JP4584848B2 - 配線ボックス - Google Patents
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Description
(1)配線ボックス11の挿通孔29にケーブルCを挿入して該配線ボックス11を建物壁Wに設置する場合において、連結部32を回動中心として閉塞板30を回動させることにより、閉塞板30による挿通孔29の閉塞状態を解除することができる。このとき、閉塞板30は連結部32によって第2側壁13bに連結されたままであるため、配線ボックス11の設置作業の際に、挿通孔29を閉塞する閉塞板30が、配線ボックス11から分離された廃棄物となることが防止される。よって、閉塞板30を第2側壁13bから分断除去する場合に比して、配線ボックス11の設置の際に発生する廃棄物の量を減らすことができる。
○ 底壁12の第1蓋部38又は第2蓋部39をヒンジ部41を回動中心として回動させ、貫通孔36の開口面積を回動前より広くした状態で、貫通孔36にケーブルCを挿入して配線ボックス11内にケーブルCを挿入してもよい。この場合、第1蓋部38又は第2蓋部39は底壁12に対して90度未満の回動角度で回動している。また、貫通孔36は、周壁たる底壁12に形成された挿通孔を構成し、第1蓋部38又は第2蓋部39は貫通孔36を閉塞する閉塞部を構成している。このように構成すると、第1蓋部38又は第2蓋部39はヒンジ部41を介して底壁12に連結されたままであるため、配線ボックス11の設置時に廃棄物が発生しない。また、ケーブルCの挿入時、第1蓋部38又は第2蓋部39によって、ケーブルCが第1蓋部38又は第2蓋部39によって貫通孔36へ向かうようにガイドすることができ、第1蓋部38又は第2蓋部39の回動により広げられた貫通孔36へのケーブルCの挿入作業をより一層容易に行うことができる。加えて、第1蓋部38又は第2蓋部39によって、ケーブルCが貫通孔36外へ抜け出るのを抑制することができる。
○ 底壁12において、蓋部材37の周縁を薄肉状に成形して、配線ボックス11の設置時に薄肉状をなす箇所を切断して蓋部材37(第1蓋部38)を回動させて貫通孔36を開放させてもよい。
○ 貫通孔36は、蓋部材37によって閉塞されておらず、底壁12にて常に開放されていてもよい。
○ 底壁12において、挿通孔29に連通する連通孔55を削除してもよい。
○ 配線ボックス11において、挿入口21の収容口21bの深さ及び抜出し規制部23aの位置を変更して、抜出し規制部23aが接続端部10Aの凸条10aに係合した状態において、接続端部10Aの内側に指が挿入できない構成としてもよい。
○ 以下に説明するように、回動した蓋部材37(第1蓋部38)を利用してケーブルCを配線ボックス11内に引き込む作業を行ってもよい。図16に示すように、まず、閉鎖部材27が除去されて挿入口21が開放されるとともに、第1蓋部38を回動させて貫通孔36が開放された配線ボックス11を透孔50を通過させ、係合片20を透孔50の周縁部に係合させる。このとき、蓋部材37(第1蓋部38)は、壁材Waに当接することにより貫通孔36の開放度合いを小さくする方向へ回動している。次に、実施形態と同様に指で波付電線管10を配線ボックス11側に引き寄せ、接続端部10Aを収容口21bに収容するとともに、凸条10aを抜出し規制部23aに係合させる。そして、この状態で波付電線管10内にケーブルCを挿入すると、ケーブルCは底壁12に対して斜めに傾斜した蓋部材37(第1蓋部38)に当接し、貫通孔36へ向かうようにガイドされる。その結果、ケーブルCは貫通孔36を通過して配線ボックス11内へ入り込む。
○ 周壁によって四角枠状に形成されたタイプの配線ボックスに挿通孔29を形成するとともに、閉塞板30を連結部32によって回動可能に形成してもよい。
(1)前記周壁は、底壁と該底壁の周縁に立設された側壁とからなるとともに、前記側壁は前記底壁に隣接しており、前記側壁には、前記管類又はケーブル類を径方向に沿って前記底壁に向けて移動させることで該管類又はケーブル類を挿入可能とする挿入口が底壁側に開放して形成されているとともに、前記底壁には、前記開口からボックス内空間に挿入された手の指を配線ボックスの外側へ突出可能とする貫通孔が前記挿入口に連通して形成されている請求項1〜請求項7のうちいずれか一項に記載の配線ボックス。
(4)前記挿入口には前記管類の接続端部が挿入され、前記側壁における前記挿入口の周囲には、前記接続端部の外面に係合することで前記管類の軸方向への移動を規制する接続部が形成されているとともに、前記接続部には、前記接続端部の外面に係合することで前記管類の径方向に沿った挿入口からの抜け出しを規制する抜出し規制部が形成され、さらに、前記挿入口は前記接続端部を前記側壁に接続するための接続口と、該接続口に連通するとともに該接続口が形成された側壁から底壁にまで跨り、前記接続端部を収容可能とする収容口とを備えており、前記収容口に接続端部が収容され、かつ抜出し規制部に接続端部の外面が係合した状態では、ボックス内空間内に挿入された手の指を接続端部の内側へ挿入可能とする位置にまで接続端部が配線ボックス内へ収容されるように前記収容口の接続口側への深さ及び抜出し規制部の形成位置が設定されている技術的思想(1)〜(3)のうちいずれか一項に記載の配線ボックス。
(6)前記周壁は、底壁と該底壁の周縁に立設された側壁とからなるとともに、前記側壁は前記底壁に隣接しており、前記側壁には、前記管類又はケーブル類を径方向に沿って前記底壁に向けて移動させることで該管類又はケーブル類を挿入可能とする挿入口が底壁側に開放して形成され、前記挿入口には前記管類の接続端部が挿入され、前記側壁における前記挿入口の周囲には、前記接続端部の外面に係合することで前記管類の軸方向への移動を規制する接続部が形成されているとともに、前記接続部には、前記接続端部の外面に係合することで前記管類の径方向に沿った挿入口からの抜け出しを規制する抜出し規制部が形成され、さらに、前記挿入口は前記接続端部を前記側壁に接続するための接続口と、該接続口に連通するとともに該接続口が形成された側壁から底壁にまで跨り、前記接続端部を収容可能とする収容口とを備えており、前記収容口に接続端部が収容され、かつ抜出し規制部に接続端部の外面が係合した状態では、ボックス内空間内に挿入された手の指を接続端部の内側へ挿入可能とする位置にまで接続端部が配線ボックス内へ収容されるように前記収容口の接続口側への深さ及び抜出し規制部の形成位置が設定されている請求項1〜請求項7のうちいずれか一項に記載の配線ボックス。
(8)技術的思想(1)〜(5)のうちいずれか一項に記載の配線ボックスの建物壁への設置方法であり、前記配線ボックスを前記底壁側から挿入可能な透孔を前記建物壁に穿設し、前記透孔に配線ボックスを底壁側から挿入して前記開口が建物壁の表側に臨むように配置し、前記開口からボックス内空間に手を挿入し、前記貫通孔から配線ボックスの外側へ手の指を突出させ、前記建物壁内に配設された管類又はケーブル類に指を係止させ、手を建物壁の表側へ移動させることで管類又はケーブル類を底壁側に引き寄せ、該管類又はケーブル類を前記挿入口内に挿入した後、配線ボックスを建物壁に固定することを特徴とする配線ボックスの設置方法。
Claims (6)
- 周壁によって囲み形成されたボックス内空間を有する配線ボックスであって、
前記周壁には、可撓性を有する管類又はケーブル類が挿入される挿通孔が形成され、該挿通孔は閉塞部により閉塞されているとともに、前記閉塞部は、前記周壁に連結部を介して連結され、該閉塞部は前記連結部を回動中心として回動可能に形成されていることを特徴とする配線ボックス。 - 前記連結部は、薄肉状に成形してなるヒンジより形成されている請求項1に記載の配線ボックス。
- 前記連結部は、前記ヒンジを直線状に形成してなる請求項2に記載の配線ボックス。
- 前記挿通孔は、前記周壁のうち該挿通孔が形成された一つの壁にて、該壁に隣接する壁の端縁に達するまで形成され、前記閉塞部には、該閉塞部にて前記隣接する壁の端縁側に向けて開放された挿入孔が形成されている請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の配線ボックス。
- 前記閉塞部の回動後の前記連結部において、配線ボックス内に臨む箇所は前記連結部が形成された周壁の厚み方向への断面視が緩やかな弧状に形成されている請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の配線ボックス。
- 前記ボックス内空間を開放させる開口を有し、前記連結部は前記周壁における前記開口側に形成されている請求項5に記載の配線ボックス。
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