JP4040827B2 - 配線用ボックス - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、壁裏の柱に取り付けられ、内部にケーブルや配線器具が収容される配線用ボックスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の配線用ボックスは合成樹脂材料により開口を有する四角箱状をなすボックス本体を備え、そのボックス本体の上側壁及び下側壁の両側部には、それぞれケーブルを挿入可能な透孔が形成されている。また、ボックス本体の一側壁には、その一側壁を貫通して取付孔が複数箇所に形成されている。
【0003】
そして、各取付孔において、取付ねじを使用して壁裏側に構築された柱に配線用ボックスが取り付けられる。この取付状態において、配線用ボックスの開口は壁表側に開口している。このボックス本体の透孔にケーブルを上方から挿入して配線用ボックス内に配線し、さらにはそのケーブルに配線器具を接続していた。
【0004】
ところが、ケーブルを透孔の上方からその透孔を通過させてボックス本体内に挿入する作業が非常に面倒であった。そこで、本発明者は、特開平9−289720号公報に開示される構成の配線用ボックスを提案した。この配線用ボックスは、そのボックス本体の側壁又は底壁に、それらの長さ方向全体にかけて、ケーブルをボックス本体内を貫通して挿入可能な切り欠き部が形成されている。
【0005】
そして、柱に取り付けられた配線用ボックス内にケーブルを配線する際は、ケーブルの下方を把持し、配線用ボックスの横側又は裏側から、ケーブルをボックス本体内を横切らせるように移動させて、ケーブル全体を切り欠き部から挿入する。その結果、透孔に上方からケーブルの先端を挿入する場合と比較して、ケーブルを容易かつ短時間で配線用ボックス内に配線することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、例えば、木造建築の真壁内に配線用ボックスを隠蔽設置する場合、まず、柱間に格子状に架設された複数本のこまい竹を切除して配線用ボックス挿入用の孔を形成する。そして、その孔から配線用ボックスをこまい竹間に挿入して柱に取り付ける。
【0007】
前記孔の周囲には複数本のこまい竹が格子状に組まれているため、柱に取り付けられた配線用ボックスの横側又は裏側に手を挿入し、ケーブルを把持して切り欠き部からボックス本体内へケーブルを挿入する作業を行うのはこまい竹が障害となり、非常に困難であるという問題があった。
【0008】
また、真壁形成前に、柱に取り付けられた配線用ボックス内に配線器具を予め設置したり、ケーブルと配線器具とが一体形成されたプレハブケーブルを使用して配線用ボックス内に配線器具を設置したりする場合がある。このとき、配線器具は切り欠き部の幅より大きく形成されているため、ケーブルと配線器具とを切り欠き部から配線用ボックス内に同時に挿入することができないという問題もあった。
【0009】
配線用ボックス内へのケーブルの挿入さらにはそのケーブルに配線器具の接続を行う際には、まず、ケーブルを切り欠き部から配線用ボックス内に引き込む。そして、開口からケーブルを所定長さ引き出した後、配線器具をケーブルに接続して、開口から配線器具が接続されたケーブルを配線用ボックス内に戻していた。
【0010】
さらに、真壁形成後、配線用ボックス内に挿入されたケーブルに配線器具を接続する場合、配線用ボックス内のスペースは狭いため、配線器具とケーブルとの接続作業は配線用ボックス内からケーブルを引き出して行われる。そのため、配線用ボックス内に挿入されたケーブルは予め所定長さの余長部を有するように巻回された状態で収容されている。
【0011】
ケーブルを配線用ボックス内に挿入する前に余長部を設けた場合、余長部は切り欠き部より大きくなるため、余長部を有した状態でケーブルを切り欠き部を通過させて配線用ボックス内に収容することができないという問題もあった。そのため、この余長部を設ける作業を行う際にも、ケーブルを切り欠き部から配線用ボックス内に引き込んだ後、開口から所定長さ引き出し、余長部を有するように巻回する。そして、開口から余長部を配線用ボックス内に収容していた。
【0012】
そのため、切り欠き部からのケーブルの引き込みが困難であることに加え、ケーブルの配線、配線器具の接続又は余長部を設ける作業、さらにケーブルを配線用ボックス内に戻す作業と複数回の作業を行わなければならず、非常に面倒であるという問題もあった。
【0013】
この発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、ボックス本体内へのケーブルの配線作業を容易に行うことができる配線用ボックスを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明の配線用ボックスは、前面に開口を有する有底箱状に形成されたボックス本体よりなり、そのボックス本体は、同ボックス本体内にケーブルを配線可能とすべく当該ボックス本体の周壁にケーブルを貫通させるための配線貫通部と、前記ボックス本体の開口側に臨むとともに、配線貫通部に連通する連通部と、前記配線貫通部を閉鎖すべく前記連通部の相対向する内側面間に架設された架設部とを備え、前記架設部による連通部の相対向する内側面間の架設状態を解除することにより、ボックス本体の開口側から連通部を介した配線貫通部へのケーブルの貫通配線を可能とする配線用ボックスにおいて、前記架設部は、前記周壁に一体形成され、ボックス本体の開口側と配線貫通部側との間に亘って架設部を切断することにより前記架設状態を解除可能に形成されるとともに、その切断された架設部により移動可能な可動片を形成可能に設けられ、同可動片の移動により連通部を開放してボックス本体の開口側から連通部を通過した配線貫通部へのケーブルの貫通配線を可能とするものである。
【0016】
請求項2に記載の発明の配線用ボックスは、請求項1に記載の発明において、前記可動片は、配線貫通部へのケーブルの貫通配線方向へ変形可能に形成され、配線貫通部からボックス本体の開口側方向へ変形不能に形成されているものである。
【0017】
請求項3に記載の発明の配線用ボックスは、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記架設部はその厚みが周壁の厚みより薄い板状に形成されているものである。
【0018】
請求項4に記載の発明の配線用ボックスは、請求項1に記載の発明において、前記架設部は配線貫通部を閉鎖する架設位置と、ボックス本体の開口側から連通部を通過した配線貫通部へのケーブルの貫通配線を可能とする開放位置との間を移動可能に設けられているものである。
【0019】
請求項5に記載の発明の配線用ボックスは、請求項4に記載の発明において、前記架設部は前記架設位置において、配線貫通部内へ貫通配線されたケーブルの配線貫通部からボックス本体の開口側への抜け出しを規制すべく架設部を架設位置に固定する固定手段を備えているものである。
【0020】
請求項6に記載の発明の配線用ボックスは、請求項5に記載の発明において、前記架設部は基端部がヒンジ部により前記周壁に固定され、先端部に前記固定手段を備えているものである。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、この発明を配線用ボックスに具体化した一実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0022】
図1示すように、配線用ボックス11は前面に開口を有する有底箱状に形成されたボックス本体12よりなるものである。そのボックス本体12は周壁13に、同ボックス本体12の周壁13にケーブル14を貫通させるための配線貫通部15と、配線貫通部15に連通する連通部16と、前記配線貫通部15を閉鎖すべく前記連通部16の相対向する内側面間に架設された架設部としての架設片17とを備えたものである。そして、前記架設片17による連通部16の相対向する内側面間の架設状態の解除により、ボックス本体12の開口側から連通部16を介した配線貫通部15へのケーブル14の貫通配線を可能とするものである。
【0023】
まず、前記ボックス本体12について説明すると、ボックス本体12の底板19は平面長方形状をなし、底板19の周縁には、その底板19の各辺に対応する側壁20〜23が前方(図1では左方)に向けて底板19に対し略垂直に立設され、それら4つの側壁20〜23によりボックス本体12の周壁13が構成されている。
【0024】
前記ボックス本体12の上下両側壁20,21の相対向する両側部には、ボックス本体12の開口側に臨むとともに、その開口側から底板19方向へ所定長さだけ延びる連通部16が形成されている。各連通部16の内端縁からは平面円形状をなし、上側壁20又は下側壁21を貫通してボックス本体12内にケーブル14を配線可能とするため、上側壁20及び下側壁21を貫通する配線貫通部15が形成されている。
【0025】
各配線貫通部15の内周面における底板19側には、係止突条24がそれぞれ各配線貫通部15内へ突設されている。各配線貫通部15の内周面の左側壁22側又は右側壁23側には、それぞれ係止片25が一対の折取片26により連結されている。図2に示すように、各係止片25(図2では上側壁20側の係止片25のみ図示)の表面からはそれぞれ平面円弧状をなす切り欠き25aが形成され、各切り欠き25aの下側には係止突部25bが形成されている。前記配線貫通部15内には、円筒状をなし、外周面が蛇腹状に形成された電線管が嵌挿され、その電線管内にはケーブル14が挿通可能になっている。
【0026】
そして、図2に2点鎖線で示すように、配線貫通部15の内径より小さい外径を有する電線管を配線貫通部15内へ挿入したとき、係止突部25bに電線管の外周面が係止してその電線管の配線貫通部15からの抜け出しを規制するようになっている。また、一対の折取片26を折ることにより配線貫通部15内から係止片25を除去することができるようになっている。そして、配線貫通部15の内径と対応する外径を有する電線管を配線貫通部15内へ挿入したとき、係止突条24に電線管の外周面が係止してその電線管の配線貫通部15からの抜け出しを規制するようになっている。
【0027】
右側壁23側に位置する上下両配線貫通部15内には、前記係止片25とともに各配線貫通部15を閉塞するノック部27が、各配線貫通部15の内周面に一対の折取片26により連結されている。そして、このノック部27を打ち抜いて除去し、右側壁23側の配線貫通部15を開放することができるとともに、それら配線貫通部15を前記と同様に使用することができる。
【0028】
前記架設片17の両端部は、それぞれ各連通部16の延びる方向に沿って延びるとともに、連通部16の各内側面と一体形成されて架設片17が連通部16の相対向する内側面間に架設されている。架設片17の一端側の連通部16に沿った長さは、他端側の連通部16に沿った長さより短く形成されている。また、各架設片17は上側壁20及び下側壁21と同じ面内に位置する平板状をなすとともに、図1に示すように、上側壁20及び下側壁21の厚みより薄い板状に形成されている。そして、それら各架設片17により各連通部16は閉鎖されているとともに、連通部16の内側面同士を支持してボックス本体12の連通部16周辺の変形を防止するようになっている。
【0029】
また、図3に示すように、図示しないニッパー、カッターナイフ等の工具を使用し、各架設片17の一端側をボックス本体12の開口側と配線貫通部15側との間に亘って連通部16の延びる方向に沿って切断することができるようになっている。その切断により架設片17による連通部16の相対向する内側面間の架設状態を解除することができるようになっている。さらに、その架設片17の架設解除状態において、切断された各架設片17は、それらの他端側が連通部16の内側面に沿って片持ち支持されている。そして、図3に2点鎖線及び矢印Aで示すように、それら切断された架設片17は撓みにより変形可能であるとともに、上下方向へ移動可能な可動片28を形成するようになっている。
【0030】
各可動片28は、図1の矢印Aに示すように、各配線貫通部15へのケーブル14の貫通配線方向、即ち上下方向へ撓んで変形可能に形成されている。一方、図1の矢印Bに示すように、配線貫通部15からボックス本体12の開口側方向、即ち各配線貫通部15へのケーブル14の貫通配線方向と直交する方向へは撓まず変形不能に形成されている。そして、各可動片28は配線貫通部15を閉鎖する位置、即ち各連通部16を閉鎖する閉鎖位置と、ボックス本体12の開口側、連通部16及び配線貫通部15を連通可能とする開放位置との間を移動可能に設けられている。なお、各可動片28は開放位置から閉鎖位置へ自身の可撓性により自動的に復帰するようになっている。
【0031】
各可動片28が前記開放位置にある状態において、ボックス本体12の開口側から連通部16を通過した配線貫通部15へのケーブル14の貫通配線が可能になっている。一方、各可動片28が前記閉鎖位置にある状態において、各可動片28により配線貫通部15内に貫通配線されたケーブル14の連通部16を通過したボックス本体12の開口側への抜け出しを規制するようになっている。
【0032】
図1に示すように、ボックス本体12の上側壁20及び下側壁21の内周面中央には、それぞれ上側壁20及び下側壁21の前端から底板19側へ延びる配線器具取付部29が一体形成され、各配線器具取付部29の前面には取付孔29aが形成されている。前記取付孔29aは、ボックス本体12の前面開口に臨み各配線器具取付部29内には図示しない雌ねじが螺刻された雌ねじ部が形成されている。
【0033】
左側壁22には長孔状のビス孔30が所定間隔をおいて3箇所に貫通形成され、建築物内に立設された柱31に対して前記ビス孔30からビス32を固定することにより、配線用ボックス11をその柱31に取り付けることができるようになっている。図6に示すように、配線用ボックス11の前面に配置される配線器具保持枠33は略四角枠状をなし、その中央部に配線器具34を保持することができるようになっている。また、配線器具保持枠33の上下両端部には孔35が形成され、各孔35から前記取付孔29aに固定用ビス36を挿通可能になっている。
【0034】
そして、固定用ビス36の雄ねじを前記雌ねじ部に螺合すると、配線器具保持枠33を介して配線器具34をボックス本体12、即ち配線用ボックス11に取付けることができるとともに、真壁37に配線器具34を取り付けることができる。図3に示すように、前記真壁37内は柱31間に複数本のこまい竹38を格子状に架設して形成されている。
【0035】
次に、上記構成の配線用ボックス11の使用方法について説明する。
まず、配線用ボックス11の運搬時や保管時に、上下各側壁20,21に外力が作用したり、その周辺温度が非常に高くなったりした場合、架設片17が各連通部16の対向する内側面同士を支持して、各連通部16の変形を防止する。
【0036】
続いて、配線器具34を真壁37に設置するには、まず、図3に示すように、こまい竹38を切除して配線用ボックス11に対応する孔を形成する。その孔から配線用ボックス11をこまい竹38内に収容するとともに、柱31に対して配線用ボックス11を取り付ける。次いで、上側壁20の左側に位置する連通部16において、架設状態にある架設片17の一端側をニッパー、カッターナイフ等の工具を使用して切断して、架設状態を解除して可動片28を形成するとともに、その可動片28を閉鎖位置に配置する。このとき、架設片17の厚みは上側壁20の厚みより薄く形成されているため、その切断が簡単に行われる。
【0037】
続いて、図4に示すように、可動片28をその他端側を中心に下方へ変形させてボックス本体12の開口側、連通部16及び配線貫通部15を連通可能とする開放位置に配置する。このとき、可動片28の他端側の厚みは上側壁20の厚みより薄く形成されているため、可動片28の変形が容易に行われる。そして、可動片28が前記開放位置にある状態において、ケーブル14をボックス本体12の開口側から連通部16を通過させて配線貫通部15へ貫通配線する。
【0038】
次に、図5に2点鎖線で示す位置、即ち開放位置にある可動片28が、図5に実線で示すように、上方へ移動して可動片28が閉鎖位置に配置される。なお、可動片28を開放位置から閉鎖位置へ手で移動させてもよい。その結果、配線貫通部15にケーブル14が貫通配線されてボックス本体12内にケーブル14が配線収容される。また、閉鎖位置にある可動片28により連通部16が閉鎖されて配線貫通部15内に貫通配線されたケーブル14の連通部16を通過したボックス本体12の開口側への抜け出しが規制される。
【0039】
続いて、図6に示すように、配線用ボックス11の前面開口が壁表側に臨むように貫通孔37aを形成しながら、こまい竹38の前面に壁を塗って真壁37を形成する。次いで、その貫通孔37aから配線用ボックス11内のケーブル14を真壁37の表側へ引き出す。このとき、閉鎖位置にある可動片28は配線貫通部15側からボックス本体12の開口側へは変形不能であるため、その可動片28によりケーブル14が連通部16を通過してボックス本体12の開口側、さらに貫通孔37aから真壁37の表側への抜け出しが規制される。
【0040】
次に、ケーブル14に配線器具34を接続し、その配線器具34を配線器具保持枠33に保持させる。そして、配線器具保持枠33の各孔35から配線器具取付部29の雌ねじ部に固定用ビス36の雄ねじを螺合する。その結果、真壁37の表側に配線器具保持枠33が取り付けられ、配線器具34が真壁37の表側に取り付けられる。
【0041】
次いで、ケーブル14及びそのケーブル14に接続された配線器具34を配線用ボックス11内に収容する方法及びその作用について説明する。
まず、配線用ボックス11が柱31に取り付けられた状態において、図7に2点鎖線で示すように、ケーブル14を長さに余裕を有するように巻回して余長部を有する状態にする。さらに、そのケーブル14にケーブル14同士を電気的に接続する配線器具34としての電線コネクタを接続する。そして、図7に2点鎖線で示す位置にあるケーブル14をボックス本体12の開口側から、可動片28が開放位置にある状態の連通部16を通過させ、図7に実線で示すように、配線貫通部15にケーブル14を配線する。それと同時に、ケーブル14の余長部及び配線器具34がボックス本体12の開口から配線用ボックス11内に収容される。さらに、可動片28を閉鎖位置に配置する。
【0042】
このとき、例えば、配線用ボックス11の底板19や周壁13に、開口に連通しない切り欠き部が形成されている場合と異なり、ケーブル14を切り欠き部から配線用ボックス11内に挿入し、一度開口からケーブル14を引き出した後、そのケーブル14に余長部を設ける作業、ケーブル14に配線器具34を接続する作業、さらにはケーブル14及び配線器具34をボックス本体12内に収容する作業が省略される。
【0043】
前記の実施形態によって発揮される効果について、以下に記載する。
(1) 上下両側壁20,21にはボックス本体12の開口に連通する連通部16及び配線貫通部15が形成され、連通部16には架設片17が架設されている。そして、その架設片17の架設状態を解除して可動片28を形成し、可動片28を開放位置に配置することによりケーブル14をボックス本体12の開口側から連通部16を通過させて配線貫通部15へ貫通配線することができる。従って、配線用ボックス11の底板19や周壁13に切り欠き部が形成されている従来と異なり、こまい竹38が障害にならず、ケーブル14をボックス本体12内に容易に挿入することができ、その作業時間の短縮を図ることができる。
【0044】
(2) ケーブル14及びそのケーブル14に接続された配線器具34を配線用ボックス11内に収容する際も、ケーブル14をボックス本体12の開口側から連通部16を通過させることができる。従って、配線貫通部15にケーブル14を配線することができるとともに、配線器具34をボックス本体12の開口から配線用ボックス11内に収容することができる。その結果、ケーブル14の配線及び配線器具34の接続、収容作業を短時間で行うことができる。
【0045】
(3) ケーブル14に余長部を有するように巻回された状態で配線用ボックス11内にケーブル14を収容する場合も、ケーブル14を連通部16を通過させると同時に、余長部をボックス本体12の開口から配線用ボックス11内に収容することができる。従って、開口に連通しない切り欠き部が形成され、余長部が切り欠き部を通過不能な従来と異なりケーブル14の配線、収容作業を短時間で行うことができる。
【0046】
(4) 配線貫通部15にケーブル14が貫通配線された状態において、可動片28を閉鎖位置に配置することにより、可動片28によりケーブル14が配線貫通部15から連通部16を通過してボックス本体12外へ抜け出るのを防止して、ケーブル14をボックス本体12内へ再度配線するといった不具合をなくすことができる。従って、配線器具34のケーブル14への接続作業を効率良く行うことができる。
【0047】
(5) 架設片17はそれぞれ両端部が各連通部16の相対向する内側面間に架設された状態で一体形成されている。そのため、配線用ボックス11に外力が作用したり、高温状態に晒されたとき、架設片17により各連通部16を支持して配線用ボックス11が損傷を受けたり、変形したりするのを防止することができる。
【0048】
(6) 各架設片17の両端部はそれぞれ連通部16の延びる方向に沿って延びて形成されている。そのため、各架設片17の両端部が棒状等に形成されている場合と比較して、架設片17による各連通部16周辺の変形を効果的に防止することができる。
【0049】
(7) 電線管を配線貫通部15に嵌挿したとき、各配線貫通部15内の係止片25により配線貫通部15の内径より小さい外径の電線管を配線貫通部15に接続可能とすることができ、係止片25を除去することにより配線貫通部15の内径と対応する外径の電線管を配線貫通部15に接続することができる。従って、1つの配線貫通部15に2種類の電線管を接続することができ、配線用ボックス11の使用範囲を広げることができる。
【0050】
(8) ボックス本体12へのケーブル14の配線時に、各架設片17の一端側を切断することにより、可動片28を形成することができる。従って、配線用ボックス11の未使用時には架設片17によりボックス本体12の変形等を防止することができ、配線用ボックス11の使用時には可動片28の変形によりケーブル14の配線作業を容易に行うことができる。
【0051】
(9) 可動片28は他端部を中心に撓みにより変形可能に形成されるため、閉鎖位置から開放位置へ可動片28を容易に移動させて連通部16を容易に開放することができる。従って、ボックス本体12の開口側からのケーブル14の挿入作業を容易に行うことができる。
【0052】
(10) 可動片28は他端部を中心に撓んで変形するため、開放位置から閉鎖位置へ自動的に復帰する。従って、可動片28による連通部16の閉鎖作業を手で行う場合と比較してその閉鎖作業の簡易化を図ることができる。
【0053】
(11) 可動片28は連通部16の延びる方向に沿って片持ち支持されるとともに、上下各側壁20,21と同じ面内に位置する平板状に形成されているため、各可動片28が配線貫通部15からボックス本体12の開口方向へ変形するのを防止することができる。従って、例えば、ケーブル14をボックス本体12の開口側へ引っ張ったとき、ケーブル14が配線貫通部15から連通部16を介して配線用ボックス11外へ抜け出るのを可動片28により防止することができる。その結果、配線用ボックス11からケーブル14が勢いよく飛び出て、真壁37にケーブル14が勢いよく当たってその真壁37が損傷を受けるのを防止することができる。
【0054】
(12) 架設片17は、その一端側の連通部16に沿った長さは他端側の連通部16に沿った長さより短く形成されているとともに、上側壁20及び下側壁21の厚みより薄い板状に形成されている。そのため、工具等を使用して架設片17の切断作業を容易に行うことができ、ケーブル14の配線作業の効率を向上させることができる。また、可動片28を形成したとき、他端側にヒンジ機能を付与して可動片28の変形を可能とすることができる。
【0055】
(13) 各可動片28は閉鎖位置と開放位置との間を移動することができる。そのため、1つの可動片28によりケーブル14のボックス本体12外への抜け出し規制機能と、ケーブル14の配線貫通部15への配線許容機能とを発揮させることができ、それぞれの機能を別々の部材により発揮させる場合と異なり配線用ボックス11の構成を簡素化することができる。
【0056】
なお、本実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 図8に示すように、少なくとも1つの連通部16において、連通部16の相対向する内側面の下面に相対向する支持突部39を形成し、図8に破線で示すように、各支持突部39の相対向する位置にそれぞれ支持孔40を形成する。架設部としての架設体41は一端に前記支持孔40より大きい掛止片41aを備え、他端に撓み変形により縮径可能な縮径部41bを備えている。その縮径部41bは架設体41の先端から他端側に向かい切り欠き溝41cが形成され、その切り欠き溝41cの両側に架設体41の先端側に向かうに従い先細をなす固定手段としての係合片41dが形成されている。
【0057】
そして、一方の支持孔40から他方の支持孔40へ架設体41の他端側を挿入して、両支持突部39に架設体41を支持させ、その架設体41を連通部16の相対向する内側面間に架設して、配線貫通部15、即ち連通部16を閉鎖する架設位置に配置してもよい。さらに、両係合片41dが他方の支持突部39の外面に係合して架設体41の架設位置からの移動を防止するようになっている。
【0058】
このように構成した場合、係合片41dと支持突部39の外面との係合により、架設体41を架設位置に固定することができ、その固定状態にある架設体41によりケーブル14の配線貫通部15側からボックス本体12の開口側への抜け出しを確実に防止することができる。
【0059】
また、架設体41が架設位置にある状態において、架設体41の縮径部41bを縮径させて他方の支持孔40から抜き出し、架設体41を他方の支持突部39から一方の支持突部39方向へスライド移動させて架設体41を架設位置から開放位置に配置してもよい。このように構成した場合、架設体41をスライド移動させることにより連通部16を確実に開放することができる。
【0060】
・ 図9に示す配線用ボックス11を使用してもよい。この配線用ボックス11は少なくとも1つの連通部16において、相対向する内側面の一方に架設部としての架設体41の基端部を一体形成するとともに、その基端部にヒンジ部42を形成して、架設体41を上下方向へ移動可能に形成する。また、他方の内側面に係合溝43を形成し、前記架設体41の先端部に係合溝43に係合可能な固定手段としての係合突起44を形成する。そして、架設体41の係合突起44を係合溝43に係合することにより、連通部16の相対向する内側面間に架設体41を架設することができるとともに、架設体41を架設位置に配置することができるようになっている。さらに、架設体41をヒンジ部42を中心に上又は下方へ移動させて係合突起44と係合溝43との係合を解除することにより架設体41を開放位置に配置することができるようになっている。
【0061】
このとき、係合突起44と係合溝43との係合により、架設体41を架設位置に固定することができ、その固定状態にある架設体41によりケーブル14の配線貫通部15側からボックス本体12の開口側への抜け出しを確実に防止することができる。
【0062】
・ 図10に示す配線用ボックス11を使用してもよい。この配線用ボックス11は少なくとも1つの連通部16において、相対向する内側面の一方に架設部としての架設体41の基端部を一体形成するとともに、その基端部にヒンジ部42を形成して、架設体41をボックス本体12の前後方向(図10では上下方向)へ移動可能に形成する。また、他方の内側面に係合溝43を形成する。さらに、架設体41の先端部に架設体41の幅方向に延びる切り欠き溝41cを形成し、その切り欠き溝41cより先端側に係合溝43に係合可能な固定手段としての係合突起44を形成する。
【0063】
そして、係合突起44を係合溝43に係合することにより、連通部16の相対向する内側面間に架設体41を架設することができるとともに、架設体41を架設位置に配置することができるようになっている。係合突起44と係合溝43との係合により、架設体41を架設位置に固定することができ、その固定状態にある架設体41によりケーブル14の配線貫通部15側からボックス本体12の開口側への抜け出しを確実に防止することができる。さらに、切り欠き溝41c分だけ係合突起44を内方へ移動させて係合突起44と係合溝43との係合を解除し、架設体41を前方(図10では下方)へ移動することにより架設体41を開放位置に配置することができる。
【0064】
・ 実施形態において、架設片17の厚みを上側壁20及び下側壁21の厚みと同じに形成してもよく、上側壁20及び下側壁21の厚みより厚く形成してもよい。架設片17の両端部の長さを同じに形成してもよい。
【0065】
・ 配線用ボックス11において、少なくともボックス本体12及び架設片17を金属材料により形成し、架設片17の架設状態を解除したとき、架設片17が変形しないように形成してもよい。
【0066】
・ 実施形態のボックス本体12において、左側壁22及び右側壁23の少なくとも一方に連通部16、配線貫通部15及び架設片17を設けてもよい。また、上側壁20及び下側壁21のいずれか一方に連通部16、配線貫通部15及び架設片17を設けてもよい。
【0067】
・ 合成樹脂材料製のボックス本体12において、架設片17をゴム材料により形成し、架設片17を切断して弾性変形可能な弾性片を形成してもよい。
・ 実施形態において、架設片17の一端側を切断して可動片28を形成したが、架設片17の他端側、中間部等の任意の位置をボックス本体12の開口側と配線貫通部15側との間に亘って切断し、その切断された架設片17により可動片28を形成してもよい。
【0068】
さらに、前記実施形態より把握できる技術的思想について以下に記載する。
・ 前記可動片は配線貫通部を閉鎖する閉鎖位置と、ボックス本体の開口側から連通部を通過した配線貫通部へのケーブルの貫通配線を可能とする開放位置との間を移動可能に設けられている請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の配線用ボックス。このように構成した場合、可動片によりケーブルのボックス本体外への抜け出し規制機能と、ケーブルの配線貫通部への配線許容機能とを発揮させることができ、それぞれの機能を有する部材を別々にボックス本体に設ける場合と異なりボックス本体の構成を簡素化することができる。
【0069】
・ 前記架設部は連通部の相対向する内側面間をスライド移動可能に設けられている請求項4又は請求項5に記載の配線用ボックス。このように構成した場合、架設部の架設位置と開放位置との間の移動を安定した状態で正確に行うことができる。
【0070】
・ 前記架設部はボックス本体とは別体形成されている請求項4又は請求項5に記載の配線用ボックス。
【0071】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明によれば、次のような効果を奏する。
請求項1に記載の発明の配線用ボックスによれば、ボックス本体内へのケーブルの配線作業を容易に行うことができる。
【0072】
加えて、未使用時には架設部によりボックス本体の変形等を防止することができ、使用時には可動片の移動によりケーブルのボックス本体内への配線作業を容易に行うことができる。
【0073】
請求項2に記載の発明の配線用ボックスによれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、ボックス本体からケーブルが勢いよく飛び出て、ボックス本体前面に形成された壁にケーブルが勢いよく当たってその壁が損傷を受けるのを防止することができる。
【0074】
請求項3に記載の発明の配線用ボックスによれば、請求項1又は請求項2に記載の発明の効果に加えて、工具を使用して架設部の切断作業を容易に行うことができ、ケーブルの配線作業の効率を向上させることができる。
【0075】
請求項4に記載の発明の配線用ボックスによれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、架設部によりケーブルのボックス本体外への抜け出し規制機能と、ケーブルの配線貫通部への配線許容機能とを発揮させることができ、それぞれの機能を有する部材を別々にボックス本体に設ける場合と異なりボックス本体の構成を簡素化することができる。
【0076】
請求項5に記載の発明の配線用ボックスによれば、請求項4に記載の発明の効果に加えて、配線貫通部からボックス本体の開口側へのケーブルの抜け出しを確実に防止することができる。
【0077】
請求項6に記載の発明の配線用ボックスによれば、請求項5に記載の発明の効果に加えて、配線貫通部からボックス本体の開口側へのケーブルの抜け出しを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態の配線用ボックスを示す斜視図。
【図2】 実施形態の配線用ボックスを示す平面図。
【図3】 配線用ボックスに可動片を形成した状態を示す部分正面図。
【図4】 配線用ボックスにケーブルを貫通配線したを示す部分正面図。
【図5】 可動片を閉鎖位置に配置した状態を示す部分正面図。
【図6】 配線用ボックスに配線器具を取り付ける状態を示す分解斜視図。
【図7】 配線用ボックスにケーブルを収容する状態の斜視図。
【図8】 別例の架設体を示す底面図。
【図9】 別例の架設体を示す部分斜視図。
【図10】 別例の架設体を示す平面図。
【符号の説明】
11…配線用ボックス、12…ボックス本体、13…周壁、14…ケーブル、15…配線貫通部、16…連通部、17…架設部としての架設片、28…可動片、41…架設部としての架設体、41d…固定手段を構成する係合片、42…ヒンジ部、44…固定手段を構成する係合突起。
Claims (6)
- 前面に開口を有する有底箱状に形成されたボックス本体よりなり、そのボックス本体は、同ボックス本体内にケーブルを配線可能とすべく当該ボックス本体の周壁にケーブルを貫通させるための配線貫通部と、前記ボックス本体の開口側に臨むとともに、配線貫通部に連通する連通部と、前記配線貫通部を閉鎖すべく前記連通部の相対向する内側面間に架設された架設部とを備え、前記架設部による連通部の相対向する内側面間の架設状態を解除することにより、ボックス本体の開口側から連通部を介した配線貫通部へのケーブルの貫通配線を可能とする配線用ボックスにおいて、
前記架設部は、前記周壁に一体形成され、ボックス本体の開口側と配線貫通部側との間に亘って架設部を切断することにより前記架設状態を解除可能に形成されるとともに、その切断された架設部により移動可能な可動片を形成可能に設けられ、同可動片の移動により連通部を開放してボックス本体の開口側から連通部を通過した配線貫通部へのケーブルの貫通配線を可能とする配線用ボックス。 - 前記可動片は、配線貫通部へのケーブルの貫通配線方向へ変形可能に形成され、配線貫通部からボックス本体の開口側方向へ変形不能に形成されている請求項1に記載の配線用ボックス。
- 前記架設部はその厚みが周壁の厚みより薄い板状に形成されている請求項1又は請求項2に記載の配線用ボックス。
- 前記架設部は配線貫通部を閉鎖する架設位置と、ボックス本体の開口側から連通部を通過した配線貫通部へのケーブルの貫通配線を可能とする開放位置との間を移動可能に設けられている請求項1に記載の配線用ボックス。
- 前記架設部は前記架設位置において、配線貫通部内へ貫通配線されたケーブルの配線貫通部からボックス本体の開口側への抜け出しを規制すべく架設部を架設位置に固定する固定手段を備えている請求項4に記載の配線用ボックス。
- 前記架設部は基端部がヒンジ部により前記周壁に固定され、先端部に前記固定手段を備えている請求項5に記載の配線用ボックス。
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