JP4596528B2 - ガスバリア性樹脂組成物及びこれを用いたガスバリアフィルム - Google Patents
ガスバリア性樹脂組成物及びこれを用いたガスバリアフィルム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4596528B2 JP4596528B2 JP2005007971A JP2005007971A JP4596528B2 JP 4596528 B2 JP4596528 B2 JP 4596528B2 JP 2005007971 A JP2005007971 A JP 2005007971A JP 2005007971 A JP2005007971 A JP 2005007971A JP 4596528 B2 JP4596528 B2 JP 4596528B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas barrier
- polyurethane resin
- compound
- weight
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- IHYJYATVZYKUQD-SNAWJCMRSA-N C/C(/CI)=C\NC Chemical compound C/C(/CI)=C\NC IHYJYATVZYKUQD-SNAWJCMRSA-N 0.000 description 1
- 0 CC(C)(C)CN* Chemical compound CC(C)(C)CN* 0.000 description 1
- HWTZKIZSVZQYSB-PLNGDYQASA-N CC(C)/C=C\NC Chemical compound CC(C)/C=C\NC HWTZKIZSVZQYSB-PLNGDYQASA-N 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
Description
ポリオール化合物(a)としては、ガスバリア性の観点から、前記のとおり、メチレン鎖連続数を4以下とする低分子量グリコール、ポリエステルポリオールが用いられる。低分子量グリコールとしては、アルキレングリコールにおいて、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、トリメチレングリコール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール等のメチレン鎖連続数が4以下である直鎖状又は分岐鎖状アルキレングリコール等が使用される。また、(ポリ)オキシ4アルキレングリコール(ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、ジプロピレングリコール等)が使用される。好ましい低分子量グリコール成分は、メチレン鎖連続数が3以下(例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール)、特に好ましい低分子量ジオール成分はエチレングリコールである。
ポリイソシアネート化合物(b)としては、芳香族ポリイソシアネート、芳香脂肪族ポリイソシアネート、脂環族ポリイソシアネート、脂肪族ポリイソシアネート等が含まれる。ポリイソシアネート化合物としては、通常、ジイソシアネート化合物が使用される。
当該化合物(c)は、メチレン鎖の連続数が最大で4以下であれば特に制限はなく、アニオン性親水基がカルボキシル基であり、活性水素がヒドロキシル基の水素である化合物を好適に用いることができる。例えば、2,2−ジメチロールプロピオン酸、2,2−ジメチロールブタン酸、2,6−ジヒドロキシ安息香酸等を挙げることができる。カルボキシル基を有するジオールとして、カルボキシル基を有するジオールとカルボキシル基を有しないジオールを混合したジオール成分と、芳香族ジカルボン酸、脂肪族ジカルボン酸、脂環式ジカルボン酸などのジカルボン酸とから得られるペンダントカルボキシル基を有するポリエステルポリオールを用いることもできる。これらのアニオン性親水基と2以上の活性水素を有する化合物は、1種を単独で用いることができ、あるいは、2種以上を組み合わせて用いることもできる。
中和剤(d)としては、アンモニア、第一級アミン化合物及び第二級アミン化合物、第三級アミン化合物、アルカリ金属水酸化物、アルカリ金属炭酸塩等が挙げられる。具体的に、アンモニアに加えて、エチルアミン、イソプロピルアミンなどの第一級アミン化合物、ジエチルアミン、ジイソプロピルアミン等の第二級アミン化合物、トリエチルアミン等の第三級アミン、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム等のアルカリ金属水酸化物、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ金属炭酸塩等を挙げることができる。これらは単独または二種以上組み合わせて使用できる。
末端封鎖剤(e)は、アンモニア、第一級アミン化合物、及び第二級アミン化合物の少なくとも一種以上から選択され、活性水素の存在を必要とする。末端封鎖剤(e)による末端封鎖はイソシアネート残基の一部であっても良い。後述するウレタンプレポリマー(A’)のイソシアネート残基の一部を封鎖し、さらに公知の鎖伸長剤を用いて鎖伸長反応を行うことによっても、数平均分子量を10000以下、特には4700以下にすることが可能となる。
XDI(キシリレンジイソシアネート)112.9g、NBDI(ビス(イソシアネートメチル)ノルボルナン)185.5g、エチレングリコール55.9g、ジメチロールプロピオン酸40.2g、及び溶剤としてメチルエチルケトン202.3gを混合し、窒素雰囲気下70℃で5時間反応させ、カルボキシル基含有のウレタンプレポリマーを得た。このカルボキシル基含有ウレタンプレポリマー溶液を30℃に保ち、25重量%アンモニア水61.2gを加え、イソシアネート残基を封鎖し、同時にカルボキシル基の中和を行った。赤外吸収スペクトルによりイソシアネート基に由来する吸収が消失したことを確認した後、水1050.3gを徐々に加えて乳化分散させ、2時間攪拌した。減圧下にて2時間かけて60℃まで昇温しながら、脱溶剤を行い、固形分25重量%の水分散型ポリウレタン樹脂(PU1)を得た。
XDI(キシリレンジイソシアネート)75.2g、NBDI(ビス(イソシアネートメチル)ノルボルナン)123.7g、エチレングリコール21.7g、BHET(ビス(ヒドロキシエチル)テレフタル酸)89.0g、ジメチロールプロピオン酸20.1g、及び溶剤としてメチルエチルケトン167.4gを混合し、窒素雰囲気下70℃で5時間反応させ、カルボキシル基含有のウレタンプレポリマーを得た。このカルボキシル基含有ウレタンプレポリマー溶液を30℃に保ち、25重量%アンモニア水30.8gを加え、イソシアネート残基を封鎖し、同時にカルボキシル基の中和を行った。赤外吸収スペクトルによりイソシアネート基に由来する吸収が消失したことを確認した後、水934.6gを徐々に加えて乳化分散させ、2時間攪拌した。減圧下にて2時間かけて60℃まで昇温しながら、脱溶剤を行い、固形分25重量%の水分散型ポリウレタン樹脂(PU2)を得た。
XDI(キシリレンジイソシアネート)75.2g、NBDI(ビス(イソシアネートメチル)ノルボルナン)123.7g、BHET(ビス(ヒドロキシエチル)テレフタル酸)177.9g、ジメチロールプロピオン酸20.1g、及び溶剤としてメチルエチルケトン167.4gを混合し、窒素雰囲気下70℃で5時間反応させ、カルボキシル基含有のウレタンプレポリマーを得た。このカルボキシル基含有ウレタンプレポリマー溶液を30℃に保ち、25重量%アンモニア水27.2gを加え、イソシアネート残基を封鎖し、同時にカルボキシル基の中和を行った。赤外吸収スペクトルによりイソシアネート基に由来する吸収が消失したことを確認した後、水1194.5gを徐々に加えて乳化分散させ、2時間攪拌した。減圧下にて2時間かけて60℃まで昇温しながら、脱溶剤を行い、固形分25重量%水分散型ポリウレタン樹脂(PU3)を得た。
水素添加MDI(メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネート))104.9g、BHET(ビス(ヒドロキシエチル)テレフタル酸)177.9g、ジメチロールプロピオン酸26.8g、及び溶剤としてメチルエチルケトン167.4gを混合し、窒素雰囲気下70℃で3時間反応させた後、さらに水素添加MDIを157.3g滴下し混合して3時間反応させ、カルボキシル基含有のウレタンプレポリマーを得た。このカルボキシル基含有ウレタンプレポリマー溶液を30℃に保ち、アンモニアガスをゆっくりバブリングしながら加え、イソシアネート残基を封鎖し、同時にカルボキシル基の中和を行った。赤外吸収スペクトルによりイソシアネート基に由来する吸収が消失したことを確認した後、水934.6gを徐々に加えて乳化分散させ、2時間攪拌した。減圧下にて2時間かけて60℃まで昇温しながら、脱溶剤を行い、固形分25重量%水分散型ポリウレタン樹脂(PU4)を得た。
水素添加MDI(メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネート))104.9g、BHEI(ビス(ヒドロキシエチル)イソフタル酸)177.9g、ジメチロールプロピオン酸26.8g、及び溶剤としてメチルエチルケトン167.4gを混合し、窒素雰囲気下70℃で3時間反応させた後、さらに水素添加MDIを157.3g滴下し混合して3時間反応させ、カルボキシル基含有のウレタンプレポリマーを得た。このカルボキシル基含有ウレタンプレポリマー溶液を30℃に保ち、アンモニアガスをゆっくりバブリングしながら加え、イソシアネート残基を封鎖し、同時にカルボキシル基の中和を行った。赤外吸収スペクトルによりイソシアネート基に由来する吸収が消失したことを確認した後、水934.6gを徐々に加えて乳化分散させ、2時間攪拌した。減圧下にて2時間かけて60℃まで昇温しながら、脱溶剤を行い、固形分25重量%水分散型ポリウレタン樹脂(PU5)を得た。
XDI(キシリレンジイソシアネート)75.2g、NBDI(ビス(イソシアネートメチル)ノルボルナン)123.7g、エチレングリコール21.7g、BHET(ビス(ヒドロキシエチル)テレフタル酸)89.0g、ジメチロールプロピオン酸20.1g、及び溶剤としてメチルエチルケトン165.0gを混合し、窒素雰囲気下70℃で5時間反応させ、カルボキシル基含有のウレタンプレポリマーを得た。このカルボキシル基含有ウレタンプレポリマー溶液を30℃に保ち、エチレングリコール8.7gを加え、鎖伸長反応を行った。赤外吸収スペクトルにより、イソシアネート残基が存在することを確認した後、このウレタンプレポリマー溶液を30℃に保ち、25重量%アンモニア水を11.6g加え、イソシアネート残基を封鎖し、同時にカルボキシル基の中和を行った。赤外吸収スペクトルによりイソシアネート基に由来する吸収が消失したことを確認した後、水917.4gを徐々に加えて乳化分散させ、2時間攪拌した。減圧下にて2時間かけて60℃まで昇温しながら、脱溶剤を行い、固形分25重量%水分散型ポリウレタン樹脂(PU6)を得た。
XDI(キシリレンジイソシアネート)75.2g、NBDI(ビス(イソシアネートメチル)ノルボルナン)123.7g、BHET(ビス(ヒドロキシエチル)テレフタル酸)177.9g、ジメチロールプロピオン酸20.1g、及び溶剤としてメチルエチルケトン167.4gを混合し、窒素雰囲気下70℃で5時間反応させ、カルボキシル基含有のウレタンプレポリマーを得た。このカルボキシル基含有ウレタンプレポリマー溶液を30℃に保ち、トリエチルアミン20.2gを加えカルボキシル基の中和を行い、さらに25重量%アンモニア水27.2gを加え、イソシアネート残基の封鎖を行った。赤外吸収スペクトルによりイソシアネート基に由来する吸収が消失したことを確認した後、水1194.5gを徐々に加えて乳化分散させ、2時間攪拌した。減圧下にて2時間かけて60℃まで昇温しながら、脱溶剤を行い、固形分25重量%水分散型ポリウレタン樹脂(PU7)を得た。
水素添加XDI(ビス(イソシアネートメチル)シクロヘキサン)439.1g、エチレングリコール61.5g、ジメチロールプロピオン酸35.4g、及び溶剤としてアセトニトリル268.0gを混合し、窒素雰囲気下70℃で5時間反応させ、カルボキシル基含有ウレタンプレポリマーを得た。このカルボキシル基含有ウレタンプレポリマー溶液を30℃に保ち、トリエチルアミン24.0gを加えカルボキシル基の中和を行った。このウレタンプレポリマー溶液を、1929.6gの水にホモディスパーにより水分散させ、2−[(2ーアミノエチル)アミノ]エタノール(AEEA)93.3gを添加して鎖伸長反応を行い、2時間攪拌した。減圧下にて2時間かけて60℃まで昇温しながら、脱溶剤を行い、固形分25重量%水分散型ポリウレタン樹脂(PU8)を得た。
XDI(キシリレンジイソシアネート)112.9g、NBDI(ビス(イソシアネートメチル)ノルボルナン)185.5g、テトラメチレングリコール 31.2g、BHET(ビス(ヒドロキシエチル)テレフタル酸)152.6g、ジメチロールプロピオン酸40.2g及び溶剤としてメチルエチルケトン266.3gを混合し、窒素雰囲気下70℃で5時間反応させ、カルボキシル基含有のウレタンプレポリマーを得た。このカルボキシル基含有ウレタンプレポリマー溶液を30℃に保ち、25重量%アンモニア水61.2gを加え、イソシアネート残基を封鎖し、同時にカルボキシル基の中和を行った。赤外吸収スペクトルによりイソシアネート基に由来する吸収が消失したことを確認した後、水1510.9gを徐々に加えて乳化分散させ、2時間攪拌した。減圧下に2時間かけて60℃まで昇温しながら、脱溶剤を行い、固形分25重量%水分散型ポリウレタン樹脂(PU9)を得た。
XDI(キシリレンジイソシアネート)75.2g、NBDI(ビス(イソシアネートメチル)ノルボルナン)61.8g、HDI(ヘキサメチレンジイソシアネート)50.4g、BHET(ビス(ヒドロキシエチル)テレフタル酸)177.9g、ジメチロールプロピオン酸26.8g、及び溶剤としてメチルエチルケトン197.8gを混合し、窒素雰囲気下70℃で5時間反応させ、カルボキシル基含有のウレタンプレポリマーを得た。このカルボキシル基含有ウレタンプレポリマー溶液を30℃に保ち、25重量%アンモニア水27.2gを加え、イソシアネート残基を封鎖し、同時にカルボキシル基の中和を行った。赤外吸収スペクトルによりイソシアネート基に由来する吸収が消失したことを確認した後、水1153.1gを徐々に加えて乳化分散させ、2時間攪拌した。減圧下に2時間かけて60℃まで昇温しながら、脱溶剤を行い、固形分25重量%水分散型ポリウレタン樹脂(PU10)を得た。
XDI(キシリレンジイソシアネート)124.0g、NBDI(ビス(イソシアネートメチル)ノルボルナン)205.0g、BHET(ビス(ヒドロキシエチル)テレフタル酸)118.0g、ジメチロールプロピオン酸32.9g、及び溶剤としてメチルエチルケトン254.2gを混合し、窒素雰囲気下70℃で5時間反応させ、カルボキシル基含有のウレタンプレポリマーを得た。このカルボキシル基含有ウレタンプレポリマー溶液を30℃に保ち、トリエチルアミン25.3gを加えカルボキシル基の中和を行った。このウレタンプレポリマー溶液に水1383.8gを加え乳化分散させ、エチレンジアミン44.0gで鎖伸長反応を行い、2時間攪拌した。減圧下に2時間かけて60℃まで昇温しながら、脱溶剤を行い、固形分25重量%水分散型ポリウレタン樹脂(PU11)を得た。
XDI(キシリレンジイソシアネート)56.4g、NBDI(ビス(イソシアネートメチル)ノルボルナン)247.4g、エチレングリコール55.9g、ジメチロールプロピオン酸40.2g、及び溶剤としてメチルエチルケトン205.0gを混合し、窒素雰囲気下70℃で5時間反応させ、カルボキシル基含有のウレタンプレポリマーを得た。このカルボキシル基含有ウレタンプレポリマー溶液を30℃に保ち、25重量%アンモニア水61.2gを加え、イソシアネート残基を封鎖し、同時にカルボキシル基の中和を行った。赤外吸収スペクトルによりイソシアネート基に由来する吸収が消失したことを確認した後、水1273.1gを徐々に加えて乳化分散させ、2時間攪拌した。減圧下に2時間かけて60℃まで昇温しながら、脱溶剤を行い、固形分25重量%水分散型ポリウレタン樹脂(PU12)を得た。
水添MDI(メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネート))393.5g、エチレングリコール18.6g、BHET(ビス(ヒドロキシエチル)テレフタル酸)152.5g、ジメチロールプロピオン酸40.2g、及び溶剤としてメチルエチルケトン307.5gを混合し、窒素雰囲気下70℃で5時間反応させ、カルボキシル基含有のウレタンプレポリマーを得た。このカルボキシル基含有ウレタンプレポリマー溶液を30℃に保ち、25重量%アンモニア水61.2gを加え、イソシアネート残基を封鎖し、同時にカルボキシル基の中和を行った。赤外吸収スペクトルによりイソシアネート基に由来する吸収が消失したことを確認した後、水2214.1gを徐々に加えて乳化分散させ、2時間攪拌した。減圧下に2時間かけて60℃まで昇温しながら、脱溶剤を行い、固形分25重量%水分散型ポリウレタン樹脂(PU13)を得た。
XDI(キシリレンジイソシアネート)75.2g、NBDI(ビス(イソシアネートメチル)ノルボルナン)123.7g、BHET(ビス(ヒドロキシエチル)テレフタル酸)177.9g、ジメチロールプロピオン酸20.1g、及び溶剤としてメチルエチルケトン167.4gを混合し、窒素雰囲気下70℃で5時間反応させ、カルボキシル基含有のウレタンプレポリマーを得た。このカルボキシル基含有ウレタンプレポリマー溶液を30℃に保ち、25重量%アンモニア水27.2gを加え、イソシアネート残基を封鎖し、同時にカルボキシル基の中和を行った。赤外吸収スペクトルによりイソシアネート基に由来する吸収が消失したことを確認した後、水1194.5gを徐々に加えて乳化分散させ、2時間攪拌した。さらに水酸化ナトリウム水溶液800g(うち、水酸化ナトリウム8.0g)を加え、減圧下にて2時間かけて60℃まで昇温しながら、段階的に脱溶剤を行い、固形分25重量%ナトリウム中和型ポリウレタン樹脂(PU14)を得た。この脱溶剤は、カルボキシル基の中和塩基であるアンモニアとナトリウムのイオン交換反応を兼ねており、初期段階から存在した留出物から発生するアンモニア臭が最終段階で減少したことをもって、実質的にイオン交換が終了したものと判断した。
前記の合成マイカを5重量%含み懸濁させた膨潤性無機層状化合物の水分散液50gに、製造例1のポリウレタン樹脂(PU1)100gを攪拌しながら添加し、合成マイカ及びポリウレタン樹脂の合計全固形分濃度が15重量%となるまで水を加え、試作例1のガスバリア性樹脂組成物(ガスバリア層塗剤)を調製した。
上記試作例1のガスバリア性樹脂組成物の調製手法に準じ、ポリウレタン樹脂(PU1)を製造例2ないし7の調製により得たポリウレタン樹脂(PU2〜PU7)に変更した。試作例2のガスバリア性樹脂組成物はポリウレタン樹脂(PU2)を用い、以下、樹脂の順通りに試作例3ないし7のガスバリア性樹脂組成物(ガスバリア層塗剤)を調製した。
前記の合成マイカを5重量%含み懸濁させた膨潤性無機層状化合物の水分散液25gに、製造例3のポリウレタン樹脂(PU3)100gを攪拌しながら添加し、合成マイカ及びポリウレタン樹脂の合計全固形分濃度が15重量%となるまで水を加え、試作例8のガスバリア性樹脂組成物(ガスバリア層塗剤)を調製した。
前記の合成マイカを5重量%含み懸濁させた膨潤性無機層状化合物の水分散液100gに、製造例3のポリウレタン樹脂(PU3)100gを攪拌しながら添加し、合成マイカ及びポリウレタン樹脂の合計全固形分濃度が6重量%となるまで水を加え、試作例9のガスバリア性樹脂組成物(ガスバリア層塗剤)を調製した。
前記の合成マイカを5重量%含み懸濁させた膨潤性無機層状化合物の水分散液250gに、製造例3のポリウレタン樹脂(PU3)100gを攪拌しながら添加し、合成マイカ及びポリウレタン樹脂の合計全固形分濃度が6重量%となるまで水を加え、試作例10のガスバリア性樹脂組成物(ガスバリア層塗剤)を調製した。
前記の合成マイカを5重量%含み懸濁させた膨潤性無機層状化合物の水分散液50gに、製造例3のポリウレタン樹脂(PU3)100gを攪拌しながら添加し、合成マイカ及びポリウレタン樹脂の合計全固形分濃度が6重量%となるまで水を加え、試作例11のガスバリア性樹脂組成物(ガスバリア層塗剤)を調製した。
上記試作例1のガスバリア性樹脂組成物の調製手法に準じ、ポリウレタン樹脂(PU1)を製造例8ないし14の調製により得たポリウレタン樹脂(PU8〜PU14)に変更した。試作例12のガスバリア性樹脂組成物はポリウレタン樹脂(PU8)を用い、以下、樹脂の順通りに試作例13ないし18のガスバリア性樹脂組成物(ガスバリア層塗剤)を調製した。
膨潤性無機層状化合物の水分散液を用いることなく、製造例3のポリウレタン樹脂(PU3)100gを攪拌しながら水に添加し、最終のポリウレタン樹脂の合計全固形分濃度を15重量%として、試作例19のガスバリア性樹脂組成物(ガスバリア層塗剤)を調製した。
前記の合成マイカを5重量%含み懸濁させた膨潤性無機層状化合物の水分散液5gに、製造例3のポリウレタン樹脂(PU3)100gを攪拌しながら添加し、合成マイカ及びポリウレタン樹脂の合計全固形分濃度が15重量%となるまで水を加え、試作例20のガスバリア性樹脂組成物(ガスバリア層塗剤)を調製した。
前記の合成マイカを5重量%含み懸濁させた膨潤性無機層状化合物の水分散液1000gに、製造例3のポリウレタン樹脂(PU3)100gを攪拌しながら添加し、合成マイカ及びポリウレタン樹脂の合計全固形分濃度が6重量%となるまで水を加え、試作例21のガスバリア性樹脂組成物(ガスバリア層塗剤)を調製した。
上述の調製に得られた各試作例のガスバリア性樹脂組成物について、それぞれを基材フィルムの一面側に積層(塗布)した。基材フィルムには、二軸延伸ポリプロピレンフィルム(フタムラ化学株式会社製QH−1,厚さ20μm,高防湿グレード)を用い、同二軸延伸ポリプロピレンフィルムのコロナ放電処理面上に試作例1ないし7のガスバリア性樹脂組成物、ならびに試作例12ないし20のガスバリア性樹脂組成物のそれぞれについて、乾燥後の塗布厚さ(ガスバリア層の層厚)を2μmとなるようにグラビアコーターで塗布した。塗布後、120℃で5秒間乾燥し、試作例1ないし7のガスバリアフィルム、ならびに試作例12ないし20のガスバリアフィルムを試作した。
以上のとおり得られた試作例1ないし21のガスバリアフィルムの酸素透過度について、酸素透過度測定装置(モダンコントロール社製:MOCON OXTRAN10/50A)を用いた。そこで、各々の試作例のガスバリアフィルムについて、20℃、90%RH雰囲気下における酸素透過度(mL/m2・atm・day)を測定した(ガスバリアフィルムの酸素透過度(α)の測定)。
併せて、試作例1ないし21のガスバリアフィルムの水蒸気透過度について、水蒸気透過度測定装置(モダンコントロール社製、PERMATRAN−W 3/30MG)を用い、40℃、90%RH雰囲気下、及び40℃・100%RH雰囲気下でそれぞれ測定し、水蒸気透過度(mL/m2・atm・day)を測定した。
JIS K 7105に記載の方法に準拠し、デジタル濁度計(日本電色工業社製:NDH−20D)を使用して測定したヘイズ値を用い測定した。単位は(%)である。
試作例1ないし21のガスバリアフィルムについて、含有されているポリウレタン樹脂の種別、使用物質と共に、酸素透過度、水蒸気透過度、ヘイズ値の測定結果を図2の表として示す。比較のため、二軸延伸ポリプロピレンフィルム単体の酸素透過度、水蒸気透過度、ヘイズ値も測定した。表中の「部」とは固形分換算の重量部を示す。表中の略号DMPAはジメチロールピロピオン酸、EGはエチレングリコール、AEEAは2−[(2ーアミノエチル)アミノ]エタノール、EDAはエチレンジアミン、NH3はアンモニア、BHETは(ビス(ヒドロキシエチル)テレフタル酸)、BHEIはビス(ヒドロキシエチル)イソフタル酸、TEAはトリエチルアミンである。
Claims (6)
- 骨格構造中に含まれるメチレン鎖の連続数が4以下、かつ芳香族炭化水素基濃度が10重量%以上、かつ数平均分子量が1500〜4700であるポリウレタン樹脂(A)と、
水膨潤性である膨潤性無機層状化合物(B)とを含有し、
前記ポリウレタン樹脂(A)が、
ポリオール化合物(a)と、ポリイソシアネート化合物(b)と、アニオン性親水基及び2以上の活性水素を有する化合物(c)と揮発性塩基化合物である中和剤(d)とを反応させてウレタンプレポリマーを得ると共に、
前記中和剤(d)により中和した後もしくは中和と同時に、アンモニア、第一級アミン化合物、及び第二級アミン化合物の少なくとも一種以上から選択される末端封鎖剤(e)を添加し、前記ウレタンプレポリマーのイソシアネート残基を封鎖して得たポリウレタン樹脂であって、
前記ポリウレタン樹脂(A)は前記骨格構造中に含むエステル基濃度を5重量%以上とするポリエステル系ポリウレタン樹脂であると共に、
前記ポリエステル系ポリウレタン樹脂における下記(i)式もしくは下記(ii)式のいずれか一方または両方で示される骨格構造が、14.8重量%以上含まれ、
前記ポリオール化合物(a)において、総ポリオール化合物中に下記(iii)式もしくは下記(iv)式のいずれか一方または両方で示されるポリオール化合物が、50重量%以上含まれ、
前記ポリイソシアネート化合物(b)が、芳香族ポリイソシアネート、芳香脂肪族ポリイソシアネート、脂環族ポリイソシアネートから選択される少なくとも一種以上のポリイソシアネートを総ポリイソシアネート化合物中に50重量%以上含んでいる
ことを特徴とするガスバリア性樹脂組成物。
- 前記ポリエステル系ポリウレタン樹脂の形態が水分散性である請求項1に記載のガスバリア性樹脂組成物。
- 前記ポリウレタン樹脂(A)と前記水膨潤性である膨潤性無機層状化合物(B)と間の固形分比が、100/5〜100/50である請求項1または2に記載のガスバリア性樹脂組成物。
- 前記水膨潤性である膨潤性無機層状化合物(B)が合成マイカである請求項1ないし3のいずれか1項に記載のガスバリア性樹脂組成物。
- 請求項1ないし4のいずれか1項に記載のガスバリア性樹脂組成物が、基材フィルムの少なくとも片面に積層されてガスバリア層を形成していることを特徴とするガスバリアフィルム。
- 前記ガスバリア層の層厚が1μmであるときの当該ガスバリア層の酸素透過度は、20℃、90%RHにおいて、40mL/m2・atm・day以下である請求項5に記載のガスバリアフィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005007971A JP4596528B2 (ja) | 2005-01-14 | 2005-01-14 | ガスバリア性樹脂組成物及びこれを用いたガスバリアフィルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005007971A JP4596528B2 (ja) | 2005-01-14 | 2005-01-14 | ガスバリア性樹脂組成物及びこれを用いたガスバリアフィルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006193657A JP2006193657A (ja) | 2006-07-27 |
JP4596528B2 true JP4596528B2 (ja) | 2010-12-08 |
Family
ID=36799984
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005007971A Expired - Fee Related JP4596528B2 (ja) | 2005-01-14 | 2005-01-14 | ガスバリア性樹脂組成物及びこれを用いたガスバリアフィルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4596528B2 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5466802B2 (ja) * | 2004-10-18 | 2014-04-09 | 三井化学株式会社 | 水性ポリウレタン樹脂及び積層フィルム |
CN102333803B (zh) * | 2009-03-27 | 2013-11-27 | 三井化学株式会社 | 聚氨酯分散体及其制造方法 |
ES2638966T3 (es) * | 2012-02-10 | 2017-10-24 | Mitsui Chemicals, Inc. | Agente adhesivo para laminado y laminado |
JP6199706B2 (ja) * | 2013-07-30 | 2017-09-20 | 三井化学株式会社 | ポリウレタン積層体 |
JP6165038B2 (ja) * | 2013-11-29 | 2017-07-19 | 三井化学株式会社 | 積層体 |
JP6298421B2 (ja) * | 2015-04-28 | 2018-03-20 | 大日精化工業株式会社 | ポリヒドロキシウレタン水分散体組成物、及び該水分散体組成物を用いてなるガスバリア性水性コーティング剤、ガスバリア性フィルム |
JP6158876B1 (ja) * | 2015-08-31 | 2017-07-05 | 大榮産業株式会社 | ブロックイソシアネート組成物、プレポリマー組成物及びそれらの製造方法、並びに、ブロックイソシアネート組成物の熱解離性ブロック剤 |
ES2936816T3 (es) * | 2016-02-03 | 2023-03-22 | Basf Se | Composiciones acuosas de recubrimiento de un componente que contienen poliuretano y filosilicatos para recubrimientos de barrera al oxígeno |
WO2018168945A1 (ja) * | 2017-03-14 | 2018-09-20 | Dic株式会社 | 樹脂組成物、成形体、積層体、ガスバリア材、コーティング材及び接着剤 |
JP7461171B2 (ja) * | 2019-03-27 | 2024-04-03 | 三井化学株式会社 | ポリウレタン積層体 |
CN113906076A (zh) * | 2019-06-13 | 2022-01-07 | 三井化学株式会社 | 聚氨酯分散体 |
WO2022124171A1 (ja) * | 2020-12-10 | 2022-06-16 | Dic株式会社 | コーティング剤、積層体、包装材 |
JP7425242B1 (ja) | 2023-03-09 | 2024-01-30 | 三井化学株式会社 | 水系ディスパージョンおよびガスバリア性コート材 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001098047A (ja) * | 1999-07-27 | 2001-04-10 | Takeda Chem Ind Ltd | ガスバリア性ポリウレタン樹脂及びこれを含むガスバリア性フィルム |
JP2002304019A (ja) * | 2001-04-05 | 2002-10-18 | Mitsui Chemicals Inc | トナー用バインダー樹脂及び該樹脂を用いた静電荷現像用電子写真トナー |
JP2005139436A (ja) * | 2003-10-15 | 2005-06-02 | Mitsui Takeda Chemicals Inc | ガスバリア性水性樹脂組成物及びそれを用いた積層フィルム |
-
2005
- 2005-01-14 JP JP2005007971A patent/JP4596528B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001098047A (ja) * | 1999-07-27 | 2001-04-10 | Takeda Chem Ind Ltd | ガスバリア性ポリウレタン樹脂及びこれを含むガスバリア性フィルム |
JP2002304019A (ja) * | 2001-04-05 | 2002-10-18 | Mitsui Chemicals Inc | トナー用バインダー樹脂及び該樹脂を用いた静電荷現像用電子写真トナー |
JP2005139436A (ja) * | 2003-10-15 | 2005-06-02 | Mitsui Takeda Chemicals Inc | ガスバリア性水性樹脂組成物及びそれを用いた積層フィルム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006193657A (ja) | 2006-07-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4596528B2 (ja) | ガスバリア性樹脂組成物及びこれを用いたガスバリアフィルム | |
JP6548717B2 (ja) | 積層体、食品包装材料および積層体の製造方法 | |
JP6189958B2 (ja) | ガスバリア層形成用ポリウレタンディスパージョン、ポリウレタン積層体、および、ガスバリア層形成用ポリウレタンディスパージョンの製造方法 | |
US9006338B2 (en) | Aqueous resin composition having gas barrier properties and laminated film using the same | |
JP4344673B2 (ja) | ガスバリアフィルム | |
JP4524463B2 (ja) | ガスバリア性ポリウレタン樹脂及びこれを含むガスバリア性フィルム | |
JP4434907B2 (ja) | 水性ポリウレタン樹脂組成物及び積層フィルム | |
JP4434908B2 (ja) | ガスバリア性水性樹脂組成物及びそれを用いた積層フィルム | |
JP5324063B2 (ja) | ポリウレタン樹脂水分散体を含有する水性樹脂組成物 | |
JPWO2006040965A1 (ja) | ガスバリア性樹脂組成物およびガスバリア性フィルム | |
JP6199706B2 (ja) | ポリウレタン積層体 | |
JP6306448B2 (ja) | ポリウレタンディスパージョンおよびポリウレタン積層体 | |
JP6165038B2 (ja) | 積層体 | |
JP6421415B2 (ja) | 紫外線遮断包装材料およびそれを用いた紫外線遮断包装袋 | |
JP5466802B2 (ja) | 水性ポリウレタン樹脂及び積層フィルム | |
JP7137326B2 (ja) | ポリウレタンディスパージョンおよびポリウレタン積層体 | |
JP2007092046A (ja) | 水性ポリウレタン樹脂、ガスバリア性組成物およびガスバリア性積層フィルム | |
WO2020250768A1 (ja) | ポリウレタンディスパージョン | |
JP2022050456A (ja) | ラミネート積層体 | |
WO2020071269A1 (ja) | 積層体および積層体の製造方法 | |
JP7355818B2 (ja) | コーティング剤および積層体 | |
JP7441657B2 (ja) | 積層体 | |
JP4623629B2 (ja) | 水分散型ポリウレタン組成物及びこれを用いた水性接着剤 | |
JP7357470B2 (ja) | ポリウレタンディスパージョンおよびその製造方法 | |
WO2020121932A1 (ja) | ポリウレタンディスパージョンおよび積層体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060905 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080911 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090915 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091106 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20091106 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100309 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100602 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20100618 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100824 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100917 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4596528 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131001 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |