JP5512919B2 - 異なるサービス間でのサービス利用状況の共有方式 - Google Patents

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Description

本発明は,通常サービスのセッションの制御を行うSIPサーバとプレゼンス情報を管理するプレゼンスサーバとを備えると共に他のサービス用サーバとSIPゲートウェイサーバを介して接続されたSIPのプロトコルを用いたネットワークにおいて,該当ユーザが他のサービスを受けている場合には通常サービスを受ける端末でも他のサービスを受ける端末のサービス利用状況を知ることができる異なるサービス間でのサービス利用状況の共有方式に関する。
インターネット上でのマルチメディアの通信を実現する基盤となるプロトコルとしてIETF(Internet Engineering Task Force)においてSIP(Session Initiation Protocol)という通信プロトコルが標準化されている(RFC3261等)。SIPではプレゼンス情報(端末の状態)をパケットによりプレゼンスサーバで収集し,呼制御を行うSIPサーバ(またはセッション制御サーバ)による接続制御においてプレゼンス情報を参照し,制御に利用する。
このプレゼンス情報は,IETFにおいて採用されているIM(Instant Message) の技術と同様にメッセージを送信しようとする相手がオンラインになった時送信相手先にメッセージが通知される仕組みである。この技術によりユーザ宅内のPC(パーソナルコンピュータ)等から自プレゼンス(状態)を登録・変更することが可能であり,同じネットワーク・サービスを受ける同じ通信事業者のIP網に加入している利用者(同一IP網の端末)同士の間では相手のプレゼンス(状態:オフライン,ログイン中,取り込み中,・・・等)を確認することによりVOIP(Voice Over IP)の通信開始可能か,またはチャット開始可能か,等を判断することができる。なお,SIPによるインスタントメッセージングとプレゼンスについてSIPを拡張したSIMPLE(SIP for Instant Messaging and Presence Leveraging Extensions) と呼ばれるプロトコルも使用されている。
図6は従来のプレゼンス情報管理のシステムの構成を示す図である。図中,50はプレゼンス情報の通知機能(プレゼンス機能という)を持つ端末であり,図6の例はPC(パーソナルコンピュータ)の場合である,51は端末50とネットワーク(インターネット)で接続されてSIPプロトコルによる呼制御を行うSIPサーバ,510は自局収容加入者(プレゼンス機能の有無に関係なく各端末のログイン(使用中),ログアウト(空き))という,呼制御に必要な情報を保持する自局収容加入者データ格納部,52は加入者のプレゼンス情報を管理してユーザに提供するサービスを行うプレゼンスサーバ,520はプレゼンス機能を備えた各端末のユーザについてのプレゼンス情報(ログイン,通話中,ログアウト,取り込み中,離席状態,等の各種の状態を含む)を格納するプレゼンスユーザデータ格納部である。
図6のシステムでは,端末50からの「REGISTER」(ユーザのURL登録),「INVITE」(セッション参加要求),「BYE」(セッション終了),「NOTIFY」(要請されたイベントの通知),等のメッセージが発生すると,始めにSIPサーバ51へ送信され,その応答結果をもとにプレゼンスサーバ52へシーケンシャルに送られる。SIPサーバ51では信号受付部51aで受付けて,信号分析部51bで信号が分析され,分析により得られた端末50の状態の情報が信号処理部51cにより自局収容加入者データ格納部510に書込まれる。プレゼンスサーバ52でもSIPサーバ51と同様の構成である信号受付部52a,信号分析部52b,信号処理部52cで受け取ったメッセージについて処理が行われて状態情報がプレゼンス状態変更部52dに供給されると,プレゼンスユーザデータ格納部520の当該端末50のユーザデータに対応するデータを状態情報に応じて書き込む。
なお,プレゼンスユーザデータ格納部520には,ユーザ名(n)毎に情報を格納する領域が設けられ,日付,時間(ログイン,接続,切断)520a,プレゼンス状態の情報(通話中,ログアウト,取りこみ中,離席中,・・・等)520b,更に「気に入りリスト」520cが含まれ,気に入りリスト520cには当該ユーザ名の状態情報が変更された時に,変更された状態情報を通知しても良い相手として予め登録された他のユーザ(端末)のリストである。プレゼンスサーバ52がプレゼンス状態変更部52dでデータを書き込んだ後,気に入りデータ処理部52eが駆動されてプレゼンスユーザデータ格納部520の当該ユーザ(端末50)のために登録された「気に入りリスト」を参照して,リストに登録された各相手先に対して変更されたばかりの状態情報を通知(NOTIFY:メッセージを送信)する処理を行う。
一方,近年IP通信網に接続されたユーザの端末に対して各種の通信サービスをそれぞれ異なる通信網に所属するサーバによって提供されることが多くなった。例えば,通信相手を呼出してセッションを形成して,相互に音声と映像とにより通信を行う音声・映像通信サービスはIP網の通信事業会社(キャリア)のSIPサーバにより広く提供されており,上記図6に示すようなSIPサーバとユーザの状態を管理するプレゼンスサーバが備えられている。これに対し,他のサービスとして,例えば,映画等の動画や,音楽等のコンテンツをユーザに提供するコンテンツ配信サーバが音声・映像通信サービスを行うIP網と同じ網内に配置されていても,各SIPサーバがそれぞれのSIPゲートウェイサーバを介して接続する形態で運用されるようになっており,同じユーザが複数のサービスを受けることができるようになっている。
このように音声・映像通信サービスを受けるユーザ端末は,近くにいる知り合いのユーザがどのようなサービスを受けているかサービスを受ける知り合いのユーザの状態(他のサービスのサーバへのログインや,サービスを受けている状態,ログアウト等)を識別したいという要求がある。
従来のプレゼンス機能を持つ端末を含むシステムでは,IP通信各サービスの利用状況(プレゼンス状態)は,各サービス毎に独立してサービス利用状況(プレゼンス状態)の参照が可能である。このため,複数のサービスを受けているユーザは,各サービスにログインし,サービス利用状況を参照していた。
なお,異なる通信網に跨がってプレゼンス情報を送受する方法が提案されている(特許文献1参照)。図7は提案されたプレゼンス表示システムを示す図であり,図中,60aは企業側に設けられたSIPによる電話網であるSIPフォンシステムに接続するSIPフォン,60bはインターネットに接続するPC(パソコン),60cはPC(パソコン),60d,60eは移動機,61は基地局,62は複数の基地局及びインターネット63と接続するコアネットワーク,63はインターネット,64aは企業側のSIPゲートウェイ(SIPG/W),64bは移動体通信網側のSIPゲートウェイ(SIPG/W),65aはインターネット63に接続され移動機60d,60eやPC60b,60cをユーザデータ部に接続するウェブサーバ,65bはメールの転送を行うSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)リレーサーバ,66はプロトコルの変換を行うオプティマイザ,67はインターフェイスの機能を持つサービスアクセスポイント(SAP),68はサーバとして機能するユーザデータ部であり,68aは加入者のプレゼンス情報を管理するプレゼンスサーバ,68bは各加入者のバディリスト(プレゼンスを通知する相手先)を管理するバディリストサーバ,69は移動機同士または移動機とPC間のチャットサービスを提供するチャット部である。
移動機60d,60eを含むプレゼンス表示システムのプレゼンスサーバ68aには,各ユーザのプレゼンス情報が記憶され,SIPフォン60aとSIPゲートウェイ(企業側)64aを含むSIPフォンシステムのプレゼンス情報はSIPゲートウェイ(企業側)64aに記憶されている。プレゼンスサーバ68aのプレゼンス情報に変更があると,プレゼンスサーバ68aはSIPゲートウェイ(移動体通信網側)64bを介して,SIPゲートウェイ(企業側)64aにプレゼンス情報の変更を通知する。逆に,SIPフォンシステムのプレゼンス情報に変更があったとき,SIPゲートウェイ(企業側)64aはSIPゲートウェイ(移動体通信網側)64bを介してプレゼンスサーバ68aにプレゼンスの変更を通知する。これにより2つの通信網間でプレゼンス情報の同期を取ることができる。
各サービスの利用状況(プレゼンス状態)は,各サービスごとに独立してサービス利用状況の参照が可能である。このため,複数のサービスを受けているユーザは,各サービスにログインし,サービス利用状況を参照していた。更に,通信相手が該当サービスにログインしていない場合,何故ログインしていないのかが全く分からない状況である。
特開2005−190287号公報
IP網のユーザに対して種々のサービスが提供されるようになった。例えば,音声・映像通信サービスや,画像・音楽等のコンテンツ配信サービスや,その他の各種のサービスがIP網に設けた各サービス用のサーバにより提供されるようになっている。従来は各サービスの利用状況(プレゼンス状態)は,各サービス毎に独立してサービス利用状況(プレゼンス状態)の参照が可能である。このため,複数のサービスを受けているユーザは,各サービスにログインし,サービス利用状況を参照していた。更に,通信相手が該当サービスにログインしていない場合,何故ログインしていないのかが全く分からない状況である。
一方,上記の図7に示す技術(特許文献1)は,移動体通信網と企業内の電話網のそれぞれの網内にプレゼンス管理の機構を備えることが前提であり,異なる電話網のプレゼンスサーバ間でプレゼンス情報の同期をとって管理する技術であり,一つのサービスを受けるユーザ端末が他のサービスにログインするユーザ端末の利用状況(プレゼンス状態)を知ることができないという問題があった。
本発明は通常のサービスを提供するサーバにログインする端末の知り合いの端末が他のサービスを提供するサーバにログインしてサービスを受ける状態になると,その状態を通常のサービスを受ける端末に対して通知され,サービス利用状況を知ることができる異なるサービス間でのサービス利用状況の共有方式を提供することを目的とする。
図1は本発明の原理構成を示す図である。図中,1は音声・映像通信サービスのような通常サービスとは異なる他のサービス(例えば,コンテンツ配信サービス)を提供するサーバに接続するプレゼンス機能を持つ端末(ユーザC),2は他のサービス用サーバ,20は他のサービス用サーバ2にログインし,サービスを受ける等の状態になったことを通常サービス用プレゼンスサーバ4に通知する状態通知部,2aは他のサービス用サーバ側のSIPゲートウェイ(SIP−GW),2bはSIPゲートウェイ2aと接続された通常サービス用プレゼンスサーバ,3はSIPのプロトコルにより通常サービスのためのセッションの接続,切断の制御を行うSIPサーバ,3aは通常サービスを要求する端末からの信号を受け付ける信号受付部,3bは信号分析部,3cは信号処理部,4は通常サービス用プレゼンスサーバ,4aは信号分析受付部,4bは管理対象ユーザ管理部,4cはSIPサーバ3により提供される通常サービスではない他のサービスを受ける加入者(利用者端末)データを管理する仮想加入者データ管理部,4dは後述する加入者データ格納部42に設定された気に入りリストに登録された相手(例えば,端末6a)に対しプレゼンス情報を通知する気に入りデータ処理部,4eは周期起動処理部である。
40はプレゼンス情報の参照を許可するか否かの情報が登録されたプレゼンス参照許可データ格納部,41は他のサービス(通常サービス用SIPサーバ以外のサーバにより提供するサービス)を受ける加入者のプレゼンス情報を格納する仮想加入者データ格納部,42は通常サービスを受ける利用者について従来のプレゼンスユーザデータ格納部(図6の520)と同様の各データ(日付・時間,プレゼンス状態,気に入りリスト等)を格納した加入者データ格納部,5はプレゼンスサーバ4のプレゼンス参照許可データ格納部40への登録や,保守操作が可能な保守端末,6a,6bは通常サービスを受けるプレゼンス機能を持つ端末である。
なお,図1の端末1,他のサービス用サーバ2,通常サービス用SIPサーバ3,通常サービス用プレゼンスサーバ4(保守端末5を含む),端末6a,6bの各装置はインターネットと接続されている。
各サービスを利用するユーザ(端末)に対して,プレゼンス情報を参照するか否かの情報を,プレゼンスサーバ4のプレゼンス参照許可データ格納部40に保守端末5から登録されているものとする。また,他のサービスを受けるユーザ(端末)についてのプレゼンス情報(現在のログインしているサービスの種別,状態)が本発明により設けた仮想加入者データ格納部41に設定して,そのデータの管理はプレゼンスサーバ4で行う。
加入者データ格納部42には通常サービス用SIPサーバによるサービスを受けるプレゼンス機能を持つユーザ(端末)のためのプレゼンス情報が格納されており,その内容は従来例と同様である。
他のサービス用サーバ2に対して端末1からログインして,そのサービス(例えば,コンテンツ配信サービス)を受け取る処理が実行されると,他のサービス用サーバ2に備えられた状態通知部20は,そのサービスを受けている端末1の状態を表す情報(プレゼンス情報)を,SIP(Session Initiation Protocol)またはSIMPLEのプロトコルのメッセージの中の一つのメッセージ(例えば,INVITE)を用い,その中のユーザがオプションで使用可能な部分を用いてSIPゲートウェイサーバ2a,SIPゲートウェイサーバ2bを介して通常サービス用プレゼンスサーバ4(以下,単にプレゼンスサーバという)に送信する。プレゼンスサーバ4では信号分析受付部4aで分析,受付を行い,管理対象ユーザ管理部4bではメッセージの中のプレゼンス情報から,端末1が通常サービスを受けているか否かを判別し,通常サービスを受ける端末であって,プレゼンス参照許可データ格納部40に参照許可(または参照許容)の端末であることが分かると,既存の加入者データ格納部42に当該端末1のプレゼンス情報が格納される。
また,他のサービス用サーバ2によるサービスを受けるユーザ(端末)であることが分かると,プレゼンス参照許可データ格納部40に参照許可(または参照許容)が設定されているか判別し,参照許可が設定されていることが分かると,仮想加入者データ管理部4cを駆動し,端末1のプレゼンス情報を仮想的に生成し,仮想加入者データ格納部41の割当領域(新規であれば新たな領域,以前に割当てられているとその領域)にその端末のユーザ名,サービス種別やプレゼンス情報の登録(または更新),日付・時間を登録する。
一方,気に入りデータ処理部4dは,仮想加入者データ格納部41に登録された他のサービスを受ける加入者(端末1)が,加入者データ格納部42に設定された通常サービスを受けるユーザに対して登録された「気に入りリスト」に設定されているかを検索し,検出された場合にはその気に入りリストが設定されたユーザ端末(図1の端末6a)に対して,他のサービスを受けているユーザ(端末1のユーザ)の利用状況の変更(ログイン状態に変化)をプレゼンス情報通知(NOTIFY)のメッセージにより通知する。
他のサービス用サーバ2によるサービスを受けている加入者が他のサービスをログアウトすると,ログイン時と同様に状態通知部20からログアウトへの状態変化が通知され,仮想加入者データ管理部4cで仮想加入者データ格納部41の当該ユーザ端末1の状態をその時の時間情報と共に「ログアウト」に設定する。このログアウト状態になると,通常サービス用プレゼンスサーバ4の周期起動処理部4eが予め設定された周期で起動され,仮想加入者データ格納部41に格納された各仮想加入者データをチェックし,状態が「ログアウト」に設定されていると,そのデータ領域を解放(領域を空き状態に設定)する。
本発明によりプレゼンスサーバにログインしているユーザは,その一つのサービス(プレゼンスサービス)の利用状況だけでなく,他のユーザ端末による他のサービスへのログイン等の利用状況の通知を受けることが可能となる。これにより,他のサービスを受ける相手状態に応じて効率的に相手との通信を行うことができる。
図2は実施例のシステムのブロック構成を示す図である。図中,1,2,2a,2b,4,5,6aは上記図1に示す同一符号の各部に対応し,1はコンテンツ配信サーバにアクセスする端末,2は図1の他のサービス用サーバに対応するコンテンツ配信サーバ,2aはコンテンツ配信サーバ側のSIPゲートウェイサーバ(SIP−GW),2bは音声・映像通信サービス側のSIPゲートウェイサーバ(SIP−GW),4は図1の通常サービス用プレゼンスサーバに対応する音声・映像通信サービス用プレゼンスサーバ,40はプレゼンス参照許可データ格納部であり,内部には各ユーザ名毎にそれぞれプレゼンス情報の参照の許容/非許容が設定されている。41は仮想加入者データ格納部(n人分のユーザ領域)であり,仮想加入者データ格納部41内の410はデータ登録空塞表であり,仮想加入者データの格納領域411(n)内の加入者別の各領域411(n)の空,塞に対応したビットの列が設けられ,仮想加入者が割り当てられた塞の場合は「0」,割り当てられてない空きの場合は「1」が設定される。仮想加入者のそれぞれに割り当てられた領域411(n)は,複数項目のデータで構成され,411a(n)はユーザ名(番号で表す),411b(n)はコンテンツ種別,411c(n)はプレゼンス状態(コンテンツ配信,ログアウト等),411d(n)は日付・時間(プレゼンス状態が登録又は変更された時間)を表す。
42は加入者データ格納部であり,加入者データ格納部42の内部の420は音声・映像通信サービスを受ける各加入者(ユーザ)のデータであり,420a〜420dとで構成される。420aはユーザ名(番号),420bはユーザのIP−AD(アドレス),420cはSIP−URL(Uniform Resource Location),420dは気に入りリストである。
43はプレゼンス信号分析部,44はユーザ分析部,45は呼状態受付部,46はプレゼンス管理対象ユーザ管理部,47は仮想加入者データ管理部,470はデータエリア捕捉部,471は時刻設定部,472はプレゼンス設定部,48は周期起動受付部,480は保留時間判定部,481は現在時刻収集設定部,49は気に入り登録対象者への通知部である。5は保守端末,6aはプレゼンス状態を受ける端末(パソコン等)である。なお,図2にも音声・映像通信サービスのSIPサービスを提供するためのSIPサーバ(図1の3に相当)が図示省略されている。
図3は図2に示す各装置のネットワークにおける配置関係を示す図である。図中,1,2,2a,2b,4,6aの各符号は図2の同一符号と同じ名称であり,3はSIPサーバ(図1と同じ),6bは6aとプレゼンス状態を受ける端末(図1と同じ)である。また,70はコア・ネットワーク(IPv6に対応)であり,各端末1,6a,6bが収容され,71はコンテンツ配信サーバ2を含むコンテンツ配信サービスを表し,72はSIPサーバ3やプレゼンスサーバ4を含む音声・映像通信サービスを表す。7a〜7dはコアネットワーク70に設けられ,各端末1,6a,6bが各サービスを提供するサーバ2,3と接続する時に使用するルータ(またはエッジルータ)である。
図4,図5は実施例の動作シーケンス(その1),(その2)である。
この動作シーケンスの例では,最初に端末1のユーザC(番号Z)からコンテンツ配信サービスを受けるためにコンテンツ配信サーバ2にログインすると(図4のa),コンテンツ配信サーバ2は,音声・映像通信サービスのプレゼンスサーバ4に対し,SIPまたはSIMPLEのプロトコルで使用するメッセージであるInviteを用いて端末1(ユーザC)のプレゼンス情報を通知する。すなわち,このメッセージのSIPヘッダオプション(SIPのユーザが任意に使用可能)を使用して「サービス種別:コンテンツ配信サービス,ユーザ名:番号Z,利用状況:ログイン」というプレゼンス情報を設定して送信する。プレゼンスサーバ4はこれを受け取ると,仮想加入者データ格納部(図2の41)に登録済みか判別し(図4のS1),登録されてないとユーザCの仮想加入者データを生成する(同S2)。ステップS1で登録されていると判断された場合及びステップS2に続いて仮想加入者データのプレゼンス状態を更新する(同S3)。次に加入者データ格納部(図2の42)の中の各ユーザに対応する「気に入りリスト420d」について「ユーザC」(番号Z)があるか検索し(図4のS4),一致するものがあるか判別し(同S5),一致が検出されると当該気に入りリストが登録された加入者データのユーザ名であるユーザA(番号X)に対してプレゼンス変更通知を行う(図4のg)。この通知の内容は,ユーザ名が番号Z,サービス種別がコンテンツ配信,プレゼンス状態がログインとコンテンツ配信開始,である。これを受け取ったユーザA(6a)からコンテンツ配信サーバ2に対してOKの応答を送信する(図4のh)。
その後,端末1のユーザC(番号Z)からコンテンツ配信サーバ2に対してログアウトの処理を行うと(図5のi),コンテンツ配信サーバ2は,音声・映像通信サービスのプレゼンスサーバ4に対し,SIP(またはSIMPLE)のInviteのメッセージのプレゼンス情報を通知する。そのメッセージにはSIPヘッダオプションにより「サービス種別:コンテンツ配信サービス,ユーザ名:番号Z,利用状況:ログアウト」という情報が設定される。プレゼンスサーバ4はこれを受け取ると,仮想加入者データ格納部(図2の41)のプレゼンス状態を更新し(図5のS6),加入者データ格納部(図2の42)の中の各ユーザに対応する「気に入りリスト」(図2の420d)についてユーザC(番号Z)を検索し(図5のS7),一致するものがあるか判別する(同S8)。一致するものが有ることが分かると,当該気に入りリストが登録された加入者データのユーザ名であるユーザA(番号X)に対してプレゼンス変更通知を行う(図5のl)。この通知の内容は,ユーザ名が番号Z,サービス種別がコンテンツ配信,プレゼンス状態がログアウト,コンテンツ配信開始/停止である。これを受け取ったユーザA(6a)からプレゼンスサーバ4に対して「OK」を返送すると(図5のm),プレゼンスサーバ4からコンテンツ配信サーバ2に「OK」を返送する。
その後,一定時間中断し(図5のS9),タイムアウトすると,プレゼンスはログアウト状態か判別し(図5のS10),ログアウト状態である場合は,当該ユーザCの仮想加入者データを削除し(同S11),ログアウト状態でない場合はそのまま維持する。
このようにプレゼンスサーバ4の仮想加入者データ格納部41に設定された他のサービス(コンテンツ配信サービス)を利用する端末(ユーザ)の状態が,プレゼンスサーバにログインしている加入者(端末)に対して通知され,他のサービスの利用状況を知らせることができる。
プレゼンスサーバ4の周期起動受付部48は,一定周期毎(例えば,30分毎,1時間毎,24時間毎,一週間に1回等)に起動し,起動すると仮想加入者データ格納部41のデータ登録空塞表410のフラグがオン,且つプレゼンス状態がログアウト(切断)のものを検出すると,仮想加入者データ格納部41のデータ登録空塞表410の該当データに対応するフラグ(ビット)をオフ(“1”)へ設定して,当該ユーザが使用していたデータの領域を空き領域として設定する。
(付記1) 端末に対し通常サービス用のセッションの制御を行うSIPサーバと端末のプレゼンス情報を管理するプレゼンスサーバとを備えると共に他のサービス用サーバとSIPゲートウェイサーバを介して接続されたIP対応のネットワークにおける異なるサービス間でのサービス利用状況の共有方式において,前記他のサービス用サーバは当該サービスを要求する端末によるログイン,サービス開始等の状態の発生に対し,サービスの提供を行うと共に前記通常サービス用のプレゼンスサーバに対し前記SIPゲートウェイサーバを介して前記端末の状態を通知する手段を備え,前記プレゼンスサーバは,前記他のサービスを受ける端末のプレゼンス情報を格納する仮想加入者データ格納部を備え,前記他のサービス用サーバからの状態通知を受け取ると当該端末のプレゼンス情報を前記仮想加入者データ格納部に設定し,前記仮想加入者データ格納部に設定された利用者のプレゼンス情報は,前記他のサービス用サーバの利用者と関係を有する通常サービスの利用者の端末に対して通知されることを特徴とする異なるサービス間でのサービス利用状況の共有方式。
(付記2) 付記1において,前記プレゼンスサーバは,前記他のサービス用サーバの利用者が自端末のプレゼンス情報を他の利用者により参照することを許可するか否かの情報が予め登録されたプレゼンス参照許可データ格納部を備え,前記他のサービス用サーバから前記状態通知を受け取ると,前記プレゼンス参照許可データ格納部を参照して,許可することが登録されていると,前記仮想加入者データ格納部へプレゼンス情報を設定することを特徴とする異なるサービス間でのサービス利用状況の共有方式。
(付記3) 付記1において,前記プレゼンスサーバは,前記SIPサーバによる通常サービスを受ける加入者の情報として,各加入者毎にユーザ名,アドレス情報と共にプレゼンス情報を通知して欲しいユーザのリストが登録された加入者データ格納部を備え,前記プレゼンスサーバは,前記他のサービスの利用者からの状態通知を受け取って前記仮想加入者データ格納部に設定すると,前記加入者データ格納部を検索して,前記ユーザのリストに前記他のサービスの利用者が登録されていると前記加入者データ格納部の対応する加入者に対して当該他のサービスの利用者の状態を通知することを特徴とする異なるサービス間でのサービス利用状況の共有方式。
(付記4) 付記1において,前記仮想加入者データ格納部は,前記他のサービス用サーバの各利用者に割当てることが可能な複数のデータ領域の使用状態を各領域に対応したフラグで表すデータ登録空塞表を備え,前記プレゼンスサーバは前記データ登録空塞表を参照して領域を管理することを特徴とする異なるサービス間でのサービス利用状況の共有方式。
(付記5) 付記1において,前記仮想加入者データ格納部に各データ領域の空・塞を表すデータ登録空塞表を設け,前記プレゼンスサーバは,予め設定された周期で起動して,利用者用のデータ領域が塞がりに設定され,そのプレゼンス情報が「未ログイン」の状態であると現在の時間と前記登録された時間情報が予め設定された時間を経過しているか判別し,設定された時間を越えていることを検出すると前記データ登録空塞表の対応するフラグをオフに設定することを特徴とする異なるサービス間でのサービス利用状況の共有方式。
(付記6) 付記1乃至5の何れかにおいて,前記通常サービス用のセッションの制御を行うSIPサーバは音声・映像通信サービスを提供し,前記他のサービス用サーバはコンテンツ配信サービスを提供することを特徴とする異なるサービス間でのサービス利用状況の共有方式。
本発明の原理構成を示す図である。 実施例のシステムのブロック構成を示す図である。 図2に示す各装置のネットワークにおける配置関係を示す図である。 実施例の動作シーケンス(その1)を示す図である。 実施例の動作シーケンス(その2)を示す図である。 従来のプレゼンス情報管理のシステムの構成を示す図である。 提案されたプレゼンス表示システムを示す図である。
符号の説明
1 他のサービスを提供するサーバにアクセスする端末(ユーザC)
2 他のサービス用サーバ
20 状態通知部
2a 他のサービス用サーバ側のSIPゲートウェイサーバ(SIP−GW)
2b 通常サービス用プレゼンスサーバ側のSIPゲートウェイサーバ(SIP− GW)
3 通常サービス用SIPサーバ
3a 信号受付部
3b 信号分析部
3c 信号処理部
4 通常サービス用プレゼンスサーバ
4a 信号分析受付部
4b 管理対象ユーザ管理部,
4c 仮想加入者データ管理部
4d 気に入りデータ処理部
4e 周期起動処理部
40 プレゼンス参照許可データ格納部
41 仮想加入者データ格納部
42 加入者データ格納部
5 保守端末
6a,6b プレゼンス機能を持つ端末

Claims (3)

  1. 端末に対し通常サービスのセッションの制御を行うSIPサーバと端末のプレゼンス情報を管理するプレゼンスサーバとを備えると共に他のサービス用サーバとSIPゲートウェイサーバを介して接続されたIP対応のネットワークにおける異なるサービス間でのサービス利用状況の共有方式において,
    前記他のサービス用サーバは当該サービスを要求する端末によるログイン,サービス開始等の状態の発生に対し,サービスの提供を行うと共に前記通常サービス用のプレゼンスサーバに対し前記SIPゲートウェイサーバを介して前記端末の状態を通知する手段を備え,
    前記プレゼンスサーバは,前記他のサービスを受ける端末のプレゼンス情報を格納する仮想加入者データ格納部と,前記SIPサーバによる通常サービスを受ける加入者の情報として,各加入者毎にユーザ名,アドレス情報と共にプレゼンス情報を通知して欲しいユーザのリストが登録された加入者データ格納部とを備え,前記他のサービス用サーバから利用者の状態通知を受け取ると前記仮想加入者データ格納部に設定して,前記加入者データ格納部を検索して,前記ユーザのリストに前記他のサービスの利用者が登録されていると前記加入者データ格納部の対応する加入者に対して当該他のサービスの利用者の状態を通知することを特徴とする異なるサービス間でのサービス利用状況の共有方式。
  2. 請求項1において,
    前記プレゼンスサーバは,前記他のサービス用サーバの利用者が自端末のプレゼンス情報を他の利用者により参照することを許可するか否かの情報が予め登録されたプレゼンス参照許可データ格納部を備え,前記他のサービス用サーバから前記状態通知を受け取ると,前記プレゼンス参照許可データ格納部を参照して,許可することが登録されていると,前記仮想加入者データ格納部へプレゼンス情報を設定することを特徴とする異なるサービス間でのサービス利用状況の共有方式。
  3. 請求項1において,
    前記仮想加入者データ格納部に各データ領域の空・塞を表すデータ登録空塞表を設け,
    前記プレゼンスサーバは,予め設定された周期で起動して,利用者用のデータ領域が塞がりに設定され,そのプレゼンス情報が「未ログイン」の状態であると現在の時間と前記登録された時間情報が予め設定された時間を経過しているか判別し,設定された時間を越えていることを検出すると前記データ登録空塞表の対応するフラグをオフに設定することを特徴とする異なるサービス間でのサービス利用状況の共有方式。
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