6(b1)の停止態様を優先する。
非RT遊技中BB3テーブルは、非RT遊技においてBB3に当選したとき(非内部中遊技でBB3に当選した遊技、又はBB3の内部中遊技)に用いられ、リール31の停止制御の範囲内において、BB3に対応する図柄の組合せを有効ラインL1に停止させるとともに、BB3に対応する図柄の組合せを有効ラインL1に停止させることができないときは、いずれの役に対応する図柄の組合せも有効ラインL1に停止させないように、リール31の停止位置を定めたものである。
図6(c)は、非RT遊技中BB3テーブルによるリール31の停止態様を示す図である。図6(c)に示すように、左リール31及び右リール31の停止時には、非RT遊技中BB1テーブル等と同様に、13番〜15番の図柄が表示窓11内に停止することを最優先して左及び右リール31を停止させる。
また、中リール31の停止時には、14番の「7b」の図柄〜16番の「ベル」の図柄が表示窓11内に停止することを最優先するように制御する。これにより、図6(c)に示す停止態様となる。
したがって、有効ラインL1には、「JAC2」−「JAC1」−「JAC2」の図柄の組合せが停止する。
さらに、この場合には、直線状の無効ラインL12に、ダミーの特別役に対応する図柄の組合せが停止する。
RT1遊技中BB1テーブルは、RT1遊技においてBB1に当選したとき(非内部中遊技でBB1に当選した遊技、又はBB1の内部中遊技)に用いられ、リール31の停止制御の範囲内において、BB1に対応する図柄の組合せを有効ラインL2に停止させるとともに、BB1に対応する図柄の組合せを有効ラインL2に停止させることができないときは、いずれの役に対応する図柄の組合せも有効ラインL2に停止させないように、リール31の停止位置を定めたものである。
図7(a)は、RT1遊技中BB1テーブルによるリール31の停止態様を示す図である。図7(a)に示すように、左リール31及び右リール31の停止時には、非RT遊技中BB1テーブル等と同様に、13番〜15番の図柄が表示窓11内に停止することを最優先して左及び右リール31を停止させる。
また、中リール31の停止時には、14番の「7b」の図柄〜16番の「ベル」の図柄が表示窓11内に停止することを最優先するように制御する。これにより、図6(c)に示す停止態様と同一となる。
これにより、有効ラインL2には、「JAC2」−「7b」−「JAC2」の図柄の組合せが停止する。
さらに、この場合には、直線状の無効ラインL12に、ダミーの特別役に対応する図柄の組合せが停止する。
RT1遊技中BB2テーブルは、RT1遊技においてBB2に当選したとき(非内部中遊技でBB2に当選した遊技、又はBB2の内部中遊技)に用いられ、リール31の停止制御の範囲内において、BB2に対応する図柄の組合せを有効ラインL2に停止させるとともに、BB2に対応する図柄の組合せを有効ラインL2に停止させることができないときは、いずれの役に対応する図柄の組合せも有効ラインL2に停止させないように、リール31の停止位置を定めたものである。
図7(b1)及び(b2)は、RT1遊技中BB2テーブルによるリール31の停止態様を示す図である。
図7(b1)及び(b2)に示すように、左リール31及び右リール31の停止時には、RT1遊技中BB1テーブル等と同じ位置で停止させる。
また、中リール31の停止時には、図7(b1)の停止位置を第1優先停止位置とする。すなわち、12番の「7a」の図柄〜14番の「7b」の図柄が表示窓11内に停止するように中リール31を停止制御する。
これに対し、13番の「7a」の図柄〜15番の「JAC1」の図柄が表示窓11内に位置する瞬間に中ストップスイッチ42が操作されたときは、図7(b1)の第1優先停止位置で停止することができないが、図7(b2)の停止位置で中リール31を停止させることができる。したがって、この場合には、第2優先停止位置として、図7(b2)の位置で中リール31を停止させる。
以上のように優先順位を設ければ、図7(b1)の場合には、4本の直線状の無効ラインL11、L12、L13及びL14に、ダミーの特別役に対応する図柄の組合せを停止させることができる。これに対し、図7(b2)の場合には、3本の直線状の無効ラインL12、L13及びL14にダミーの特別役に対応する図柄の組合せを停止させることができる。よって、図7(b1)の方が、ダミーの特別役に対応する図柄の組合せが停止する無効ライン数を多くすることができる。
また、図7(b1)の停止態様は、図6(b1)と同一であり、図7(b2)の停止態様は、図6(a)と同一である。
なお、図7(b1)及び(b2)のいずれの場合であっても、有効ラインL2に、「JAC2」−「7a」−「JAC2」を停止させることができる。
RT1遊技中BB3テーブルは、RT1遊技においてBB3に当選したとき(非内部中遊技でBB3に当選した遊技、又はBB3の内部中遊技)に用いられ、リール31の停止制御の範囲内において、BB3に対応する図柄の組合せを有効ラインL2に停止させるとともに、BB3に対応する図柄の組合せを有効ラインL2に停止させることができないときは、いずれの役に対応する図柄の組合せも有効ラインL2に停止させないように、リール31の停止位置を定めたものである。
図7(c)は、RT1遊技中BB3テーブルによるリール31の停止態様を示す図である。図7(c)に示すように、左リール31及び右リール31の停止時には、非RT遊技中BB1テーブル等と同様に、13番〜15番の図柄が表示窓11内に停止することを最優先して左及び右リール31を停止させる。
また、中リール31の停止時には、15番の「JAC1」の図柄〜17番の「7c」の図柄を表示窓11内に停止させる。
これにより、有効ラインL2には、「JAC2」−「JAC1」−「JAC2」の図柄の組合せが停止する。
さらに、この場合には、直線状の無効ラインL11に、ダミーの特別役に対応する図柄の組合せが停止する。
RT2遊技中BB1テーブルは、RT2遊技においてBB1に当選したとき(非内部中遊技でBB1に当選した遊技、又はBB1の内部中遊技)に用いられ、リール31の停止制御の範囲内において、BB1に対応する図柄の組合せを有効ラインL3に停止させるとともに、BB1に対応する図柄の組合せを有効ラインL3に停止させることができないときは、いずれの役に対応する図柄の組合せも有効ラインL3に停止させないように、リール31の停止位置を定めたものである。
図8(a)は、RT2遊技中BB1テーブルによるリール31の停止態様を示す図である。図8(a)に示すように、左リール31及び右リール31の停止時には、非RT遊技中BB1テーブル等と同様に、13番〜15番の図柄が表示窓11内に停止することを最優先して左及び右リール31を停止させる。
また、中リール31の停止時には、12番の「7a」の図柄〜14番の「7b」の図柄が表示窓11内に停止することを最優先するように制御する。これにより、図8(a)に示す停止態様となる。なお、この停止態様は、図6(b1)及び図7(b1)と同一となる。
これにより、有効ラインL3には、「JAC2」−「7b」−「JAC2」の図柄の組合せが停止する。
さらに、この場合には、直線状の無効ラインL11、L12、L13及びL14(4ライン)に、ダミーの特別役に対応する図柄の組合せが停止する。
RT2遊技中BB2テーブルは、RT2遊技においてBB2に当選したとき(非内部中遊技でBB2に当選した遊技、又はBB2の内部中遊技)に用いられ、リール31の停止制御の範囲内において、BB2に対応する図柄の組合せを有効ラインL3に停止させるとともに、BB2に対応する図柄の組合せを有効ラインL3に停止させることができないときは、いずれの役に対応する図柄の組合せも有効ラインL3に停止させないように、リール31の停止位置を定めたものである。
図8(b1)及び(b2)は、RT2遊技中BB2テーブルによるリール31の停止態様を示す図である。
図8(b1)及び(b2)に示すように、左リール31及び右リール31の停止時には、RT1遊技中BB1テーブル等と同一の位置で停止させる。
また、中リール31の停止時には、図8(b1)の停止位置を第1優先停止位置とする。すなわち、11番の「ベル」の図柄〜13番の「7a」の図柄が表示窓11内に停止するように中リール31を停止制御する。なお、図8(b1)の停止態様は、図6(b2)と同一である。
これに対し、上記の位置で中リール31を停止させることができないが、図8(b2)の停止位置で中リール31を停止させることができるときは、この位置(第2優先停止位置)で中リール31を停止させる。
以上のように優先順位を設ければ、図8(b1)の場合には、3本の直線状の無効ラインL11、L13及びL14に、ダミーの特別役に対応する図柄の組合せを停止させることができる。これに対し、図8(b2)の場合には、1本の直線状の無効ラインL11に、ダミーの特別役に対応する図柄の組合せを停止させることができる。よって、図8(b1)の方が、図8(b2)よりも、ダミーの特別役に対応する図柄の組合せが停止する無効ライン数を多くすることができる。
なお、図8(b1)及び(b2)のいずれの場合であっても、有効ラインL3に、「JAC2」−「7a」−「JAC2」を停止させることができる。
RT2遊技中BB3テーブルは、RT2遊技においてBB3に当選したとき(非内部中遊技でBB3に当選した遊技、又はBB3の内部中遊技)に用いられ、リール31の停止制御の範囲内において、BB3に対応する図柄の組合せを有効ラインL3に停止させるとともに、BB3に対応する図柄の組合せを有効ラインL3に停止させることができないときは、いずれの役に対応する図柄の組合せも有効ラインL3に停止させないように、リール31の停止位置を定めたものである。
図8(c)は、RT2遊技中BB3テーブルによるリール31の停止態様を示す図である。図8(c)に示すように、左リール31及び右リール31の停止時には、非RT遊技中BB1テーブル等と同様に、13番〜15番の図柄が表示窓11内に停止することを最優先して左及び右リール31を停止させる。
また、中リール31の停止時には、13番の「7a」の図柄〜15番の「JAC1」の図柄を表示窓11内に停止させる。
これにより、有効ラインL3には、「JAC2」−「JAC1」−「JAC2」の図柄の組合せが停止する。なお、この停止態様は、図6(a)、図7(b2)と同一である。
さらに、この場合には、直線状の無効ラインL12、L13及びL14(3ライン)に、ダミーの特別役に対応する図柄の組合せが停止する。
以上のように、有効ラインL1〜L3において、左及び右リール31の位置は、いずれも中段となるため、上述した非RT遊技中BB1テーブル〜RT2遊技中BB3テーブルのいずれにおいても、左及び右リール31の停止位置を同一位置となる。
また、BB1〜BB3のすべての図柄の組合せにおいて、左及び右リール31の図柄は、「JAC2」である。そして、いずれの遊技中であっても、左及び右リール31は、中段が有効ラインとなる。このため、非RT遊技、RT1遊技、及びRT2遊技のすべてににおいて、BB1〜BB3の入賞時の左及び右リール31は、常に、13番〜15番の図柄が表示窓11内に停止した状態となる。したがって、図6〜図8に示したいずれの停止態様も、中リール31の停止位置のみが異なるだけの類似する停止態様とすることができる。
なお、以上のBB1〜BB3入賞時におけるリール31の停止制御時の優先順位をまとめると、以下のようになる。
まず、図6(b1)と(b2)、図7(b1)と(b2)、図8(b1)と(b2)のように、BB入賞時の停止態様として複数種類あり、いずれの停止態様でも停止可能であるときは、ダミーの特別役の図柄の組合せが停止する無効ライン数の多い方を選択する。例えば図6(b1)と(b2)において、(b1)の無効ラインはL11、L12、L13及びL14の4本であり、(b2)の無効ラインはL11、L13及びL14の3本である。よって、図6(b1)の停止態様を優先する。
同様に、図7(b1)と(b2)において、(b1)の無効ラインはL11、L12、L13及びL14の4本であり、(b2)の無効ラインはL12、L13及びL14の3本である。よって、図7(b1)の停止態様を優先する。
さらに同様に、図8(b1)と(b2)において、(b1)の無効ラインはL11、L13及びL14の3本であり、(b2)の無効ラインはL11の1本である。よって、図8(b1)の停止態様を優先する。
また、停止態様が複数種類あり、いずれの停止態様でも停止可能であって、ダミーの特別役に対応する図柄の組合せが停止する無効ライン数も同一となる場合が考えられる。この場合には、例えば次の優先順位として、他のBB入賞時の停止態様と同一になる方、又は同一となる数の多い方を優先する。
例えば、図6(b1)と(b2)とで、ダミーの特別役の図柄の組合せが停止する無効ライン数が同一であったと仮定する。この場合、図6(b1)の停止態様は、図7(b1)及び図8(a)と同一である。これに対し、図6(b2)の停止態様は、図8(b1)と同一である。よって、図6(b1)は、他の2つの停止態様と同一であるが、図6(b2)は、他の1つの停止態様と同一であるので、前者を優先する。
他の遊技状態のいずれかのBB入賞時と同一の停止態様とすれば、停止態様を、他の遊技状態のときの停止態様と混同させることで、どのBBが入賞したかを遊技者にわかりにくくすることができる。
図9〜図11は、上述した図6〜図8の停止態様を、より具体的な図柄を用いて示した図である。
図9〜図11において、「7a」〜「7c」の図柄の外形は同一であり、輪郭内部の模様のみが異なる。「7a」の図柄は、内部のハッチングを縦線で図示しており、「7b」の図柄は、内部のハッチングを横線で図示しており、「7c」の図柄(図10(c)中、中リール31の上段の図柄)は、内部のハッチングを縦及び横のクロス線で図示している。また、「JAC1」と「JAC2」の図柄についても両者を類似させている。
図9において、いずれの停止態様であっても、どのBBの図柄の組合せが有効ラインに停止したのかを一見では判断することが困難となる。また、例えば図9(a)では、3つの直線状の図柄組合せライン(無効ラインL12、L13、及びL14)に、(実際にはダミーであるが)特別役に対応する図柄の組合せが停止しているような印象を遊技者に与えることができる。
特に、「7a」と「7b」の図柄をできる限り類似するものとすれば、例えば図9(a)において、中リール31の中段に停止している「7b」の図柄と、その他の「7a」の図柄との目視による区別が困難であるので、単に、「7」の図柄が図柄組合せライン上に停止しているような印象を与えることができる。
また、図9〜図11(図6〜図8)に示したBB1〜BB3の入賞時に、実際にBBの図柄の組合せが停止した有効ライン上に位置する図柄のバックランプを点滅等させるのではなく、直線状の無効ラインに停止したダミーの特別役の図柄の組合せのバックランプを点滅等させる演出を出力するのが好ましい。
これにより、遊技者に対し、BBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したことよりも、ダミーの特別役に対応する図柄の組合せが直線状のライン(無効ライン)に停止したことを印象付けることができる。例えば図10(a)を例に挙げると、有効ラインL2上に停止した「JAC2」−「7b」−「JAC2」の図柄のバックランプを点滅させず、無効ラインL12上に停止した「7a」−「7b」−「7a」の図柄のバックランプを点滅等させるように制御する。
なお、以下に説明する小役テーブル、リプレイテーブル、及び非当選テーブルでは、いずれの直線状の図柄組合せラインにも、「7a」、「7b」又は「7c」の少なくとも1つからなる図柄の組合せ(ダミーの特別役に対応する図柄の組合せ)が停止しないように、各リール31の停止位置が定められている。
よって、いずれかの直線状の図柄組合せラインに、ダミーの特別役に対応する図柄の組合せが停止したときは、BB1〜BB3の入賞、又はリーチ目(いずれかのBBの当選が確定する停止出目)となるように設定されている。
図12は、リーチ目の例を示す図である。例えば、図12(a)では、有効ラインL1には役に対応する図柄の組合せが停止していないので、当該遊技では役の非入賞となるが、直線状の無効ラインL11に、ダミーの特別役に対応する図柄の組合せが停止している例を示している。
また、図12(b)では、上記と同様に、有効ラインL1には役に対応する図柄の組合せが停止していないが、直線状の無効ラインL14に、ダミーの特別役に対応する図柄の組合せが停止している例を示している。
なお、例えば中リール31の停止時に、12番から14番までの図柄が表示窓11内に停止したとき、すなわちいわゆる「3連7」が停止したときは、それ自体でリーチ目(第1リール確定リーチ目)とすることも可能である。
小役1テーブルは、小役1の当選フラグ63aがオンであるときに用いられ、リール31の停止制御の範囲内において、小役1に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるとともに、小役1に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることができないときは、いずれの役に対応する図柄の組合せも有効ラインに停止させないように、リール31の停止位置が定められたものである。
なお、小役1テーブルは、すべての遊技中で共通であり、左及び右リール31の停止時に、中段に「ベル」の図柄を停止させるようにリール31の停止位置が定められている。
また、中リール31の停止位置は任意であるが、本実施形態では、中段に「ベル」の図柄を停止させるように制御する。これにより、小役1入賞時は、水平方向中段のライン(非RT遊技中の有効ラインL1)に、「ベル」−「ベル」−「ベル」の図柄の組合せを停止させる。このような停止態様とすることにより、遊技者に対し、小役1の入賞を理解しやすく見せることができる。
小役2テーブルは、小役2の当選フラグ63aがオンであるときに用いられ、リール31の停止制御の範囲内において、小役2に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるとともに、小役2に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることができないときは、いずれの役に対応する図柄の組合せも有効ラインに停止させないように、リール31の停止位置が定められたものである。
小役2テーブルは、すべての遊技中で共通であり、左及び右リール31の停止時に、中段に「スイカ」の図柄を停止させるようにリール31の停止位置が定められている。
また、中リール31の停止位置は任意であるが、本実施形態では、中段に「スイカ」の図柄を停止可能であるときは、その位置で中リール31を停止させるように制御する。これにより、小役2入賞時は、水平方向中段のライン(非RT遊技中の有効ラインL1)に、「スイカ」−「スイカ」−「スイカ」の図柄の組合せを停止させることが可能となり、遊技者に対し、小役2の入賞を理解しやすく見せることができる。
リプレイテーブルは、リプレイの当選フラグ63aがオンであるときに用いられ、リール31の停止制御の範囲内において、リプレイに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるとともに、リプレイに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることができないときは、いずれの役に対応する図柄の組合せも有効ラインに停止させないように、リール31の停止位置が定められたものである。
リプレイテーブルは、すべての遊技中で共通であり、左及び右リール31の停止時に、中段に「RP」の図柄を停止させるようにリール31の停止位置が定められている。
また、中リール31の停止位置は任意であるが、本実施形態では、中段に「RP」の図柄を停止させるように制御する。これにより、リプレイ入賞時は、水平方向中段のライン(非RT遊技中の有効ラインL1)に、「RP」−「RP」−「RP」の図柄の組合せを停止させることが可能となり、遊技者に対し、リプレイの入賞を理解しやすく見せることができる。
小役3テーブルは、小役3の当選フラグ63aがオンであるときに用いられ、リール31の停止制御の範囲内において、小役3に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるとともに、小役3に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることができないときは、いずれの役に対応する図柄の組合せも有効ラインに停止させないように、リール31の停止位置が定められたものである。
小役3テーブルは、すべての遊技中で共通であり、左リール31の停止時に、中段に「BAR」の図柄を停止させるようにリール31の停止位置が定められている。
また、中及び右リール31の停止位置は任意である。
小役4テーブルは、小役4の当選フラグ63aがオンであるときに用いられ、リール31の停止制御の範囲内において、小役4に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるとともに、小役4に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることができないときは、いずれの役に対応する図柄の組合せも有効ラインに停止させないように、リール31の停止位置が定められたものである。
小役4テーブルは、すべての遊技中で共通であり、左リール31の停止時に、中段に「チェリー」の図柄を停止させるようにリール31の停止位置が定められている。
また、中及び右リール31の停止位置は任意である。
また、特別役の内部中遊技において、小役又はリプレイに当選したときは、当該遊技での当選役(小役又はリプレイ)の入賞が優先されるとともに、その当選役を入賞させることができないときは、次に、当選を持ち越している特別役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるようにリール31の停止位置が定められた停止位置決定テーブル65が用いられる。
なお、これに限らず、当選を持ち越している特別役を優先して入賞させるように制御することも可能である。
さらにまた、非当選テーブルは、すべての当選フラグ63aがオフであるとき(すなわち、非内部中遊技又は特別遊技における役の非当選時)に用いられ、いずれの役に対応する図柄の組合せも有効ラインに停止しないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。したがって、非当選テーブルは、特別役の内部中に用いられることはない。
なお、非当選テーブルでは、すべてのリール31の停止時に、いずれかの直線状の無効ラインに、ダミーの特別役に対応する図柄の組合せが停止しないように、リール31の停止位置が定められている。
次に、リール31の図柄配列と停止制御との関係について説明する。
図2に示すように、すべてのリール31において、「ベル」の図柄は、5図柄以内の間隔で配置されている。これにより、リール制御手段64は、常に、所望の位置に「ベル」の図柄を停止させることができる。よって、常に小役1を入賞させることができる。さらに、有効ラインL1(非RT遊技時)又は「中段」−「中段」−「中段」の直線状の無効ライン(RT1遊技時又はRT2遊技時)に、「ベル」−「ベル」−「ベル」を停止させることができる。
また、左及び右リール31において、「RP」の図柄は、5図柄以内の間隔で配置されている。さらに、中リール31については、5図柄以内の間隔で、「RP」又は「JAC1」の図柄(15番)が配置されている。したがって、リール制御手段64は、左及び右リール31については、常に、「RP」の図柄を所望の位置に停止させることができる。よって、常にリプレイを入賞させることができる。さらに、有効ラインL1(非RT遊技時)又は「中段」−「中段」−「中段」の直線状の無効ライン(RT1遊技時又はRT2遊技時)に、「RP」−「「RP」又は「JAC1」」−「RP」を停止させることができる。
ここで、「RP」の実際の図柄(図11(b2)中、中リール31の下段に停止)と、「JAC1」の図柄(図11(c)中、中リール31の上段に停止)とは、外形等を類似する図柄に形成しているので、「JAC1」の図柄を「RP」の図柄のダミーに見せかけて、中リール31の停止時に中段に「JAC1」が停止したとしても、有効ラインL1又は中段の直線状の無効ラインに、「RP」−「RP」−「RP」が停止したかのように見せることができる。
また、「7a」、「7b」、「JAC1」、「JAC2」、「スイカ」、及び左リール31の「BAR」及び「チェリー」の図柄は、間隔が5図柄を超えて配置されている。これにより、BB1〜BB3、小役2〜小役4の当選時には、当選役に対応する図柄が有効ラインに停止するタイミングでストップスイッチ42が操作されなければ、当選役に対応する図柄の組合せは有効ラインに停止しない。
説明を図1に戻す。
停止図柄判断手段66は、リール31の停止時に、有効ラインに停止したリール31の図柄の組合せが、いずれかの役に対応する図柄の組合せと一致するか否かを判断するものである。停止図柄判断手段66は、例えばモータ32の停止時の角度やステップ数等を検知することにより、有効ライン上の図柄を判断する。
ただし、停止図柄判断手段66は、ストップスイッチ42が操作され、停止位置決定テーブル65を用いて停止位置が決定された時に、そのリール31が停止したか否かにかかわらず、停止図柄を判断することが可能である。
払出し手段67は、停止図柄判断手段66により、リール31の停止時に有効ラインに停止した図柄の組合せがいずれかの役に対応する図柄の組合せと一致すると判断され、その役の入賞となったときに、その入賞役に応じて所定枚数のメダルを遊技者に対して払い出すか、又はクレジットの加算等の処理を行うものである。
特別遊技制御手段68は、本実施形態の特別遊技であるBB遊技の開始、BB遊技中の遊技の進行、及びBB遊技の終了を制御するものである。
遊技中に、BB1〜BB3のいずれかに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、それぞれBB1〜BB3の入賞となり、特別遊技制御手段68は、いずれも、次遊技からBB遊技を開始するように制御する。
ここで、BB1〜BB3のいずれが入賞しても、同一のBB遊技が実行される。
BB遊技では、メダルを3枚投入して遊技を行うように制御される。
なお、BB遊技では、図5の役抽選テーブル62Bを用いて役の抽選が行われる。これにより、ほぼ毎遊技、小役1に当選する。
本実施形態のBB遊技の終了条件は、メダル払出し枚数が350枚以上になったことに設定されている。このため、特別遊技制御手段68は、BB遊技中に払い出されたメダル枚数をカウントし、毎遊技、払い出された枚数を更新し続けるとともに、カウントされた払出し枚数が350数以上となったと判断したときは、BB遊技の終了条件を満たすと判断する。
なお、本実施形態では、BB1〜BB3のいずれが入賞しても、同一のBB遊技を実行するようにしているが、これに限らず、入賞したBBの種類に応じて異なるBB遊技(例えば、払出し枚数の終了条件が異なるBB遊技)を実行することも可能である。
しかし、BB1〜BB3のいずれが入賞しても同一のBB遊技を実行すれば、どのBBに入賞してBB遊技に移行したのかを、BB遊技の内容から判別できないようにすることができるので、好ましい。
遊技状態制御手段69は、非RT遊技、RT1遊技、RT2遊技、及びBB遊技間の移行を制御するものである。図13は、遊技状態の移行を説明する図である。なお、図13では、BB1、BB2、及びBB3の入賞に伴い、それぞれBB1遊技、BB2遊技、及びBB3遊技に移行する旨が記載されているが、前述のように、本実施形態では、これらのBB1遊技〜BB3遊技は、すべて、遊技内容(及び演出内容)が共通するBB遊技である。
遊技状態制御手段69は、非RT遊技、RT1遊技、及びRT2遊技のいずれにおいても、BB1が入賞してBB遊技に移行したときは、そのBB遊技の終了後の通常遊技を非RT遊技に設定する。この非RT遊技は、いずれかのBBが入賞するまで維持される。
同様に、遊技状態制御手段69は、非RT遊技、RT1遊技、及びRT2遊技のいずれにおいても、BB2が入賞してBB遊技に移行したときは、そのBB遊技の終了後の通常遊技をRT1遊技に設定する。このRT1遊技は、いずれかのBBが入賞するまで維持される。
さらに同様に、遊技状態制御手段69は、非RT遊技、RT1遊技、及びRT2遊技のいずれにおいても、BB3が入賞してBB遊技に移行したときは、そのBB遊技の終了後の通常遊技をRT2遊技に設定する。このRT2遊技は、いずれかのBBが入賞するまで維持される。
また、図5で示したように、非RT遊技では、BB1の当選確率は1/600であり、BB2又はBB3の合算の当選確率は1/400である。したがって、非RT遊技では、次回もまた非RT遊技に移行する確率は、40%(次回にRT1遊技又はRT2遊技に移行する確率が60%)となる。
これに対し、RT1遊技では、BB1の当選確率は1/100であり、BB2又はBB3の合算の当選確率は1/100である。したがって、RT1遊技では、次回に非RT遊技に移行する(転落する)確率は、50%(次回もRT1遊技又はRT2遊技に移行する確率が50%)となる。
また、RT2遊技では、BB1の当選確率は1/200であり、BB2又はBB3の合算の当選確率は1/50である。したがって、RT1遊技では、次回に非RT遊技に移行する(転落する)確率は、20%(次回もRT1遊技又はRT2遊技に移行する確率が80%、すなわち継続率が80%)となる。
また、非RT遊技では、メダル投入枚数が3枚に設定され、1枚又は2枚では遊技を行うことができないように設定される。さらに、有効ラインはL1のみに設定される。
さらにまた、RT1遊技では、メダル投入枚数が1枚に設定され、2枚又は3枚では遊技を行うことができないように設定される。さらに、有効ラインはL2のみに設定される。
さらに、RT2遊技では、メダル投入枚数が2枚に設定され、1枚又は3枚では遊技を行うことができないように設定される。さらに、有効ラインはL3のみに設定される。
また、遊技制御手段50は、演出制御手段70に対し、各種の情報を送信するように制御する。送信される情報としては、メダルが投入された旨の情報、スタートスイッチ41が操作された旨の情報、役の抽選結果の情報、リール31の回転が開始された旨の情報、ストップスイッチ42が操作されたかの情報、リール31が停止した旨の情報、各リール31の停止位置の情報(有効ラインに停止した図柄及び図柄の組合せの情報)、メダルの払出しの情報、遊技状態(非RT遊技、RT1遊技、RT2遊技、非内部中/内部中、BB遊技の開始及び終了)の情報等が挙げられる。
図1において、演出制御手段70は、ランプ21、スピーカ22、及び画像表示装置23からの演出の出力を制御するものである。
演出制御手段70の演出パターン記憶手段71は、複数種類の演出パターンを記憶しているものである。そして、演出制御手段70の演出パターン選択手段72は、遊技の開始時等に、役抽選手段61による役の抽選が行われた後、ソフトウェア乱数を用いた抽選によって、遊技状態(非内部中/内部中、通常遊技中/特別遊技中)に応じて、役の抽選結果に対応するいずれか1つの演出パターンを選択する。
また、演出パターンは、当選役に応じて、それぞれ複数種類が設けられている。例えば、特別役(BB1〜BB3)当選時、小役当選時、リプレイ当選時、非当選時等ごとに、それぞれ複数種類の演出パターンが設けられている。
演出パターンは、遊技の進行に伴って、どのようなタイミングで(スタートスイッチ41の操作時や各ストップスイッチ42の操作時等)、どのような演出を出力するか(ランプ21をどのように点灯、点滅又は消灯させるか、スピーカ22からどのようなサウンドを出力するか、及び画像表示装置23にどのような画像を表示させるか等)を定めたものである。
そして、演出制御手段70は、選択した演出パターンに従い、所定のタイミングで演出出力機器から演出を出力するように制御する。
また、演出制御手段70は、BB遊技中には、画像表示装置23に、BB遊技の終了後に非RT遊技(BBの当選確率が通常確率に設定された遊技)に移行するのか、又はRT1遊技若しくはRT2遊技(BBの当選確率が高確率に設定された確率変動遊技)に移行するのかの演出を出力するように制御する。すなわち、図9〜図11に示すように、遊技者は、BBの入賞時の停止態様を見ただけでは、BB1〜BB3のいずれが入賞したのかを容易に知ることができないので、BB遊技中に、それを告知する演出を出力する。
具体的には、BB遊技中の複数遊技回数を用いて、例えば主人公キャラクタと敵キャラクタとが対決し、BB遊技の終了後に非RT遊技に移行するとき(すなわち、BB1が入賞してBB遊技に移行したとき)は、最終的に主人公キャラクタが敵キャラクタに負ける演出を選択し、BB遊技の終了後にRT1遊技又はRT2遊技に移行するとき(すなわち、BB2又はBB3が入賞してBB遊技に移行したとき)は、最終的に主人公キャラクタが敵キャラクタに勝つ演出を選択する。なお、BB2入賞時とBB3入賞時とで同一内容の演出を出力してもよいが、異なる演出であってもよい。
<第2実施形態>
続いて、本発明の第2実施形態について説明する。
第2実施形態では、メダル投入枚数が異なると、BBに対応する図柄の組合せが変わるようにしたものである。
図14は、第2実施形態におけるメダル投入枚数(遊技状態)と、役に対応する図柄の組合せとの関係を示す図である。図14では、メダル投入枚数が3枚のとき(非RT遊技)の役に対応する図柄の組合せは、第1実施形態と同一である。
これに対し、メダル投入枚数が1枚又は2枚のとき(RT1遊技又はRT2遊技)は、BB1〜BB3の図柄の組合せが、メダル投入枚数3枚のときと異なるように設定されている。具体的には、図14に示すように、メダル投入枚数が3枚のときのBB1の図柄の組合せは、メダル投入枚数が1枚又は2枚のときのBB2の図柄の組合せに設定されている。
また、メダル投入枚数が3枚のときのBB2の図柄の組合せは、メダル投入枚数が1枚又は2枚のときのBB3の図柄の組合せに設定されている。
さらにまた、メダル投入枚数が3枚のときのBB3の図柄の組合せは、メダル投入枚数が1枚又は2枚のときのBB1の図柄の組合せに設定されている。
これにより、例えば図6(a)に示す停止態様は、非RT遊技ではBB1の入賞となり、RT1遊技ではBB3の入賞となり、RT2遊技ではBB1の入賞となる。
また、図6(b1)に示す停止態様では、非RT遊技ではBB2の入賞となり、RT1遊技ではBB3の入賞となり、RT2遊技ではBB2の入賞となる。
さらにまた、図6(b2)に示す停止態様では、非RT遊技ではBB2の入賞となり、RT1遊技では役の非入賞となり、RT2遊技ではBB3の入賞となる。
さらに、図6(c)に示す停止態様では、非RT遊技ではBB3の入賞となり、RT1遊技ではBB2の入賞となり、RT2遊技では役の非入賞となる。
このようにして、遊技状態(メダル投入枚数)によってBBの図柄の組合せを異ならせれば、どのBBが入賞したかをさらにわかりにくくすることができる。
ただし、BB遊技の終了後は、どの遊技状態であるかは、投入可能なメダル枚数を見ることで知ることができる。
なお、BB遊技のメダル投入枚数を一律に3枚に設定しているので、BB遊技中のメダル投入枚数からは、どのBBが入賞したかを知ることができないので、BB遊技の終了後に遊技者に期待を与えることができる。
<第3実施形態>
第3実施形態では、遊技状態と有効ラインとの関係を、予め固定にするのではなく、抽選等で決定するものである。
例えば、BB遊技の終了時、又はBB遊技の終了後であって通常遊技の最初の遊技で、有効ラインL1〜L3のうち、いずれを当該遊技状態における有効ラインにするかを、ソフトウエア乱数を用いた抽選で決定することが挙げられる。
このように、有効ラインをその都度変化させれば、遊技者は、どのBBが入賞したかの判別がより困難となる。
また、有効ラインを決定する場合には、抽選に限られず、例えば予め設定された遊技実績(例えば、BB1、BB2、又はBB3の入賞回数、遊技回数、所定遊技回数間のメダル払出し枚数若しくは差枚数、又は遊技回数等)や規則等に応じて、どの有効ラインにするかを決定することも可能である。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、以下のような種々の変形が可能である。
(1)本実施形態では、非RT遊技のメダル投入枚数を3枚、RT1遊技のメダル投入枚数を1枚、RT2遊技のメダル投入枚数を2枚に設定した。しかし、これに限らず、遊技状態や、メダル投入枚数は、少なくとも2種類設けられていればよい。
例えば、非RT遊技とRT遊技のみを設け、非RT遊技はメダル投入枚数を3枚、RT遊技はメダル投入枚数を2枚に設定してもよい。また、非RT遊技のメダル投入枚数を3枚、RT1遊技及びRT2遊技はいずれもメダル投入枚数を1枚に設定してもよい。
さらに、遊技状態としてRT3遊技を設け、非RT遊技のメダル投入枚数を3枚、RT1遊技のメダル投入枚数を1枚、RT2遊技及びRT3遊技のメダル投入枚数を2枚に設定してもよい。
(2)本実施形態で示した有効ラインL1〜L3は、例示であり、これに限られるものではない。他の有効ラインの例としては、「上段」−「上段」−「下段」、「下段」−「下段」−「上段」、「上段」−「下段」−「上段」、「下段」−「上段」−「下段」等が挙げられる。
また、特定の遊技状態では、有効ライン数を1本ではなく、複数本に設定することも可能である。
(3)表示窓11から見える図柄数は、本実施形態で示した3×3=9個に限られることなく、例えば、2×3=6個(各リール31ごとに、上下2つの図柄が見えるもの)、あるいは4×3=12個(各リール31ごとに、上下に連続する4図柄が見えるもの)であってもよい。
(4)図5に示したBBの当選確率は、例示であり、これに限られるものではない。1枚投入時(RT1遊技)及び2枚投入時(RT2遊技)の少なくとも1つのBBの当選確率が、非RT遊技のそのBBの当選確率よりも高く設定されていればよい。
(5)RT1遊技やRT2遊技におけるリプレイの当選確率は、任意であり、実施形態で示した値よりもさらに高く設定されていてもよい。また、RT1遊技とRT2遊技とでリプレイの当選確率を変えることも可能である。
例えばRT1遊技ではメダル所有枚数を現状維持できる遊技状態(差枚数がほぼ「0」)とし、RT2遊技ではメダル所有枚数が徐々に増加する遊技状態(1遊技あたりの差枚数が例えば+0.5枚程度)としてもよい。
(6)ダミーの特別役に対応する図柄の組合せを構成する「7a」、「7b」、及び「7c」は、主たる図柄である「7」の大きさ、外形及びその輪郭内部の模様や色彩等を同一とし、その周囲部のみを異ならせるようにしてもよい。図15は、「7」の外形の周囲部のみを異ならせることで、「7a」、「7b」、及び「7c」の図柄を形成した例を示す。
(7)本実施形態では、図4に示すように、BB1、BB2、及びBB3に対応する図柄の組合せとして、それぞれ1つずつ設けたが、これに限らず、例えば遊技状態を非RT遊技とRT遊技のみとし、図16に示すようなBBの図柄の組合せとしてもよい。
この場合に、例えば非RT遊技においてBB1に当選したときは、図6(a)、(b1)、及び(b2)のいずれの停止態様でもリール31が停止可能となる。
これらの図柄の組合せのうち、どの停止態様とするかの優先順位は、種々設定することができるが、他の遊技状態におけるBB当選時の停止態様と同一となるもの(同一となるものが複数あるときは、最も数の多いもの)を優先することや、ダミーの特別役に対応する図柄の組合せが揃う直線状の無効ライン数が多いものを優先することが挙げられる。
例えば図16の例では、非RT遊技中のBB1当選時は、図6(a)又は(b1)を優先するように制御する。
10 スロットマシン
11 表示窓
21 ランプ
22 スピーカ
23 画像表示装置
31 リール
32 モータ
40 ベットスイッチ
41 スタートスイッチ
42 ストップスイッチ
50 遊技(メイン)制御手段
61 役抽選手段
62(62A、62B) 役抽選テーブル
63 当選フラグ制御手段
63a 当選フラグ
64 リール制御手段
65 停止位置決定テーブル
66 停止図柄判断手段
67 払出し手段
68 特別遊技制御手段
69 遊技状態制御手段
70 演出(サブ)制御手段
71 演出パターン記憶手段
72 演出パターン選択手段
L1〜L3 有効ライン(図柄組合せライン)
L11〜L14 無効ライン(図柄組合せライン)

Claims (10)

  1. 複数種類の図柄を表示したリールをM個(Mは、3以上の整数)並設し、各前記リールの上下に連続する少なくともN個(Nは、2以上の整数)を表示窓から見えるように配置したスロットマシンであって、
    遊技状態として、第1遊技状態と、前記第1遊技状態よりも遊技者にとって有利となる第2遊技状態とを備え、
    各役の当選確率を定めた役抽選テーブルを用いて役の抽選を行う役抽選手段と、
    前記役抽選手段による役の抽選結果に基づいて、前記リールを停止させるように制御するリール制御手段と
    を備え、
    前記役抽選手段は、前記第1遊技状態及び前記第2遊技状態では、遊技者にとって有利となる特別遊技に移行するための特別役であって、特別遊技の終了後に前記第1遊技状態に移行する第1特別役と、特別遊技の終了後に前記第2遊技状態に移行する第2特別役とを含めて役の抽選を行い、
    各前記リールの少なくとも1図柄を通る複数の図柄組合せラインのうち、少なくとも1つを有効ラインに設定するとともに、前記第1遊技状態における有効ラインと、前記第2遊技状態における有効ラインとが異なるように設定し、
    前記第1遊技状態及び前記第2遊技状態において、少なくとも1つの直線状の図柄組合せラインを無効ラインに設定し、
    前記第1特別役に対応する図柄の組合せ、及び前記第2特別役に対応する図柄の組合せは、いずれも、2種類以上の図柄から構成されており、
    前記第1特別役に対応する図柄の組合せを構成する少なくとも1つの図柄、又は前記第2特別役に対応する図柄の組合せを構成する少なくとも1つの図柄の双方又は一方からなる図柄の組合せであって前記第1特別役又は前記第2特別役に対応する図柄の組合せと異なる図柄の組合せを、ダミーの特別役に対応する図柄の組合せに設定し、
    前記第1特別役又は前記第2特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときに、いずれかの直線状の無効ラインに、ダミーの特別役に対応する図柄の組合せが停止するように、各前記リールの図柄を配置し、
    前記リール制御手段は、前記第1遊技状態又は前記第2遊技状態において、前記第1特別役又は前記第2特別役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるときは、同時に、いずれかの直線状の無効ラインに、ダミーの特別役に対応する図柄の組合せが停止するように前記リールを停止制御する
    ことを特徴とするスロットマシン。
  2. 請求項1に記載のスロットマシンにおいて、
    前記リール制御手段は、前記第1遊技状態において前記第1特別役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させたときと前記第2遊技状態において前記第2特別役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させたとき、又は、前記第1遊技状態において前記第2特別役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させたときと前記第2遊技状態において前記第1特別役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させたときとで、前記表示窓に現れるM×N個の図柄配列が同一となる場合があるように、前記リールを停止制御する
    ことを特徴とするスロットマシン。
  3. 請求項2に記載のスロットマシンにおいて、
    前記第1遊技状態又は前記第2遊技状態において、前記第1特別役又は前記第2特別役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させたときに、複数の停止態様が可能であり、
    その複数の停止態様のうちいずれの停止態様でも前記リールを停止可能であるときは、他の遊技状態における前記第1特別役又は前記第2特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときの前記表示窓に現れるM×N個の図柄配列と同一となる態様を優先して、前記リールを停止制御する
    ことを特徴とするスロットマシン。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
    前記第1遊技状態における有効ラインと、前記第2遊技状態における有効ラインとは、いずれか1つの前記リールの図柄位置のみが異なるように設定されている
    ことを特徴とするスロットマシン。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
    前記役抽選手段は、前記第2遊技状態では、前記第1特別役又は前記第2特別役の少なくとも一方の当選確率を、前記第1遊技状態よりも高く設定して役の抽選を行う
    ことを特徴とするスロットマシン。
  6. 請求項5に記載のスロットマシンにおいて、
    前記役抽選手段は、前記第2遊技状態では、前記第2特別役の当選確率を、前記第1特別役の当選確率よりも高く、かつ前記第1遊技状態の前記第2特別役の当選確率よりも高く設定して役の抽選を行う
    ことを特徴とするスロットマシン。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
    前記第1遊技状態では、1遊技における遊技媒体の投入数がP1に設定されており、
    前記第2遊技状態では、1遊技における遊技媒体の投入数がP2(P2<P1)に設定されている
    ことを特徴とするスロットマシン。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
    前記第1遊技状態における前記第1特別役と前記第2遊技状態における前記第1特別役、又は前記第1遊技状態における前記第2特別役と前記第2遊技状態における前記第2特別役に対応する図柄の組合せは、異なる図柄の組合せに設定されている
    ことを特徴とするスロットマシン。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
    前記第1遊技状態及び前記第2遊技状態では、複数の図柄組合せラインのうち、所定の条件に基づいて少なくとも1つを有効ラインを決定する有効ライン決定手段を備える
    ことを特徴とするスロットマシン。
  10. 複数種類の図柄を表示したリールをM個(Mは、3以上の整数)並設し、各前記リールの上下に連続する少なくともN個(Nは、2以上の整数)を表示窓から見えるように配置したスロットマシンであって、
    遊技状態として、第1遊技状態と、前記第1遊技状態よりも遊技者にとって有利となる第2遊技状態とを備え、
    各役の当選確率を定めた役抽選テーブルを用いて役の抽選を行う役抽選手段と、
    前記役抽選手段による役の抽選結果に基づいて、前記リールを停止させるように制御するリール制御手段と
    を備え、
    前記役抽選手段は、前記第1遊技状態及び前記第2遊技状態では、遊技者にとって有利となる特別遊技に移行するための特別役であって、特別遊技の終了後に前記第1遊技状態に移行する第1特別役と、特別遊技の終了後に前記第2遊技状態に移行する第2特別役とを含めて役の抽選を行い、
    各前記リールの少なくとも1図柄を通る複数の図柄組合せラインのうち、少なくとも1つを有効ラインに設定するとともに、前記第1遊技状態における有効ラインと、前記第2遊技状態における有効ラインとが異なるように設定し、
    前記第1遊技状態及び前記第2遊技状態において、少なくとも1つの直線状の図柄組合せラインを無効ラインに設定し、
    前記リール制御手段は、前記第1遊技状態又は前記第2遊技状態において、前記第1特別役又は前記第2特別役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるときは、同時に、いずれかの直線状の無効ラインに、同一又は類似の図柄の組合せからなり遊技者に特別役の図柄の組合せを想起させるダミーの特別役に対応する図柄の組合せが停止するように前記リールを停止制御する
    ことを特徴とするスロットマシン。
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