JP4584199B2 - データ転送システム - Google Patents

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本発明は、IC間用双方向シリアルバスを扱ったデータ転送システムに係わり、特に動作電圧の異なるデバイス間でデータを確実に転送できるようにしたデータ転送システムに関する
I2C(Inter-Integrated Circuit)バスは、2線式のシンプルなバスとして、複数のIC(Integrated Circuit)間の相互データ転送や制御に広く使用されている(たとえば特許文献1参照)。
図6は、5V電源デバイスと3.3V電源デバイスを接続する従来から用いられたI2Cバス回路の一例を表わしたものである。このI2Cバス回路100は、5V電源デバイス101と3.3V電源デバイス102とをSDA(Serial Data Link)103およびSCL(Serial Clock Line)104の2線で接続した構成となっている。そして、5V電源デバイス101と3.3V電源デバイス102のうちの一方がマスタとなり、他方がスレーブとなって、これらの間でデータの転送を行うようになっている。
このI2Cバス回路100では、5V電源デバイス101のSDA端子(SDA)に接続されたSDA1031が、5Vの電源に一端を接続したプルアップ抵抗105の他端に接続されている。また、3.3V電源デバイス102のSDA端子(SDA)に接続されたSDA1032は、3.3Vの電源に一端を接続したプルアップ抵抗106の他端に接続されている。SDA1031には、第1のFET(Field-Effect Transistor)107のドレインが、またSDA1032には、この第1のFET107のソースが接続されている。第1のFET107のゲートは、プルアップ抵抗106の3.3Vの電源側に接続されている。
同様に、5V電源デバイス101のSCL端子(SCL)に接続されたSCL1041は、5Vの電源に一端を接続したプルアップ抵抗108の他端に接続されている。また、3.3V電源デバイス102のSCL端子(SCL)に接続されたSCL1042は、3.3Vの電源に一端を接続したプルアップ抵抗109の他端に接続されている。SCL1041には、この第2のFET110のドレインが、またSCL1042には、第2のFET110のソースが接続されている。第2のFET110のゲートは、プルアップ抵抗109の3.3Vの電源側に接続されている。
I2Cバス回路100は、このような回路構成により、5V電源系と3.3V電源系とが第1および第2のFET107、110で電圧レベルを変換して、I2C通信を可能にしている。具体的には、たとえば5V電源デバイス101のSDA端子(SDA)がL(ロー)レベルに変化すると、第1のFET107に存在する寄生ダイオード(図示せず)によって、プルアップ抵抗106から第1のFET107のソース、第1のFET107のドレインに電流が流れ、これによって3.3V電源デバイス102のSDA端子(SDA)がLレベルに変化する。ここで、寄生ダイオードは、そのカソードがドレイン側に、またアノードがソース側に接続されているような特性を持っている。第2のFET110についても同様の寄生ダイオードが存在する。
図7は、I2Cバス回路におけるSCLとSDAの信号の立ち下がりの関係を示したものである。同図(a)は、通常、マスタ側が送出するクロック信号としてのSCL104を表わしている。また、同図(b)は、マスタ側あるいはスレーブ側が送出するシリアルデータとしてのSDA103の信号変化を表わしている。I2Cの仕様では、SCL104がLレベルのとき、SDA103はその信号レベルの変更が許される。SCL104がHレベルのときSDA103はその信号レベルを保持する必要がある。
SCL104がLレベルに変化してからSDA103の値が変更されるまでの時間は、データホールド時間THDと呼ばれている。SDA103の値の変更を可能にするため、データホールド時間THDは0秒以上の長さの時間とする必要がある。図6に示したI2Cバス回路100では、3.3V電源デバイス102がマスタであるとすると、この3.3V電源デバイス102は、SDA立ち下がり信号を出力する際に、SCL104のLレベルをSDA103に時間的に先行して立ち下げるようにしている。
特表2004−515144(第0001段落)
ところが、図6に示す従来のI2Cバス回路100では、第1および第2のFET107、110でHレベルからLレベルに電位が低下する際の遅延時間によって、データホールド時間THDが実際にはマイナスとなってしまう場合があった。このような場合には、5V電源デバイス101と3.3V電源デバイス102の間で正常なI2C通信を行うことができなくなる。
図8は、データホールド時間THDがマイナスとなる場合を説明するためのものである。同図(a)は、クロック信号としてのSCL104の立ち下がり時の信号変化を表わしており、同図(b)はシリアルデータとしてのSDA103の立ち下がり時の信号変化を表わしている。
SCL104は、SDA103に先行して時刻t1から立ち下がりが開始する。一般的な5V電源デバイスの場合、Hレベルから電位が低下してLレベルが確定する電位は1.5Vであり、この間の遅延時間はτ1である。これに対して、SDA103は時刻t1よりも後の時刻t2から立ち下がりが開始するが、Hレベルでなくなる電位は一般的な5V電源デバイスの場合、3.5Vであり、これまでの遅延時間はτ2である。このような場合、SDA103が3.5Vまで低下する時刻t3は、この図8に示すようにSCL104が1.5Vまで電位が低下する時刻t4よりも早くなる場合がある。
この図8に示した例の場合、図6に示す第1および第2のFET107、110の電圧変換によって生じるデータホールド時間THDは、SDA103の方が時間的に先行する結果としてマイナスとなる。データホールド時間THD1がマイナスになると、SDA103の信号レベルが変更される時間がなくなり、I2C通信を行うために定められた規格外の状態となって、正常な通信を行うことができなくなる。
そこで本発明の目的は、論理レベルのHレベルとLレベルの電圧の差が異なるデバイス間でクロック信号に合わせてデータの転送を確実に行うことのできるデータ転送システムを得ることを目的とする。
本発明では、(イ)クロック転送用端子とデータ転送用端子を備えた第1のデバイスと、(ロ)同じくクロック転送用端子とデータ転送用端子を備え、これらの端子に現われる論理レベルのHレベルとLレベルの電圧の差が前記した第1のデバイスのそれよりも低い電圧となる第2のデバイスと、(ハ)前記した第1のデバイス側のHレベルに対応する電源に一端を接続し他端を前記した第1のデバイスのクロック転送用端子に接続したクロック側第1のプルアップ抵抗と、前記した第2のデバイス側のHレベルに対応する電源に一端を接続し他端を前記した第2のデバイスのクロック転送用端子に接続したクロック側第2のプルアップ抵抗と、前記した第1のデバイスのクロック転送用端子と前記した第2のデバイスのクロック転送用端子の間をオン・オフするクロック側スイッチ手段によって構成されており、前記した第1のデバイスと第2のデバイスの前記したクロック転送用端子に現われる論理レベルに対応した電圧の変化によってこれらのデバイスの間でクロック信号を転送するとき、それぞれのデバイスのクロック転送用端子の間でそれぞれの論理レベルに対応した電圧の変換を行うクロック転送用電圧変換手段と、(ニ)前記した第1のデバイス側のHレベルに対応する電源に一端を接続し他端を前記した第1のデバイスのデータ転送用端子に接続したデータ側第1のプルアップ抵抗と、前記した第2のデバイス側のHレベルに対応する電源に一端を接続し他端を前記した第2のデバイスのデータ転送用端子に接続したデータ側第2のプルアップ抵抗と、前記した第1のデバイスのデータ転送用端子と前記した第2のデバイスのデータ転送用端子の間をオン・オフするデータ側スイッチ手段とによって構成されており前記した第1のデバイスと第2のデバイスの前記したデータ転送用端子に現われる論理レベルに対応した電圧の変化によってこれらのデバイスの間でデータを転送するとき、それぞれのデバイスのデータ転送用端子の間でそれぞれの論理レベルに対応した電圧の変換を行うデータ転送用電圧変換手段と、(ホ)HレベルからLレベルに論理レベルが変化したとき、Hレベルに対応する電圧を所定の時定数で低下させる時定数手段と、この時定数手段により低下する電圧が所定の電圧以下となったとき前記したデータ側スイッチ手段をオフからオンに変化させるスイッチ制御手段から構成され、前記した第2のデバイス側のデータ転送用端子に論理レベルがHレベルからLレベルに変化する電圧変化が現われたとき、前記したデータ転送用電圧変換手段の変換を予め定めた時間(正の時間)だけ遅延させる遅延手段とをデータ転送システムが具備する。
以上説明したように本発明によれば、HレベルとLレベルの電圧の差が異なるデバイス間でデータの転送を行うとき、電圧の差が小さい第2のデバイスからLレベルに立ち下がる信号が出力されたときデータの転送時の電圧の変換を直ちには行わず、所定の正の遅延時間だけ遅延させることにした。このため、簡単な処理で第2のデバイスから第1のデバイスへのデータの転送を確実に行うことができる。
以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例におけるI2Cバス回路を表わしたものである。本実施例のI2Cバス回路200は、5V電源デバイス201と3.3V電源デバイス202とをSDA203およびSCL204の2線で接続した構成となっている。このうち、5V電源デバイス201のSDA端子(SDA)に接続されたSDA2031は、5Vの電源に一端を接続したプルアップ抵抗205の他端に接続されている。また、3.3V電源デバイス202のSDA端子(SDA)に接続されたSDA2032は、3.3Vの電源に一端を接続したプルアップ抵抗206の他端に接続されている。SDA2031には、第1のFET(Field-Effect Transistor)207のドレインが、またSDA2032には、この第1のFET207のソースが接続されている。また、第1のFET207のゲートは、インバータ208の出力側に接続されている。インバータ208の入力側は抵抗209を介して3.3V電源デバイス202のSDA端子(SDA)に接続されると共に、コンデンサ211を介して接地されている。
5V電源デバイス201のSCL端子(SCL)に接続されたSCL2041は、5Vの電源に一端を接続したプルアップ抵抗212の他端に接続されている。また、3.3V電源デバイス202のSCL端子(SCL)に接続されたSCL2042は、3.3Vの電源に一端を接続したプルアップ抵抗213の他端に接続されている。SCL2041には、第2のFET214のドレインが、またSCL2042には、この第2のFET214のソースが接続されている。第2のFET214のゲートは、プルアップ抵抗213の3.3Vの電源側に接続されている。I2Cバス回路200は、このような回路構成により、5V電源系と3.3V電源系とが第1および第2のFET207、214で電圧レベルを変換して、I2C通信を行うようになっている。
図2は、このような正常なI2C通信を確保するために、図1で図6に対して追加した回路部分としての遅延回路の動作のタイミングを具体的に表わしたものである。図1と共に説明する。同図(a)に示すように時刻t2に3.3V電源デバイス202のSDA端子(SDA)の電位がLレベルに変化したとする。この時点までに遅延回路を構成するコンデンサ211には抵抗209を介して電荷が蓄積されている。そこで、3.3V電源デバイス202のSDA端子(SDA)の電位がLレベルに変化した時点から、コンデンサ211に蓄積された電荷は、抵抗209を介して徐々に放電する。この結果、同図(b)に示すようにインバータ208の入力側の電位が、コンデンサ211と抵抗209で定まる時定数で次第に低下していく。インバータ208は、入力電圧を整形して、入力電圧がHレベルのときはLレベルに反転させ、Lレベルの時にはHレベルに反転させる。
したがって、インバータ208の入力側の電位がHレベルからLレベルに変化すると、この時刻t6に、図2(c)に示すようにインバータ208の出力がLレベルからHレベルに変化する。第1のFET207のゲートに印加されたこの電圧により、ドレインとソース間が導通する。この結果、図2(d)に示すように、Hレベルに保持されていた5V電源デバイス201のSDA端子(SDA)がLレベルに変化する。
図3は、図8に対応するもので、本実施例のI2Cバス回路におけるSCLとSDAのタイミングを表わしたものである。図3(a)はクロック信号としてのSCL204の電位の変化を表わしており、時刻t1から時間τ1が経過した時刻t4に、HレベルがLレベルに立ち下がる。この変化は、図8(a)と同一である。
一方、図3(b)は、シリアルデータとしてのSDA2031の信号変化を表わしている。SDA2031は、時刻t1より後の時刻t2より立ち下がりを開始するはずのところ、図1で追加した遅延回路による遅延D1によって、時刻t4よりも後の時刻t5まで、実質的に立ち下がりの開始が遅延される。この結果、時刻t5以後の時刻t6にSDA203がその電位をたとえば3.5Vに変化させてLレベルになったとすると、データホールド時間THD2は常にプラスとなる。これにより、3.3V電源デバイス202のSDA端子(SDA)が、SCL204の論理変化に引き続いてLレベルに変化する際にも、5V電源デバイス201のSDA端子(SDA)に電位の変化が遅延されて伝達され、正常なI2C通信が確保されることになる。
このように本実施例では、3.3V電源デバイス202からの立下がり出力を5V電源デバイス201に対して遅延させることができる。また、このようにSDA信号が遅延することによって、データホールド時間をプラス側に増長することで、これがマイナスになるのを防止することができる。更に、実施例では遅延時間を長く採っても、波形の立ち下がり特性としてのスルーレートに影響を与えない。
更に、本実施例のI2Cバス回路200では、5V電源デバイス201から3.3V電源デバイス202への信号の立ち下がり、および、いずれかの電源デバイスからの信号の立ち上がりに対しては遅延を生じさせない。
<発明の変形例>
図4は、本発明の変形例におけるI2Cバス回路の回路図である。図4で図1と同一部分には同一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略する。この変形例のI2Cバス回路200Aでは、第1のFET207の代わりに、SDA2031およびSDA2032の間にトランジスタ301およびダイオード302を並列接続している。トランジスタ301のコレクタはSDA2031と、エミッタはSDA2032と接続しており、ベースとインバータ208の間には抵抗303を接続している。ダイオード302は、そのアノードをトランジスタ301のエミッタ側に接続し、カソードをコレクタ側に接続している。
図1に示した第1のFET207の内部には寄生ダイオードが存在し、図6で説明したと同様に先の実施例ではこれを利用して、5V電源デバイス201のSDA端子(SDA)がHレベルからLレベルに立ち下がったときの3.3V電源デバイス202のSDA端子(SDA)のHレベルからLレベルへの変換を行っている。変形例のI2Cバス回路200Aでは、トランジスタ301に寄生ダイオードが存在しないため、同様の作用を行うダイオード302を新たに接続している。
この変形例のI2Cバス回路200Aでは、インバータ208の入力の電位が下がって、ある時点でその出力がHレベルに変化すると、トランジスタ301が導通する。これにより、先の実施例で第1のFET207(図1)が導通した場合と同様に5V電源デバイス201のSDA端子(SDA)がHレベルからLレベルに変化することになる。
以上説明した図4に示した変形例によれば、FETを使用せずに同等の回路を構成することができる。したがって、異なった部品を選択できるという点で、コスト、納期、供給量に関して部品選択の自由度が増加するという利点がある。
なお、以上説明した実施例および変形例では、5V電源デバイス201と3.3V電源デバイス202を組み合わせたI2Cバス回路について説明したが、電源電圧が2.5V、1.5V等のこれ以外の電圧を使用したり、5Vと3.3V以外のデバイスの組み合わせであってもよいことは当然である。
また、実施例および変形例では、ハードウェアのみを使用してデータ信号の伝達のタイミングの調整を行ったが、少なくとも一部にソフトウェアを使用して同様の処理を実現させることも可能である。
図5は、処理ステップの概要を表わしたものである。なお、ここでは図1における5V電源デバイス201のような2値の論理レベルに対応する電圧の差が大きい方のデバイスを第1のデバイスとし、それ以外のデバイスを第2のデバイスと呼ぶことにする。
まず、SCL端子(SCL)がHレベルからLレベルに変化した状態で、第2のデバイスのSDA端子(SDA)がHレベルからLレベルに変化する時点の検出を待機する(ステップS401)。第2のデバイスのSDA端子(SDA)がHレベルからLレベルに変化したら(Y)、予め定めた遅延時間の測定が行われる(ステップS402)。遅延時間は、図3より遅延D1に相当する予め設定した時間である。遅延時間の測定が終了したら、SDA端子(SDA)のうちのSDA端子Lレベル変化検出ステップで検出された以外のSDA端子としての第1のデバイスのSDA端子(SDA)をHレベルからLレベルに変化させる(ステップS403)。
このような処理は、CPU(Central Processing Unit;中央演算処理ユニット)を用いて行うことができる。CPUは第1および第2のデバイス以外のデバイスに配置されたものを使用してもよいし、第2のデバイス内のCPUを使用するようにしてもよい。
本発明の一実施例におけるI2Cバス回路を表わした回路図である。 本実施例での遅延回路の動作のタイミングを表わしたタイミング図である。 本実施例のI2Cバス回路におけるSCLとSDAのタイミングを表わした説明図である。 本発明の変形例におけるI2Cバス回路の回路図である。 本発明のI2Cバス回路の処理の流れ図である。 5V電源デバイスと3.3V電源デバイスを接続する従来から用いられたI2Cバス回路の一例を表わした回路図である。 図6に示したI2Cバス回路におけるSCLとSDAの信号の立ち下がりのタイミング図である。 図6に示したI2Cバス回路でデータホールド時間THDがマイナスとなる場合を示した説明図である。
符号の説明
200、200A I2Cバス回路
201 5V電源デバイス
202 3.3V電源デバイス
203 SDA
204 SCL
205、206、212、213 プルアップ抵抗
207 第1のFET
208 インバータ
209、303 抵抗
211 コンデンサ
214 第2のFET
301 トランジスタ
302 ダイオード
SCL SCL端子
SDA SDA端子

Claims (3)

  1. クロック転送用端子とデータ転送用端子を備えた第1のデバイスと、
    同じくクロック転送用端子とデータ転送用端子を備え、これらの端子に現われる論理レベルのHレベルとLレベルの電圧の差が前記第1のデバイスのそれよりも低い電圧となる第2のデバイスと、
    前記第1のデバイス側のHレベルに対応する電源に一端を接続し他端を前記第1のデバイスのクロック転送用端子に接続したクロック側第1のプルアップ抵抗と、前記第2のデバイス側のHレベルに対応する電源に一端を接続し他端を前記第2のデバイスのクロック転送用端子に接続したクロック側第2のプルアップ抵抗と、前記第1のデバイスのクロック転送用端子と前記第2のデバイスのクロック転送用端子の間をオン・オフするクロック側スイッチ手段によって構成されており、前記第1のデバイスと第2のデバイスの前記クロック転送用端子に現われる論理レベルに対応した電圧の変化によってこれらのデバイスの間でクロック信号を転送するとき、それぞれのデバイスのクロック転送用端子の間でそれぞれの論理レベルに対応した電圧の変換を行うクロック転送用電圧変換手段と、
    前記第1のデバイス側のHレベルに対応する電源に一端を接続し他端を前記第1のデバイスのデータ転送用端子に接続したデータ側第1のプルアップ抵抗と、前記第2のデバイス側のHレベルに対応する電源に一端を接続し他端を前記第2のデバイスのデータ転送用端子に接続したデータ側第2のプルアップ抵抗と、前記第1のデバイスのデータ転送用端子と前記第2のデバイスのデータ転送用端子の間をオン・オフするデータ側スイッチ手段とによって構成されており、前記第1のデバイスと第2のデバイスの前記データ転送用端子に現われる論理レベルに対応した電圧の変化によってこれらのデバイスの間でデータを転送するとき、それぞれのデバイスのデータ転送用端子の間でそれぞれの論理レベルに対応した電圧の変換を行うデータ転送用電圧変換手段と、
    HレベルからLレベルに論理レベルが変化したとき、Hレベルに対応する電圧を所定の時定数で低下させる時定数手段と、この時定数手段により低下する電圧が所定の電圧以下となったとき前記データ側スイッチ手段をオフからオンに変化させるスイッチ制御手段から構成され、前記第2のデバイス側のデータ転送用端子に論理レベルがHレベルからLレベルに変化する電圧変化が現われたとき、前記データ転送用電圧変換手段の変換を予め定めた時間だけ遅延させる遅延手段
    とを具備することを特徴とするデータ転送システム。
  2. 前記データ側スイッチ手段は電界効果トランジスタによって構成されており、この電界効果トランジスタのソースが前記第2のデバイスのデータ転送用端子に接続されていることを特徴とする請求項1記載のデータ転送システム。
  3. 前記データ側スイッチ手段はスイッチング用のトランジスタによって構成されていることを特徴とする請求項1記載のデータ転送システム。
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