JP4588480B2 - 通話データ利用システム、通話録音装置、及びプログラム - Google Patents

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本発明は、VoIP(Voice Over Internet Protocol)ネットワーク等の音声パケット通信ネットワークにおいて、通話音声を通話録音装置に蓄積し、蓄積された音声を利用する技術に関するものである。
音声データをパケットデータに変換して、IP(InternetProtocol)ネットワーク上で送信することにより、IPネットワークを用いた通話を可能としたVoIP技術が普及してきている。また、VoIPネットワークにおいて通話音声を録音するシステムも提案されている。
VoIPネットワークにおける通話録音システムとしては、例えば、特許文献1に記載されたものがある。特許文献1に記載された通話録音システムは、IPネットワークに接続されたロギングサーバ(通話録音装置)が、当該IPネットワーク上で送受信される制御信号パケット及び音声パケットを収集し、これらを解析することにより通話録音データを得るというものである。また、通話録音装置に記録した通話音声や録音メッセージを、VoIP端末利用ユーザからのリクエストにより自由に再生することを可能としたシステムも提案されている(例えば、非特許文献1参照)。
特開2004−32022号公報 平成17年2月1日検索、インターネットhttp://panasonic.biz/netsys/cocozo/ip2way/download.html
上述したような通話録音装置は、セキュリティを確保する等の理由から、所定の管理単位毎に管理されるのが一般的である。すなわち、ある管理単位の通話録音装置は、その管理単位のネットワークに存在する端末のみアクセス可能であり、通話音声の録音及び利用はその管理単位のネットワークに存在する端末に限られるという問題があった。
従って、例えば、図1に示すように、通話録音装置1の管理単位である拠点αのVoIPネットワークと、通話録音装置2の管理単位である拠点βのVoIPネットワークとがVoIPネットワーク3を介して存在する構成において、拠点αの端末Aの利用者の通話音声を通話録音装置1に通話データとして録音した場合において、端末Dの利用者は、端末Dから通話録音装置1に録音された通話データを再生して聞くことはできない。
このような問題を解決するために、例えば、通話録音装置に蓄積された通話データを、拠点αと拠点βの両方からアクセスできる共有ファイルサーバに置くことが考えられる。しかしながら、通話データは大容量であるため、通話データを共有ファイルサーバを用いて共有しようとするとネットワーク間のトラフィックを圧迫し、レスポンスの低下等が発生するという問題がある。更に、通話データを共有ファイルサーバに置いたとしても、VoIP通信に使用される簡易な電話端末からでは共有ファイルサーバのアドレスを指定することが困難であり、共有ファイルサーバの通話データを利用することが難しいという問題もある。このような点から、共有ファイルサーバを用いて通話データの共有を行うことは現実的ではない。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、簡易な電話端末を用いながら、異なる管理単位間で音声情報を共有することを可能とする技術を提供することを目的とする。
本発明は、音声パケット通信ネットワークに接続された、第1の通話録音装置と、第2の通話録音装置と、通話録音装置を管理する管理装置とを有する通話データ利用システムであって、第1の通話録音装置は、通話データを記憶装置に蓄積し、第1の通話録音装置は、第1の音声パケット通信端末から、第2の音声パケット通信端末の電話番号を含む通話データ配布要求を受信すると、当該電話番号を含むアドレス確認要求を管理装置に送信し、前記アドレス確認要求を受信した管理装置は、前記電話番号に基づき、第2の音声パケット通信端末を配下とする第2の通話録音装置のアドレスを取得して、当該第2の通話録音装置に前記アドレス確認要求を送信し、前記アドレス確認要求を受信した第2の通話録音装置は、前記電話番号に基づき、第2の音声パケット通信端末のアドレスを取得し、第1の通話録音装置に対して当該アドレスを送信し、前記アドレスを受信した第1の通話録音装置は、第2の音声パケット通信端末に対して第1の通話録音装置に蓄積された通話データの取得用情報を送信することを特徴とする通話データ利用システムにより解決できる。
前記通話データ利用システムにおいて、前記第2の通話録音装置は、所定の管理単位に属する音声パケット通信端末の電話番号とアドレスとを対応付けて記録したテーブルを保持する。また、前記管理装置は、通話録音装置のアドレスと当該通話録音装置の配下にある音声パケット通信端末の電話番号とを対応付けて記録したテーブルを保持する。
また、本発明は、音声パケット通信ネットワーク上の音声パケット通信端末間で送受信される通話音声を通話データとして蓄積する手段を有する通話録音装置であって、第1の音声パケット通信端末から、第2の音声パケット通信端末の電話番号を含む通話データ配布要求を受信すると、当該電話番号を含むアドレス確認要求を、通話録音装置を管理するための管理装置に送信する手段と、管理装置からの前記アドレス確認要求を受信した他の通話録音装置が送出した第2の音声パケット通信端末のアドレスを受信した場合に、前記通話録音装置自身のアドレスを含む通話データの取得用情報を第2の音声パケット通信端末に向けて送信する手段と、第2の音声パケット通信端末から通話データの取得要求を受信し、当該通信データを第2の音声パケット通信端末に送信する手段とを有することを特徴とする通話録音装置として構成することもできる。
前記通話録音装置は、他の通話録音装置から送出されたアドレス確認要求を受信すると、当該アドレス確認要求に含まれる電話番号に基づき、当該電話番号を有する音声パケット通信端末のアドレスを取得し、当該アドレスをアドレス確認要求の送信元の通話録音装置に向けて送信する手段を更に有する。また、前記通話録音装置は、音声パケット通信ネットワーク上の音声パケット通信端末間で送受信されるパケットをキャプチャし、キャプチャしたパケットから通話データを取得し、通話データを記憶装置に蓄積する手段を有してもよい。
また、本発明は、音声パケット通信ネットワーク上の音声パケット通信端末間で送受信される通話音声を通話データとして蓄積する手段を有する複数の通話録音装置を管理する管理装置であって、通話録音装置毎に、通話録音装置のアドレスと当該通話録音装置の配下にある音声パケット通信端末の電話番号とを対応付けて記録したテーブルを保持する手段と、ある通話録音装置から、一の音声パケット通信端末の電話番号を含むアドレス確認要求を受信した場合に、当該電話番号に基づき前記テーブルから前記一の音声パケット通信端末を配下とする通話録音装置のアドレスを取得し、そのアドレスに対応する通話録音装置に前記アドレス確認要求を送信する手段とを有することを特徴とする管理装置として構成することもできる。
更に本発明は、上記の通話録音装置の機能をコンピュータに実現させるプログラム、及び上記の管理装置の機能をコンピュータに実現させるプログラムとして構成することもできる。
本発明によれば、通話録音装置間でアドレス情報を送受信することにより、目的の端末に通話データの取得用情報を送ることを可能としたので、異なる管理単位の端末間で音声情報を共有することが可能となる。また、端末側で通話録音装置のアドレスを指定することがないので、端末として数字のみ入力可能な簡易な電話端末を使用することが可能である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図2に、本実施の形態のシステム構成例を示す。
(システム概要)
図2に示すように、本実施の形態のシステムは、図1に示した構成に各拠点の通話録音装置を管理する管理装置4を追加したものである。また、各通話録音装置は、各拠点の端末で送受信される呼制御パケット及び通話パケットをキャプチャし、キャプチャしたパケットから通話データを作成し、その通話データを要求に基づき再生できる形で蓄積する機能に加えて、本実施の形態で説明する通話データ利用のためのシーケンスを実行するための機能を備えている。各端末は音声をIPパケットで送受信することが可能なVoIP電話端末である。なお、端末としてアナログ電話機にVoIP電話アダプタを接続した構成を用いてもよい。また、VoIPネットワークには呼制御装置等のVoIPネットワークを構成するために必要な装置が含まれているものとする。
なお、本実施の形態では呼制御プロトコルとしてSIP(Session Initiation Protocol)を用い、音声通信プロトコルとしてRTP(Real-time Transport Protocol)を用いるものとするが、本発明は、SIP、RTPに限らずどのような呼制御プロトコル、音声通信プロトコルにも対応できることは言うまでもない。
図3は、図2に示したシステムの動作概要を示すシーケンスチャートである。以下、図3のシーケンスチャートを参照して本実施の形態のシステムの動作概要について説明する。なお、このシーケンスチャートにおける状況は、端末Aの利用者と端末Cの利用者とが通話を行ってその通話音声が通話録音装置1に蓄積された後、端末Aの利用者が、端末Cの利用者との通話内容を、拠点βに存在する端末Dの利用者に聞かせたいと考え、端末Dに通話録音装置1に蓄積された通話データを取得するために必要な情報を送るという状況である。
図3において、INVITE等の呼接続のためのSIPセッション(ステップ1)によりRTPセッションが確立されて端末Cと端末A間で通話パケットが送受信され(ステップ2)、呼切断のためのSIPセッション(ステップ3)によりRTPセッションが切断される。上記のシーケンスの間、通話録音装置は、呼制御パケット(SIPパケット)と音声パケット(RTPパケット)をキャプチャし、解析して、端末Cと端末A間の通話データとして記憶装置に蓄積する。
その後、端末Aの利用者が、端末Dの電話番号と、例えば処理命令を示す所定の番号とを端末Aに入力すると、端末Aは、端末Dの電話番号を含む端末Dへの通話データ配布要求を通話録音装置1に送信する(ステップ11)。なお、端末Aは自身の拠点内にある通話録音装置1のアドレスを予め保持しておくものとする。本明細書及び特許請求の範囲において“アドレス”とは、電話番号以外の装置を識別するためのものであり、例えばIPアドレス、名前、SIP URI等である。
上記の通話データ配布要求には、電話番号以外に、どの通話データの配布を要求しているかを識別するための情報が含まれる(例えば、通話データの識別番号、通話を行った2端末の識別情報等)。この要求を受信した通話録音装置1は、管理装置4に対して端末Dの電話番号を含む端末Dのアドレス確認要求を送信する(ステップ12)。
端末Dのアドレス確認要求を受信した管理装置4は、端末Dの電話番号に基づき、端末Dを配下として持つ通話録音装置が通話録音装置2であることを検出し、通話録音装置2に対して端末Dの電話番号を含む端末Dのアドレス確認要求を送信する(ステップ13)。
端末Dのアドレス確認要求を受信した通話録音装置2は、端末Dの電話番号に基づき端末Dのアドレスを取得し、そのアドレスを管理装置4に送信する(ステップ14)。そして、管理装置4は、受信した端末Dのアドレスを通話録音装置1に送信する(ステップ15)。なお、端末Dのアドレスを、管理装置4を経由せずに通話録音装置1に送信してもよい。
端末Dのアドレスを受信した通話録音装置1は、端末Aの利用者が端末Dの利用者に聞かせたいと考えている通話録音装置1に蓄積された通話データを示す情報(例えば端末A−端末C間の通話データであることを示す情報)と自身のアドレス(これらを通話データのメタ情報と呼ぶことにする)とを端末Dに向けて送信する(ステップ16)。通話データのメタ情報は、通話録音装置2を介して端末Dに送信される(ステップ17)。なお、ここでは、端末Dを管理配下とする通話録音装置2経由で通話データのメタ情報を端末Dに送ることとしているが、通話録音装置1から直接端末Dにメタ情報を送信してもよい。
端末Dにおいては、メタ情報に基づき、例えばその表示部に端末Aの利用者が端末Dの利用者に端末A−端末C間の通話データを聞かせたいことを示す情報が表示される。そして、端末Dの利用者が端末Dに対して通話データを聞くための操作(例えば、受話器をとる、所定の数字を入力する等)を行うと、端末Dは、通話データ聴取要求を通話録音装置1に向けて送信する(ステップ18、19)。通話データ聴取要求には通話録音装置1内の通話データを特定するための情報が含まれる。
通話データ聴取要求を受信した通話録音装置1は、その要求に基づく通話データを記憶装置から読み出して、例えばRTPプロトコルを用いて端末Dに送信する(ステップ20)。これにより、端末Dの利用者は、通話録音装置1に蓄積された通話データを聞くことができる。
(装置構成)
次に、上記のシステムを構成している通話録音装置と管理装置の機能構成について説明する。まず、図4に通話録音装置の機能構成を示す。
図4に示すように、通話録音装置は、ネットワークを流れるパケットをキャプチャするパケットキャプチャ部11、キャプチャしたパケットの解析を行う解析部12、解析により得られた通話データを記憶装置14に蓄積する蓄積部13、端末もしくは管理装置からの要求を受けて、要求に応じた処理を行う要求処理部15、通話データのメタ情報を相手端末に向けて送信するメタ情報配布部16、及び記憶装置に蓄積された通話データを端末に送信する通話データ送信部17を有している。また、記憶装置14は図5に示すテーブルを保持している。このテーブルは、端末毎に、端末の電話番号とアドレスとを対応付けて記録したものである。上記構成を持つ通話録音装置の各機能部の動作は以下の通りである。
通話録音装置は、その拠点内の端末が送受信する全てのパケットを受信できるようなネットワークの位置に設置される。そして、パケットキャプチャ部11は、受信したパケットを全てキャプチャ(あるいはSIPパケットとRTPパケットのみをキャプチャ)し、解析部12がそのパケットを解析する。
解析部12は、キャプチャしたパケットがSIPパケット(呼制御パケット)、RTPパケット(通話音声パケット)かを識別し、SIPパケットであれば、そのパケットの内容から、特定の2端末間において通話要求、応答成功、もしくは通話終了等が行われていることを識別する。そして、通話要求等に含まれるRTPセッションの識別情報(IPアドレス、RTPポート番号等)に基づき、キャプチャしたRTPパケットが、どの端末間の通話に係るものであるかを識別する。
蓄積部13は、上記のようにして解析部12が解析して得た通話データ(RTPパケット内のデータ)を、例えば図6に示すようなテーブルに基づき、発信端末アドレス、受信端末アドレス、通話時間等と対応付けて記録装置に格納する。また、通話データに識別番号を割り当ててもよい。
また、要求処理部15は、図3におけるステップ11〜15に係る処理を実行する。すなわち、通話データ配布要求を受信し、当該要求に含まれる電話番号を含むアドレス確認要求を管理装置宛に送信する。また、要求処理部15は、管理装置からアドレス確認要求を受信した場合には、図5に示したテーブルから、アドレス確認要求に含まれる電話番号に対応するアドレスを取得し、要求送信元の通話録音装置に対してそのアドレスを送信する。前述した通り、当該アドレスの送信に当たっては、管理装置を経由させることの他、宛先の通話録音装置に直接送信してもよい。
また、メタ情報配布部16は、図3におけるステップ16、17に係る処理を実行する。すなわち、要求処理部15がアドレス確認要求に対する応答(上記電話番号に対応するアドレスの通知)を受信したことを受けて、そのアドレスの端末に向けて通話データのメタ情報を送信する。また、メタ情報配布部16は、相手の通話録音装置から受信したメタ情報を、宛先の端末に配布する機能も有している。
通話データ送信部17は、図3におけるステップ18〜20に係る処理を実行する。すなわち、通話データ聴取要求元の端末から送信された通話データ聴取要求を受信すると、当該通話データ聴取要求に対応する通話データを記憶装置から取得して、要求元の端末に送信する。
通話録音装置は、CPU、メモリ、通信処理装置等を有するコンピュータに、上記の処理を実行するプログラムを搭載することにより実現可能である。
次に、管理装置の構成について図7を参照して説明する。図7に示すように、管理装置は、記憶装置21、各種要求の送受信を行う要求処理部22、及び通話録音装置の管理を行う通話録音装置管理部23を有している。図8に、記憶装置21が格納するテーブルを示す。このテーブルは、通話録音装置毎に、通話録音装置のアドレスとその通話録音装置配下の端末の電話番号とを対応付けて記録したものである。
要求処理部22は、図3におけるステップ12〜15に係る処理を実行する。すなわち、通話録音装置からアドレス確認要求を受信すると、アドレス確認要求に含まれる電話番号に基づき図8のテーブルを検索し、当該電話番号の端末を配下として持つ通話録音装置のアドレスを取得し、そのアドレス宛にアドレス確認要求を送信する。また、アドレス通知を中継する機能も有している。通話録音装置管理部23は、例えば、図8に示したテーブル内のデータの表示や登録を行うための機能を有している。
管理装置は、CPU、メモリ、通信処理装置等を有するコンピュータに、上記の処理を実行するプログラムを搭載することにより実現可能である。
なお、上記の実施の形態では管理装置を設けて要求の中継処理を行う構成を示したが、図8に示したテーブル、及び管理装置の要求処理部21の機能を各通話録音装置が備えることによって、管理装置を設けない構成とすることもできる。この場合、通話データ配布要求を受信した通話録音装置は、図8に示したテーブルから配布要求に係る電話番号の端末を配下として持つ通話録音装置のアドレスを取得し、その通話録音装置に対してアドレス確認要求を送信することになる。
以上説明したように、本実施の形態のシステムによれば、端末は、自身が属する管理単位と異なる管理単位に存在する通話録音装置に蓄積された通話データを取得することが可能となる。また、本実施の形態のシステムによれば、アドレス情報等の通知のみを行うことにより通話データの利用を可能としているので、音声ファイル転送等に伴うネットワーク帯域の圧迫を発生させることがない。更に、端末側で通話録音装置のアドレス等を指定することなく通話データを取得できるので、端末として数字のみ入力可能な簡易な電話端末を使用することが可能である。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。
従来技術を説明するためのシステム構成図である。 本発明の実施の形態に係るシステム構成図である。 図2に示したシステムの動作概要を示すシーケンスチャートである。 通話録音装置の機能構成を示す図である。 通話録音装置が保持するテーブルの例を示す図である。 通話録音装置による通話データの蓄積方法を説明するための図である。 管理装置の機能構成を示す図である。 管理装置が保持するテーブルの例を示す図である。
符号の説明
1、2 通話録音装置
3 VoIPネットワーク
4 管理装置
11 パケットキャプチャ部
12 解析部
13 蓄積部
14 記憶装置
15 要求処理部
16 メタ情報配布部
17 通話データ送信部
21 記憶装置
22 要求処理部
23 通話録音装置管理部

Claims (7)

  1. 音声パケット通信ネットワークに接続された、第1の通話録音装置と、第2の通話録音装置と、通話録音装置を管理する管理装置とを有する通話データ利用システムであって、
    第1の通話録音装置は、通話データを記憶装置に蓄積し、
    第1の通話録音装置は、第1の音声パケット通信端末から、第2の音声パケット通信端末の電話番号を含む通話データ配布要求を受信すると、当該電話番号を含むアドレス確認要求を管理装置に送信し、
    前記アドレス確認要求を受信した管理装置は、前記電話番号に基づき、第2の音声パケット通信端末を配下とする第2の通話録音装置のアドレスを取得して、当該第2の通話録音装置に前記アドレス確認要求を送信し、
    前記アドレス確認要求を受信した第2の通話録音装置は、前記電話番号に基づき、第2の音声パケット通信端末のアドレスを取得し、第1の通話録音装置に対して当該アドレスを送信し、
    前記アドレスを受信した第1の通話録音装置は、第2の音声パケット通信端末に対して第1の通話録音装置に蓄積された通話データの取得用情報を送信することを特徴とする通話データ利用システム。
  2. 前記第2の通話録音装置は、所定の管理単位に属する音声パケット通信端末の電話番号とアドレスとを対応付けて記録したテーブルを保持する請求項1に記載の通話データ利用システム。
  3. 前記管理装置は、通話録音装置のアドレスと当該通話録音装置の配下にある音声パケット通信端末の電話番号とを対応付けて記録したテーブルを保持する請求項1に記載の通話データ利用システム。
  4. 音声パケット通信ネットワーク上の音声パケット通信端末間で送受信される通話音声を通話データとして蓄積する手段を有する通話録音装置であって、
    第1の音声パケット通信端末から、第2の音声パケット通信端末の電話番号を含む通話データ配布要求を受信すると、当該電話番号を含むアドレス確認要求を、通話録音装置を管理するための管理装置に送信する手段と、
    管理装置からの前記アドレス確認要求を受信した他の通話録音装置が送出した第2の音声パケット通信端末のアドレスを受信した場合に、前記通話録音装置自身のアドレスを含む通話データの取得用情報を第2の音声パケット通信端末に向けて送信する手段と、
    第2の音声パケット通信端末から通話データの取得要求を受信し、当該通信データを第2の音声パケット通信端末に送信する手段と
    を有することを特徴とする通話録音装置。
  5. 前記通話録音装置は、他の通話録音装置から送出されたアドレス確認要求を受信すると、当該アドレス確認要求に含まれる電話番号に基づき、当該電話番号を有する音声パケット通信端末のアドレスを取得し、当該アドレスをアドレス確認要求の送信元の通話録音装置に向けて送信する手段を更に有する請求項4に記載の通話録音装置。
  6. 前記通話録音装置は、音声パケット通信ネットワーク上の音声パケット通信端末間で送受信されるパケットをキャプチャし、キャプチャしたパケットから通話データを取得し、通話データを記憶装置に蓄積する手段を有する請求項4に記載の通話録音装置。
  7. 音声パケット通信ネットワーク上の音声パケット通信端末間で送受信される通話音声を通話データとして蓄積する手段を有する通話録音装置を、
    第1の音声パケット通信端末から、第2の音声パケット通信端末の電話番号を含む通話データ配布要求を受信すると、当該電話番号を含むアドレス確認要求を通話録音装置を管理するための管理装置に送信する手段、
    管理装置からの前記アドレス確認要求を受信した他の通話録音装置が送出した第2の音声パケット通信端末のアドレスを受信した場合に、前記通話録音装置自身のアドレスを含む通話データの取得用情報を第2の音声パケット通信端末に向けて送信する手段、
    第2の音声パケット通信端末から通話データの取得要求を受信し、当該通信データを第2の音声パケット通信端末に送信する手段
    として機能させるプログラム。
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