JP3588103B2 - 通信端末装置、受信方法、メールサーバ装置 - Google Patents
通信端末装置、受信方法、メールサーバ装置 Download PDFInfo
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Description
図1は本発明の電子メールシステムの構成を示したものである。図1において、1はインターネットとホームPCをインターネット側からIP接続するための代理サーバ装置、2は電子メールをホームPCに自動送付するメールサーバ、3はインターネットとホームPCを物理的に接続する公衆網、4は代理サーバ装置からダイアルアップ着信を行い、電子メールを自動着信するホームPCである。
近年家庭ではホームPCのかわりにインターネットTVが利用される場合もでてきた。これらの装置ではホームPCとは異なりディスク装置などの大容量の記憶装置を持つことが困難であり、大量の電子メールを受信することはできない。本実施の形態はある一定量をこえた電子メールはサーバに残し、ある一定量までの電子メールを自動送付するようにしたものである。図2において、実施の形態1同様に5は代理サーバ装置、6はメールサーバ、7は公衆網、8はホームPCである。メールサーバ6は、実施の形態1に加え、受信した電子メールのサイズがある一定量以上のサイズであるかどうか調べるメール解析部63と、電子メールをサーバに保持し、ある一定量までの電子メールに変更するメール作成部64を有している。メール解析部63では受信した電子メールを解析し、電子メールのサイズがある一定量以上、例えば1K以上であるか調べる。メール作成部64では電子メールをメールスプール601にそのまま保持し、1Kを越える部分については削除し、その旨を記述した電子メールを作成し、メール送信部62にその作成した電子メールを渡す。ユーザはその電子メールを表示することで、サイズの大きい電子メールが送信されたことを理解する。電子メールは全ての内容がインターネットのサーバに保持されているため、ユーザはPC等を利用して、従来の方法で電子メールを取り込むことで、全ての電子メールの内容を表示することができる。
近年電子メールにMIMEというプロトコルが一般的に利用されるようになり、テキスト以外のデータであるワープロデータやGIF等のイメージデータ等のいろいろなデータが同時に複数送受信できるようになった。これにより、電子メールのサイズがテキスト単体に比べ大変大きくなってきた。また、家庭ではホームPCの代わりにインターネットTVが利用される場合もでてきた。インターネットTVの場合、ホームPCとは異なりディスク装置などの大容量の記憶装置を持つことが困難であるため、大量の電子メールを自動送付しても受信することはできない。本実施の形態はテキストのみを自動送付し、その他のデータに対してはインターネット側に残し、アクセスしたときに取り出すようにしたものである。
電子メールをホームPCに取り込まずインターネットのサーバ上のみでアクセス、管理したい場合も考えられる。この場合電子メールを自動送付するわけにはいかない。本実施の形態は電子メールのサブジェクトのみを取り出し、このサブジェクトのみをホームPCに送信するようにしたものである。図6において、実施の形態1同様に13は代理サーバ装置、14はメールサーバ、15は公衆網、16はホームPCである。メールサーバ14は、実施の形態1に加え、受信した電子メールをサーバに保持し、本文の部分は削除した電子メールを作成するメール作成部143を有している。メール作成部143では受信した電子メールはそのまま保持し、本文を削除した電子メールを作成し、メール送信部142に渡す。これにより本文のないすなわちサブジェクトのみがユーザに送信される。
ダイアルアップ着信は一般の公衆電話網を利用しているため、ホームのユーザは通常の電話だと思い、電話にでてしまう可能性がある。この場合通常であると、モデム通信の音がユーザに聞こえてしまい、何も知らないユーザは困ってしまう。本実施の形態はこの場合にユーザに音声ガイダンスを流し、再ダイアル時にユーザに電話にでないように指示するものである。図7において、実施の形態1同様に17は代理サーバ装置、18はメールサーバ、19は公衆網、20はホームPCの代わりに応答したデータ電話機である。メールサーバ18は、実施の形態1に加え、応答先がホームPCではなく、電話機だった場合に、音声ガイダンスを送出する音声ガイダンス送信部182を有している。
実施の形態5では音声ガイダンスを流したが、電子メールの内容を音声に変換して相手に聞かせる方法も考えられる。本実施の形態は接続先が電話であった場合に電子メールの内容を音声に変換しこの音声をユーザに聞かせることで電子メールの内容を知らせるものである。図8において、実施の形態1同様に24は代理サーバ装置、25はメールサーバ、26は公衆網、27はホームPCの代わりに応答したデータ電話機である。メールサーバ25は、実施の形態1に加え、応答先がホームPCではなく、電話機だった場合に、電子メールを音声に変換するテキスト音声変換部252と、音声を接続相手先に送出する音声メール送信部253を有している。代理サーバ装置24はダイアルアップ接続のため家庭に電話をかけるが、通常のモデム接続時の応答がかえってこないため、ホームPCではなくユーザが電話機27で電話にでたと判断し、スプール監視部251にその旨を通知する。スプール監視部251はテキスト音声変換部252に電子メールの内容を音声に変換するように指示する。テキスト音声変換部252は電子メールのテキスト本文を音声ファイルに変換し、音声メール送信部253にこのファイルを渡す。音声メール送信部253は代理サーバ装置24に接続している電話機27にこのファイルを再生して、メールの内容を聞かせる。
実施の形態1ではホームPCを常時起動しておく必要がある。しかし、何らかの都合でホームPCが起動されていない場合、ホームPCは着信しないため、電子メールの自動送付はできない。本実施の形態はホームPCが応対しない場合に、ホームPCが応対しない旨を携帯電話等の移動体電話に通知し、ホームPCからインターネットに接続した時に電子メールを取り込むように指示するものである。図9において、実施の形態1同様に28は代理サーバ装置、29はメールサーバ、31は公衆網、32はホームPCであり、30は移動体電話を呼び出すために必要な交換機、33はホームPC32が不応答の場合に呼び出される移動体電話である。メールサーバ29は、実施の形態1に加え、呼び出し先設定ファイル2904から該当の呼び出し先を見つけ、電話をかける電話呼び出し部292を有している。代理サーバ装置28の動作概要について図15を用いて簡単に説明する。図15において、45は公衆網44を通じて代理サーバ装置43から電話呼び出しされる公衆網終端、42は前記電話機へ通信を要求するクライアント端末、43は代理サーバ装置本体である。
2 メールサーバ
3 公衆網
4 ホームPC
Claims (8)
- テキストパートと、テキスト以外のデータパートと、から構成された電子メールの、前記テキスト以外のデータパートを、前記テキスト以外のデータパートを保存した旨を示すテキストデータに置換して、前記テキストパートと、前記テキスト以外のデータパートを保存したことを示すテキストデータと、から構成された電子メールを送信するサーバと、
前記テキストパートと、前記テキスト以外のデータパートをサーバに保存したことを示すテキストデータと、から構成された電子メールを受信し、該テキストパートと、該テキスト以外のデータパートを保存したことを示すテキストデータと、の双方を表示する通信端末装置と、
からなる電子メールシステム。 - テキストパートと、テキスト以外のデータパートと、から構成された電子メールの、前記テキスト以外のデータパートを、前記テキスト以外のデータパートの保存先をリンク形式で示すテキストデータに置換して、前記テキストパートと、前記テキスト以外のデータパートの保存先をリンク形式で示すテキストデータと、から構成された電子メールを送信するサーバと、
前記テキストパートと、前記テキスト以外のデータパートの保存先をリンク形式で示すテキストデータと、から構成された電子メールを受信し、該テキストパートと、該テキスト以外のデータパートの保存先をリンク形式で示すテキストデータの双方を表示する通信端末装置と、
からなる電子メールシステム。 - サーバがテキストパートと、テキスト以外のデータパートと、から構成された電子メールの、前記テキスト以外のデータパートを、前記テキスト以外のデータパートを保存したことを示すテキストデータに置換して、前記テキストパートと、前記テキスト以外のデータパートを保存したことを示すテキストデータと、から構成された電子メールを送信し、
通信端末装置が前記テキストパートと、前記テキスト以外のデータパートをサーバに保存したことを示すテキストデータと、から構成された電子メールを受信し、該テキストパートと、該テキスト以外のデータパートを保存したことを示すテキストデータと、の双方を表示する、
ことを特徴とする電子メール通信方法。 - サーバがテキストパートと、テキスト以外のデータパートと、から構成された電子メールの、前記テキスト以外のデータパートを、前記テキスト以外のデータパートの保存先をリンク形式で示すテキストデータに置換して、前記テキストパートと、前記テキスト以外のデータパートの保存先をリンク形式で示すテキストデータと、電子メールを送信し、
通信端末装置が前記テキストパートと、前記テキスト以外のデータパートの保存先をリンク形式で示すテキストデータと、から構成された電子メールを受信し、該テキストパートと、該テキスト以外のデータパートの保存先をリンク形式で示すテキストデータの双方を表示する、
ことを特徴とする電子メール通信方法。 - 電子メールにテキスト以外のデータパートが存在するか否かを解析するメール解析手段と、
前記電子メールに、テキスト以外のデータパートが存在した場合、前記電子メールの前記テキスト以外のデータパートを、前記メールサーバ装置に保存した旨を示すテキストデータに置換する電子メール変換手段と、
前記電子メール変換手段により変換された電子メールをユーザ端末に送信するメール送信手段と、
を有することを特徴とするサーバ。 - 電子メールにテキスト以外のデータパートが存在するか否かを解析するメール解析手段と、
前記電子メールに、テキスト以外のデータパートが存在した場合、前記電子メールの前記テキスト以外のデータパートを、前記テキスト以外のデータパートの保存先をリンク形式で示すテキストデータに置換する電子メール変換手段と、
前記電子メール変換手段により変換された電子メールをユーザ端末に送信するメール送信手段と、
を有することを特徴とするサーバ。 - 電子メールにテキスト以外のデータパートが存在するか否かを解析して、前記電子メールに、テキスト以外のデータパートが存在した場合、前記電子メールの前記テキスト以外のデータパートを、前記メールサーバ装置に保存した旨を示すテキストデータに置換する、
ことを特徴とする電子メール変換方法。 - 電子メールにテキスト以外のデータパートが存在するか否かを解析し、前記電子メールに、テキスト以外のデータパートが存在した場合、前記電子メールの前記テキスト以外のデータパートを、前記テキスト以外のデータパートの保存先をリンク形式で示すテキストデータに置換する、
ことを特徴とする電子メール変換方法。
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