JP4598726B2 - ワイパ装置 - Google Patents

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Description

本発明はワイパ装置に係り、特に車両のウインドウ等を往復払拭するワイパ装置に関する。
従来、一対のワイパブレードによって払拭面を往復払拭するワイパ装置では、ワイパブレードの一方と他方とが、一方の反転位置において互いに重なり部分を有するように並列して配設されるものが知られている。特に、対向払拭型のワイパ装置は、一対のワイパアーム(ワイパアーム&ブレード)が互いに反対方向に往復回動され、対向的に払拭面を払拭するように構成されているため、一方の反転位置においてワイパブレードが並列して長手方向に重なり部分を有するようになっている。
上記ワイパ装置が、例えば、車両のフロントウインドウ下部に配設された場合には、一対のワイパブレードは下反転位置において互いに重なり部分を有する。一対のワイパブレードが下反転位置において互いに重なり部分を有すると、払拭始動時や下反転位置付近での反転動作時において、ワイパブレード同士が干渉してしまうおそれがある。このような干渉を防ぐため、上記ワイパ装置では、下反転位置において一対のワイパブレードを互いに間隔をあけて配置しなければならず、払拭停止時や払拭動作時における車両の見栄えを損ねていた。
このような不都合を改善すべく、特許文献1に記載の対向払拭型のワイパ装置では、一方のワイパブレードは、往復払拭動作時には、他方のワイパブレードの下反転位置よりも所定間隔上側に設定されている下反転位置で反転するが、作動停止時には、他方のワイパブレードの下反転位置付近に設定された停止位置までさらに回動するように構成されている。
すなわち、このワイパ装置では、一方のワイパブレードの停止位置が下反転位置よりも下方に設定されており、作動停止時には、一方のワイパブレードのみをさらに下方へ回動させて、他方のワイパブレードに近接して格納するようになっている。これにより、このワイパ装置では、作動停止時における見栄えが向上されている。
また、上記ワイパ装置では、払拭始動時には、下側に位置する他方のワイパブレードを待機させた状態で、上側に位置する一方のワイパブレードを停止位置から下反転位置まで移動させ、両ワイパブレード間に払拭方向の間隔をあけてから払拭動作を開始する。これにより、両ワイパブレードは、反転位置または停止位置において互いに重なり部分を有して配置されていても、干渉せずに始動することができる。
特許第2888651号公報
しかしながら、特許文献1に記載のワイパ装置では、作動停止時に一対のワイパブレードが近接して格納されるものの、両ワイパブレードが幅方向(上下方向)に並んで重なり部分を有して停止されるため、依然としてワイパアーム(ワイパアーム&ブレード)の存在感が残っており、見栄えの点でさらに改良の余地があった。
本発明の目的は、上記課題に鑑み、一対のワイパブレードが作動停止時にその長手方向に重なり部分を有しワイパブレードの幅方向に並列して停止されるワイパ装置において、作動停止時においてワイパブレードの見栄えを良好にすることができるワイパ装置を提供することにある。
前記課題は、本発明によれば、ワイパモータによって往復回動駆動される少なくとも一対のワイパアームと、各ワイパアームに連結されたワイパブレードと、を備え、停止位置において一方の前記ワイパブレードが他方の前記ワイパブレードと長手方向に重なり部位を有し幅方向に並列して配置されるワイパ装置であって、前記一対のワイパアームのそれぞれに対応して設けられ、各ワイパアームに連結されたワイパブレードの上面部をそれぞれ覆うとともに、前記停止位置において並列する前記一対のワイパブレードの長手方向に連続してこれらの上面を覆うように形成された一対のカバー部を備え、該一対のカバー部の一方は、前記重なり部位において、前記一方のワイパブレードの上面部の少なくとも一部を覆うと共に、前記他方のワイパブレードの上面部の少なくとも一部を覆うように形成されたこと、により解決される。
このように本発明では、一対のワイパアームのそれぞれに対応して、一対のワイパブレードの上面部を覆う一対のカバー部が設けられており、停止位置での一対のワイパブレードの重なり部位を、一対のカバー部によって協働して覆うように構成している。すなわち、これらカバー部によって、並列する一対のワイパブレードの上面部が、その長手方向に連続的に覆われる。これにより、例えば、停止位置においてワイパアームが車幅方向に連続的に配置されたときには、一対のワイパアームの存在感がその車幅方向の連続的な配置により低減されるだけではなく、さらに、ワイパブレードもカバー部によって車幅方向に連続的に覆われることにより、その存在感が殆ど掻き消され、ワイパ装置全体として車両デザインへの一体感が得られる。
また本発明では、一対のカバー部の一方は、前記重なり部位において、前記一方のワイパブレードの上面部の少なくとも一部を覆うと共に、前記他方のワイパブレードの上面部の少なくとも一部を覆うように構成されている。
このように構成された本発明では、例えば、運転席側のワイパブレードの上面部を覆うカバー部をできる限り短くして、このカバー部からワイパブレードのみを長く突出させて、運転視界の遮りを極力低減するように構成することができる。この場合、停止位置では、他方のカバー部によって、短く設定されたカバー部によって覆うことができない部位が覆われる。このように、重なり部位を両方のカバー部によって協働して覆うことにより、重なり部位全体を違和感なく覆うことができる。
また本発明では、前記一対のワイパアームは、前記停止位置から互いに反対方向に回動駆動されることを特徴とする。
このように構成された本発明では、一対のワイパアームが停止位置から互いに反対方向に回動するため、対向払拭型のワイパ装置を構成する。このような対向払拭型のワイパ装置では、ワイパブレードの大部分が重なり部位となり、ワイパアームは、例えばワイパブレードの車幅方向両側に配置されたピボット軸に連結され、ワイパ装置は、車幅方向の略全体にわたって払拭面の下縁部に配置される。このような、対向払拭型のワイパ装置においてもワイパアームおよびワイパブレードの存在感を低減させることができるので、車両デザインとのより一層の一体感を得ることができる。
また本発明では、前記一対のカバー部は、前記停止位置においてこれらが連続して配置されたときに、近接する長手方向の端部形状が、往復払拭範囲側から前記停止位置に向けてアンダーカット形状をなすように形成されたことを特徴としている。
このように構成された本発明では、一対のワイパアームおよびワイパブレードに掛かる外部負荷等によって、一方と他方の払拭動作タイミングにずれが生じて、始動時や停止時に先行するワイパブレードの移動が遅れる場合であっても、一対のカバー部は、端部形状がアンダーカット形状をなしているので、互いに干渉しにくくなると共に、端部同士の間隔を狭くしてより近接配置させることができる。
また本発明では、前記停止位置は、少なくとも前記一対のワイパブレードの一方の往復払拭範囲よりも外側に設定された格納停止位置であり、該格納停止位置で前記一対のワイパブレードが近接して並列配置されることを特徴としている。
一般に、停止時もしくは払拭反転時にワイパブレードが長手方向に重なり部位を有し幅方向に並列して配置されるワイパ装置では、両ワイパブレード間に干渉を防止するための所定の間隔が設定されている。このように干渉防止のための間隔が設定されている場合、この間隔をも覆うためにカバー部が幅広になってしまう。
しかしながら、本発明では、一対のワイパブレードの一方が、払拭反転位置からさらに往復払拭範囲の外側に設定された格納停止位置で、他方のワイパブレードと並列配置となるように構成される。このように構成すると、停止位置において両ワイパブレードを近接配置させて、カバー部を幅狭とすることができる。また、払拭動作時には、両ワイパブレード間には、所定の間隔が保持されるので干渉を防止することができる。さらに、一方のワイパブレードの払拭反転位置から停止位置への移動を比較的低速で行うように構成することにより、確実に干渉を防止すると共により近接させて停止させることが可能となる。
また、前記ワイパアームは、アームヘッドと、該アームヘッドに連結されたリテーナと、該リテーナの先端に固定されると共に先端部に前記ワイパブレードが連結されるアームピースとを備え、前記カバー部は、前記リテーナの先端部から一体に延出形成したことを特徴としている。
本発明によれば、一対のワイパブレードが作動停止時に長手方向に重なり部分を有し幅方向に並列して停止されるワイパ装置において、停止位置にある状態で、少なくとも一対のワイパブレードの上面部を協働して長手方向に連続して覆うことが可能なカバー部を、各ワイパアームに対応してそれぞれ配設したので、作動停止時におけるワイパブレードの見栄えを良好にすることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する部材,配置等は本発明を限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
図1〜図9は本発明の一実施形態に係るものであり、図1〜図3はワイパ装置(上反転位置,下反転位置,格納停止位置)の全体説明図、図4は図1のワイパ装置の電気構成図、図5は図1のワイパ装置のワイパアーム,ワイパブレード及びカバー部の説明図、図6は図1のワイパ装置の下反転位置(A)及び格納停止位置(B)におけるワイパアーム,ワイパブレード及びカバー部の説明図、図7は図6のC−C線端面図、図8は図1のワイパ装置の移動機構の斜視図、図9は図1のワイパ装置の移動機構の動作説明図である。
図10〜図16は本発明の他の実施形態に係るものであり、図10,図11はワイパ装置の下反転位置(A)及び格納停止位置(B)におけるワイパアーム,ワイパブレード及びカバー部の説明図、図12はワイパ装置のワイパアーム,ワイパブレード及びカバー部の説明図、図13〜図15はワイパ装置(上反転位置,下反転位置,格納停止位置)の全体説明図、図16はワイパ装置の電気構成図である。
図1〜図3に示すように、一実施形態に係る車両用のワイパ装置Wは、車両のフロントウインドウガラス1(以下「ガラス1」という)の表面を往復払拭する対向払拭型のワイパ装置であり、一対のワイパ機構W1,W2から構成されている。ワイパ機構W1,W2は車両の幅方向両側にそれぞれ配設されている。
ワイパ機構W1は、略矩形のガラス1の右下角部近傍に取付けられたワイパモータ10と、このワイパモータ10に基端部が固定されたワイパアーム20と、このワイパアーム20の先端部に回動可能に連結されたワイパブレード30と、ワイパアーム20およびワイパブレード30の上面側(反払拭面側)を覆うカバー部40を主要構成要素としている。
また、ワイパ機構W2は、ガラス1の左下角部近傍に取付けられたワイパモータ50と、このワイパモータ50に基端部が固定されたワイパアーム60と、このワイパアーム60の先端部に回動可能に連結されたワイパブレード70と、ワイパアーム60およびワイパブレード70の上面側(反払拭面側)を覆うカバー部80を主要構成要素としている。
ワイパ機構W1,W2は、それぞれワイパブレード30,70によって、図1に示す払拭範囲P1,P2を往復払拭するように構成されている。払拭範囲P1は、下反転位置P1aと、上反転位置P1bによって周方向の端部が規定された略扇形状の払拭範囲である。払拭範囲P2は、下反転位置P2aと、上反転位置P2bによって周方向の端部が規定された略扇形状の払拭範囲である。図1はワイパ機構W1,W2がそれぞれ上反転位置P1b,P2bまで移動した状態を示しており、図2はワイパ機構W1,W2がそれぞれ下反転位置P1a,P2aまで移動した状態を示している。
本例のワイパ装置Wは対向払拭型であるので、ワイパアーム20が下反転位置P1aから上反転位置P1bへ向けて動作する回動方向と、ワイパアーム60が下反転位置P2aから上反転位置P2bへ向けて動作する回動方向は反対方向となっている。
本例では、下反転位置P1aの方が、下反転位置P2aよりも車両上方に位置しており、ワイパアーム20,60がガラス1下縁部付近で反転動作するときには、ワイパアーム20が上位側(払拭範囲内側)に位置し、ワイパアーム60が下位側(払拭範囲外側または払拭面縁部側)に位置する。したがって、下反転位置P1a,P2a付近においては、下反転位置P1a,P2aから上反転位置P1b,P2bへ向けて払拭動作を行う時には、ワイパブレード30の方がワイパブレード70よりも先行するようになっており、逆方向へ動作するときには、ワイパブレード70の方がワイパブレード30よりも先行するようになっている。
このように本例では、下反転位置P1a,P2aが払拭動作方向に所定間隔をあけて設定されているので、往復払拭動作時に、ワイパ機構W1,W2に外部負荷等が掛かって払拭動作タイミングがずれてもワイパブレード30,70が干渉してしまうことが防止される。
図3はワイパ装置Wが格納停止位置にある状態を示している。本例のワイパ機構W2では、下反転位置P2aが格納停止位置P2c(=P2a)であるが、ワイパ機構W1では、下反転位置P1aよりも払拭範囲P1の下方外側が格納停止位置P1cとなっている。この格納停止位置P1cは格納停止位置P2cよりもわずかに(ワイパブレード30の幅程度)上方に位置するが略一致している。したがって、後述するように、格納停止状態にあるときには、ワイパブレード30,70は、長手方向に重なり部位Rを有し幅方向に並列して配置される(図6参照)。
なお、ワイパ機構W1は、後述するように移動機構100を備えている。この移動機構100は、ワイパアーム20およびワイパブレード30を、格納停止位置P1cと下反転位置P1aとの間で略平行に移動させる機構である。
本例のワイパモータ10は、直流電動モータからなるモータ部11と、モータ部11からの回転出力を減速してピボット軸13へ伝達するギヤ部12を備えている。また、ワイパモータ50は、直流電動モータからなるモータ部51と、モータ部51からの回転出力を減速してピボット軸53へ伝達するギヤ部52を備えている。
図4に示すように、本例のワイパモータ10,50は、コントローラ90からの駆動信号を受けて互いに独立して作動するように構成されている。コントローラ90は、ワイパスイッチ91と、モータ部11,51内にそれぞれ配設された位置検出器14,54に接続されている。位置検出器14,54は、それぞれモータ部11,51のアーマチャに設けられたマグネットセンサであり、アーマチャの回転に応じて位置信号(パルス信号)をコントローラ90へ送出する。コントローラ90は、このパルス信号をカウントすることによってアーマチャの回転数およびピボット軸13,53(すなわちワイパアーム20,60)の回動角度を検出している。
コントローラ90は、ワイパスイッチ91からの操作信号を受けることにより、ワイパモータ10,50を同期制御する。すなわち、コントローラ90は、ワイパアーム20,60が払拭範囲P1,P2内を所定回動速度で往復払拭するように、ワイパモータ10,50へ駆動信号を送出して、これらを正逆回転させ、ピボット軸13,53を往復回動させている。
本例では、ワイパモータ10は、移動機構100を介してワイパアーム20に連結されている。一方、ワイパモータ50は、そのピボット軸53にワイパアーム60の基端部が直結されている。
図5(A)に示すように、本例のワイパアーム20は、アームヘッド21と、連結ピン22によってアームヘッド21に回動可能に連結されたリテーナ23と、リテーナ23の先端に固定されたアームピース25とを備えている。また、図5(B)に示すように、本例のワイパアーム60は、アームヘッド61と、連結ピン62によってアームヘッド61に回動可能に連結されたリテーナ63と、リテーナ63の先端に固定されたアームピース65とを備えている。
本例のワイパブレード30,70は、トーナメント式のワイパブレードであり、それぞれアームピース25,65の先端部に形成されたフック26,66が、連結ピン31,71に取付けられた不図示の連結装置に係合することによって、ワイパアーム20,60に回動可能に連結されている。
次に本例のカバー部40,80について説明する。
本例のカバー部40は、ワイパアーム20の上面部およびワイパブレード30の上面部の一部を覆うものである。また、カバー部80は、ワイパアーム60の上面部およびワイパブレード70の上面部の一部を覆うものである。ここで、上面部とは、ガラス1と対向する面と反対側の面(反払拭面)を指す。本例では、カバー部40,80は、それぞれ下部が開口する断面略コ字状のリテーナ23,63の先端部から一体に延出形成したものであり、先端側ほど高さが低くなるように形成されている。そして、このカバー部40,80はアームピース25,65を内部に収容するように上面部を覆っている。なお、カバー部40,80は、リテーナ23,63とは別部品で構成してワイパアーム20,60に装着するものであってもよく、また、カバー部40,80がそれぞれワイパブレード30,70に取付けられる構成であってもよい。
図6(A)は、ワイパブレード30,70がそれぞれ下反転位置P1a,P2aにある状態を示している。この状態では、ワイパブレード30,70は、その長手方向に重なり部位Rを有し幅方向に並列して配置される。
本例のカバー部40は、リテーナ23の先端部付近からワイパブレード30の連結ピン31を越えて連結ピン31と先端部との間(重なり部位Rの中間)まで延出している。本例のワイパブレード30は、ワイパアーム20およびカバー部40の延出方向A1と略平行に配置されているが、上方に所定距離シフトしている。このため、ワイパブレード30の上面部は、カバー部40の幅方向B1の範囲のうちワイパブレード70側とは反対側寄り(紙面上の上半分)の範囲によって覆われている。
一方、カバー部80は、リテーナ63の先端部付近からワイパブレード70の連結ピン71を越えて連結ピン71と先端部との間(重なり部位Rの中間)まで延出している。本例のワイパブレード70は、ワイパアーム60およびカバー部80の延出方向A2(A2はA1と略平行)と略平行に配置されているが、下方に所定距離シフトしている。このため、ワイパブレード70の上面部は、カバー部80の幅方向B2(B2はB1と略平行)の範囲のうちワイパブレード30側とは反対側寄り(紙面上の下半分)の範囲によって覆われている。
また、カバー部40の先端部41は、下角部が所定傾斜角度で切取られたように形成され、カバー部80の先端部81は、上角部が所定傾斜角度で切取られたように形成されている。
なお、本例では、カバー部40,80は、同一部品であり、左右線対称に配置されている。本例では、これにより部品の共通化が図られている。
図6(B)は、ワイパブレード30が格納停止位置P1cまで移動した状態を示している。このとき、カバー部40,80は、先端部41,81が長手方向にわずかな距離Xだけ離間して対向し、全体として直線状に連続した状態となっており、一体的な外観を呈する。
この状態では、ワイパブレード30,70は、下反転位置P1a,P2aに位置するときと同じく、その長手方向に重なり部位Rを有すると共に、下反転位置P1a,P2aに位置するときよりも、さらに幅方向(B1,B2)に近接して並列配置される。本例では、ワイパブレード30,70は、略平行な状態で並列配置されるが、必ずしも厳密に平行な状態で並列配置されなくてもよい。
このとき、ワイパブレード70のうち、カバー部80の先端から突出する部位(カバー部80によって覆われない部位)は、カバー部40の幅方向B1の範囲のうちワイパブレード70側寄り(紙面上の下半分)の範囲によって覆われる。また、ワイパブレード30のうち、カバー部40の先端から突出する部位(カバー部40によって覆われない部位)は、カバー部80の幅方向B2の範囲のうちワイパブレード30側寄り(紙面上の上半分)の範囲によって覆われる。
図7は図6のC−C線端面図である。図7に示すように、カバー部80はワイパブレード30,70の上面部を覆うことができる。
このように本例では、カバー部40,80が、協働してワイパアーム20,60およびワイパブレード30,70の略全長にわたってその上面部を連続的に覆うように構成されている。
また、カバー部40とカバー部80は、その先端部41,81が同じ傾斜角度で切取られたように形成され、幅方向(B1,B2)に互いにアンダーカット形状を構成しているので、カバー部40が上方から格納停止位置P1cへ向けて移動してくるときに、先端部41,81同士が干渉しにくく、先端部41,81同士の間隔を狭くしてより近接配置させることができる。すなわち、先端部41,81が長手方向に対して直交するように形成されている場合には、先端部41,81同士の干渉を考慮して、長手方向にある程度大きな間隔を設定する必要があるが、本例のように先端部41,81がアンダーカット形状となっていることにより、先端部41,81同士の間隔を実質上、狭く設定することができる。
このようにしてワイパ装置Wが格納停止位置に保持されると、本例では、一対のワイパアーム20,60およびワイパブレード30,70が車幅方向に連続的に配置されて、これらの存在感がその車幅方向の連続的な配置により低減される。さらに、本例では、ワイパブレード30,70がカバー部40,80によって車幅方向に連続的に覆われることにより、その存在感が殆ど掻き消され、ワイパ装置W全体として車両デザインへの一体感が得られる。
次に、図8に基づいて、本例の移動機構100の構成について説明する。
本例の移動機構100は、第1リンク(クランクアーム)101と、第2リンク102と、第3リンク103と、第4リンク104と、ストッパ105と、引張りバネ(付勢手段)106とを備えて構成されている。
第1リンク101は、基端側がピボット軸13に回動不能に連結固定されており、ワイパモータ10の回転駆動力によって直接的に駆動されるように構成されている。第2リンク102は、一端側が第1リンク101の先端側と第1連結軸111によって回動可能に連結されている。第3リンク103は、一端側が第2リンク102の他端側と第2連結軸112によって回動可能に連結されている。第4リンク104は、一端側が第3リンク103の他端側と第3連結軸113によって回動可能に連結されていると共に、他端側が第1リンク101の基端側と第4連結軸114によって回動可能に連結されている。
ピボット軸13,第1連結軸111,第2連結軸112,第3連結軸113,第4連結軸114は、軸方向が平行に設定されており、本例では、第1リンク101,第2リンク102,第3リンク103,第4リンク104によって四節回転機構100aが形成されている。特に、本例では、第1リンク101と第3リンク103,第2リンク102と第4リンク104が、それぞれ略平行に設定されており、第1連結軸111と第2連結軸112の軸間距離と、第3連結軸113と第4連結軸114の軸間距離とが等しく、第2連結軸112と第3連結軸113の軸間距離と、第4連結軸114と第1連結軸111の軸間距離とが等しくなっている。したがって、本例の四節回転機構100aは、平行四辺形もしくは矩形を形成する。なお、これに限らず、四節回転機構100aが平行四辺形や矩形以外を形成するように構成してもよい。
本例では、ピボット軸13と第4連結軸114とは同軸的であり、ピボット軸13の軸中心と第4連結軸114の軸中心とが一致している。また、ピボット軸13は、第1リンク101には固定されているが、第4リンク104に対しては回動可能である。したがって、第4リンク104はピボット軸13の回動に直接的には連動しないようになっている。
第2リンク102は、一端側に設けられた第1連結軸111を越えてさらに延出する延出部102aが形成されており、この延出部102aにワイパアーム20のアームヘッド21が形成されている。本例では、ワイパアーム20は、その延出方向が延出部102aの延出方向に略直交するように延出部102aに取付けられている。
また、第2リンク102の他端側には、第2連結軸112を越えた部位に引張りバネ106の一端を係止するための係止孔102bが形成されている。
第4リンク104は、一端側からさらに第3連結軸113を越えて当接部104aが延出形成されている。また、ワイパモータ10のギヤ部12には、ピボット軸13が所定回動角度で当接部104aと当接可能なストッパ105が立設されている。
また、第4リンク104の他端側には、第4連結軸114を越えた部位に引張りバネ106の他端を係止するための係止孔104bが形成されている。
引張りバネ106は、第2リンク102の係止孔102bと第4リンク104の係止孔104bに両端がそれぞれ係止されており、常時、第2連結軸112と第4連結軸114とを近づけるように四節回転機構100aに所定の付勢力を付与している。これにより、略平行四辺形をなすように保持される(図8参照)。この略平行四辺形状態では、第2連結軸112と第4連結軸114の軸間距離の方が、第1連結軸111と第3連結軸113の軸間距離よりも短くなっている。本例では、付勢手段として引張りバネ106を用いることにより、ピボット軸13の軸方向寸法を小さく抑え、移動機構100を簡易でコンパクトな構成としている。
また、ピボット軸13が反払拭範囲方向(時計方向。図9(A)参照。)に回動している状態で、ワイパブレード30にその払拭動作を拘束しようとする払拭負荷が作用したときには、ピボット軸13回りに作用する回転トルクによって引張りバネ106には、これを伸張しようとする外力が加わる。本例では、このような予め想定可能な払拭負荷を設定し、この設定払拭負荷が掛かっても引張りバネ106が伸張しないように、引張りバネ106の付勢力が設定されている。これにより、本例では、通常の払拭動作においては、引張りバネ106は伸張せず、四節回転機構100aが定常状態の形状を保持し、通常の払拭動作時におけるワイパアーム20とワイパブレード30の挙動を安定させることができる。
なお、本例では自然状態で引張りバネ106の長さによって四節回転機構100aの平行四辺形の偏平度合が規定されるようになっているが、これに限らず、四節回転機構100aが変形していったときに第1リンク101と第3リンク103が幅方向に当接したり、第2リンク102と第4リンク104が幅方向に当接したりすることにより、平行四辺形の偏平度合が規定されるようにしてもよい。
なお、本例では、付勢手段として引張りバネ106を用いているが、第2連結軸112と第4連結軸114とを近づけるように(もしくは第1連結軸111と第3連結軸113とを遠ざけるように)四節回転機構100aに付勢力を付与できれば、これに限らない。例えば、第1連結軸111と第3連結軸113の近傍に係止部を設けて、この係止部に圧縮バネの両端を取付けるように構成してもよい。また、引張りバネや圧縮バネを用いる代わりにトーションスプリングを用いてもよい。この場合、例えば、第2連結軸112回りにトーションスプリングを配設し、その一端を第2リンク102に取付け、他端を第3リンク103に取付けることによって、図8において、第2連結軸112を回動中心として第2リンク102を時計方向に回動付勢させ、第3リンク103を反時計方向へ回動付勢させるように構成することができる。これにより、第2連結軸112と第4連結軸114とを近づけるように四節回転機構100aに付勢力を付与することができる。トーションスプリングは、第2連結軸112以外にも、第1連結軸111,第3連結軸113,第4連結軸114に設けてもよい。
次に、図9に基づいて、本例の移動機構100の動作について説明する。以下では、往復払拭動作および往復払拭位置から格納停止位置への移行動作について説明する。なお、格納停止位置から払拭動作位置への移行動作は、往復払拭位置から格納停止位置への移行動作と逆であるので説明を省略する。
図9(A)は、コントローラ90が駆動信号を送出してワイパ機構W1を連続動作させており、ワイパブレード30が下反転位置P1aと上反転位置P1bの範囲において払拭範囲P1を往復払拭している状態を示している。このとき、移動機構100では、上述のように引張りバネ106の付勢力によって、四節回転機構100aが第2連結軸112と第4連結軸114とを接近させた平行四辺形を形成している。
図9(B)は、四節回転機構100aが平行四辺形を保持しつつ、第4リンク104の当接部104aがストッパ105と当接した状態を示している。本例では、このときワイパブレード30が下反転位置P1aに位置するように設定されており、ワイパアーム20およびワイパブレード30は、水平方向を向いた状態となる。
なお、本例では、当接部104aとストッパ105との当接時にワイパブレード30が下反転位置P1aに位置するように設定されているが、これに限らず、当接部104aがストッパ105と当接する直前の位置が下反転位置P1aに相当するように構成することで、通常の往復払拭時に頻繁にストッパ105に当接することが無いので当接音の発生を防止したより好ましい構成とすることができる。
ワイパ機構W1が作動している状態(図9(A))からワイパ機構W1の作動を停止させる場合には、コントローラ90は、図9(B)の状態からピボット軸13を反払拭範囲方向Va(図9では時計方向)へ所定角度回動させるようにワイパモータ10へ駆動信号を送出する。
ピボット軸13が反払拭範囲方向へ回動すると、ピボット軸13の回動に伴ってピボット軸13に固定された第1リンク101が反払拭範囲方向(時計方向)へ揺動する。また、第3リンク103は、第1リンク101の回動に連動して、第1リンク101と平行を保つように第3連結軸113を回動中心として同方向へ揺動する。
このとき、第4リンク104は、当接部104aがストッパ105と当接しているため、回動が規制されている。したがって、四節回転機構100aは、第1リンク101と第3リンク103の回動に伴って、平行四辺形を形成する状態から矩形を形成する状態へと変位していく。この変位に伴って、第2連結軸112と第4連結軸114との軸間距離が大きくなっていくので、引張りバネ106が伸張されていく。換言すると、引張りバネ106の引張り力に抗して、四節回転機構100aは矩形状に変位していく。
このように変位していくと、第1リンク101と第3リンク103に連結されている第2リンク102は、第4リンク104と平行を保持するように、反払拭範囲方向へ平行移動する。そして、第2リンク102に連結されたワイパアーム20およびワイパブレード30は、水平姿勢を保持したまま、平行に移動していく。
図9(C)は、ワイパブレード30が格納停止位置P1cへ移動した状態を示している。本例では、このとき四節回転機構100aは、一旦、矩形となった後、さらに変形して平行四辺形を形成している。
このように、本例の移動機構100は、ピボット軸13の回動に伴って、ワイパアーム20およびワイパブレード30を下反転位置P1aから格納停止位置P1cまで水平姿勢を保持したまま安定的に平行に移動させることができる。
また、本例では、コントローラ90がサーボ制御によってワイパモータ10を所定角度で正逆回転させ、これによりピボット軸13およびワイパアーム20を所定の回動角度で往復回動させている。また、本例では、コントローラ90が往復払拭範囲からさらに外側に所定角度、ワイパモータ10を回動させることにより、移動機構100が作動して、ワイパアーム20およびワイパブレード30を略水平に移動させることができる。
したがって、本例では、往復払拭動作時の往復回転と停止動作時のための所定回転とをコントローラ90側で容易に設定することが可能である。また、これらの回転角度の設定変更も機械的な変更を要することなく、コントローラ90内でのソフト的な変更で対応することができる。
なお、本例では、四節回転機構100aが格納停止位置P1cで平行四辺形を形成しているが、これに限らず、矩形を形成するように設定してもよい。このように適宜に設定することにより、平行移動距離を所望の値に容易に設定することができる。
また、本例の移動機構100は、ワイパモータ10によって駆動されるように構成されており、移動機構100がワイパアーム20を平行移動させるときには、ワイパモータ10を比較的遅い回転速度で作動させると好適である。このように構成すると、格納停止動作において、カバー部40,80の移動速度が低速になり、慣性力によってカバー部80に衝突してしまうことを防止して、カバー部40を安定的に移動させることができる。
なお、上記実施形態では、移動機構100がワイパ機構W1のみに配設されていたが、これに限らず、ワイパ機構W2にも移動機構100を配設してもよい。このように、一対のワイパ機構W1,W2に移動機構100を配設することにより、格納動作時に、ワイパアーム20,60およびワイパブレード30,70を水平状態に保持したまま、格納停止位置P1c,P2cへ移動させることができる。
以下に、本発明の他の実施形態について説明する。なお、上記実施形態と同じ構成要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
上記実施形態では、カバー部40およびカバー部80に同一部品を用いて、ワイパブレード30,70の重なり部位Rを長手方向に略半分ずつ覆うように構成していたが、これに限らず、図10,図11の例のように構成してもよい。
図10の例では、同図(A)に示すように、ワイパアーム20,60にそれぞれカバー部40A,80Aが設けられている。本例では、カバー部40Aは、ワイパブレード30の上面部全体を覆うことが可能なように、ワイパブレード30の先端部をわずかに越えた位置まで延出形成されている。一方、カバー部80Aは、ワイパブレード70の上面部の基端側の小範囲を覆うように、長手方向長さが短く形成されている。
本例では、ワイパアーム20およびワイパブレード30が下反転位置P1a(図10(A))から格納停止位置P1cまで移動すると、図10(B)に示すように、カバー部40A,80Aが直線的に車幅方向に連続し、カバー部40A,80Aによって、ワイパアーム20,60およびワイパブレード30,70の略全長が覆われる。このとき、重なり部位Rの全体がカバー部40Aによって覆われる。このように構成すると、ワイパブレード70が主に運転者側のガラス1を往復払拭する場合には、カバー部80Aが運転者の視界前方を通過することがないので好適である。
また、図11の例は、同図(A)に示すように、図10の例と反対にワイパアーム20に設けられたカバー部40Bの長手方向長さが、ワイパアーム60に設けられたカバー部80Bの長手方向長さよりも短く設定された例である。本例では、カバー部40Bは、ワイパブレード30の上面部の基端側の小範囲を覆うように、長手方向長さが短く形成されている。一方、カバー部80Bは、ワイパブレード70の上面部全体を覆うことが可能なように、ワイパブレード70の先端部をわずかに越えた位置まで延出形成されている。
本例では、ワイパアーム20およびワイパブレード30が下反転位置P1a(図11(A))から格納停止位置P1cまで移動すると、図11(B)に示すように、カバー部40B,80Bが直線的に車幅方向に連続し、カバー部40B,80Bによって、ワイパアーム20,60およびワイパブレード30,70の略全長が覆われる。このとき、重なり部位Rの全体がカバー部80Bによって覆われる。このように構成すると、ワイパブレード30が主に運転者側のガラス1を往復払拭する場合には、カバー部40Bが運転者の視界前方を通過することがないので好適である。
このように図10,図11の例では、左右のカバー部40A,80A、左右のカバー部40B,80Bがそれぞれ長さの異なる部品であるが、これらによって重なり部位Rを含めてワイパアーム20,60およびワイパブレード30,70の上面部を違和感なく覆うことが可能である。また、重なり部位Rを含めてワイパアーム20,60およびワイパブレード30,70の上面部を覆うことができれば、左右のカバー部材の長さを適宜に調整すればよく、これにより運転視界の遮りを極力低減した構成とすることが可能である。
また、上記実施形態では、ワイパ装置Wが対向払拭型のワイパ装置であったが、これに限らず、図12に示すように、格納停止位置から一対のワイパ機構が同方向に回動を開始する、所謂、タンデムタイプのワイパ装置であってもよい。
図12の例では、車両右側と車両中央部にそれぞれワイパ装置が配設されている。車両右側に配設されたワイパ装置は、車両右側に設けられたピボット軸13Cに固定されたワイパアーム20Cと、ワイパアーム20Cの先端部に取付けられたワイパブレード30Cと、これらの上面部を覆うカバー部40Cを備えている。一方、車両中央部に配設されたワイパ装置は、車両中央付近に設けられたピボット軸53Cに固定されたワイパアーム60Cと、ワイパアーム60Cの先端部に取付けられたワイパブレード70Cと、これらの上面部を覆うカバー部80Cを備えている。
図12の例でも、格納停止位置において、ワイパブレード30C,70Cが長手方向に重なり部位Rcを有し、幅方向に並列して配置されるように構成されている。格納停止位置では、ワイパブレード30Cはピボット軸53Cの上方に位置しており、カバー部80Cは、その基端側がカバー部40Cの下方でこれに並列して延出し、カバー部40Cの先端付近で上方へ屈曲した後、カバー部40Cに連続するようにその延長方向に延出している。
同図(A)では、カバー部40Cとカバー部80Cによって重なり部位Rcを略半分ずつ覆うように構成されている。
また、同図(B)のカバー部40Cは、同図(A)の例よりも長手方向長さが短く形成されており、カバー部80Cは同図(A)の例よりも基端側で屈曲するように形成されている。これにより、同図(B)では、重なり部位Rcの略全体がカバー部80Cによって覆われる。
また、同図(C)のカバー部40Cは、同図(A)の例よりも長手方向長さが長く形成されており、カバー部80Cは同図(A)の例よりも先端側で屈曲するように形成されている。これにより、同図(C)では、重なり部位Rcの略全体がカバー部40Cによって覆われる。
図12(A)〜(C)のように構成することにより、タンデムタイプのワイパ装置においても、格納停止位置においてカバー部40C,80Cを長手方向に直線的に連続させ、カバー部40C,80Cによって、ワイパアーム20C,60Cおよびワイパブレード30C,70Cの略全長を覆うことができる。
なお、上記実施形態では、ワイパ装置Wが一対のワイパ機構を有する構成であったが、これに限らず、少なくとも一対のワイパ機構を有していればよい。
また、上記実施形態では、ワイパアーム20,60がそれぞれ別体のワイパモータ10,50によって独立に駆動されていたが、これに限らず、図13〜図15に示す例のように構成してもよい。
本例のワイパ装置Wは、上記実施形態と同様の一対のワイパアーム20,60と、一対のワイパブレード30,70と、一対のカバー部40,80と、移動機構100とを備えている。また、ワイパ装置Wは、上記実施形態のワイパモータ10,50の代わりに、ワイパモータ200,リンク機構210を備えている。
本例のワイパモータ200は、一方向に回転することにより、一対のワイパアーム20,60を揺動させるように構成された電動モータであるが、これに限らず、正逆回転することにより、一対のワイパアーム20,60を揺動させるように構成された電動モータであってもよい。
本例のリンク機構210は、クランクアーム211,ロッド212,ベルクランク213,ロッド214,ロッド215,ライズアップモータ216,クランクアーム217,セグメントレバー218,ロッド219,ピボットレバー220,ピボット軸221,ピボットレバー222,ピボット軸223を備えている。
ライズアップモータ216,クランクアーム217,セグメントレバー218は、ライズアップ機構224を構成する。
クランクアーム211は、基端部がワイパモータ200の出力軸201に固定されており、先端部がボールジョイント231によってロッド212の一端に回動可能に連結されている。ロッド212の他端は、ボールジョイント232を介してベルクランク213の一端に回動可能に連結されている。ボールジョイント232には、さらにロッド214の一端が回動可能に連結されている。
ベルクランク213は、車両に支持された支持軸233によって回動自在に支持されている。ベルクランク213の他端には、ボールジョイント234を介してロッド215の一端が回動可能に連結されている。
ロッド214の他端とロッド219の一端とは、ライズアップ機構224のセグメントレバー218を介して連結されている。
ロッド219の他端には、ボールジョイント238を介してピボットレバー220の先端部が回動可能に連結されている。このピボットレバー220の基端部は、ピボット軸221の下部に固定されており、ピボット軸221の先端部には移動機構100(第1リンク101)が取付けられている。したがって、ピボットレバー220が動作してピボット軸221が往復回動すると、移動機構100を介してワイパアーム20が揺動する。
ロッド215の他端には、ボールジョイント239を介してピボットレバー222の先端部が回動可能に連結されている。このピボットレバー222の基端部は、ピボット軸223の下部に固定されており、ピボット軸223の先端部にはワイパアーム60が取付けられている。したがって、ピボットレバー222が動作してピボット軸223が往復回動すると、ワイパアーム60が揺動する。
ライズアップ機構224は、払拭動作位置(図13,図14参照)と格納停止位置(図15参照)の2つの位置に変位可能となっている。ワイパアーム20は、ライズアップ機構224が払拭動作位置にあるときに、払拭範囲P1を払拭可能となり、ライズアップ機構224が格納停止位置にあるときに、格納停止位置P1cへ移動可能となる。
ライズアップ機構224は、ライズアップモータ216の出力軸216aにクランクアーム217の基端部が固定され、このクランクアーム217の先端部にボールジョイント237を介してセグメントレバー218の基端部が回動可能に連結されている。
セグメントレバー218の先端部には、周方向に離間して2箇所の連結部位が形成されており、この連結部位にボールジョイント235,236が配設されている。ロッド214の他端は、このボールジョイント235を介してセグメントレバー218に連結され、ロッド219の一端は、ボールジョイント236を介してセグメントレバー218に連結されている。
図16に示すように、本例のワイパモータ200,ライズアップモータ216は、コントローラ290からの駆動信号を受けて作動するように構成されている。コントローラ290は、ワイパスイッチ291と、ワイパモータ200,ライズアップモータ216内にそれぞれ配設された位置検出器200a,216bに接続されている。位置検出器200a,216bは、上記実施形態の位置検出器14,54と同様のマグネットセンサである。
コントローラ290は、ワイパスイッチ291からの操作信号を受けることにより、ワイパモータ10,ライズアップモータ216を所定のシーケンスで制御する。すなわち、コントローラ290は、格納停止状態から操作信号を受けると、まず、ライズアップモータ216を作動させてクランクアーム217を格納停止位置から払拭動作位置へ変位させる(これにより図15から図14へ変位する)。コントローラ290は、位置検出器216bからのパルス信号によってクランクアーム217が格納停止位置から払拭動作位置へ変位したことを判断すると、ワイパモータ200へ駆動信号を送出してワイパモータ200を作動させる。これにより、ワイパアーム20,60は揺動する。
このような連続動作中に、ワイパスイッチ291からの操作信号がなくなると(もしくはOFF信号を受け取ると)、コントローラ290は、位置検出器200aからのパルス信号に基づいてクランクアーム211を下払拭停止位置に相当する回動角度位置で停止させる(図14参照)。コントローラ290は、クランクアーム211が下払拭停止位置に相当する回動角度位置で停止したと判断すると、ライズアップモータ216を払拭動作位置から格納停止位置へ変位させる(これにより図14から図15へ変位する)。
次に、図13〜図15に基づいて、本例のワイパ装置Wの動作について説明する。
図13は、図1と同様にワイパアーム20,60がそれぞれ上反転位置P1b,P2bまで移動した状態を示している。また、図14は、図2と同様にワイパアーム20,60がそれぞれ下反転位置P1a,P2aまで移動した状態を示している。図15は、図3と同様にワイパアーム20が格納停止位置P1cまで移動した状態を示している。
図13,図14に示すように、ライズアップ機構224が払拭動作位置にあるときには、まず、ワイパモータ200が作動してクランクアーム211が一方向へ回動すると、このクランクアーム211の回動によってロッド212が進退動する。このロッド212の動作によって、ベルクランク213は支持軸233を回動中心として揺動する。
ベルクランク213が揺動すると、この一端側に連結されたロッド214と、他端側に連結されたロッド215が左右方向へ進退動する。
ロッド214の進退動作によってセグメントレバー218はボールジョイント237を回動中心として揺動し、この揺動によってロッド219が進退動を行う。なお、このときライズアップ機構224のライズアップモータ216は作動停止状態であり、クランクアーム217は停止したままとなっている。
このように左右のロッド219,215が進退動すると、この進退動作によってピボットレバー220,222が所定角度範囲で揺動する。これにより、ワイパアーム20,60が揺動し、ワイパブレード30,70が払拭範囲P1,P2でガラス1を往復払拭する。
一方、ワイパアーム20,60を格納停止位置へ移動させるときには、まず、図14に示すようにワイパアーム20,60がそれぞれ下反転位置P1a,P2aに位置した状態でワイパモータ200が作動を停止する。
この状態で、ライズアップモータ216が作動して、クランクアーム217が時計方向へ回動して、払拭動作位置から格納停止位置へ移動すると、ロッド219はさらに車両右方へ押し出される。これにより、ピボットレバー220が時計方向へ所定角度回動し、上記実施形態と同様に移動機構100が作動して、ワイパアーム20が格納停止位置P1cまで平行移動する。このようにして、ワイパアーム20が平行移動すると、図15に示すように、カバー部40,80が車幅方向に連続的に配置される。
以上のように、一対のワイパアーム20,60にそれぞれ対応してワイパモータを設けることなく、1つのワイパモータ200およびリンク機構210によって一対のワイパアーム20,60を往復回動動作させる構成とすることができる。
なお、図13〜図16の例では、ワイパアーム20のみが格納停止動作時に平行移動するように構成されていたが、これに限らず、ワイパアーム20およびワイパアーム60が共に格納停止動作時に平行移動するように構成してもよい。この場合、ライズアップ機構224を設けることなく、ロッド214とロッド219とを直結した構成としてもよいし、ワイパアーム60側にもライズアップ機構を設ける構成としてもよい。
本発明の一実施形態に係るワイパ装置(上反転位置)の全体説明図である。 本発明の一実施形態に係るワイパ装置(下反転位置)の全体説明図である。 本発明の一実施形態に係るワイパ装置(格納停止位置)の全体説明図である。 図1のワイパ装置の電気構成図である。 図1のワイパ装置のワイパアーム,ワイパブレード及びカバー部の説明図である。 図1のワイパ装置の下反転位置(A)及び格納停止位置(B)におけるワイパアーム,ワイパブレード及びカバー部の説明図である。 図6のC−C線端面図である。 図1のワイパ装置の移動機構の斜視図である。 図1のワイパ装置の移動機構の動作説明図である。 本発明の他の実施形態に係るワイパ装置の下反転位置(A)及び格納停止位置(B)におけるワイパアーム,ワイパブレード及びカバー部の説明図である。 本発明の他の実施形態に係るワイパ装置の下反転位置(A)及び格納停止位置(B)におけるワイパアーム,ワイパブレード及びカバー部の説明図である。 本発明の他の実施形態に係るワイパ装置のワイパアーム,ワイパブレード及びカバー部の説明図である。 本発明の他の実施形態に係るワイパ装置(上反転位置)の全体説明図である。 本発明の他の実施形態に係るワイパ装置(下反転位置)の全体説明図である。 本発明の他の実施形態に係るワイパ装置(格納停止位置)の全体説明図である。 本発明の他の実施形態に係るワイパ装置の電気構成図である。
符号の説明
1‥フロントウインドウガラス、10,50‥ワイパモータ、11,51‥モータ部、
12,52‥ギヤ部、13,53,13C,53C‥ピボット軸、
14,54‥位置検出器、20,60,20C,60C‥ワイパアーム、
21,61‥アームヘッド、22,62‥連結ピン、23,63‥リテーナ、
25,65‥アームピース、26,66‥フック、
30,70,30C,70C‥ワイパブレード、31,71‥連結ピン、
40,80,40A,80A,40B,80B,40C,80C‥カバー部、
41,81‥先端部、90‥コントローラ、91‥ワイパスイッチ、
100‥移動機構、100a‥四節回転機構、101‥第1リンク、
102‥第2リンク、102a‥延出部、102b‥係止孔、
103‥第3リンク、104‥第4リンク、104a‥当接部、
104b‥係止孔、105‥ストッパ、106‥引張りバネ、
111‥第1連結軸、112‥第2連結軸、113‥第3連結軸、
114‥第4連結軸、200‥ワイパモータ、200a‥位置検出器、
201‥出力軸、210‥リンク機構、211‥クランクアーム、
212,214,215,219‥ロッド、213‥ベルクランク、
216‥ライズアップモータ、216a‥出力軸、216b‥位置検出器、
217‥クランクアーム、218‥セグメントレバー、
220,222‥ピボットレバー、221,223‥ピボット軸、
224‥ライズアップ機構、231,232,234〜239‥ボールジョイント、
233‥支持軸、290‥コントローラ、291‥ワイパスイッチ、
P1,P2‥払拭範囲、P1a,P2a‥下反転位置、
P1b,P2b‥上反転位置、P1c,P2c‥格納停止位置、
R,Rc‥重なり部位、W‥ワイパ装置、W1,W2‥ワイパ機構

Claims (5)

  1. ワイパモータによって往復回動駆動される少なくとも一対のワイパアームと、各ワイパアームに連結されたワイパブレードと、を備え、停止位置において一方の前記ワイパブレードが他方の前記ワイパブレードと長手方向に重なり部位を有し幅方向に並列して配置されるワイパ装置であって、
    前記一対のワイパアームのそれぞれに対応して設けられ、各ワイパアームに連結されたワイパブレードの上面部をそれぞれ覆うとともに、前記停止位置において並列する前記一対のワイパブレードの長手方向に連続してこれらの上面を覆うように形成された一対のカバー部を備え、
    該一対のカバー部の一方は、前記重なり部位において、前記一方のワイパブレードの上面部の少なくとも一部を覆うと共に、前記他方のワイパブレードの上面部の少なくとも一部を覆うように形成されたことを特徴とするワイパ装置。
  2. 前記一対のワイパアームは、前記停止位置から互いに反対方向に回動駆動されることを特徴とする請求項1に記載のワイパ装置。
  3. 前記一対のカバー部は、前記停止位置においてこれらが連続して配置されたときに、近接する長手方向の端部形状が、往復払拭範囲側から前記停止位置に向けてアンダーカット形状をなすように形成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載のワイパ装置。
  4. 前記停止位置は、少なくとも前記一対のワイパブレードの一方の往復払拭範囲よりも外側に設定された格納停止位置であり、該格納停止位置で前記一対のワイパブレードが近接して並列配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のワイパ装置。
  5. 前記ワイパアームは、アームヘッドと、該アームヘッドに連結されたリテーナと、該リテーナの先端に固定されると共に先端部に前記ワイパブレードが連結されるアームピースとを備え、
    前記カバー部は、前記リテーナの先端部から一体に延出形成したものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のワイパ装置。
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