JP3013382B2 - アーム圧可変ワイパ装置 - Google Patents
アーム圧可変ワイパ装置Info
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- 239000005357 flat glass Substances 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、アーム圧可変ワイパ装置に関するものであ
る。
る。
(従来の技術) 近年、ワイパ作動中の反転時においてブレードがウイ
ンドガラスをたたくことにより発生する反転音を低減す
ることが強く望まれている。この反転音は、第7図に示
されるようにワイパアーム先端の押圧力(アーム力)に
関係しておりアーム圧が大きくなればなるほど反転音も
大きくなるもので、反転時においてアーム圧を小さくす
ることにより反転音を低減することができる。
ンドガラスをたたくことにより発生する反転音を低減す
ることが強く望まれている。この反転音は、第7図に示
されるようにワイパアーム先端の押圧力(アーム力)に
関係しておりアーム圧が大きくなればなるほど反転音も
大きくなるもので、反転時においてアーム圧を小さくす
ることにより反転音を低減することができる。
そこで、従来から特開昭62−59151号後方に示される
アーム圧可変ワイパ装置が知られているが、これは、モ
ータの作動によりリンクを介してスプリングの他端を変
移させスプリングの付勢力のワイパアームに対する着力
点を移動することにより、アーム圧を可変するものであ
つた。
アーム圧可変ワイパ装置が知られているが、これは、モ
ータの作動によりリンクを介してスプリングの他端を変
移させスプリングの付勢力のワイパアームに対する着力
点を移動することにより、アーム圧を可変するものであ
つた。
(発明が解決しようとする課題) しかし、上記したアーム圧可変ワイパ装置を反転音の
低減に利用すると、ワイパアームの反転位置を検知して
モータを作動させなければならず、応答性が悪く、信頼
性に欠けるものであると共に構造が複雑で重量及びコス
トの面で不利なものであつた。
低減に利用すると、ワイパアームの反転位置を検知して
モータを作動させなければならず、応答性が悪く、信頼
性に欠けるものであると共に構造が複雑で重量及びコス
トの面で不利なものであつた。
故に、本発明は、簡単な構造で確実に反転位置での反
転音を低減することを、その技術的課題とするものであ
る。
転音を低減することを、その技術的課題とするものであ
る。
(課題を解決するための手段) 上記技術的課題を解決するために本発明において講じ
た技術的手段は、可変機構を、ワイパヘッドの回動中心
よりワイパアームの先端側にオフセットする回動中心に
て前記ワイパヘッドと共に往復回動するクランクアーム
と、該クランクアームに長穴を介して係止され且つスプ
リングにスプリングフックを介して連結され前記ワイパ
ヘッドの往復動に応じて前記クランクアームにより前記
ワイパアームの反転位置で押圧力が小さくなるように前
記クランクレバーが回動するようにした、ことである。
た技術的手段は、可変機構を、ワイパヘッドの回動中心
よりワイパアームの先端側にオフセットする回動中心に
て前記ワイパヘッドと共に往復回動するクランクアーム
と、該クランクアームに長穴を介して係止され且つスプ
リングにスプリングフックを介して連結され前記ワイパ
ヘッドの往復動に応じて前記クランクアームにより前記
ワイパアームの反転位置で押圧力が小さくなるように前
記クランクレバーが回動するようにした、ことである。
(作用) 上記技術的手段は次のように作用する。ワイパヘツド
の往復回動と共にクランクレバーがワイパヘツドの回動
中心を中心に往復回動する。このクランクレバーの往復
回動によりクランクレバーに連結されたクランクアーム
も往復回動するが、クランクアームの回動中心がクラン
クレバー(ワイパヘツド)の回動中心に対してワイパア
ーム先端側にオフセツトしているため、このクランクア
ームの回動により反転位置においてクランクレバーに引
込力が作用し、クランクレバーがその往復回動方向に対
して直交する方向に回動する。これにより、スプリング
フツクを介してスプリングの他端が変移してその付勢力
のワイパアームに対する着力点が移動し、反転時におけ
るアーム圧が小さくなる。
の往復回動と共にクランクレバーがワイパヘツドの回動
中心を中心に往復回動する。このクランクレバーの往復
回動によりクランクレバーに連結されたクランクアーム
も往復回動するが、クランクアームの回動中心がクラン
クレバー(ワイパヘツド)の回動中心に対してワイパア
ーム先端側にオフセツトしているため、このクランクア
ームの回動により反転位置においてクランクレバーに引
込力が作用し、クランクレバーがその往復回動方向に対
して直交する方向に回動する。これにより、スプリング
フツクを介してスプリングの他端が変移してその付勢力
のワイパアームに対する着力点が移動し、反転時におけ
るアーム圧が小さくなる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図に示されるように、車体1のウインドガラス2
の下部にはワイパ装置3が配設されている。このワイパ
装置3のモータ4にはロツド5の一端が連結されロツド
5の他端にはロツド6の一端が連結されている。ロツド
5の他端及びロツド6の他端にはハウジング7を介して
車体1に回転可能に保持された回転軸8を中心として回
動するリンク9が夫々連結されている。回転軸8には夫
々可動部10が連結されており、この可動部10に設けられ
たワイパブレード11によりウインドガラス2を払拭す
る。
の下部にはワイパ装置3が配設されている。このワイパ
装置3のモータ4にはロツド5の一端が連結されロツド
5の他端にはロツド6の一端が連結されている。ロツド
5の他端及びロツド6の他端にはハウジング7を介して
車体1に回転可能に保持された回転軸8を中心として回
動するリンク9が夫々連結されている。回転軸8には夫
々可動部10が連結されており、この可動部10に設けられ
たワイパブレード11によりウインドガラス2を払拭す
る。
上記した構成のワイパ装置3は、モータ4を一方向に
回転させることによりロツド5,6が第1図示A方向に押
し引きされ、このロツド5,6の押し引きによりリンク9
を介して回転軸8が所定角度内で反転回転する。この回
転軸8の反転回転により可動部10が下反転位置10a,上反
転位置10b間を往復回動し、ワイパブレード11により下
反転位置10a,上反転位置10b間のウインドガラス2を払
拭する。
回転させることによりロツド5,6が第1図示A方向に押
し引きされ、このロツド5,6の押し引きによりリンク9
を介して回転軸8が所定角度内で反転回転する。この回
転軸8の反転回転により可動部10が下反転位置10a,上反
転位置10b間を往復回動し、ワイパブレード11により下
反転位置10a,上反転位置10b間のウインドガラス2を払
拭する。
次に可動部10について説明する。
第1図及び第2図に示されるように、ハウジング7に
は回転軸8が回転可能且つウインドガラス2に対して垂
直に支持されている。この回転軸8にはワイパヘツド13
が回転軸8の回転によりウインドガラス2と平行に回動
するように固着されている。このワイパヘツド13にはワ
イパアーム14が枢軸15によりワイパヘツド13の回動方向
と直交するようにつまりウインドガラス2に対して垂直
方向に回動するように固着されており、このワイパアー
ム14の先端にはワイパブレード11が固定されている。ワ
イパヘツド13にはクランクレバー16が枢軸12により回動
可能に支持されている。このクランクレバー16の一端及
びワイパアーム14には夫々係止部16a,14aが形成されて
おり、係止部16aにはクランクレバー16に形成されたス
プリングフツク20を介してスプリング17の一端が係止さ
れ係止部14aにはスプリング17の他端が係止されてい
る。このスプリング17の一端は枢軸15と係止部14aとを
結ぶ線より常に第2図示下方に位置している。これによ
り、ワイパアーム14は係止部14aにかかるスプリング17
の付勢力による分力により押圧力が付与され枢軸15を中
心として常に第2図示B方向に回動するようにつまりブ
レード11がウインドガラス2に押圧されるように付勢さ
れており、このブレード11にかかる押圧力(アーム圧)
によりウインドガラス2をブレード11により払拭するこ
とができる。又、クランクレバー16は係止部16aにスプ
リングフック20を介してかかるスプリング17の付勢力に
よる分力により枢軸12を中心として常に第2図示C方向
に回動するように付勢されているが、ストッパ部16bと
ワイパヘッド13との当接によりその方向の回動が規制さ
れている。
は回転軸8が回転可能且つウインドガラス2に対して垂
直に支持されている。この回転軸8にはワイパヘツド13
が回転軸8の回転によりウインドガラス2と平行に回動
するように固着されている。このワイパヘツド13にはワ
イパアーム14が枢軸15によりワイパヘツド13の回動方向
と直交するようにつまりウインドガラス2に対して垂直
方向に回動するように固着されており、このワイパアー
ム14の先端にはワイパブレード11が固定されている。ワ
イパヘツド13にはクランクレバー16が枢軸12により回動
可能に支持されている。このクランクレバー16の一端及
びワイパアーム14には夫々係止部16a,14aが形成されて
おり、係止部16aにはクランクレバー16に形成されたス
プリングフツク20を介してスプリング17の一端が係止さ
れ係止部14aにはスプリング17の他端が係止されてい
る。このスプリング17の一端は枢軸15と係止部14aとを
結ぶ線より常に第2図示下方に位置している。これによ
り、ワイパアーム14は係止部14aにかかるスプリング17
の付勢力による分力により押圧力が付与され枢軸15を中
心として常に第2図示B方向に回動するようにつまりブ
レード11がウインドガラス2に押圧されるように付勢さ
れており、このブレード11にかかる押圧力(アーム圧)
によりウインドガラス2をブレード11により払拭するこ
とができる。又、クランクレバー16は係止部16aにスプ
リングフック20を介してかかるスプリング17の付勢力に
よる分力により枢軸12を中心として常に第2図示C方向
に回動するように付勢されているが、ストッパ部16bと
ワイパヘッド13との当接によりその方向の回動が規制さ
れている。
ワイパヘツド13には第8図に示されるようなブラケツ
ト18がワイパヘツドに形成された係止部13aとブラケツ
ト18に形成された係止部18aとの係合により保持されて
いる。このブラケツト18には二面巾形状の係止穴18b
が、又、ハウジング7には第9図に示されるような二面
巾形状の係止軸7aが夫々形成されており、この係止穴18
bと係止軸7aとの係合により、ブラケツト18はハウジン
グ7に回転不能に係止されている。このブラケツト18に
はクランクアーム19が回転軸8に対してワイパアーム14
の先端側にオフセツトした位置に配設されたピン21によ
りワイパヘツド13の回動方向と平行に回動可能に支持さ
れている。このクランクアーム19には長穴19aが形成さ
れており、この長穴19a内にはクランクレバー16の他端
に形成されたピン部16cが係止されている。このよう
に、クランクアーム19及びクランクレバー16はすべてワ
イパヘツド13に設けられ、一つのASSYとして構成される
ため、組付け時において、あらかじめ、ピン部16cと長
穴19aとを係止させた状態で組付けておくことにより、
回転軸8にワイパヘツド13を固着されると共にブラケツ
ト18をハウジング7に係止させることのみにより、組付
けが完了するため、作業性を大幅に向上させることがで
きる。尚、ブラケツト18の係止穴18b及びハウジング7
の係止軸7aの形状は第10図及び第11図に示されるような
キー形状としてもよい。
ト18がワイパヘツドに形成された係止部13aとブラケツ
ト18に形成された係止部18aとの係合により保持されて
いる。このブラケツト18には二面巾形状の係止穴18b
が、又、ハウジング7には第9図に示されるような二面
巾形状の係止軸7aが夫々形成されており、この係止穴18
bと係止軸7aとの係合により、ブラケツト18はハウジン
グ7に回転不能に係止されている。このブラケツト18に
はクランクアーム19が回転軸8に対してワイパアーム14
の先端側にオフセツトした位置に配設されたピン21によ
りワイパヘツド13の回動方向と平行に回動可能に支持さ
れている。このクランクアーム19には長穴19aが形成さ
れており、この長穴19a内にはクランクレバー16の他端
に形成されたピン部16cが係止されている。このよう
に、クランクアーム19及びクランクレバー16はすべてワ
イパヘツド13に設けられ、一つのASSYとして構成される
ため、組付け時において、あらかじめ、ピン部16cと長
穴19aとを係止させた状態で組付けておくことにより、
回転軸8にワイパヘツド13を固着されると共にブラケツ
ト18をハウジング7に係止させることのみにより、組付
けが完了するため、作業性を大幅に向上させることがで
きる。尚、ブラケツト18の係止穴18b及びハウジング7
の係止軸7aの形状は第10図及び第11図に示されるような
キー形状としてもよい。
次に作動について説明する。
第3図に示されるようにクランクレバー16のピン部16
cは回転軸8を中心にa′−b−c−d−e′の如く回
動するようになつており、又、クランクアーム19の長穴
19aはピン21を中心にa−b−c′−d−eの如く回動
するようになつている。
cは回転軸8を中心にa′−b−c−d−e′の如く回
動するようになつており、又、クランクアーム19の長穴
19aはピン21を中心にa−b−c′−d−eの如く回動
するようになつている。
第2図において、モータ4を作動させワイパヘツド13
を回動させると、ピン部16cは前述の如く回動しようと
するが、ピン部16cは長穴19aに連結されていることから
第3図に示されるようにa(下反転位置10aに相当)−
b−c′−d−e(上反転位置10bに相当)の如く回動
する。この時、b−c′−d間においては、ピン部19a
に押し出し力が作用し、クランクレバー16が第4図示C
方向に回動しようするが、ワイパヘツド13とクランクレ
バー16のストツパ部16bとの当接によりその回動が規制
されていることから、ピン部16cはb−c−dの如く回
動する。これにより、b−c−d間においてスプリング
17の作用線が第4図示一点鎖線で示される如く位置とな
つてモーメントアームは19aの如くなる。この結果、b
−c−d間においては、係止部14aにかかるスプリング1
7の分力が標準の分力となり、ブレード11のウインドガ
ラス2へのアーム圧が第6図示の標準圧となる。又、a
−b間及びd−e間においては、ピン部16cに引込み力
が作用し、クランクレバー16が枢軸12を中心に第5図示
実線の如く回動する。これにより、a−b間及びd−e
間においてスプリング17の作用線が第5図示二点鎖線で
示される如く位置となつてブレード11にかかるアーム圧
のモーメントアームは19bの如くなる。この結果、a−
b間及びd−e間においては、係止部14aにかかるスプ
リング17の分力がb−c−d間の分力より小さくなり、
ブレード11のウインドガラス2へのアーム圧が第6図示
の如く標準圧より小さくなる。
を回動させると、ピン部16cは前述の如く回動しようと
するが、ピン部16cは長穴19aに連結されていることから
第3図に示されるようにa(下反転位置10aに相当)−
b−c′−d−e(上反転位置10bに相当)の如く回動
する。この時、b−c′−d間においては、ピン部19a
に押し出し力が作用し、クランクレバー16が第4図示C
方向に回動しようするが、ワイパヘツド13とクランクレ
バー16のストツパ部16bとの当接によりその回動が規制
されていることから、ピン部16cはb−c−dの如く回
動する。これにより、b−c−d間においてスプリング
17の作用線が第4図示一点鎖線で示される如く位置とな
つてモーメントアームは19aの如くなる。この結果、b
−c−d間においては、係止部14aにかかるスプリング1
7の分力が標準の分力となり、ブレード11のウインドガ
ラス2へのアーム圧が第6図示の標準圧となる。又、a
−b間及びd−e間においては、ピン部16cに引込み力
が作用し、クランクレバー16が枢軸12を中心に第5図示
実線の如く回動する。これにより、a−b間及びd−e
間においてスプリング17の作用線が第5図示二点鎖線で
示される如く位置となつてブレード11にかかるアーム圧
のモーメントアームは19bの如くなる。この結果、a−
b間及びd−e間においては、係止部14aにかかるスプ
リング17の分力がb−c−d間の分力より小さくなり、
ブレード11のウインドガラス2へのアーム圧が第6図示
の如く標準圧より小さくなる。
尚、上記したアーム圧はウインドガラス2を払拭する
のに必要な最低のアーム圧より高くなるように設定され
ている。
のに必要な最低のアーム圧より高くなるように設定され
ている。
上記したように、クランクレバー16とクランクアーム
19とをピン部16c及び長穴19aを介して連結すると共にク
ランクアーム19の回動中心をクランクレバー6の回動中
心に対してオフセツトさせたことにより、可動部10の通
常の往復回動を利用して下反転位置10a及び上反転位置1
0bにおいてブレード11にかかるアーム圧を小さくするこ
とができる。これにより、下反転位置10a及び上反転位
置10bでの反転音を低減することができる。更に、構造
が簡単であるので重量及びコストの面で有利なものとな
ると共に可動部10の往復回動を利用しているので応答性
が良く、又、可動部10の往復回動範囲とクランクアーム
19の配置位置の精度のみにより下反転位置10a及び上反
転位置10bにおいて確実にアーム圧を可変することがで
き、信頼性の良いものである。
19とをピン部16c及び長穴19aを介して連結すると共にク
ランクアーム19の回動中心をクランクレバー6の回動中
心に対してオフセツトさせたことにより、可動部10の通
常の往復回動を利用して下反転位置10a及び上反転位置1
0bにおいてブレード11にかかるアーム圧を小さくするこ
とができる。これにより、下反転位置10a及び上反転位
置10bでの反転音を低減することができる。更に、構造
が簡単であるので重量及びコストの面で有利なものとな
ると共に可動部10の往復回動を利用しているので応答性
が良く、又、可動部10の往復回動範囲とクランクアーム
19の配置位置の精度のみにより下反転位置10a及び上反
転位置10bにおいて確実にアーム圧を可変することがで
き、信頼性の良いものである。
本発明よれば、可変機構をクランクアームによりクラ
ンクレバーをワイパヘッドの往復動に応じて回動させる
よう構成し、これにより、ワイパヘッドの往復回動を利
用して、ワイパアームの反転位置で押圧力が小さくなる
ようにようにしたので、簡単な構造で確実に反転位置で
の押圧力を小さくすることができ、反転音を低減するこ
とができる。又、クランクアームはブラケツトを介して
ワイパヘツドに保持されると共にハウジングに回転不能
に係止されるため、すべての構成部品をワイパヘツドに
設けられ、一つのASSYを構成することができる。これに
より、組付け時においてワイパヘツドをハウジングに枢
支させるのみにより組付けが完了するので、組付け作業
性を大幅に向上させることができる。
ンクレバーをワイパヘッドの往復動に応じて回動させる
よう構成し、これにより、ワイパヘッドの往復回動を利
用して、ワイパアームの反転位置で押圧力が小さくなる
ようにようにしたので、簡単な構造で確実に反転位置で
の押圧力を小さくすることができ、反転音を低減するこ
とができる。又、クランクアームはブラケツトを介して
ワイパヘツドに保持されると共にハウジングに回転不能
に係止されるため、すべての構成部品をワイパヘツドに
設けられ、一つのASSYを構成することができる。これに
より、組付け時においてワイパヘツドをハウジングに枢
支させるのみにより組付けが完了するので、組付け作業
性を大幅に向上させることができる。
第1図は本発明のアーム圧可変ワイパ装置を車両に装着
した斜視図、第2図は本発明に係るアーム会う可変ワイ
パ装置の断面図、第3図は第2図の主要部作動説明図、
第4図及び第5図は第2図の作動説明図、第6図はアー
ム圧の可変モードを表す図、第7図はアーム圧と反転音
との関係を表す図、第8図はブラケツトの平面図、第9
図はハウジングの一部平面図、第10図及び第11図は変形
例を表す第8図及び第9図に相当する平面図である。 7……ハウジング, 13……ワイパヘツド, 14……ワイパアーム, 17……スプリング, 18……ブラケツト, 19……クランクアーム, 19a……長穴, 16……クランクレバー, 20……スプリングフツク
した斜視図、第2図は本発明に係るアーム会う可変ワイ
パ装置の断面図、第3図は第2図の主要部作動説明図、
第4図及び第5図は第2図の作動説明図、第6図はアー
ム圧の可変モードを表す図、第7図はアーム圧と反転音
との関係を表す図、第8図はブラケツトの平面図、第9
図はハウジングの一部平面図、第10図及び第11図は変形
例を表す第8図及び第9図に相当する平面図である。 7……ハウジング, 13……ワイパヘツド, 14……ワイパアーム, 17……スプリング, 18……ブラケツト, 19……クランクアーム, 19a……長穴, 16……クランクレバー, 20……スプリングフツク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−81750(JP,A) 特開 昭57−209446(JP,A) 特開 昭58−93652(JP,A) 特開 昭62−134355(JP,A) 実開 昭59−2658(JP,U) 実開 昭58−87654(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60S 1/00 - 1/68
Claims (1)
- 【請求項1】ハウジングと、該ハウジングに所定の範囲
で往復回動可能に枢支されたワイパヘッドと、該ワイパ
ヘッドに前記ワイパヘッドの回動方向と直交する方向に
回動可能に枢支されたワイパアームと、前記ハウジング
と前記ワイパヘッドとの間に配設された可変機構と、一
端が前記ワイパアームに連結され且つ他端が前記可変機
構に連結され前記ワイパアーム先端に押圧力を付与する
スプリングとを有し、前記可変機構の作動により前記ス
プリングの他端を変移させ前記ワイパアーム先端に付与
される押圧力を可変するアーム圧可変ワイパ装置におい
て、前記可変機構を、前記ワイパヘッドの回動中心より
前記ワイパアームの先端側にオフセットする回動中心に
て前記ワイパヘッドと共に往復回動するクランクアーム
と、該クランクアームに長穴を介して係止され且つ前記
スプリングにスプリングフックを介して連結され前記ワ
イパヘッドの往復動に応じて前記クランクアームを介し
て回動するクランクレバーとを有して構成し、前記クラ
ンクアームにより前記ワイパアームの反転位置で押圧力
が小さくなるように前記クランクレバーが回動する、ア
ーム圧可変ワイパ装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2082456A JP3013382B2 (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | アーム圧可変ワイパ装置 |
US07/677,181 US5161280A (en) | 1990-03-29 | 1991-03-29 | Windshield wiper with variable arm pressure |
DE4110648A DE4110648C2 (de) | 1990-03-29 | 1991-04-02 | Scheibenwischer mit veränderlichem Armdruck |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2082456A JP3013382B2 (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | アーム圧可変ワイパ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03281463A JPH03281463A (ja) | 1991-12-12 |
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