JP4698249B2 - 中継台装置、及びそのプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、VoIP(Voice Over Internet Protocol)ネットワーク等の音声パケット通信ネットワークにおいて通話呼の転送等を行うための中継台装置に関するものである。
PBXから着信呼を受けて、発信者の所望する転送先へ呼を接続する等の操作を行うための中継台と呼ばれる装置が従来から使用されている(例えば、特許文献1)。また、近年、音声データをパケットデータに変換して、IP(InternetProtocol)ネットワーク上で送信することにより、IPネットワークを用いた通話を可能としたVoIP技術が普及してきており、VoIP通信に対応した中継台装置も使用されている(例えば、非特許文献1)。
特開平8−172482号公報 平成17年2月2日検索、インターネットhttp://www.sw.nec.co.jp/apex/server/server3.html
VoIP通信に対応した従来の中継台装置は、IP-PBX等の呼制御装置に接続され、当該呼制御装置から端末毎の呼状態の情報を収集して、オペレータに対して呼状態表示を行ったり、呼制御装置との連携によって呼の自動転送等を行うものである。従って、従来の中継台装置は特定の呼制御装置とのインターフェース機能を有しており、特定の呼制御装置以外の呼制御装置と接続して使用することは困難である。このことにより、例えば、呼制御装置を別のものに更新した場合に既存の中継台装置が使用できなくなるといった問題がある。また、新規の中継台装置が登場しても呼制御装置を更新しない限りその中継台装置を使用できないという問題もある。更に、中継台装置とのインタフェース機能を備えない呼制御装置のみを備えたVoIPネットワークでは、そもそも中継台装置を使用できないという問題もある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、音声パケット通信ネットワークを構成する呼制御装置の種類を問わず中継台機能を実現するための技術を提供することを目的とする。
上記の課題は、音声パケット通信ネットワークにおいて使用される中継台装置であって、音声パケット通信端末のアドレスと端末利用者の識別情報とを対応付けて格納する格納手段と、前記音声パケット通信ネットワーク上を流れる呼制御パケットであって、呼状態を示す呼制御パケット種類識別情報と、発信元アドレスと、宛先アドレスとを含む呼制御パケットをキャプチャするキャプチャ手段と、前記格納手段に格納された情報とキャプチャした呼制御パケットの情報とを用いて、キャプチャした呼制御パケットに含まれる発信元アドレス又は宛先アドレスに対応する音声パケット通信端末の呼状態と、当該音声パケット通信端末のアドレスと、端末利用者の識別情報とを対応付けて記録した中継台処理用テーブルを作成する中継台データ作成手段とを有することを特徴とする中継台装置により解決される。
前記中継台装置は、前記中継台データ作成手段で作成された中継台処理用テーブルの内容を表示する表示手段と、オペレータからの操作情報を受信する操作受信手段と、前記中継台装置宛の着信呼を受信し、その着信呼をオペレータからの操作情報に基づき転送先の音声パケット通信端末に転送する転送手段とを更に備えてもよい。
また、前記格納手段は、発信元のアドレスと転送先のアドレスとを対応付けて記録した転送用テーブルを更に格納しており前記中継台装置は、前記中継台装置宛の着信呼を受信し、その着信呼の発信元のアドレスに対応する転送先のアドレスを前記転送用テーブルから取得する転送先決定手段と、前記中継台処理用テーブルを参照することにより、転送先の音声パケット通信端末がオンフック状態であるか否かを確認し、オンフック状態である場合に前記着信呼を前記転送先の音声パケット通信端末に転送する転送手段とを更に備えてもよい。

また、前記転送先の音声パケット通信端末が話中状態である場合において、前記転送手段は、前記転送先の音声パケット通信端末がオンフック状態になったことを検出した後に前記着信呼の転送を行うことができる。
更に、前記転送先の音声パケット通信端末が話中状態である場合において、前記転送手段は、前記転送先の音声パケット通信端末がオンフック状態になったことを検出した後に、前記着信呼の発信元の音声パケット通信端末と前記転送先の音声パケット通信端末の各々に発呼し、両端末から着信可能応答を受信した場合に、前記発信元の音声パケット通信端末と前記転送先の音声パケット通信端末と間の呼接続を行うこともできる。
また、前記転送用テーブルは、前記発信元のアドレスと発信元の属性とを対応付けて記録した属性テーブルと、発信元の属性と転送先のアドレスとを記録した属性転送テーブルとを有するように構成してもよく、この場合、前記転送先決定手段は、前記中継台装置宛の着信呼を受信し、その着信呼の発信元のアドレスに対応する属性を前記属性テーブルから取得し、転送先の音声パケット通信端末のアドレスを前記属性転送テーブルから取得する。
また、前記中継台装置に、前記着信呼の情報及び転送先の情報を含む情報を用いて、発信元属性毎の時間帯別着信呼数、又は、着信呼が発生してから転送先の端末が応答するまでの平均応答時間を算出する統計処理手段を更に備えてもよい。更に、前記キャプチャ手段は、前記音声パケット通信ネットワーク上を流れる呼制御パケットに加えて音声パケットをキャプチャし、前記中継台データ作成手段は、キャプチャした音声パケットから音声データを取得し、音声データを前記格納手段に格納するように構成することもできる。

また、本発明は、前記中継台装置の各手段の機能を実現させるプログラムとして構成することもできる。
本発明によれば、音声パケット通信ネットワーク上を流れる呼制御パケットをキャプチャし、キャプチャしたパケットから中継台処理に必要なデータを作成することとしたので、音声パケット通信ネットワークを構成する呼制御装置の種類を問わず中継台機能を実現することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1に本実施の形態のシステム構成を示す。
(システム概要)
図1に示すように、本実施の形態のシステムは、VoIPネットワーク4に接続された複数の端末1と、本発明に係る中継台装置2と、中継台装置2のオペレーション端末3とが接続された構成をとっている。各端末1はVoIP通信が可能な端末である。また、VoIPネットワーク4には、呼制御装置等、VoIPネットワーク4を実現するために必要な装置が含まれているものとする。なお、オペレーション端末3は中継台装置2に直接接続されるものとしてもよい。また、オペレーション端末3は複数台あってもよい。
なお、本実施の形態では呼制御プロトコルとしてSIP(Session Initiation Protocol)を用い、音声通信プロトコルとしてRTP(Real-time Transport Protocol)を用いるものとするが、本発明はSIP、RTPに限らずどのような呼制御プロトコル、音声通信プロトコルにも対応できることは言うまでもない。
図1の構成において、中継台装置2は各端末1が送受信する全パケットを受信できるようにVoIPネットワーク4に接続される。これは例えばスイッチの設定等によって容易に実現できることである。中継台装置2は各端末1が送受信するパケットのうち、呼制御パケット(SIPパケット)をキャプチャする。そして、呼制御パケットから中継台機能に必要な情報を取得し、蓄積し、その情報を用いてオペレーション端末3への呼状態表示を行う。また、図1の構成における中継台装置2は呼制御機能も有しており、上記のようにして取得した呼状態情報等を用いて呼の自動転送等の処理を実行する。以下、中継台装置2の構成と動作についてより詳細に説明する。
(中継台装置の構成)
図2に、本実施の形態における中継台装置2の機能構成を示す。図2に示すとおり本実施の形態における中継台装置2は、呼制御パケットをキャプチャするパケットキャプチャ部21、キャプチャしたデータと記憶装置23に予め蓄積しておいたデータとから、中継台機能に必要なデータを作成して記憶装置23に格納する中継台データ作成部22、記憶装置23、中継台装置2宛の呼の着信を受けて呼制御を行う呼制御部24、オペレーション端末3との通信を行うためのオペレーション端末インタフェース部25、呼情報に基づき統計処理を行う統計処理部26を有している。なお、オペレーション端末インタフェース部25は、着信呼をオペレーション端末3に伝えたり、呼状態情報をオペレーション端末3での表示のためにオペレーション端末3に送信したり、オペレーション端末3からの操作情報を受信して呼制御部24に伝える等の機能を有するものである。
中継台装置2は、CPU、メモリ、ネットワーク通信機能等を有する一般的なコンピュータに、上記各機能部の処理を実行するプログラムを搭載することによって実現することができる。
(中継台データ作成処理)
次に、中継台データ作成のための処理について説明する。図3に、中継台データ作成処理のフローチャートを示す。
パケットキャプチャ部21が、受信するパケットの中からSIPパケット(呼制御パケット)を取得する(ステップ1)。続いて、中継台データ作成部22は、そのSIPパケットのリクエスト行の内容、及びメッセージヘッダ部分の宛先アドレス、送信元アドレス等の呼制御内容を識別するために必要な情報を抽出する(ステップ2)。なお、本明細書及び特許請求の範囲において“アドレス”とは、データの宛先として装置を識別できるものであり、例えばIPアドレス、名前、SIP URI等である。
記憶装置23には予め図4(a)に示すテーブルが格納されている。このテーブルは、端末毎に、端末の利用者の名前と、電話番号と、アドレスとを対応付けて記録したものである。中継台データ作成部22は、ステップ2で抽出したSIPパケットの内容を、そのSIPパケットの発信元もしくは宛先となっている端末に対応付けて例えば図4(b)に示すように記録する(ステップ3)。なお、記録した内容はキャプチャするSIPパケットの内容に応じて順次変更される。また、該当する端末がテーブルに存在しない場合は、ステップ1に戻り次のSIPパケットの処理を行う。
その後、中継台データ作成部22は、図4(b)に記録した情報に基づき、対象となっているSIPパケットが呼接続要求(INVITE)であるのか、応答成功(200 OK)であるのか、RTPセッション開始(ACK)であるのか等を識別し、また、宛先アドレス、発信元アドレス等から、該当の端末にとって発信であるのか着信であるのかを識別し、更に呼発信先、呼発信元等を識別する(呼制御内容判別:ステップ4)。
そして中継台データ作成部22は、識別した内容に応じて該当の端末が通話中であるのか、オンフック状態であるのか等を、図4のテーブルに基づき作成された図5に示すテーブル(中継台データ)に記録する(ステップ5)。例えば、ある端末がACKを受信した場合には、ACKの送信元の端末を発信元として通話中であることを記録する。また、BYEを送信もしくは受信したときにはオンフックであることを記録する。なお、ステップ4で識別した内容をそのまま図5のテーブルに記録するようにしてもよい。ステップ5の後、次のSIPパケットに対してステップ1〜5の処理を繰り返す。図5のテーブルも、キャプチャするSIPパケットの内容に応じて順次更新される。
(呼制御処理:手動での呼転送)
次に、中継データ作成部22により作成された図5に示すテーブルの情報を用いた呼制御処理の例について説明する。まず、オペレータが手動で呼の転送を行う例について説明する。
中継台装置2は、中継データ作成部22により作成された図5に示すテーブルの内容をオペレーション端末3に送信し、オペレーション端末3はディスプレイにそれを表示する。このとき、中継台装置2宛に呼の着信があり、オペレータがオペレーション端末3でその呼を受け、呼の発信者と通話を開始し、発信者がオペレータに対して所望の通話相手の名前を告げたものとする。
オペレータはディスプレイに表示された呼状態情報を確認し、発信者が所望する相手の端末の状態を確認する。ここで、その端末がオンフックの状態であることがわかれば、オペレータはオペレーション端末3から所定の操作をすることによって中継台装置2に対して当該着信呼をその端末に転送する旨の指示を行う。なお、この指示には、着信呼を識別するための情報と転送先端末を識別するための情報とが含まれる。
中継台装置2の呼制御部24は、オペレーション端末インタフェース部25を経由して上記の指示を受信し、例えばSIPを用いて着信呼の発信元端末に対して転送先のアドレスを通知する等の呼制御を行うことにより、発信元端末と転送先端末間でのRTPセッションを確立させ、発信元端末と転送先端末間での通話が行われるようにする。なお、SIPによる呼転送処理自体は従来技術である。
上記の転送先端末が話中であった場合、オペレータは着信呼の発信者に対して相手が話中であることを告げて転送先端末がオンフック状態になるのを待ち、オンフック状態になったことを確認した後に呼の転送を行う。話中の場合、これ以外にも次のような処理が可能である。
(呼制御処理:話中の場合の処理例1)
発信者所望の転送先の端末が話中であった場合、オペレータは転送先となる端末を識別するための情報の入力を含む所定の操作を行うとともに、着信呼の発信者に対して相手が話中であることを告げて一旦電話を切る。ただし、中継台装置と発信元端末との呼接続は維持しておき、中継台装置2は発信元端末に対して「しばらくお待ち下さい」等といったトーキを送信する。その間の中継台装置2の処理を図6のフローチャートを参照して説明する。
中継台装置2の呼制御部24は、オペレータの操作によって受信した転送先の端末の識別情報に基づき、図5に示したテーブルにおける該当端末の呼状態を監視し(ステップ11)、該当端末がオンフック状態になったことを検出した後(ステップ12のYes)、呼をその端末に転送するための処理を行う(ステップ13)。その後、転送先の端末で着信音が鳴り、その端末の利用者が受話器をとることによって、発信者との通話が行われる。
また、中継台装置2の呼制御部24が、該当端末がオンフック状態になったことを検出した後、その端末に発呼を行って、「××さんからお電話です」等といった接続要望を示すトーキを流し、当該端末で所定の操作(例えば所定の数字を押す)が行われたことを検出した後に、呼の転送処理を行うようにしてもよい。なお、発信元端末の発信者名は、発信者名と電話番号もしくはアドレスとを対応付けたテーブルを記憶装置23に予め格納しておくことにより検出可能である。
(呼制御処理:話中の場合の処理例2)
話中の場合、次のような処理を行うことも可能である。
所望の端末が話中であった場合、オペレータは、転送先となる端末を識別するための情報の入力を含む所定の操作を行うとともに、着信呼の発信者に対して所望の相手が話中であるがオンフック状態になったら呼び出すことを告げて電話を切る。このとき、中継台装置と発信元端末との呼接続も切断される。その後の中継台装置2の処理を図7のフローチャートを参照して説明する。
中継台装置2の呼制御部24は上記の操作内容を受信し、処理対象となる発信端末と転送先の端末とを認識する。呼制御部24は、図5に示したテーブルにおける該当端末の呼状態を監視し(ステップ21)、該当端末がオンフック状態になったことを検出した後に(ステップ22のYes)、発信元端末と転送先端末のそれぞれに発呼する(ステップ23)。そして、両方の端末からの着信可能応答を確認した後に(ステップ24)、発信元端末と転送先端末間の呼接続を行う(ステップ25)。発信元端末と転送先端末間の呼接続は、呼の転送処理と同様にして行うことが可能である。例えば、両方の端末が応答したことを検知したことに応じて、一方の端末に対して、他方の端末への呼接続を行わせるためのメッセージを送ることにより実現できる。上記の処理において、一方の端末のみが応答した状態のときには、例えば呼制御部24は、他の端末を呼び出し中である旨を示すトーキを、応答した端末に送信する。
(呼制御処理:呼の自動転送)
次に、オペレータを介さずに呼を自動的に転送する処理例について説明する。この場合、記憶装置23は予め図8に示すようなテーブルを格納している。図8に示すテーブルは、発信元アドレス毎に転送先端末のアドレスを対応付けたものである。例えば、発信元が顧客であるとして、その顧客の担当者の端末を転送先端末として発信元端末に対応付ける。
図9は、この場合の中継台装置2の呼制御部23における処理を示すフローチャートである。図9を参照して呼の自動転送処理について説明する。
まず、呼制御部23は、例えばSIPのINVITEメッセージ受信を検出することにより中継台装置2宛ての着信呼を検出する(ステップ31)。そして、INVITEメッセージに含まれる発信元アドレスを用いて図8のテーブルを検索し、当該発信元アドレスに対応する転送先端末アドレスを取得する(ステップ32)。そして、図5のテーブルを参照してその転送先端末の呼状態を確認する(ステップ33)。転送先端末がオンフックの状態であれば(ステップ34のYes)、その着信呼を転送先端末に転送する(ステップ35)。転送先端末がオンフックの状態でなければ、図6、図7を用いて説明した話中の場合の処理例1、2と同様の話中処理を行う(ステップ36)。なお、オンフック状態である転送先端末候補が複数存在する場合には、例えば順番で転送先端末を決定する。
また、上記のような処理の他、発信者属性に応じて転送先端末を決定することも可能である。この場合に記憶装置23が格納するテーブル例を図10(a)、(b)に示す。図10(a)のテーブルには、発信元端末アドレスに対応付けて属性が記録されている。属性は、例えば性別、住所、個人名、会社名、興味分野、業種等である。また、図10(b)に示すテーブルには、属性に対応する転送先端末アドレスが記録される。呼制御部23は、着信呼を検出したときに、着信呼の発信元アドレスに基づき、図10(a)、(b)のテーブルを参照して転送先端末を決定する。ある属性に対応する転送先端末が複数ある場合には、例えば順番で転送先端末を決定する。
(録音機能)
中継台装置は更に録音機能を備えることもできる。この場合、パケットキャプチャ部21は、呼制御パケットに加えて音声パケット(RTPパケット)もキャプチャする。中継台データ作成部22は、呼制御パケット及び音声パケットの内容を解析することにより、通話が行われた端末の組とその通話に対応する通話データとを識別して記憶装置23に格納する。
このような通話データを保持しておくことにより、転送先端末の利用者が不在であった場合に、オペレーション端末3からの操作によって、オペレータと発信者との会話内容を転送先端末の利用者に聞かせる等の処理を行うことが可能となる。
(統計処理)
呼制御部23は、着信呼の呼情報、転送処理内容等を時刻とともに記憶装置23に記録する。その情報を用いることにより、統計処理部26が統計処理を行い、統計情報をオペレーション端末3に表示することが可能である。統計情報としては、例えば発信元属性毎の時間帯別着信呼数、着信呼が発生してから転送先端末が応答するまでの平均応答時間等がある。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。
本発明の実施の形態におけるシステム構成図である。 中継台装置の構成図である。 中継台データ作成処理のフローチャートである。 記憶装置23が格納するテーブルの例である。 中継台データの一例を示す図である。 転送先端末が話中の場合における中継台装置2の処理例を示すフローチャートである。 転送先端末が話中の場合における中継台装置2の処理例を示すフローチャートである。 記憶装置23が格納するテーブルの例である。 呼の自動転送処理のフローチャートである。 記憶装置23が格納するテーブルの例である。
符号の説明
1 端末
2 中継台装置
3 オペレーション端末
4 VoIPネットワーク
21 パケットキャプチャ部
22 中継台データ作成部
23 記憶装置
24 呼制御部
25 オペレーション端末インタフェース部
26 統計処理部

Claims (9)

  1. 音声パケット通信ネットワークにおいて使用される中継台装置であって、
    音声パケット通信端末のアドレスと端末利用者の識別情報とを対応付けて格納する格納手段と、
    前記音声パケット通信ネットワーク上を流れる呼制御パケットであって、呼状態を示す呼制御パケット種類識別情報と、発信元アドレスと、宛先アドレスとを含む呼制御パケットをキャプチャするキャプチャ手段と、
    前記格納手段に格納された情報とキャプチャした呼制御パケットの情報とを用いて、キャプチャした呼制御パケットに含まれる発信元アドレス又は宛先アドレスに対応する音声パケット通信端末の呼状態と、当該音声パケット通信端末のアドレスと、端末利用者の識別情報とを対応付けて記録した中継台処理用テーブルを作成する中継台データ作成手段と
    を有することを特徴とする中継台装置。
  2. 前記中継台データ作成手段で作成された中継台処理用テーブルの内容を表示する表示手段と、
    オペレータからの操作情報を受信する操作受信手段と、
    前記中継台装置宛の着信呼を受信し、その着信呼をオペレータからの操作情報に基づき転送先の音声パケット通信端末に転送する転送手段と
    を更に有する請求項1に記載の中継台装置。
  3. 前記格納手段は、発信元のアドレスと転送先のアドレスとを対応付けて記録した転送用テーブルを更に格納しており
    前記中継台装置は、
    前記中継台装置宛の着信呼を受信し、その着信呼の発信元のアドレスに対応する転送先のアドレスを前記転送用テーブルから取得する転送先決定手段と、
    前記中継台処理用テーブルを参照することにより、転送先の音声パケット通信端末がオンフック状態であるか否かを確認し、オンフック状態である場合に前記着信呼を前記転送先の音声パケット通信端末に転送する転送手段と
    を更に有する請求項1に記載の中継台装置。
  4. 前記転送先の音声パケット通信端末が話中状態である場合において、前記転送手段は、前記転送先の音声パケット通信端末がオンフック状態になったことを検出した後に前記着信呼の転送を行う請求項3に記載の中継台装置。
  5. 前記転送先の音声パケット通信端末が話中状態である場合において、前記転送手段は、前記転送先の音声パケット通信端末がオンフック状態になったことを検出した後に、前記着信呼の発信元の音声パケット通信端末と前記転送先の音声パケット通信端末の各々に発呼し、両端末から着信可能応答を受信した場合に、前記発信元の音声パケット通信端末と前記転送先の音声パケット通信端末と間の呼接続を行う請求項3に記載の中継台装置。
  6. 前記転送用テーブルは、前記発信元のアドレスと発信元の属性とを対応付けて記録した属性テーブルと、発信元の属性と転送先のアドレスとを記録した属性転送テーブルとを有し、前記転送先決定手段は、前記中継台装置宛の着信呼を受信し、その着信呼の発信元のアドレスに対応する属性を前記属性テーブルから取得し、転送先の音声パケット通信端末のアドレスを前記属性転送テーブルから取得する請求項3に記載の中継台装置。
  7. 前記着信呼の情報及び転送先の情報を含む情報を用いて、発信元属性毎の時間帯別着信呼数、又は、着信呼が発生してから転送先の端末が応答するまでの平均応答時間を算出する統計処理手段を更に有する請求項6に記載の中継台装置。
  8. 前記キャプチャ手段は、前記音声パケット通信ネットワーク上を流れる呼制御パケットに加えて音声パケットをキャプチャし、前記中継台データ作成手段は、キャプチャした音声パケットから音声データを取得し、音声データを前記格納手段に格納する請求項1ないし7のうちいずれか1項に記載の中継台装置。
  9. 音声パケット通信ネットワークにおける中継台装置として使用されるコンピュータを、
    音声パケット通信端末のアドレスと端末利用者の識別情報とを対応付けて格納する格納手段にアクセスする手段、
    前記音声パケット通信ネットワーク上を流れる呼制御パケットであって、呼状態を示す呼制御パケット種類識別情報と、発信元アドレスと、宛先アドレスとを含む呼制御パケットをキャプチャするキャプチャ手段、
    前記格納手段に格納された情報とキャプチャした呼制御パケットの情報とを用いて、キャプチャした呼制御パケットに含まれる発信元アドレス又は宛先アドレスに対応する音声パケット通信端末の呼状態と、当該音声パケット通信端末のアドレスと、端末利用者の識別情報とを対応付けて記録した中継台処理用テーブルを作成する中継台データ作成手段、
    として機能させるプログラム。
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