JP4589770B2 - 自動手洗乾燥装置 - Google Patents
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Description
例えば下記特許文献1にこの種の自動手洗乾燥装置が開示されている。
この自動手洗乾燥装置の設置に際しては、手洗器及び機能部ユニットの施工と、その下側の石鹸液の給液装置,手洗水の給水装置,乾燥風の送風装置等の施工を別々に行うが、その際手洗器の下側に動作制御のためのコントローラも併せて設けなければならず、このとき手洗器側の機能部ユニットの複数の人体検知センサからそれぞれに対応した電源線と信号線との各2種類の電気配線を下方に引き回して、手洗器の下側空間でそれぞれをコントローラと接続しなければならず、必然的に各人体検知センサとコントローラとの接続用の電気配線の長さが長く(0.8〜1m程度)なってしまうとともに、配線接続の作業も面倒となる。
また手洗器の下側空間でそれら多数且つ多種類の電気配線が入り組んだ状態となって、同空間がそれら多数且つ多種類の電気配線で煩雑化してしまうといった問題があった。
またメンテナンスに際しても、手洗器の下側空間で多数且つ多種類の電気配線が複雑に入り組んだ状態となっているため、どの電気配線が何の電気配線であるかの見極めが難しく、メンテナンス作業性も悪いものとなっていた。
またメンテナンスに際しても各電気配線の識別が容易であり、メンテナンス作業性も良好となる。
ここにおいて本発明では、機能部ユニットのケースの上蓋にコントローラを下ケースの底部から浮いた状態に吊下げ固定するようになすことができ、このようにしておけば、万一機能部ユニットのケース内部に水が入り込んだ場合であっても、コントローラが水に浸かってしまう恐れを無くすことができる。
図1において、10は自動手洗乾燥装置(ここでは壁掛式)で、陶器製の手洗器(水受器)12と、その下部のキャビネット14及び手洗器12に装着された機能部ユニット16とを有している。
機能部ユニット16はケース18を有しており、各種機能部がそこに内蔵されている。
手洗器12の後部には、図2及び図3に示しているようにその後端縁に沿って立ち上る後壁部24と、左右一対の側壁部26とで囲まれた収容凹部28が形成されており、図2にも示しているようにその収容凹部28に上記の機能部ユニット16が収容されている。
ここで収容凹部28の底部は、機能部ユニット16を支持する平坦な支持部30とされている。
尚図2において、34はボウル部32に設けられた排水口である。
尚吹出口36は、吹出ノズル100の先端に細長いスリット状に形成されている。
また図1中石鹸液の吐出口40の左側の隣接位置には、石鹸液補給用の引出し48が出し入れ可能に設けられている。
石鹸液の補給は、この引出し48を引き出した状態で上方からそこに石鹸液を注ぐことにより行う。
ここで各人体検知センサ46,44,42のそれぞれは反射型赤外線式のセンサとされており、発光部から赤外線を発光し、人体からの反射光を受光部で受光して人体の有無と検知する。
ボウル部32からの排水は、この排水管50のトラップ部52を経て外部に排出される。
この給液装置108は更に空気ポンプ70を有しており、この空気ポンプ70により所定圧力で空気が給気管68を通じ吐水口40の側へと送られるようになっている。
給液ポンプ64にて送られた石鹸液は空気ポンプ70にて送られた空気と混合され、吐出口40からムース状に吐出される。
混合部54に供給された冷水と湯とは、ここで所定比率に混合されて適温の混合水とされ、電磁弁56の開弁により給水管58を通じて吐水口38へと送られ、そこからボウル部32に向けて手洗水として吐水される。
吹出室ケース78の内部には吹出室80が形成されている。
この吹出室80は送風路の一部をなしていて、送風管74を通じて上向に送り出された温風が、この吹出室80を通過して吹出口36へと送られる。
図3及び図5に示しているように、これらコントローラ114及び電源トランス116は、それぞれ上蓋18Bの裏面に吊下げ状態に固定されている。
詳しくは、図3の部分拡大図に示しているように上蓋18Bの下面にはボス部118が下向きに突設されており、そのボス部118への固定ねじ120のねじ込みによって、それらコントローラ114及び電源トランス116が吊持状態に固定されている。
このコントローラ114からはまた、上記の石鹸液吐出用の人体検知センサ46,手洗水の吐水用の人体検知センサ44,手乾燥用の人体検知センサ42のそれぞれに電源供給するための電気配線(電源線)126,128,130及びそれらとの間で信号を授受するための電気配線(信号線)132,134,136が延び出しており、それぞれが機能部16内において、詳しくはケース18内において各対応する人体検知センサ46,44,42に接続されている。
ここで防水カバー146は、電源トランス116の図4中後側の略半分を覆う形態で設けられている。
この防水カバー146は、図5にも示しているように上蓋18Bの裏面から下向きに垂下する形態で上蓋18Bに一体に形成されている。
またメンテナンスに際しても各電気配線の識別が容易であり、メンテナンス作業性も良好となる。
12 手洗器(水受器)
16 機能部ユニット
18 ケース
18A 下ケース
18B 上蓋
35 送風装置
36 吹出口
38 吐水口
40 吐出口
42,44,46 人体検知センサ
108 給液装置
110 給水装置
114 コントローラ(制御基盤)
116 電源トランス
146 防水カバー
Claims (1)
- 石鹸液吐出装置における吐出口,手洗水吐水装置における吐水口,温風乾燥装置における温風の吹出口及びそれぞれに対応した人体検知センサを備えた機能部ユニットを手洗器等の水受器の上面側に備え付けるとともに、該水受器の下側に、前記石鹸液吐出装置における石鹸液の給液装置,前記手洗水吐水装置における手洗水の給水装置,前記温風乾燥装置における乾燥風の送風装置を設置して成る自動手洗乾燥装置において
動作制御のためのコントローラを前記機能部ユニットのケース内部に組み込むとともに、
前記機能部ユニットのケースを下ケースと上蓋とを有するものとなして該上蓋に電源トランスを前記下ケースの底部から浮いた状態に吊下げ固定するとともに、該電源トランスの周りに、配管外面からの結露水の該電源トランスへの付着防止用の防水カバーを、前記上蓋の裏面から下方に垂下する形態で該上蓋に一体に形成したことを特徴とする自動手洗乾燥装置。
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- 2005-03-18 JP JP2005078609A patent/JP4589770B2/ja active Active
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